JPH10230749A - 歩行型管理機 - Google Patents
歩行型管理機Info
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- JPH10230749A JPH10230749A JP5421497A JP5421497A JPH10230749A JP H10230749 A JPH10230749 A JP H10230749A JP 5421497 A JP5421497 A JP 5421497A JP 5421497 A JP5421497 A JP 5421497A JP H10230749 A JPH10230749 A JP H10230749A
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Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 歩行型管理機におけるHST変速装置の作動
油の状況確認や補給交換を行い易くすると共にその補給
交換の無駄を少なくし、装置のメンテナンスを行い易く
する。 【解決手段】 HST変速装置の作動油タンクを、ミッ
ションケ−ス外部で、且つ、同ケ−スから延設されるハ
ンドル基部フレ−ムの被蓋圏内に配設する。また、ハン
ドル基部フレ−ムを、作動油タンク被蓋位置から他所に
回動移行できるように構成する。
油の状況確認や補給交換を行い易くすると共にその補給
交換の無駄を少なくし、装置のメンテナンスを行い易く
する。 【解決手段】 HST変速装置の作動油タンクを、ミッ
ションケ−ス外部で、且つ、同ケ−スから延設されるハ
ンドル基部フレ−ムの被蓋圏内に配設する。また、ハン
ドル基部フレ−ムを、作動油タンク被蓋位置から他所に
回動移行できるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行伝動系に油圧
式無段変速装置を備えた歩行型管理機に関するものであ
る。
式無段変速装置を備えた歩行型管理機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】歩行型管理機は、種々の作業に汎用的に
用いられるので、走行速度は可及的に多段に設定できる
ことが好ましい。また、運行に際して機体が急発進する
と危険であるので、機体を停止状態から緩発進させ漸次
速度上昇する運行ができることが要求される。そこで、
走行伝動系にHST変速装置を採用することによって、
走行速度の無段階設定と、走行速度の漸次上昇とを可能
することが従来から行われている(例えば、特開平7−
223451号公報、特開平8−2436号公報参
照)。
用いられるので、走行速度は可及的に多段に設定できる
ことが好ましい。また、運行に際して機体が急発進する
と危険であるので、機体を停止状態から緩発進させ漸次
速度上昇する運行ができることが要求される。そこで、
走行伝動系にHST変速装置を採用することによって、
走行速度の無段階設定と、走行速度の漸次上昇とを可能
することが従来から行われている(例えば、特開平7−
223451号公報、特開平8−2436号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の技術
に述べたものにおいては、走行伝動系を収容するミッシ
ョンケ−ス内の潤滑油をHST変速装置の作動油として
共用するようになっていたから、作動油としての劣化が
早くなるうえに、その補給や交換に無駄が多くなり、ま
た、接続管路等の関係でHST変速装置全体としてのメ
ンテナンスも面倒になるという難点があった。
に述べたものにおいては、走行伝動系を収容するミッシ
ョンケ−ス内の潤滑油をHST変速装置の作動油として
共用するようになっていたから、作動油としての劣化が
早くなるうえに、その補給や交換に無駄が多くなり、ま
た、接続管路等の関係でHST変速装置全体としてのメ
ンテナンスも面倒になるという難点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、HST変速装
置の作動油タンクを、ミッションケ−スの外部で、且
つ、そのミッションケ−スから延設されるハンドル基部
フレ−ムによって被蓋される部位に配設することによ
り、作動油の状況確認や補給交換を行い易くするととも
