JPH04117850A

JPH04117850A - 電話機構造

Info

Publication number: JPH04117850A
Application number: JP23566190A
Authority: JP
Inventors: Hisamitsu Takagi; 久光高木
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1990-09-07
Filing date: 1990-09-07
Publication date: 1992-04-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】イＩＩＬ　　　要携帯電話機、コードレス電話機等の電話機構造に関し、スイッチ部の照光化及び装置の薄型化を図った電話機構
造を提供することを目的とし、メンブレンスイッチ部と
ＬＣＤ表示部が設けられたフレキシブルプリント配線板
を電話機ケースの支持台上に取り付け、複数の凸部の設
けられたキートップシートを前記メンブレンスイッチ部
上に載置し、前記凸部が挿入される複数の穴の形成され
た透明樹脂板表面にＬ　ＣＤ表示部に対応する部分を除
いてインク被覆を形成したスイッチパネルを、前記キー
トップシート上に取り伺け、前記フレキシブルプリント
配線板のメンブレンスイッチ部に照光用のＬＥＤを設け
て、前記スイッチパネルを導光板として機能させるよう
に構成する。

産業上の利用分野本発明は携帯電話機、コードレス電話機等の電話機構造
に関する。

通信の究極的な目的は言うまでもなく、いつでも、どこ
からでも、誰にも、直ちに意思又は情報を伝え、或いは
交換できることであり、従来の固定した点相互の通信に
加えて移動通信が次第に発展してきている。移動通信は
、船舶、自動車及び航空機等の移動体（人を含む）と一
般加入電話や事務所等との間の通信及び移動体相互間の
通信であり、近年になり移動通信の一種である携帯電話
やコードレス電話が盛んに開発されている。

携帯電話機、コードレス電話機は小型化が運用上重要で
あり、またデバイスの製造技術も進歩し小型で安価な部
品が供給され、小型化が容易にできるようになってきて
いるが、人が耳に当てて使用する必要があることから人
間工学的な配慮が必要となり、小型化を阻害している面
もある。このような中で、人間工学的な配慮をしつつ、
携帯電話機、コードレス電話機の小型化を達成すること
が要望されている。また、このような電話機は夜間に照
明のない所で使用する頻度も高いので、バックライトに
よる照光機能を有する構造が必須である。

従来の技術一般的に電話機は受話部を耳に当て送話部を口に近づけ
て使用することから、携帯電話機といえども受話部と送
話部との間の距離を十分に確保する必要があり、携帯電
話機自体がある程度縦長で大きなものとなっていた。さ
らに従来の携帯電話機では、ケースとは別にバックライ
ト用導光板を設けており、またスイッチ部もシリコーン
ゴムスイッチで構成していた。

発明が解決しようとする課題従来の携帯電話機、コードレス電話機等の電話機構造で
は、上述したようにケースとは別にバックライト用導光
板を設けており、スイッチ部をシリコーンゴムで形成し
ていたため、電話機の薄型化が十分ではないという問題
があった。

本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、スイッチ部の照光化及び装置の
薄型化を図った電話機構造を提供することである。

課題を解決するだめの手段メンブレンスイッチ部とＬＣＤ表示部が設けられたフレ
キシブルプリント配線板を電話機ケースの支持台上に取
り付け、複数の凸部の設けられたキートップシートを前
記メンブレンスイッチ部上に載置する。そして、前記凸
部が挿入される複数の穴の形成された透明樹脂板表面に
ＬＣＤ表示部に対応する部分を除いてインク被覆を形成
したスイッチパネルを、前記キートップシート上に取り
＝６付ける。さらに、照光用のＬＥＤをフレキシブルプリン
ト配線板のメンブレンスイッチ部又は、電話機ケース内
に内蔵されたプリント配線板上に設けて、スイッチパネ
ルを導光板として機能させる。

