JP7390908B2 - レポートシステム、第1装置、第2装置、及びレポート方法 - Google Patents

レポートシステム、第1装置、第2装置、及びレポート方法 Download PDF

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Description

本発明は、レポートシステム、第1装置、第2装置、及びレポート方法に関する。
近年、VPP(Virtual Power Plant)などのように、電力系統の電力需給バランスを調整するシステムが注目を集めている。このようなシステムで用いる通信プロトコルとして、Open ADR(Automated Demand Response)が知られている(例えば、非特許文献1)。
Open ADRの最新版であるOpen ADR 2.0 B Profileでは、各種情報要素のレポートサービスにおいてレポートペイロードの再送が推奨されていない。但し、レポートペイロードの再送がサポートされる場合においては、レポートペイロードの受信に失敗すると、レポートペイロードの受信に成功するまで、レポートペイロードの再送が繰り返される。
Open ADR 2.0 Profile Specification B Profile, Revision Number 1.1, 2015年11月17日
ところで、レポートペイロードの受信に失敗するケースとしては、送信装置と受信装置との間のネットワークで障害が生じるケース、送信装置及び受信装置のいずれか1つで障害が生じるケースなどが考えられる。このような障害として、短期間で回復可能な障害だけではなく、長期間に亘って継続する障害も考えられる。
長期間に亘って継続する障害が生じたケースにおいて、レポートペイロードの再送が繰り返されると、送信装置のリソースが無駄になってしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、送信装置のリソースが無駄になる事態を軽減することを可能とするレポートシステム、第1装置、第2装置、及びレポート方法を提供することを目的とする。
第1の特徴に係るレポートシステムでは、送信装置から受信装置に対してレポートが送信される。前記レポートシステムにおいて、前記送信装置及び前記受信装置の一方である第1装置は、前記送信装置及び前記受信装置の他方である第2装置に対して、前記レポートの再送に関する挙動定義の候補に関する情報要素を含む第1メッセージを送信する第1送信部を備える。前記第2装置は、前記第1装置に対して、前記挙動定義の候補の中から選択された挙動定義に関する情報要素を含む第2メッセージを送信する第2送信部を備える。
第2の特徴に係る第1装置は、送信装置から受信装置に対してレポートが送信されるレポートシステムにおいて、前記送信装置及び前記受信装置のいずれか一方である。前記第1装置は、前記送信装置及び前記受信装置の他方である第2装置に対して、前記レポートの再送に関する挙動定義の候補に関する情報要素を含む第1メッセージを送信する送信する送信部と、前記第2装置から、前記挙動定義の候補の中から選択された挙動定義に関する情報要素を含む第2メッセージを受信する受信部を備える。
第3の特徴に係る第2装置は、送信装置から受信装置に対してレポートが送信されるレポートシステムにおいて、前記送信装置及び前記受信装置のいずれか一方である。前記第2装置は、前記送信装置及び前記受信装置の他方である第1装置から、前記レポートの再送に関する挙動定義の候補に関する情報要素を含む第1メッセージを受信する受信部と、前記第1装置に対して、前記挙動定義の候補の中から選択された挙動定義に関する情報要素を含む第2メッセージを送信する送信部を備える。
第4の特徴に係るレポート方法は、送信装置から受信装置に対してレポートを送信する方法である。前記レポート方法は、前記送信装置及び前記受信装置の一方である第1装置から、前記送信装置及び前記受信装置の他方である第2装置に対して、前記レポートの再送に関する挙動定義の候補に関する情報要素を含む第1メッセージを送信するステップと、前記第2装置から、前記第1装置に対して、前記挙動定義の候補の中から選択された挙動定義に関する情報要素を含む第2メッセージを送信するステップと、を備える。
本発明によれば、送信装置のリソースが無駄になる事態を軽減することを可能とするレポートシステム、第1装置、第2装置、及びレポート方法を提供することができる。
図1は、実施形態に係るレポートシステム100を示す図である。 図2は、実施形態に係る施設300を示す図である。 図3は、実施形態に係る下位管理サーバ200を示す図である。 図4は、実施形態に係る上位管理サーバ400を示す図である。 図5は、実施形態に係るローカル制御装置360を示す図である。 図6は、実施形態に係る挙動定義を説明するための図である。 図7は、実施形態に係るレポート方法の概要を示す図である。 図8は、実施形態に係るレポート方法の第1手順を示す図である。 図9は、実施形態に係るレポート方法の第2手順を示す図である。 図10は、実施形態に係るレポート方法の第3手順を示す図である。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものである。
[実施形態]
(レポートシステム)
以下において、実施形態に係るレポートシステムについて説明する。
図1に示すように、レポートシステム100は、下位管理サーバ200と、施設300と、上位管理サーバ400と、を有する。図1では、施設300として、施設300A~施設300Cが例示されている。
各施設300は、電力系統110に接続される。以下において、電力系統110から施設300への電力の流れを潮流と称し、施設300から電力系統110への電力の流れを逆潮流と称する。
