JPH10229592A - スピーカシステム及びその振動板 - Google Patents

スピーカシステム及びその振動板

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JPH10229592A
JPH10229592A JP4282497A JP4282497A JPH10229592A JP H10229592 A JPH10229592 A JP H10229592A JP 4282497 A JP4282497 A JP 4282497A JP 4282497 A JP4282497 A JP 4282497A JP H10229592 A JPH10229592 A JP H10229592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
speaker system
light
speaker
cone
Prior art date
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Pending
Application number
JP4282497A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Isoyama
悟志 磯山
Tomohiro Mizuguchi
智洋 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Filing date
Publication date
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  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】低廉でより雅趣に富んだスピーカシステム及び
その振動板を提供することにある。 【解決手段】キャビネット11内に発光体20を設けた
スピーカシステムにおいて、ドロンコーン6又はスピー
カユニット1のコーン振動板2の全体又は一部に透光性
をもたせると共に該振動板のエッジ外周の貼り代部2b
をバッフル12に設けた取付穴14の開口縁部に取り付
けてフレームレスとし、前記発光体20を振動板よりも
内部側に配置して該発光体を発光させた際にドロンコー
ン又はスピーカユニットのフレームの影が映らないよう
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネットの内
部に発光体を設けたスピーカシステムに係り、特に発光
体を振動板よりも内部側に配置したスピーカシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、スピーカシステムのデザインも種
々のものが採用されており、キャビネット内部に発光体
を設けて音響空間のムードを盛り上げたり販売店頭にお
いて客の注目を集めるようにしたもの等がある。
【0003】キャビネット内部に発光体を設ける場合、
従来は、図6(A),(B),(C)に示すように、前
面解放のキャビネット21の内部にバッフルとしての中
板22を配置すると共に該中板22に発光体20を配置
して、スピーカユニット23の振動板24を表面側から
照明する形式のものが殆どである。
【0004】ドロンコーン(パッシブラジエータ)方式
のスピーカシステムにおいては、図7に示すように、通
常のスピーカユニット25と同様にフレーム27を有す
るドロンコーン26が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】キャビネット内、特に
スピーカユニットやドロンコーンの振動板よりも内部に
発光体を配置して該振動板やセンターキャップ等から透
光させることにより、より雅趣に富んだ照明が可能とな
る。
【0006】ところが、従来のドロンコーン方式のスピ
ーカシステムでは、図7に示すように、振動板28より
も内側に発光体20を配置すると、そのフレーム27が
映ってしまい、きわめて体裁が悪く、美観を損なう欠点
がある。また、ドロンコーン26のフレーム27は一般
的にはスピーカユニット用のものを流用するが、口径は
通常20cm〜30cmであり、高価なものである。
【0007】本発明の目的は、従来方式による発光体を
配置したスピーカシステムの欠点を解消し、低廉でより
雅趣に富んだスピーカシステム及びその振動板を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【0009】本発明に係るスピーカシステムは、キャビ
ネット内に発光体を設けたスピーカシステムにおいて、
ドロンコーン又はスピーカユニットのコーン振動板の全
体又は一部に透光性をもたせると共に該振動板のエッジ
外周の貼り代部をバッフルに設けた取付穴の開口縁部に
取り付けてフレームレスとし、前記発光体を振動板より
も内部側に配置して該発光体を発光させた際にドロンコ
ーン又はスピーカユニットのフレームの影が映らないよ
うに構成したことを特徴とする。
【0010】請求項2記載のものにおいては、振動板が
ドロンコーン振動板であり、センターキャップにも透光
性をもたせたことを特徴とする。
【0011】請求項3記載のものにおいては、振動板に
文字又は図形等からなる表示部が表示されると共に該表
示部の部分だけが透光性を有することを特徴とする。
【0012】本発明に係る振動板は、振動板よりも内部
側に発光体を配置するスピーカシステムに使用される振
動板であって、振動板に文字又は図形等からなる表示部
を表示すると共に該表示部の部分に透光性をもたせたこ
とを特徴とする。
【0013】
【作用】スピーカシステムにおいて、スピーカユニット
やドロンコーンの振動板及びこれと共にセンターキャッ
プを透光性材料で成形し、フレームを使用しないで該振
動板のエッジ部外周の貼り代部をバッフルに形成された
取付穴の開口縁部に取り付け、該振動板よりも内部側に
発光体を設ける。
【0014】前記発光体を発光させると振動板及びセン
ターキャップを介して光が透過し、フレームが映ったり
することなく確実に内部から照明することができ、極め
て雅趣に富んだスピーカシステムとすることができる。
【0014】振動板やセンターキャップの一部だけを透
光性にすることができ、例えば、振動板の表面に文字や
図形等の表示部を表示してこの表示部だけを透光性にす
ると、文字、図形等をより鮮明に浮き立たせることがで