望ましくは、スイッチパネルのインク被覆をフィルム転
写成形法により、モールド成形時に同時に形成するよう
にする。

作　　　用透明樹脂板表面に例えばフィルム転写成形法（インモー
ルド法）により、インク被覆を形成したため、スイッチ
パネル内部に光を通過させスインチ部全体を照光するこ
とができる。また、従来のシリコーンゴムスイッチに代
えてスイッチ部をメンフレンスイッチにより形成したた
め、電話機の薄型化・軽量化を図ることができる。

実　　施　　例以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。

主に第１図及び第３図を参照すると、２は電話機のケー
スであり、上ケース４と下ケース６とから構成される。

上ケース４にはフレキシブルプリント配線板８の支持台
４ａと、ＬＣＤ１２の支持台４ｂと、内部にイヤピース
を内蔵した受話部４Ｃが設けられている。そして、ＬＣ
Ｄ１２の支持台４ｂと受話部４Ｃとの間にフレキシブル
プリント配線板８を挿入するためのスリット５が形成さ
れている。

フレキシブルプリント配線板８はポリエステルフィルム
又はポリイミドフィルムから形成されており、メンブレ
ンスイッチ部１０には燐青銅又はステンレス鋼から形成
された複数のスイッチディスク１６が設けられている。

フレキシブルプリント配線板８にはＬＣＤ　１２が搭載
されており、ＬＣＤ１２の下側にはバックライト用のＬ
ＥＤパネル１８が設けられている。第１図に示されてい
るように、フレキンプルプリント配線板８のメンブレン
スイッチ部１０には、照光用のＬ　Ｅ　Ｄ　２０　カ複
数個設けられている。そして、フレキンプルプリント配
線板８のコネクタ１４がケース２に内蔵されたプリント
配線板２２に接続されている。特に図示しないが、プリ
ント配線板２２の上側にはロジック回路部品が搭載され
ており、その下側には送受信機を構成する電子部品が搭
載されている。

２４はスイッチディスク１６に対応する複数の凸部２４
ａの形成されたキートップシートであり、フレキシブル
プリント配線板８上に搭載される。

２６はスイッチパネルであり、キートップシート２４の
凸部２４ａが挿入される複数の穴２７の形成された透明
樹脂板表面に、ＬＣＤ　１２に対応する部分２６ａを除
いて第２図に示されるようにインク被覆２８が形成され
ている。このインク被覆２８はインモールド法（フィル
ム転写成形法）によりモールド成形時に形成されること
が望ましい。

キートップシート２４の凸部２４ａを穴２７中に挿入し
て、スイッチパネル２６は例えば超音波溶着により上ケ
ース４に取り付けられる。

次に第４図を参照してスイッチ部の詳細構造について説
明する。上ケース４にポリエステルフィルム３０が接着
されており、各々のスイッチディスク１６に対応する位
置に金属接点３２が設けられている。各スイッチディス
ク１６はもう一枚のポリエステルフィルム３６で上から
押さえ付けられており、各々のスイッチディスク１６の
間にはスペーサ３４が設けられてメンブレンスイッチ部
１０が構成されている。

キートップシート２４は凸部２４ａと接触支持部２４ｂ
とをスカート部２４Ｃで接続して構成されており、凸部
２４ａは透明樹脂から形成されたスイッチパネル２６の
穴２７中に挿入されている。

スイッチパネル２６の上面には、上述したようにインク
被覆２８が例えばインモールド法により形成されている
。キートップシート２４の凸部２４ａの下端にはアクチ
ュエータ部材３８が取り付けられており、アクチュエー
タ部材３８の先端はスイッチディスク１６に当接してい
る。

凸部２４ａを押すと、スカート部２４Ｃが撓んでアクチ
ュエータ３８がスイッチディスク１６を押し下げ、スイ
ッチディスク１６が接点３２に当接して、スイッチがオ
ンとなる。凸部２４ａから指を離すと、スイッチディス
ク１６はその弾性力により元の状態に復帰し、スイッチ
がオフとなる。

