JPH1023156A - 交換システム - Google Patents
交換システムInfo
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- JPH1023156A JPH1023156A JP8174833A JP17483396A JPH1023156A JP H1023156 A JPH1023156 A JP H1023156A JP 8174833 A JP8174833 A JP 8174833A JP 17483396 A JP17483396 A JP 17483396A JP H1023156 A JPH1023156 A JP H1023156A
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- JP
- Japan
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- channel
- call
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、発信呼とそれに対応する受理応答
信号との属性の不合致が連続して発生された場合に自動
的にシステムの安定化を図り、相手先との不一致状態が
あればそれを解消するように動作することにより、発信
呼の不接続や属性変更等による発呼者の意図と異なる動
作が頻繁に引き起こされることを防止し、十分に実用に
供し得る交換システムを提供するものである。 【解決手段】端末42から通信網に発信される呼の属性
と、この呼に対して通信網から発生された受理応答信号
に表示される呼の属性とを照合する照合手段47と、こ
の照合結果が不合致となった回数をカウントする第1の
カウント手段48と、この第1のカウント手段48のカ
ウント値が予め設定された所定の閾値を実質的に越えた
回数をカウントする第2のカウント手段51とを備え、
第2のカウント手段51のカウント値に応じてメッセー
ジ出力を行なうようにしている。
信号との属性の不合致が連続して発生された場合に自動
的にシステムの安定化を図り、相手先との不一致状態が
あればそれを解消するように動作することにより、発信
呼の不接続や属性変更等による発呼者の意図と異なる動
作が頻繁に引き起こされることを防止し、十分に実用に
供し得る交換システムを提供するものである。 【解決手段】端末42から通信網に発信される呼の属性
と、この呼に対して通信網から発生された受理応答信号
に表示される呼の属性とを照合する照合手段47と、こ
の照合結果が不合致となった回数をカウントする第1の
カウント手段48と、この第1のカウント手段48のカ
ウント値が予め設定された所定の閾値を実質的に越えた
回数をカウントする第2のカウント手段51とを備え、
第2のカウント手段51のカウント値に応じてメッセー
ジ出力を行なうようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばデジタル
コードレス電話や有線電話等の収容通信端末と通信網と
のインターフェースを有する交換システムの改良に関す
る。
コードレス電話や有線電話等の収容通信端末と通信網と
のインターフェースを有する交換システムの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、首記の如き交換システム
にあっては、収容通信端末から通信網に発信される呼の
属性と、その発信呼に対する通信網からの受理応答信号
に表示される呼の属性とを、照合するようにしている。
そして、この照合結果が合致しない場合、交換システム
は、呼の接続を拒否するか、または、受理応答信号に表
示される呼の属性に、収容通信端末から発信される呼の
属性を合わせて接続するように、処理を行なっている。
にあっては、収容通信端末から通信網に発信される呼の
属性と、その発信呼に対する通信網からの受理応答信号
に表示される呼の属性とを、照合するようにしている。
そして、この照合結果が合致しない場合、交換システム
は、呼の接続を拒否するか、または、受理応答信号に表
示される呼の属性に、収容通信端末から発信される呼の
属性を合わせて接続するように、処理を行なっている。
【0003】ところで、このような呼の属性の不合致が
連続して発生した場合、交換システムと相手先通信網と
の間に、何らかの状態不一致が発生している可能性が考
えられる。しかしながら、従来の交換システムには、こ
のような状態不一致を検出しかつ対処するための対策が
特に施されていないのが現状である。
連続して発生した場合、交換システムと相手先通信網と
の間に、何らかの状態不一致が発生している可能性が考
えられる。しかしながら、従来の交換システムには、こ
のような状態不一致を検出しかつ対処するための対策が
特に施されていないのが現状である。
【0004】このため、相手先通信網との状態不一致に
より、発信呼の不接続や属性変更等の処理が連続的に行
なわれることによって、発呼者の意図と異なる動作が頻
繁に引き起こされることによる発呼者からの申告や、シ
ステムの定期的なメンテナンス等によってしか、異常状
態を認識することができないので、実用的でなく回線利
用効率の低下を招き易いという問題が生じている。
より、発信呼の不接続や属性変更等の処理が連続的に行
なわれることによって、発呼者の意図と異なる動作が頻
繁に引き起こされることによる発呼者からの申告や、シ
ステムの定期的なメンテナンス等によってしか、異常状
態を認識することができないので、実用的でなく回線利
用効率の低下を招き易いという問題が生じている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
交換システムでは、相手先通信網との状態不一致を検出
し対処するための手段が装備されていないので、発呼者
からの申告やシステムの定期的なメンテナンス等でしか
異常状態を認識することができず、実用的でないという
問題を有している。
交換システムでは、相手先通信網との状態不一致を検出
し対処するための手段が装備されていないので、発呼者
からの申告やシステムの定期的なメンテナンス等でしか
異常状態を認識することができず、実用的でないという
問題を有している。
