JPH10230422A - ボール自動供給装置 - Google Patents

ボール自動供給装置

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JPH10230422A
JPH10230422A JP3721297A JP3721297A JPH10230422A JP H10230422 A JPH10230422 A JP H10230422A JP 3721297 A JP3721297 A JP 3721297A JP 3721297 A JP3721297 A JP 3721297A JP H10230422 A JPH10230422 A JP H10230422A
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JP
Japan
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ball
balls
supply path
governor
vertical
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JP3721297A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Shiraishi
浩之 白石
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールの自動供給による省力化、生産効率の
向上を図り得るのはもちろん、ワークの嵌入部に所定個
数のボールを過不足なく確実に供給することができるよ
うにする。 【解決手段】 複数のボール2を上下に隣接するボール
2,2の周面同士が密接する縦列状態に収納させてそれ
らボール2の重力による下降移動を案内する縦供給路1
4の途中に、密接縦列状態にあるボール2を単一毎に分
離して下側縦供給路14Bに順次排出するボール切出装
置Eと、その下側縦供給路14Bの下端部に設けられて
ボール切出装置Eにより単一毎に切り出されたボール2
がワークであるガバナボールケース1のボール嵌入溝部
1Aに供給されたことを検知する光電センサ20とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばガバナスリ
ーブのガバナボールケース等のように複数個のボールを
受入れ可能なボール嵌入部を有するワークの嵌入部に所
定個数のボールを供給させる際に用いられるボール自動
供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばガバナスリーブを例にとってみる
と、従来一般では、ワークであるガバナボールケースの
ボール嵌入部に人手によりボールを一つ一つ整列しなが
ら供給することによって所定の製品を組立てる手段が採
られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
人手によるボール供給および組立作業の場合は、人件費
が高くつくだけでなく生産効率も非常に悪く、それが製
品コストの上昇に反映するという問題がある。
【0004】そこで、作業の省力化、生産効率の向上を
図るべくボールをワークの嵌入部に対して自動供給する
ことが考えられる。その具体的手段として、ボール嵌入
部を有するワーク保持部の上方部に、複数のボールを上
下に隣接するボールの周面同士が密接する縦列状態に収
納可能な縦供給路を設けて、この縦供給路内に収納され
たボールを重力によってワークの嵌入部まで下降移動案
内する構成が考えられる。しかしながら、このような単
なる縦供給路のみからなる自動供給装置である場合は、
ボールの微妙な製造誤差などによりボールが縦供給路内
で詰まったり、あるいは、縦供給路内の複数のボールに
はラインプレッシャが働いていることから、縦供給路の
下端部からワークの嵌入部へボールが落下供給されると
き、複数のボールが同時に落下したりして、ワークの嵌
入部へのボール供給個数に過不足を発生しやすく、これ
が原因で製造歩留りの悪化を招くという難点がある。
【0005】そこで、本発明は上記実情に鑑みてなされ
たもので、ボールの自動供給による省力化、生産効率の
向上を図り得るのはもちろん、ワークの嵌入部に所定個
数のボールを過不足なく確実に供給することができるボ
