JPH1023075A - インターネットワークにおける通信方法 - Google Patents

インターネットワークにおける通信方法

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JPH1023075A
JPH1023075A JP8187029A JP18702996A JPH1023075A JP H1023075 A JPH1023075 A JP H1023075A JP 8187029 A JP8187029 A JP 8187029A JP 18702996 A JP18702996 A JP 18702996A JP H1023075 A JPH1023075 A JP H1023075A
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JP
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network terminal
terminal device
network
address
pager
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Futoshi Oseto
太 大瀬戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常にはインターネットワークに接続されてい
ないネットワーク端末装置同士がインターネットワーク
を介して通信を行う場合に、発呼側からの通信要求に対
して、被呼側が迅速に応答できるインターネットワーク
における通信方法を提供すること。 【解決手段】 接続してきた発呼側電話機から被呼側ネ
ットワーク端末装置側のページャの番号を通知されたネ
ットワーク中継装置は、その発呼側電話機に対して割り
当てたアドレスをページャ基地局を介して被呼側ネット
ワーク端末装置側のページャを呼び出して通知し、その
通知を受けた被呼側ネットワーク端末装置は、前記ネッ
トワーク中継装置に接続して割り当てを受けたアドレス
を、前記通知されたアドレスにより特定されるネットワ
ーク中継装置に通知することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットワ
ークに収容されたネットワーク中継装置に一時的に接続
して共に前記インターネットワーク上のアドレスの一時
的な割り当てを受ける電話機とネットワーク端末装置と
の間の前記インターネットワークにおける通信方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークとネットワークを相互接続
して構成されるインターネットワークの代表的なもとし
て、TCP/IP(Transmission Con
trol Protocol/Internet Pr
otocol)通信による全世界的なネットワークであ
るインターネットが挙げられる。
【0003】そのインターネットに収容された通信端末
装置間で、IPパケットの交換を行う場合、各通信端末
装置は、インターネット上で相手端末を特定するため
に、その相手端末のインターネット上のアドレスである
IPアドレスを知る必要がある。
【0004】専用回線等によりインターネットに常時接
続されているネットワーク端末装置においては、そのI
Pアドレスは固定的に割り当てられており、そのネット
ワーク端末装置のIPアドレスを一度知れば、以後は、
そのIPアドレスは不変なため、そのネットワーク端末
装置といつでもIPパケットの交換による直接的なデー
タ通信が可能である。
【0005】一方、図19に示すように、インターネッ
ト1に収容されたインターネット接続業者(プロバイダ
ー)側のネットワーク中継装置21、22に、必要に応
じて公衆回線やISDN等を介してネットワーク端末装
置11、12が接続し、その接続の際に、一時的なIP
アドレスの割り当てを受け、その後接続が中断されるま
でそのIPアドレスを使用できる、いわゆる、ダイヤル
アップIP接続のような接続形態の場合には、ネットワ
ーク端末装置11、12は、それぞれネットワーク中継
装置21、22に接続するまで、自装置に割り当てられ
たIPアドレスを知ることができない。
【0006】したがって、仮に、図19に示すような、
インターネット1に常には接続されていないネットワー
ク端末装置11、12間で、インターネット1を介した
直接的な通信を行おうとしても、一方のネットワーク端
末装置11が、他方のネットワーク端末装置12とデー
タ通信をしたいためにネットワーク中継装置21に接続
してIPアドレスの割り当てを受けた時点において、ネ
ットワーク端末装置12が、ネットワーク中継装置22
に接続しているとは限らず、また、接続してIPアドレ
スの割り当てを受けていたとしても、そのネットワーク
端末装置12は、ネットワーク端末装置11が、自装置
との通信を望んでいることを知らないため、ネットワー
ク端末装置12のIPアドレスは、ネットワーク端末装
置11に通知されることはなく、ネットワーク端末装置
11、12間で直接的なデータ通信を行うことはできな
い。
【0007】そこで、ネットワーク端末装置11、12
間で直接的なデータ通信を行うために、サービスセンタ
ーを介した通信方法や、電子メールを使った通信方法が
考えられている。
【0008】サービスセンターを介した通信方法では、
図20に示すネットワーク構成で、図21に示す手順に
より通信を行う。
【0009】図20は、図19に示す構成に、インター
ネット1に収容されたサービスセンター装置41を追加
した構成である。図20に示すネットワーク端末装置1
1と、ネットワーク端末装置12とが直接的なデータ通
信を行う場合の手順について図21を参照して簡単に説
明する。
【0010】同図において、ネットワーク端末装置11
が、ネットワーク中継装置21に接続すると(フェーズ
A1)、ネットワーク中継装置21は、ネットワーク端
末装置11に対してIPアドレスを設定する(フェーズ
A2)。そして、ネットワーク端末装置11は、サービ
スセンター装置41へ接続して自装置のIPアドレスを
サービスセンター装置41のリストに登録する(フェー
ズA3)。
【0011】一方、ネットワーク端末装置12は、ネッ
トワーク中継装置22に接続し(フェーズA4)、ネッ
トワーク中継装置22は、ネットワーク端末装置12に
対してIPアドレスを設定する(フェーズA5)。そし
て、ネットワーク端末装置12は、サービスセンター装
置41へ接続して自装置のIPアドレスをサービスセン
ター装置41のリストに登録する(フェーズA6)。
【0012】フェーズA6によってネットワーク端末装
置12のIPアドレスをリストに登録したサービスセン
ター装置41は、フェーズA3で知ったネットワーク端
末装置11のIPアドレスに基づいてネットワーク端末