下位管理サーバ200、施設300及び上位管理サーバ400は、ネットワーク120に接続されている。ネットワーク120は、これらのエンティティ間の回線を提供すればよい。例えば、ネットワーク120は、インターネットを含んでもよい。ネットワーク120は、VPN(Virtual Private Network)などの専用回線を含んでもよい。
下位管理サーバ200は、施設300の電力を管理する電力管理サーバの一例である。下位管理サーバ200は、レポートを送信する送信装置の一例である。下位管理サーバ200は、発電事業者、送配電事業者或いは小売事業者、リソースアグリゲータなどの事業者によって管理されるサーバである。リソースアグリゲータは、VPP(Virtual Power Plant)において、発電事業者、送配電事業者及び小売事業者などに逆潮流電力を提供する電力事業者である。リソースアグリゲータは、リソースアグリゲータによって管理される施設300の潮流電力(消費電力)の削減電力を生み出す電力事業者であってもよい。
下位管理サーバ200は、施設300に設けられるローカル制御装置360に対して、施設300に設けられる分散電源(例えば、太陽電池装置310、蓄電装置320又は燃料電池装置330)に対する制御を指示する制御メッセージを送信する。例えば、下位管理サーバ200は、潮流電力の制御を要求する潮流制御メッセージ(例えば、DR; Demand Response)を送信してもよく、逆潮流電力の制御を要求する逆潮流制御メッセージを送信してもよい。さらに、下位管理サーバ200は、分散電源の動作状態を制御する電源制御メッセージを送信してもよい。潮流電力又は逆潮流電力の制御度合いは、絶対値(例えば、○○kW)で表されてもよく、相対値(例えば、○○%)で表されてもよい。或いは、潮流電力又は逆潮流電力の制御度合いは、2以上のレベルで表されてもよい。潮流電力又は逆潮流電力の制御度合いは、現在の電力需給バランスによって定められる電力料金(RTP; Real Time Pricing)によって表されてもよく、過去の電力需給バランスによって定められる電力料金(TOU; Time Of Use)によって表されてもよい。
施設300は、電力系統110の電力を調整する主体である施設エンティティに属する施設の一例である。施設300は、図2に示すように、太陽電池装置310と、蓄電装置320と、燃料電池装置330と、負荷機器340と、ローカル制御装置360と、電力計380と、を有する。
太陽電池装置310は、太陽光などの光に応じて発電を行う分散電源である。太陽電池装置310は、固定買取価格(FIT; Feed-in Tariff))が適用される分散電源の一例であってもよい。例えば、太陽電池装置310は、PCS(Power Conditioning System)及び太陽光パネルによって構成される。太陽電池装置310は、下位管理サーバ200によって制御可能な制御対象設備の一例であってもよい。
ここで、太陽電池装置310から出力される電力は、太陽光などの光の受光量によって変動し得る。従って、太陽電池装置310の発電効率を考慮した場合には、太陽電池装置310から出力される電力は、太陽光パネルの受光量によって変動し得る可変電力である。
蓄電装置320は、電力の充電及び電力の放電を行う分散電源である。蓄電装置320は、固定買取価格が適用されない分散電源の一例であってもよい。例えば、蓄電装置320は、PCS及び蓄電セルによって構成される。蓄電装置320は、下位管理サーバ200によって制御可能な制御対象設備の一例であってもよい。
燃料電池装置330は、燃料を用いて発電を行う分散電源である。燃料電池装置330は、固定買取価格が適用されない分散電源の一例であってもよい。例えば、燃料電池装置330は、PCS及び燃料電池セルによって構成される。燃料電池装置330は、下位管理サーバ200によって制御可能な制御対象設備の一例であってもよい。
例えば、燃料電池装置330は、固体酸化物型燃料電池(SOFC: Solid Oxide Fuel Cell)であってもよく、固体高分子型燃料電池(PEFC: Polymer Electrolyte Fuel Cell)であってもよく、リン酸型燃料電池(PAFC: Phosphoric Acid Fuel Cell)であってもよく、溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC: Molten Carbonate Fuel Cell)であってもよい。
負荷機器340は、電力を消費する機器である。例えば、負荷機器340は、空調機器、照明機器、AV(Audio Visual)機器などである。負荷機器340は、下位管理サーバ200によって制御されない非制御対象設備の一例であってもよい。
ローカル制御装置360は、施設300の電力を管理する装置(EMS: Energy Management System)である。ローカル制御装置360は、太陽電池装置310の動作状態を制御してもよく、施設300に設けられる蓄電装置320の動作状態を制御してもよく、施設300に設けられる燃料電池装置330の動作状態を制御してもよい。ローカル制御装置360の詳細については後述する(図5を参照)。
実施形態において、下位管理サーバ200とローカル制御装置360との間の通信は、第1プロトコルに従って行われる。一方で、ローカル制御装置360と分散電源(太陽電池装置310、蓄電装置320又は燃料電池装置330)との間の通信は、第1プロトコルとは異なる可能性がある第2プロトコルに従って行われてもよい。例えば、第1プロトコルとしては、Open ADR(Automated Demand Response)に準拠するプロトコル、或いは、独自の専用プロトコルを用いることができる。例えば、第2プロトコルは、ECHONET Liteに準拠するプロトコル、SEP(Smart Energy Profile) 2.0、KNX、或いは、独自の専用プロトコルを用いることができる。例えば、第1プロトコル及び第2プロトコルは、両方が独自の専用プロトコルであっても異なる規則で作られたプロトコルであればよい。但し、第1プロトコル及び第2プロトコルは同一の規則で作られたプロトコルであってもよい。
