JPH10232908A - 通信装置 - Google Patents
通信装置Info
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- JPH10232908A JPH10232908A JP9052275A JP5227597A JPH10232908A JP H10232908 A JPH10232908 A JP H10232908A JP 9052275 A JP9052275 A JP 9052275A JP 5227597 A JP5227597 A JP 5227597A JP H10232908 A JPH10232908 A JP H10232908A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、不正な通信媒体が利用された場合
は、これを装置内部に回収して同媒体による悪用を完全
に阻止する不正防止機能を備えた信頼性の高いセキュリ
ティ性能を有する通信装置の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、非接触に通信する非接触媒体
を受入れる媒体受入れ手段と、この媒体受入れ手段が受
入れた非接触媒体と通信する通信手段と、この通信手段
が通信した非接触媒体の通信データを判定する判定手段
と、この判定手段の判定結果に基づいて非接触媒体を回
収または返却する回収返却手段とを備えた通信装置であ
ることを特徴とする。
は、これを装置内部に回収して同媒体による悪用を完全
に阻止する不正防止機能を備えた信頼性の高いセキュリ
ティ性能を有する通信装置の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、非接触に通信する非接触媒体
を受入れる媒体受入れ手段と、この媒体受入れ手段が受
入れた非接触媒体と通信する通信手段と、この通信手段
が通信した非接触媒体の通信データを判定する判定手段
と、この判定手段の判定結果に基づいて非接触媒体を回
収または返却する回収返却手段とを備えた通信装置であ
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、非接触ICカー
ド等の非接触媒体と非接触に通信してデータ処理する通
信装置に関し、さらに詳しくは不正な非接触媒体のとき
は、その媒体を装置内部に回収する回収機能を備えた通
信装置に関する。
ド等の非接触媒体と非接触に通信してデータ処理する通
信装置に関し、さらに詳しくは不正な非接触媒体のとき
は、その媒体を装置内部に回収する回収機能を備えた通
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の通信装置は、図6およ
び図7に示すように、ケース本体61の内部に通信アン
テナ62とその制御部63とを内蔵するカード通信装置
64を例えばドアを開閉ロックする近傍の壁面位置65
に取付けられ、この取付けられたカード通信装置64の
前方に非接触ICカード66が対応したとき、そのカー
ドデータを非接触に読取ってデータ処理している。
び図7に示すように、ケース本体61の内部に通信アン
テナ62とその制御部63とを内蔵するカード通信装置
64を例えばドアを開閉ロックする近傍の壁面位置65
に取付けられ、この取付けられたカード通信装置64の
前方に非接触ICカード66が対応したとき、そのカー
ドデータを非接触に読取ってデータ処理している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなカ
ード通信装置64は少し離れた位置から非接触に通信利
用できる通信特性が逆に悪用された場合、例えば不正な
発信機や非接触偽造カード等の不正通信媒体67を用い
て、外方から非接触ICカードになりすまして通信利用
される恐れがあり、またこのような不正通信媒体67を
検出しても、その媒体67に対する適切な規制措置がと
れず、このカード通信装置の信頼性が低いため高セキュ
リティを有する用途に適用し難い問題を有していた。
ード通信装置64は少し離れた位置から非接触に通信利
用できる通信特性が逆に悪用された場合、例えば不正な
発信機や非接触偽造カード等の不正通信媒体67を用い
て、外方から非接触ICカードになりすまして通信利用
される恐れがあり、またこのような不正通信媒体67を
検出しても、その媒体67に対する適切な規制措置がと
れず、このカード通信装置の信頼性が低いため高セキュ
リティを有する用途に適用し難い問題を有していた。
【0004】そこでこの発明は、不正な通信媒体が利用
された場合は、これを装置内部に回収して同媒体による
悪用を完全に阻止する不正防止機能を備えた信頼性の高
いセキュリティ性能を有する通信装置の提供を目的とす
る。
された場合は、これを装置内部に回収して同媒体による
悪用を完全に阻止する不正防止機能を備えた信頼性の高
