JPH10228760A - ディジタル信号記録装置および再生装置 - Google Patents

ディジタル信号記録装置および再生装置

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JPH10228760A
JPH10228760A JP9027477A JP2747797A JPH10228760A JP H10228760 A JPH10228760 A JP H10228760A JP 9027477 A JP9027477 A JP 9027477A JP 2747797 A JP2747797 A JP 2747797A JP H10228760 A JPH10228760 A JP H10228760A
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Naozumi Sugimura
直純 杉村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】異なるディジタル放送受信装置に接続して記録
した場合にも、記録媒体に記録されるデータの時間情報
形式を共通にして記録媒体の互換性を高め、異なる時間
情報形式で記録された記録媒体を再生した場合にも単一
のディジタル放送受信装置で復号可能なディジタル信号
記録再生装置を提供する。 【解決手段】入力ディジタル信号に同期した基準信号を
発生する基準信号発生手段と、基準信号を元に発生した
時間情報を、入力されたディジタル信号にあらかじめ付
加されていた時間情報の代わりに付加する時間情報付加
手段と、ディジタル信号からブロック形式の記録信号を
生成する記録信号処理手段と、記録媒体に該信号を記録
する手段とを備えるディジタル信号記録装置であり、再
生の基準となるクロックに基づいて記録媒体からの再生
信号のパケットに付加された時間情報を所定の時間情報
に変換する時間情報変換手段によりディジタル信号再生
装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル映像信
号を記録再生するディジタル信号記録再生装置に関し、
特にディジタル圧縮映像信号を記録する記録再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、放送のディジタル化が進められて
いる。
【0003】ディジタル画像圧縮技術を用いることで、
従来一つの放送しか伝送できなかった周波数帯域で複数
の番組を同時に伝送することができるようになった。デ
ィジタル画像圧縮では伝送するパケットのデータ形式が
決められており、例えば188バイトのパケットとして
データが伝送される。
【0004】一方、ディジタル放送を記録するディジタ
ルVTRの規格化が進められている。ディジタルVTR
を使えば、番組をディジタルのまま記録再生することが
でき、高画質で保存することができる。
【0005】例えば、回転磁気ヘッドを用いて磁気テー
プ上にディジタル圧縮映像信号を記録するディジタル信
号記録再生装置が、特開平5−174496号に記載さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ディジタルVTR
では、磁気テープ上の記録フォーマットは規格で決めら
れているが、記録するデータの内容についてまでは規定
されていない。
【0007】ディジタル放送を受信するディジタル放送
受信装置は放送局ごとに異なっており、VTRに接続す
るインターフェースも何種類か存在している。同じディ
ジタル画像圧縮方式を用いて画像圧縮を行っていても、
時間情報などの付加情報の形式が異なっている場合があ
る。
【0008】時間情報は、パケット形式のディジタル信
号を転送あるいは蓄積などを行う際に、そのパケットの
送られる時間間隔を示したものである。この時間情報を
付加することによって、転送中に遅延が生じたりしても
正しいパケット間隔を知ることができる。
【0009】ところで、ディジタル放送受信装置から入
力されるディジタル圧縮映像信号のパケットの転送間隔
は一定ではなく、また時間的に隙間が開いている。この
信号をそのまま記録すると、記録媒体上にデータを記録
しない領域が発生してしまう。記録媒体の記録容量を高
め、無駄が生じないようにするためにはパケットを詰め
て記録することが望ましい。しかし、パケットを詰めて