に、その補給交換の無駄を少なくし、更にはHST変速
装置全体としてのメンテナンスを容易にしながらミッシ
ョンケ−ス外部の作動油タンクが保護されるようにして
いる。
置の作動油タンクを、ミッションケ−スの外部で、且
つ、そのミッションケ−スから延設されるハンドル基部
フレ−ムによって被蓋される部位に配設することによ
り、作動油の状況確認や補給交換を行い易くするととも
に、その補給交換の無駄を少なくし、更にはHST変速
装置全体としてのメンテナンスを容易にしながらミッシ
ョンケ−ス外部の作動油タンクが保護されるようにして
いる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明による歩行型
管理機の左側面図、図2はハンドル台及びハンドルの基
部を一部破断して示した拡大図、図3はその平面概略
図、図4は図2の要部をX方向からみた後面図、図5は
ミッションケ−スの断面展開図、図6は走行変速制御シ
ステムのブロック図である。
て図面を参照して説明する。図1は本発明による歩行型
管理機の左側面図、図2はハンドル台及びハンドルの基
部を一部破断して示した拡大図、図3はその平面概略
図、図4は図2の要部をX方向からみた後面図、図5は
ミッションケ−スの断面展開図、図6は走行変速制御シ
ステムのブロック図である。
【0006】先ず、本発明に係る歩行型管理機の全体的
な構成を図1により説明すると、エンジン台(10)に搭
載したエンジン(11)の出力軸(12)と、エンジン台
(10)の後端部に固定立設するミッションケ−ス(13)
の入力軸(14)との間を動力断続自在な主伝動機構(1
5)で連動連結し、前記ミッションケ−ス(13)の下部
に支承された左右の車軸(16)(16)を、後述する走行
伝動機構(17)でもって回転駆動するようにして歩行型
管理機の基体が構成されている。
な構成を図1により説明すると、エンジン台(10)に搭
載したエンジン(11)の出力軸(12)と、エンジン台
(10)の後端部に固定立設するミッションケ−ス(13)
の入力軸(14)との間を動力断続自在な主伝動機構(1
5)で連動連結し、前記ミッションケ−ス(13)の下部
に支承された左右の車軸(16)(16)を、後述する走行
伝動機構(17)でもって回転駆動するようにして歩行型
管理機の基体が構成されている。
【0007】なお、(18)はエンジンの上方に配設され
た燃料タンク、(19)はエンジンとミッションケ−スと
の間の部位に搭載されたバッテリ、(20)は車軸に嵌着
された走行車輪、(21)(22)は基体の前後部に設けら
れたヒッチ、(23)はヒッチに着脱自在に嵌着された駆
動型作業機、(24)はミッションケ−スのPTO軸から
駆動型作業機に動力伝達する伝動機構である。
た燃料タンク、(19)はエンジンとミッションケ−スと
の間の部位に搭載されたバッテリ、(20)は車軸に嵌着
された走行車輪、(21)(22)は基体の前後部に設けら
れたヒッチ、(23)はヒッチに着脱自在に嵌着された駆
動型作業機、(24)はミッションケ−スのPTO軸から
駆動型作業機に動力伝達する伝動機構である。
【0008】また、(25)はミッションケ−スの上側に
固着されたハンドル台、(26)はハンドル台に水平回動
可能に取付けられたハンドル基部フレ−ム、(27)はハ
ンドル基部フレ−ムの延出端部に上下方向に角度調節自
在に連設されされたハンドル杆、(28)(29)はハンド
ル杆のグリップ部近辺に配設された走行変速レバ−及び
PTOクラッチレバ−、(30)はハンドル杆のグリップ
部に対設される左右一対のサイドクラッチレバ−であ
る。
固着されたハンドル台、(26)はハンドル台に水平回動
可能に取付けられたハンドル基部フレ−ム、(27)はハ
ンドル基部フレ−ムの延出端部に上下方向に角度調節自
在に連設されされたハンドル杆、(28)(29)はハンド
ル杆のグリップ部近辺に配設された走行変速レバ−及び
PTOクラッチレバ−、(30)はハンドル杆のグリップ
部に対設される左右一対のサイドクラッチレバ−であ
る。
【0009】ハンドル杆(27)を備えたハンドル基部フ
レ−ム(26)は、ハンドル台(25)に対し菊座機構(3
1)を介して縦軸芯周りに回動可能に装着されている。
そして、少なくとも、図1に実線で示した延出位置と、
同位置から180度転向させた図1の仮想線図示位置と
において、ロック機構(図示省略)により固定できるよ