【0006】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、発信呼とそれに対応する受理応答信号と
の属性の不合致が連続して発生された場合に自動的にシ
ステムの安定化を図り、相手先との不一致状態があれば
それを解消するように動作することにより、発信呼の不
接続や属性変更等による発呼者の意図と異なる動作が頻
繁に引き起こされることを防止し、十分に実用に供し得
る極めて良好な交換システムを提供することを目的とす
る。
されたもので、発信呼とそれに対応する受理応答信号と
の属性の不合致が連続して発生された場合に自動的にシ
ステムの安定化を図り、相手先との不一致状態があれば
それを解消するように動作することにより、発信呼の不
接続や属性変更等による発呼者の意図と異なる動作が頻
繁に引き起こされることを防止し、十分に実用に供し得
る極めて良好な交換システムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る交換シス
テムは、収容される通信端末と外部通信網とのインター
フェースを有するものを対象としている。そして、通信
端末から外部通信網に発信される呼の属性と、この発信
呼に対して外部通信網から発生された受理応答信号に表
示される呼の属性とを照合する照合手段と、この照合手
段による照合結果が不合致となった場合に、通信端末か
ら外部通信網に発信される発信呼の属性に対応させて、
その不合致情報を累積記憶する累積記憶手段と、この累
積記憶手段に記憶された不合致情報を検索して、予め設
定された所定の閾値と比較する比較手段とを備え、比較
手段の比較結果に応じてシステム制御を行なうように構
成したものである。
テムは、収容される通信端末と外部通信網とのインター
フェースを有するものを対象としている。そして、通信
端末から外部通信網に発信される呼の属性と、この発信
呼に対して外部通信網から発生された受理応答信号に表
示される呼の属性とを照合する照合手段と、この照合手
段による照合結果が不合致となった場合に、通信端末か
ら外部通信網に発信される発信呼の属性に対応させて、
その不合致情報を累積記憶する累積記憶手段と、この累
積記憶手段に記憶された不合致情報を検索して、予め設
定された所定の閾値と比較する比較手段とを備え、比較
手段の比較結果に応じてシステム制御を行なうように構
成したものである。
【0008】上記のような構成によれば、通信端末から
発生される呼の属性と、外部通信網から発生される応答
受理信号続的に表示される呼の属性との不合致情報を累
積記憶するとともに、その記憶内容と予め設定された所
定の閾値とを比較して、その比較結果に応じてシステム
制御を行なうようにしたので、自動的にシステムの安定
化を図り、相手先との不一致状態があればそれを解消す
るように動作することができ、発信呼の不接続や属性変
更等による発呼者の意図と異なる動作が頻繁に引き起こ
されることを防止し、十分に実用に供することができ
る。
発生される呼の属性と、外部通信網から発生される応答
受理信号続的に表示される呼の属性との不合致情報を累
積記憶するとともに、その記憶内容と予め設定された所
定の閾値とを比較して、その比較結果に応じてシステム
制御を行なうようにしたので、自動的にシステムの安定
化を図り、相手先との不一致状態があればそれを解消す
るように動作することができ、発信呼の不接続や属性変
更等による発呼者の意図と異なる動作が頻繁に引き起こ
されることを防止し、十分に実用に供することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明するに先立ち、ここで説明する実施の形態の前提とな
る事業用デジタルコードレス電話システムについて、簡
単に説明しておくことにする。図6において、公衆網1
1に対して複数の局線(加入者線)121〜12nを介
して接続されている事業所13内のデジタルPBX(構
内交換機)14は、主にトランク回路151〜15n、
交換部16、ライン回路171〜17m、主制御部1
8、メモリ19及びデータハイウェイ20から構成され
ている。
明するに先立ち、ここで説明する実施の形態の前提とな
る事業用デジタルコードレス電話システムについて、簡
単に説明しておくことにする。図6において、公衆網1
1に対して複数の局線(加入者線)121〜12nを介
して接続されている事業所13内のデジタルPBX(構
内交換機)14は、主にトランク回路151〜15n、
交換部16、ライン回路171〜17m、主制御部1
8、メモリ19及びデータハイウェイ20から構成され
ている。
【0010】このうち、トランク回路151〜15nに
は、局線121〜12nが接続されている。そして、ト
ランク回路151〜15nは、局線121〜12nから
の着呼信号の検出等を行ない、いわゆる局線インターフ
ェースとしての機能を有するものである。
は、局線121〜12nが接続されている。そして、ト
ランク回路151〜15nは、局線121〜12nから
の着呼信号の検出等を行ない、いわゆる局線インターフ
ェースとしての機能を有するものである。
【0011】また、ライン回路171〜17mには、内
線側にある無線基地局CS1〜CSmが接続されてい
る。そして、ライン回路171〜17mは、無線基地局
CS1〜CSmに対して局線121〜12nからの着呼
または内線からの着呼があった場合、着呼を意味する下
り制御信号を送ったり、無線基地局CS1〜CSmから
の発信要求があった場合、その旨の上り制御信号を主制
御部18に送るように動作する。
線側にある無線基地局CS1〜CSmが接続されてい
る。そして、ライン回路171〜17mは、無線基地局
CS1〜CSmに対して局線121〜12nからの着呼
または内線からの着呼があった場合、着呼を意味する下
り制御信号を送ったり、無線基地局CS1〜CSmから
の発信要求があった場合、その旨の上り制御信号を主制
御部18に送るように動作する。
【0012】さらに、交換部16は、トランク回路15
1〜15nとライン回路171〜17mとを接続するこ
とにより、内線間または内線と外線との間の通話を可能
とするものである。上記主制御部18は、データハイウ
ェイ20を介してトランク回路151〜15n、交換部