記録した場合には、それぞれのパケットがどれだけ離れ
て転送されてきたかを記録しておかないと、記録時と同
じタイミングでデータを再生時に出力することができな
い。また、パケットを詰めずに記録した場合でも、所定
の記録領域にデータを記録するために、入力されたパケ
ットの位置に時間的なずれが生じ、記録時と全く同じタ
イミングで再生データを出力することは困難である。
【0010】VTRのような記録再生装置にパケット形
式のデータを記録し再生する場合には、あらかじめパケ
ットのデータとともに時間情報を付加して記録し、再生
時にその時間情報を参照しながらパケットの出力タイミ
ングを調整することで、記録時に入力された時と同じタ
イミングでパケットデータを出力することができる。
【0011】以上のように、記録再生装置にパケットデ
ータを記録し再生を行う場合には、時間情報の付加が必
須である。
【0012】実際のインターフェースとして、例えば、
188バイトのディジタル圧縮信号のパケットデータを
そのまま転送するインターフェースが考えられている。
この場合、該入力信号には時間情報が含まれていないの
で、VTR側でパケットの入力タイミングに合わせた時
間情報を付加し、記録する。
【0013】VTRでは記録トラック位置に同期した時
間情報を記録することが望ましい。例えば、基準信号を
27MHzとし、記録トラック上の位置を18ビット、
記録トラック位置を8ビットで表し、計26ビットの時
間情報としてこれをパケットに付加して記録を行う。こ
れにより再生されたパケットデータが、記録トラック上
のどこに位置するかが分かるので、再生信号処理、可変
速再生処理などが容易になる。
【0014】一方、188バイトのディジタル圧縮映像
信号に27MHzの基準クロックで発生した20ビット
の時間情報を付加してデータ転送を行うインターフェー
スが考えられている。このインターフェースを用いてデ
ータが送られてきた場合、あらかじめ入力パケットに時
間情報が付加されているので、この時間情報を含めて記
録手段に記録を行っておけば、再生時にその時間情報を
元にパケットの出力タイミングを調整することができ
る。また、あらかじめ付加されている時間情報を使用す
るので、VTR側で時間情報を発生させる必要もなく、
時間情報に誤差が生じることもない。
【0015】しかし、上記のように異なったインターフ
ェースを持つ機器で記録を行った場合、時間情報の形式
が異なるため、テープ上に記録されるデータの形式も異
なってしまい、テープの互換性が失われる危険性があ
る。
【0016】本発明の目的は、異なったディジタル放送
受信装置を用いて記録した記録媒体に互換性を持たせ、
あるいは異なったディジタル放送受信装置を用いて記録
した記録媒体でも再生を可能にすることにある。
【0017】
【発明を解決するための手段】所定バイト数のパケット
形式で、かつ、前記パケット単位でパケットの伝送され
た時間を示す時間情報が付加されたディジタル信号に、
制御信号を付加してブロック形式とし、記録媒体上に記
録するディジタル信号記録装置において、入力されたデ
ィジタル映像信号に同期した基準信号を発生する基準信
号発生手段と、基準信号を元に時間情報を発生する時間
情報発生手段と、上記時間情報発生手段によって発生し
た時間情報を、入力されたディジタル映像信号にあらか
じめ付加されていた時間情報の代わりに付加する時間情
報付加手段と、該時間情報変換手段により時間情報が変
換されたディジタル映像信号を記憶する記憶手段と、上
記ディジタル信号から上記ブロック形式の記録信号を生
成する記録信号処理手段と、記録媒体に該記録信号を記
録する記録手段とを備える。
【0018】また、所定バイト数のパケット形式で、か
つ、前記パケット単位でパケットの伝送された時間を示
す時間情報が付加されたディジタル信号に、制御信号を
付加してブロック形式とし、記録媒体上に記録するディ
ジタル信号記録装置において、入力されたディジタル映
像信号に同期した基準信号を発生する基準信号発生手段
と、基準信号を元に時間情報を発生する時間情報発生手
段と、上記時間情報発生手段によって発生した時間情報
を、入力されたディジタル映像信号に付加する時間情報
付加手段と、該時間情報変換手段により時間情報が変換
されたディジタル映像信号を記憶する記憶手段と、上記
ディジタル信号から上記ブロック形式の記録信号を生成
する記録信号処理手段と、記録媒体に該記録信号を記録
