JPH10231732A - 仕切り弁燃焼室方式ロータリーエンジン - Google Patents

仕切り弁燃焼室方式ロータリーエンジン

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JPH10231732A
JPH10231732A JP9070339A JP7033997A JPH10231732A JP H10231732 A JPH10231732 A JP H10231732A JP 9070339 A JP9070339 A JP 9070339A JP 7033997 A JP7033997 A JP 7033997A JP H10231732 A JPH10231732 A JP H10231732A
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JP
Japan
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valves
compressed air
valve
exhaust
rotor
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JP9070339A
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English (en)
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Hajime Irisawa
元 入澤
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造で直接回転動力を発生するエンジン
を実現する。 【解決手段】円型ローターとこれを覆うステーター、ス
テーターに取り付けた仕切り弁をもってロータリーエン
ジンを構成する。ステーター壁に、点火プラグ、圧縮空
気注入弁および燃料噴射装置、吸気弁、圧縮空気取り出
し弁、排気弁を取付ける。仕切り弁と各種の弁をロータ
ーのピストンの回転と同期して開閉することにより、圧
縮空気貯蔵器からの圧縮空気注入と吸気、圧縮、膨張、
排気行程を繰り返して、回転動力を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,円滑な回転動力
を発生する簡単なロータリー内燃機関に属する。
【0002】
【従来の技術】従来のベーンモーターやバンケルエンジ
ンは、偏心回転による容積変化を応用し回転動力を発生
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】簡単な構造で円滑な回
転動力を発生する内燃機関を実現することを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、ローターとこれを覆うステーターによ
り、円環状あるいは車輪状の空間を形成し、この空間を
周期的に開閉する仕切り弁の動作によって区切ることに
よって、シリンダー(室)を周期的に作り出し、燃焼に
よる膨張過程で発生する圧力により、ローターのピスト
ン(または羽根)に推力を与えて、回転動力を発生し、
併せて空気圧縮、吸気、排気を行う。
【0005】
【発明の実施の形態】円型ローターとこれを覆うタイヤ
型のステーターにより、円環状あるいは車輪状の空間を
形成する。この空間において、ローター及びピストン
(または羽根)の回転と仕切り弁の開閉を連動して、ロ
ーターが回転する円周線上で、ピストンの進行方向側と
裏側で同時併行的に、以下の方式により(A)空気注
入、燃料噴射、(B)点火による膨脹、(C)排気準
備、(D)排気の4行程を繰返す過程で、(B)の膨脹
による圧力をローターのピストン(または羽根)に推力
として伝え、直接回転動力を発生する。 (1)2個の仕切り弁と2個のピストンにより区切られ
る4個の空間で膨張と空気圧縮または排気、吸気と排気
または空気圧縮を一周の間に行う。 (2)1個の仕切り弁とピストンにより区切られる2個
の空間で膨張・空気圧縮行程と吸気・排気行程を一周毎
に交替する。 (3)1個の仕切り弁とピストンにより区切られる2個
の空間を持つ2個のローター、ステーターで、膨張・排
気行程と吸気・空気圧縮行程を圧縮空気貯蔵器を介して
平行して行う。
【0006】
【実施例】
1 図1(A)の断面図に示すように、ローター1の円
周をタイヤ状のステーター3で覆うように組み立てる。
ステーター3に、図1(B)の位置に仕切り弁4、排気
弁7、圧縮空気取り出し弁8、吸気弁9、圧縮空気注入
弁10、燃料噴射弁11、点火プラグ12を付ける。仕
切り弁4をローター1に付いているピストン(または羽
根)2の通過するタイミングあるいは回転位相に合わせ
て開閉する。 2 図2は、ローターが回転する円周上の行程を示して
いる。ローターの回転でピストン2が仕切り弁4を通過
し、仕切り弁が閉鎖した直後に、図2(A)のように圧
縮空気注入弁10および燃料噴射弁11を作動する。続
いて図2(B)のように点火プラグ12による点火と膨
張によりピストン2が回転する。同時にピストン2に押
されて空気が圧縮空気取り出し弁8から押し出される。
続いて、図2(C)のように、開いた仕切り弁5をピス
トン2が通過した直後仕切り弁を閉じる。さらに進んで
来た対極のピストン2が回転すると、図2(D)のよう
にピストンの右側で開いた排気弁7により排気が行わ
れ、左側で開いた吸入弁9を通して空気吸入を行う。 3 ステータの円環内で、各弁の作動と共に、以上の行
程を図3(A)から(F)まで順に行い、ローターが1
80度回転すると、新たに360度まで、再び図3
(A)から(F)までの行程を繰り返す。 4 ローターのピストンが仕切り弁1を通過する時刻を
0として、位相360度まで、図1(B)の右半円の各
弁を図4の実線で示すタイミングで作動させる。左半面
についても180度の位相差をもって同様にする。この
ような作動をマイクロコンピュータによる制御またはカ
ムによる駆動機構で実行する。 5 以上により2個の仕切り弁と2個のピストンで区切