16及びライン回路171〜17m等を、メモリ19に
記憶された動作プログラムに基づいて制御するようにし
ている。
1〜15nとライン回路171〜17mとを接続するこ
とにより、内線間または内線と外線との間の通話を可能
とするものである。上記主制御部18は、データハイウ
ェイ20を介してトランク回路151〜15n、交換部
16及びライン回路171〜17m等を、メモリ19に
記憶された動作プログラムに基づいて制御するようにし
ている。
【0013】また、無線基地局CS1〜CSmは、それ
ぞれ無線回線を介して移動通信端末PS1〜PSrに対
し接続可能となされている。これら移動通信端末PS1
〜PSrは、各移動通信端末PS1〜PSr及び交換部
16を介して公衆網11に接続されるとともに、移動通
信端末PS1〜PSr同士間でも直接無線回線を接続制
御して通話を行なうことができる。
ぞれ無線回線を介して移動通信端末PS1〜PSrに対
し接続可能となされている。これら移動通信端末PS1
〜PSrは、各移動通信端末PS1〜PSr及び交換部
16を介して公衆網11に接続されるとともに、移動通
信端末PS1〜PSr同士間でも直接無線回線を接続制
御して通話を行なうことができる。
【0014】ここで、無線基地局CS1〜CSmと移動
通信端末PS1〜PSrとの間で設定される無線回線
は、1フレームに送信用4スロット、受信用4スロット
が時分割多重されており、さらに、送信用スロットと受
信用スロットとを時間的に多重したTDMA(Time Div
ision Multiple Access )−TDD(Time Division Du
plex)方式を採用し、送信用の1スロットと受信用の1
スロットとで、1つの無線チャンネルを構成している。
通信端末PS1〜PSrとの間で設定される無線回線
は、1フレームに送信用4スロット、受信用4スロット
が時分割多重されており、さらに、送信用スロットと受
信用スロットとを時間的に多重したTDMA(Time Div
ision Multiple Access )−TDD(Time Division Du
plex)方式を採用し、送信用の1スロットと受信用の1
スロットとで、1つの無線チャンネルを構成している。
【0015】また、各無線チャンネルは、音声やデータ
を送受信するための通話チャンネルと、システム情報、
発呼、着呼、通話チャンネルの設定等を行なうための各
種制御信号を送受信するための制御チャンネルとから構
成されている。各無線基地局CS1〜CSmは、それぞ
れ制御チャンネルを介してシステム制御情報を送信して
いる。
を送受信するための通話チャンネルと、システム情報、
発呼、着呼、通話チャンネルの設定等を行なうための各
種制御信号を送受信するための制御チャンネルとから構
成されている。各無線基地局CS1〜CSmは、それぞ
れ制御チャンネルを介してシステム制御情報を送信して
いる。
【0016】このシステム制御情報には、システム毎に
設定されているシステム呼出符号が含まれており、それ
ぞれの移動通信端末PS1〜PSrは、受信したシステ
ム呼出符号と自己が記憶しているシステム呼出符号とを
比較し、一致する場合にはそのデータを有効と見なして
受信し、一致しない場合にはこのデータを無効として破
棄する。
設定されているシステム呼出符号が含まれており、それ
ぞれの移動通信端末PS1〜PSrは、受信したシステ
ム呼出符号と自己が記憶しているシステム呼出符号とを
比較し、一致する場合にはそのデータを有効と見なして
受信し、一致しない場合にはこのデータを無効として破
棄する。
【0017】移動通信端末PS1〜PSrでは、このシ
ステム制御情報を受信して、自己の所属する無線基地局
CS1〜CSmのシステム呼出符号が含まれている場合
には、この論理制御チャンネル(LCCH)の情報に同
期をとり、以後、このLCCHを受信して、自己に対す
る着呼を待ち受けることになる。
ステム制御情報を受信して、自己の所属する無線基地局
CS1〜CSmのシステム呼出符号が含まれている場合
には、この論理制御チャンネル(LCCH)の情報に同
期をとり、以後、このLCCHを受信して、自己に対す
る着呼を待ち受けることになる。
【0018】移動通信端末PS1〜PSrから発呼を行
なう場合には、無線基地局CS1〜CSmに対して制御
チャンネルにてシステム呼出符号を含む発呼信号を送信
することにより、無線基地局CS1〜CSm側で通話チ
ャンネルの設定を行なって、通話を開始可能となる。
なう場合には、無線基地局CS1〜CSmに対して制御
チャンネルにてシステム呼出符号を含む発呼信号を送信
することにより、無線基地局CS1〜CSm側で通話チ
ャンネルの設定を行なって、通話を開始可能となる。
【0019】したがって、システム呼出符号が異なる無
線基地局CS1〜CSmと移動通信端末PS1〜PSr
との間では、移動通信端末PS1〜PSrからの発呼信
号を受信したとしてもシステム呼出符号が一致しない
と、無線基地局CS1〜CSm側でそのデータを破棄し
てしまうため、移動通信端末PS1〜PSrから発呼を
行なうことができなくなる。
線基地局CS1〜CSmと移動通信端末PS1〜PSr
との間では、移動通信端末PS1〜PSrからの発呼信
号を受信したとしてもシステム呼出符号が一致しない
と、無線基地局CS1〜CSm側でそのデータを破棄し
てしまうため、移動通信端末PS1〜PSrから発呼を
行なうことができなくなる。
【0020】また、移動通信端末PS1〜PSr間直接
通話の場合も同様に、発呼側の移動通信端末PS1〜P
Srがこのシステム呼出符号を用いて、着呼側の移動通
信端末PS1〜PSに発呼信号を送信して、着呼側から
の応答信号を待ち受けることになる。
通話の場合も同様に、発呼側の移動通信端末PS1〜P
Srがこのシステム呼出符号を用いて、着呼側の移動通
信端末PS1〜PSに発呼信号を送信して、着呼側から
の応答信号を待ち受けることになる。
【0021】次に、図7を参照して移動通信端末PS1
の詳細を説明する。なお、他の移動通信端末PS2〜P
Srについては、移動通信端末PS1と同様な構成であ
るので、その説明は省略する。この移動通信端末PS1
は、アンテナ21、無線部22、モデム部23、チャン
ネルコーディック部24、通話部25、制御部26、操