いセキュリティ性能を有する通信装置の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
非接触に通信する非接触媒体を受入れる媒体受入れ手段
と、この媒体受入れ手段が受入れた非接触媒体と通信す
る通信手段と、この通信手段が通信した非接触媒体の通
信データを判定する判定手段と、この判定手段の判定結
果に基づいて非接触媒体を回収または返却する回収返却
手段とを備えた通信装置であることを特徴とする。
非接触に通信する非接触媒体を受入れる媒体受入れ手段
と、この媒体受入れ手段が受入れた非接触媒体と通信す
る通信手段と、この通信手段が通信した非接触媒体の通
信データを判定する判定手段と、この判定手段の判定結
果に基づいて非接触媒体を回収または返却する回収返却
手段とを備えた通信装置であることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、通信手段に対する
装置外方からの通信を遮断する遮断手段を備えたことを
特徴とする。
装置外方からの通信を遮断する遮断手段を備えたことを
特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、上部の媒体受入れ
手段と下部の回収返却手段との上下間に非接触媒体落下
通路を形成し、この非接触媒体落下通路の途中に通信手
段を備えたことを特徴とする。
手段と下部の回収返却手段との上下間に非接触媒体落下
通路を形成し、この非接触媒体落下通路の途中に通信手
段を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、非接触に通信する
非接触媒体を受入れる媒体受入れ手段と、この媒体受入
れ手段が受入れた非接触媒体と通信する通信手段と、こ
の通信手段で通信した非接触媒体を返却する返却手段
と、上記通信手段に対する装置外方からの通信を遮断す
る遮断手段とを備えたことを特徴とする。
非接触媒体を受入れる媒体受入れ手段と、この媒体受入
れ手段が受入れた非接触媒体と通信する通信手段と、こ
の通信手段で通信した非接触媒体を返却する返却手段
と、上記通信手段に対する装置外方からの通信を遮断す
る遮断手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、非接触媒体の通信
対応面と通信手段の通信対応面とが平行するように受入
れる媒体受入れ手段を備えたことを特徴とする。
対応面と通信手段の通信対応面とが平行するように受入
れる媒体受入れ手段を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、非接触媒体の通信
対応面と通信手段の通信対応面とが垂直になるように受
入れる媒体受入れ手段を備えたことを特徴とする。
対応面と通信手段の通信対応面とが垂直になるように受
入れる媒体受入れ手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明によれば、媒体受入れ手段が非接触媒
体を受入れると、受入れられた非接触媒体は装置内方で
通信手段と非接触に通信し、この通信した非接触媒体の
通信データの適否を判定手段が判定し、この判定結果に
基づいて回収返却手段が非接触媒体を回収または返却す
る。
体を受入れると、受入れられた非接触媒体は装置内方で
通信手段と非接触に通信し、この通信した非接触媒体の
通信データの適否を判定手段が判定し、この判定結果に
基づいて回収返却手段が非接触媒体を回収または返却す
る。
【0012】また、通信手段は装置内方に受入れた非接
触媒体との通信のみを許容し、装置外方からの非接触媒
体との通信は遮断手段によって遮断する。
触媒体との通信のみを許容し、装置外方からの非接触媒
体との通信は遮断手段によって遮断する。
【0013】また、上部の媒体受入れ手段に非接触媒体
が投入されると、投入された非接触媒体は装置内方の非
接触媒体落下通路を自然落下し、この落下途中で通信手
段が対応して非接触に通信がなされる。
が投入されると、投入された非接触媒体は装置内方の非
接触媒体落下通路を自然落下し、この落下途中で通信手
段が対応して非接触に通信がなされる。
【0014】さらに、媒体受入れ手段が非接触媒体を受
入れると、受入れられた非接触媒体は装置内方で通信手
段と非接触に通信し、この通信した非接触媒体の適正な
通信データに基づいて返却手段が非接触媒体を返却し、
このとき装置外方から装置内方の通信手段に向けて通信
要請しても、その装置外方からの通信を遮断手段が遮断
する。
入れると、受入れられた非接触媒体は装置内方で通信手
段と非接触に通信し、この通信した非接触媒体の適正な
通信データに基づいて返却手段が非接触媒体を返却し、
このとき装置外方から装置内方の通信手段に向けて通信
要請しても、その装置外方からの通信を遮断手段が遮断
する。
