JPH10232773A - リバース情報を利用する業務モデル作成方法 - Google Patents

リバース情報を利用する業務モデル作成方法

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JPH10232773A
JPH10232773A JP3460497A JP3460497A JPH10232773A JP H10232773 A JPH10232773 A JP H10232773A JP 3460497 A JP3460497 A JP 3460497A JP 3460497 A JP3460497 A JP 3460497A JP H10232773 A JPH10232773 A JP H10232773A
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JP3460497A
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English (en)
Inventor
Ikuyo Nagaoka
郁代 永岡
Ichiro Naito
一郎 内藤
Hiroyuki Kawakami
博之 川上
Hiroaki Sono
裕朗 園
Katsuaki Sano
克明 佐能
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存プログラムのリバース情報を利用して業
務モデルを作成するに当り、精度の高い業務モデルを効
率よく作成するよう支援する。 【解決手段】 プログラム解析11はプログラム情報2
からレコード及びデータ項目の情報を取得してデータ項
目情報3を作成する。データ用途区分の付与12は入力
装置9からの入力に応じてデータ項目情報3中のレコー
ドにデータ用途区分を付与する。対象データの抽出13
は指定されたデータ用途区分をもつレコードのデータ項
目情報を抽出してデータ項目情報4を作成する。業務モ
デルの作成14はデータ項目情報4の中から指定された
キーデータ項目を有するレコードのデータ項目情報を表
示装置8上に表示して業務モデルのデータ属性となるデ
ータ項目を選択可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務システムを構
築するための業務モデルの分析及び構築の方法に係わ
り、特に既存のプログラムから得られたリバース情報を
利用して効率的に業務モデルを作成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】業務システムを構築するとき、システム
構築のための要求仕様書やユーザインタビュー結果、既
存システムのデータベース定義書や画面仕様書等を基に
して業務分析を行った後に業務ソフトウェアの設計・製
造を行うのが一般的である。業務分析の成果として業務
データとその属性や他の業務データとの関連を表現する
業務モデルを作成することが多い。
【0003】既存のソフトウェア資源を活用して業務モ
デルを作成する従来の技術として例えば特開平7−14
1168号公報がある。この技術によれば既存のプログ
ラムからその中のデータレコードとその下位レベルのデ
ータ項目などデータに関する仕様情報を抽出し、この仕
様情報を表示装置上に表示して関連するデータ属性をも
つデータ項目の集合である業務モデル情報を作成するよ
う支援する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平7−141
168号公報の方法は、既存プログラムのリバース情報
であるレコード及びデータ項目の情報を表示し、これに
よって業務モデルの作成を支援する。しかしこの方法
は、リバース情報として取得したレコード及びデータ項
目をすべて表示するので、煩雑過ぎて業務モデル作成に
必要なデータレコードやデータ項目を拾い出すための人
間の負担が大きいという問題があった。
【0005】本発明の目的は、リバース情報を利用して
業務モデルを作成するに当り、精度の高い業務モデルを
効率よく作成するよう支援することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下業務モデルとは、少
なくとも1つの一意の関係にあるデータ属性をもつデー
タ項目の集合である。業務モデルに含まれるデータ属性
の中でキー属性をもつデータ項目をキーデータ項目とい
う。またデータレコード又はレコードとは、少なくとも
1つの下位レベルのデータ項目を包含するデータ項目で