うになっており、これら両位置の何処にあるかを、ハン
ドル基部フレ−ム(26)側に設けられたスイッチ(32)
とハンドル台(25)側に設置された押圧板(33)とで構
成されるハンドル位置検出センサでもって検知できるよ
うになっている(図2参照)。
レ−ム(26)は、ハンドル台(25)に対し菊座機構(3
1)を介して縦軸芯周りに回動可能に装着されている。
そして、少なくとも、図1に実線で示した延出位置と、
同位置から180度転向させた図1の仮想線図示位置と
において、ロック機構(図示省略)により固定できるよ
うになっており、これら両位置の何処にあるかを、ハン
ドル基部フレ−ム(26)側に設けられたスイッチ(32)
とハンドル台(25)側に設置された押圧板(33)とで構
成されるハンドル位置検出センサでもって検知できるよ
うになっている(図2参照)。
【0010】ハンドル位置検出センサ(32)(33)は、
ハンドル基部フレ−ム(26)が図1に実線で示す通常の
延出姿勢にあるときにはオフ状態に保たれ、ハンドル基
部フレ−ム(26)が図1に仮想線で示している位置に1
80度転向されると、押圧板(33)によってスイッチ
(32)が押上されてオン状態になるものとなっている。
ハンドル基部フレ−ム(26)が図1に実線で示す通常の
延出姿勢にあるときにはオフ状態に保たれ、ハンドル基
部フレ−ム(26)が図1に仮想線で示している位置に1
80度転向されると、押圧板(33)によってスイッチ
(32)が押上されてオン状態になるものとなっている。
【0011】前記ミッションケ−ス(13)に組成される
走行伝動機構(17)は、図5に示すように構成されてい
る。すなわち、主伝動機構(15)の被動側である入力プ
−リ(34)を備えた入力軸(35)がミッションケ−ス
(13)の上部に横設され、その入力軸(35)からHST
変速装置(36)、第1カウンタ−軸(37)、第2カウン
タ−軸(38)、チエン伝動機構(39)、左右一対のサイ
ドクラッチ機構(40L)(40R)を経て左右車軸(16)
(16)に動力伝達するように構成されている。
走行伝動機構(17)は、図5に示すように構成されてい
る。すなわち、主伝動機構(15)の被動側である入力プ
−リ(34)を備えた入力軸(35)がミッションケ−ス
(13)の上部に横設され、その入力軸(35)からHST
変速装置(36)、第1カウンタ−軸(37)、第2カウン
タ−軸(38)、チエン伝動機構(39)、左右一対のサイ
ドクラッチ機構(40L)(40R)を経て左右車軸(16)
(16)に動力伝達するように構成されている。
【0012】なお、(41)はPTO軸であって、入力軸
(35)の内方軸端部にPTOクラッチ(42)を介して連
動連結されて、その軸端部がミッションケ−ス(13)の
反対側に突出され、該突出部に前記伝動機構(24)が連
動連結されるようになっている。また、左右一対のサイ
ドクラッチ機構(40L)(40R)は、前述した左右一対
のサイドクラッチレバ−(30)(30)によって各別に断
続操作できるようになっている。
(35)の内方軸端部にPTOクラッチ(42)を介して連
動連結されて、その軸端部がミッションケ−ス(13)の
反対側に突出され、該突出部に前記伝動機構(24)が連
動連結されるようになっている。また、左右一対のサイ
ドクラッチ機構(40L)(40R)は、前述した左右一対
のサイドクラッチレバ−(30)(30)によって各別に断
続操作できるようになっている。
【0013】前記HST変速装置(36)は、ミッション
ケ−ス(13)に形成された凹陥収容部に入り込み収容さ
れる油圧ポンプ(43)及び油圧モ−タ(44)と、ミッシ
ョンケ−ス(13)の外側部において前記両者を連接する
油路ブロック(45)と、作動油タンク(46)と、油圧ポ
ンプ(43)の可動斜板を作動する斜板操作機構を内蔵し
た斜板操作ケ−ス(47)等によって構成され、前記油圧
ポンプ(43)の油圧ポンプ軸(43a)をギア噛合により
入力軸(35)に連動連結し、また、油圧モ−タ(44)の
油圧モ−タ軸(44a)をギア噛合によって第1カウンタ
−軸(37)、第2カウンタ−軸(38)に連動して設けら
れている。
ケ−ス(13)に形成された凹陥収容部に入り込み収容さ
れる油圧ポンプ(43)及び油圧モ−タ(44)と、ミッシ
ョンケ−ス(13)の外側部において前記両者を連接する
