JPH10233140A - 操作釦機構 - Google Patents

操作釦機構

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JPH10233140A
JPH10233140A JP3587197A JP3587197A JPH10233140A JP H10233140 A JPH10233140 A JP H10233140A JP 3587197 A JP3587197 A JP 3587197A JP 3587197 A JP3587197 A JP 3587197A JP H10233140 A JPH10233140 A JP H10233140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
button
switch
operation button
bonded
Prior art date
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Pending
Application number
JP3587197A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Morishita
征紀 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3587197A priority Critical patent/JPH10233140A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省スペースでかつ自由なデザインの釦形状を
満たす操作釦を提供する。 【解決手段】 使用者が押圧操作するキートップ部側
は、形状が自由に作れるUV硬化樹脂で構成された部分
5に透明シート6を貼り合わせ、同様にスイッチ面側
も、スイッチを押す突起をUV硬化樹脂で構成した部分
11に透明シート10を貼り合わせて、その後、これら
の間にシート8を挟むように粘着材7,10で貼り合わ
せ、釦部を突出させるよう絞り加工を施す。弾性を有す
るUV硬化樹脂5、11、透明シート6、10、シート
8を張り付けたものなので、適当な弾性を有し、かつ、
スイッチ側から照明することで、自照スイッチにもな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ、携
帯電話機等の電気機器に使用して有効な操作釦に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ、携帯電話機等の電
気機器においては、使用者の操作性及び個性あるデザイ
ン面を重視しつつ、携帯性でますます小型化が要求され
ている。その中でも、操作釦部の小型化は、操作性・デ
ザイン面において大きなウェイトをしめている。
【0003】以下に従来の操作釦機構について図面を参
照しながら説明する。従来の操作釦は、図7に示す釦1
01のように合成樹脂で構成されていたものや、図8に
示す釦103のようにシート材を使い構成されていたも
のが使われていた。図7の釦101は筐体102にその
ヒンジ部101aで固定され、釦の下部のスイッチ基盤
105に薄板スイッチ104を設置している。薄板スイ
ッチ104は、いわゆるモーメンタリースイッチで、周
知のように金属薄板を大きな曲率の球面上に成形しそれ
自体が弾性を有しており、押圧しているときのみスイッ
チが投入され、押圧を解くとスイッチが切れるものであ
る。そのため、釦101から手を離すと、ヒンジ部10
1aの合成樹脂の弾性と薄板スイッチの弾性により、釦
は元の状態に復元する。また、図8の釦103はシート
材の下に前述した薄板スイッチ104を構成したもので
ある。この場合も、押しているときのみスイッチが入
り、釦103にかかる押圧力が無くなると、薄板スイッ
チ104の弾性により復元する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、図7の釦101の場合のように成形樹脂
を使用していた為、適当な肉厚がないと釦が成形できな
いという問題を有していた。また、釦の機能を満足させ
るには、図7の釦101のヒンジ部101aが必要とな
り、結果的に平面的なスペースが必要になり小型化を阻
害する要因となっていた。
【0005】小型化を満たすため、図8の釦103のよ
うにシート材を使えばスペースを有効に使えるが、デザ
イン上、自由な形状が作られないというという問題点を
有していた。本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めのもので、省スペースでかつ自由な形状を満たす操作
釦を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の操作釦機構は、透明シート上に紫外線(Ult
ra Violet、以下UVと略す)硬化樹脂で釦を成形した