する記録手段とを備える。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0020】図1は、本発明のディジタル信号記録再生
装置の構成例である。図1は記録再生兼用の装置である
が、もちろん、記録と再生が独立していても同様であ
る。
【0021】図1中、100はディジタル映像信号入力
端子、101は入力回路、102は制御回路、103は
基準信号発生回路、104は時間情報付加回路、105
は記録処理回路、106は切り替え回路、107は時間
情報発生回路、108はサーボ回路、109は回転磁気
ヘッド、110は発振回路、111は出力回路、112
は時間情報変換回路、113は再生処理回路、114は
出力端子、115はキャプスタン、116は磁気テープ
である。
【0022】記録時には、ディジタル放送受信装置で受
信されたディジタル放送のパケット形式の記録データが
入力端子100を通して入力回路101に任意の時間間
隔で入力される。入力端子100より入力されたパケッ
トデータは、入力回路101で所定のタイミングに変更
され、制御回路102・基準信号発生回路103および
時間情報付加回路104に入力される。制御回路102
では、パケットデータに付加されている情報あるいはパ
ケットデータとは別に送られてきた情報によりパケット
データの種類、最大伝送レート等を検出し、検出結果に
よって記録モードを判断し、記録信号処理回路105及
びサーボ回路108の動作モードを設定する。また、基
準信号発生回路103は入力回路101の出力信号に同
期した基準信号を発生する。時間情報付加回路104
は、入力回路101の出力したパケットデータに含まれ
る時間情報を所定のフォーマットに変換して記録処理回
路に出力する。記録信号処理回路105では、制御回路
102で判断された記録モードに応じて、1トラックに
記録するパケット数、記録に使用した時間情報の形式な
どにしたがって、誤り訂正符号、ID情報、サブコード
等の生成を行い、記録信号を生成して回転磁気ヘッド1
09により磁気テープ116に記録する。
【0023】再生時には、まず任意の再生モードで再生
動作を行い、再生信号処理回路113でID情報を検出
する。
【0024】そして、制御回路102でどのモードで記
録されたか、時間情報の形式はどうかなどを判断し、再
生信号処理回路113及びサーボ回路108の動作モー
ドなどを再設定して再生を行う。再生信号処理回路11
3では、回転磁気ヘッド109より再生された再生信号
より、同期信号の検出、誤り検出訂正等を行い、デー
タ、サブコード等を再生し、再生信号に付加されている
時間情報と、時間情報発生回路107の発生する時間情
報を比較し、所定のタイミングでデータを時間情報変換
回路112に出力する。時間情報変換回路112は、入
力された再生信号の時間情報を、出力機器に合わせた時
間情報に変換し、出力回路111にデータを出力する。
出力回路111は、時間情報の変換されたデータを、所
定のタイミングで出力端子114に出力する。
【0025】記録時には、入力端子100より入力され
た記録データに付加されている時間情報を基準として基
準信号発生回路103により記録装置の動作タイミング
を制御し、再生時には、発振回路110により発振され
たクロックを動作基準として動作する。これは制御回路
102が切り替え回路106を制御することによって行
う。
【0026】図2は、1トラックの記録パターンであ
る。3は音声信号等の付加情報記録領域、7はディジタ
ル圧縮信号を記録するデータ記録領域、12は時間情
報、プログラム情報等のサブコードを記録するサブコー
ド記録領域、2、6及び11はそれぞれの記録領域のプ
リアンブル、4、8及び13はそれぞれの記録領域のポ
ストアンブル、5及び9はそれぞれの記録領域の間のギ
ャップ、1及び14はトラック端のマージンである。こ
のように、各記録領域にポストアンブル、プリアンブル
及びギャップを設けておくことにより、それぞれの領域
を独立にアフレコを行うことができる。もちろん、記録
領域3及び7にはディジタル圧縮映像信号、音声信号以
外のディジタル信号を記録してもよい。また、領域7に
ディジタル圧縮映像信号と共にディジタル圧縮音声信号
を記録してもよい。
【0027】図3は各領域のブロック構成である。図2
(a)は、付加情報記録領域3及びデータ記録領域7の
ブロック構成である。20は同期信号、21はID情