電力計380は、電力系統110から施設300への潮流電力及び施設300から電力系統110への逆潮流電力を測定する基幹電力計の一例である。例えば、電力計380は、上位管理サーバ400に帰属するスマートメータである。
ここで、電力計380は、所定期間(例えば、30分)毎に、所定期間における潮流電力又は逆潮流電力の積算値を示す情報要素を含むメッセージをローカル制御装置360に送信する。電力計380は、自律的にメッセージを送信してもよく、ローカル制御装置360の要求に応じてメッセージを送信してもよい。電力計380は、所定期間毎に、所定期間における潮流電力又は逆潮流電力を示す情報要素を含むメッセージを下位管理サーバ200に送信してもよい。
図1に戻って、上位管理サーバ400は、施設300の電力を管理する電力管理サーバの一例である。上位管理サーバ400は、レポートを受信する受信装置の一例である。例えば、上位管理サーバ400は、電力系統110などのインフラストラクチャーを提供するエンティティであり、発電事業者又は送配電事業者によって管理されるサーバであってもよい。上位管理サーバ400は、リソースアグリゲータを制御するアグリゲータコントローラによって管理されるサーバであってもよい。上位管理サーバ400は、下位管理サーバ200を管理するエンティティに対して、各種の業務を委託してもよい。
実施形態において、下位管理サーバ200と上位管理サーバ400との間の通信は、第3プロトコルに従って行われる。例えば、第3プロトコルとしては、Open ADRに準拠するプロトコルを用いることができる。第1プロトコルとしてOpen ADRに準拠するプロトコルが用いられる場合には、第3プロトコルは第1プロトコルと同じであってもよい。
実施形態において、下位管理サーバ200から上位管理サーバ400に送信されるレポートは、施設300の電力に関する情報要素を含んでもよい。例えば、レポートは、電力計380によって測定された電力を示す情報要素を含んでもよい。レポートは、太陽電池装置310の発電電力を示す情報要素を含んでもよい。レポートは、蓄電装置320の充電電力及び放電電力の少なくともいずれか1つを示す情報要素を含んでもよい。レポートは、燃料電池装置330の発電電力を示す情報要素を含んでもよい。レポートは、各分散電源(太陽電池装置310、蓄電装置320及び燃料電池装置330)の動作状態を示す情報要素を含んでもよい。下位管理サーバ200は、上位管理サーバ400に対するレポートに必要な情報を施設300(ローカル制御装置360及び電力計380)から受信してもよい。
(下位管理サーバ)
以下において、実施形態に係る下位管理サーバについて説明する。図3に示すように、下位管理サーバ200は、管理部210と、通信部220と、制御部230と、を有する。下位管理サーバ200は、VEN(Virtual End Node)の一例であってもよい。
管理部210は、不揮発性メモリ又は/及びHDDなどの記憶媒体によって構成されており、施設300に関する情報を管理する。例えば、施設300に関する情報は、施設300に設けられる分散電源(太陽電池装置310、蓄電装置320又は燃料電池装置330)の種別、施設300に設けられる分散電源(太陽電池装置310、蓄電装置320又は燃料電池装置330)のスペックなどである。スペックは、太陽電池装置310の定格発電電力、蓄電装置320の定格電力、燃料電池装置330の定格電力であってもよい。
通信部220は、通信モジュールによって構成されており、ネットワーク120を介してローカル制御装置360及び上位管理サーバ400と通信を行う。通信モジュールは、IEEE802.11a/b/g/n、ZigBee、Wi-SUN、LTEなどの規格に準拠する無線通信モジュールであってもよく、IEEE802.3などの規格に準拠する有線通信モジュールであってもよい。
通信部220は、第1プロトコルに従って通信を行う。例えば、通信部220は、第1プロトコルに従って所定メッセージをローカル制御装置360に送信する。通信部220は、第1プロトコルに従って所定メッセージ応答をローカル制御装置360から受信する。
実施形態では、通信部220は、第3プロトコルに従って通信を行う。例えば、通信部220は、上述したレポートを上位管理サーバ400に送信する。さらに、通信部220は、下位管理サーバ200と上位管理サーバ400との間の設定手順で用いるメッセージの送信又は受信を行う。設定手順は、下位管理サーバ200を上位管理サーバ400に登録する装置登録手順、下位管理サーバ200が対応可能なレポートの能力を上位管理サーバ400に登録する能力登録手順、上位管理サーバ400が下位管理サーバ200に対してレポートの開始を要求するレポート要求手順、下位管理サーバ200から上位管理サーバにレポートを送信するレポート送信手順などを含んでもよい。
制御部230は、少なくとも1つのプロセッサを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、単一の集積回路(IC)によって構成されてもよく、通信可能に接続された複数の回路(集積回路及び又はディスクリート回路(discrete circuits)など)によって構成されてもよい。
