JPH10231507A - 除雪具 - Google Patents
除雪具Info
- Publication number
- JPH10231507A JPH10231507A JP7880397A JP7880397A JPH10231507A JP H10231507 A JPH10231507 A JP H10231507A JP 7880397 A JP7880397 A JP 7880397A JP 7880397 A JP7880397 A JP 7880397A JP H10231507 A JPH10231507 A JP H10231507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- snow
- face
- russell
- shape
- push
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 雪を押し分け、押し出し、寄せ集め、掬い、
投擲するといった一連の除雪作業を一つの除雪具で一体
的に行ことによって除雪作業を省力化、合理化し、除雪
作業労働量を軽減すること。 【解決手段】 ラッセル面とも云うべき雪を押し分ける
作用をなす面(1)とプッシュ面とも云うべき雪を押し
出す作用をなす面(2)を上下に有する二面一体型の除
雪具。地面上で滑動させることによって雪を左右側面に
押し分けあるいは前方に押し出す。両手で持つとスコッ
プとしても使用できる。
投擲するといった一連の除雪作業を一つの除雪具で一体
的に行ことによって除雪作業を省力化、合理化し、除雪
作業労働量を軽減すること。 【解決手段】 ラッセル面とも云うべき雪を押し分ける
作用をなす面(1)とプッシュ面とも云うべき雪を押し
出す作用をなす面(2)を上下に有する二面一体型の除
雪具。地面上で滑動させることによって雪を左右側面に
押し分けあるいは前方に押し出す。両手で持つとスコッ
プとしても使用できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本考案は除雪具に関するもの
である。
である。
【0002】
【従来の技術】従来、スノープッシャーとも云うべき雪
を押し出す除雪具やプラスチック製の除雪用スコップが
知られている。
を押し出す除雪具やプラスチック製の除雪用スコップが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スノープッシャーでは
雪を押し出すことによって前方に雪だまりができること
から、一定量の雪を押し出すことしかできず、作業内容
によっては除雪用スコップなど除雪道具を替えて行う必
要があるうえ、スノープッシャーや除雪用スコップを使
用した作業は身体を横に移動しながら雪を押し出す作業
を繰り返すか、任意に押し出す方向を変えて行う必要が
あり、作業効率が悪いという問題点を有していた。
雪を押し出すことによって前方に雪だまりができること
から、一定量の雪を押し出すことしかできず、作業内容
によっては除雪用スコップなど除雪道具を替えて行う必
要があるうえ、スノープッシャーや除雪用スコップを使
用した作業は身体を横に移動しながら雪を押し出す作業
を繰り返すか、任意に押し出す方向を変えて行う必要が
あり、作業効率が悪いという問題点を有していた。
【0004】本考案は従来の技術の有する問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは除雪具
の合理化と作業の合理化、簡易化である。
てなされたものであり、その目的とするところは除雪具
の合理化と作業の合理化、簡易化である。
【0005】
【課題を解決するための手段】ラッセル面とも云うべき
雪を押し分ける作用をなす面(1)とプッシュ面とも云
うべき雪を押し出す作用をなす面(2)を上下に有する
二面一体型の除雪具により、使用者は用途に応じてラッ
セル面あるいはプッシュ面を選択し、ボルトを緩めて作
業しやすい支持棒の角度調節を行い、ボルトを締めて使
用する。
雪を押し分ける作用をなす面(1)とプッシュ面とも云
うべき雪を押し出す作用をなす面(2)を上下に有する
二面一体型の除雪具により、使用者は用途に応じてラッ
セル面あるいはプッシュ面を選択し、ボルトを緩めて作
業しやすい支持棒の角度調節を行い、ボルトを締めて使
用する。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態について図面を参照し
て説明する。図1〜図4において除雪具はラッセル面
(1)とプッシュ面(2)を上下に有し、背面にはプッ
シュ面両端から伸びた三角形状の本体接続部(6)があ
り、その頂点には円筒状の突起が2箇所設けられてい
る。ラッセル面は例えて云えば試験管を縦に二分割し、
