JPH1022945A - テレメータ・テレコントロール装置 - Google Patents

テレメータ・テレコントロール装置

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JPH1022945A
JPH1022945A JP8176056A JP17605696A JPH1022945A JP H1022945 A JPH1022945 A JP H1022945A JP 8176056 A JP8176056 A JP 8176056A JP 17605696 A JP17605696 A JP 17605696A JP H1022945 A JPH1022945 A JP H1022945A
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康男 吉村
Yasuhiro Ban
泰浩 伴
嘉茂 ▲よし▼川
Yoshishige Yoshikawa
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレメータ・テレコントロール装置におい
て、テストデータによって通信テストを行い設置後の無
線通信回線の信頼性を定期的に監視し報知する。 【解決手段】 第一の送受信機1は、所定の時刻または
時間間隔を計測してテスト要求信号を出力するタイマー
手段7と、テスト要求信号があったときにテストデータ
を作成して送信するテストデータ送信手段9と、テスト
データを受けて第二の送受信機20から送り返される応
答信号を調べて通信の信頼性を判定するテストデータ判
定手段10とを備えて、テレメータ・テレコントロール
用のデータを通信していないときにテストデータによっ
て所定の時間間隔で定期的にテストデータを送信し応答
信号を調べて無線通信回線の信頼性を確認する。よっ
て、テレメータ・テレコントロール用のデータの通信頻
度と関係なく所定の間隔で常に無線通信の状態を監視す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物などに設置し
無線通信によって遠隔操作やデータ収集などを行うテレ
メータ・テレコントロール装置に関するもので、設置後
の無線通信回線の信頼性を定期的に監視し報知するもの
である。
【0002】
【従来の技術】建物に設置するようなテレメータ・テレ
コントロール装置の例として、家庭内では給湯機とその
リモコンの通信や石油貯蔵タンクとその残量メータ、ガ
ス漏れ報知器とガス遮断弁などがある。これらは家屋の
壁を隔てて通信する必要があり、従来は信号線を接続し
て行う有線式であった。しかし以下の利点から信号線に
代わって電波を用いる無線式が主流となりつつある。
【0003】1.信号線を敷設する必要がなく設置工事
が簡易であること。 2.信号線の断線がなくメンテナンスが容易であるこ
と。
【0004】3.無線化することで設置場所を選ばない
システムが新たに可能となること。しかしながら従来の
有線通信に比較すると無線通信は電波伝幡上の障害物や
混信妨害などの周囲環境の影響を受け易いという信頼性
の点で課題を持つ。例えば、人物や自動車などの障害物
の存在によって電波が伝わりにくくなり、その結果、通
信可能な距離が短くなることがある。また、無線データ
通信システムの近くから同じような周波数で大出力で送
信されるとそれが妨害信号となり通信が困難になること
がある。
【0005】このような周囲環境から受ける通信状態の
変化に対して、携帯電話などの電話では使用者が相手の
声の明瞭度によって通信状態をリアルタイムに把握して
おり、悪化すればこれを認識して対処することができ
た。これと同様に、無線通信を行うテレメータ・テレコ
ントロール装置にも通信状態を常に把握し悪化したとき
に対処することが無人であっても自動的にできるような
機能が必要である。
【0006】そのために無線通信が正常に行われるかど
うかの通信状態を確認するテスト(以下、通信テストと
呼ぶ)を行うことが必要である。これはテレメータ・テ
レコントロール装置の設置時だけでなく設置した後も行
って、常に無線通信の状態を監視し異常が無いことを保
証するものでなければならない。そうすれば、例えば屋
内の家具を移動させて通信状態が悪化したり、付近の工
場から妨害電波が漏れるようになったなどの理由で無線
通信に不具合が発生すれば、これを察知して設置位置を
移動させたり、無線で使用する周波数を変更したりなど
の修復作業を行うことができる。
【0007】設置後も通信テストを行うものとして、例
えば特開平4−205224号公報に記載されている印
刷システムがある。これは外部装置と印刷装置とを無線
で接続し遠隔の印刷装置に印刷情報を送信して印刷する
装置であるが、印刷情報を送信する前に通信テストを行
い通信状態が正常であることを確認して印刷情報の送信
処理を行う。
【0008】また、印刷情報そのものを通信テストと兼
ねる方法がある。つまり、印刷情報が印刷装置に送信さ
れて印刷が行われれば、そのときの通信状態が正常であ
ると判断する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
で述べたように印刷情報を送信する前に通信テストを行
う方法では、火災センサと報知器とを無線で接続した無
線式火災報知器のようなセキュリティ装置には適さな
い。つまり至急に無線通信を行う必要があるときに通信
テストを行う時間的余裕がないこと、そして通信しよう
としたときに通信状態が悪いことが判明するわけである
が、これを直ちに修復する手段がない限り通信テストの
有用性は薄い。
【0010】また、至急に無線通信を行う必要がないも
のであってもやはり課題がある。例えば上述の印刷装置
では印刷情報を出力しないと通信テストができない。印
刷情報はランダムに発生するものであり、意図的に通信
テストを行うことができない。通信状態が悪くてもう一
度それを確認したい場合、印刷情報を再度発生させなけ
ればならない。逆に印刷情報を発生する機会がなけれ
ば、いつまでたっても通信状態を調べることができな
い。例えば、通信状態が悪いと判明したときにそれがい
つ頃からなのか定かでない。
【0011】したがって、理想的には常に通信テストを
行って通信状態を監視し、通信状態が悪化していること
が判明すれば直ちに修復作業を行ってテレメータ・テレ
コントロールの通信に支障をきたさないようになること
が必要である。
【0012】しかしながら、通信テストを頻繁に行うこ
とは以下のような課題を発生させる。まず第一に、頻繁
に電波を出すことでその周波数の無線通信回線を混雑さ
せる。無線通信回線は公共の資源でありその周辺のテレ
メータ・テレコントロール装置で共有するものである。
これをむやみに混雑させることは周囲のテレメータ・テ
レコントロール装置に混信妨害の影響を与える。例えば
複数の無線式火災報知器が通信テストを頻繁に行えばそ
の周辺で無線回線が混雑し、そのためにある1戸で火災
が発生したときに火災報知の通信が滞るということが発
生する。これでは通信テストを行うメリットよりもデメ
リットのほうが大きい。
【0013】第二に、電源の消耗の課題がある。テレメ
ータ・テレコントロール装置は電池電源によって駆動す
るものが多い。それは従来は通信のための有線信号を介
して家庭用交流電源から駆動電源を供給していたが、無
線となってその信号線がなくなったためである。ところ
が無線通信は有線通信に比較して消費電力が大きく、そ
の結果、無線通信を頻繁に行うと電池の消耗が早くな
る。したがって通信テストをあまり頻繁に行うと、テレ
メータ・テレコントロールの通信よりも通信テストのた
めに電池の大部分を消耗するということが発生する。こ
れでは、通信テストのメリットよりもデメリットのほう
が大きい。
【0014】以上は、印刷装置や火災報知器において説
明したがこれに限らず、テレメータ・テレコントロール
装置全般に発生する課題である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、無線でテレメータ・テレコントロール用の
データを通信する第一の送受信機と第二の送受信機とか
らなり、第一の送受信機は、所定の時刻または時間間隔
を計測してテスト要求信号を出力するタイマー手段と、
テスト要求信号があったときにテストデータを作成して
送信するテストデータ送信手段と、テストデータを受け
て第二の送受信機から送り返される応答信号を調べて通
信の信頼性を判定するテストデータ判定手段とを備えて
いる。
【0016】上記構成によって、テレメータ・テレコン
トロール用のデータを通信していないときにテストデー
タによって所定の時間間隔で定期的にテストデータを送
信し応答信号を調べて無線通信回線の信頼性を確認する
ので、テレメータ・テレコントロール用のデータの通信
頻度と関係なく一定間隔で常に無線通信の状態を監視す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、第一の送受信機は、所
定の時刻または時間間隔を計測してテスト要求信号を出
力するタイマー手段と、テスト要求信号があったときに
テストデータを作成して送信するテストデータ送信手段
と、テストデータを受けて第二の送受信機から送り返さ
れる応答信号を調べて通信の信頼性を判定するテストデ
ータ判定手段とを備えるものである。
【0018】そしてこの構成によれば、テレメータ・テ
レコントロール用のデータを通信していないときにテス
トデータによって所定の時間間隔で定期的にテストデー
タを送信し応答信号を調べて無線通信回線の信頼性を確
認するので、テレメータ・テレコントロール用のデータ
の通信頻度と関係なく一定間隔で常に無線通信の状態を
監視することができる。また、所定の時刻に定期的にテ
ストデータを送信し応答信号を調べて無線通信回線の信
頼性を確認するので、テレメータ・テレコントロール用
のデータの通信頻度と関係なく所定の時刻で常に無線通
信の状態を監視することができる。例えば、テレメータ
にはデータ通信を行う時刻が月1度とか日1度で何時と
か定めれているものが多い。タイマー手段によって通信
テストをそれと同じ時刻帯を重点的に行えば人間の活動
サイクルの影響(自動車による電波の遮蔽、工場からの
ノイズなど)を考慮した、実際の通信に近い通信状態の
把握ができる。
【0019】また、タイマー手段が計測する時間間隔を
変更可能としてある。これにより、テレメータ・テレコ
ントロール用のデータの通信頻度と関係なくテストデー
タを送信する時間間隔を自在に変更して意図的に通信テ
ストの頻度を調整し、通信テストによるメリットである
通信状態の信頼性確保とデメリットである他の無線通信
装置への混信妨害や電池電源の消耗とのバランスを設計
することができる。
【0020】また、第一の送受信機は、テストデータを
送信した回数を計測するカウント手段を備え、カウント
手段からの出力に応じてタイマー手段が計測する時間間
隔を変更するものである。
【0021】これにより、テストデータを送信した回数
に応じて意図的に通信テストの頻度を調整することがで
きる。例えば、テレメータ・テレコントロール装置を設
置して間もないときはテストデータの送信回数が少ない
ので、テストデータ送信の時間間隔を小さくして通信テ
スト頻繁に行い短時間で無線通信回線の信頼性を確認す
ることができる。また、テストデータの送信回数が多く
なるに従ってテストデータ送信の時間間隔を大きくして
他の無線通信装置への混信妨害を減らし通信テストに伴
う電池電源の消耗を減らすことができる。
【0022】また、テストデータ判定手段による無線通
信回線の信頼性に応じてタイマー手段が計測する時間間
隔を変更するものである。
【0023】これにより、無線通信回線の信頼性に応じ
て意図的に通信テストの頻度を調整することができる。
例えば、通信テストの結果が思わしくないときはテスト
データ送信の時間間隔を小さくして通信テスト頻繁に行
って至急に無線通信回線の信頼性を確認することができ
る。また、通信テストの結果が良好であるときはテスト
データ送信の時間間隔を大きくして他の無線通信装置へ
の混信妨害を減らし通信テストに伴う電池電源の消耗を
減らすことができる。
【0024】また、第一の送受信機は、送られてくる無
線信号の受信電界強度を測定する受信強度測定手段を備
えて、第二の送受信機からの無線信号の受信電界強度に
応じてタイマー手段が計測する時間間隔を変更するもの
である。
【0025】これにより、送られてくる受信強度に応じ
て意図的に通信テストの頻度を調整することができる。
例えば、受信強度が弱いときは通信誤りを発生する確率
が高いので、テストデータ送信の時間間隔を小さくして
通信テスト頻繁に行って無線通信回線の信頼性を確認す
ることができる。また、受信強度が強いときはテストデ
ータ送信の時間間隔を大きくして他の無線通信装置への
混信妨害を減らし通信テストに伴う電池電源の消耗を減
らすことができる。
【0026】また、第一の送受信機は、送信信号の出力
レベルに応じてタイマー手段が計測する時間間隔を変更
するものである。
【0027】これにより、送信信号の出力レベルに応じ
て意図的に通信テストの頻度を調整することができる。
例えば、送信出力レベルが小さいときは他からの混信妨
害に弱くなるので通信テストを頻繁に行って通信状態を
監視することができる。あるいは、送信出力レベルが大
きいときは他の無線通信システムに混信妨害を与える機
会が増大するので通信テストを頻繁に行ってできるだけ
送信パワーが大きい時間を短くする方向に働かせること
ができる。
【0028】また、第一の送受信機は、テレメータ・テ
レコントロール用のデータを通信する頻度に応じて、タ
イマー手段が計測する時間間隔を変更するものである。
【0029】これにより、テレメータ・テレコントロー
ル用のデータを通信する頻度に比較して通信データを行
う頻度を調整することができる。例えば、テレメータ・
テレコントロール用のデータを通信する頻度と通信テス
トを行う頻度とを一定の割合として、通信テストによる
メリットである通信状態の信頼性確保とデメリットであ
る他の無線通信装置への混信妨害や電池電源の消耗との
バランスを設計することができる。
【0030】また、第一の送受信機は、テレメータ・テ
レコントロール用の通信データの内容に応じて、タイマ
ー手段が計測する時間間隔を変更するものである。
【0031】これにより、テレメータ・テレコントロー
ル用のデータの通信頻度と関係なく、通信データの内容
に応じて通信データを行う頻度を調整することができ
る。例えば、セキュリティ用途のような緊急性の高いテ
レメータ・テレコントロール装置では通信テストの間隔
を短くして通信状態の監視を厳しくするなど、通信テス
トによるメリットである通信状態の信頼性確保とデメリ
ットである他の無線通信装置への混信妨害や電池電源の
消耗とのバランスを設計することができる。
【0032】また、第一の送受信機は、第一の送受信機
を駆動する電源の残り使用可能時間に応じて、タイマー
手段が計測する時間間隔を変更するものである。
【0033】これにより、第一の送受信機の電源の残り
使用可能時間に応じて消費電流の大きい通信テストの頻
度を小さくしていくので、通信テストによるメリットで
ある通信状態の信頼性確保とデメリットである電池電源
の消耗とのバランスを設計することができる。
【0034】また、第二の送受信機は、第二の送受信機
を駆動する電源の残り使用可能時間を第一の送受信機に
送信して前記残り使用可能時間に応じて、タイマー手段
が計測する時間間隔を変更するものである。
【0035】これにより、第二の送受信機を駆動する電
源の残り使用可能時間に応じて消費電流の大きい通信テ
ストの頻度を小さくしていくので、通信テストによるメ
リットである通信状態の信頼性確保とデメリットである
電池電源の消耗とのバランスを設計することができる。
【0036】また、第一および第二の送受信機は、送信
信号の出力レベルを調整する送信出力調整手段を備え、
テストデータ判定手段の判定結果に応じて第一の送受信
機は送信信号の出力レベルを調整するとともに、テスト
データ判定手段の判定結果を送信して第二の送受信機の
送信信号の出力レベルを調整するものである。
【0037】これにより、テストデータ判定手段の判定
結果に応じて第一の送受信機および第二の送受信機の送
信信号の出力レベルを調整するので、テレメータ・テレ
コントロール用のデータの通信頻度と関係なく意図的に
最適な送信出力レベルに調整することができる。その結
果、通信テストだけでなくテレメータ・テレコントロー
ルの通信においても他の無線通信装置への混信妨害を減
らし送信に伴う電池電源の消耗を減らすことができる。
【0038】また、第一および第二の送受信機は、送ら
れてくる無線信号の受信電界強度を測定する受信強度測
定手段と、送信信号の出力レベルを調整する送信出力調
整手段とを備えて、第二の送受信機は第一の送受信機か
らの無線信号の受信電界強度を送信し、受信電界強度に
応じて前記第一の送受信機の送信信号の出力レベルを調
整するものである。
【0039】これにより、受信電界強度に応じて第二の
送受信機の送信信号の出力レベルを調整するので、テレ
メータ・テレコントロール用のデータの通信頻度と関係
なく意図的に最適な送信出力レベルに調整することがで
きる。その結果、通信テストだけでなくテレメータ・テ
レコントロールの通信においても他の無線通信装置への
混信妨害を減らし送信に伴う電池電源の消耗を減らすこ
とができる。
【0040】また、第一の送受信機は、不揮発性の記憶
手段を備えてタイマー手段が持つ所定の時間間隔等を記
憶するものである。
【0041】これにより、電池交換や停電が発生したと
きでも過去長時間にわたって調整してきた通信テストの
時間間隔や送信信号の送信出力レベルを失うことなく継
続できる。
【0042】また、第一の送受信機は、外部入力手段を
備えて外部からタイマー手段が計測する持つ所定の時間
間隔や送信信号の送信出力レベルを設定するものであ
る。
【0043】これにより、一時的に通信テストを頻繁に
行って通信状態を把握したいときに時間間隔を変更する
とか、設置条件から判断して送信信号の送信出力レベル
を最初から大きく設定しておくことができる。
【0044】また、第一または第二の送受信機は、無線
通信回線の信頼性に応じてテストデータ判定手段の判定
結果および無線信号の受信電界強度を知らせる報知手段
を備えるものである。
【0045】これにより、通信状態を監視して不具合有
りとテストデータ判定手段が判断したときには、通信テ
ストの結果や受信電界強度を報知して無線通信の修復作
業が必要であることを要求する。テレメータ・テレコン
トロールの通信とは別に定期的に通信テストを行うの
で、テレメータ・テレコントロールの通信頻度とは関係
なく修復作業が開始でき無線通信の不具合による障害を
最小限にすることができる。また、通信テストの結果に
加えて受信電界強度を併せて知らせることで、妨害電波
による影響がより詳細にわかる。
【0046】以下、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。 (実施例1)図1において、本発明の実施例1を説明す
る。第一の送受信機1と第二の送受信機20とで無線通
信を行い、第一の送受信機1へテレメータ・テレコント
ロール用のデータaを入力して第二の送受信機20から
テレメータ・テレコントロール用のデータbを出力する
ものである。
【0047】第一の送受信機1は無線通信の送信側で、
無線通信制御部2、無線送信部3、送信アンテナ4、受
信アンテナ5、無線受信部6、タイマー手段7、カウン
ト手段8、テストデータ送信手段9、テストデータ判定
手段10、記憶手段11、報知手段12、外部入力手段
13から構成される。
【0048】まず、テレメータ・テレコントロール用の
データaを送信する手順について説明する。無線通信制
御部2はテレメータ・テレコントロール用のデータaを
受け取って送信データcを無線送信部3に出力し、送信
動作を制御する。無線送信部3は入力された送信データ
cを変調し無線信号dに変換して送信アンテナ4を通し
て送信する。この無線信号dを通信相手が受信に成功す
ると応答信号eを無線で返信してくる。受信アンテナ5
を通して受信した応答信号eを無線受信部6で復調して
応答データfに変換し無線通信制御部2に出力する。無
線通信制御部2はこの応答データfが先に送信した送信
データcに対応したものかどうかで通信相手にテレメー
タ・テレコントロール用データが正確に伝わったことを
確認する。応答信号fに誤りがあったり受信できなかっ
た場合は、通信相手に正確に伝わらなかったとして、無
線通信制御部2は同じ送信データcを無線送信部3に出
力して再び送信する。
【0049】なお、タイマー手段7、カウント手段8、
テストデータ送信手段9、テストデータ判定手段10、
記憶手段11、報知手段12、外部入力手段13につい
ては後で通信テストの項で説明する。
【0050】第二の送受信機20は無線通信の受信側
で、受信アンテナ21、無線受信部22、無線通信制御
部23、無線送信部24、送信アンテナ25、テストデ
ータ応答手段26から構成される。
【0051】まずテレメータ・テレコントロール用のデ
ータを受信する手順について説明する。受信アンテナ2
1を通して受信した無線信号dは無線受信部22で復調
して受信データgに変換し無線通信制御部23に出力す
る。無線通信制御部2はこの受信データgからテレメー
タ・テレコントロール用のデータbを取り出し出力す
る。加えて、正確に受信したことを通信相手に伝える応
答データhを無線送信部24に出力する。無線送信部2
4はこの応答データhを変調し応答信号eに変換して送
信アンテナ25を通して送信する。受信データgに付加
されたデータ誤り検出符号や訂正符号を用いて無線通信
制御部23がデータ誤りを検出したときは、再度送信を
要求する旨を応答データhに含ませてもよい。
【0052】なお、テストデータ応答手段26について
は後で通信テストの項で説明する。以上のようにして、
第一の送受信機1から無線通信を用いて第二の送受信機
20にテレメータ・テレコントロールのデータaを送信
し、これを受信した第二の送受信機20はテレメータ・
テレコントロールのデータbを出力するとともに応答信
号eを第一の送受信機1に送信する。これを第一の送受
信機1が正確に受信して通信を完了する。より簡単なテ
レメータ・テレコントロール装置では、応答信号eがな
くて一方的に第一の送受信機1から第二の送受信機20
へ送信するだけでもよい。
【0053】このようなテレメータ・テレコントロール
装置において、無線通信が正常に行われるかどうかの通
信状態を確認するテスト(以下、通信テストと呼ぶ)を
行う。これはテレメータ・テレコントロール装置の設置
時だけでなく設置した後も行って、常に無線通信の状態
を監視し異常が無いことを保証するものである。これに
よって、例えば屋内の家具を移動させて通信状態が悪化
したり、付近の工場から妨害電波が漏れるようになった
などの理由で無線通信に不具合が発生すれば、これを直
ちに察知して設置位置を移動させたり、無線で使用する
周波数を変更したりなどの修復作業を行うことができ
る。以下に通信テストの手順を説明する。
【0054】第一の送受信機1のタイマー手段7は時刻
を測定して所定の時刻になると通信テスト要求信号iを
出力する。あるいは所定の時間間隔毎に通信テスト要求
信号iを出力する。通信テスト要求信号iはカウント手
段8を通じてテストデータ送信手段9へ入力される。カ
ウント手段8は通信テスト要求信号iを出力した回数を
カウントする。通信テスト要求信号iを受け取ったテス
トデータ送信手段9は通信テスト用のデータj(以後、
テストデータとする)を作成し無線通信制御部2へと出
力する。ここでテストデータjはランダム符号が一般的
であるが、テレメータ・テレコントロール用のデータa
に似せた擬似データを用いてもよい。無線通信制御部2
はテレメータ・テレコントロール用のデータaと同様に
して、テストデータjを無線送信部3に出力し無線に変
調したテスト信号kを送信アンテナ4から送信する。
【0055】第二の送受信機20は上記のテスト信号k
を受信アンテナ21を通して受信すると、無線受信部2
2で復調してテストデータlを取り出す。テストデータ
応答手段26はテストデータlを受け取り、これに通信
誤りが無いかを調べる。通信誤りが無ければ第一の送受
信機1から第二の送受信機20への無線通信は正常であ
り信頼性が高いことがわかる。通信誤りの有無の判断の
方法は、あらかじめ送信してくるテストデータjを定め
ていて受信したテストデータlと比較してもよいし、テ
ストデータj,lに誤り検出符号を付加して誤り検出の
処理を行ってもよい。その通信誤りの有無の結果を含め
て応答データh'として無線通信制御部23に出力し、
無線送信部24でこの応答データh'を変調し応答信号
eに変換して送信アンテナ25を通して送信する。
【0056】第一の送受信機1は受信アンテナ5を通し
て受信した応答信号eを無線受信部6で復調して応答デ
ータfに変換し、通信テストの場合はテストデータ判定
手段10に出力する。テストデータ判定手段10はこの
応答データfに通信誤りが無いか調べる。通信誤りが無
ければ第二の送受信機20から第一の送受信機1への無
線通信は正常であり信頼性が高いことがわかる。加え
て、応答データfの中に含まれた、第二の送受信機20
での通信誤りの有無判定結果を調べて、第二の送受信機
20から第一の送受信機1への無線通信についても正常
かどうかを判断する。
【0057】また、上記タイマー手段7は所定の時刻に
定期的にテストデータを送信し応答信号を調べて無線通
信回線の信頼性を確認する。例えば、テレメータにはデ
ータ通信を行う時刻が月1度とか日1度で何時とか定め
れているものが多い。タイマー手段7によって通信テス
トをそれと同じ時刻帯を重点的に行えば人間の活動サイ
クルの影響(自動車による電波の遮蔽、工場からのノイ
ズなど)を考慮した、実際の通信に近い通信状態の把握
ができる。
【0058】以上のように、タイマー手段7が所定の時
刻になるとあるいは所定の時間間隔毎に通信テスト要求
信号iを出力することで、テレメータ・テレコントロー
ル装置の設置した後に無線通信が正常に行われるかどう
かの通信状態を確認するテストが定期的に行うことがで
き、常に無線通信の状態を監視し異常が無いことを保証
することができる。
【0059】さらに、タイマー手段7は所定の時刻ある
いは所定の時間間隔を変更して、通信テスト要求信号i
を出力する頻度を調整する。カウント手段8は通信テス
ト要求信号を出力した回数をカウントしており、そのカ
ウントをタイマー手段7に送って該カウント数に応じて
タイマー手段7の時間間隔を調整する。カウント数が少
ないときは通信テストの信頼性を高めることを重視して
時間間隔を短くし通信テストを行う頻度を増やす。そし
て信頼性の高いテスト結果を短時間で得る。例えば、テ
レメータ・テレコントロール装置を新たに設置したとき
がこれにあたる。設置した場所が無線通信に適当かどう
かを1時間のうちに判断するため通信テストを連続的に
行う。一方、カウント数が多いときは時間間隔を長くし
て通信テストの頻度を徐々に減らす。これは過去の通信
テストの信頼性が高いことから無線通信回線を混雑させ
ないこと、通信による電源の消耗を重視して、通信環境
の変化があったときにその日のうちにわかる程度に通信
テストを行う。これによって、通信テストの信頼性と周
囲の無線通信回線の混雑、自身の電源の消耗とバランス
のとれた通信テストを行うことが可能となる。
【0060】あるいは、無線通信制御部2がテレメータ
・テレコントロール用のデータaを通信する頻度や内容
を判断しそれに応じてタイマー手段7の時間間隔を変更
する。例えば、テレメータ・テレコントロール用のデー
タを通信する頻度が小さいのを無視して通信テストを頻
繁に行い、周囲に混信妨害を与え電源の大部分を消耗す
るのでは通信テストの意義があまりない。本発明では本
来の目的であるテレメータ・テレコントロール用のデー
タを通信する頻度とそのための保守である通信テストを
行う頻度との割合を決めておき、目的に対して保守のバ
ランスがとれるようにする。ただし、緊急通報のように
通信回数が少ないが、確実に通信する必要があるものに
ついては異なる。よって、テレメータ・テレコントロー
ル用のデータの内容によって通信テストの頻度を変え、
重要な目的を持った装置では通信テストを頻繁に行って
通信の信頼性を常に確保しておく。
【0061】上述は通信テストの結果が良好な場合であ
る。結果が悪い場合には通信テストの頻度を増やす。テ
ストデータ判定手段10で通信誤りが発見されたときは
タイマー手段7の時間間隔を短くすることで、再テスト
を素早く行い通信環境の変化があったことを短時間で判
断する。そしてテストデータ判定手段10が通信環境が
悪いと判断したときは報知手段12で報知して設置場所
の変更などの対処を要求する。報知手段は音やLEDの
点滅などでその場の周囲の者に知らせてもよいし、電話
回線などを利用して遠隔にいる業者に知らせてもよい。
その際にテストデータ判定手段10が持つ通信テストの
結果を併せて知らせることでいつ頃からどのように変化
したかがわかる。あるいは通信テストの結果に関らずい
つでも最新の通信テストの結果を表示してもよい。
【0062】以上のように、タイマー手段7の所定の時
刻あるいは所定の時間間隔を変更して、通信テスト要求
信号を出力する頻度を調整する。そして、このときの調
整結果である時間間隔や通信テストの結果が電池交換や
停電などによって初期化されないように記憶手段11を
不揮発性メモリーとしてこれに保存する。
【0063】また、外部入力手段13を備え外部からタ
イマー手段7に時刻あるいは時間間隔を設定して、通信
テスト要求信号を出力する頻度を強制的にあるいは一時
的に変更する。例えば、設置場所を設置者が見て頻繁な
通信テストが不要と判断すれば、予め時間間隔を通常よ
りも大きくして通信テストを開始する。あるいはまた、
報知手段12によって呼び出された者が再確認のために
時間間隔を一時的に小さくして通信テストを行うことが
できる。
【0064】(実施例2)次に図2を参照して実施例2
を説明する。
【0065】図2は通信テストの結果に応じて送信信号
の出力レベルを調整するものである。なお図1と同じ機
能のものは同一番号とする。図1と比較して、第一の送
受信機1は送信出力調整手段14を、第二の送受信機2
0は送信出力調整手段27を備えている。送信信号の出
力レベルを大きくすれば電波が届く距離が伸びる。また
ノイズが多くて通信が悪いときに送信出力レベルを大き
くすると改善される。逆に送信信号の出力レベルを小さ
くすれば電波の届く距離が縮まり周囲に与える混信範囲
が狭くなり影響が小さくなる。加えて、送信時の電源の
消耗を少なくする利点もある。したがって、送信信号の
出力レベルは無線通信が確保できる最小限が望ましい。
【0066】本発明は上記構成によって、テストデータ
判定手段10の判定結果によって第一の送受信機1、第
二の送受信機20の送信出力レベルを調整する。テスト
データ判定手段10で通信誤りが発見されたときは送信
出力調整手段14で第一の送受信機1からの送信信号の
出力レベルを大きくし、通信誤りが発見されなかったと
きは出力レベルを小さくする。加えてテストデータ判定
手段10の判定結果をテストデータjに含ませて第二の
送受信機20に送信し、テストデータ応答手段26がこ
れをみて送信出力調整手段27を同様に調整する。
【0067】このときに、タイマー手段7で計測する時
間間隔も調整する。例えば、送信出力レベルを大きくし
たときに通信テストの頻度を増やす。つまり送信出力レ
ベルを大きくするのは緊急処置であり、周囲に混信妨害
を与えるとともに送信時の消費電流が増加するので、で
きるだけこれを短期間にする。そのためこの期間中は通
信テストの頻度を上げ、通信誤りが改善されたらすぐに
元の送信出力レベルに戻す。また送信出力レベルを小さ
くしたときに通信テストの頻度を増やしてもよい。つま
り送信出力レベルを小さくすると信頼性が減るので、こ
のときは通信テストの頻度を上げ、通信誤りが発生する
ようになったらすぐに元の送信出力レベルに戻す。
【0068】以上、テストデータ判定手段の判定結果に
応じて第一の送受信機1および第二の送受信機20の送
信信号の出力レベルを調整するので、テレメータ・テレ
コントロール用のデータの通信頻度と関係なく意図的に
最適な送信出力レベルに調整することができる。その結
果、通信テストだけでなくテレメータ・テレコントロー
ルの通信においても他の無線通信装置への混信妨害を減
らし送信に伴う電池電源の消耗を減らすことができる。
また、送信出力レベルの調整に併せて通信テストの頻度
を増やすのでその期間を短くしたりその期間中の通信の
信頼性の監視を高めることができる。
【0069】(実施例3)次に図3を参照して実施例3
を説明する。
【0070】図3は受信電界強度に応じて送信信号の出
力レベルを調整するものである。なお図1、図2と同じ
機能のものは同一番号とする。図2と比較して、第一の
送受信機1は受信強度測定手段15を、第二の送受信機
20は受信強度測定手段28を備える。通信相手からの
受信信号の電界強度を測定するもので、電界強度が大き
いほどノイズに強く通信の信頼性が上がる。無線通信で
は周辺の物体からの反射や遮蔽、通信相手の移動などに
よって電界強度が大きく変動しその周期は長いものが多
い。
【0071】本発明は上記構成によって、受信強度測定
手段15の測定結果をテストデータjに含ませて第二の
送受信機20に送信し、テストデータ応答手段26がこ
れをみて送信出力調整手段27を調整する。受信強度が
小さくなったときは送信出力調整手段27で第二の送受
信機20からの送信信号の送信出力レベルを大きくし、
受信強度が大きくなったときは送信出力レベルを小さく
する。同様に、受信強度測定手段28の測定結果を応答
データh'に含ませて第一の送受信機1に送信し、テス
トデータ判定手段10がこれをみて送信出力調整手段1
4を調整する。受信強度が小さくなったときは送信出力
調整手段14で第一の送受信機1からの送信信号の送信
出力レベルを大きくし、受信強度が大きくなったときは
送信出力レベルを小さくする。
【0072】このときに、タイマー手段7で計測する時
間間隔も調整する。例えば、送信出力レベルを大きくし
たときに通信テストの頻度を増やす。また送信出力レベ
ルを小さくしたときに通信テストの頻度を増やしてもよ
い。
【0073】以上、受信強度に応じて第一の送受信機1
および第二の送受信機20の送信信号の出力レベルを調
整するので、テレメータ・テレコントロール用のデータ
の通信頻度と関係なく意図的に最適な送信出力レベルに
調整することができる。その結果、通信テストだけでな
くテレメータ・テレコントロールの通信においても他の
無線通信装置への混信妨害を減らし送信に伴う電池電源
の消耗を減らすことができる。また、送信出力レベルの
調整に併せて通信テストの頻度を増やすので、その期間
を短くしたりその期間中の通信の信頼性の監視を高める
ことができる。
【0074】なお、図示していないが、受信強度に応じ
てタイマー手段7で計測する時間間隔を調整してもよ
い。受信強度が小さいときはノイズに弱く通信の信頼性
が下がるので通信テストを頻繁にする。また、簡素な構
成として送信出力調整手段を備えずに無線受信部の性能
でそれをカバーするものがあるがこの場合でも、受信強
度に応じてタイマー手段7で計測する時間間隔を調整す
る。
【0075】(実施例4)次に図4を参照して実施例4
を説明する。
【0076】図4は電池電源の寿命に応じて通信テスト
の頻度を変えるものである。なお図1と同じ機能のもの
は同一番号とする。図1と比較して、第一の送受信機1
は電池電源16と電圧検知手段17を、第二の送受信機
20は電池電源29と電圧検知手段30を備える。電圧
検知手段17、30は電池電源の電圧を検知して残り使
用可能時間を測り、ある規定電圧以下になったときに電
池寿命信号を出力する。残り使用可能時間を細かく監視
する必要があれば、規定電圧を複数とし、それに応じて
電池寿命信号の内容を異なるものにすればよい。
【0077】本発明は上記構成によって、第一の送受信
機1の電池電源16の残り使用可能時間が短くなると電
圧検知手段17からの電池寿命信号mによってタイマー
手段7で計測する時間間隔を長くする。あわせて報知手
段12で電池交換の要求を行う。また、第二の送受信機
20の電池電源29の残り使用可能時間が短くなると電
圧検知手段30からの電池寿命信号nを応答データh'
に含ませて第一の送受信機1に送信し、テストデータ判
定手段10がこれをみてタイマー手段7の時間間隔を調
整する。あわせて報知手段12で電池交換の要求を行
う。
【0078】以上のように、電源の残り使用可能時間に
応じて消費電流の大きい通信テストの頻度を小さくして
いくので、通信テストによるメリットである通信状態の
信頼性確保とデメリットである電池電源の消耗とのバラ
ンスをとることができる。
【0079】なお、電池寿命信号や送信信号の出力レベ
ル、受信電界強度などをテレメータ・テレコントロール
用の送信データcや応答データhに含めて送信してもよ
いが、本実施例のようにこれをテストデータjやその応
答データh'に含ませてもよい。その結果、テストデー
タjはテレメータ・テレコントロール用のデータと関係
なくテストデータjは送信する頻度、データ形式、デー
タ量を自由に設定できるメリットがある。
【0080】なお、本実施例でテレメータ・テレコント
ロール装置を説明してきたが、データとしては測定機器
やセンサからの測定データや遠隔制御装置からの制御デ
ータなどがある。前者は例えば水道やガス、電力メータ
からの検針データであり、第一の送受信機1にメータを
接続し第二の送受信機20にデータ収集装置を接続し
て、メータとデータ収集装置のあいだを無線で通信する
ものがある。データ収集装置はパソコンのようにその場
で検針データを収集するものでもよいし、電話回線を通
じて離れた場所で検針データを収集するものでもよい。
後者は例えば作業機器や家庭用電気機器のリモコンであ
り、第一の送受信機1にコントローラを接続し第二の送
受信機20に被制御機器を接続して、コントローラと被
制御機器のあいだを無線で通信するものがある。
【0081】また、第一の送受信機1を測定機器や遠隔
制御装置に接続して取り付けるアダプタ方式でもよい
し、測定機器や遠隔制御装置に内蔵した一体型でもよ
い。第二の送受信機20についてもデータ収集機器や被
制御機器とアダプタ方式で取り付けても一体型にしても
よい。
【0082】また、本実施例では検針データや制御デー
タを送信する側(第一の送受信機1)にタイマー手段7
やテストデータ送信手段9やテストデータ判定手段6を
設けてデータの上流側から通信テストを行ったが、これ
を逆にしてもよい。すなわち、検針データや制御データ
を受信する側(第二の送受信機20)にタイマー手段7
やテストデータ送信手段9、テストデータ判定手段6、
報知手段12を設けてデータの下流側から通信テストを
行ってもよい。従来、テレメータ・テレコントロール用
のデータの通信と通信テストとを兼ねるものがあった
が、この方法ではテレメータ・テレコントロール用のデ
ータを送信する側にしかテストデータ判定手段や報知手
段を備えることができなかった。そのためデータの上流
側でしか通信テストの結果がわからなかった。本発明で
はテレメータ・テレコントロール用のデータの通信と通
信テストとテストデータを別にしたので、報知手段を上
流側でも下流側でも備えることが自由に選択でき通信テ
ストの結果を知りたい側にこれを設置することができ
る。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
レメータ・テレコントロール用のデータを通信していな
いときにテストデータによって所定の時間間隔で定期的
にテストデータを送信し応答信号を調べて無線通信回線
の信頼性を確認するので、テレメータ・テレコントロー
ル用のデータの通信頻度と関係なく一定間隔で常に無線
通信の状態を監視することができる。また、所定の時刻
に定期的にテストデータを送信し応答信号を調べて無線
通信回線の信頼性を確認するので、テレメータ・テレコ
ントロール用のデータの通信頻度と関係なく所定の時刻
で常に無線通信の状態を監視することができる。例え
ば、テレメータにはデータ通信を行う時刻が月1度とか
日1度で何時とか定めれているものが多い。タイマー手
段によって通信テストをそれと同じ時刻帯を重点的に行
えば人間の活動サイクルの影響(自動車による電波の遮
蔽、工場からのノイズなど)を考慮した、実際の通信に
近い通信状態の把握ができる。
【0084】また、タイマー手段が計測する時間間隔を
変更するので、テレメータ・テレコントロール用のデー
タの通信頻度と関係なくテストデータを送信する時間間
隔を自在に変更して意図的に通信テストの頻度を調整
し、通信テストによるメリットである通信状態の信頼性
確保とデメリットである他の無線通信装置への混信妨害
や電池電源の消耗とのバランスを設計することができ
る。
【0085】また、第一の送受信機は、テストデータを
送信した回数を計測するカウント手段を備え、カウント
手段からの出力に応じてタイマー手段が計測する時間間
隔を変更するので、テストデータを送信した回数に応じ
て意図的に通信テストの頻度を調整することができる。
例えば、テレメータ・テレコントロール装置を設置して
間もないときはテストデータの送信回数が少ないので、
テストデータ送信の時間間隔を小さくして通信テストを