油路ブロック(45)と、作動油タンク(46)と、油圧ポ
ンプ(43)の可動斜板を作動する斜板操作機構を内蔵し
た斜板操作ケ−ス(47)等によって構成され、前記油圧
ポンプ(43)の油圧ポンプ軸(43a)をギア噛合により
入力軸(35)に連動連結し、また、油圧モ−タ(44)の
油圧モ−タ軸(44a)をギア噛合によって第1カウンタ
−軸(37)、第2カウンタ−軸(38)に連動して設けら
れている。
【0014】そして、前記作動油タンク(46)は、上面
に注油口部(48)を備え、下底部の供給管路(49)を前
記油路ブロック(45)の油路に連通接続して設けられ、
その略全体が前記油圧ポンプ(43)と油圧モ−タ(44)
及び油路ブロック(45)等よりも上位に位置し、通常の
延出姿勢にあるハンドル基部フレ−ム(26)によって上
方が被蓋されるように配設され、ハンドル基部フレ−ム
(26)が通常の延出姿勢から他所に回動移行されると前
記の被蓋が解かれるようになっている。
に注油口部(48)を備え、下底部の供給管路(49)を前
記油路ブロック(45)の油路に連通接続して設けられ、
その略全体が前記油圧ポンプ(43)と油圧モ−タ(44)
及び油路ブロック(45)等よりも上位に位置し、通常の
延出姿勢にあるハンドル基部フレ−ム(26)によって上
方が被蓋されるように配設され、ハンドル基部フレ−ム
(26)が通常の延出姿勢から他所に回動移行されると前
記の被蓋が解かれるようになっている。
【0015】また、斜板操作ケ−ス(47)は、前記作動
油タンク(46)との干渉を避けながらミッションケ−ス
(13)の後面部位に配設されている。そして、前記油圧
ポンプ(43)の可動斜板を作動するトラニオン軸(50)
が斜板操作ケ−ス内(47)に突出され、同ケ−ス(47)
内に組成される斜板操作機構によって左回動又は右回動
されて、油圧ポンプ(43)の可動斜板を、後進高速→後
進低速→中立→前進低速→前進高速の順、又はその逆の
順に移動させるようになっており、斜板操作機構は次の
ように構成されている。
油タンク(46)との干渉を避けながらミッションケ−ス
(13)の後面部位に配設されている。そして、前記油圧
ポンプ(43)の可動斜板を作動するトラニオン軸(50)
が斜板操作ケ−ス内(47)に突出され、同ケ−ス(47)
内に組成される斜板操作機構によって左回動又は右回動
されて、油圧ポンプ(43)の可動斜板を、後進高速→後
進低速→中立→前進低速→前進高速の順、又はその逆の
順に移動させるようになっており、斜板操作機構は次の
ように構成されている。
【0016】前記トラニオン軸(50)に一体状にワイヤ
−ア−ム(51)(52)が固設されるとともに、その側方
部位にトラニオン軸駆動用の変速電動モ−タ−(53)が
配設され、同モ−タ−(53)のモ−タ−軸に取り付けた
減速機(54)の出力プ−リ−(55)と別部位に配設した
補助プ−リ−(56)(57)とにわたって操作ワイヤ−
(58)が掛回されて、その操作ワイヤ−(58)の一端が
ワイヤ−ア−ム(51)に止着され、他端が他のワイヤ−
ア−ム(52)に止着されている。そして、変速電動モ−
タ−(53)が後述する電気制御システムによって正転又
は逆転されると、操作ワイヤ−(58)の左又は右方向へ
の牽引作用によってトラニオン軸(50)が左回転又は右
回転するように構成されている。
−ア−ム(51)(52)が固設されるとともに、その側方
部位にトラニオン軸駆動用の変速電動モ−タ−(53)が
配設され、同モ−タ−(53)のモ−タ−軸に取り付けた
減速機(54)の出力プ−リ−(55)と別部位に配設した
補助プ−リ−(56)(57)とにわたって操作ワイヤ−
(58)が掛回されて、その操作ワイヤ−(58)の一端が
ワイヤ−ア−ム(51)に止着され、他端が他のワイヤ−
ア−ム(52)に止着されている。そして、変速電動モ−
タ−(53)が後述する電気制御システムによって正転又
は逆転されると、操作ワイヤ−(58)の左又は右方向へ
の牽引作用によってトラニオン軸(50)が左回転又は右
回転するように構成されている。
【0017】電気制御システムは、走行変速レバ−(2
8)の基端部に配設される設定用ポテンショメ−タ(5
9)、走行変速レバ−(28)の下方に配設される走行変
速コントロ−ラ(60)、前出のハンドル位置検出センサ
(32)(33)、前記減速機(54)の出力プ−リ−(55)