【0015】また、媒体受入れ手段が非接触媒体を受入
れたとき、受入れられた非接触媒体の通信対応面と通信
手段の通信対応面とが平行して非接触通信に適した平面
対応状態で通信する。
れたとき、受入れられた非接触媒体の通信対応面と通信
手段の通信対応面とが平行して非接触通信に適した平面
対応状態で通信する。
【0016】同じく、媒体受入れ手段が非接触媒体を受
入れたとき、受入れられた非接触媒体の通信対応面と通
信手段の通信対応面とが縦長の垂直方向に平面対応して
通信する。
入れたとき、受入れられた非接触媒体の通信対応面と通
信手段の通信対応面とが縦長の垂直方向に平面対応して
通信する。
【0017】
【発明の効果】この結果、非接触媒体の通信利用に際し
ては、非接触媒体を装置内方で通信する構成のため、適
正な非接触媒体のときだけ返却し、不正な非接触媒体の
ときは装置内部に回収して不正な非接触媒体に対する拘
束措置をとって再悪用を完全に阻止する。また、装置外
方からの通信を遮断する遮断機能を有しているため、仮
に外部から発信機等を用いて非接触通信するような悪用
が試みられても、この外部からの不適な通信を確実に遮
断することができる。このため、信頼性の高い通信装置
となり、この通信装置を高セキュリティシステムを要請
する様々な用途に適用することができる。
ては、非接触媒体を装置内方で通信する構成のため、適
正な非接触媒体のときだけ返却し、不正な非接触媒体の
ときは装置内部に回収して不正な非接触媒体に対する拘
束措置をとって再悪用を完全に阻止する。また、装置外
方からの通信を遮断する遮断機能を有しているため、仮
に外部から発信機等を用いて非接触通信するような悪用
が試みられても、この外部からの不適な通信を確実に遮
断することができる。このため、信頼性の高い通信装置
となり、この通信装置を高セキュリティシステムを要請
する様々な用途に適用することができる。
【0018】また、自然落下を利用して非接触媒体を一
時的に装置内方に通過させる簡易構成であり、しかも通
信操作容易である他、非接触媒体を縦向きに受入れる構
成にした場合は、通信装置の幅方向を小さくして装置全
体の小型化を図ることができる。例えば、パチンコ台間
の縦長スペースに、玉貸し用のプリペイドカードリーダ
として配置することができる。
時的に装置内方に通過させる簡易構成であり、しかも通
信操作容易である他、非接触媒体を縦向きに受入れる構
成にした場合は、通信装置の幅方向を小さくして装置全
体の小型化を図ることができる。例えば、パチンコ台間
の縦長スペースに、玉貸し用のプリペイドカードリーダ
として配置することができる。
【0019】
【実施例】この発明の実施例を以下図面に基づいて詳述
する。 [第1実施例]図1は非接触型ICカードリーダ11を
示し、この非接触型ICカードリーダ11は縦長のケー
ス本体12の正面上部に、非接触ICカード13を投入
許容するカード投入口14を有し、正面下部に同非接触
ICカード13を返却するカード返却口15を有してい
る。
する。 [第1実施例]図1は非接触型ICカードリーダ11を
示し、この非接触型ICカードリーダ11は縦長のケー
ス本体12の正面上部に、非接触ICカード13を投入
許容するカード投入口14を有し、正面下部に同非接触
ICカード13を返却するカード返却口15を有してい
る。
【0020】カード投入口14は、顧客が携帯利用に適
した小さなシート状の非接触ICカード13を平面状態
で受入れ許容する大きな開口部に設け、この大きく開口
されたカード投入口14により同カード13の投入操作
性を容易にしている。
した小さなシート状の非接触ICカード13を平面状態
で受入れ許容する大きな開口部に設け、この大きく開口
されたカード投入口14により同カード13の投入操作
性を容易にしている。
【0021】図2は非接触型ICカードリーダ11の内
部構造を示し、カード投入口14の内方には、これと連
通して下部のカード返却口15に通じる縦長のカード落
下通路16を形成しており、この通路16は前後の壁面
間を狭めて投入された非接触ICカード13の向きを前
後壁面に沿った垂直状態でのみ落下させる縦長空間を形
成している。これにより、同カード13の落下抵抗を小
さくして速やかに落下させることができ、またこの落下
通路16の途中位置にはソレノイドにより同通路16の
中間位置に向けて背面側より出没する落下ストッパ17
を対設し、カード投入口14より投入された非接触IC
カード13をこのストッパ17の位置で一時的に落下停
止させる。
部構造を示し、カード投入口14の内方には、これと連
通して下部のカード返却口15に通じる縦長のカード落
下通路16を形成しており、この通路16は前後の壁面
間を狭めて投入された非接触ICカード13の向きを前
後壁面に沿った垂直状態でのみ落下させる縦長空間を形
成している。これにより、同カード13の落下抵抗を小
さくして速やかに落下させることができ、またこの落下