その底部を中心として扇型に配置した形状をなし、プッ
シュ面はラッセル面の下部両端を結んでできる空間を塞
ぎ、下方へ緩やかにカーブした形状をなす。
て説明する。図1〜図4において除雪具はラッセル面
(1)とプッシュ面(2)を上下に有し、背面にはプッ
シュ面両端から伸びた三角形状の本体接続部(6)があ
り、その頂点には円筒状の突起が2箇所設けられてい
る。ラッセル面は例えて云えば試験管を縦に二分割し、
その底部を中心として扇型に配置した形状をなし、プッ
シュ面はラッセル面の下部両端を結んでできる空間を塞
ぎ、下方へ緩やかにカーブした形状をなす。
【0007】各作用面(1、2)には削り取った雪が左
右側面に移動しやすいよう、あるいは前方へスクロール
しやすいように雪誘導凸部(4)が各々設けられてい
る。
右側面に移動しやすいよう、あるいは前方へスクロール
しやすいように雪誘導凸部(4)が各々設けられてい
る。
【0008】作用面(1、2)の材質はポリカーボナイ
トあるいはポリプロピレンを用い、成形加工により形成
される。把手(5)はポリプロピレンを用い、成形加工
により形成される。支持棒(3)は木または塩化ビニー
ル被覆鋼管を用いる。支持棒接続部(7)の材質は金
属、あるいはポリカーボナイト、ポリプロピレンを用
い、金属加工あるいは成形加工により形成される。
トあるいはポリプロピレンを用い、成形加工により形成
される。把手(5)はポリプロピレンを用い、成形加工
により形成される。支持棒(3)は木または塩化ビニー
ル被覆鋼管を用いる。支持棒接続部(7)の材質は金
属、あるいはポリカーボナイト、ポリプロピレンを用
い、金属加工あるいは成形加工により形成される。
【0009】把手と支持棒接続部は支持棒にはめ込み、
金属製ネジにより固定する。支持棒と作用面の接続は本
体接続部の2箇所の円筒状の突起の間に円筒状の支持棒
接続部を挟み込み、両部を貫通する穴にボルト(8)を
通し、ナット(9)で固定する。ボルトとナット間の各
所には衝撃を和らげ、摩擦力を高めるゴムリング(1
0)が組み入れられている。
金属製ネジにより固定する。支持棒と作用面の接続は本
体接続部の2箇所の円筒状の突起の間に円筒状の支持棒
接続部を挟み込み、両部を貫通する穴にボルト(8)を
通し、ナット(9)で固定する。ボルトとナット間の各
所には衝撃を和らげ、摩擦力を高めるゴムリング(1
0)が組み入れられている。
【0010】ボルト、ナットの頭部の材質はポリプロピ
レンを用い、成形加工により形成される。ボルトの芯棒
とナットのネジ穴は金属加工によって形成される。
レンを用い、成形加工により形成される。ボルトの芯棒
とナットのネジ穴は金属加工によって形成される。
【0011】
【発明の効果】本考案は上述のとおり構成されているの
で次に記載する効果を説明する。ラッセル面を地面上で
滑動して使用する場合には雪を左右側面に押し分けて進
むことができ、上部にあるプッシュ面は捌き切れなかっ
た雪をラッセル面の前方へ再度押し出す役割を果たす。
プッシュ面を地面上で滑動して使用する場合には取り込
んだ雪を面内でスクロールさせながら前方へ押し出すこ
とができる。
で次に記載する効果を説明する。ラッセル面を地面上で
滑動して使用する場合には雪を左右側面に押し分けて進
むことができ、上部にあるプッシュ面は捌き切れなかっ
た雪をラッセル面の前方へ再度押し出す役割を果たす。
プッシュ面を地面上で滑動して使用する場合には取り込
んだ雪を面内でスクロールさせながら前方へ押し出すこ
とができる。
【0012】また、除雪具を両手で持って使用する場合
にはプッシュ面は雪を掬い、投擲するスコップとしても
使用できる。1つの除雪具で押し分け、押し出し、寄せ
集め、掬い、投擲といった一連の除雪作業を一体的に行
うことによって除雪作業を省力化、合理化し、除雪作業
量を軽減することができる。
にはプッシュ面は雪を掬い、投擲するスコップとしても
使用できる。1つの除雪具で押し分け、押し出し、寄せ
集め、掬い、投擲といった一連の除雪作業を一体的に行
うことによって除雪作業を省力化、合理化し、除雪作業
量を軽減することができる。
【0013】特に駐車場等の広い平坦な場所においては
ラッセル面で碁盤の目状に押し分けることによって十数
箇所の雪山を作り、それをプッシュ面を使用して押し集
める。あるいは雪山にスノーダンプとも云うべき雪運搬
除雪具を使用して除雪すると効果的な除雪作業の省力化
が図れるほか、早朝の出勤前など忙しい時間帯に玄関か
ら公道までの除雪は苦労するところであるが、ラッセル
面を地面上で滑動することによって短時間で歩道の確保
ができる。雪が日中解けてしまう地域や少雪の地域にお
いても除雪具の利用価値は高い。
ラッセル面で碁盤の目状に押し分けることによって十数
箇所の雪山を作り、それをプッシュ面を使用して押し集
める。あるいは雪山にスノーダンプとも云うべき雪運搬