装置11に接続し、ネットワーク端末装置11は、サー
ビスセンター装置41のリストからネットワーク端末装
置12のIPアドレスを取得する(フェーズA7)。
【0013】ネットワーク端末装置11は、フェーズA
7で知ったネットワーク端末装置12のIPアドレスに
基づいてネットワーク端末装置12に接続要求すると共
に、自装置のIPアドレスを通知する(フェーズA
8)。ネットワーク端末装置12は、フェーズA8で知
ったネットワーク端末装置11のIPアドレスに基づい
てネットワーク端末装置11に接続応答することによ
り、直接的なデータ通信が可能となる(フェーズA1
0)。
【0014】しかし、このような、サービスセンター装
置41を介する通信方法の場合、ネットワーク端末装置
11が通信できる相手は、サービスセンター41に登録
されているネットワーク端末装置(ネットワーク端末装
置12)のみである。また、特定の相手端末に対し通信
しようとする場合、その相手端末が、サービスセンター
装置41に接続しなければならない。また、ネットワー
ク端末装置12にとっては、サービスセンター装置41
に接続するまで、自装置がネットワーク端末装置11か
ら呼び出されていることを知ることができないため、ネ
ットワーク端末装置11が、ネットワーク端末装置12
との間で直接的なデータ通信をしようとして、ネットワ
ーク中継装置21に接続した時点(フェーズA1)か
ら、ネットワーク端末装置12が、応答して(フェーズ
A9)、通信が開始された時点(フェーズA10)まで
に相当の時間が経過してしまい、円滑な通信ができない
問題があった。
【0015】一方、電子メールを用いた通信方法では、
図19に示すネットワーク構成で、図22に示す手順に
より通信を行う。
【0016】図19に示すネットワーク端末装置11
と、ネットワーク12とが直接的なデータ通信を行う場
合の手順について図22を参照して簡単に説明する。
【0017】同図において、ネットワーク端末装置11
は、ネットワーク中継装置21に接続し(フェーズB
1)、ネットワーク中継装置21は、ネットワーク端末
装置11に対してIPアドレスを設定する(フェーズB
2)。そして、ネットワーク端末装置11は、ネットワ
ーク中継装置22に対して、ネットワーク端末装置12
宛ての電子メールを送信し(フェーズB3)、ネットワ
ーク中継装置22は、その電子メールを、ネットワーク
端末装置12からの要求があるまで蓄積する。その電子
メールには、内容として、ネットワーク端末装置11の
IPアドレスが含まれている。
【0018】一方、ネットワーク端末装置12が、ネッ
トワーク中継装置22に接続すると(フェーズB4)、
ネットワーク中継装置22は、ネットワーク端末装置1
2に対してIPアドレスを設定する(フェーズB5)。
そして、ネットワーク端末装置12は、ネットワーク中
継装置22に対して、自装置宛ての電子メールを要求し
続ける(フェーズB6からB8)。そして、ネットワー
ク端末装置11からの電子メールを受信し、その電子メ
ールに含まれるネットワーク端末装置11のIPアドレ
スを取得する(フェーズB9)。
【0019】ネットワーク端末装置12は、フェーズB
9で知ったネットワーク端末装置11のIPアドレスに
基づいてネットワーク端末装置11に、自装置のIPア
ドレスを通知することにより(フェーズB10)、直接
的なデータ通信が可能となる(フェーズB11)。
【0020】しかし、このような、電子メールを使用し
た通信方法の場合でも、ネットワーク端末装置12にと
っては、ネットワーク中継装置22から電子メールを受
け取るまでは、自装置がネットワーク端末装置11から
呼び出されていることを知ることができないため、ネッ
トワーク端末装置11が、ネットワーク端末装置12と
の間で直接的なデータ通信をしようとして、ネットワー
ク中継装置21に接続した時点(フェーズA1)から、
ネットワーク端末装置12がIPアドレスを通知して
(フェーズB10)、通信が開始された時点(フェーズ
B11)までに相当の時間が経過してしまい、円滑な通
信ができない問題があった。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のインターネットワークにおける通信方法では、常
にはインターネットワークに接続されていないネットワ
ーク端末装置同士が前記インターネットワークを介して
通信を行う場合において、発呼側ネットワーク端末装置
からの通信要求に対して、被呼側ネットワーク端末装置
が迅速に応答することができない問題点があった。特
に、発呼側ネットワーク端末装置と、被呼側ネットワー
ク端末装置とで、通常の公衆回線で使用される電話機同
士の会話通信のように、音声信号をインターネットワー
クを経由してやりとりしようとする場合には、発呼側の
ネットワーク端末装置が、被呼側ネットワーク端末装置
を呼び出しても、その被呼側ネットワーク端末装置が応
答するまでに相当の時間待たされたり、あるいは、結局
通話することができないという問題点があった。
【0022】本発明は、係る事情に鑑みてなされたもの
であり、常にはインターネットワークに接続されていな
いネットワーク端末装置同士がインターネットワークを
介して通信を行う場合に、発呼側ネットワーク端末装置
からの通信要求に対して、被呼側ネットワーク端末装置
が迅速に応答することができるインターネットワークに
おける通信方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のインターネットワークにおける通信
方法は、インターネットワークに収容されたネットワー
ク中継装置に一時的に接続して共に前記インターネット
ワーク上のアドレスの一時的な割り当てを受ける電話機
とネットワーク端末装置との間の前記インターネットワ
ークにおける通信方法において、発呼側電話機は、ネッ
トワーク中継装置に接続して、被呼側ネットワーク端末
装置側のページャの番号を通知する一方、当該ネットワ
ーク中継装置は、接続してきた前記発呼側電話機に対し
てアドレスを割り当てた後、前記発呼側電話機に割り当
てたアドレスをページャ基地局を介して前記通知された
番号の被呼側ネットワーク端末装置側のページャを呼び
出して通知し、その被呼側ネットワーク端末装置は、当
該ページャにより発呼側電話機のアドレスが通知された
場合は、前記ネットワーク中継装置に接続してアドレス
の割り当てを受けた後、その割り当てられたアドレスを
前記通知されたアドレスにより特定されるネットワーク
中継装置に通知し、その通知を受けた当該ネットワーク
中継装置は、前記発呼側電話機及び被呼側ネットワーク
端末装置のそれぞれのアドレスに基づいて、前記発呼側
電話機と、被呼側ネットワーク端末装置との通信を確立
すると共に、前記電話機からの音声信号と前記インター
ネット上でやりとりされるパケットとを相互変換して、