作部27、音声を音声信号に変換する送話部28、音声
信号を音声に変換して出力する受話部29、メモリ部3
0、表示部31及び各種信号音を発生するサウンダ32
から構成されている。
の詳細を説明する。なお、他の移動通信端末PS2〜P
Srについては、移動通信端末PS1と同様な構成であ
るので、その説明は省略する。この移動通信端末PS1
は、アンテナ21、無線部22、モデム部23、チャン
ネルコーディック部24、通話部25、制御部26、操
作部27、音声を音声信号に変換する送話部28、音声
信号を音声に変換して出力する受話部29、メモリ部3
0、表示部31及び各種信号音を発生するサウンダ32
から構成されている。
【0022】このうち、無線部22は、送信/受信系を
時間的に切り替えるスイッチ(SW)33と、受信部3
4と、送信部35と、水晶発振子を備えたシンセサイザ
36とから構成されている。この受信部34は、アンテ
ナ21により受信された無線周波数信号を周波数変換
し、増幅して信号成分を抽出してモデム部23に出力す
るものである。また、上記送信部35は、モデム部23
から入力された送信出力信号を搬送波に載せ高周波信号
化して、アンテナ21に供給して電波として送信させる
ものである。この場合、受信部34及び送信部35は、
シンセサイザ36から所用の周波数信号を得ている。
時間的に切り替えるスイッチ(SW)33と、受信部3
4と、送信部35と、水晶発振子を備えたシンセサイザ
36とから構成されている。この受信部34は、アンテ
ナ21により受信された無線周波数信号を周波数変換
し、増幅して信号成分を抽出してモデム部23に出力す
るものである。また、上記送信部35は、モデム部23
から入力された送信出力信号を搬送波に載せ高周波信号
化して、アンテナ21に供給して電波として送信させる
ものである。この場合、受信部34及び送信部35は、
シンセサイザ36から所用の周波数信号を得ている。
【0023】また、モデム部23は、無線部22の受信
部34より出力された中間周波数信号を復調して信号成
分を得るもので、無線部22からの受信信号を取り込
み、チャンネルコーディック部24に出力するととも
に、チャンネルコーディック部24から出力された送信
信号に直交位相変調、例えばπ/4シフトQPSK(Qu
adrature Phase Shift Keying )の変調処理を行なっ
て、これを無線部22の送信部35に与えるものであ
る。
部34より出力された中間周波数信号を復調して信号成
分を得るもので、無線部22からの受信信号を取り込
み、チャンネルコーディック部24に出力するととも
に、チャンネルコーディック部24から出力された送信
信号に直交位相変調、例えばπ/4シフトQPSK(Qu
adrature Phase Shift Keying )の変調処理を行なっ
て、これを無線部22の送信部35に与えるものであ
る。
【0024】さらに、チャンネルコーディック部24
は、モデム部23から出力される復調信号[TDMA
(時分割多元接続)通信方式による信号]を、予め割り
当てられたタイムスロットから取り出して出力するとと
もに、通話部25からPCM(Pulse Code Modulation
)変調されて出力された信号を、TDMA通信方式に
よる信号に予め割り当てられたタイムスロットに挿入し
てモデム部23に出力するものである。
は、モデム部23から出力される復調信号[TDMA
(時分割多元接続)通信方式による信号]を、予め割り
当てられたタイムスロットから取り出して出力するとと
もに、通話部25からPCM(Pulse Code Modulation
)変調されて出力された信号を、TDMA通信方式に
よる信号に予め割り当てられたタイムスロットに挿入し
てモデム部23に出力するものである。
【0025】また、通話部25は、オーディオ信号帯域
の信号の入出力インターフェースであり、AD(適応差
分)PCMトランスコーダ37及びPCMコーディック
38を有して、制御部26よる制御の元に、送話部28
からの音声信号にPCM変調を施してチャンネルコーデ
ィック部24に与えるとともに、チャンネルコーディッ
ク部24からの復調されたPCM信号を音声信号に変換
して受話部29に与えるものである。
の信号の入出力インターフェースであり、AD(適応差
分)PCMトランスコーダ37及びPCMコーディック
38を有して、制御部26よる制御の元に、送話部28
からの音声信号にPCM変調を施してチャンネルコーデ
ィック部24に与えるとともに、チャンネルコーディッ
ク部24からの復調されたPCM信号を音声信号に変換
して受話部29に与えるものである。
【0026】さらに、上記メモリ部30は、データを保
持するためのものであり、その内部には、各種暗証番号
を保持するための暗証番号記憶領域部が設けられてい
る。この暗証番号記憶領域部には、初期設定として記憶
されている自己の所属基地局を示すための暗証番号であ
るシステムID、自己を示す識別のための暗証番号であ
る個別ID、基地局が移動通信端末に対して割り当てる
内線番号、システム呼出符号、オプション情報、電話番
号及び事業者コード等が記憶されている。
持するためのものであり、その内部には、各種暗証番号
を保持するための暗証番号記憶領域部が設けられてい
る。この暗証番号記憶領域部には、初期設定として記憶
されている自己の所属基地局を示すための暗証番号であ
るシステムID、自己を示す識別のための暗証番号であ
る個別ID、基地局が移動通信端末に対して割り当てる
内線番号、システム呼出符号、オプション情報、電話番
号及び事業者コード等が記憶されている。
【0027】また、制御部26は、各構成要素の制御を
司るものであり、送受信に伴ない必要な各種制御のほ
か、基地局や移動通信端末間の接続制御のために必要な
暗証番号の照合を行なう暗証番号一致検出機能部、暗証
番号メモリ制御機能部及び暗証番号入力識別機能部等を
有している。このうち、暗証番号一致検出機能部は、メ
モリ部30内の暗証番号記憶領域部に記憶させてある各
種暗証番号と、受信した各種暗証番号とを照合して一致
を検出するものである。
司るものであり、送受信に伴ない必要な各種制御のほ
か、基地局や移動通信端末間の接続制御のために必要な
暗証番号の照合を行なう暗証番号一致検出機能部、暗証