ある。
【0007】本発明は、既存のプログラムからデータレ
コードとその下位レベルのデータ項目についての情報を
取得してデータ項目情報を作成し、このデータ項目情報
に含まれるデータレコードにデータの用途による区分が
付与されたとき指定されたデータ用途区分をもつデータ
レコードのデータ項目情報を抽出し、抽出されたデータ
項目情報の中から指定されたキーデータ項目を有するデ
ータレコードのデータ項目情報を表示装置上に表示して
指定されたキーデータ項目とともに業務モデルのデータ
属性となるデータ項目を選択可能とする業務モデル作成
方法を特徴とする。
【0008】ここでデータ用途区分は、例えばデータベ
ース中のデータを意味する区分及び表示画面を介して入
出力されるデータを意味する区分などである。
【0009】またデータ用途区分としてデータベース中
のデータを意味する区分が付されたデータレコードのう
ち指定された少なくとも1つのプログラムの範囲で参照
のみされたデータレコードを特にマスタレコードとして
区分し、キーデータ項目を有するデータレコードを表示
するときマスタレコードの区分を表示する業務モデル作
成方法を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて詳細に説明する。
【0011】(1)第1の実施形態 図1は、本発明の業務モデル作成方法を実現する情報処
理装置において、実行されるプログラムの処理の流れを
示す図である。プログラム情報2は、対象となる既存の
ソースプログラムである。データ項目情報3は、プログ
ラム情報2を解析することによって得られたデータ項目
についての情報である。ステップ11の処理は、プログ
ラム情報2を入力してソースプログラムを解析し、デー
タレコード及びデータ項目についての情報を抽出しデー
タ項目情報3を作成してリバース情報とする。表示装置
8はデータ項目情報3の内容を表示する装置である。入
力装置9は表示装置8に表示される各データレコードに
ついてデータ用途区分を入力するキーボード、マウスな
どの装置である。ステップ12の処理は、データ項目情
報3を入力してその内容を表示装置8に表示し、入力装
置9を介して入力されたデータ用途区分をデータ項目情
報3上の各データレコードに対応して付加する。データ
項目情報4はデータ項目情報3と同じデータ形式をもつ
情報であるが、データ項目情報3から抽出されたデータ
レコードについての情報を格納する。ステップ13の処
理は、データ項目情報3を入力して指定されたデータ用
途区分が付与されたデータレコードについての情報のみ
を抽出してデータ項目情報4を作成する。すなわちこの
ステップで業務モデル作成の対象とするデータレコード
を絞り込む。ステップ14の処理の出力装置となる表示
装置8は、業務モデル作成を支援するための表示画面を
表示する。この表示画面は特定のキーデータ項目をもつ
絞り込んだデータレコードを表示する。また表示装置8
は、作成された業務モデル情報を実体関連図の形式で表
示する。入力装置9は、キーデータ項目に関連するデー
タ属性、関連する業務モデルの名称を入力する。業務モ
デル情報6は、作成された業務モデルについての情報で
ある。ステップ14の処理は、表示装置8上にキーデー
タ項目の候補一覧を表示し、データ項目情報4を検索し
て選択入力されたキーデータ項目名を有するデータレコ
ードのデータ構造を取り出して表示装置8上に表示す
る。入力装置9を介して選択されたキーデータ項目に関
連するデータ属性及び関連する業務モデルの名称が入力
されたとき、業務モデルの情報を作成して業務モデル情
報6に格納し、その実体関連図を表示装置8に表示す
る。
【0012】プログラム情報2、データ項目情報3、デ
ータ項目情報4及び業務モデル情報6は、情報処理装置
の記憶装置に格納されるデータである。また表示装置8
及び入力装置9は、この情報処理装置に接続される入出
力装置又は端末装置である。ステップ11〜ステップ1
4の処理は、この情報処理装置の記憶装置に格納される
プログラムを実行することによって実現される。
【0013】図2は、プログラム情報2に含まれる1つ
のプログラムの例を示す図である。プログラム名21は
当該プログラムの名称である。データ定義部22は入出
力データのデータ構造や属性を定義する領域である。レ
コード名23はデータレコードの名称である。
【0014】図3は、データ項目情報3のデータ形式と
データの事例を示す図である。レコード名31はレコー
ド名23に対応するデータレコードの名称であり、レコ