制御部230は、下位管理サーバ200に設けられる各構成を制御する。例えば、制御部230は、制御メッセージの送信によって、施設300に設けられるローカル制御装置360に対して、施設300に設けられる分散電源(太陽電池装置310、蓄電装置320又は燃料電池装置330)に対する制御を指示する。制御メッセージは、上述したように、潮流制御メッセージであってもよく、逆潮流制御メッセージであってもよく、電源制御メッセージであってもよい。
実施形態では、制御部230は、上述した設定手順を実行する。上述したように、設定手順は、装置登録手順、能力登録手順、レポート要求手順などを含んでもよい。
(上位管理サーバ)
以下において、実施形態に係る上位管理サーバについて説明する。図4に示すように、上位管理サーバ400は、管理部410と、通信部420と、制御部430と、を有する。上位管理サーバ400は、VTN(Virtual Top Node)の一例であってもよい。
管理部410は、不揮発性メモリ又は/及びHDDなどの記憶媒体によって構成されており、施設300に関する情報を管理する。例えば、管理部410は、下位管理サーバ200から受信するレポートに含まれる情報を管理する。
通信部420は、通信モジュールによって構成されており、ネットワーク120を介して下位管理サーバ200と通信を行う。通信モジュールは、IEEE802.11a/b/g/n、ZigBee、Wi-SUN、LTEなどの規格に準拠する無線通信モジュールであってもよく、IEEE802.3などの規格に準拠する有線通信モジュールであってもよい。
通信部420は、第3プロトコルに従って通信を行う。例えば、通信部420は、上述したレポートを下位管理サーバ200から受信する。さらに、通信部420は、下位管理サーバ200と上位管理サーバ400との間の設定手順で用いるメッセージの送信又は受信を行う。
制御部430は、少なくとも1つのプロセッサを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、単一の集積回路(IC)によって構成されてもよく、通信可能に接続された複数の回路(集積回路及び又はディスクリート回路(discrete circuits)など)によって構成されてもよい。
制御部430は、上位管理サーバ400に設けられる各構成を制御する。例えば、制御部430は、上述した設定手順を実行する。上述したように、設定手順は、装置登録手順、能力登録手順、レポート要求手順、レポート送信手順などを含んでもよい。
(ローカル制御装置)
以下において、実施形態に係るローカル制御装置について説明する。図5に示すように、ローカル制御装置360は、第1通信部361と、第2通信部362と、制御部363とを有する。なお、図5では、第1プロトコル及び第2プロトコルが異なるケースの説明を明確化すべく、第1通信部361及び第2通信部362が別々の構成として表されているに過ぎない。従って、第1通信部361及び第2通信部362は1つの通信部によって構成されてもよい。なお、第1プロトコル及び第2プロトコルとして同一のプロトコルが用いられてもよい。
第1通信部361は、通信モジュールによって構成されており、ネットワーク120を介して下位管理サーバ200と通信を行う。通信モジュールは、IEEE802.11a/b/g/n、ZigBee、Wi-SUN、LTEなどの規格に準拠する無線通信モジュールであってもよく、IEEE802.3などの規格に準拠する有線通信モジュールであってもよい。
上述したように、第1通信部361は、第1プロトコルに従って通信を行う。例えば、第1通信部361は、第1プロトコルに従って所定メッセージを下位管理サーバ200から受信する。第1通信部361は、第1プロトコルに従って所定メッセージ応答を下位管理サーバ200に送信する。
第2通信部362は、通信モジュールによって構成されており、分散電源(太陽電池装置310、蓄電装置320又は燃料電池装置330)と通信を行う。通信モジュールは、IEEE802.11a/b/g/n、ZigBee、Wi-SUN、LTEなどの規格に準拠する無線通信モジュールであってもよく、IEEE802.3又は独自の専用プロトコルなどの規格に準拠する有線通信モジュールであってもよい。
上述したように、第2通信部362は、第2プロトコルに従って通信を行う。例えば、第2通信部362は、第2プロトコルに従って所定メッセージを分散電源に送信する。第2通信部362は、第2プロトコルに従って所定メッセージ応答を分散電源から受信する。
制御部363は、少なくとも1つのプロセッサを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、単一の集積回路(IC)によって構成されてもよく、通信可能に接続された複数の回路(集積回路及び又はディスクリート回路(discrete circuits)など)によって構成されてもよい。
制御部363は、ローカル制御装置360に設けられる各構成を制御する。具体的には、制御部363は、施設300の電力を制御するために、所定メッセージの送信及び所定メッセージ応答の受信によって、分散電源の動作状態の設定を機器に指示する。制御部363は、施設300の電力を管理するために、所定メッセージの送信及び所定メッセージ応答の受信によって分散電源の情報の報告を分散電源に指示してもよい。
(適用シーン)
以下において、実施形態に係る適用シーンについて説明する。実施形態では、下位管理サーバ200(すなわち、送信装置)から上位管理サーバ400(すなわち、受信装置)に対してレポートを送信するケースについて例示する。
このようなケースにおいて、下位管理サーバ200及び上位管理サーバ400の一方である第1装置は、下位管理サーバ200及び上位管理サーバ400の他方である第2装置に対して、レポートの再送に関する挙動定義の候補に関する情報要素を含む第1メッセージを送信する。一方で、第2装置は、第1装置に対して、挙動定義の候補の中から選択された挙動定義に関する情報要素を含む第2メッセージを送信する。挙動定義は、レポートの再送に関する挙動の定義を意味する。