前記インターネットワークを介した直接的な音声通信を
行うことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0025】先ず、図1は、本発明の第1実施形態に係
るインターネットワークにおける通信方法が適用される
ネットワーク構成を示している。同図において、それぞ
れがプロバイダ側のホストであるネットワーク中継装置
21及び22は、それぞれインターネット1に収容され
ている。ネットワーク端末装置11は、公衆回線を介し
て、いわゆるダイヤルアップIP接続によりネットワー
ク中継装置21に接続して、一時的にIPアドレスの割
り当てをうけて、インターネット1上のホストとして通
信を行う、多数のネットワーク端末装置のうちの1つを
代表的に示したものである。ネットワーク端末装置12
も同様に、公衆回線を介して、ダイヤルアップIP接続
によりネットワーク中継装置21に接続して、一時的に
IPアドレスの割り当てをうけて、インターネット1上
のホストとして通信を行う、多数のネットワーク端末装
置のうちの1つを代表的に示したものである。ページャ
基地局31は、一般の加入者のページャに対しての呼び
出しサービスやメッセージ伝達サービスを行う一方、ネ
ットワーク端末装置12が備えるページャ32をも加入
者として含みサービス対象としているものである。
【0026】図2は、本実施の形態に係るネットワーク
中継装置及びネットワーク端末装置の共通構成を示すブ
ロック構成図である。同図において、CPU101は、
装置各部を制御するマイクロコンピュータである。RO
M102は、CPU101の制御手順を記したプログラ
ムや各種データが記憶されているものである。RAM1
03は、CPU101の作業領域となるものである。モ
デム部104は、送信データを変調する一方、受信デー
タを復調するものである。NCU106及び107は、
公衆回線との回線接続制御を行うものである。DTMF
発生装置105は、DTMF信号を発生するものであ
る。DTMF検出装置108は、DTMF信号を検出す
るものである。
【0027】操作表示部111は、ユーザからの入力を
受け入れるための各種キーが配設されると共に、装置の
動作状態や、ユーザに知らせたい各種メッセージを表示
する表示器が備えられたものである。
【0028】高周波受信部110と、ページャ制御部1
09から構成されるページャ32は、ページャ基地局3
1のサービス対象となるページャの仕様に準拠したもの
であり、ページャ基地局31からの呼び出しに対する応
答機能とメッセージ受信機能を備えている。
【0029】スキャナ122は、原稿画情報を読み取る
ものである。プロッタ123は、画情報を記録出力する
ものである。画情報CODEC121は、画情報を符号
化圧縮したり、符号化された画情報を復号伸長するもの
である。これらスキャナ122、プリンタ123、及
び、画情報CODEC121は、画情報処理部124を
構成する。
【0030】マイク134は、音声信号を入力するため
のものであり、A/D変換器132は、マイク134か
らのアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換するた
めのものである。D/A変換器133は、デジタル音声
信号を、アナログ音声信号に変換するものであり、スピ
ーカー135は、D/A変換器133からのアナログ音
声信号を可聴出力するためのものである。音声CODE
C131は、デジタル音声信号を符号化圧縮したり、符
号化されたデジタル音声信号を復号伸長するものであ
る。これらA/D変換器132、マイク134、D/A
変換器133、スピーカー135、及び、音声CODE
C131は、音声情報処理部136を構成する。システ
ムバス140は、上記各部がデータをやりとりすめたの
ものである。
【0031】図3に、ROM102に格納されたプログ
ラムのソフトウェア構成を、各プロトコルの階層毎に分
類して示す。
【0032】なお、ネットワーク中継装置としては、以
上の図2に示した各構成以外にも、インターネット1に
収容されるホストとして必要なルータや、ダイヤルアッ
プIP接続してくる多数のネットワーク端末装置のため
の多数のモデム装置や、コミュニケーションサーバや、
電子メールサーバ等を備えているが、それらの構成は、
本発明とは直接関係しないため、説明を省略する。
【0033】次に、図1に示すネットワーク端末装置1
1または12が、それぞれネットワーク中継装置21ま
たは22を介してインターネット1に接続する場合の手
順について説明する。なお、以下の説明では、ネットワ
ーク端末装置11とネットワーク中継装置21とに限定
して説明するが、ネットワーク端末装置12と、ネット
ワーク中継装置22についても同様である。
【0034】ネットワーク端末装置11がインターネッ
ト1に接続するためには、通常インターネット接続業者
(プロバイダ)の運営するネットワーク中継装置21に
対して接続し、そこを中継することで接続する。一般
に、ネットワーク端末装置11がネットワーク中継装置
21に対し接続する場合、モデム部104を介し、NC
U106を用い、公衆回線を経由して接続することにな
る。ただし、ネットワーク中継装置21との接続方法は
公衆回線のみでなく、いわゆるケーブルモデムを用いて
CATV網を経由した接続方法もある。
【0035】ネットワーク端末装置11がネットワーク
中継装置21に対し接続をする際には、ネットワーク端
末装置11はネットワーク中継装置21に対し、公衆回
線より接続する。着呼を受けたネットワーク中継装置2
1は、ログインのプロセスを走らせ、ネットワーク端末
装置11はネットワーク中継装置21にまずログインを
し、その後PPP(Point to Point P
rotocol)を用いて、ネットワーク端末装置11
とネットワーク中継装置21のネットワークとを透過的
に接続する。
【0036】PPPのフレームは図4に示すような構成
になっており、情報の部分にTCP/IPなどで使われ
るパケットのフレームを内包している。そのTCP/I
Pのフレームは、各プロトコル階層毎にプロトコルヘッ
ダをもち、そのデータ部分に、より上位のプロトコルフ
レームを内包するようにした構成になっている。このよ
うにすることで各プロトコル階層毎で処理をすることが
可能になる。
【0037】ネットワーク中継装置21は、内包された
パケットの部分を、そのまま別のプロトコル(たとえば
イーサネットなど)に渡すことで、そのパケットをネッ
トワーク中継装置21上のLAN環境へ透過的に転送し
たり、別のネットワーク上に転送することでインターネ
ット1を構成する。
【0038】IPデータグラム形式は図5に示すような
構成になっている。インターネット1上のIPパケット
は、IPへッダの中の着信先IPアドレスを元に配送さ
れ、また確認のためのパケットはIPヘッダの中の発信