ール自動供給装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るボール自動供給装置は、所定個数のボ
ールを受入れ可能なボール嵌入部を有するワーク保持部
の上方部に、複数のボールを上下に隣接するボールの周
面同士が密接する縦列状態に収納させてそれらボールの
重力による下降移動を案内する縦供給路を設けてなるボ
ール自動供給装置であって、上記縦供給路の途中に配置
され密接縦列状態にあるボールを単一毎に分離して下側
縦供給路に順次排出するボール切出装置と、上記下側縦
供給路の下端部に設けられて上記ボール切出装置により
切り出されたボールがワークに供給されたことを検知す
るボール通過検知センサとを備えていることを特徴とす
るものである。
【0007】このような構成のボール自動供給装置によ
れば、縦供給路内に密接縦列状態に収納され重力により
下降移動する複数のボールが縦供給路の途中で、ボール
切出装置によって単一毎に分離されて下側縦供給路に順
次排出されることから、ラインプレッシャを除去するこ
とが可能であるだけでなく、ボール通過検知センサによ
る通過検知(カウント)によって上記縦供給路の途中で
単一毎に切り出されたボールが下側縦供給路の下端部に
まで詰まりなく達したか否かを確認することが可能であ
る。このようなボール切り出しと詰まりの有無検知との
相乗作用によって、自動供給はもちろん、ワークの嵌入
部に所定個数のボールを過不足なく供給することができ
る。
【0008】特に、請求項2に記載のように、上記ボー
ル通過検知センサによる通過検知位置よりも上部の上記
下側縦供給路の下端部付近に、該下側縦供給路内のボー
ルを下方へ向けて強制押出し可能なボール押出具を設け
る時は、上記通過検知センサによる検知結果に基づいて
ボール押出具を作動させることにより、仮に切り出され
たボールが下側供給路内に詰まったとしても、それを強
制的に押出してワークの嵌入部に供給させることが可能
で、ボールの供給不足の発生を確実に防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明が対象とするボール
嵌入ワークの一例となるボールガバナの組付け完了状態
の縦断面図、図2は本発明に係るボール自動供給装置を
含むボールガバナ自動組付け装置を一部断面して示す正
面図、図3は図2のA−A線に沿った横断面図、図4は
図2のB−B線に沿った断面図である。
【0010】上記ボールガバナ5は、図1に示すよう
に、軸線方向の一方及び径内方に向けて開放するボール
嵌入溝部1Aを有する断面L字で、全体が環状形のガバ
ナボールケース(第1部材)1と、このガバナボールケ
ース1の上記ボール嵌入溝部1Aに周方向に整列させて
嵌入された所定個数のボール2と、上記ガバナボールケ
ース1の中央孔部1Bに同芯状態に嵌合し貫通させるこ
とにより上記ボール2を軸線方向及び径方向に抜止め状
態に保持する断面L字で、全体が環状筒形のガバナスリ
ーブ(第2部材)3と、このガバナスリーブ3の上記ガ
バナボールケース1の中央孔部1Bから突出する筒部3
Aの外周面に形成の環状溝3aに弾性嵌合されることに
より該ガバナスリーブ3を軸線方向に抜止めするサーク
リップ4とから構成される。
【0011】上記のようなボールガバナ5の自動組付け
装置は、図2ないし図4に示すように、大別して、上記
ボールガバナ5におけるガバナボールケース1を水平姿
勢に保持する弾性挟持機構Aと、この弾性挟持機構Aに
より水平姿勢に挟み保持された上記ガバナボールケース
1の中央孔部1Bに上下貫通状態に嵌合可能な組立用治
具Bと、上記弾性挟持機構Aの下方部に配置されて上記
ガバナボールケース1の中央孔部1Bに上下貫通状態に
嵌合された上記組立用治具Bを上記ガバナボールケース
1に対して所定の位置、姿勢に保持する治具保持機構C
と、上記ガバナボールケース1のボール嵌入溝部1Aに
所定個数のボール2を自動供給するボール自動供給装置
Dとを備えている。
【0012】上記弾性挟持機構Aは、上記ボールガバナ
5におけるガバナボールケース1をそのボール嵌入溝部
1Aが上方から落下供給されるボール2を受入れ可能な
態勢でその径方向の両側から挟んで水平姿勢に保持する
ように固定架台11上の水平レール12に沿って相対遠
近移動方向に摺動可能に支持されるとともに、先端部に
上記ガバナボールケース1の半分がそれぞれ嵌合する半
円状の凹部6a,6aを有する一対の挟持片6,6と、
この一対の挟持片6,6を相対近接方向、つまり、上記