図6に示すように、レポートの再送に関する挙動定義は、再送有無、再送期間、保持期間及び最大量の少なくともいずれか1つを含む。
再送有無は、レポートの再送を行うか否かを定義する情報要素である。再送有無が取り得る値は有及び無の値である。
再送期間は、レポートの再送を継続する期間を定義する情報要素である。再送期間が取り得る値は、24時間、36時間、48時間、72時間などの値である。例えば、再送期間が24時間である場合には、24時間に亘ってレポートの再送が行われる。但し、下位管理サーバ200は、レポートを受信した旨のメッセージを上位管理サーバ400から受信した場合にレポートの再送を終了してもよい。
保持期間は、上位管理サーバ400で受信されなかったレポートの内容を保持する期間を定義する情報要素である。保持期間が取り得る値は、24時間、36時間、48時間、72時間などの値である。例えば、再送期間が24時間である場合には、24時間に亘ってレポートの内容が保持される。但し、下位管理サーバ200は、レポートを受信した旨のメッセージを上位管理サーバ400から受信した場合にレポートの内容を破棄してもよい。
保持期間は、再送期間と同じであってもよい。例えば、再送期間及び保持期間がいずれも24時間であってもよい。このようなケースにおいて、下位管理サーバ200は、保持期間が満了するまでレポートの内容を保持しつつレポートの再送を行う。下位管理サーバ200は、上位管理サーバ400の要求に応じてレポートを送信してもよい。例えば、下位管理サーバ200は、n回目(nは1以上)の再送とn+1回目の再送との間において上位管理サーバ400から要求された場合に、上位管理サーバ400にレポートを送信してもよい。
保持期間は、再送期間と異なってもよい。保持期間は、再送期間よりも長い。例えば、再送期間が24時間であり、保持期間が72時間であってもよい。このようなケースにおいて、下位管理サーバ200は、再送期間が満了した後においてもレポートの内容を保持する。下位管理サーバ200は、上位管理サーバ400の要求に応じてレポートを送信してもよい。例えば、下位管理サーバ200は、再送期間が満了した後において上位管理サーバ400から要求された場合に、上位管理サーバ400にレポートを送信してもよい。
例えば、挙動定義は、(i)再送有無=無、(ii)再送有無=無、保持期間=24時間、(iii)再送有無=有、再送期間=24時間、保持期間=24時間、(iv)再送有無=有、再送期間=24時間、保持期間=72時間などのバリエーションを含んでもよい。
実施形態において、再送有無、再送期間及び保持期間の組合せを特定する識別情報要素が予め定義されてもよい。このようなケースにおいて、挙動定義の候補及び挙動定義に関する情報要素は識別情報要素であってもよい。例えば、識別情報要素は、上述した挙動定義のバリエーション毎に割り振られた情報要素であってもよい。
(レポート方法の概要)
以下において、実施形態に係るレポート方法の概要について説明する。図7において、下位管理サーバ200が送信装置であり、上位管理サーバ400が受信装置である。ここでは、第3プロトコルとしてOpen ADRに準拠するプロトコルが用いられるケースを例示する。図7では、レポートの受信に成功するケースを例示する。
図7に示すように、ステップS11において、下位管理サーバ200は、CreatePartyRegistrationを上位管理サーバ400に送信する。ステップS12において、上位管理サーバ400は、CreatedPartyRegistrationを下位管理サーバ200に送信する。ステップS11及びステップS12は、下位管理サーバ200を上位管理サーバ400に登録する装置登録手順の一例である。CreatePartyRegistrationは、下位管理サーバ200を上位管理サーバ400に登録するための装置登録メッセージの一例であり、CreatedPartyRegistrationは、装置登録メッセージに対する応答メッセージの一例である。
例えば、CreatePartyRegistrationは、下位管理サーバ200が対応する第3プロトコルのプロファイル情報(例えば、oadrProfileName)、下位管理サーバ200が対応するトランスポート情報(例えば、oadrTransportName)などを含む。再登録手順においては、CreatePartyRegistrationは、過去の登録手順で用いた識別情報(Registration ID、venID)を含んでもよい。CreatePartyRegistrationは、他の情報(例えば、oadrVenName)を含んでもよい(OpenADR 2.0b Profile Specificationの§8.4.2.1を参照)。
例えば、CreatePartyRegistrationは、下位管理サーバ200の登録及び解除に用いる識別情報(例えば、Registration ID)、下位管理サーバ200に割り当てられた識別情報(venID)などを含む(OpenADR 2.0b Profile Specificationの§8.4.2.2を参照)。
ステップS21において、下位管理サーバ200は、RegisterReportを上位管理サーバ400に送信する。ステップS22において、上位管理サーバ400は、RegisteredReportを下位管理サーバ200に送信する。ステップS21及びステップS22は、下位管理サーバ200が対応可能なレポートの能力を上位管理サーバ400に登録する能力登録手順の一例である。RegisterReportは、下位管理サーバ200が対応可能なレポートの能力を上位管理サーバ400に登録するための能力登録メッセージの一例であり、RegisteredReportは、能力登録メッセージに対する応答メッセージの一例である。