元IPアドレスを元に返送される。
【0039】また、UDP(User Datagra
m Protocol)のヘッダフィールドは、図6に
示すような構成になっており、UDPは、搬送するアプ
リケーションデー夕の中で、順序性を要求しないものを
転送する(TCPは順序性を要求するものに対応す
る)。
【0040】以上によりネットワーク端末装置11は、
ネットワーク中継装置21を介してインターネット1に
接続される。
【0041】次に、ネットワーク端末装置11が、ネッ
トワーク中継装置21からIPアドレスの割り当てをう
けるために必要な一般的プロトコルであるDHCP(D
ynamic Host Configuration
Protocol)について図7を参照して説明す
る。なお、以下の説明で、DHCPクライアントは、ネ
ットワーク端末装置11であり、DHCPサーバーは、
ネットワーク中継装置21である。また、各パケット
は、UDPで送られる。
【0042】DHCPクライアントは、まず、DHCP
DISCOVERメッセージをブロードキャストする。
このメッセージについては、IPアドレス以外の情報も
必要な場合は、同じDHCPDISCOVERメッセー
ジに要求項目を追加しておく。
【0043】DHCPDISCOVERメッセージを受
け取ったDHCPサーバーは、要求されている情報をこ
のメッセージによって判断する。IPアドレスについて
の要求があった場合、割り当てるアドレスを仮決定す
る。そしてDHCPOFFERメッセージに仮決定した
IPアドレスを格納し、同様にブロードキャストする。
【0044】DHCPクライアント側では、DHCPサ
ーバーから送られてくるDHCPOFFERを一定期間
収集する。受け取ったDHCPOFFERメッセージか
ら、使用するIPアドレス(やその他の情報)を決定す
る。そして、DHCPREQUESTメッセージをブロ
ードキャストする。このメッセージには、どのサーバー
からの情報を使ったかをあらわすサーバー識別子(se
rver identifier)、及び、使用するI
Pアドレス(およびその他の情報)が含まれている。
【0045】DHCPREQUESTメッセージを受け
取ったDHCPサーバーでは、そのメッセージのサーバ
ー識別子などをチェックし、DHCPOFFERメッセ
ージでDHCPクライアントに対して提供した情報がD
HCPクライアント側で選択されたかどうかを調べる。
そして以下の処理を行う。
【0046】すなわち、提供した情報をDHCPクライ
アントが選択したときは、仮決定になっていたIPアド
レスを決定の状態にし、ほかのDHCPクライアントか
らの要求には使えないようにする。これにより、同一の
IPアドレスが複数のクライアントに割り当てられるの
を防止する。そして、DHCPクライアントに対してD
HCPACKメッセージをユニキャストで送り返す。
【0047】また、提供した情報をDHCPクライアン
トが選択していないときは、IPアドレスの割り当ての
仮決定を中止する。これによって、ほかのDHCPクラ
イアントからの要求がきた場合、仮決定していたIPア
ドレスが利用できるようになる。
【0048】DHCPACKメッセージを受け取ったD
HCPクライアントは、IPアドレスなどをネットワー
クインターフェースにセットすることで、システムの初
期化が完了する。なお、DHCPクライアントが、IP
アドレスの割り当てを解除するときは、DHCPREL
EASEをDHCPサーバーに送る。
【0049】このような、DHCP制御により、ネット
ワーク端末装置11は、ネットワーク中継装置21か
ら、自分のIPアドレスを受け取ることで、インターネ
ット1に接続する。ネットワーク端末装置12が、ネッ
トワーク中継装置22を経由してインターネツト1に接
続することも、同様である。
【0050】さて、次に、図1に示すネットワーク構成
において行われる、本発明の第1実施形態に係る通信方
法の手順について、図8を参照して説明する。
【0051】同図において、ネットワーク端末装置11
が、モデム部104及びNCU106を介してネットワ
ーク中継装置21に接続すると(フェーズC1)、ネッ
トワーク中継装置21は、ネットワーク端末装置11に
対してIPアドレスを設定する(フェーズC2)。そし
て、ネットワーク端末装置11は、予め知っているネッ
トワーク中継装置12のページャ32の番号に対応する
DTMF信号を、DTMF発生装置105により発生さ
せて、NCU107を介して公衆回線に発信することに
より、ページャ基地局31に発呼し、ページャ基地局3
1の基準にしたがう所定のフォーマットで、自装置に割
り当てられたIPアドレスの10進数表記に対応するD
TMF信号をDTMF発生装置105により発生させ
て、NCU107を介して、メッセージとしてページャ
基地局31に通知する(フェーズC3)。
【0052】ページャ基地局31は、ネットワーク端末
装置12のページャ32を呼び出して、ネットワーク端
末装置11からメッセージとして通知されたネットワー
ク端末装置11のIPアドレスを、メッセージとして通
知する(フェーズC4)。そのメッセージとしてのネッ
トワーク端末装置11のIPアドレスは、ネットワーク
端末装置12のページャ32の高周波受信部110によ
り受信され、ページャ制御部109を介してネットワー
ク端末装置12本体に入力される(フェーズC5)。
【0053】ページャ32が呼び出されたことにより、
自装置との通信を要求しているネットワーク端末装置1
1の存在を知ったネットワーク端末装置12は、ネット
ワーク中継装置22に接続し(フェーズC6)、ネット
ワーク中継装置22は、ネットワーク端末装置12に対
してIPアドレスを設定する(フェーズC7)。なお、
ページャ32が呼び出されことを、呼び出しブザーの鳴
動で知ったネットワーク端末装置12のユーザが、操作
表示部111を操作して、ネットワーク端末装置12を
ネットワーク中継装置22に接続することも考えられ
る。
【0054】そして、ネットワーク端末装置12は、ペ
ージャ32からメッセージとして受信したIPアドレス
により特定されるネットワーク端末装置11に対して、
ネットワーク中継装置22から割り当てられた自装置の
IPアドレスを通知する(フェーズC8)。なお、ペー
ジャ32のメッセージ表示部に表示されたネットワーク
端末装置11のIPアドレスを見たネットワーク端末装
置12のユーザが、操作表示部111を操作して、ネッ
トワーク端末装置11に、ネットワーク端末装置12の
IPアドレスを通知することも考えられる。
【0055】これにより、ネットワーク端末装置11及
び12が互いのIPアドレスを交換でき、通信が確立さ
れ、通信が開始される(フェーズC9)。したがって、
常には、インターネット1に接続されていないネットワ
ーク端末装置11とネットワーク端末装置12とがイン
ターネット1を介して通信を行う場合でも、発呼側のの