る。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るスピーカシス
テム及びその振動板の実施例を示し、ドロンコーン方式
のスピーカシステムの断面図、図2は通常のスピーカユ
ニットに適用した形態を示す断面図、図3は同上斜視
図、図4は振動板の一部に透光部を設ける場合の実施例
を示す断面図、図5は振動板の一部に透光部を設ける場
合の他の実施例を示す断面図である。
【0016】ドロンコーン6又はスピーカユニット1の
コーン振動板2及びセンターキャップ3の全部又はその
一部に透光性をもたせる。振動板2やセンターキャップ
3全体に透光性をもたせる場合には透光性材料で成形
し、その一部に透光部を設ける場合には、例えば、図4
に示すように、インジェクション成形を用いて2色成形
により、ロゴ又はワンポイントマーク等の表示部4を透
光性材料で成形すると共に他の部分5を透光性のない材
料で成形する。
【0017】他の形態としては、図5(A)に示すよう
に、全体を透光性材料で成形された振動板2の表面に前
記表示部4をマスキング塗装した後に塗膜4aを除去し
てもよく、或は、図5(B)に示すように、表示部4を
塗装した後に塗膜4aを切削する。例えば、シートポリ
プロピレンナチュラル(白半透明)の材料で真空成形す
ることによりインジェクション成形を用いないでも実施
することが可能である。
【0018】前記のようにして成形された振動板2及び
センターキャップ3をスピーカユニット1又はドロンコ
ーン6として組み込むが、フレームレスとし、振動板2
のエッジ部2aの外周の貼り代部2bをキャビネット1
1のバッフル12に設けた取付穴14の開口縁部14a
に取り付け、押さえリング15で固定する。
【0019】図1の例では、キャビネット11の内部に
設けられた中板13にスピーカユニット1を取り付ける
と共にドロンコーン6のダンパ16の外周部をこの中板
13で支持するようになっている。そして、発光体20
は振動板2よりも内側、即ち、中板13に取り付けら
れ、該発光体20の光が振動板2の全体又は表示部4を
透過するようになっている。
【0020】図2はキャビネット11のバッフル12に
取り付けられる通常のスピーカユニット1に適用したも
のであり、磁気回路部17は中板13に取り付けられる
と共に振動板2のエッジ部外周の貼り代部2bはバッフ
ル12に取り付けられている。
【0021】
【発明の効果】本発明に係るスピーカシステムによれ
ば、振動板の背面側から光を照射して照明することがで
き、極めて雅趣に富んだスピーカシステムとすることが
できる。また、この場合、フレームが映ったりすること
はないから体裁がよく、特に、例えば、振動板に文字や
図形等を表示した際にこれらを鮮明に浮き出させること
ができる。
【0022】スピーカシステムとしてフレームが使用さ
れていないから安価であると共に軽量化が可能である。
【0023】本発明に係る振動板によれば、振動板の背
面側に発光体を配置する形式のスピーカシステムに用い
て最適であり、スピーカシステムのインテリア的要素を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピーカシステム及びその振動板
の実施例を示す断面図。
【図2】スピーカユニットに適用した例を示す断面図。
【図3】スピーカユニットに適用した形態を示すスピー
カシステムの斜視図。
【図4】振動板の一部に透光部を設ける形態を示す断面
図。
【図5】振動板の一部に透光部を設ける手段の他の例を
示す断面図。
【図6】キャビネット内に発光体を設けた従来のスピー
カシステムを示す斜視図。
【図7】従来のドロンコーン方式のスピーカシステムに
おける不具合を説明するための断面図。
【符号の説明】
1 スピーカユニット 2 振動板 2a エッジ部 2b 貼り代部 3 センターキャップ 4 表示部 6 ドロンコーン 11 キャビネット 12 バッフル 13 中板 14 取付穴 20 発光体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット内に発光体を設けたスピー
    カシステムにおいて、ドロンコーン又はスピーカユニッ
    トのコーン振動板の全体又は一部に透光性をもたせると
    共に該振動板のエッジ外周の貼り代部をバッフルに設け
    た取付穴の開口縁部に取り付けてフレームレスとし、前
    記発光体を振動板よりも内部側に配置して該発光体を発
    光させた際にドロンコーン又はスピーカユニットのフレ
    ームの影が映らないように構成したことを特徴とするス
    ピーカシステム。
  2. 【請求項2】 振動板がドロンコーン振動板であり、セ
    ンターキャップにも透光性をもたせたことを特徴とする
    請求項1記載のスピーカシステム。
  3. 【請求項3】 振動板に文字又は図形等からなる表示部
    が表示されると共に該表示部の部分だけが透光性を有す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のスピーカシス
    テム。
  4. 【請求項4】 振動板よりも内部側に発光体を配置する
    スピーカシステムに使用される振動板であって、振動板
    に文字又は図形等からなる表示部を表示すると共に該表
    示部の部分に透光性をもたせたことを特徴とする振動
    板。
JP4282497A 1997-02-13 1997-02-13 スピーカシステム及びその振動板 Pending JPH10229592A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001346284A (ja) * 2000-06-05 2001-12-14 Hiroshi China スピーカー
JP2007318611A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Onkyo Corp スピーカー用部材およびスピーカー
JP2009157149A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Seiko Epson Corp 電子機器筐体用カバー、電子機器、およびプロジェクタ
WO2011126034A1 (ja) * 2010-04-09 2011-10-13 ソニー株式会社 スピーカ装置及び音声出力方法

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