通路16の途中位置にはソレノイドにより同通路16の
中間位置に向けて背面側より出没する落下ストッパ17
を対設し、カード投入口14より投入された非接触IC
カード13をこのストッパ17の位置で一時的に落下停
止させる。
【0022】この落下停止された非接触ICカード13
と平面対応する背面位置には、通信制御部18のアンテ
ナ19を対設しており、ここでアンテナ19と非接触I
Cカード13間で確実に通信し、通信完了後は落下スト
ッパ17の落下規制を解除して再び同カード13を下方
に落下許容させてカード返却口15に返却する。
と平面対応する背面位置には、通信制御部18のアンテ
ナ19を対設しており、ここでアンテナ19と非接触I
Cカード13間で確実に通信し、通信完了後は落下スト
ッパ17の落下規制を解除して再び同カード13を下方
に落下許容させてカード返却口15に返却する。
【0023】また、この落下ストッパ17の下方位置に
はソレノイドにより落下方向を前後方向に振分ける振分
け板20を配設し、通信制御部18が適正な非接触IC
カード13の利用と判定したとき、前面側に振分けて同
カード13をカード返却口15に返却する。これに対
し、通信特性を悪用するような不正な非接触ICカード
が利用されたと判定したときは、後面側に形成されたカ
ード回収部21に振分け回収する。
はソレノイドにより落下方向を前後方向に振分ける振分
け板20を配設し、通信制御部18が適正な非接触IC
カード13の利用と判定したとき、前面側に振分けて同
カード13をカード返却口15に返却する。これに対
し、通信特性を悪用するような不正な非接触ICカード
が利用されたと判定したときは、後面側に形成されたカ
ード回収部21に振分け回収する。
【0024】このようなカード回収機能を設けることに
より、不正利用を図った非接触ICカードに対する拘束
措置がとれ、再悪用を完全に阻止することができる。
より、不正利用を図った非接触ICカードに対する拘束
措置がとれ、再悪用を完全に阻止することができる。
【0025】また、アンテナ19と平面対応するケース
本体12の正面には、外部電波を吸収除去する導電性材
質の電磁シールド板22を配設しており、この電磁シー
ルド板22が外方からの非接触通信を吸収して排除し、
この電磁シールド作用により内方のアンテナ19は装置
外方からの通信が遮断される。このため、仮に外部から
発信機等を用いて非接触通信するような悪用が試みられ
ても、この外部からの不正な通信を確実に遮断すること
ができ、投入された非接触ICカード13とのみ通信許
容する信頼性の高い通信ができる。また、使用される非
接触ICカード13は内部にIDデータ等を記憶し、ま
たアンテナ19と非接触にデータ通信する通信機能を備
えている。
本体12の正面には、外部電波を吸収除去する導電性材
質の電磁シールド板22を配設しており、この電磁シー
ルド板22が外方からの非接触通信を吸収して排除し、
この電磁シールド作用により内方のアンテナ19は装置
外方からの通信が遮断される。このため、仮に外部から
発信機等を用いて非接触通信するような悪用が試みられ
ても、この外部からの不正な通信を確実に遮断すること
ができ、投入された非接触ICカード13とのみ通信許
容する信頼性の高い通信ができる。また、使用される非
接触ICカード13は内部にIDデータ等を記憶し、ま
たアンテナ19と非接触にデータ通信する通信機能を備
えている。
【0026】このように構成された非接触型ICカード
リーダ11の使用状態を次に説明する。通常、この非接
触型ICカードリーダ11は内方のカード落下通路16
に対し、その中間位置に落下ストッパ17が突出した落
下規制状態にあって、この落下規制状態で非接触カード
13がカード投入口14に投入されると、投入された非
接触ICカード13は落下ストッパ17の位置で一旦落
下停止し、このときにアンテナ19との非接触通信が行
われる。
リーダ11の使用状態を次に説明する。通常、この非接
触型ICカードリーダ11は内方のカード落下通路16
に対し、その中間位置に落下ストッパ17が突出した落
下規制状態にあって、この落下規制状態で非接触カード
13がカード投入口14に投入されると、投入された非
接触ICカード13は落下ストッパ17の位置で一旦落
下停止し、このときにアンテナ19との非接触通信が行
われる。
【0027】通信が完了すると、落下ストッパ17の落
下規制を解除して再落下させ、このとき通信制御部18
が通信利用に適した正常な非接触ICカード13と認め
られると、同カード13を振分け板20を介してカード
返却口15へと落下放出して返却する。これに対し、不
正非接触ICカードを検出した場合は、そのカードを振
分け板20を介して装置内方のカード回収部21へと振
分け回収する。
下規制を解除して再落下させ、このとき通信制御部18
が通信利用に適した正常な非接触ICカード13と認め