番号メモリ制御機能部及び暗証番号入力識別機能部等を
有している。このうち、暗証番号一致検出機能部は、メ
モリ部30内の暗証番号記憶領域部に記憶させてある各
種暗証番号と、受信した各種暗証番号とを照合して一致
を検出するものである。
【0028】さらに、暗証番号メモリ制御機能部は、メ
モリ部30内の暗証番号記憶領域部に対して暗証番号情
報を記憶させたり読み出したりするものである。また、
暗証番号入力識別機能部は、操作部27の機能キー及び
テンキーより入力され、暗証番号メモリ制御機能部によ
りメモリ部30内の暗証番号記憶領域部に記憶する暗証
番号をバイナリーコードに変換し、種別の応じて所定の
ビット数分をメモリ部30内の暗証番号記憶領域部に記
憶させるためのものである。
モリ部30内の暗証番号記憶領域部に対して暗証番号情
報を記憶させたり読み出したりするものである。また、
暗証番号入力識別機能部は、操作部27の機能キー及び
テンキーより入力され、暗証番号メモリ制御機能部によ
りメモリ部30内の暗証番号記憶領域部に記憶する暗証
番号をバイナリーコードに変換し、種別の応じて所定の
ビット数分をメモリ部30内の暗証番号記憶領域部に記
憶させるためのものである。
【0029】なお、操作部27は、発呼や着信応答、ダ
イヤル番号入力、終話等の操作を行なうための機能キー
とテンキーとを備えており、機能キー及びテンキーの操
作によりこれらの入力が行なえる。また、機能キーにお
ける設定キーや登録キーの操作とテンキーの操作とによ
り、制御部26の制御の元にシステムID及び個別ID
の符号内容設定と登録等も行なうことができる。
イヤル番号入力、終話等の操作を行なうための機能キー
とテンキーとを備えており、機能キー及びテンキーの操
作によりこれらの入力が行なえる。また、機能キーにお
ける設定キーや登録キーの操作とテンキーの操作とによ
り、制御部26の制御の元にシステムID及び個別ID
の符号内容設定と登録等も行なうことができる。
【0030】以下、上述した事業用デジタルコードレス
電話システムに、この発明を適用した場合の実施の形態
について説明する。図1は、上記したデジタルPBX1
4の主要部である交換部16,主制御部18及びメモリ
19等を、ここで説明する実施の形態に対応させて機能
ブロック別に示したものである。
電話システムに、この発明を適用した場合の実施の形態
について説明する。図1は、上記したデジタルPBX1
4の主要部である交換部16,主制御部18及びメモリ
19等を、ここで説明する実施の形態に対応させて機能
ブロック別に示したものである。
【0031】すなわち、符号39はISDN(Integrat
ed Services Digital Network )I/F(Interface )
であり、局線40を介して前記公衆網11に対応する図
示しないISDN網に接続されている。また、符号41
は前記交換部16に対応する時分割スイッチであり、符
号42は前記無線基地局CS1〜CSmを介して接続さ
れた移動通信端末PS1〜PSrや、図示しない有線電
話等に対応する収容通信端末(TEL)である。
ed Services Digital Network )I/F(Interface )
であり、局線40を介して前記公衆網11に対応する図
示しないISDN網に接続されている。また、符号41
は前記交換部16に対応する時分割スイッチであり、符
号42は前記無線基地局CS1〜CSmを介して接続さ
れた移動通信端末PS1〜PSrや、図示しない有線電
話等に対応する収容通信端末(TEL)である。
【0032】さらに、図1において、符号43は共通線
信号制御部であり、44はSETUP送信チャネル記憶
部、45はCALL_PROC受信チャネル記憶部、4
6はSETUP受信チャネル記憶部、47は各記憶部4
4〜46に記憶された指定チャネルを照合する照合部、
48は照合部47の照合結果が不合致となった回数をチ
ャネル毎にカウントするチャネル毎不合致カウンタ、4
9は閾値記憶部、50は閾値記憶部49に記憶された閾
値とチャネル毎不合致カウンタ48のカウント値とを比
較するカウンタ閾値比較部、51はカウンタ閾値比較部
によってチャネル毎不合致カウンタ48のカウント値が
閾値記憶部49に記憶された閾値を越えた回数をチャネ
ル毎にカウントするチャネル毎閾値超過カウンタであ
る。
信号制御部であり、44はSETUP送信チャネル記憶
部、45はCALL_PROC受信チャネル記憶部、4
6はSETUP受信チャネル記憶部、47は各記憶部4
4〜46に記憶された指定チャネルを照合する照合部、
48は照合部47の照合結果が不合致となった回数をチ
ャネル毎にカウントするチャネル毎不合致カウンタ、4
9は閾値記憶部、50は閾値記憶部49に記憶された閾
値とチャネル毎不合致カウンタ48のカウント値とを比
較するカウンタ閾値比較部、51はカウンタ閾値比較部
によってチャネル毎不合致カウンタ48のカウント値が
閾値記憶部49に記憶された閾値を越えた回数をチャネ
ル毎にカウントするチャネル毎閾値超過カウンタであ
る。
【0033】また、図1において、符号52はメッセー
ジ出力部であり、符号53はリスタート信号送出を含め
たリスタート処理部であり、符号54はチャネル毎カウ
ンタ初期化部であり、符号55は保守コンソールやプリ
ンタ等のデジタルPBX14に外付けされる保守情報出
力装置である。
ジ出力部であり、符号53はリスタート信号送出を含め
たリスタート処理部であり、符号54はチャネル毎カウ
ンタ初期化部であり、符号55は保守コンソールやプリ
ンタ等のデジタルPBX14に外付けされる保守情報出
力装置である。
【0034】ここで、図2は、各チャネルにおける上記
チャネル毎不合致カウンタ48及びチャネル毎閾値超過
カウンタ51のカウント値の一例を示している。例えば
B2チャネルは閾値超過回数、つまりチャネル毎不合致
カウンタ48のカウント値が閾値記憶部49に記憶され
た閾値を越えた回数が1回であり、B3チャネルは連続
変更回数、つまり照合部47の照合結果が不合致となっ
た回数が1回であり、B5チャネルは閾値超過回数が1
回で、その後9回不合致が連続していることを示してい
る。
チャネル毎不合致カウンタ48及びチャネル毎閾値超過