ネットワーク端末装置11からの通信要求に対して、被
呼側のネットワーク端末装置12が迅速に応答すること
ができ、音声情報処理部136を使用した直接的な音声
通信も可能となり、通常の公衆回線で使用される電話機
同士の会話通信同様の滞りのない通信ができる。
【0056】次に本発明の第2実施形態について説明す
る。図9は、第2実施形態に係る通信方法が適用される
ネットワーク構成を示し、図1に示した第1実施形態に
係るネットワーク構成と異なる点は、ページャ基地局3
1に発呼するのが、ネットワーク端末装置11自身では
なく、ネットワーク中継装置21である点である。
【0057】図9に示すネットワーク構成において行わ
れる、本発明の第2実施形態に係る通信方法の手順につ
いて、図10を参照して説明する。
【0058】同図において、ネットワーク端末装置11
が、モデム部104及びNCU106を介してネットワ
ーク中継装置21に接続すると(フェーズD1)、ネッ
トワーク中継装置21は、ネットワーク端末装置11に
対してIPアドレスを設定する(フェーズD2)。そし
て、ネットワーク端末装置11は、ネットワーク中継装
置21に対して、データフィールドに、ネットワーク端
末装置12のページャ32の番号をセットした、ページ
ャの呼び出し要求のUDPパケットを送ることにより、
ネットワーク端末装置12のページャ32の呼び出しを
依頼する(フェーズD3)。もっとも、ネットワーク端
末装置12は、そのページャの呼び出し要求のUDPパ
ケットに、自装置に割り当てられたIPパケットをセッ
トしてもよい。
【0059】ネットワーク中継装置21は、ネットワー
ク端末装置11から受け取ったUDPパケットより、ネ
ットワーク端末装置12のページャ32の番号とネット
ワークたち11のIPアドレスIPを取得する。ネット
ワーク中継装置21は、ネットワーク端末装置11のI
Pアドレスを、IPパケットの着信元IPアドレス負フ
ィーるとから得る。ネットワーク端末装置12のページ
ャ32の番号は、UDPのデータフィールドから得る。
もっとも、ネットワーク端末装置11のIPアドレス
も、UDPのデータフィールドにセットしてあるのな
ら、そこからIPアドレスを得てもよい。
【0060】ネットワーク中継装置21は、そのように
して得たネットワーク中継装置12のページャ32の番
号に対応するDTMF信号を、DTMF発生装置105
により発生させて、NCU107を介して公衆回線に発
信することにより、ページャ基地局31に発呼し、ペー
ジャ基地局31の基準にしたがう所定のフォーマット
で、ネットワーク端末装置11に割り当てられたIPア
ドレスの10進数表記に対応するDTMF信号をDTM
F発生装置105により発生させて、NCU107を介
して、メッセージとしてページャ基地局31に通知する
(フェーズD4)。
【0061】ページャ基地局31は、ネットワーク端末
装置12のページャ32を呼び出して、ネットワーク中
継装置21からメッセージとして通知されたネットワー
ク端末装置11のIPアドレスを、メッセージとして通
知する(フェーズD5)。そのメッセージとしてのネッ
トワーク端末装置11のIPアドレスは、ネットワーク
端末装置12のページャ32の高周波受信部110によ
り受信され、ページャ制御部109を介してネットワー
ク端末装置12本体に入力される(フェーズD6)。
【0062】ページャ32が呼び出されたことにより、
自装置との通信を要求しているネットワーク端末装置1
1の存在を知ったネットワーク端末装置12は、ネット
ワーク中継装置22に接続し(フェーズD7)、ネット
ワーク中継装置22は、ネットワーク端末装置12に対
してIPアドレスを設定する(フェーズD8)。なお、
ページャ32が呼び出されことを、呼び出しブザーの鳴
動で知ったネットワーク端末装置12のユーザが、操作
表示部111を操作して、ネットワーク端末装置12を
ネットワーク中継装置22に接続することも考えられ
る。
【0063】そして、ネットワーク端末装置12は、ペ
ージャ32からメッセージとして受信したIPアドレス
により特定されるネットワーク端末装置11に対して、
ネットワーク中継装置22から割り当てられた自装置の
IPアドレスを通知する(フェーズD9)。なお、ペー
ジャ32のメッセージ表示部に表示されたネットワーク
端末装置11のIPアドレスを見たネットワーク端末装
置12のユーザが、操作表示部111を操作して、ネッ
トワーク端末装置11に、ネットワーク端末装置12の
IPアドレスを通知することも考えられる。
【0064】これにより、ネットワーク端末装置11及
び12が互いのIPアドレスを交換でき、通信が確立さ
れ、通信が開始される(フェーズD10)。したがっ
て、常には、インターネット1に接続されていないネッ
トワーク端末装置11とネットワーク端末装置12とが
インターネット1を介して通信を行う場合でも、発呼側
ののネットワーク端末装置11からの通信要求に対し
て、被呼側のネットワーク端末装置12が迅速に応答す
ることができ、音声情報処理部136を使用した直接的
な音声通信も可能となり、通常の公衆回線で使用される
電話機同士の会話通信同様の滞りのない通信ができる。
また、ページャ32を呼び出すのは、ネットワーク中継
装置21であるため、一般に1つのネットワーク中継装
置当り多数収容されるネットワーク端末装置11が、そ
れぞれページャ32を呼出すための回線を持つ必要がな
い。
【0065】次に本発明の第3実施形態について説明す
る。図11は、第3実施形態に係る通信方法が適用され
るネットワーク構成を示し、図1に示した第1実施形態
に係るネットワーク構成と異なる点は、ページャ基地局
31に発呼するのが、ネットワーク端末装置11自身で
はなく、インターネット1に収容されたネットワーク中
継装置23である点である。なお、ネットワーク中継装
置23は、ネットワーク中継装置21や22と同様の構
成である。
【0066】図11に示すネットワーク構成において行
われる、本発明の第3実施形態に係る通信方法の手順に
ついて、図12を参照して説明する。
【0067】同図において、ネットワーク端末装置11
が、モデム部104及びNCU106を介してネットワ
ーク中継装置21に接続すると(フェーズE1)、ネッ
トワーク中継装置21は、ネットワーク端末装置11に
対してIPアドレスを設定する(フェーズE2)。そし
て、ネットワーク端末装置11は、ネットワーク端末装
置12のページャ32の呼び出し要求の電子メールを、
ネットワーク中継装置23に送る(フェーズE3)。
【0068】ここで、インターネット1でやり取りされ