の回動量を検出する検出ポテンショメ−タ(61)等によ
って構成されている(図6参照)。
8)の基端部に配設される設定用ポテンショメ−タ(5
9)、走行変速レバ−(28)の下方に配設される走行変
速コントロ−ラ(60)、前出のハンドル位置検出センサ
(32)(33)、前記減速機(54)の出力プ−リ−(55)
の回動量を検出する検出ポテンショメ−タ(61)等によ
って構成されている(図6参照)。
【0018】しかして、前記走行変速レバ−(28)によ
って設定される設定用ポテンショメ−タ(59)の設定値
(前進域、中立位置、後進域)と、ハンドル位置検出セ
ンサ(32)(33)のオンオフ信号とが走行変速コントロ
−ラ(60)に入力され、これらの入力信号に基づいて変
速電動モ−タ−(53)に対し出力信号が発せられ、変速
電動モ−タ−(53)が所期の方向に回転されて減速機の
出力プ−リ−(55)を回動させ、又、その出力プ−リ−
(55)の回動量を検出ポテンショメ−タ(61)で検出
し、その検出値を前記設定用ポテンショメ−タ(59)の
設定値及びハンドル位置検出センサ(32)(33)の入力
信号に照合して出力プ−リ−(55)を所定の回動位置に
保つべく構成されている。
って設定される設定用ポテンショメ−タ(59)の設定値
(前進域、中立位置、後進域)と、ハンドル位置検出セ
ンサ(32)(33)のオンオフ信号とが走行変速コントロ
−ラ(60)に入力され、これらの入力信号に基づいて変
速電動モ−タ−(53)に対し出力信号が発せられ、変速
電動モ−タ−(53)が所期の方向に回転されて減速機の
出力プ−リ−(55)を回動させ、又、その出力プ−リ−
(55)の回動量を検出ポテンショメ−タ(61)で検出
し、その検出値を前記設定用ポテンショメ−タ(59)の
設定値及びハンドル位置検出センサ(32)(33)の入力
信号に照合して出力プ−リ−(55)を所定の回動位置に
保つべく構成されている。
【0019】なお、ハンドル基部フレ−ム(26)及びハ
ンドル杆(27)が通常姿勢にあってハンドル位置検出セ
ンサ(32)(33)がオフの時には、変速電動モ−タ−
(53)により操作ワイヤ−(58)が反時計方向に移動さ
れてトラニオン軸(50)を左回動させ、また、ハンドル
基部フレ−ム(26)及びハンドル杆(27)が180度転
向されて、ハンドル位置検出センサ(32)(33)がオン
の時には、操作ワイヤ−(58)が時計方向に移動されて
トラニオン軸(50)を右回動させるようになっており、
これによって、ハンドル杆(27)がいずれの延出向きで
あっても、ハンドル杆(27)のグリップ部からみて同じ
方向に走行変速レバ−(28)を動かして機体を前後進さ
せることができるものとなっている。
ンドル杆(27)が通常姿勢にあってハンドル位置検出セ
ンサ(32)(33)がオフの時には、変速電動モ−タ−
(53)により操作ワイヤ−(58)が反時計方向に移動さ
れてトラニオン軸(50)を左回動させ、また、ハンドル
基部フレ−ム(26)及びハンドル杆(27)が180度転
向されて、ハンドル位置検出センサ(32)(33)がオン
の時には、操作ワイヤ−(58)が時計方向に移動されて
トラニオン軸(50)を右回動させるようになっており、
これによって、ハンドル杆(27)がいずれの延出向きで
あっても、ハンドル杆(27)のグリップ部からみて同じ
方向に走行変速レバ−(28)を動かして機体を前後進さ
せることができるものとなっている。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0021】本発明による歩行型管理機は、その走行伝
動系にHST変速装置を備えているので、走行速度を無
段階に設定して種々の作業や状況に適応する速度での運
行が行え、また、機体を停止状態から緩発進させ漸次速
度上昇させることができて安全に運行することができ
る。
動系にHST変速装置を備えているので、走行速度を無
段階に設定して種々の作業や状況に適応する速度での運
行が行え、また、機体を停止状態から緩発進させ漸次速
度上昇させることができて安全に運行することができ
る。
【0022】そして、HST変速装置の作動油タンク
を、ミッションケ−スの外部で、且つ同ケ−スから延設
されるハンドル基部フレ−ムによって被蓋される部位に
配設してあるので、作動油の状況確認や補給交換を行い