報、22はデータ、23は第1の誤り検出訂正のための
パリティ(C1パリティ)である。例えば、同期信号2
0は2バイト、ID情報21は3バイト、データ22は
99バイト、パリティ23は8バイトで構成されてお
り、1ブロックは112バイトで構成されている。図2
(b)は、サブコード記録領域12のブロック構成であ
る。サブコード記録領域のブロックでは、同期信号20
及びID情報21は図2(a)と同一にし、データ22
は19バイト、パリティ23は4バイトで構成されてお
り、1ブロックは図2(a)のブロックの1/4の28
バイトで構成されている。このように、1ブロックのバ
イト数も整数比となるようにし、さらに全ての領域で同
期信号11及びID情報12の構成を同一とすることに
より、記録時のブロックの生成及び記録時の同期信号、
ID情報の検出等の処理を同一の回路で処理することが
できる。
【0028】図4は、ID情報21の構成である。31
はシーケンス番号、32はトラックアドレス、33は1
トラック内のブロックアドレス、35はシーケンス番号
31・トラックアドレス32及びブロックアドレス33
の誤りを検出するためのパリティである。ブロックアド
レス33は、各記録領域でのブロックの識別を行うため
のアドレスである。例えば、データ記録領域7では0〜
335、付加情報記録領域3では0〜13、サブコード
記録領域12では0〜15とする。トラックアドレス3
2は、トラックの識別を行うためのアドレスであり、例
えば、1トラックまたは2トラック単位でアドレスを変
化させ、0〜5または0〜2とすることにより、6トラ
ックを識別することができる。シーケンス番号31は、
例えば、トラックアドレス32で識別する6トラック単
位で変化させ、0〜11とすることにより、72トラッ
クを識別することができる。トラックアドレスは、後述
する第2の誤り訂正符号の周期、シーケンス番号は、後
述する可変速再生用データの記録周期と同期させておけ
ば、記録時の処理及び再生時の識別を容易にすることが
できる。
【0029】図5は、データ記録領域7における1トラ
ックのデータの構成である。なお、同期信号20および
ID情報21は省略している。データ記録領域7は、例
えば、336ブロックで構成されており、最初の306
ブロックにデータ41を、次の30ブロックに第2の誤
り訂正符号(C2パリティ)43を記録する。
【0030】C2パリティ43は、例えば、6トラック
単位で、306ブロック×6トラックのデータを18分
割し、それぞれの102ブロックに10ブロックのC2
パリティを付加する。誤り訂正符号は、例えばリードソ
ロモン符号を用いればよい。
【0031】各ブロック99バイトのデータは、3バイ
トのヘッダ44と96バイトのデータ41により構成さ
れている。図6は、データ記録領域7のヘッダ44の構
成である。ヘッダ44は、フォーマット情報31、付加
情報32及びブロック情報33により構成される。
【0032】図7はフォーマット情報31の構成であ
る。フォーマット情報31は、記録フォーマットに関す
る情報であり、例えば12ブロックの6バイトで1つの
情報を構成している。そして、この情報を複数回多重記
録することにより、再生時の検出能力を向上させてい
る。6ブロックのデータは、例えば、1ブロックのサイ
ズ、付加情報記録領域3の有無、記録するプログラムの
数、回転ヘッドの回転数、誤り訂正符号の方式、記録モ
ード、付加した時間情報の形式、記録するデータの形式
等よりなっている。
【0033】記録するデータの形式は、例えば記録する
パケットのパケット長を規定する。1トラックに記録す
るデータの量をパケット単位で制御し、記録した数を記
録しておくことにより、任意の伝送レートに対応するこ
とができる。なお、制御は1トラックあるいは複数トラ
ック毎に行えばよい。また、パケット長を記録しておく
ことにより、任意の長さのパケットに対応することがで
きる。さらに、記録時に付加した時間情報に関する識別
信号を記録しておくことにより、複数の時間情報の記録
方式に対応でき、再生時に時間情報の変換が必要かどう
かを判断することができる。
【0034】再生時には、フォーマット情報31を検出
して記録モード・時間情報形式等を識別し、再生処理回
路および時間情報変換回路112をそのモードに設定し
て再生を行えばよい。
【0035】また、フォーマット情報31の可変速再生