る電子メールの一例を以下に示す。 電子メール例: ----------------------------------------------------------------------- Received: from dsp2.tttt.rrrrr.co.jp (dsp2.tttt.rrrrr.co.jp [133.139 .21.15]) by cosmos.cs.rrrrr.co.jp (8.6.11+2.4W/3.3W9-1.0M8sun) with ESMTP id VAA20468 for <taro@cs.rrrrr.co.jp>; Thu, 14 Mar 1996 21:16 :07 +0900 Received: from tttt.rrrrr.co.jp (main.tttt.rrrrr.co.jp [133.139.26.1 ]) by dap2.tttt.rrrrr.co.jp (8.6.11+2.4W/3.3W9-1.0M8sun) with SMTP id VAA10795; Thu, 14 Mar 1996 21:19:19 +0900 Received: by tttt.rrrrr.co.jp (1.37.109.4/6.4J.6-90sep08) id AA01856; Thu, 14 Mar 96 21:15:49 +0900 Received: from cosmos by tttt.rrrrr.co.jp (1.37.109.4/6.4J.6-90sep08) id AA01850; Thu, 14 Mar 96 21:15:47 +0900 Received: from (venus.cs.rrrrr.co.jp [133.139.164.43]) by cosmos.cs .rrrrr.co.jp (8.6.11+2.4W/3.3W9-1.0M8sun) with SMTP id VAA20463 for hanako@main.tttt.rrrrr.co.jp; Thu, 14 Mar 1996 21:15:56 +0900 Date: Thu, 14 Mar 1996 21:15:56 +0900 Message-Id: <199603141215.VAA20463@cosmos.cs.rrrrr.co.jp> From: Taro Suzuki <taro@cs.rrrrr.co.jp> To: hanako@main.tttt.rrrrr.co.jp Subject: xxxxxx (以下省略) ---------------------------------------------------------------------- 電子メール例ここまで:
【0069】ネットワーク端末装置11は、ネットワー
ク中継装置23に送る、ネットワーク端末装置12のペ
ージャ32の呼び出し要求の電子メール中の適当なフィ
ールド、例えば、電子メールのタイトルを記すための、
Subject:の項目等に、ネットワーク端末装置12のペー
ジャ32の番号を設定しておく。
【0070】ネットワーク中継装置23は、ネットワー
ク端末装置11から受け取った電子メール中に表れる、
Received:フィールドのうち、一番最後に現れるものか
ら、ネットワーク端末装置11のIPアドレスを得るこ
とができる。もっとも、ネットワーク端末装置11のI
Pアドレスも、ネットワーク端末装置12のページャ3
2の番号と同様に、電子メール中の適当なフィールドに
設定しておいてもよい。
【0071】ネットワーク中継装置23は、そのように
してネットワーク端末装置11からの電子メールのより
得たネットワーク中継装置12のページャ32の番号に
対応するDTMF信号を、DTMF発生装置105によ
り発生させて、NCU107を介して公衆回線に発信す
ることにより、ページャ基地局31に発呼し、ページャ
基地局31の基準にしたがう所定のフォーマットで、ネ
ットワーク端末装置11に割り当てられたIPアドレス
の10進数表記に対応するDTMF信号をDTMF発生
装置105により発生させて、NCU107を介して、
メッセージとしてページャ基地局31に通知する(フェ
ーズE4)。
【0072】ページャ基地局31は、ネットワーク端末
装置12のページャ32を呼び出して、ネットワーク中
継装置23からメッセージとして通知されたネットワー
ク端末装置11のIPアドレスを、メッセージとして通
知する(フェーズE5)。そのメッセージとしてのネッ
トワーク端末装置11のIPアドレスは、ネットワーク
端末装置12のページャ32の高周波受信部110によ
り受信され、ページャ制御部109を介してネットワー
ク端末装置12本体に入力される(フェーズE6)。
【0073】ページャ32が呼び出されたことにより、
自装置との通信を要求しているネットワーク端末装置1
1の存在を知ったネットワーク端末装置12は、ネット
ワーク中継装置22に接続し(フェーズE7)、ネット
ワーク中継装置22は、ネットワーク端末装置12に対
してIPアドレスを設定する(フェーズE8)。なお、
ページャ32が呼び出されことを、呼び出しブザーの鳴
動で知ったネットワーク端末装置12のユーザが、操作
表示部111を操作して、ネットワーク端末装置12を
ネットワーク中継装置22に接続することも考えられ
る。
【0074】そして、ネットワーク端末装置12は、ペ
ージャ32からメッセージとして受信したIPアドレス
により特定されるネットワーク端末装置11に対して、
ネットワーク中継装置22から割り当てられた自装置の
IPアドレスを通知する(フェーズE9)。なお、ペー
ジャ32のメッセージ表示部に表示されたネットワーク
端末装置11のIPアドレスを見たネットワーク端末装
置12のユーザが、操作表示部111を操作して、ネッ
トワーク端末装置11に、ネットワーク端末装置12の
IPアドレスを通知することも考えられる。
【0075】これにより、ネットワーク端末装置11及
び12が互いのIPアドレスを交換でき、通信が確立さ
れ、通信が開始される(フェーズE10)。したがっ
て、常には、インターネット1に接続されていないネッ
トワーク端末装置11とネットワーク端末装置12とが
インターネット1を介して通信を行う場合でも、発呼側
のネットワーク端末装置11からの通信要求に対して、
被呼側のネットワーク端末装置12が迅速に応答するこ
とができ、音声情報処理部136を使用した直接的な音
声通信も可能となり、通常の公衆回線で使用される電話
機同士の会話通信同様の滞りのない通信ができる。ま
た、発呼側のネットワーク端末装置11から、インター
ネット1に収容されたネットワーク中継装置23へのア
ドレス及びページャ番号の通知と、当該ページャへの呼
び出し要求を、電子メールで行っているため、それらの
通知や要求を容易に行え、また、発呼側のネットワーク
端末装置11のIPアドレスが、インターネット1中の
ルータ等により途中で変更されても、発呼側のネットワ
ーク端末装置11の真のIPアドレスは、電子メール中
に含まれているため不都合がなく、被呼側のネットワー
ク端末装置12が、発呼側のネットワーク端末装置11
に対して、遠距離にあっても、発呼側のネットワーク端