ード名23を理解しやすい名称に変換したものである。
プログラム名32はプログラム名21であり、当該レコ
ードを定義するプログラムの名称である。データ項目3
3はレベル番号とデータ項目名とから成る。レベル番号
はレコードを01とする各データ項目のレベルを示し、
データ定義部22に定義されている各データ項目のレベ
ルである。レコードは最上レベルのデータ項目であり、
少なくとも1つのレベル2以下のデータ項目を包含する
データ項目である。データ項目名はデータ項目の名称で
あり、プログラム中のデータ項目名を理解しやすい名称
に変換したものである。データ用途区分34はステップ
12で付与されるデータ用途区分の情報である。マスタ
区分35は絞り込んだデータレコードの中でさらに参照
のみされる限定されたデータレコードを示し、詳細は後
述する。なお同値関係にあるデータ項目についてプログ
ラム内で異なるデータ項目名が付与されることがある
が、データ項目情報3は同値関係にあるデータ項目実体
についてただ1つの標準データ項目名に統一しているも
のとする。
【0015】データ用途区分は、用途からみたデータレ
コードの区分を示し、例えばデータベース(DB)、画
面(MAP)、トランザクション(TRN)等に区分す
る。ここで「データベース」はデータベースを構成する
データである。「画面」は表示画面を介して入出力され
るデータであり、画面のハードコピーである出力帳票を
含む。「トランザクション」はネットワークを介して入
出力されるデータ、画面と関係ない出力帳票等である。
【0016】プログラム解析(ステップ11)は、プロ
グラム情報2から1つのソースプログラムを入力し、そ
のデータ定義部22を参照してプログラムに出現するデ
ータ項目名とレベル番号を取得してレコード名31及び
データ項目33のデータ項目名に変換し、レコードごと
にまとめたデータ項目情報のプログラム名32にプログ
ラム名21を設定してデータ項目情報3に格納する。プ
ログラム情報2のすべてのソースプログラムをトレース
することによって同値関係にあるデータ項目に対する異
なるデータ項目名の情報を得ることができ、この解析情
報を用いてデータ項目情報3のレコード情報を標準のデ
ータ項目名のみに統合整理することが可能である。
【0017】データ用途区分の付与(ステップ12)
は、データ項目情報3の内容を順次表示装置8上に表示
する。入力装置9を介して各レコードについてデータ用
途区分が入力されたとき、入力されたデータ用途区分を
データ項目情報3のデータ用途区分34に設定する。利
用者は表示装置8に表示されたデータ項目情報と画面仕
様書、データベース定義書などの仕様書とを照らし合わ
せ、各データレコードにデータ用途区分を付与すること
ができる。
【0018】対象データの抽出(ステップ13)は、デ
ータ項目情報3を参照して入力装置9を介して指定され
たデータ用途区分をもつレコードのデータ項目情報のみ
を抽出してデータ項目情報4を出力する。
【0019】図4は、このようにして絞り込んだレコー
ドを格納するデータ項目情報4の例を示す図である。こ
の例はデータ用途区分が「データベース」(DB)であ
るレコードのデータ項目情報のみが抽出される例であ
る。
【0020】図5は、業務モデル作成を支援するための
表示画面のデータ形式を示す図である。キー候補一覧5
6はキーデータ項目とみなされるデータ項目を列挙する
ものである。キーデータ項目とは業務モデルの中核とな
るキー属性をもつデータ項目である。本実施形態ではデ
ータ項目名の末尾が「番号」又は「コード」であるデー
タ項目をキーデータ項目とみなしている。レコード57
は選択されたキーデータ項目を有するレコードのデータ
構造を示すものである。業務モデル名51は当該業務モ
デルに付与された名称である。キー一覧52は選択され
たキーデータ項目名である。属性一覧53は選択された
キーデータ項目と同一の業務モデルに組み込むために選
択された他のデータ項目、すなわち属性の一覧である。
関連一覧54は当該業務モデルと関連し、すでに業務モ
デル情報が設定された他の業務モデルの名称である。関
連の種類55は当該業務モデルと関連する他の業務モデ
ルとの関連の種類を示すもので、「多対一」、「一対
多」及び「一対一」のいずれかである。表示装置8に選
択されたキーデータ項目をもつレコード57のデータ構
造を表示するので、利用者は属性一覧53、関連一覧5
4及び関連の種類55を設定するときの参考とすること
ができる。
【0021】図6は、業務モデル情報6のデータ形式を