例えば、RegisterReportは、下位管理サーバ200が送信可能なレポートの内容(例えば、METADATA report)を含む。METADATA reportは、下位管理サーバ200が対応可能なレポートの識別情報(例えば、reportSpecifierID)、RegisterReportは、下位管理サーバ200が対応可能なレポートの種別(例えば、reportType)、レポートによって提供されるデータの識別情報(例えば、rid)、レポートに含まれるデータの集計期間(例えば、Duration)などを含む(OpenADR 2.0b Profile Specificationの§8.3.2.1を参照)。
例えば、RegisteredReportは、上位管理サーバ400が下位管理サーバ200から受信したいと望むレポートを特定する情報を含む(OpenADR 2.0b Profile Specificationの§8.3.2.1を参照)。
ステップS31において、上位管理サーバ400は、CreateReportを下位管理サーバ200に送信する。ステップS32において、下位管理サーバ200は、CreatedReportを上位管理サーバ400に送信する。ステップS31及びステップS32は、上位管理サーバ400が下位管理サーバ200に対してレポートの開始を要求するレポート要求手順の一例である。CreateReportは、下位管理サーバ200に対してレポートの開始を要求する要求メッセージの一例であり、CreatedReportは、要求メッセージに対する応答メッセージの一例である。
例えば、CreateReportは、下位管理サーバ200が対応可能なレポートの識別情報(例えば、METADATA reportに含まれるreportSpecifierID)、以降の運用で用いる識別情報(例えば、reportRequestID)を含む(OpenADR 2.0b Profile Specificationの§8.3.2.2を参照)。
例えば、CreatedReportは、CreateReportによって要求されたレポートを開始可能であるか否かを示す情報(例えば、Response)を含む(OpenADR 2.0b Profile Specificationの§8.3.2.2を参照)。
ここで、ステップS11、ステップS12、ステップS21、ステップS22、ステップS31及びステップS32は、下位管理サーバ200と上位管理サーバ400との間の設定手順の一例である。
ステップS41において、下位管理サーバ200は、UpdateReportを上位管理サーバ400に送信する。ステップS42において、上位管理サーバ400は、UpdatedReportを下位管理サーバ200に送信する。ステップS41及びステップS42は、下位管理サーバ200から上位管理サーバにレポートを送信するレポート送信手順の一例である。
例えば、UpdateReportは、上述したレポートの一例であり、UpdatedReportは、レポートを受信した旨のメッセージである。
このような背景下において、下位管理サーバ200と上位管理サーバ400との間における挙動定義のネゴシエーションは以下の手順で行うことができる。
(第1手順)
以下において、実施形態に係るレポート方法の第1手順について説明する。図8においては、図7と同様のステップについて同様の符号を付している。以下においては、図7と同様のステップの説明については省略する。図8では、レポートの受信に失敗するケースを例示する。
図8に示すように、ステップS11Aにおいて、下位管理サーバ200は、CreatePartyRegistrationを上位管理サーバ400に送信する。ここで、CreatePartyRegistrationは、挙動定義の候補に関する情報要素を含む。言い換えると、CreatePartyRegistrationは、第1メッセージの一例である。
ステップS12Aにおいて、上位管理サーバ400は、CreatedPartyRegistrationを下位管理サーバ200に送信する。ここで、CreatedPartyRegistrationは、挙動定義の候補の中から選択された挙動定義に関する情報要素を含む。言い換えると、CreatedPartyRegistrationは、第2メッセージの一例である。
ステップS41Aにおいて、下位管理サーバ200は、装置登録手順で合意された挙動定義に従って、UpdateReportを上位管理サーバ400に再送する。
このように、第1手順では、装置登録手順で挙動定義のネゴシエーションが行われる。挙動定義の候補に関する情報要素を含む第1メッセージを送信する第1装置は下位管理サーバ200であり、選択された挙動定義に関する情報要素を含む第2メッセージを送信する第2装置は上位管理サーバ400である。
(第2手順)
以下において、実施形態に係るレポート方法の第2手順について説明する。図9においては、図7と同様のステップについて同様の符号を付している。以下においては、図7と同様のステップの説明については省略する。図9では、レポートの受信に失敗するケースを例示する。
図9に示すように、ステップS21Aにおいて、下位管理サーバ200は、RegisterReportを上位管理サーバ400に送信する。ここで、RegisterReportは、挙動定義の候補に関する情報要素を含む。言い換えると、RegisterReportは、第1メッセージの一例である。
ステップS22Aにおいて、上位管理サーバ400は、RegisteredReportを下位管理サーバ200に送信する。ここで、RegisteredReportは、挙動定義の候補の中から選択された挙動定義に関する情報要素を含む。言い換えると、RegisteredReportは、第2メッセージの一例である。