られると、同カード13を振分け板20を介してカード
返却口15へと落下放出して返却する。これに対し、不
正非接触ICカードを検出した場合は、そのカードを振
分け板20を介して装置内方のカード回収部21へと振
分け回収する。
【0028】[第2実施例]図3はパチンコ台間の縦長
スペースに配設した玉貸し用の非接触型プリペイドカー
ドリーダ31を示し、この非接触型プリペイドカードリ
ーダ31は幅方向の小型化を図って設けたものであっ
て、縦長のケース本体32の正面上部に、非接触プリペ
イドカード33を投入許容するカード投入口34を有
し、正面下部に同非接触プリペイドカード33を返却す
るカード返却口35を有し、さらに正面中央部に表示器
36と入力キー37とを有している。
スペースに配設した玉貸し用の非接触型プリペイドカー
ドリーダ31を示し、この非接触型プリペイドカードリ
ーダ31は幅方向の小型化を図って設けたものであっ
て、縦長のケース本体32の正面上部に、非接触プリペ
イドカード33を投入許容するカード投入口34を有
し、正面下部に同非接触プリペイドカード33を返却す
るカード返却口35を有し、さらに正面中央部に表示器
36と入力キー37とを有している。
【0029】カード投入口34は、顧客が携帯利用に適
した小さなシート状の非接触プリペイドカード33を縦
長状態で受入れ許容する縦長の小さなスリット状に開口
して設け、このスリット状のカード投入口34により同
カード33の投入方向を指で挟んで投入しやすい垂直方
向に設定し、かつ幅方向の縮小を促進してカードリーダ
の小型化を図っている。
した小さなシート状の非接触プリペイドカード33を縦
長状態で受入れ許容する縦長の小さなスリット状に開口
して設け、このスリット状のカード投入口34により同
カード33の投入方向を指で挟んで投入しやすい垂直方
向に設定し、かつ幅方向の縮小を促進してカードリーダ
の小型化を図っている。
【0030】表示器36は、非接触プリペイドカード3
3の有効残高や玉貸し許容数等の玉貸し利用情報を表示
し、また入力キー37でそのときの玉貸し数を入力設定
させる。
3の有効残高や玉貸し許容数等の玉貸し利用情報を表示
し、また入力キー37でそのときの玉貸し数を入力設定
させる。
【0031】図4および図5は非接触型プリペイドカー
ドリーダ31の内部構造を示し、カード投入口34の内
方には、これと連通して下部のカード返却口35に通じ
る垂直なカード落下通路38を形成しており、この通路
38は左右の壁面間を狭めて投入された非接触プリペイ
ドカード33の向きを左右壁面に沿った垂直状態でのみ
落下させる幅狭の縦長空間を形成している。これによ
り、同カード33の落下抵抗を小さくして垂直姿勢を保
ったまま速やかに落下させることができ、またこの落下
通路38の途中位置にはソレノイドにより同通路38の
中間位置に向けて背面側より出没する落下ストッパ39
を対設し、カード投入口34より投入された非接触プリ
ペイドカード33をこのストッパ39の位置で一時的に
落下停止させる。
ドリーダ31の内部構造を示し、カード投入口34の内
方には、これと連通して下部のカード返却口35に通じ
る垂直なカード落下通路38を形成しており、この通路
38は左右の壁面間を狭めて投入された非接触プリペイ
ドカード33の向きを左右壁面に沿った垂直状態でのみ
落下させる幅狭の縦長空間を形成している。これによ
り、同カード33の落下抵抗を小さくして垂直姿勢を保
ったまま速やかに落下させることができ、またこの落下
通路38の途中位置にはソレノイドにより同通路38の
中間位置に向けて背面側より出没する落下ストッパ39
を対設し、カード投入口34より投入された非接触プリ
ペイドカード33をこのストッパ39の位置で一時的に
落下停止させる。
【0032】この落下停止された非接触プリペイドカー
ド33と平面対応する側面位置には、通信制御部40の
アンテナ41を対設しており、ここでアンテナ41と非
接触プリペイドカード33が平面対応して非接触通信
し、この通信完了後は落下ストッパ39の落下規制を解
除して、再び同カード33を下方に落下許容させてカー
ド返却口35へと返却する。
ド33と平面対応する側面位置には、通信制御部40の
アンテナ41を対設しており、ここでアンテナ41と非
接触プリペイドカード33が平面対応して非接触通信
し、この通信完了後は落下ストッパ39の落下規制を解
除して、再び同カード33を下方に落下許容させてカー
ド返却口35へと返却する。
【0033】また、この落下ストッパ39の下方位置に
はロータリソレノイドにより落下方向を左右方向に振分
ける振分け板42を配設し、この振分け方向の右側落下
方向にカード返却口35を形成し、左側にカード回収部
43を形成しており、アンテナ41を介して通信制御部
40が適正な非接触プリペイドカード33の利用と判定
したときは、右側に振分けて同カード33をカード返却
口35に返却する。これに対し、通信特性を悪用するよ