示す図である。業務モデル名61は設定された業務モデ
ルの名称であり、業務モデル名51が格納される。属性
62は業務モデルの属性であり、キー一覧52及び属性
一覧53に設定された属性名が格納される。関連モデル
名63は当該業務モデルと関連する他の業務モデルの名
称であり、関連一覧54に設定された業務モデルの名称
が格納される。関連の種類64には関連の種類55の内
容が格納される。
【0022】図7は、表示装置8に表示される実体関連
図の例を示す図である。各業務モデルを示すボックス8
1には業務モデル名とその業務モデルに含まれる属性の
名称が表示される。また業務モデル間の関連82が表示
される。
【0023】業務モデルの作成(ステップ14)は、表
示装置8上に業務モデル作成画面を表示し、データ項目
情報4を参照してキーデータ項目の候補を抽出し、キー
候補一覧56の領域に表示する。入力装置9を介してい
ずれかのキーデータ項目名が指定されると、データ項目
情報4を検索して指定されたキーデータ項目名をもつ絞
り込まれたデータレコードをすべて抽出してそのデータ
構造と各データ項目の名称をレコード57として表示装
置8に表示する。また指定されたキーデータ項目名をキ
ー一覧52に表示する。利用者は表示されるレコード5
7を参照してキーデータ項目とともに当該業務モデルに
組み込むデータ項目を選択し、その名称を属性一覧53
に設定することができる。属性一覧53にデータ項目
名、関連する他の業務モデルが有る場合に関連一覧54
及び関連の種類55の領域にそれぞれ関連業務モデル名
及び関連の対応関係が入力されると、ステップ14の処
理は業務モデル情報を作成して業務モデル情報6に格納
する。また入力装置9からの指示に応答して当該業務モ
デルと関連する業務モデルについて実体関連図を作成
し、表示装置8に表示する。
【0024】図5の事例によると、利用者は「社員番
号」というキーデータ項目から「社員」という業務モデ
ルを構想でき、「社員」の業務モデルに「社員番号」と
ともに組み込む一意の関係にあるデータ属性としてレコ
ード57から「氏名」「生年月日」「入社年月日」など
のデータ項目を拾い出すことができる。また「社員番
号」と「部門コード」が同一のレコード57に存在する
ことから、「社員」モデルに関連する業務モデルとして
「部門コード」というキーデータ項目に基づいて作成し
た「部門」モデルを想到することができる。
【0025】以上述べたように第1の実施形態によれ
ば、データ項目情報3というプログラム解析した結果の
リバース情報をさらにデータ用途区分によって絞り込ん
だデータ項目情報4だけを基にして業務モデルの構築を
行うので、データ項目情報3を基にして業務モデルを作
成する場合に比べて精度の高い業務モデルを効率よく構
築することができる。これによってこの後工程である業
務ソフトウェアの設計・製造を効率よく行うことができ
る。
【0026】本実施形態ではデータ用途区分を人手によ
って付与しているが、例えば日立評論Vol.75,N
o.11,p35−p38「ソフトウェア資産を有効活
用するリエンジニアリング支援システム」に記載の技術
を適用すれば、既存ソフトウェアの解析によって自動的
あるいは半自動的に付与することも可能である。
【0027】(2)第2の実施形態 第2の実施形態は、第1の実施形態のデータ項目情報3
についてデータ用途区分34が「データベース」である
レコードのうち特に参照のみが行われるレコードを「マ
スタ」として区別し、業務モデルの作成を容易にするよ
う支援する。
【0028】図8は、第2の実施形態の業務モデル作成
処理の流れを示す図である。LCP分析情報7は、ソー
スプログラム中に出現する各レコードのLCPモードを
格納する。ここでLCP(Life Cycle Pr
ocess)モードとは、データレコードについて生成
/参照/更新/削除のうちのいずれの操作が行われたか
を区分する情報である。LCP分析情報7は情報処理装
置の記憶装置に格納されるデータである。ステップ91
の処理は、プログラム情報2を入力しソースプログラム
を解析してデータ項目情報3を作成するとともに、ソー
スプログラム中に出現するデータレコードのLCPモー
ドを判定し、その結果をレコード名及びプログラム名と
ともにLCP分析情報7に格納する。データ用途区分の
付与(ステップ12)の処理は第1の実施形態と同じで
ある。ステップ92の処理は、LCP分析情報7の内容
を表示装置8に表示し、入力装置9を介して指定された
プログラムに属しデータ用途区分が「データベース」で