用データの記録情報を記録しておいてもよい。図8のよ
うに、可変速再生時のヘッドの奇跡に対応した所定の位
置に可変速再生専用のデータ50を記録しておくことに
より、可変速再生時にも良好な再生画像を再生すること
ができる。そこで、このデータが記録されているかどう
か、あるいはどのような種類のデータが記録されている
かを記録しておき、再生時にそれを識別することによ
り、可変速再生への対応を容易にすることができる。
【0036】図9は、付加情報32の構成である。付加
情報32は、たとえば、6ブロックの6バイトで一つの
情報を構成し、最初の1バイトが情報の種類を表すアイ
テムコード、残りの5バイトをデータとすることによ
り、いろいろな種類のデータを記録することができる。
例えば、記録時間等の情報や記録信号の種類等を記録し
ておく。ここにフォーマット情報31に関連して可変速
再生データに関する明細な情報を記録しておいてもよ
い。
【0037】図10は、188バイトのパケット形式で
伝送されたディジタル圧縮映像信号をデータ記録領域4
1に記録する時のブロックの構成例である。この場合に
は、4バイトの時間情報25を付加して192バイトと
し、2ブロックに1パケットを記録する。1パケットの
データを2ブロック、すなわち、C1の1符号系列に対
応させて記録することにより、テープ上のドロップアウ
ト等によるバーストエラーによってブロック単位での訂
正不能が発生した時に、エラーが伝送の単位であるパケ
ットの複数個にまたがることがない。
【0038】図11は、パケット71の長さを140バ
イトとした時のブロックの構成である。この時には、2
個のパケット71を3ブロックに記録する。また、パケ
ットが1個しかない場合には、図12のように、2ブロ
ックに1個のパケットを配置すればよい。すなわち、
1.5ブロックに1パケットを配置し、残りの0.5ブ
ロックはダミーデータとすればよい。
【0039】図13は、図10または図11、図12の
パケットの他の構成例である。パケットは、例えば、3
バイトの時間情報25と、1バイトのパケットに関連し
た制御情報72とを188バイトまたは140バイトの
パケットデータ71により構成される。なお、パケット
データ71の数がこれより少ない場合、例えば130バ
イトの場合には、ダミーデータを付加して記録するか、
あるいは、制御情報の領域を多くしてもよい。
【0040】時間情報25は、パケットの伝送された時
間の情報である。すなわち、パケット(の先頭)が伝送
された時に時間情報発生回路の発生した時間情報をパケ
ットデータと共に記録しておき、再生時にその情報を基
にしてパケット間の間隔を設定することにより、伝送さ
れた時と同一の形でデータを出力することができる。図
14は、ブロック情報33の構成である。ブロック情報
33は、ブロック単位でのデータの識別を行うための情
報である。データ情報74は、このブロックに記録され
ているデータの種類を識別する情報である。例えば、通
常のパケットデータが記録されているブロックでは0、
有効なデータが記録されていないブロックでは1、可変
速再生用データが記録されているブロックでは2とすれ
ばよい。
【0041】ブロック番号75は、パケットデータを2
ブロックあるいは3ブロック単位で記録した時のブロッ
クの順序を識別する情報である。例えば、2ブロック単
位で記録する場合には0〜1、3ブロック単位で記録す
る場合には0〜2とする。さらに、これらの情報により
記録領域の終わりが識別できるようにしておけば、再生
時の処理が容易となる。
【0042】図15は、図11または図12の配置でパ
ケットを記録したときのブロック情報33の記録例であ
る。51は通常のパケットデータを記録したブロック、
52は可変速再生用データを記録したブロック、53は
未使用領域である。このように、可変速再生用データ以
外は前詰で記録することにより、任意の間隔で入力され
たパケットデータを効率よく記録することができる。な
お、間に無効なブロックが生じた場合には、そのブロッ
クのデータ情報74を1としておけばよい。未使用領域
53では、データ情報74を1とすると共に、ブロック
番号75を3としておくことによりデータの終わりが検
出できるようにしている。
【0043】再生時には、ブロック単位でデータ情報7
4を識別し、0以外の場合にはそのブロックをとばして
出力すればよい。これにより、可変速再生用データや無