上述のように構成された携帯電話機は、夜間に照明のな
い所で使用される場合もあるが、この場合には照光用の
ＬＥＤ２０を点燈すると、透明樹脂から形成されたスイ
ッチパネル２６が導光板として機能し、スイッチ部を照
明することができるので、夜間においてもスインチ摸作
を容易に達成することができる。

上述した実施例では、照光用のＬＥＤ２０をフレキシブ
ルプリント配線板８に設けているが、この構成に代えて
照光用のＬＥＤをプリント配線板２２表面に実装するよ
うにしても良い。この場合には、メンブレンスイッチ部
１０及びＬＣＤ１２に対応する上ケース４部分を透明に
する必要があり、ＬＥＤパネル１８を省略することがで
きる。

特に図示しないが、電池パックは例えば下ケース６の下
側に取り付けられる。

発閂の効果本発明は以上詳述したように、スイッチパネルを導光板
として機能させることができるので、導光板を新たに設
けることなくスイッチ部の照光化を達成できる。さらに
、スイッチ部をメンブレンスイッチにより構成したので
、装置の薄型化・軽量化を達成できるという効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の分解断面図、第２図はスイッチパネルの拡大断面図、第３図は実施例
の分解斜視図、第４図はスイッチ部の拡大断面図である。２・・・ケース、４・・・上ケース、８・・・フレキンプルプリント配線板、１０・・・メン
ブレンスイッチ部、１２・・・ＬＣＤ、１６・・・スイッチディスク、４・・・キートップシート、２６・スイッチパネル、インク被覆。

Claims

【特許請求の範囲】１、メンブレンスイッチ部（１０）とＬＣＤ表示部（１
２）が設けられたフレキシブルプリント配線板（８）を
電話機ケース（４）の支持台上（４ａ）に取り付け、複
数の凸部（２４ａ）の設けられたキートップシート（２
４）を前記メンブレンスイッチ部（１０）上に載置し、前記凸部（２４ａ）が挿入される複数の穴（２７）の形
成された透明樹脂板表面にＬＣＤ表示部に対応する部分
（２６ａ）を除いてインク被覆（２８）を形成したスイ
ッチパネル（２６）を、前記キートップシート（２４）
上に取り付け、前記フレキシブルプリント配線板（８）のメンブレンス
イッチ部（１０）に照光用のＬＥＤ（２０）を設けて、
前記スイッチパネル（２６）を導光板として機能させた
ことを特徴とする電話機構造。２、メンブレンスイッチ部（１０）とＬＣＤ表示部（１
２）が設けられたフレキシブルプリント配線板（８）を
電話機ケース（４）の支持台上（４ａ）に取り付け、複
数の凸部（２４ａ）の設けられたキートップシート（２
４）を前記メンブレンスイッチ部（１０）上に載置し、前記凸部（２４ａ）が挿入される複数の穴（２７）の形
成された透明樹脂板表面にＬＣＤ表示部に対応する部分
（２６ａ）を除いてインク被覆（２８）を形成したスイ
ッチパネル（２６）を、前記キートップシート（２４）
上に取り付け、電話機ケース（２）内に内蔵されたプリント配線板（２
２）上に照光用のＬＥＤを設けて、前記スイッチパネル
（２６）を導光板として機能させたことを特徴とする電
話機構造。３、前記スイッチパネル（２６）のインク被
覆（２８）をフィルム転写成形法により、モールド成形
時に形成したことを特徴とする請求項１又は２記載の電
話機構造。４、前記メンブレンスイッチ部（１０）に複数のスイッ
チディスク（１６）を設け、前記キートップシート（２
４）の凸部（２４ａ）下端にアクチュエータ部材（３８
）を取り付けて、各々のアクチュエータ部材（３８）の
先端を該スイッチディスク（１６）に当接させたことを
特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の電話機構造
。