半円状の凹部6a,6aに嵌合保持させたガバナボール
ケース1を挟持する方向に摺動移動付勢する圧縮コイル
バネ7,7とを主要構成としている。
【0013】上記組立用治具Bは、上記弾性挟持機構A
により水平姿勢に挟み保持された上記ガバナボールケー
ス1の中央孔部1Bに上下貫通状態に嵌合させることに
よって上記ボール嵌入溝部1Aの径内方への開放を閉鎖
する周面部8aを有し、その閉鎖周面部8aを含む下部
の外周面が下窄まりのテーパ面8Aに形成されていると
ともに、上記閉鎖周面部8aよりも上部には上記ボール
ガバナ5におけるガバナスリーブ3を外嵌保持可能(図
8参照)なスリーブ保持部8Bが一体に突出連設され、
かつ上記テーパ面8Aの下端部より下方部にはその中心
部に下向きに開口する内孔8cを有する円柱部8Cが一
体に連設されてなる。
【0014】上記治具保持機構Cは、上記弾性挟持機構
Aの下方部に配置されて上記ガバナボールケース1の中
央孔部1Bに上下貫通状態に嵌合された上記組立用治具
Bの円柱部8Cをその径方向の両側から挟み保持するよ
うに上記固定架台11に固定のシリンダ13に連動連結
されているとともに、各先端部が略ハの字形の挟持面9
a,9aに形成された一対の挟持部材9,9と、上記組
立用治具8における円柱部8Cの内孔8cに嵌入するよ
うに固定架台11から上向きに突出された固定軸10a
及び該固定軸10aの外周部に巻回されたコイルバネ1
0bからなり、上記組立用治具Bの下端部を弾性的に受
止め支持する下端支持部材10とを主要構成とし、これ
ら部材9,9及び10によって上記組立用治具Bを上記
ガバナボールケース1に対して所定の位置、姿勢に保持
するように構成されている。
【0015】また、上記ボール自動供給装置Dは、上記
弾性挟持機構Aにより水平姿勢に保持され、かつ、上記
治具保持機構Cにより上記ガバナボールケース1に対し
て所定の位置、姿勢に保持さされた上記組立用治具Bに
おけるテーパ面8Aの上端部の閉鎖周面部8aにより径
内方への開放が閉鎖された上記ガバナボールケース1の
ボール嵌入溝部1Aに所定個数のボール2を自動供給す
るものであり、このボール自動供給装置Dをさらに詳し
く説明すると、次の通りである。
【0016】すなわち、図5に明示のように、複数のボ
ール2を上下に隣接するボール2,2の周面同士が密接
する縦列状態に収納させてそれらボール2の重力による
下降移動を案内する縦供給路14を有する縦長筒部材1
5が縦向きシリンダ16を介して固定架台11に対して
昇降自在に設けられた横向き腕体17の先端部に固定支
持されている。この縦長筒部材15の下端部には上記横
向き腕体17と一体に昇降する横腕体18を介してボー
ル供給用ブロック19が固定連設されており、このブロ
ック19にはそれが最下限位置まで下降したとき、上記
組立用治具Bのスリーブ保持部8Bおよびテーパ面8A
の上端部に上方から嵌入可能な貫通孔19a及び上記縦
供給路14の下端部に連通接続されてボール2を上記ガ
バナボールケース1のボール嵌入溝部1A内に落下供給
案内する傾斜供給路19bが形成され、かつ、この傾斜
供給路19bの下端部に続けて垂直供給路19cが形成
されている。
【0017】そして、上記縦長筒部材14における縦供
給路14の途中には上記のように縦列密接状態にあるボ
ール2を単一毎に分離して下側縦供給路14Bに順次排
出するボール切出装置Eが配設されているとともに、そ
の下側縦供給路14Bの下端部に上記傾斜供給路19b
を介して連通する垂直供給路19cの下端部には上記ボ
ール切出装置Eにより切り出されたボール2がワークで
あるところの上記ガバナボールケース1のボール嵌入溝
部1A内に供給されたことを検知するボール通過検知セ
ンサとして光電センサ20が設けられている。また、上
記ブロック19には上記光電センサ20による通過検知
位置よりも上部で上記傾斜供給路19bの下端部付近に
連通する縦孔21が貫設されており、この縦孔21内に
は上記横腕体18に取り付けたシリンダ22およびコイ
ルバネ23を介して上記傾斜供給路19bに連通する垂
直供給路19c内のボール2を下方へ向けて強制的、弾
性的に押出し可能なボール押出具24が上下動自在に挿
嵌保持されている。
【0018】上記縦供給路14の途中に配設されたボー
ル切出装置Eは、図2及び図9に示すように、上記上側
縦供給路14A及び下側縦供給路14Bと同径、同芯状