カウンタ51のカウント値の一例を示している。例えば
B2チャネルは閾値超過回数、つまりチャネル毎不合致
カウンタ48のカウント値が閾値記憶部49に記憶され
た閾値を越えた回数が1回であり、B3チャネルは連続
変更回数、つまり照合部47の照合結果が不合致となっ
た回数が1回であり、B5チャネルは閾値超過回数が1
回で、その後9回不合致が連続していることを示してい
る。
【0035】なお、図3は、上記閾値記憶部49に記憶
された閾値の一例を示している。すなわち、この例で
は、照合部47の照合結果が連続して不合致となった回
数が10回を越えたとき、閾値超過回数を1回と数える
ことにしている。
された閾値の一例を示している。すなわち、この例で
は、照合部47の照合結果が連続して不合致となった回
数が10回を越えたとき、閾値超過回数を1回と数える
ことにしている。
【0036】図4は、相手先のISDN網からの信号受
信時における処理動作を説明するためのフローチャート
である。まず、ステップS1で、SETUPが受信され
ると、ステップS2で、SETUP受信時の指定チャネ
ルに対応する各カウンタ48,51がリセットされる。
信時における処理動作を説明するためのフローチャート
である。まず、ステップS1で、SETUPが受信され
ると、ステップS2で、SETUP受信時の指定チャネ
ルに対応する各カウンタ48,51がリセットされる。
【0037】また、ステップS3で、受理応答信号が受
信されると、ステップS4で、チャネルの変更があるか
否かが判別され、変更がないと判断された場合(N
O)、ステップS2の処理に移行される。さらに、ステ
ップS5で、拒否応答信号が受信されると、ステップS
6で、拒否理由がチャネル使用不可であるか否かが判別
され、使用不可であると判断された場合(YES)、ス
テップS7で、特にシステム制御しない状態に保持され
る。
信されると、ステップS4で、チャネルの変更があるか
否かが判別され、変更がないと判断された場合(N
O)、ステップS2の処理に移行される。さらに、ステ
ップS5で、拒否応答信号が受信されると、ステップS
6で、拒否理由がチャネル使用不可であるか否かが判別
され、使用不可であると判断された場合(YES)、ス
テップS7で、特にシステム制御しない状態に保持され
る。
【0038】そして、ステップS4でチャネルの変更が
あると判断された場合(YES)、または、ステップS
6でチャネル使用不可でないと判断された場合(N
O)、ステップS8で、チャネル毎不合致カウンタ48
がカウントアップされた後、ステップS9で、チャネル
毎不合致カウンタ48のカウント値が閾値を越えたか否
かが判別される。ここで、カウント値が閾値を越えてい
ないと判断された場合(NO)、ステップS7の処理に
移行される。
あると判断された場合(YES)、または、ステップS
6でチャネル使用不可でないと判断された場合(N
O)、ステップS8で、チャネル毎不合致カウンタ48
がカウントアップされた後、ステップS9で、チャネル
毎不合致カウンタ48のカウント値が閾値を越えたか否
かが判別される。ここで、カウント値が閾値を越えてい
ないと判断された場合(NO)、ステップS7の処理に
移行される。
【0039】また、ステップS9でチャネル毎不合致カ
ウンタ48のカウント値が閾値を越えたと判断された場
合(YES)、ステップS10で、チャネル毎不合致カ
ウンタ48がリセットされるとともに、チャネル毎閾値
超過カウンタ51がカウントアップされる。その後、ス
テップS11で、チャネル毎閾値超過カウンタ51のカ
ウント値が1であるか否かが判別され、1であると判断
された場合(YES)、ステップS12で、保守情報出
力装置55の保守コンソールやプリンタにメッセージが
出力される。
ウンタ48のカウント値が閾値を越えたと判断された場
合(YES)、ステップS10で、チャネル毎不合致カ
ウンタ48がリセットされるとともに、チャネル毎閾値
超過カウンタ51がカウントアップされる。その後、ス
テップS11で、チャネル毎閾値超過カウンタ51のカ
ウント値が1であるか否かが判別され、1であると判断
された場合(YES)、ステップS12で、保守情報出
力装置55の保守コンソールやプリンタにメッセージが
出力される。
【0040】さらに、ステップS11でチャネル毎閾値
超過カウンタ51のカウント値が1でないと判断された
場合(NO)、ステップS13で、チャネル毎閾値超過
カウンタ51のカウント値が2であるか否かが判別さ
れ、2でないと判断された場合(NO)、ステップS7
の処理に移行される。また、チャネル毎閾値超過カウン
タ51のカウント値が2であると判断された場合(YE
S)、ステップS14で、該当チャネル指定のリスター
トメッセージが送信されるとともに、該当チャネルに対
応する各カウンタ48,51がリセットされる。
超過カウンタ51のカウント値が1でないと判断された
場合(NO)、ステップS13で、チャネル毎閾値超過
カウンタ51のカウント値が2であるか否かが判別さ
れ、2でないと判断された場合(NO)、ステップS7
の処理に移行される。また、チャネル毎閾値超過カウン
タ51のカウント値が2であると判断された場合(YE
S)、ステップS14で、該当チャネル指定のリスター
トメッセージが送信されるとともに、該当チャネルに対
応する各カウンタ48,51がリセットされる。
【0041】次に、図5(a)〜(f)は、それぞれ図
4のフローチャートで示したシーケンスに基づく、デジ
タルPBX14の具体的な処理例を示している。まず、
図5(a)は、収容通信端末42からISDN網に対し
て発信し、SETUP送信時に指定したチャネルがCA
LL_PROCで指定された(あるいはチャネルが省略
された)場合を示し、図5(b)は、ISDN網から収
容通信端末42に着信し所定のチャネルを指定された場
合を示している。この場合には、いずれも、図4に示し
た処理フローに基づいて、指定チャネル対応の各カウン
タ48,51のリセットが行なわれる。
4のフローチャートで示したシーケンスに基づく、デジ
タルPBX14の具体的な処理例を示している。まず、
図5(a)は、収容通信端末42からISDN網に対し
て発信し、SETUP送信時に指定したチャネルがCA
LL_PROCで指定された(あるいはチャネルが省略