うな不正な非接触プリペイドカードが利用されたと判定
したときは、左側に振分けて同カードをカード回収部4
3に振分け回収する。このようなカード回収機能を設け
ることにより、不正利用を図った不正非接触プリペイド
カードに対する拘束措置がとれ、再悪用を完全に阻止す
ることができる。
はロータリソレノイドにより落下方向を左右方向に振分
ける振分け板42を配設し、この振分け方向の右側落下
方向にカード返却口35を形成し、左側にカード回収部
43を形成しており、アンテナ41を介して通信制御部
40が適正な非接触プリペイドカード33の利用と判定
したときは、右側に振分けて同カード33をカード返却
口35に返却する。これに対し、通信特性を悪用するよ
うな不正な非接触プリペイドカードが利用されたと判定
したときは、左側に振分けて同カードをカード回収部4
3に振分け回収する。このようなカード回収機能を設け
ることにより、不正利用を図った不正非接触プリペイド
カードに対する拘束措置がとれ、再悪用を完全に阻止す
ることができる。
【0034】また、アンテナ41を内蔵するケース本体
32の外壁板は外部電波を吸収除去する導電性材質で形
成し、これに電磁シールドを施して配設して外部電波よ
り保護している。この電磁シールド作用の働きによって
装置外方からの通信を吸収して排除し、内方のアンテナ
41への通信が遮断される。このため、仮に外部から発
信機等を用いて非接触通信するような悪用が試みられて
も、この外部からの不正な通信を確実に遮断することが
でき、投入された非接触プリペイドカード33とのみ通
信許容する信頼性の高い通信ができる。また、使用され
る非接触プリペイドカード33は内部にIDデータ等を
記憶し、またアンテナ41と非接触にデータ通信する通
信機能を備えている。図中、44は不正カード取出し用
の開閉蓋である。
32の外壁板は外部電波を吸収除去する導電性材質で形
成し、これに電磁シールドを施して配設して外部電波よ
り保護している。この電磁シールド作用の働きによって
装置外方からの通信を吸収して排除し、内方のアンテナ
41への通信が遮断される。このため、仮に外部から発
信機等を用いて非接触通信するような悪用が試みられて
も、この外部からの不正な通信を確実に遮断することが
でき、投入された非接触プリペイドカード33とのみ通
信許容する信頼性の高い通信ができる。また、使用され
る非接触プリペイドカード33は内部にIDデータ等を
記憶し、またアンテナ41と非接触にデータ通信する通
信機能を備えている。図中、44は不正カード取出し用
の開閉蓋である。
【0035】このように構成された非接触型プリペイド
カードリーダ31の使用状態を次に説明すると、今、非
接触プリペイドカード33がカード投入口34に投入さ
れると、この投入された非接触プリペイドカード33は
カード落下通路38を降下中に落下ストッパ39の位置
で落下規制されて一旦停止し、このときに内方のアンテ
ナ41と平面対応して非接触通信が行われる。
カードリーダ31の使用状態を次に説明すると、今、非
接触プリペイドカード33がカード投入口34に投入さ
れると、この投入された非接触プリペイドカード33は
カード落下通路38を降下中に落下ストッパ39の位置
で落下規制されて一旦停止し、このときに内方のアンテ
ナ41と平面対応して非接触通信が行われる。
【0036】通信が完了すると、落下ストッパ39の落
下規制を解除して再落下させ、このとき通信制御部40
が通信利用に適した正常な非接触プリペイドカード33
と認めると、同カード33を振分け板42を介してカー
ド返却口35へと落下放出して返却し、不正非接触プリ
ペイドカードを検出した場合は、そのカードを振分け板
42を介して装置内方のカード回収部43へと振分け回
収する。
下規制を解除して再落下させ、このとき通信制御部40
が通信利用に適した正常な非接触プリペイドカード33
と認めると、同カード33を振分け板42を介してカー
ド返却口35へと落下放出して返却し、不正非接触プリ
ペイドカードを検出した場合は、そのカードを振分け板
42を介して装置内方のカード回収部43へと振分け回
収する。
【0037】上述のように、非接触ICカードや非接触
プリペイドカードの通信利用に際しては、同カードを一
時的に装置内方に通過させて通信する構成のため、適正
カードのときだけ返却し、不正カードのときは装置内部
に回収して不正カードに対する拘束措置をとり、再悪用
を完全に阻止する。また、装置外方からの通信を遮断す
る遮断機能を有しているため、仮に外部から発信機等を
用いて非接触通信するような悪用が試みられても、この
外部からの不適な通信を確実に遮断することができる。
このため、信頼性の高い通信装置となり、この通信装置
を高セキュリティシステムを要請する様々な用途に適用
することができる。また、自然落下を利用してカード通
信する構成のため、幅方向の縮小を図って装置全体の小