第1シートユニットと、第1シートユニットの釦の位置
に対応して、透明シート上にUV硬化樹脂で突起を成形
した第2シートユニットと、第1シートユニットの釦成
形面の逆の面と第2シートユニットの突起成形面の逆の
面とに狭着して貼り合わされるシートとを有するもので
ある。
【0007】この構成によって、本来UV硬化樹脂の有
する特徴である、透光性、弾性、容易な加工性により、
省スペースと釦形状のデザインの自由さを満たす操作釦
機構を提供する事ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、透明シート上にUV硬化樹脂で釦を成形した第1シ
ートユニットと、第1シートユニットの釦の位置に対応
して、透明シート上にUV硬化樹脂で突起を成形した第
2シートユニットと、第1シートユニットの釦成形面の
逆の面と第2シートユニットの突起成形面の逆の面とに
狭着して貼り合わされる第3のシートとを有する操作釦
機構であって、請求項2に記載の発明は、第3のシート
は透光性を有することを特徴とし、請求項3に記載の発
明は、釦部を突出させたことを特徴とし、請求項4に記
載の発明は、第2シートユニット側の釦部周辺に発光手
段を有することを特徴とするものである。
【0009】この構成によって、UV硬化樹脂、透光シ
ート、シートは、適当に伸縮するため、ヒンジ効果も兼
ね備え、スペースと形状の自由さを満たしかつ自由に色
調が調整できる操作釦機構を提供する事ができる。ま
た、シートとして透光シートを使い、裏面より光源をあ
てることで操作釦を光らせるものである。以下に本発明
の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
【0010】(実施の形態1)図1は本発明の操作釦機
構を用いた電気機器の例として液晶モニター付きビデオ
ムービーカメラに採用した場合の正面図、図2は本発明
の操作釦機構の断面図、図3は正面図、図4は裏面図で
ある。図2において、操作釦機構の使用者が押圧操作す
るキートップ部側は、形状が自由に作れる紫外線(Ult
ra Violet、以下UVと略す)硬化樹脂で構成された本
体部分に約50ミクロンの透明シートを貼り合わせたも
のを作り、第1シートユニットとする。スイッチ面側
も、スイッチを押す突起をUV硬化樹脂で構成した本体
部分に約50ミクロンの透明シートを貼り合わせたもの
を作り、第2シートユニットとする。これらの第1,第
2シートユニットはその樹脂成型時に紫外線がまんべん
なく照射されるよう透明シート上に成形され、かつUV
硬化樹脂そのものも硬化促進のため透光性を有してい
る。その後、第1シートユニット、第2シートユニット
の間に第3のシートを挟むように粘着材で貼り合わせ、
釦周辺を突出させるよう絞り加工を施している。
【0011】このように、操作釦1は、筐体2に固定す
るための両面テープ4とUV硬化樹脂5、透明シート
6、粘着材7、シート8、粘着材9、透明シート10、
UV硬化樹脂11、スイッチ基盤15に固定するための
両面テープ14で構成されている。以上のように構成さ
れた操作釦についてその動作を図2、図5を用いて説明
する。操作釦1のキートップ部のUV硬化樹脂を指で押
すと、UV硬化樹脂・粘着材・透明シート・シートは適
当に伸縮するため、スイッチ基盤15の配置されている
薄板スイッチ16を押し下げる。これにより、スイッチ
が操作される。指を離すと、UV硬化樹脂・粘着材・透
明シート・シートは弾性を有しているので薄板スイッチ
16の弾性とも加わって元の状態に復元する。
【0012】なお、実施の形態1において、シート8を
着色したものを使うことで、操作釦1を色づけしたよう
に見せることもでき、又シート8をその釦の対応部分に
異なる色に着色することで、複数の釦をそれぞれ異なる
色づけに見せるようにすることもできる。 (実施の形態2)以下に本発明の実施の形態2につい
て、図6を用いて説明する。
【0013】操作釦1は、筐体2に固定するための両面
テープ4とUV硬化樹脂5、透明シート6、粘着材7、
透明シート17、粘着材9、透明シート10、UV硬化
樹脂11、スイッチ基盤15に固定するための両面テー
プ14で構成されている。スイッチ基盤15に配置され
ているスイッチ18は発光ダイオード(以下LEDと略
す)が設けられており、スイッチが入ると点灯するよう
構成されている。点灯したLEDは、UV硬化樹脂・粘
着材・透明シートを通過し、その結果操作釦1が光って
見える。
【0014】なお、実施の形態2において、透明シート
を採用したが、透光性のある着色シートを使用すること
により、より高い認識度を有するという効果が得られ
る。また、実施の形態2において、発光手段としてLE
Dを使用したが、小型電球、ネオン管、エレクトロルミ
ネセンス(EL)素子等でもかまわないし、小型蛍光灯
と導光板の組み合わせ等でも良い。
【0015】さらに、前述した実施の形態においては、