除雪具を使用して除雪すると効果的な除雪作業の省力化
が図れるほか、早朝の出勤前など忙しい時間帯に玄関か
ら公道までの除雪は苦労するところであるが、ラッセル
面を地面上で滑動することによって短時間で歩道の確保
ができる。雪が日中解けてしまう地域や少雪の地域にお
いても除雪具の利用価値は高い。
【図1】除雪具の要部斜視図である。
【図2】除雪具の要部平面図である。
【図3】除雪具の要部背面図である。
【図4】除雪具の斜視全体図である。
1 ラッセル面 2 プッシュ面 3 支持棒 4 雪誘導凸部 5 把手 6 本体接続部 7 支持棒接続部 8 ボルト 9 ナット 10 ゴムリング
Claims (1)
- 【請求項1】 ラッセル面とも云うべき雪を押し分ける
作用をなす面(1)とプッシュ面とも云うべき雪を押し
出す作用なす面(2)を上下に有する二面一体型の除雪
具でさらに詳しくはラッセル面は例えて云えば試験管を
縦に二分割し、その底部を中心として扇型に配置した形
状で、プッシュ面はラッセル面の下部両端を結んででき
る空間を塞ぎ、下方へ緩やかにカーブした形状で、各作
用面(1、2)には削り取った雪が左右側面に移動しや
すいよう、あるいは前方へスクロールしやすいように雪
誘導凸部(4)が設けられ、さらに背面にはプッシュ面
両端から伸びた三角形状の本体接続部(6)があり、そ
の頂点には円筒状の突起が2箇所設けられ、これに把手
(5)と支持棒が(3)接続された円筒状の支持棒接続
部(7)を挟み込み、ボルト(8)とナット(9)で接
続、固定することを特徴とする除雪具である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7880397A JPH10231507A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 除雪具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7880397A JPH10231507A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 除雪具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10231507A true JPH10231507A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=13672024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7880397A Pending JPH10231507A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 除雪具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10231507A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008007483A1 (fr) | 2006-07-10 | 2008-01-17 | Satoru Tanaya | Outil poussé à la main à traction par courroie épaulière |
CN102797238A (zh) * | 2011-05-23 | 2012-11-28 | 亚美斯特鲁坦普公司 | 折叠雪铲 |
CN103981829A (zh) * | 2010-08-25 | 2014-08-13 | 艾姆斯有限公司 | 折叠雪铲 |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP7880397A patent/JPH10231507A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008007483A1 (fr) | 2006-07-10 | 2008-01-17 | Satoru Tanaya | Outil poussé à la main à traction par courroie épaulière |
CN103981829A (zh) * | 2010-08-25 | 2014-08-13 | 艾姆斯有限公司 | 折叠雪铲 |
CN103981829B (zh) * | 2010-08-25 | 2016-09-28 | 艾姆斯有限公司 | 折叠雪铲 |
CN102797238A (zh) * | 2011-05-23 | 2012-11-28 | 亚美斯特鲁坦普公司 | 折叠雪铲 |
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