型化を図ることができる。
プリペイドカードの通信利用に際しては、同カードを一
時的に装置内方に通過させて通信する構成のため、適正
カードのときだけ返却し、不正カードのときは装置内部
に回収して不正カードに対する拘束措置をとり、再悪用
を完全に阻止する。また、装置外方からの通信を遮断す
る遮断機能を有しているため、仮に外部から発信機等を
用いて非接触通信するような悪用が試みられても、この
外部からの不適な通信を確実に遮断することができる。
このため、信頼性の高い通信装置となり、この通信装置
を高セキュリティシステムを要請する様々な用途に適用
することができる。また、自然落下を利用してカード通
信する構成のため、幅方向の縮小を図って装置全体の小
型化を図ることができる。
【0038】この発明と、上述の実施例の構成との対応
において、この発明の通信装置は、実施例の非接触型I
Cカードリーダ11と、非接触型プリペイドカードリー
ダ31に対応し、以下同様に、非接触媒体は、非接触I
Cカード13と、非接触プリペイドカード33に対応
し、媒体受入れ手段は、各カード投入口14,34に対
応し、通信手段は、各アンテナ19,41に対応し、判
定手段は、各通信制御部18,40に対応し、回収返却
手段は、各振分け板20,42に対応し、遮断手段は、
電磁シールド板22と、ケース本体32に対応し、非接
触媒体落下通路は、カード落下通路16,38に対応
し、返却手段は、各カード返却口15,35に対応する
も、この発明は上述の実施例の構成のみに限定されるも
のではない。
において、この発明の通信装置は、実施例の非接触型I
Cカードリーダ11と、非接触型プリペイドカードリー
ダ31に対応し、以下同様に、非接触媒体は、非接触I
Cカード13と、非接触プリペイドカード33に対応
し、媒体受入れ手段は、各カード投入口14,34に対
応し、通信手段は、各アンテナ19,41に対応し、判
定手段は、各通信制御部18,40に対応し、回収返却
手段は、各振分け板20,42に対応し、遮断手段は、
電磁シールド板22と、ケース本体32に対応し、非接
触媒体落下通路は、カード落下通路16,38に対応
し、返却手段は、各カード返却口15,35に対応する
も、この発明は上述の実施例の構成のみに限定されるも
のではない。
【図1】 この発明の第1実施例の非接触型ICカード
リーダを示す正面図。
リーダを示す正面図。
【図2】 この発明の第1実施例の非接触型ICカード
リーダの縦断側面図。
リーダの縦断側面図。
【図3】 この発明の第2実施例の非接触型プリペイド
カードリーダを示す正面図。
カードリーダを示す正面図。
【図4】 この発明の第2実施例の非接触型プリペイド
カードリーダの縦断正面図。
カードリーダの縦断正面図。
【図5】 この発明の第2実施例の非接触型プリペイド
カードリーダの縦断側面図。
カードリーダの縦断側面図。
【図6】 従来のカード通信装置の設置状態を示す斜視
図。
図。
【図7】 従来のカード通信装置の使用状態を示す縦断
側面図。
側面図。
11…非接触型ICカードリーダ 12,32…ケース本体 13…非接触ICカード 14,34…カード投入口 15,35…カード返却口 16,38…カード落下通路 17,39…落下ストッパ 18,40…通信制御部 19,41…アンテナ 20,42…振分け板 21,43…カード回収部 22…電磁シールド板 31…非接触型プリペイドカードリーダ 33…非接触プリペイドカード
Claims (6)
- 【請求項1】非接触に通信する非接触媒体を受入れる媒
体受入れ手段と、上記媒体受入れ手段が受入れた非接触
媒体と通信する通信手段と、上記通信手段が通信した非
接触媒体の通信データを判定する判定手段と、上記判定
手段の判定結果に基づいて非接触媒体を回収または返却
する回収返却手段とを備えた通信装置。 - 【請求項2】通信手段に対する装置外方からの通信を遮
断する遮断手段を備えた請求項1記載の通信装置。 - 【請求項3】上部の媒体受入れ手段と下部の回収返却手
段との上下間に非接触媒体落下通路を形成し、この非接
触媒体落下通路の途中に通信手段を備えた請求項1また
は2記載の通信装置。 - 【請求項4】非接触に通信する非接触媒体を受入れる媒
体受入れ手段と、上記媒体受入れ手段が受入れた非接触
媒体と通信する通信手段と、上記通信手段で通信した非
接触媒体を返却する返却手段と、上記通信手段に対する
装置外方からの通信を遮断する遮断手段とを備えた通信
装置。 - 【請求項5】媒体受入れ手段は、非接触媒体の通信対応
面と通信手段の通信対応面とが平行するように受入れる
ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の通信
装置。 - 【請求項6】媒体受入れ手段は、非接触媒体の通信対応
面と通信手段の通信対応面とが垂直になるように受入れ
ることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の通
信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9052275A JPH10232908A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9052275A JPH10232908A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10232908A true JPH10232908A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12910246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9052275A Pending JPH10232908A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10232908A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002133377A (ja) * | 2000-10-25 | 2002-05-10 | Glory Ltd | 非接触icカード取引装置 |
JP2003108943A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Copcom Co Ltd | 非接触型icカード用の読み取り装置 |
JP2006195941A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Nippon Harukon Kk | 非接触型icカード回収装置 |
US7175083B2 (en) | 2003-05-19 | 2007-02-13 | Mars Engineering Corporation | Card processing apparatus |
US20090276357A1 (en) * | 2000-12-25 | 2009-11-05 | Sony Corporation | Information processing apparatus and data communication method |
US8132735B2 (en) | 2006-02-23 | 2012-03-13 | Sony Corporation | Recording medium and apparatus for holding the same |
-
1997
- 1997-02-19 JP JP9052275A patent/JPH10232908A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002133377A (ja) * | 2000-10-25 | 2002-05-10 | Glory Ltd | 非接触icカード取引装置 |
US20090276357A1 (en) * | 2000-12-25 | 2009-11-05 | Sony Corporation | Information processing apparatus and data communication method |
US8406367B2 (en) * | 2000-12-25 | 2013-03-26 | Sony Corporation | Information processing apparatus and data communication method |
JP2003108943A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Copcom Co Ltd | 非接触型icカード用の読み取り装置 |
US7175083B2 (en) | 2003-05-19 | 2007-02-13 | Mars Engineering Corporation | Card processing apparatus |
JP2006195941A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Nippon Harukon Kk | 非接触型icカード回収装置 |
JP4599621B2 (ja) * | 2005-01-14 | 2010-12-15 | 日本ハルコン株式会社 | 非接触型icカード回収装置 |
US8132735B2 (en) | 2006-02-23 | 2012-03-13 | Sony Corporation | Recording medium and apparatus for holding the same |
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