あるデータレコードのLCPモードが参照のみか否かを
判定し、参照のみの場合にはそのデータ項目情報にマス
タの区分をする。ステップ91及びステップ92の処理
は記憶装置に格納されるプログラムを実行することによ
って実現される。対象データの抽出(ステップ13)の
処理は第1の実施形態と同じであるが、データ用途区分
34が「データベース」であるデータレコードについて
の情報のみを抽出してデータ項目情報4を作成する。業
務モデルの作成(ステップ14)の処理もほぼ第1の実
施形態と同じであるが、マスタ区分35に印のついてい
るデータレコードについては表示装置8上でマスタ区分
の表示をする。
【0029】図9は、LCP分析情報7のデータ形式を
示す図である。プログラム名71はデータレコードが属
するプログラムの名称である。レコード名72はレコー
ド名23に対応するデータレコードの名称であり、レコ
ード名31と同じくレコード名23を理解しやすい名称
に変換したものである。LCPモード73は対応するレ
コードの判定されたLCPモードを設定する。LCPモ
ードは生成/参照/更新/削除のうちのいずれかであ
る。
【0030】プログラム解析(ステップ91)は、プロ
グラム中でレコード名23に対応する記憶媒体について
のWRITE(生成)/REWRITE(更新)/RE
AD(参照)などの入出力ステートメントを調べること
によってLCPモードを認識する。あるいはプログラム
中でLCPを表す変数(変数値は生成/更新/参照な
ど)を設定していれば入出力ステートメントを発行する
ときのLCP変数を調べることによってLCPモードを
取得する。プログラムに出現するレコードごとにLCP
モードを取得し、プログラム名21をプログラム名71
に、レコード名23に対応するレコード名をレコード名
72に、得られたLCPモードをLCPモード73に設
定したLCP分析情報7を記憶装置に格納する。
【0031】マスタレコードの判定(ステップ92)
は、LCP分析情報7の内容を表示装置8上に表示す
る。入力装置9を介してプログラム名71に設定された
プログラムのリストの中から少なくとも1つのプログラ
ム名が指定されたとき、これを対象プログラムの範囲と
する。データ項目情報3に格納された各レコードについ
てそのデータ用途区分34が「データベース」か否か判
定する。「データベース」であれば、そのレコード名3
1に対応するプログラム名32が対象プログラムの範囲
に含まれるか否か判定する。対象プログラムの範囲に含
まれるとき、当該レコードのLCPモード73がすべて
「参照」であれば、データ項目情報3中の当該レコード
のマスタ区分35に×印を付加する。すなわちデータレ
コードのデータ用途区分34が「データベース」であ
り、そのプログラム名32が対象プログラムの範囲に含
まれ、かつ対象プログラムに属する同一レコード名72
のLCPモード73がすべて「参照」の場合に限りマス
タレコードと判定する。例えば図3及び図9の例につい
ては、指定された対象プログラムが「PGM01」「P
GM02」であれば、レコード名31が「人事給与レコ
ード」であるデータレコードはマスタレコードである。
【0032】業務モデルの作成(ステップ14)は、第
1の実施形態と同じく業務モデル作成を支援するための
表示画面を表示装置8上に表示するが、データ項目情報
4を参照して指定されたキーデータ項目を含むレコード
57がマスタレコードであればその旨の表示をする。利
用者はキーデータ項目を含むレコード57の中で特にマ
スタレコードに注目して業務モデルを作成することがで
きる。まずマスタレコードのみに注目して概略的な業務
モデルを作成することも容易である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ログラム解析した結果のリバース情報をさらにデータ用
途区分によって絞り込むので、精度高い業務モデルを効
率よく作成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の処理の流れを示す図である。
【図2】実施形態のプログラム情報2に含まれるプログ
ラムの例を示す図である。
【図3】実施形態のデータ項目情報3の例を示す図であ
る。
【図4】実施形態のデータ項目情報4の例を示す図であ
る。
【図5】実施形態の業務モデル作成を支援する表示画面
の例を示す図である。
【図6】実施形態の業務モデル情報6のデータ形式を示
す図である。
【図7】実施形態の表示される実体関連図の例を示す図
である。
【図8】第2の実施形態の処理の流れを示す図である。