釦の形状をすべて円形にしたが、必ずしもこれに限ら
ず、長方形状でもかまわない。また釦断面も台形状に限
るものでもなく、球面状にしても良いし、上部に文字、
点字等を凹状あるいは凸状に刻印したようなものでも良
い。また、スイッチとして厚み方向でもっとも効果があ
る薄板スイッチを例示したが、これに限るものでもな
く、通常のモーメンタリスイッチでもかまわないことは
いうまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は省スペースでかつ
自由な形状を満たす操作釦を提供することができるとい
う優れた効果が得られる。また、操作釦を光らせること
ができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における操作釦機構を使用
した電気機器の正面図
【図2】(a)本発明の実施の形態1における操作釦機
構の断面図 (b)同、拡大断面図
【図3】同、正面図
【図4】同、裏面図
【図5】同、動作説明のための拡大断面図
【図6】(a)本発明の実施の形態2における操作釦機
構の断面図 (b)同、拡大図
【図7】(a)従来の操作釦機構の部分正面図 (b)同、断面図
【図8】(a)従来の操作釦機構の正面図 (b)同、断面図
【符号の説明】
1 操作釦 2 筐体 3 液晶モニター 4 両面テープ 5 UV硬化樹脂 6 透明シート 7 粘着剤 8 シート 9 粘着剤 10 透明シート 11 UV硬化樹脂 14 両面テープ 15 スイッチ基盤 16 薄板スイッチ 17 透明シート 18 LED付きスイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明シート上にUV硬化樹脂で釦を成形
    した第1シートユニットと、前記第1シートユニットの
    釦の位置に対応して、透明シート上にUV硬化樹脂で突
    起を成形した第2シートユニットと、前記第1シートユ
    ニットの釦成形面の逆の面と前記第2シートユニットの
    突起成形面の逆の面とに狭着して貼り合わされる第3の
    シートとを備える操作釦機構。
  2. 【請求項2】 第3のシートは透光性を有することを特
    徴とする請求項1記載の操作釦機構。
  3. 【請求項3】 釦部を突出させたことを特徴とする請求
    項1あるいは請求項2記載の操作釦機構。
  4. 【請求項4】 第2シートユニット側の釦部周辺に発光
    手段を有することを特徴とする請求項2あるいは請求項
    3記載の操作釦機構。
JP3587197A 1997-02-20 1997-02-20 操作釦機構 Pending JPH10233140A (ja)

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JP3587197A JPH10233140A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 操作釦機構

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JP3587197A JPH10233140A (ja) 1997-02-20 1997-02-20 操作釦機構

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007073463A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Shin Etsu Polymer Co Ltd 押釦スイッチ部材およびその製造方法
WO2007069354A1 (ja) * 2005-12-13 2007-06-21 Sunarrow Ltd. 照光式キーシート及び照光式キーユニット
WO2008146556A1 (ja) * 2007-05-30 2008-12-04 Sunarrow Ltd. キーベース及びキーシート

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007073463A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Shin Etsu Polymer Co Ltd 押釦スイッチ部材およびその製造方法
WO2007069354A1 (ja) * 2005-12-13 2007-06-21 Sunarrow Ltd. 照光式キーシート及び照光式キーユニット
JP2007165102A (ja) * 2005-12-13 2007-06-28 Sunarrow Ltd 照光式キーシート及び照光式キーユニット
WO2008146556A1 (ja) * 2007-05-30 2008-12-04 Sunarrow Ltd. キーベース及びキーシート

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