された)場合を示し、図5(b)は、ISDN網から収
容通信端末42に着信し所定のチャネルを指定された場
合を示している。この場合には、いずれも、図4に示し
た処理フローに基づいて、指定チャネル対応の各カウン
タ48,51のリセットが行なわれる。
【0042】また、図5(c)は、収容通信端末42か
らISDN網に対して発信し、SETUP送信時に指定
したチャネルがCALL_PROCで変更された場合を
示し、図5(d)は、SETUP送信時に指定したチャ
ネルが使用不可という表示理由で切断された場合を示し
ている。この場合には、いずれも、図4に示した処理フ
ローに基づいて、指定チャネルに対応するチャネル毎不
合致カウンタ48がカウントアップされる。そして、チ
ャネル毎不合致カウンタ48のカウント値と閾値とが比
較され、カウンタ値が閾値を越えていないので、特にシ
ステム制御はなされない。
らISDN網に対して発信し、SETUP送信時に指定
したチャネルがCALL_PROCで変更された場合を
示し、図5(d)は、SETUP送信時に指定したチャ
ネルが使用不可という表示理由で切断された場合を示し
ている。この場合には、いずれも、図4に示した処理フ
ローに基づいて、指定チャネルに対応するチャネル毎不
合致カウンタ48がカウントアップされる。そして、チ
ャネル毎不合致カウンタ48のカウント値と閾値とが比
較され、カウンタ値が閾値を越えていないので、特にシ
ステム制御はなされない。
【0043】さらに、図5(e)は、収容通信端末42
からISDN網に対して発信し、図5(c)と同様にチ
ャネル変更が行なわれた場合を示している。この場合に
は、図4に示した処理フローに基づいて、指定チャネル
に対応するチャネル毎不合致カウンタ48がカウントア
ップされる。そして、チャネル毎不合致カウンタ48の
カウント値と閾値とが比較され、カウンタ値が閾値を越
えているので、チャネル毎不合致カウンタ48がリセッ
トされるとともに、チャネル毎閾値超過カウンタ51が
カウントアップされる。その後、チャネル毎閾値超過カ
ウンタ51のカウント値が1であるため、保守情報出力
装置55の保守コンソールやプリンタに警告メッセージ
が出力される。
からISDN網に対して発信し、図5(c)と同様にチ
ャネル変更が行なわれた場合を示している。この場合に
は、図4に示した処理フローに基づいて、指定チャネル
に対応するチャネル毎不合致カウンタ48がカウントア
ップされる。そして、チャネル毎不合致カウンタ48の
カウント値と閾値とが比較され、カウンタ値が閾値を越
えているので、チャネル毎不合致カウンタ48がリセッ
トされるとともに、チャネル毎閾値超過カウンタ51が
カウントアップされる。その後、チャネル毎閾値超過カ
ウンタ51のカウント値が1であるため、保守情報出力
装置55の保守コンソールやプリンタに警告メッセージ
が出力される。
【0044】次に、図5(f)は、収容通信端末42か
らISDN網に対して発信し、図5(e)と同様にチャ
ネル変更が行なわれた場合を示している。この場合に
は、図4に示した処理フローに基づいて、指定チャネル
に対応するチャネル毎不合致カウンタ48がカウントア
ップされる。そして、チャネル毎不合致カウンタ48の
カウント値と閾値とが比較され、カウンタ値が閾値を越
えているので、チャネル毎不合致カウンタ48がリセッ
トされるとともに、チャネル毎閾値超過カウンタ51が
カウントアップされる。
らISDN網に対して発信し、図5(e)と同様にチャ
ネル変更が行なわれた場合を示している。この場合に
は、図4に示した処理フローに基づいて、指定チャネル
に対応するチャネル毎不合致カウンタ48がカウントア
ップされる。そして、チャネル毎不合致カウンタ48の
カウント値と閾値とが比較され、カウンタ値が閾値を越
えているので、チャネル毎不合致カウンタ48がリセッ
トされるとともに、チャネル毎閾値超過カウンタ51が
カウントアップされる。
【0045】その後、チャネル毎閾値超過カウンタ51
のカウント値が2であるため、SETUPで指定したチ
ャネルを指定したリスタートメッセージを相手に送信す
る。そして、指定チャネル対応の各カウンタ48,51
をリセットし、相手からリスタートに対する応答を受信
して処理が終了される。
のカウント値が2であるため、SETUPで指定したチ
ャネルを指定したリスタートメッセージを相手に送信す
る。そして、指定チャネル対応の各カウンタ48,51
をリセットし、相手からリスタートに対する応答を受信
して処理が終了される。
【0046】したがって、上記した実施の形態によれ
ば、相手先通信網との状態不一致により、発信呼の不接
続や属性変更等の処理が連続的に行なわれた場合、その
回数をカウントするとともに、そのカウント値が予め設
定された所定の閾値を越えた回数をカウントし、そのカ
ウント値に応じてそれぞれメッセージ出力を施すように
したので、自動的にシステムの安定化を図り、発信呼の
不接続や属性変更等による発呼者の意図と異なる動作が
頻繁に引き起こされることを防止し、十分に実用に供す
ることができる。なお、この発明は上記した実施の形態
に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施することができる。
ば、相手先通信網との状態不一致により、発信呼の不接
続や属性変更等の処理が連続的に行なわれた場合、その
回数をカウントするとともに、そのカウント値が予め設
定された所定の閾値を越えた回数をカウントし、そのカ
ウント値に応じてそれぞれメッセージ出力を施すように
したので、自動的にシステムの安定化を図り、発信呼の
不接続や属性変更等による発呼者の意図と異なる動作が
頻繁に引き起こされることを防止し、十分に実用に供す
ることができる。なお、この発明は上記した実施の形態
に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施することができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
発信呼とそれに対応する受理応答信号との属性の不合致
が連続して発生された場合に自動的にシステムの安定化
を図り、相手先との不一致状態があればそれを解消する
ように動作することにより、発信呼の不接続や属性変更