られた4個の空間で吸気、圧縮、膨張、排気を繰り返
す。 6 図5(A)の2個のローターを図5(B),(C)
のようなステーターで挟み込むことにより、2連装のエ
ンジンを構成する。但し、図5では、各種の弁や点火プ
ラグなどを省略している。 7 以上のような2個の仕切り弁、2個のピストンで形
成される4室で吸入、圧縮、膨張、排気を行う行程に類
似しているが、図2、図3で圧縮空気取り出し弁8と排
気弁7を置き換えて、圧縮行程と排気行程を入れ替え
て、膨張、排気行程を常に右半円で、吸気、圧縮行程を
常に左半円で行う分担的行程が可能である。この場合は
図1(C)のように弁の配置が半分で済み、右半円に圧
縮空気注入弁10、燃料噴射弁11、点火プラグ12、
排気弁7を付け、左半円に吸気弁9、圧縮空気取り出し
弁8を付けて作動させる。この場合は、排気弁7と圧縮
空気取り出し弁8の作動タイミングを図4の点線で示す
ように交換して、右半円では0から180度、左半円で
は180度から360度の行程を分担させて作動する。 8 小形エンジンでは、高速作動する仕切り弁を少なく
する方が経済的なので、1個の仕切り弁と1個のピスト
ンで形成する2室で膨張・圧縮行程(図7(A))と吸
入・排気行程(図7(B))をローターの一周毎に交替
して実行する。さらに、行程を2個のローター、ステー
ターに分担させる方式も可能であり、図7(C)のよう
に膨張・排気行程を実行するローター、ステーターと
(D)のように吸気・圧縮行程を実行するローター、ス
テーターを圧縮空気貯臓器19を介して結合することに
よりそれぞれの弁の配置が簡単なものとなる 9 仕切り弁閉鎖直後ローターが円周の10分の1から
20分の1回転する極めて短い時間に圧縮空気を注入す
る圧縮空気注入弁10は、空気圧差に依存する単純なリ
フト式では強力な駆動ポンプを用いなければ実現できな
い。解決策としては、燃焼室を兼ねた回転式3室弁によ
って、図6(A)に示すように、圧縮空気貯蔵器19か
ら、図6(B)に示すような(副)燃焼室を兼ねる3室
構造の回転式圧縮空気保持室10に定圧バルブを通じて
予め圧縮空気を注入、蓄積し、これを瞬間的に120度
回転して直ちに燃料噴射および点火を行う。3室が回転
により圧縮空気保持室、(副)燃焼室、遊び室に交替す
る。遊び室では、冷却機構20により弁(室)を冷却す
ることが可能である。圧縮行程で、図6(C)のような
位置に付けた圧縮空気逆流を妨げる圧縮空気取り出し弁
8を介して圧縮空気を圧縮空気貯蔵器19に注入し、貯
蔵する。ステーターへの取り付けを簡略にするために排
気弁7を円柱弁として、排気行程の場合は排気処理シス
テムへ、圧縮行程の場合は圧縮空気注入弁8に導く。
【0007】
【発明の効果】この発明は直接円滑な回転動力を生ずる
機関を簡単な機構・構造で実現する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン構造図 (A)ローター、ステーター断面図 (B)ローター、ステーターと弁の配置図 (C)ローター、ステーターと弁の配置図(分担的行程
の場合)
【図2】エンジン行程図
【図3】弁の活動推移図
【図4】各種の弁、点火プラグの作動タイミング図
【図5】エンジン構造概念 (A)ローターおよびピストン図 (B)ステーターの下部 (C)ステーターの上部
【図6】(A)仕切り弁の周辺の弁および圧縮空気貯蔵
器、点火プラグ配置 (B)回転式燃焼室構造図 (C)排気弁および圧縮空気取り出し弁構造概念図
【図7】(A)1仕切り弁の場合の膨脹・空気圧縮行程 (B)1仕切り弁の場合の吸気・排気行程 (C)1仕切り弁、行程分担方式の場合の膨脹・排気行
程 (D)1仕切り弁、行程分担方式の場合の吸気・空気圧
縮行程
【符号の説明】
1.ローター 2.ローターのピストン 3.ステーター 4.仕切り弁 5.仕切り弁の開放状態 6.仕切り弁の閉鎖状態 7.排気弁(またはその作動状態) 8.圧縮空気取り出し弁(またはその作動状態) 9.吸気弁(またはその作動状態) 10.圧縮空気注入弁(またはその作動状態) 11.燃料噴射弁(またはその作動状態) 12.点火プラグ(またはその作動状態) 13.シャフト 14.仕切り弁ケース 15.シャフトとローターをつなぐハブ 16.シール 17.軸受取り付け部 18.ステーター取り付け部 19.圧縮空気貯蔵器 20.冷却機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローター外壁をタイヤ型のステーター内壁
    でU字型に覆うことを特徴とする円環状あるいは車輪状
    に封鎖された空間を仕切り弁で仕切ることにより構成す
    るシリンダー。
  2. 【請求項2】ステーターに付けた仕切り弁をローターの
    ピストンと同期して開閉することを特徴とする吸気・圧
    縮・膨張・排気行程ロータリーエンジン。
  3. 【請求項3】請求項2に関して、2個の仕切り弁と2個
    のピストンで区切られる4個の空間を作り、吸入、圧
    縮、膨脹、排気の行程を交代的に実行することを特徴と
    する、仕切り弁と関連付けて配置した吸気弁、圧縮空気
    取り出し弁、圧縮空気注入弁、燃料噴射弁、排気弁とそ
    の作動方式。
  4. 【請求項4】請求項2に関して、単一の仕切り弁と単一
    のピストンで区切られる2個の空間を作り、膨張・圧縮
    と吸気・排気の2行程を交代で行うことを特徴とする、
    仕切り弁と関連付けて配置した吸気弁、圧縮空気取り出
    し弁、圧縮空気注入弁、燃料噴射弁、排気弁とその作動
    方式。
  5. 【請求項5】請求項2に関して、圧縮行程と膨張行程の
    間の時間差を繋ぎ、必要な圧力の圧縮空気を供給するこ
    とを特徴とする圧縮空気貯蔵器。
  6. 【請求項6】請求項2に関して、圧縮空気注入時間を短
    縮することを特徴とする、圧縮空気保持回転燃焼室。
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