のボール通過孔25aを有する固定板片25Aと、その
ボール通過孔25aと同径のボール通過孔25b,25
cを有し上記固定板片25Aの上下にそれぞれ密接配置
された上下一対の可動板片25B,25Cとからなり、
これら上下一対の可動板片25B,25Cを上記横向き
腕体17に固定したシリンダ26を介して、図9の
(A)〜(C)に示すように、それらのボール通過孔2
5b,25cが固定板片25Aのボール通過孔25a、
上側縦供給路14A及び下側縦供給路14Bに対して交
互に接続されるように固定板片25Aの上下面に沿って
水平方向に摺動させることにより、上側縦供給路14A
内を縦列密接状態で下降してくるボール2を単一毎に分
離して下側縦供給路14Bに順次排出、つまり切り出す
ように構成されている。
【0019】次に、上記のように構成されたボールガバ
ナ自動組付け装置によるボールガバナ自動組付け動作に
ついて図6〜図8を参照しながら説明する。まず、図6
に示すように、弾性挟持機構Aにおける一対の挟持片
6,6先端の半円状凹部6a,6aにサークリップ4お
よびガバナボールケース1を嵌合保持させたうえ、該ガ
バナボールケース1を圧縮コイルバネ7,7を介して挟
持方向に摺動移動付勢される一対の挟持片6,6により
その径方向の両側から挟んで水平姿勢に保持させると同
時に、その保持されたサークリップ4およびガバナボー
ルケース1の中央孔部1Bに組立用治具Bを上下貫通状
態に嵌合させ、かつ、その嵌合された組立用治具Bの円
柱部8Cを治具保持機構Cにおける一対の挟持部材9,
9により径方向の両側から挟み保持するとともに、該円
柱部8Cの下端部を固定軸10a及びコイルバネ10b
からなる下端支持部材10により弾性的に受止め支持す
ることにより、組立用治具Bを上記ガバナボールケース
1に対して所定の位置、姿勢に保持させる。これによっ
て、上記ガバナボールケース1のボール嵌入溝部1Aの
径内方への開放が組立用治具Bにおけるテーパ面8A上
端部の閉鎖周面部8aにより閉鎖されてガバナボールケ
ース1のボール嵌入溝部1Aがボール受入れ可能な態勢
となる。
【0020】この状態で、縦向きシリンダ16を介して
横向き腕体17、横腕体18及びボール供給用ブロック
19からなるボール自動供給装置Dが下降されそれが最
下限位置まで下降したとき、図7に示すように、縦供給
路14の下端部に連通接続された傾斜供給路19bおよ
び垂直供給路19cが上記のようにボール受入れ可能な
態勢となったガバナボールケース1のボール嵌入溝部1
Aに接続される。このような接続状態になったとき、上
記ボール自動供給装置Dにおけるボール切出装置Eが図
9(A)〜(C)の順に動作して上側縦供給路14A内
を縦列密接状態で下降してくるボール2が単一毎に分離
されるとともに、その分離された単一毎のボール2が下
側縦供給路14Bに順次排出、つまり切り出された後、
この下側縦供給路14Bの下端部から上記傾斜供給路1
9b及び垂直供給路19cを経て上記ガバナボールケー
ス1のボール嵌入溝部1A内に落下供給される。このよ
うに、ボール切出装置Eによりボール2を単一毎に分離
して下側縦供給路14Bに順次切り出すことで、密接縦
列状態に収納されている複数のボール2に働いているラ
インプレッシャを除去することが可能であるとともに、
その切り出された単一のボール2が垂直供給路19cを
通過して上記ガバナボールケース1のボール嵌入溝部1
A内に実際に落下供給されたことを光電センサ20にて
検知(カウント)し、ここで、切り出し数に相当する数
のボール2の通過が検知されない場合は、シリンダ22
およびコイルバネ23を介してボール押出具24を縦孔
21内に沿って下動させて垂直供給路19c内にあるボ
ール2を下方へ向けて強制的、弾性的に押し出すことに
よって、ボール2の自動供給作用だけでなく、ガバナボ
ールケース1のボール嵌入溝部1A内に所定個数のボー
ル2を過不足なく確実に供給することができる。
【0021】そして、上記ガバナボールケース1のボー
ル嵌入溝部1A内に所定個数のボール2が自動供給され
た後は、上記縦向きシリンダ16を介して横向き腕体1
7、横腕体18及びボール供給用ブロック19からなる
ボール自動供給装置Dが上昇されて組立用治具Bから退
避される。この状態で、上記組立用治具Bにおけるスリ
ーブ保持部8Bに図8に示すように、上記ボールガバナ
5におけるガバナスリーブ3を外嵌保持させた上、組立
用治具Bにその上端部から下方への押圧力fを加える