効データがどこに記録されていても再生時の互換を保つ
ことができる。また、それ以外の特殊データが記録され
ている場合でも、そのブロックに異なるデータ情報を割
り当てておけば問題ない。さらに、データ情報74が1
でかつブロック番号が3であるブロックを識別すること
により、記録領域の終わりを検出できる。これにより、
不要な領域をアクセスする必要がないため、再生時の負
担を軽減することができる。
【0044】図16は、前詰にしない場合、すなわち、
記録するパケットを入力された位置に対応して記録する
場合の例である。この場合には、未使用領域がトラック
全体に分散して生じるため、特にデータの終わりを識別
する必要はない。
【0045】図17は、入力回路101の一実施例を示
すブロック図である。100は外部のディジタル放送受
信装置からディジタル映像信号が入力されるディジタル
映像信号入力端子、1701は入力されたディジタル映
像信号からデータパケットを検出するパケット検出回
路、1702は入力されたディジタル映像信号を一時的
に記憶するバッファメモリ、1703は出力端子であ
る。
【0046】図18は、基準信号発生回路103の一実
施例を示すブロック図である。1801は入力回路10
1からデータが入力される入力端子、1802は入力信
号から時間情報を検出する時間情報検出回路、1803
は時間情報検出回路1802の出力とカウンタ1804
のカウント値を比較する比較回路、1804は電圧制御
発振器1805の出力を数えるカウンタ、1805は電
圧制御発振器(VCO)、1806は出力端子である。
【0047】図19は、時間情報発生回路107の一実
施例として26ビットの時間情報を発生する場合のブロ
ック図である。1901は切り替え回路106で選択さ
れた基準信号が入力される入力端子、1902は入力信
号を計数する18ビットのカウンタ、1903はカウン
タ1902の桁上がりを計数する8ビットのカウンタ、
1904はカウンタ1902とカウンタ1903のカウ
ント値を合わせて26ビットの時間情報として出力する
出力端子、1905はフレーム周波数の基準信号を出力
する出力端子である。
【0048】図20は、入力されたディジタル映像信号
に付加されている時間情報と、時間情報発生回路107
で発生する時間情報との関係例を表したグラフである。
2001は入力されたディジタル映像信号に付加されて
いる時間情報の値を表し、2002は時間情報発生回路
107で発生する時間情報の下位18ビットを表すグラ
フであり、2003は時間情報の上位8ビットの値を表
し、2004は磁気テープ上のトラック番号を表してい
る。入力されたディジタル映像信号に付加されている時
間情報は本実施例では20ビットの連続値としているの
で、該時間情報は0から1048575まで増加し、0
に戻る。一方、時間情報発生回路の発生する時間情報
は、回転磁気ヘッドの回転に同期しており、1トラック
の半分の周期である。該時間情報は18ビットであり、
0から225224まで増加し、0に戻る。このとき、
上位8ビットのカウンタ1903のカウント値は1だけ
増加する。これにより、トラック周期に同期した26ビ
ットの時間情報が発生する。図21は、記録処理回路1
05の構成である。2101は時間情報付加回路で時間
情報の付加されたディジタル映像信号のパケットデータ
が入力される入力端子、2102はデータを記憶してお
く記憶回路、2103は誤り訂正符号を付加する誤り訂
正符号付加回路、2104は記憶回路2102、誤り訂
正符号付加回路2103及び記録回路2106の制御を
行うデータ制御回路、2106は記憶回路2102に記
憶されているデータに所定の変調をかけ、回転磁気ヘッ
ド109で記録可能な信号に変換する記録回路、210
7は記録回路2106で所定の変調が行われた信号が出
力される出力端子である。
【0049】図33は、時間情報付加回路の構成を示し
たブロック図である。3301は、時間情報発生回路1
07で発生した時間情報の入力される時間情報入力端
子、3302は入力回路より入力されたパケットデータ
が入力されるデータ入力端子、3303は時間情報とパ
ケットデータとを切り替える切換回路、3304は切換
回路を制御する制御回路である。
【0050】以下、記録時の具体的な動作について、図
17から図21および図33を用いて説明する。なお、
入力端子100より入出力されるパケットの伝送レート