末装置11のIPアドレスを被呼側のネットワーク端末
装置12に正しく通知することができる。
【0076】次に本発明の第4実施形態について説明す
る。図13は、第4実施形態に係る通信方法が適用され
るネットワーク構成を示し、図9に示した第2実施形態
に係るネットワーク構成と異なる点は、ネットワーク中
継装置21に公衆回線を介して接続するのがネットワー
ク端末装置11ではなく、通常の電話機51である点で
ある。
【0077】図13に示すネットワーク構成において行
われる、本発明の第4実施形態に係る通信方法の手順に
ついて、図14を参照して説明する。
【0078】同図において、電話機51は、公衆回線を
介してネットワーク中継装置21に接続すると(フェー
ズF1)、DTMF信号を用いてネットワーク端末装置
12のページャ32の番号を通知する。ネットワーク中
継装置21は、接続してきた電話機51対してIPアド
レスを設定する(フェーズF2)。なお、この電話機5
1に割り当てたIPアドレスを当該電話機51に通知し
ても電話機51側では利用のしようがないため、電話機
51には通知せず、ネットワーク中継装置21が自装置
で内部的に利用する。
【0079】ネットワーク中継装置21は、電話機51
から通知されたネットワーク端末装置12のページャ3
2の番号に対応するDTMF信号を、DTMF発生装置
105により発生させて、NCU107を介して公衆回
線に発信することにより、ページャ基地局31に発呼
し、ページャ基地局31の基準にしたがう所定のフォー
マットで、電話機51に割り当てられたIPアドレスの
10進数表記に対応するDTMF信号をDTMF発生装
置105により発生させて、NCU107を介して、メ
ッセージとしてページャ基地局31に通知する(フェー
ズF3)。
【0080】ページャ基地局31は、ネットワーク端末
装置12のページャ32を呼び出して、ネットワーク中
継装置21からメッセージとして通知された電話機51
のIPアドレスを、メッセージとして通知する(フェー
ズF4)。そのメッセージとしての電話機51のIPア
ドレスは、ネットワーク端末装置12のページャ32の
高周波受信部110により受信され、ページャ制御部1
09を介してネットワーク端末装置12本体に入力され
る(フェーズF5)。
【0081】ページャ32が呼び出されたことにより、
自装置との通信を要求している電話機51の存在を知っ
たネットワーク端末装置12は、ネットワーク中継装置
22に接続し(フェーズF6)、ネットワーク中継装置
22は、ネットワーク端末装置12に対してIPアドレ
スを設定する(フェーズF7)。なお、ページャ32が
呼び出されことを、呼び出しブザーの鳴動で知ったネッ
トワーク端末装置12のユーザが、操作表示部111を
操作して、ネットワーク端末装置12をネットワーク中
継装置22に接続することも考えられる。
【0082】そして、ネットワーク端末装置12は、ペ
ージャ32からメッセージとして受信したIPアドレス
により特定されるネットワーク中継装置21に対して、
ネットワーク中継装置22から割り当てられた自装置の
IPアドレスを通知する(フェーズF8)。なお、ペー
ジャ32のメッセージ表示部に表示された電話機51の
IPアドレスを見たネットワーク端末装置12のユーザ
が、操作表示部111を操作して、ネットワーク中継装
置21に、ネットワーク端末装置12のIPアドレスを
通知することも考えられる。
【0083】これにより、ネットワーク中継装置21
は、電話機51及びネットワーク端末装置12のそれぞ
れのIPアドレスに基づいて電話機51と、ネットワー
ク端末装置12との通信を確立し、音声通信が開始され
る(フェーズF9)。なお、ネットワーク中継装置21
は、電話機51からの音声信号と前記インターネット上
でやりとりされるパケットとを、音声情報処理部136
により相互変換する。したがって、常にはインターネッ
ト1に接続されていない電話機51とネットワーク端末
装置12とがインターネット1を介して音声通信を行う
場合でも、発呼側の電話機51からの通信要求に対し
て、被呼側のネットワーク端末装置12が迅速に応答す
ることができ、電話機51と、音声情報処理部136を
使用したネットワーク端末装置12との直接的な音声通
信も可能となり、通常の公衆回線で使用される電話機同
士の会話通信同様の滞りのない通信ができる。
【0084】次に、以上説明した第1ないし第4実施形
態において、ネットワーク端末装置11とネットワーク
端末装置12との間、または電話機51とネットワーク
端末装置12との間で音声通信を行う場合にインターネ
ット1上でやりとりされる音声パケットについて説明す
る。なお、第1ないし第3実施形態においては、音声パ
ケットは、ネットワーク端末装置11とネットワーク端
末装置12との間でやりとりされるが、第4実施形態に
おいては、ネットワーク中継装置21と、ネットワーク
端末装置12との間でやりとりされるものである。
【0085】図15は、音声パケットのフレーム構成を
示している。マイク134からの音声信号をA/D変換
して得られた音声データや、公衆回線を介して電話機5
1から得られる音声信号をA/D変換して得られた音声
データは、複数パケットに分割され、UDPパケットを
用いてインターネット1上を伝送される。これは、イン
ターネット1を通し、音声パケットが紛失することによ
る遅延を防ぐためである。
【0086】UDPパケットのデータ部の先頭は、この
パケットの生成時刻を示す。その時刻を用いパケットの
発生順序の制御を行う。具体的には、最後に処理したパ
ケットよりIDが古いパケットは破棄する。また、最後
のパケットを処理した時点で、次のパケットが未着の場
合は、そのパケットにある生成時刻と経過時間との和
と、新しく到着したパケットの生成時刻とを比較し、パ
ケットの生成時間が古ければ破棄する。たま、最後のパ
ケットを処理した時点で、次のパケットが到着済みの場
合は、そのパケットを処理する。複数の場合はバッファ
に溜める。
【0087】こうすることで、UDPパケットで転送さ
れた音声データが、順序誤りを犯すことなく処理され
る。
【0088】一方、音声CODEC131における音声
圧縮方式として、ITU勧告であるG728に示され
る、LD−CELP方式を使用する。このLD−CEL
P方式図16及び図17に示す処理構造をもつ。
【0089】それらの図において、送信側では、アナロ
グ音声信号を14bit*8KHzでA/D変換して得
たデジタル音声信号は、5サンプル毎にグルーピングさ
れて正規化され、グルーピングされたサンブルデータは
そこから、ゲイン情報と波形パターンとに分割される。
【0090】波形パターンは、図18に示されるような
コードベクトルとパターンマッチングされ、もっとも近
い波形のインデックスが、7bitのパターン情報とし