と、該組立用治具Bがその下端支持部材10のコイルバ
ネ10bの弾性力に抗して真っ直ぐに下降移動し、この
下降移動につれて上記スリーブ保持部8Bに外嵌保持さ
れているガバナスリーブ3が上記ガバナボールケース1
の中央孔部1B内に嵌合・貫通されるとともに、テーパ
面8Aに弾性嵌合されているサークリップ4が開拡し、
ガバナスリーブ3の筒部3Aの外周面に形成した環状溝
3aに弾性係合して抜止めされることになり、これによ
って、上記ボール嵌入溝部1A内に供給されている所定
個数のボール2がガバナスリーブ3とガバナボールケー
ス1との間に挟み保持されて図1に示すようなボールガ
バナ5の組付けが完了する。
【0022】上記のごとく、ガバナボールケース1への
所定個数のボール2の供給から該ガバナボールケース1
とガバナスリーブ3との相互組付けまでの一連の組立作
業の自動化が図れるとともに、その組立精度の向上も図
れてボールガバナ5全体の製造コストを著しく低減する
ことが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ボール
をその重力により自動供給することが可能で、大幅な省
力化とともに生産効率の向上を図り得るのはもちろん、
縦供給路に一括収納されている複数のボールから単一毎
のボールを切り出すことと、その切り出されたボールが
供給路で詰まったか否かを検知することとの相乗作用に
よってワークの嵌入部に所定個数のボールを過不足なく
確実に自動供給することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が対象とするボール嵌入ワークの一例と
なるボールガバナの組付け完了状態の縦断面図である。
【図2】本発明に係るボールガバナ自動組付け装置を一
部断面して示す正面図である。
【図3】図2のA−A線に沿った横断面図である。
【図4】図2のB−B線に沿った断面図である。
【図5】ボール自動供給装置の拡大縦断正面図である。
【図6】ボールガバナの組付け動作のうち第一工程を示
す要部の縦断正面図である。
【図7】ボールガバナの組付け動作のうち第二工程を示
す要部の縦断正面図である。
【図8】ボールガバナの組付け動作のうち第三工程を示
す要部の縦断正面図である。
【図9】(A)〜(C)はボール切出装置の切り出し動
作を説明する要部の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
E ボール切出装置 1 ガバナボールケース(ワーク) 1A ボール嵌入溝部 2 ボール 14 縦供給路 14A 上側縦供給路 14B 下側縦供給路 20 光電センサ(ボール通過検知センサ) 24 ボール押出具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定個数のボールを受入れ可能なボール
    嵌入部を有するワーク保持部の上方部に、複数のボール
    を上下に隣接するボールの周面同士が密接する縦列状態
    に収納させてそれらボールの重力による下降移動を案内
    する縦供給路を設けてなるボール自動供給装置であっ
    て、 上記縦供給路の途中に配置され密接縦列状態にあるボー
    ルを単一毎に分離して下側縦供給路に順次排出するボー
    ル切出装置と、 上記下側縦供給路の下端部に設けられて上記ボール切出
    装置により切り出されたボールがワークに供給されたこ
    とを検知するボール通過検知センサとを、 備えていることを特徴とするボール自動供給装置。
  2. 【請求項2】 上記ボール通過検知センサによる通過検
    知位置よりも上部の上記下側縦供給路の下端部付近に
    は、該下側縦供給路内のボールを下方へ向けて強制押出
    し可能なボール押出具が設けられている請求項1に記載
    のボール自動供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108639403A (zh) * 2018-08-08 2018-10-12 扬州大晟药用玻璃有限公司 一种网格通孔挤压式安瓿瓶夹持装置
CN108639404A (zh) * 2018-08-08 2018-10-12 扬州大晟药用玻璃有限公司 一种网格通孔挤压式安瓿瓶夹持装置

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