ステップS41Aにおいて、下位管理サーバ200は、能力登録手順で合意された挙動定義に従って、UpdateReportを上位管理サーバ400に再送する。
このように、第2手順では、能力登録手順で挙動定義のネゴシエーションが行われる。挙動定義の候補に関する情報要素を含む第1メッセージを送信する第1装置は下位管理サーバ200であり、選択された挙動定義に関する情報要素を含む第2メッセージを送信する第2装置は上位管理サーバ400である。
(第3手順)
以下において、実施形態に係るレポート方法の第3手順について説明する。図10においては、図7と同様のステップについて同様の符号を付している。以下においては、図7と同様のステップの説明については省略する。図10では、レポートの受信に失敗するケースを例示する。
ステップS31Aにおいて、上位管理サーバ400は、CreateReportを下位管理サーバ200に送信する。ここで、CreateReportは、挙動定義の候補に関する情報要素を含む。言い換えると、CreateReportは、第1メッセージの一例である。
ステップS32において、下位管理サーバ200は、CreatedReportを上位管理サーバ400に送信する。ここで、CreatedReportは、挙動定義の候補の中から選択された挙動定義に関する情報要素を含む。言い換えると、CreatedReportは、第2メッセージの一例である。
ステップS41Aにおいて、下位管理サーバ200は、レポート要求手順で合意された挙動定義に従って、UpdateReportを上位管理サーバ400に再送する。
このように、第3手順では、レポート要求手順で挙動定義のネゴシエーションが行われる。挙動定義の候補に関する情報要素を含む第1メッセージを送信する第1装置は上位管理サーバ400であり、選択された挙動定義に関する情報要素を含む第2メッセージを送信する第2装置は下位管理サーバ200である。
(作用及び効果)
実施形態では、下位管理サーバ200及び上位管理サーバ400の一方である第1装置は、下位管理サーバ200及び上位管理サーバ400の他方である第2装置に対して、レポートの再送に関する挙動定義の候補に関する情報要素を含む第1メッセージを送信する。一方で、第2装置は、第1装置に対して、挙動定義の候補の中から選択された挙動定義に関する情報要素を含む第2メッセージを送信する。このような構成によれば、下位管理サーバ200と上位管理サーバ400との間でレポートの再送に関する挙動定義が行われる。従って、上位管理サーバ400で生じるデータ欠損の可能性を低減しながらも、下位管理サーバ200のリソースが無駄になる事態を軽減することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態の第1手順及び第2手順においては、下位管理サーバ200の通信部220は、第1メッセージを送信する第1送信部及び送信部を構成するとともに、第2メッセージを受信する受信部を構成する。上位管理サーバ400の通信部420は、第1メッセージを受信する受信部を構成するとともに、第2メッセージを送信する第2送信部及び送信部を構成する。一方で、実施形態の第3手順においては、上位管理サーバ400の通信部420は、第1メッセージを送信する第1送信部及び送信部を構成するとともに、第2メッセージを受信する受信部を構成する。下位管理サーバ200の通信部220は、第1メッセージを受信する受信部を構成するとともに、第2メッセージを送信する第2送信部及び送信部を構成する。
実施形態では、下位管理サーバ200が送信装置であり、上位管理サーバ400が受信装置であるケースを例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。具体的には、ローカル制御装置360が送信装置であり、下位管理サーバ200が受信装置であってもよい。このようなケースにおいては、ローカル制御装置360がVENであり、下位管理サーバ200がVTNであってもよい。
実施形態では特に触れていないが、挙動定義は、レポートの再送間隔、レポートの冗長構成などを含んでもよい。すなわち、第1メッセージは、レポートの再送間隔の候補に関する情報要素、レポートの冗長構成の候補に関する情報要素などを含んでもよい。第2メッセージは、選択されたレポートの再送間隔に関する情報要素、選択されたレポートの冗長構成に関する情報要素などを含んでもよい。
実施形態では特に触れていないが、第1メッセージは、1つの挙動定義の候補に関する情報要素を含んでもよい。このようなケースにおいて、第2メッセージは、第1メッセージに含まれる挙動定義の候補を受け入れ可能であるか否かを示す情報要素を含んでもよい。
実施形態では特に触れていないが、挙動定義は、単位時間あたりに許容されるレポートの許容条件を含んでもよい。許容条件は、単位時間において再送可能なレポートの最大回数によって表されてもよく、単位時間において再送可能なレポートの最大データ量によって表されてもよい。このようなケースにおいて、挙動定義は、再送有無、再送期間、保持期間及び許容条件の少なくともいずれか1つを含めばよい。
ここで、再送有無、再送期間、保持期間及び許容条件の中から選択された2以上の要件の組合せを特定する識別情報要素が予め定義されてもよい。このようなケースにおいて、挙動定義の候補及び挙動定義に関する情報要素は識別情報要素であってもよい。例えば、識別情報要素は、上述した挙動定義のバリエーション毎に割り振られた情報要素であってもよい。
実施形態では、各調整電源が別々のPCSを有するケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。2以上の調整電源に対して1つのマルチDCリンクのPCSが設けられてもよい。