等による発呼者の意図と異なる動作が頻繁に引き起こさ
れることを防止し、十分に実用に供し得る極めて良好な
交換システムを提供することができる。
発信呼とそれに対応する受理応答信号との属性の不合致
が連続して発生された場合に自動的にシステムの安定化
を図り、相手先との不一致状態があればそれを解消する
ように動作することにより、発信呼の不接続や属性変更
等による発呼者の意図と異なる動作が頻繁に引き起こさ
れることを防止し、十分に実用に供し得る極めて良好な
交換システムを提供することができる。
【図1】この発明に係る交換システムの実施の形態を示
すブロック構成図。
すブロック構成図。
【図2】同実施の形態におけるチャネル毎不合致カウン
タ及びチャネル毎閾値超過カウンタのカウント値の一例
を示す図。
タ及びチャネル毎閾値超過カウンタのカウント値の一例
を示す図。
【図3】同実施の形態における閾値記憶部に記憶された
閾値の一例を示す図。
閾値の一例を示す図。
【図4】同実施の形態における信号受信時の処理動作を
説明するために示すフローチャート。
説明するために示すフローチャート。
【図5】同実施の形態における発信または着信のシーケ
ンスと処理の例とを説明するために示す図。
ンスと処理の例とを説明するために示す図。
【図6】事業用デジタルコードレス電話システムの概要
を示すブロック構成図。
を示すブロック構成図。
【図7】同システムにおける移動通信端末の詳細を示す
ブロック構成図。
ブロック構成図。
14…デジタルPBX、 16…交換部、 18…主制御部、 19…メモリ、 39…ISDN I/F、 40…局線、 41…時分割スイッチ、 42…収容通信端末(TEL)、 43…共通線信号制御部、 44…SETUP送信チャネル記憶部、 45…CALL_PROC受信チャネル記憶部、 46…SETUP受信チャネル記憶部、 47…照合部、 48…チャネル毎不合致カウンタ、 49…閾値記憶部、 50…カウンタ閾値比較部、 51…チャネル毎閾値超過カウンタ、 52…メッセージ出力部、 53…リスタート処理部、 54…チャネル毎カウンタ初期化部、 55…保守情報出力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/34
Claims (6)
- 【請求項1】 収容される通信端末と外部通信網とのイ
ンターフェースを有する交換システムにおいて、 前記通信端末から前記外部通信網に発信される呼の属性
と、この発信呼に対して前記外部通信網から発生された
受理応答信号に表示される呼の属性とを照合する照合手
段と、 この照合手段による照合結果が不合致となった場合に、
前記通信端末から前記外部通信網に発信される前記発信
呼の属性に対応させて、その不合致情報を累積記憶する
累積記憶手段と、 この累積記憶手段に記憶された不合致情報を検索して、
予め設定された所定の閾値と比較する比較手段とを具備
し、 前記比較手段の比較結果に応じてシステム制御を行なう
ように構成してなることを特徴とする交換システム。 - 【請求項2】 前記累積記憶手段は、前記照合手段によ
る照合結果が不合致となった回数をカウントする第1の
カウント手段であることを特徴とする請求項1記載の交
換システム。 - 【請求項3】 前記第1のカウント手段は、 前記外部通信網から発生された受理応答信号が受信され
た状態で、発呼時に指定したチャネルが変更されていた
場合と、 前記外部通信網から発生された接続拒否応答信号が受信
された状態で、そのチャネルが使用不可でない場合と
の、いずれか一方の場合に、 カウント値が更新されることを特徴とする請求項2記載
の交換システム。 - 【請求項4】 前記比較手段は、前記第1カウント手段
のカウント値が、前記閾値を実質的に越えた回数をカウ
ントする第2のカウント手段であることを特徴とする請
求項2記載の交換システム。 - 【請求項5】 前記第2のカウント手段のカウント値
が、予め設定された第1の所定値に達した状態で、保守
情報出力装置にメッセージを出力し、 前記第2のカウント手段のカウント値が、前記第1の所
定値よりも大きい予め設定された第2の所定値に達した
状態で、チャネル指定のリスタートメッセージを送信す
るメッセージ出力手段を具備してなることを特徴とする
請求項1記載の交換システム。 - 【請求項6】 前記累積記憶手段は、前記外部通信網か
ら発生された接続拒否応答信号が受信された状態で、そ
の信号に含まれる理由情報を記憶することを特徴とする
請求項1記載の交換システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8174833A JPH1023156A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 交換システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8174833A JPH1023156A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 交換システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1023156A true JPH1023156A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15985461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8174833A Pending JPH1023156A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 交換システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1023156A (ja) |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP8174833A patent/JPH1023156A/ja active Pending
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