【図9】第2の実施形態のLCP分析情報7のデータ形
式を示す図である。
【符号の説明】
7・・・LCP分析情報、12・・・データ用途区分の付与、
13・・・対象データの抽出、34・・・データ用途区分、3
5・・・マスタ区分、57・・・レコード、61・・・業務モデ
ル名、62・・・属性
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 一郎 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 川上 博之 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号(日 比谷国際ビル) 川崎製鉄株式会社内 (72)発明者 園 裕朗 東京都江東区豊洲3丁目3番3号豊洲セン タービル 川鉄情報システム株式会社内 (72)発明者 佐能 克明 東京都千代田区内幸町2丁目2番3号(日 比谷国際ビル) 川崎製鉄株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子計算機を利用して少なくとも1つの一
    意の関係にあるデータ属性から構成される業務モデルの
    作成を支援する方法であって、データレコードの定義を
    含むプログラムからデータレコードごとに含まれるデー
    タ項目についての情報を取得してデータ項目情報を作成
    し、該データ項目情報に含まれるデータレコードにデー
    タの用途による区分が付与されたとき指定されたデータ
    用途区分をもつデータレコードのデータ項目情報を抽出
    し、データレコードのキー属性をもつデータ項目が指定
    されたとき抽出されたデータ項目情報の中から指定され
    たキーデータ項目を有するデータレコードのデータ項目
    情報を表示装置上に表示して指定されたキーデータ項目
    とともに業務モデルのデータ属性となるデータ項目を選
    択可能とすることを特徴とするリバース情報を利用する
    業務モデル作成方法。
  2. 【請求項2】該データ用途区分はデータベース中のデー
    タを意味する区分及び表示画面を介して入出力されるデ
    ータを意味する区分を含むことを特徴とする請求項1記
    載のリバース情報を利用する業務モデル作成方法。
  3. 【請求項3】該抽出されたデータ項目情報の中でデータ
    用途区分としてデータベース中のデータを意味する区分
    が付されたデータレコードのうち指定された少なくとも
    1つのプログラムの範囲で参照のみされたデータレコー
    ドを特にマスタレコードとして区分し、キーデータ項目
    を有するデータレコードを表示するときマスタレコード
    の区分を表示することを特徴とする請求項2記載のリバ
    ース情報を利用する業務モデル作成方法。
JP3460497A 1997-02-19 1997-02-19 リバース情報を利用する業務モデル作成方法 Pending JPH10232773A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009116638A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Hitachi Consulting Co Ltd 業務仕様理解支援システム及び方法
JP4820924B1 (ja) * 2011-02-07 2011-11-24 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ リバースエンジニアリング支援装置、リバースエンジニアリング支援方法及びそのプログラム

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JP2009116638A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Hitachi Consulting Co Ltd 業務仕様理解支援システム及び方法
JP4820924B1 (ja) * 2011-02-07 2011-11-24 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ リバースエンジニアリング支援装置、リバースエンジニアリング支援方法及びそのプログラム

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