実施形態では、ローカル制御装置360が施設300に設けられるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。ローカル制御装置360は、クラウドサービスによって提供されてもよい。
実施形態では特に触れていないが、電力とは、瞬時値(kW)であってもよく、単位時間の積算値(kWh)であってもよい。
100…レポートシステム、110…電力系統、120…ネットワーク、200…下位管理サーバ、210…管理部、220…通信部、230…制御部、300…施設、310…太陽電池装置、320…蓄電装置、330…燃料電池装置、340…負荷機器、360…ローカル制御装置、361…第1通信部、362…第2通信部、363…制御部、380…電力計、400…上位管理サーバ、410…管理部、420…通信部、430…制御部

Claims (8)

  1. 送信装置から受信装置に対してレポートが送信されるレポートシステムであって、
    前記送信装置及び前記受信装置の一方である第1装置は、前記送信装置及び前記受信装置の他方である第2装置に対して、前記レポートの再送に関する挙動定義の候補に関する情報要素を含む第1メッセージを送信する第1送信部を備え、
    前記第2装置は、前記第1装置に対して、前記挙動定義の候補の中から選択された挙動定義に関する情報要素を含む第2メッセージを送信する第2送信部を備え
    前記第1送信部は、前記送信装置と前記受信装置との間の設定手順において前記第1メッセージを送信し、
    前記第2送信部は、前記設定手順において前記第2メッセージを送信する、レポートシステム。
  2. 前記第1装置は、前記送信装置であり、
    前記第2装置は、前記受信装置であり、
    前記第1送信部は、前記受信装置と通信を行う前記送信装置を前記受信装置に登録するための装置登録メッセージを前記第1メッセージとして送信し、
    前記第2送信部は、前記装置登録メッセージに対する応答メッセージを前記第2メッセージとして送信する、請求項1記載のレポートシステム。
  3. 前記第1装置は、前記送信装置であり、
    前記第2装置は、前記受信装置であり、
    前記第1送信部は、前記送信装置が対応可能な前記レポートの能力を前記受信装置に登録するための能力登録メッセージを前記第1メッセージとして送信し、
    前記第2送信部は、前記能力登録メッセージに対する応答メッセージを前記第2メッセージとして送信する、請求項1記載のレポートシステム。
  4. 前記第1装置は、前記受信装置であり、
    前記第2装置は、前記送信装置であり、
    前記第1送信部は、前記送信装置に対して前記レポートの開始を要求する要求メッセージを前記第1メッセージとして送信し、
    前記第2送信部は、前記要求メッセージに対する応答メッセージを前記第2メッセージとして送信する、請求項1記載のレポートシステム。
  5. 前記挙動定義は、前記レポートの再送の有無、前記レポートの再送を継続する期間、前記受信装置で受信されなかったレポートの内容を保持する期間及び単位時間あたりに許容される前記レポートの許容条件の少なくともいずれか1つを含む、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のレポートシステム。
  6. 送信装置から受信装置に対してレポートが送信されるレポートシステムにおいて、前記送信装置及び前記受信装置のいずれか一方である第1装置は、
    前記送信装置及び前記受信装置の他方である第2装置に対して、前記レポートの再送に関する挙動定義の候補に関する情報要素を含む第1メッセージを送信する送信する送信部と、
    前記第2装置から、前記挙動定義の候補の中から選択された挙動定義に関する情報要素を含む第2メッセージを受信する受信部を備え
    前記送信部は、前記送信装置と前記受信装置との間の設定手順において前記第1メッセージを送信し、
    前記受信部は、前記設定手順において前記第2メッセージを受信する、第1装置。
  7. 送信装置から受信装置に対してレポートが送信されるレポートシステムにおいて、前記送信装置及び前記受信装置のいずれか一方である第2装置は、
    前記送信装置及び前記受信装置の他方である第1装置から、前記レポートの再送に関する挙動定義の候補に関する情報要素を含む第1メッセージを受信する受信部と、
    前記第1装置に対して、前記挙動定義の候補の中から選択された挙動定義に関する情報要素を含む第2メッセージを送信する送信部を備え
    前記受信部は、前記送信装置と前記受信装置との間の設定手順において前記第1メッセージを受信し、
    前記送信部は、前記設定手順において前記第2メッセージを送信する、第2装置。
  8. 送信装置から受信装置に対してレポートを送信するレポート方法であって、
    前記送信装置及び前記受信装置の一方である第1装置から、前記送信装置及び前記受信装置の他方である第2装置に対して、前記レポートの再送に関する挙動定義の候補に関する情報要素を含む第1メッセージを送信するステップと、
    前記第2装置から、前記第1装置に対して、前記挙動定義の候補の中から選択された挙動定義に関する情報要素を含む第2メッセージを送信するステップと、を備え
    前記ステップAは、前記送信装置と前記受信装置との間の設定手順において前記第1メッセージを送信するステップを含み、
    前記ステップBは、前記設定手順において前記第2メッセージを送信するステップを含む、レポート方法。
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