易く、また、作動油の補給交換の無駄が少なくなるとと
もに、HST変速装置全体としてのメンテナンスが容易
になり、ミッションケ−ス外部の作動油タンクが安全に
保護される。
を、ミッションケ−スの外部で、且つ同ケ−スから延設
されるハンドル基部フレ−ムによって被蓋される部位に
配設してあるので、作動油の状況確認や補給交換を行い
易く、また、作動油の補給交換の無駄が少なくなるとと
もに、HST変速装置全体としてのメンテナンスが容易
になり、ミッションケ−ス外部の作動油タンクが安全に
保護される。
【0023】また、必要な際には、ハンドル基部フレ−
ムを回動移行して作動油タンク部を露出させることがで
きるので、上述した作動油の補給交換やメンテナンスが
益々行い易くなる。
ムを回動移行して作動油タンク部を露出させることがで
きるので、上述した作動油の補給交換やメンテナンスが
益々行い易くなる。
【図1】本発明に係る歩行型管理機の側面図である。
【図2】歩行型管理機の要部を拡大し一部分を破断して
示した側面図である。
示した側面図である。
【図3】歩行型管理機の要部の平面概略図である。
【図4】ミッションケ−スの伝動断面展開図である。
【図5】油圧式無段変速装置の変速操作系を示す後面図
である。
である。
【図6】走行変速の電気制御系を示すブロック図であ
る。
る。
13 ミッションケ−ス 26 ハンドル基部フレ−ム 36 HST変速装置 46 作動油タンク
Claims (2)
- 【請求項1】 ミッションケ−ス(13)に組成される走
行伝動系にHST変速装置(36)を備えた歩行型管理機
において、前記HST変速装置(36)の作動油タンク
(46)を、ミッションケ−ス(13)の外部で、且つ、同
ケ−ス(13)から延設されるハンドル基部フレ−ム(2
6)によって被蓋される部位に配設してあることを特徴
とする歩行型管理機。 - 【請求項2】 ミッションケ−ス(13)に組成される走
行伝動系にHST変速装置(36)を備えた歩行型管理機
において、前記HST変速装置(36)の作動油タンク
(46)を、ミッションケ−ス(13)の外部で、且つ、同
ケ−ス(13)から延設されるハンドル基部フレ−ム(2
6)によって被蓋される部位に配設し、ハンドル基部フ
レ−ム(26)を回動移行させることにより作動油タンク
(46)を露出させることができるように構成してある歩
行型管理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5421497A JPH10230749A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 歩行型管理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5421497A JPH10230749A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 歩行型管理機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10230749A true JPH10230749A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12964308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5421497A Withdrawn JPH10230749A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 歩行型管理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10230749A (ja) |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP5421497A patent/JPH10230749A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20031128 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20031212 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |