JP2019041345A - 電力管理方法、電力管理装置及び電力管理サーバ - Google Patents

電力管理方法、電力管理装置及び電力管理サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】メータと電力管理装置との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを電力管理サーバが把握することを可能とする電力管理方法、電力管理装置及び電力管理サーバを提供する。【解決手段】電力管理方法は、メータから電力管理装置に対して、誤り訂正が適用されない通信方式によって、前記メータによって計測される電力計測値を示す情報要素を含む第1メッセージを送信するステップと、前記電力管理装置から電力管理サーバに対して、前記電力計測値を示す情報要素を含む第2メッセージを送信するステップと、前記電力管理装置から前記電力管理サーバに対して、前記メータと前記電力管理装置との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを前記電力管理サーバが判断する指標を示す情報要素を含む第3メッセージを送信するステップとを備える。【選択図】 図12

Description

本発明は、電力管理方法、電力管理装置及び電力管理サーバに関する技術である。
従来、施設に設けられたメータによって計測された電力計測値に基づいて、ユーザに課金する電気料金が決定されている。このようなメータとして、通信機能を有するスマートメータの導入も検討されている(例えば、特許文献1)。メータによって計測された電力計測値は、例えば、電力管理装置を経由して電力管理サーバに送信される。
特開2014−153337号公報
ところで、メータと電力管理装置との間において誤り訂正が適用されない通信方式が採用され、メータと電力管理装置との間の通信に基準エラー率(例えば、所定の長さのパケットに対するPER;Packet Error Rate)が定められるケースが想定される。
このようなケースにおいて、電力管理サーバは、電力計測値を示す情報要素を含むメッセージを電力管理装置で受信できたか否か(受信成功率)を把握することができる。しかしながら、受信成功率は、メータと電力管理装置との間の通信メッセージの総ビット数(長さ)に依存するため、電力管理サーバは、メータと電力管理装置との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを受信成功率によって判断することができない。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、メータと電力管理装置との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを電力管理サーバが把握することを可能とする電力管理方法、電力管理装置及び電力管理サーバを提供することを目的とする。
第1特徴に係る電力管理方法は、メータから電力管理装置に対して、誤り訂正が適用されない通信方式によって、前記メータによって計測される電力計測値を示す情報要素を含む第1メッセージを送信するステップと、前記電力管理装置から電力管理サーバに対して、前記電力計測値を示す情報要素を含む第2メッセージを送信するステップと、前記電力管理装置から前記電力管理サーバに対して、前記メータと前記電力管理装置との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを前記電力管理サーバが判断する指標を示す情報要素を含む第3メッセージを送信するステップとを備える。
第2特徴に係る電力管理装置は、誤り訂正が適用されない通信方式によって、メータによって計測される電力計測値を示す情報要素を含む第1メッセージを前記メータから受信する受信部と、前記電力計測値を示す情報要素を含む第2メッセージを電力管理サーバに送信する送信部とを備える。前記送信部は、前記メータと前記電力管理装置との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを前記電力管理サーバが判断する指標を示す情報要素を含む第3メッセージを前記電力管理サーバに送信する。
第3特徴に係る電力管理サーバは、誤り訂正が適用されない通信方式によって、メータによって計測される電力計測値を示す情報要素を含む第1メッセージを前記メータから受信する電力管理装置から、前記電力計測値を示す情報要素を含む第2メッセージを受信する受信部を備える。前記受信部は、前記メータと前記電力管理装置との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを判断する指標を示す情報要素を含む第3メッセージを前記電力管理装置から受信する。
一態様によれば、メータと電力管理装置との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを電力管理サーバが把握することを可能とする電力管理方法、電力管理装置及び電力管理サーバを提供することができる。
図1は、実施形態に係る電力管理システム100を示す図である。 図2は、実施形態に係る施設300を示す図である。 図3は、実施形態に係るローカル制御装置330を示す図である。 図4は、実施形態に係る電力メータ500を示す図である。 図5は、実施形態に係る通信レイヤの構造を示す図である。 図6は、実施形態に係るECHONET Liteメッセージを説明する図である。 図7は、実施形態に係る通信メッセージの総ビット数と許容エラー率との関係を示す図である。 図8は、実施形態に係る通信メッセージの再送回数と許容エラー率との関係を示す図である。 図9は、実施形態に係るメッセージの情報要素を示す図である。 図10は、実施形態に係るメッセージの情報要素を示す図である。 図11は、実施形態に係る電力管理サーバ200を示す図である。 図12は、実施形態に係る電力管理方法を示す図である。 図13は、実施形態の変更例1に係る電力管理方法を示す図である。 図14は、実施形態の変更例2に係る電力管理方法を示す図である。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
但し、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なる場合があることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係又は比率が異なる部分が含まれている場合があることは勿論である。
[実施形態]
(電力管理システム)
以下において、実施形態に係る電力管理システムについて説明する。図1に示すように、電力管理システム100は、電力管理サーバ200と、施設300と、電力会社400とを有する。図1では、施設300として、施設300A〜施設300Cが例示されている。
各施設300は、電力系統110に接続される。以下において、電力系統110から施設300に供給される電力の流れを潮流と称し、施設300から電力系統110に供給される電力の流れを逆潮流と称する。
電力管理サーバ200、施設300及び電力会社400は、ネットワーク120に接続されている。ネットワーク120は、電力管理サーバ200と施設300との間の回線及び電力管理サーバ200と電力会社400との間の回線を提供すればよい。ネットワーク120は、例えば、インターネットである。ネットワーク120は、VPN(Virtual Private Network)などの専用回線を提供してもよい。
電力管理サーバ200は、発電事業者、送配電事業者或いは小売事業者などの事業者によって管理されるサーバである。
電力管理サーバ200は、施設300に設けられるローカル制御装置330に対して、施設300に設けられる分散電源310に対する制御を指示する制御メッセージを送信する。例えば、電力管理サーバ200は、潮流量の制御を要求する潮流制御メッセージ(例えば、DR;Demand Response)を送信してもよく、逆潮流量の制御を要求する逆潮流制御メッセージを送信してもよい。更に、電力管理サーバ200は、分散電源の動作状態を制御する電源制御メッセージを送信してもよい。潮流又は逆潮流の制御度合いは、絶対値(例えば、○○kW)で表されてもよく、相対値(例えば、○○%)で表されてもよい。或いは、潮流又は逆潮流の制御度合いは、2以上のレベルで表されてもよい。潮流又は逆潮流の制御度合いは、現在の電力需給バランスによって定められる電力料金(RTP;Real Time Pricing)によって表されてもよく、過去の電力需給バランスによって定められる電力料金(TOU;Time Of Use)によって表されてもよい。
施設300は、図2に示すように、分散電源310、負荷320、及びローカル制御装置330を有する。施設300には電力メータ500が設けられる。電力メータ500は、施設300内に設けられてもよく、施設300外に設けられてもよい。
分散電源310は、電力を出力する機能及び電力を蓄積する機能の少なくともいずれかを有する機器である。分散電源310は、例えば、太陽電池であってもよく、燃料電池であってもよく、蓄電池であってもよい。分散電源310は、PCS(Power Conditioning System)を含んでもよい。分散電源310は、VPP(Virtual Power Plant)に用いられる電源であってもよい。
負荷320は、電力を消費する機器である。負荷320は、例えば、空調機器、照明機器、AV(Audio Visual)機器などである。
ローカル制御装置330は、施設300の電力を管理する装置(EMS;Energy Management System)である。ローカル制御装置330は、分散電源310の動作状態を制御してもよく、負荷320の動作状態を制御してもよい。ローカル制御装置330は、電力管理装置の一例である。ローカル制御装置330の詳細については後述する(図3を参照)。
電力メータ500は、電力系統110から施設300に供給される潮流の量(潮流量)及び施設300から電力系統110に供給される逆潮流の量(逆潮流量)を計測する。電力メータ500によって計測される値を電力計測値と称する。電力メータ500は、例えば、電力会社400に帰属するスマートメータである。電力メータ500は、電力計測値を含む第1メッセージをローカル制御装置330に送信する。電力メータ500は、周期(例えば、30分)で第1メッセージをローカル制御装置330に送信してもよい。第1メッセージの詳細は後述する。
電力会社400は、電力系統110などのインフラストラクチャーを提供するエンティティであり、例えば、発電事業者である。電力会社400は、送配電事業者或いは小売事業者などの事業者に対して、各種の業務を委託してもよい。
(ローカル制御装置)
以下において、実施形態に係るローカル制御装置について説明する。図3に示すように、ローカル制御装置330は、第1通信部331と、第2通信部332と、制御部333とを有する。ローカル制御装置330は、VEN(Virtual End Node)の一例である。
第1通信部331は、通信モジュールによって構成されており、ネットワーク120を介して電力管理サーバ200と通信を行う。第1通信部331は、第1プロトコルに従って通信を行う。第1プロトコルとしては、例えば、Open ADR(Automated Demand Response)に準拠するプロトコル、或いは、独自の専用プロトコルを用いることができる。
第2通信部332は、通信モジュールによって構成されており、電力メータ500又は機器(分散電源310又は負荷320)との通信を行う。通信モジュールは無線通信機を含んでもよい。第2通信部332は、第2プロトコルに従って通信を行う。第2プロトコルは、例えば、ECHONET Liteに準拠するプロトコル、SEP(Smart Energy Profile)2.0、KNX、或いは、独自の専用プロトコルを用いることができる。例えば、第2通信部332は、第2プロトコルに従ってメッセージを電力メータ500又は機器(分散電源310又は負荷320)に送信する。第2通信部332は、第2プロトコルに従ってメッセージ応答を電力メータ500又は機器(分散電源310又は負荷320)から受信する。ここで、第2プロトコルは、通信の上位レイヤにおいて採用されるプロトコルであることを留意すべきである。
制御部333は、メモリ及びCPU(Central Processing Unit)などによって構成されており、ローカル制御装置330に設けられる各構成を制御する。具体的には、制御部333は、施設300の電力を制御するために、メッセージの送信及びメッセージ応答の受信によって、分散電源の動作状態の設定を分散電源に指示する。制御部333は、施設300の電力を管理するために、メッセージの送信及びメッセージ応答の受信によって分散電源の情報の報告を分散電源に指示してもよい。
実施形態において、電力計測値を示す情報要素を含む第1メッセージを第2通信部332が電力メータ500から受信することによって、制御部333は電力メータ500の電力計測値を取得する。第1通信部331は、制御部333が取得した電力計測値を示す情報要素を含む第2メッセージを電力管理サーバ200に送信する。第2通信部が周期で第1メッセージを電力メータ500から受信する場合、第1通信部331は、同じ周期で第2メッセージを電力管理サーバ200に送信してもよい。
ここで、後述するように、第2通信部332において第1メッセージの受信が失敗する場合がある。第2通信部332において第1メッセージの受信が失敗した場合、制御部333は電力メータ500から電力計測値を取得できない。この場合、第1通信部331は、電力計測値を示す情報要素が欠損する第2メッセージを電力管理サーバ200に送信する。或いは、第1通信部331は、電力計測値の取得が失敗した旨を示す情報要素を第2メッセージに含めて送信する。これによって、第2通信部332において第1メッセージの受信の失敗は、そのまま、電力管理サーバ200において電力計測値の取得の失敗に反映される。言い換えれば、電力管理サーバ200は、第2メッセージの受信状況(例えば、電力計測値の取得失敗率)から、ローカル制御装置330(第2通信部332)において第1メッセージの受信の失敗率を把握できる。
以下において、電力管理サーバ200において電力計測値の取得失敗率と、ローカル制御装置330において第1メッセージの受信失敗率と、を「実エラー率」と称する。実エラー率の詳細につい後述する。
第2メッセージは、第1通信部331が従うプロトコル(例えば、Open ADR2.0)において規定されるメッセージである。第2メッセージの詳細について後述する。
(電力メータ)
以下において、実施形態に係る電力メータについて説明する。図4に示すように、電力メータ500は、計測部510及び通信部520を有する。計測部510は、各種の電力を計測する。通信部520は、通信モジュールによって構成されており、ローカル制御装置330(第2通信部332)と通信を行う。通信モジュールは無線通信機を含んでもよい。通信部520は、上述したように、第2プロトコルに従って通信を行う。例えば、通信部520は、第2プロトコルに従ってメッセージをローカル制御装置330から受信する。通信部520は、第2プロトコルに従ってメッセージ応答をローカル制御装置330に送信する。通信部520は、ローカル制御装置330から要求されなくても自律的に電力計測値を示す情報要素を含む第1メッセージを送信してもよく、ローカル制御装置330から要求された場合に電力計測値を示す情報要素を含む第1メッセージを送信してもよい。
(電力メータとローカル制御装置との間の通信のレイヤ構造)
以下において、図5を用いて、電力メータ500とローカル制御装置330(第2通信部332)との間の通信のレイヤ構造について説明する。
図5に示すように、レイヤ構造は、上位レイヤ及び下位レイヤを含む。レイヤ構造は、更に中位レイヤを含んでもよい。上位レイヤはアプリケーションレイヤを含む。上述したように、上位レイヤにおいて、ECHONET Liteに準拠するプロトコルが採用される。上位レイヤはECHONET Liteレイヤと称されてもよい。下位レイヤは、PHY(Physical)レイヤ及びMAC(Medium Access Control)レイヤを含む。PHYレイヤは、符号化・復号、変調・復調等の処理を行う。MACレイヤは、ACK(Acknowledgment)送信、再送などの処理を行う。中位レイヤは、トランスポートレイヤ(例えば、UDP(User Datagram Protocol)レイヤ及びTCP(Transmission Control Protocol)レイヤ等)、ネットワークレイヤ(例えば、IP(Internet Protocol)レイヤ等)等のレイヤを含む。
実施形態において、下位レイヤは、誤り訂正が適用されない通信方式を採用する。言い換えると、下位レイヤは、誤り訂正が適用されないレイヤである。誤り訂正が適用されない通信方式についての詳細は後述する。
(第1メッセージの送信)
実施形態において、電力メータ500が送信する第1メッセージは、上位レイヤに属するメッセージである。第1メッセージは、下位レイヤを介してローカル制御装置330に送信される。具体的には、図5に示すように、第1に、電力メータ500の上位レイヤは、第1メッセージに含まれるデータを、電力メータ500の中位レイヤを介して電力メータ500の下位レイヤに送られる。第2に、電力メータ500の下位レイヤは、中位レイヤから受け取ったデータをローカル制御装置330の下位レイヤに送る。第3に、ローカル制御装置330の下位レイヤは、電力メータ500の下位レイヤから受け取ったデータを、ローカル制御装置330の中位レイヤを介してローカル制御装置330の上位レイヤに送る。これによって、ローカル制御装置330の上位レイヤは、電力メータ500の上位レイヤから送信される第1メッセージを受信する。同様に、ローカル制御装置330は、上位レイヤに属するメッセージを電力メータ500に送信する際に、当該メッセージに含まれるデータは、下位レイヤを介して電力メータ500の上位レイヤに送られる。
(第1メッセージの一例)
以下において、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信の上位レイヤがECHONET Liteに準拠するプロトコルを採用する場合を例に挙げて、第1メッセージについて説明する。この場合、第1メッセージは、ECHONET Liteにおいて規定されるメッセージ(ECHONET Liteメッセージ)である。
ECHONET Liteにおいて、ローカル制御装置330が電力メータ500から電力計測値を取得することについて次の2つケースが規定される。
ケース(a):ローカル制御装置330は、電力計測値を要求するためのECHONET Liteメッセージ(GETコマンド)を電力メータ500に送信し、その後、要求される電力計測値を示す情報要素を含むECHONET Liteメッセージ(GET応答コマンド)を電力メータ500から受信する。
ケース(b):ローカル制御装置330は、電力メータ500から自律的に送信される電力計測値を示す情報要素を含むECHONET Liteメッセージ(INFコマンド)を受信する。
ケース(a)の場合、第1メッセージはGET応答コマンドである。ケース(b)の場合、第1メッセージはINFコマンドである。
以下において、図6を用いてECHONET Liteメッセージについて説明する。図6に示すように、ECHONET Liteメッセージに含まれるデータは、順次に中位レイヤ(UDPレイヤ)、下位レイヤ(MACレイヤ、PHYレイヤ)に送られる。ECHONET Liteメッセージに含まれるデータは、各レイヤにおいて当該レイヤ固有の制御情報(ヘッダ、アドレス等)のデータが追加された上で、次のレイヤに送られる。
図6に示すように、ECHONET Liteメッセージは、EHD(ECHONET Lite Header)、TID(Transaction ID)、SEOJ(Source ECHONET Object)、DEOJ(Destination ECHONET Object)、ESV(ECHONET Lite Service)、EPC(ECHONET Property Code)、PDC(Property Data Counter)、及びEDT(ECHONET Data)等の情報要素を含む。TIDは、通信において、要求送信側が応答受信時に、自己が送信した要求と受信した応答とをひも付けするための情報要素である。SEOJは、送信元ECHONET Liteオブジェクトを指定する情報要素である。DEOJは、相手先ECHONET Liteオブジェクトを指定する情報要素である。ESVは、ECHONET Liteサービスを示す情報要素である。EPC、PDC及びEDTからなる情報要素は、「プロパティ」という情報要素と称されてもよい。1つの「プロパティ」は、電力メータ500が取得可能な1つの情報要素(例えば、電力メータ500の電力計測値、電力メータ500の製造番号、電力メータ500の対応規格のバージョン等)に対応する。ECHONET Liteメッセージは、複数の「プロパティ」を含んでもよい。ローカル制御装置330は、電力メータ500に対して要求する情報要素をGETコマンドの「プロパティ」に含めて送信する。電力メータ500は、要求される情報要素をGET応答コマンドの「プロパティ」に含めて送信する。「プロパティ」情報要素のサイズ(ビット数)は、可変(Variable)である。
第1メッセージがECHONET Liteメッセージである場合、第1メッセージの長さは、「プロパティ」情報要素の数及び各「プロパティ」情報要素のサイズに応じて変わり得る。第1メッセージの長さは可変であるため、第1メッセージの送信に付随して下位レイヤにおいて送信するメッセージの長さも可変である。以下において、下位レイヤにおいて送信されるメッセージを下位レイヤメッセージと称する。
(基準エラー率)
以下において、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信の基準エラー率について説明する。上述したように、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信の下位レイヤは、誤り訂正が適用されない通信方式を採用する。誤り訂正の一例としては、前方誤り訂正(FEC:Forward Error Correction)が挙げられる。このような通信方式には、通信装置間の通信の基準エラー率、例えば、所定長のパケットに対するパケットエラー率(PER)が定められる。言い換えれば、電力メータ500の下位レイヤとローカル制御装置330の下位レイヤとの間の通信に基準エラー率が定められる。基準エラー率は、通信装置間の通信品質(例えば、電波の受信強度)に応じて定められてもよい。例えば、通信品質の低下に応じて基準エラー率が大きくなるように定められてもよい。このような通信方式の一例は、IEEE 802.15.4g/4eの規格に準拠する通信方式である。IEEE 802.15.4g/4eの規格では、受信強度が−88dBm以上であり、かつ、パケットの長さが250オクテットである場合、PERが10%以下であることが定められる。基準エラー率はBER(Bit Error Rate)で決められてもよい。上述のPERをBER(Bit Error Rate)に換算する場合、BERが5.3×10^−5以下である。
基準エラー率は、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信が正常か否かを判断する基準である。基準エラー率を満たさない場合、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信が異常と判断され、ひいては、ローカル制御装置330が属する施設300に異常状況があると判断される。施設300の状況を正確に把握するために、施設300を管理する電力管理サーバ200は、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを判断する必要がある。
ここで、上述したように、ローカル制御装置330において第1メッセージの受信の失敗が、そのまま、電力管理サーバ200において電力計測値の取得の失敗に反映されるため、電力管理サーバ200は、ローカル制御装置330において第1メッセージの受信の失敗率(実エラー率)を把握できる。
上述したように、第1メッセージは下位レイヤを介して送信され、かつ、下位レイヤは、誤り訂正が適用されない通信方式を採用するため、第1メッセージの送信に付随して通信する下位レイヤメッセージのビット数は、第1メッセージの受信の失敗率に影響し、ひいては、電力管理サーバ200が把握した失敗率(実エラー率)にも影響する。
このように、電力管理サーバ200が把握した失敗率(実エラー率)は、下位レイヤメッセージのビット数に依存するため、この失敗率のみから、電力管理サーバ200は、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを判断できない。
従って、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信が正常か否か(すなわち、通信が基準エラー率を満たしているか否か)を電力管理サーバ200が判断できるようにするために、ローカル制御装置330において第1メッセージの受信失敗がどの程度で許容されるかを表す許容エラー率を、電力管理サーバ200によって把握される必要がある。
実施形態において、ローカル制御装置330は、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを判断する指標を電力管理サーバ200に送信する。指標は、電力メータ500からローカル制御装置330へ送信する第1メッセージに付随する通信メッセージの実エラー率が許容エラー率を満たしているか否か判断する指標である。ここで、通信メッセージは、下位レイヤにおいて通信する下位レイヤメッセージである。通信メッセージの詳細について後述する。
(許容エラー率)
以下において、許容エラー率について説明する。実施形態において、許容エラー率は、第1メッセージに付随する通信メッセージの総ビット数及び上述の基準エラー率に基づいて定められる。ここで、「第1メッセージに付随する通信メッセージ」とは、電力メータ500からローカル制御装置330への第1メッセージの送信に付随して、電力メータ500とローカル制御装置330との間の下位レイヤにおいて送受信される下位レイヤメッセージである。
実施形態において、ローカル制御装置330(制御部333)は、通信メッセージの総ビット数と、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信の基準エラー率と、に基づいて許容エラー率を決定する。通信メッセージの総ビット数は、通信メッセージに含まれる各下位レイヤメッセージのビット数の総和である。図6に示すように、下位レイヤメッセージのビット数は、当該下位レイヤメッセージに対応するECHONET Liteメッセージに含まれる「プロパティ」情報要素の数及び各「プロパティ」情報要素のサイズに応じて変わり得る。
以下において、通信メッセージに含まれる下位レイヤメッセージの具体例について説明する。第1メッセージがGET応答コマンドであるケース(上述のケース(a))において、通信メッセージは、次の3つの下位レイヤメッセージを含む。1)ローカル制御装置330が電力メータ500に送信するGETコマンドに含まれるデータを含むメッセージ。2)GETコマンドの受信に応じて電力メータ500がローカル制御装置330に送信するMAC ACKメッセージ。3)電力メータ500がローカル制御装置330に送信するGETコマンド応答に含まれるデータを含むメッセージ。第1メッセージがINFコマンドであるケース(上述のケース(b))において、通信メッセージは、次の1つの下位レイヤメッセージを含む。1)電力メータ500がローカル制御装置330に送信するINFコマンドに含まれるデータを含むメッセージ。
ローカル制御装置330は、次の方法で通信メッセージの総ビット数を決定する。第1に、ローカル制御装置330は、電力メータ500から電力計測値を取得するためのECHONET Liteメッセージの種類、すなわち、第1メッセージがGETコマンド応答であるかINFコマンドであるかを決定する。第2に、ローカル制御装置330は、第1メッセージにおける「プロパティ」情報要素の数及び各「プロパティ」情報要素のサイズを決定する。第3に、ローカル制御装置330は、第1メッセージに付随する通信メッセージに含まれるべき下位レイヤメッセージを決定する。第4に、ローカル制御装置330は、通信メッセージに含まれる各下位レイヤメッセージのビット数を決定し、各下位レイヤメッセージのビット数の総和を決定する。
図7は、基準エラー率がBER<5.3×10^−5以下であると定められる場合において、総ビット数と許容エラー率との関係を示す図である。図7に示すように、総ビット数の増加に応じて許容エラー率が減少する。総ビット数は800(100オクテット)である場合、許容エラー率は約4%であり、総ビット数は2000(250オクテット)である場合、許容エラー率は約10%である。
電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信に再送制御が採用される場合、制御部333は、通信メッセージの再送回数を考慮して許容エラー率を決定してもよい。図8は、通信メッセージの総ビット数が2000(250オクテット)であると定められる場合において、通信メッセージの再送回数と許容エラー率との関係を示す図である。図8に示すように、再送回数の増加に応じて許容エラー率が減少する。
(実エラー率)
実施形態において、実エラー率は、ローカル制御装置330(制御部333)によって算出されてもよい。ローカル制御装置330は、第1メッセージに付随する通信メッセージの通信に失敗した回数(通信失敗回数)と、通信メッセージの通信の総回数(総通信回数)との比率を実エラー率として算出する。
総通信回数は、通信メッセージに含まれる最初に送信する下位レイヤメッセージの送信回数でカウントされる。上述のケース(a)において、ローカル制御装置330の下位レイヤが、GETコマンドに含まれるデータを含む下位レイヤメッセージを送信する度に、総通信回数は1つ増加する。上述のケース(b)において、ローカル制御装置330の下位レイヤが、INFコマンドに含まれるデータを含む下位レイヤメッセージを受信する度に、総通信回数は1つ増加する。なお、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信に再送制御が採用される場合、再送制御による同じ下位レイヤメッセージの送信は、総受信回数としてカウントされないことを留意すべきである。
通信メッセージの通信に失敗することとは、当該通信メッセージに含まれる少なくとも1つの下位レイヤメッセージの受信が失敗することを意味する。1つの下位レイヤメッセージの全てのビットがエラーなく成功に受信される場合は、当該下位レイヤメッセージの通信が成功するとみなす。そうでない場合は、当該下位レイヤメッセージの通信が失敗するとみなす。なお、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信に再送制御が採用される場合、再送制御による下位レイヤメッセージの受信が成功する場合、当該下位レイヤメッセージの受信が成功するとみなす。
実施形態において、ローカル制御装置330(制御部333)は、許容エラー率と実エラー率とを比較する。ローカル制御装置330は、実エラー率が許容エラー率よりも大きいと判断した場合、実エラー率を減らすために、通信メッセージの総ビット数を減らしてもよい。ローカル制御装置330は、「プロパティ」情報要素の数、各「プロパティ」情報要素のサイズ等を調整することによって、通信メッセージの総ビット数を減らす。例えば、ローカル制御装置330は、電力メータ500に対して送信するGETコマンドに含まれる「プロパティ」の数を減らすことによって、通信メッセージの総ビット数を減らす。
実施形態において、実エラー率は、電力管理サーバ200によって算出されてもよい。例えば、電力管理サーバ200は、電力計測値の取得が失敗した旨を示す第2メッセージの受信の回数と、第2メッセージの受信の総回数と、の比率を実エラー率として算出する。
(第2メッセージ)
実施形態において、ローカル制御装置330(第1通信部331)は、電力計測値を示す情報要素を含む第2メッセージを電力管理サーバ200に送信する。ローカル制御装置330は、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを判断する指標を示す情報要素を電力管理サーバ200に送信する。ここで、ローカル制御装置330は、指標を示す情報要素を第2メッセージに含めて送信してもよいし、指標を示す情報要素を別のメッセージ(第3メッセージ)に含めて送信してもよい。
指標は、上述のように、実エラー率が許容エラー率を満たしているか否かを判断する指標である。
指標を示す情報要素は、許容エラー率に対する実エラー率の相対値を示す情報要素を含んでもよい。相対値は、許容エラー率と実エラー率との大小関係であってもよい。相対値は、許容エラー率と実エラー率との乖離度合いであってもよい。
指標を示す情報要素は、許容エラー率を示す情報要素を含んでもよい。指標を示す情報要素は、実エラー率を示す情報要素を含んでもよい。指標を示す情報要素は、通信メッセージの総ビット数を示す情報要素を含んでもよい。指標を示す情報要素は、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信品質を示す情報要素を含んでもよい。指標を示す情報要素は、通信メッセージの再送回数を示す情報要素を含んでもよい。
ローカル制御装置330は、電力管理サーバ200からの要求に応じて指標を示す情報要素を第2メッセージに含めて送信してもよい。電力管理サーバ200から要求されなくても自律的に指標を示す情報要素を第2メッセージに含めて送信してもよい。
実施形態において、ローカル制御装置330と電力管理サーバ200との間の通信が従う第1プロトコルは、Open ADR2.0に準拠するプロトコルである。第2メッセージは、Open ADR2.0において規定されるメッセージ(例えば、oadrUpdateReport)である。
図9は、Open ADR2.0において規定されるoadrUpdateReportに含まれる情報要素を示す図である。指標を示す情報要素は、oadrUpdateReportの“confidence”又は“oadrDataQuality”に含まれてもよい。“confidence”は、許容エラー率と実エラー率との乖離度合いを示す情報要素を含んでもよい。“confidence”は、許容エラー率を示す情報要素を含んでもよい。許容エラー率と実エラー率との大小関係を示す情報要素が“oadrDataQuality”に含まれてもよい。“oadrDataQuality”の値は文字列であり、その具体例は図10に示される。ここで、“Quality Bad−Non Specific”は、「実エラー率>許容エラー率」を示してもよい。“Quality Good−Non Specific”は、「実エラー率<許容エラー率」を示してもよい。“Quality Limit−Field/Not”は、「実エラー率=許容エラー率」を示してもよい。
(電力管理サーバ)
以下において、実施形態に係る電力管理サーバについて説明する。図11に示すように、電力管理サーバ200は、管理部210と、通信部220と、制御部230とを有する。電力管理サーバ200は、VTN(Virtual Top Node)の一例である。
管理部210は、不揮発性メモリ又は/及びHDDなどの記憶媒体によって構成されており、施設300に関するデータを管理する。施設300に関するデータは、例えば、施設300に設けられる分散電源の種別、施設300に設けられる分散電源のスペックなどである。スペックは、分散電源の定格出力電力などであってもよい。
通信部220は、通信モジュールによって構成される。通信部220は、ネットワーク120を介してローカル制御装置330と通信を行う。通信部220は、上述したようにOpen ADR2.0に準拠するプロトコルに従って通信を行う。
制御部230は、メモリ及びCPUなどによって構成されており、電力管理サーバ200に設けられる各構成を制御する。制御部230は、例えば、制御メッセージの送信によって、施設300に設けられるローカル制御装置330に対して、施設300に設けられる分散電源に対する制御を指示する。制御メッセージは、上述したように、潮流制御メッセージであってもよく、逆潮流制御メッセージであってもよく、電源制御メッセージであってもよい。
実施形態において、通信部220は、電力メータ500の電力計測値を示す情報要素を含む第2メッセージ(oadrUpdateReport)をローカル制御装置330から受信する。通信部220は、電力メータ500の電力計測値を取得するために、ローカル制御装置330に対して、当該電力計測値を要求する要求メッセージを送信してもよい。
通信部220は、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを判断する指標を示す情報要素を含む第3メッセージ(oadrUpdateReport)をローカル制御装置330から受信してもよい。通信部220は、指標を取得するために、ローカル制御装置330に対して、指標を要求する要求メッセージを送信してもよい。
実施形態において、制御部230は、指標を示す情報要素に基づいて、施設300の潮流量、施設300の逆潮流量、及び、施設300に設けられる分散電源310の少なくともいずれか1つを制御する。制御部230は、指標を示す情報要素に基づいて、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信が基準エラー率を満たしていないと判断した場合、制御部230は、当該ローカル制御装置330が属する施設300に異常状況があると決定する。制御部230は、異常状況があると判断された施設300に関する情報を管理部210に格納する。電力管理サーバ200が上位サーバから潮流量の制御に関する要請を受信する場合、制御部230は、制御すべき潮流量を各施設300(300A〜300B)に割り当てる。制御部230は、管理部210各施設300の異常状況に応じて割り当てを行う。例えば、制御部230は、異常状況があると判断された施設300に対する割り当てを行わない制御を行う。或いは、制御部230は、異常状況があると判断された施設300に対して割り当て量を減少する制御を行う。制御部230は、異常状況があると判断された施設300に設けられるローカル制御装置330に対して、潮流量を減少するよう指示する制御メッセージを送信する。ここで、潮流量を逆潮流量に読み替えてもよい。
(電力管理方法)
以下において、実施形態に係る電力管理方法について説明する。
図12に示すように、ステップS100において、ローカル制御装置330は、oadrRegisterReportを電力管理サーバ200に送信する。oadrRegisterReportは、ローカル制御装置330が対応する報告機能の一覧を示す情報を含む。
ステップS101において、電力管理サーバ200は、oadrRegisteredReportをローカル制御装置330に送信する。oadrRegisteredReportは、oadrRegisterReportに対する応答である。
ステップS102において、電力管理サーバ200は、oadrCreateReportをローカル制御装置330に送信する。oadrCreateReportは、要求メッセージの一例であり、電力管理サーバ200が要求する情報要素を含む。ここで、電力管理サーバ200は、電力メータ500によって計測される電力計測値を要求する。
ステップS103において、ローカル制御装置330は、oadrCreatedReportを電力管理サーバ200に送信する。oadrCreatedReportは、oadrCreateReportに対する応答である。
ステップS104において、ローカル制御装置330は、許容エラー率を決定する。具体的には、第1に、ローカル制御装置330は、前述した方法で通信メッセージの総ビット数を決定する。第2に、ローカル制御装置330は、総ビット数と基準エラー率とに基づいて許容エラー率を決定する。基準エラー率が通信品質に応じて定められる場合、ローカル制御装置330は、電力メータ500との通信品質を測定し、通信品質に応じて基準エラー率を決定してもよい。
ステップS105において、ローカル制御装置330は、GETコマンドを電力メータ500に送信する。ステップS106において、電力メータ500は、GET応答コマンドをローカル制御装置330に送信する。ステップS105〜ステップS106は、複数回行われる。なお、ローカル制御装置330がINFコマンドによって電力メータ500から電力計測値を取得する場合、ステップS105は省略し、ステップS106において、電力メータ500は、INFコマンドをローカル制御装置330に送信する。
ステップS107において、ローカル制御装置330は、許容エラー率に対する実エラー率の相対値を決定する。ここで、ローカル制御装置330は、上述したように、通信メッセージの通信失敗回数と、通信メッセージの通信の総通信回数との比率を実エラー率として算出する。その後、ローカル制御装置330は、許容エラー率に対する実エラー率の相対値を決定する。相対値は、許容エラー率と実エラー率との大小関係であってもよい。相対値は、許容エラー率と実エラー率との乖離度合いであってもよい。
ステップS108において、ローカル制御装置330は、OadrUpdateReportを電力管理サーバ200に送信する。ここで、OadrUpdateReportは、電力計測値を示す情報要素と、許容エラー率に対する実エラー率の相対値を示す情報要素と、を含む。
ステップS109において、電力管理サーバ200は、OadrUpdatedReportをローカル制御装置330に送信する。OadrUpdatedReportは、OadrUpdateReportに対する応答である。
ステップS110において、電力管理サーバ200は、許容エラー率に対する実エラー率の相対値に基づいて、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを判断する。判断の結果に応じて、電力管理サーバ200は、ローカル制御装置330が属する施設300に異常状況があるか否かを決定する。例えば、実エラー率が許容エラー率よりも大きい場合、電力管理サーバ200は、施設300に異常状況があると決定する。
ステップS111において、電力管理サーバ200は、ステップS110における決定に応じて制御メッセージをローカル制御装置330に送信する。例えば、電力管理サーバ200は、施設300に異常状況があると決定した場合、電力管理サーバ200は、施設300の潮流量を減少するよう指示する制御メッセージをローカル制御装置330に送信する。
(作用及び効果)
実施形態によれば、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを判断する指標を電力管理サーバ200に送信される。このような構成によれば、電力管理サーバ200は、ローカル制御装置330が属する施設に異常状況があるか否かを把握しているため、異常である施設に対して適切な電力制御を行うことができる。
[変更例1]
以下において、実施形態の変更例1について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。
具体的には、実施形態では、実エラー率と許容エラー率との比較はローカル制御装置330によって行われる。これに対して、変更例1では、実エラー率と許容エラー率との比較は電力管理サーバ200によって行われる。実施形態では、ローカル制御装置330から電力管理サーバ200に送信するoadrUpdateReportは、許容エラー率に対する実エラー率の相対値を含む。これに対して、変更例1では、oadrUpdateReportは、許容エラー率を含む。
(電力管理方法)
以下において、変更例1に係る電力管理方法について説明する。図13は、変更例1に係る電力管理方法を示す図である。
ステップS200〜ステップS204における動作は、実施形態のステップS100〜ステップS104における動作と同じであるため、説明を省略する。
ステップS205において、ローカル制御装置330は、GETコマンドを電力メータ500に送信する。ステップS206において、電力メータ500は、GET応答コマンドをローカル制御装置330に送信する。なお、ローカル制御装置330がINFコマンドによって電力メータ500から電力計測値を取得する場合、ステップS205は省略し、ステップS206において、電力メータ500は、INFコマンドをローカル制御装置330に送信する。
ステップS207において、ローカル制御装置330は、OadrUpdateReportを電力管理サーバ200に送信する。OadrUpdateReportは、電力計測値を示す情報要素と、許容エラー率を示す情報要素とを含む。ステップS205〜ステップS207は複数回行われる。ステップ204において決定した許容エラー率が変わらない場合、1回目のOadrUpdateReportに許容エラー率が含まれれば、以降のOadrUpdateReportに許容エラー率が含まれなくてもよい。また、上述したように、ローカル制御装置330は、通信メッセージの総ビット数を変更できるため、通信メッセージの総ビット数の変更に応じて、ローカル制御装置330は、変更後の許容エラー率を含むOadrUpdateReportを送信してもよい。
ステップS206においてGET応答コマンド(又はINFコマンド)の受信が成功した場合、ステップS207においてローカル制御装置330は、当該GET応答コマンド(又はINFコマンド)に含まれる電力計測値をOadrUpdateReportに含めて送信する。ステップS206においてGET応答コマンド(又はINFコマンド)の受信が失敗した場合、ステップS207においてローカル制御装置330は、電力計測値の取得が失敗した旨を示す情報をOadrUpdateReportに含めて送信する。
ステップS208において、電力管理サーバ200は、許容エラー率と実エラー率とを比較する。具体的には、第1に、電力管理サーバ200は、電力計測値の取得が失敗した旨を示すOadrUpdateReportの受信の回数と、OadrUpdateReportの受信の総回数と、の比率を実エラー率として算出する。例えば、OadrUpdateReportを100回受信し、そのうち、電力計測値の取得が失敗した旨を示すOadrUpdateReportが10回受信した場合、実エラー率は10%である。第2に、電力管理サーバ200は、許容エラー率と実エラー率とを比較する。
ステップS209において、電力管理サーバ200は、ステップS208における比較の結果に基づいて、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを判断する。ここで、判断の結果に応じて、電力管理サーバ200は、ローカル制御装置330が属する施設300に異常状況があるか否かを決定する。例えば、実エラー率が許容エラー率よりも大きい場合、電力管理サーバ200は、施設300に異常状況があると決定する。
ステップS210において、電力管理サーバ200は、ステップS209における決定に応じて制御メッセージをローカル制御装置330に送信する。例えば、電力管理サーバ200は、施設300に異常状況があると決定した場合、電力管理サーバ200は、施設300の潮流量を減少するよう指示する制御メッセージをローカル制御装置330に送信する。
[変更例2]
以下において、実施形態の変更例2について説明する。以下においては、実施形態の変更例1に対する相違点について主として説明する。
具体的には、実施形態の変更例1では、許容エラー率はローカル制御装置330によって決定される。これに対して、変更例2では、許容エラー率は電力管理サーバ200によって決定される。変更例1では、oadrUpdateReportは、許容エラー率を含む。これに対して、変更例2では、oadrUpdateReportは、許容エラー率に関するパラメータを含む。
(電力管理方法)
以下において、変更例2に係る電力管理方法をについて説明する。図14は、変更例2に係る電力管理方法を示す図である。
ステップS300〜ステップS303における動作は、変更例1のステップS200〜ステップS203における動作と同じであるため、説明を省略する。
ステップS304において、ローカル制御装置330は、許容エラー率に関するパラメータを決定する。許容エラー率に関するパラメータは、通信メッセージの総ビット数と、基準エラー率とを含む。ローカル制御装置330は、前述の方法で通信メッセージの総ビット数を決定する。電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信品質に応じて基準エラー率が定められる場合、許容エラー率に関するパラメータは、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信品質(例えば、ローカル制御装置330が測定する電力メータ500からの電波の強度)を含んでもよい。
ステップS305において、ローカル制御装置330は、GETコマンドを電力メータ500に送信する。ステップS306において、電力メータ500は、GET応答コマンドをローカル制御装置330に送信する。なお、ローカル制御装置330がINFコマンドによって電力メータ500から電力計測値を取得する場合、ステップS305は省略し、ステップS306において、電力メータ500は、INFコマンドをローカル制御装置330に送信する。
ステップS307において、ローカル制御装置330は、OadrUpdateReportを電力管理サーバ200に送信する。OadrUpdateReportは、電力計測値を示す情報要素と、許容エラー率に関するパラメータを示す情報要素とを含む。ここで、ステップS305〜ステップS307は複数回行われる。1回目のOadrUpdateReportに許容エラー率に関するパラメータが含まれれば、以降のOadrUpdateReportに許容エラー率に関するパラメータが含まれなくてもよい。また、許容エラー率に関するパラメータの変更(例えば、通信品質の変更、通信メッセージの総ビット数の変更等)に応じて、ローカル制御装置330は、変更後のパラメータを含むOadrUpdateReportを送信してもよい。
ステップS306においてGET応答コマンド(又はINFコマンド)の受信が成功した場合、ステップS307においてローカル制御装置330は、当該GET応答コマンド(又はINFコマンド)に含まれる電力計測値をOadrUpdateReportに含めて送信する。ステップS306においてGET応答コマンド(又はINFコマンド)の受信が失敗した場合、ステップS307においてローカル制御装置330は、電力計測値の取得が失敗した旨を示す情報をOadrUpdateReportに含めて送信する。
ステップS308において、電力管理サーバ200は、許容エラー率と実エラー率とを比較する。具体的には、第1に、電力管理サーバ200は、ローカル制御装置330から受信した許容エラー率に関するパラメータに基づいて許容エラー率を決定する。第2に、電力管理サーバ200は、電力計測値の取得が失敗した旨を示すOadrUpdateReportの受信の回数と、OadrUpdateReportの受信の総回数と、の比率を実エラー率として算出する。例えば、OadrUpdateReportを100回受信し、そのうち、電力計測値の取得が失敗した旨を示すOadrUpdateReportが10回受信した場合、実エラー率は10%である。第3に、電力管理サーバ200は、許容エラー率と実エラー率とを比較する。
ステップS309〜ステップS310における動作は、変更例1のステップS209〜ステップS210における動作と同じであるため、説明を省略する。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では特に触れていないが、電力メータ500とローカル制御装置330との間の通信の上位レイヤ及び/又は中位レイヤは、誤り訂正が適用されてもよい。この場合、許容エラー率は、更に、上位レイヤに適用される誤り訂正に関するパラメータ(例えば、誤り訂正の精度、誤りの訂正率等)及び/又は中位レイヤに適用される誤り訂正に関するパラメータ(例えば、誤り訂正の精度、誤りの訂正率等)によって決定される。ローカル制御装置330は、これらのパラメータを示す情報要素を電力管理サーバ200に送信してもよい。
実施形態では、第1プロトコルがOpen ADR2.0に準拠するプロトコルであり、第2プロトコルがECHONET Liteに準拠するプロトコルであるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。第1プロトコルは、電力管理サーバ200とローカル制御装置330との間の通信で用いるプロトコルとして規格化されたプロトコルであればよい。第2プロトコルは、施設300で用いるプロトコルとして規格化されたプロトコルであればよい。
上述した各電力管理方法において、必ずしも全ての動作が必須の構成ではない。例えば、各電力管理方法において、一部の動作のみが実行されてもよい。
上述した実施形態では特に触れていないが、上述した各ノード(電力メータ500、ローカル制御装置330、及び電力管理サーバ200)のいずれかが行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
各ノードのいずれかが行う各処理を実行するためのプログラムを記憶するメモリ、及びメモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサによって構成されるチップが提供されてもよい。
100…電力管理システム、110…電力系統、120…ネットワーク、200…電力管理サーバ、210…管理部、220…通信部、230…制御部、300…施設、310…分散電源、320…負荷、330…ローカル制御装置、331…第1通信部、332…第2通信部、333…制御部、400…電力会社、500…電力メータ、510…計測部、520…通信部

Claims (16)

  1. メータから電力管理装置に対して、誤り訂正が適用されない通信方式によって、前記メータによって計測される電力計測値を示す情報要素を含む第1メッセージを送信するステップと、
    前記電力管理装置から電力管理サーバに対して、前記電力計測値を示す情報要素を含む第2メッセージを送信するステップと、
    前記電力管理装置から前記電力管理サーバに対して、前記メータと前記電力管理装置との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを前記電力管理サーバが判断する指標を示す情報要素を含む第3メッセージを送信するステップとを備える、電力管理方法。
  2. 前記指標は、前記第1メッセージに付随する通信メッセージの実エラー率が許容エラー率を満たしているか否かを前記電力管理サーバが判断する指標であり、
    前記許容エラー率は、前記通信メッセージの総ビット数及び前記基準エラー率に基づいて定められる、請求項1に記載の電力管理方法。
  3. 前記指標を示す情報要素は、前記許容エラー率に対する前記実エラー率の相対値を示す情報要素の少なくともいずれか1つを含む、請求項2に記載の電力管理方法。
  4. 前記相対値は、前記許容エラー率と前記実エラー率との大小関係である、請求項3に記載の電力管理方法。
  5. 前記相対値は、前記許容エラー率と前記実エラー率との乖離度合いである、請求項3に記載の電力管理方法
  6. 前記指標を示す情報要素は、前記許容エラー率を示す情報要素を含む、請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の電力管理方法。
  7. 前記指標を示す情報要素は、前記実エラー率を示す情報要素を含む、請求項6に記載の電力管理方法。
  8. 前記許容エラー率は、前記通信メッセージの再送回数に基づいて定められる、請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の電力管理方法。
  9. 前記基準エラー率は、前記メータと前記電力管理装置との間の通信品質に応じて定められており、
    前記許容エラー率は、前記通信品質に基づいて定められる、請求項2乃至請求項8のいずれかに記載の電力管理方法。
  10. 前記指標を示す情報要素は、前記通信メッセージの総ビット数を示す情報要素を含む、請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の電力管理方法。
  11. 前記指標を示す情報要素は、前記通信メッセージの再送回数を含む、請求項10に記載の電力管理方法。
  12. 前記許容エラー率は、前記メータと前記電力管理装置との間の通信品質に応じて定められており、
    前記指標を示す情報要素は、前記通信品質を示す情報要素を含む、請求項10又は請求項11に記載の電力管理方法。
  13. 前記電力管理サーバが、前記指標を示す情報要素に基づいて、電力系統から施設に供給される潮流量、前記施設から前記電力系統に供給される逆潮流量、及び、前記施設に設けられる分散電源の少なくともいずれか1つを制御するステップを備える、請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の電力管理方法。
  14. 前記電力管理装置が、前記実エラー率に基づいて、前記通信メッセージの総ビット数を変更するステップを備える、請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の電力管理方法。
  15. 電力管理装置であって、
    誤り訂正が適用されない通信方式によって、メータによって計測される電力計測値を示す情報要素を含む第1メッセージを前記メータから受信する受信部と、
    前記電力計測値を示す情報要素を含む第2メッセージを電力管理サーバに送信する送信部とを備え、
    前記送信部は、前記メータと前記電力管理装置との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを前記電力管理サーバが判断する指標を示す情報要素を含む第3メッセージを前記電力管理サーバに送信する、電力管理装置。
  16. 誤り訂正が適用されない通信方式によって、メータによって計測される電力計測値を示す情報要素を含む第1メッセージを前記メータから受信する電力管理装置から、前記電力計測値を示す情報要素を含む第2メッセージを受信する受信部を備え、
    前記受信部は、前記メータと前記電力管理装置との間の通信が基準エラー率を満たしているか否かを判断する指標を示す情報要素を含む第3メッセージを前記電力管理装置から受信する、電力管理サーバ。
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