て選択される。また、ゲイン情報は3bitで表現さ
れ、パターン情報とゲイン情報とは音声コードとして受
信側に送信される。
【0091】受信側では、送信側から受信した7bit
のパターン情報と3bitのゲイン情報とから音声情報
を再生する。ここで、20サンプルごとにAGCのゲイ
ン調整を行うことから、1つのUDPパケットには、7
bitのパターン情報と3bitのゲイン情報の組を4
組単位で保管する。こうすることで、パケットの紛失に
よって音声データが乱れることもなくなる。
【0092】これにより、14bit*8KHzの5サ
ンプル毎の音声信号を10bitに変換し、UDPのデ
ータフィールドに追加していくことで、音声情報を転送
することができる。したがって、第1ないし第4実施形
態のすべてについて、音声パケットの交換が可能とな
り、インターネット1を介した通話が可能となる。
【0093】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、常にはイ
ンターネットワークに接続されていない発呼側電話機及
び被呼側ネットワーク端末装置が、前記インターネット
ワークを介して音声通信をしたい場合には、発呼側電話
機に割り当てられたアドレスが、ネットワーク中継装置
によって、ページャにより被呼側ネットワーク端末装置
に即座に通知され、被呼側ネットワーク端末装置も、即
座に応答して、自装置に割り当てられたアドレスを、前
記ネットワーク中継装置に通知し、当該ネットワーク中
継装置は、前記発呼側電話機及び被呼側ネットワーク端
末装置のそれぞれのアドレスに基づいて、前記発呼側電
話機と被呼側ネットワーク端末装置との通信を確立する
と共に前記電話機からの音声信号と前記インターネット
上でやりとりされるパケットとを相互変換するため、発
呼側電話機からの通信要求に対して、被呼側ネットワー
ク端末装置が迅速に応答して、前記インターネットワー
クを介した直接的な音声通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る通信方法が適用さ
れるネットワーク構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態態に係るネットワーク端末
装置及びネットワーク中継装置の共通構成を示すブロッ
ク構成図である。
【図3】本発明の実施形態に係るネットワーク端末装置
及びネットワーク中継装置が備えるソフトウェア構成を
示す図である。
【図4】PPPフレーム及び、PPPフレームに情報と
して含まれるTCP/IPのフレーム構成を示す図であ
る。
【図5】IPデータグラム形式を示す図である。
【図6】UDPヘッダフィールドの形式を示す図であ
る。
【図7】DHCPにおけるIPアドレスの取得と開放に
ついて示す図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る通信方法の手順を
示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る通信方法が適用さ
れるネットワーク構成を示す図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係る通信方法の手順
を示す図である。
【図11】本発明の第3実施形態に係る通信方法が適用
されるネットワーク構成を示す図である。
【図12】本発明の第3実施形態に係る通信方法の手順
を示す図である。
【図13】本発明の第4実施形態に係る通信方法が適用
されるネットワーク構成を示す図である。
【図14】本発明の第4実施形態に係る通信方法の手順
を示す図である。
【図15】音声パケットのフレーム構成を示す図であ
る。
【図16】LD−CELP方式の音声圧縮方式の処理構
造を示す図である。
【図17】図16と共にLD−CELP方式の音声圧縮
方式の処理構造を示す図である。
【図18】インデックスに対応つげられた波形パターン
を示す図である。
【図19】従来の通信方法が適用されるネットワーク構
成を示す図である。
【図20】従来の通信方法が適用されるネットワーク構
成を示す別の図である。
【図21】従来の通信方法の手順を示す図である。
【図22】従来の通信方法の手順を示す別の図である。
【符号の説明】
1 インターネット 11、12 ネットワーク端末装置 21、22、23 ネットワーク中継装置 31 ページャ基地局 32 ページャ 41 サービスセンター装置 51 電話機 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 モデム部 105 DTMF発生装置 106、107 NCU 108 DTMF検出装置 109 ページャ制御部 110 高周波受信部 111 操作表示部 121 画情報CODEC 122 スキャナ 123 プロッタ 124 画情報処理部 131 音声CODEC 132 A/D変換器 133 D/A変換器 134 マイク 135 スピーカー 136 音声情報処理部 140 システムバス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットワークに収容されたネッ
    トワーク中継装置に一時的に接続して共に前記インター
    ネットワーク上のアドレスの一時的な割り当てを受ける
    電話機とネットワーク端末装置との間の前記インターネ
    ットワークにおける通信方法において、 発呼側電話機は、ネットワーク中継装置に接続して、被
    呼側ネットワーク端末装置側のページャの番号を通知す
    る一方、当該ネットワーク中継装置は、接続してきた前
    記発呼側電話機に対してアドレスを割り当てた後、前記
    発呼側電話機に割り当てたアドレスをページャ基地局を
    介して前記通知された番号の被呼側ネットワーク端末装
    置側のページャを呼び出して通知し、その被呼側ネット
    ワーク端末装置は、当該ページャにより発呼側電話機の
    アドレスが通知された場合は、前記ネットワーク中継装
    置に接続してアドレスの割り当てを受けた後、その割り
    当てられたアドレスを前記通知されたアドレスにより特
    定されるネットワーク中継装置に通知し、その通知を受
    けた当該ネットワーク中継装置は、前記発呼側電話機及
    び被呼側ネットワーク端末装置のそれぞれのアドレスに
    基づいて、前記発呼側電話機と、被呼側ネットワーク端
    末装置との通信を確立すると共に、前記電話機からの音
    声信号と前記インターネット上でやりとりされるパケッ
    トとを相互変換して、前記インターネットワークを介し
    た直接的な音声通信を行うことを特徴とするインターネ
    ットワークにおける通信方法。
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