頻繁に行い短時間で無線通信回線の信頼性を確認するこ
とができる。また、テストデータの送信回数が多くなる
に従ってテストデータ送信の時間間隔を大きくして他の
無線通信装置への混信妨害を減らし通信テストに伴う電
池電源の消耗を減らすことができる。
【0086】また、テストデータ判定手段による無線通
信回線の信頼性に応じてタイマー手段が計測する時間間
隔を変更するので、無線通信回線の信頼性に応じて意図
的に通信テストの頻度を調整することができる。例え
ば、通信テストの結果が思わしくないときはテストデー
タ送信の時間間隔を小さくして通信テストを頻繁に行っ
て至急に無線通信回線の信頼性を確認することができ
る。また、通信テストの結果が良好であるときはテスト
データ送信の時間間隔を大きくして他の無線通信装置へ
の混信妨害を減らし通信テストに伴う電池電源の消耗を
減らすことができる。
【0087】また、第一の送受信機は、送られてくる無
線信号の受信電界強度を測定する受信強度測定手段を備
えて、第二の送受信機からの無線信号の受信電界強度に
応じてタイマー手段が計測する時間間隔を変更するの
で、送られてくる受信強度に応じて意図的に通信テスト
の頻度を調整することができる。例えば、受信強度が弱
いときは通信誤りを発生する確率が高いので、テストデ
ータ送信の時間間隔を小さくして通信テストを頻繁に行
って無線通信回線の信頼性を確認することができる。ま
た、受信強度が強いときはテストデータ送信の時間間隔
を大きくして他の無線通信装置への混信妨害を減らし通
信テストに伴う電池電源の消耗を減らすことができる。
【0088】また、第一の送受信機は、送信信号の出力
レベルに応じてタイマー手段が計測する時間間隔を変更
するので意図的に通信テストの頻度を調整することがで
きる。例えば、送信出力レベルが小さいときは他からの
混信妨害に弱くなるので通信テストを頻繁に行って通信
状態を監視することができる。あるいは、送信出力レベ
ルが大きいときは他の無線通信システムに混信妨害を与
える機会が増大するので通信テストを頻繁に行ってでき
るだけ送信パワーが大きい時間を短くする方向に働かせ
ることができる。
【0089】また、第一の送受信機は、テレメータ・テ
レコントロール用のデータを通信する頻度に応じて、タ
イマー手段が計測する時間間隔を変更するので、テレメ
ータ・テレコントロール用のデータを通信する頻度に比
較して通信データを行う頻度を調整することができる。
例えば、テレメータ・テレコントロール用のデータを通
信する頻度と通信テストを行う頻度とを一定の割合とし
て、通信テストによるメリットである通信状態の信頼性
確保とデメリットである他の無線通信装置への混信妨害
や電池電源の消耗とのバランスを設計することができ
る。
【0090】また、第一の送受信機は、テレメータ・テ
レコントロール用の通信データの内容に応じて、タイマ
ー手段が計測する時間間隔を変更するので、テレメータ
・テレコントロール用のデータの通信頻度と関係なく、
通信データの内容に応じて通信データを行う頻度を調整
することができる。例えば、セキュリティ用途のような
緊急性の高いテレメータ・テレコントロール装置では通
信テストの間隔を短くして通信状態の監視を厳しくする
など、通信テストによるメリットである通信状態の信頼
性確保とデメリットである他の無線通信装置への混信妨
害や電池電源の消耗とのバランスを設計することができ
る。
【0091】また、第一の送受信機は、第一の送受信機
を駆動する電源の残り使用可能時間に応じて、タイマー
手段が計測する時間間隔を変更するので、電源の残り使
用可能時間に応じて消費電流の大きい通信テストの頻度
を小さくしていくので、通信テストによるメリットであ
る通信状態の信頼性確保とデメリットである電池電源の
消耗とのバランスを設計することができる。
【0092】また、第二の送受信機は、第二の送受信機
を駆動する電源の残り使用可能時間を第一の送受信機に
送信して前記残り使用可能時間に応じて、タイマー手段
が計測する時間間隔を変更するので、電源の残り使用可
能時間に応じて消費電流の大きい通信テストの頻度を小
さくしていくので、通信テストによるメリットである通
信状態の信頼性確保とデメリットである電池電源の消耗
とのバランスを設計することができる。
【0093】また、第一および第二の送受信機は、送信
信号の出力レベルを調整する送信出力調整手段を備え、
テストデータ判定手段の判定結果に応じて第一の送受信
機の送信信号の出力レベルを調整するとともに、テスト
データ判定手段の判定結果を送信して第二の送受信機の
送信信号の出力レベルを調整するので、テレメータ・テ
レコントロール用のデータの通信頻度と関係なく意図的
に最適な送信出力レベルに調整することができる。その
結果、通信テストだけでなくテレメータ・テレコントロ
ールの通信においても他の無線通信装置への混信妨害を
減らし送信に伴う電池電源の消耗を減らすことができ
る。
【0094】また、第一および第二の送受信機は、送ら
れてくる無線信号の受信電界強度を測定する受信強度測
定手段と、送信信号の出力レベルを調整する送信出力調
整手段とを備えて、第二の送受信機は第一の送受信機か
らの無線信号の受信電界強度を送信し、受信電界強度に
応じて前記第一の送受信機の送信信号の出力レベルを調
整するので、テレメータ・テレコントロール用のデータ
の通信頻度と関係なく意図的に最適な送信出力レベルに
調整することができる。その結果、通信テストだけでな
くテレメータ・テレコントロールの通信においても他の
無線通信装置への混信妨害を減らし送信に伴う電池電源
の消耗を減らすことができる。
【0095】また、第一の送受信機は、不揮発性の記憶
手段を備えてタイマー手段が持つ所定の時間間隔等を記
憶するので、電池交換や停電が発生したときでも過去長
時間にわたって調整してきた通信テストの時間間隔や送
信信号の出力レベルを失うことなく継続できる。
【0096】また、第一の送受信機は、外部入力手段を
備えて外部からタイマー手段が計測する所定の時間間隔
や送信信号の出力レベルを設定するので、一時的に通信
テストを頻繁に行って通信状態を把握したいときに時間
間隔を変更するとか、設置条件から判断して送信信号の
出力レベルを最初から大きくしておくことができる。
【0097】また、第一または第二の送受信機は、無線
通信回線の信頼性に応じてテストデータ判定手段の判定
結果または無線信号の受信電界強度の少なくとも一つを
知らせる報知手段を備えるので、通信状態を監視して不
具合有りとテストデータ判定手段が判断したときには、
通信テストの結果や受信電界強度を報知して無線通信の
修復作業が必要であることを要求する。テレメータ・テ
レコントロールの通信とは別に定期的に通信テストを行
うので、テレメータ・テレコントロールの通信頻度とは
関係なく修復作業が開始でき無線通信の不具合による障
害を最小限にすることができる。また、通信テストの結
果に加えて受信電界強度を併せて知らせることで、妨害
電波による影響が強いことがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるテレメータ・テレコ
ントロール装置のブロック図
【図2】本発明の実施例2におけるテレメータ・テレコ
ントロール装置のブロック図
【図3】本発明の実施例3におけるテレメータ・テレコ
ントロール装置のブロック図
【図4】本発明の実施例4におけるテレメータ・テレコ
ントロール装置のブロック図
【符号の説明】
1 第一の送受信機 3 無線送信部 6 無線受信部 7 タイマー手段 8 カウント手段 9 テストデータ送信手段 10 テストデータ判定手段 11 記憶手段 12 報知手段 13 外部入力手段 14 送信出力調整手段 15 受信強度測定手段 17 電圧検出手段 20 第二の送受信機 22 無線受信部 24 無線送信部 26 テストデータ応答手段 27 送信出力調整手段 28 受信強度測定手段 30 電圧検知手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線でテレメータ・テレコントロール用の
    データを通信する第一の送受信機と第二の送受信機とか
    らなり、前記第一の送受信機は、所定の時刻または時間
    間隔を計測してテスト要求信号を出力するタイマー手段
    と、前記テスト要求信号があったときにテストデータを
    作成して無線で送信するテストデータ送信手段と、前記
    テストデータを受けて前記第二の送受信機から送り返さ
    れる応答信号を調べて通信の信頼性を判定するテストデ
    ータ判定手段とを備えて、前記テストデータによって所
    定の時間間隔で無線通信回線の信頼性を確認するテレメ
    ータ・テレコントロール装置。
  2. 【請求項2】第一および第二の送受信機は、送信信号の
    出力レベルを調整する送信出力調整手段を備え、テスト
    データ判定手段の判定結果に応じて前記第一の送受信機
    の送信信号の出力レベルを調整するとともに、前記テス
    トデータ判定手段の判定結果を送信して前記第二の送受
    信機の送信信号の出力レベルを調整する請求項1記載の
    テレメータ・テレコントロール装置。
  3. 【請求項3】第一および第二の送受信機は、送られてく
    る無線信号の受信電界強度を測定する受信強度測定手段
    と、送信信号の出力レベルを調整する送信出力調整手段
    とを備えて、前記第二の送受信機は前記第一の送受信機
    からの無線信号の受信電界強度を送信し、前記受信電界
    強度に応じて前記第一の送受信機の送信信号の出力レベ
    ルを調整する請求項1記載のテレメータ・テレコントロ
    ール装置。
  4. 【請求項4】第一の送受信機は、タイマー手段が計測す
    る時間間隔を変更する請求項1、2または3記載のテレ
    メータ・テレコントロール装置。
  5. 【請求項5】第一の送受信機は、テストデータを送信し
    た回数を計測するカウント手段を備え、前記カウント手
    段からの出力に応じてタイマー手段が計測する時間間隔
    を変更する請求項1、2または3記載のテレメータ・テ
    レコントロール装置。
  6. 【請求項6】第一の送受信機は、テストデータ判定手段
    による無線通信回線の信頼性に応じてタイマー手段が計
    測する時間間隔を変更する請求項1、2または3記載の
    テレメータ・テレコントロール装置。
  7. 【請求項7】第一の送受信機は、送られてくる無線信号
    の受信電界強度を測定する受信強度測定手段を備えて、
    前記第一の送受信機は第二の送受信機からの無線信号の
    受信電界強度に応じてタイマー手段が計測する時間間隔
    を変更する請求項1、2または3記載のテレメータ・テ
    レコントロール装置。
  8. 【請求項8】第一の送受信機は、テレメータ・テレコン
    トロール用のデータを通信する頻度に応じて、タイマー
    手段が計測する時間間隔を変更する請求項1、2または
    3記載のテレメータ・テレコントロール装置。
  9. 【請求項9】第一の送受信機は、テレメータ・テレコン
    トロール用の通信データの内容に応じて、タイマー手段
    が計測する時間間隔を変更する請求項1、2または3記
    載のテレメータ・テレコントロール装置。
  10. 【請求項10】第一の送受信機は、前記送受信機を駆動
    する電源の残り使用可能時間に応じて、タイマー手段が
    計測する時間間隔を変更する請求項1、2または3記載
    のテレメータ・テレコントロール装置。
  11. 【請求項11】第二の送受信機は、前記送受信機を駆動
    する電源の残り使用可能時間を第一の送受信機に送信し
    て前記残り使用可能時間に応じて、タイマー手段が計測
    する時間間隔を変更する請求項1、2または3記載のテ
    レメータ・テレコントロール装置。
  12. 【請求項12】第一の送受信機は、送信信号の出力レベ
    ルに応じてタイマー手段が計測する時間間隔を変更する
    請求項2または3記載のテレメータ・テレコントロール
    装置。
  13. 【請求項13】第一の送受信機は、不揮発性の記憶手段
    を備えてタイマー手段が持つ所定の時間間隔やテストデ
    ータ判定手段が持つ通信の信頼性の判定結果の少なくと
    もいづれか一つを記憶する請求項1ないし12いずれか
    1項記載のテレメータ・テレコントロール装置。
  14. 【請求項14】第一の送受信機は、不揮発性の記憶手段
    を備えて送信出力調整手段が持つ出力レベルを記憶する
    請求項2ないし13のいずれか1項記載のテレメータ・
    テレコントロール装置。
  15. 【請求項15】第一の送受信機は、外部入力手段を備え
    て外部からタイマー手段が持つ所定の時間間隔を設定す
    る請求項1ないし13のいずれか1項記載のテレメータ
    ・テレコントロール装置。
  16. 【請求項16】第一の送受信機は、外部入力手段を備え
    て外部から送信出力調整手段が持つ出力レベルを設定す
    る請求項2ないし12のいずれか1項記載のテレメータ
    ・テレコントロール装置。
  17. 【請求項17】第一または第二の送受信機は、無線通信
    回線の信頼性に応じてテストデータ判定手段の判定結果
    を知らせる報知手段を備えた請求項1ないし16のいず
    れか1項記載のテレメータ・テレコントロール装置。
  18. 【請求項18】第一または第二の送受信機は、無線信号
    の受信電界強度を知らせる報知手段を備えた請求項3な
    いし16のいずれか1項記載のテレメータ・テレコント
    ロール装置。
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