は、時間情報を生成しているクロックの周波数より高い
レートであるとしている。例えば、時間情報の基準クロ
ックは27MHzであり、入出力は49.152Mbp
sで行われる。また、発振回路110で発振される記録
再生装置の基準クロックと同一の周波数を使用してい
る。後述するように、これにより記録再生の処理を容易
にすることができる。
【0051】記録時は、図25のようなタイミングで入
力端子100にデータ及び同期クロックが入力される。
310は、図13のデータである。
【0052】入力されたデータ及び同期クロックは、パ
ケット検出回路1701に入力され、パケットの先頭の
検出が行われる。パケットの先頭の検出は、パケット間
のブランクを検出し、ブランクの後にデータが来たとき
にパケットの先頭と判断すればよい。また、このパケッ
ト検出回路1701で1パケットのデータ数を検出する
ことにより、パケットの種類の判別及びパケットが正常
に伝送されているかどうかの判別を行うことができる。
すなわち、決められている(装置が対応している)パケ
ット長以外の長さのパケットが検出された場合には、パ
ケットが正常に伝送されていない、または、記録できな
いデータが伝送されたと判断し、この情報を制御回路1
02に送って記録を停止すればよい。
【0053】パケット検出回路1701で検出されたパ
ケット71は、バッファ1702を介して出力端子17
03より制御回路102、基準信号発生回路103およ
び時間情報付加回路104に所定のタイミングで供給さ
れる。
【0054】バッファ1702は、入力データの伝送速
度の変換を行うためのものである。伝送速度が50Mb
ps程度と高速の場合には、そのままの速度で記憶回路
2102に記録しようとすると、非常に高速の記憶回路
を使用する必要がある。一方、前述のように、記録再生
装置の平均最大記録レートは25Mbps程度であるか
ら、記憶回路2102はこの最大記録レートに対応した
レートに設定し、高速のバッファを介して記憶回路21
02に記憶することにより、記憶回路の速度を低くする
ことができる。図20は、バッファ1702の入出力の
タイミングを示したものである。例えば、記憶回路21
02の記憶レートを27Mbps(3.375byte
/sec)とした場合には、バッファの入力と出力の速
度比は約1:2となる。この場合、バッファの容量が7
パケット程度でも、50Mbpsで連続した7パケット
以の入力にも対応可能である。
【0055】入力されたディジタル映像信号には、27
MHzの基準信号でカウントした例えば20ビットの時
間情報があらかじめ付加されている。基準信号発生回路
103内の時間情報検出回路1801は、入力信号のパ
ケットの中から時間情報を検出し、比較回路1803に
入力する。
【0056】一方、基準信号発生回路103内の電圧制
御発振器(VCO)1805は、ほぼ27MHzで発振
している。該電圧制御発振器1805の出力は、入力信
号に付加されているのと同じ20ビットのカウンタ18
04が接続されており、上記電圧制御発振器1805の
発生したクロック数をカウントしている。該カウント結
果が比較回路1803に入力される。
【0057】比較回路1803は、時間情報検出回路1
802の検出結果と、カウンタ1804のカウント値を
比較し、比較結果を電圧制御発振器1805に出力す
る。カウンタ1804のカウント値が、時間情報検出回
路1802の検出結果よりも小さい場合には、基準信号
が遅れているので電圧制御発振器1805の制御電圧を
上昇させ、発振周波数を高くする。逆にカウンタ180
4のカウント値が、時間情報検出回路1802の検出結
果よりも大きい場合には、基準信号が進んでいるので電
圧制御発振器1805の制御電圧を下降させ、発振周波
数を低くする。
【0058】以上のような制御により、基準信号発生回
路103の発生する基準信号の周波数が、入力信号の時
間情報付加に用いられている基準信号の周波数と完全に
一致し、同期をとることができる。
【0059】なお、基準信号発生回路103は、上記の
ような電圧制御発振器を用いた方式のほかに、ディジタ
ル信号処理による同期方式なども考えられるが、本発明
は基準信号発生回路の種類によらず実現可能である。
【0060】記録時には、制御回路102が切り替え器
106をa側に切り替え、基準信号発生回路103で発
生した基準信号が時間情報発生回路107に供給され
る。
【0061】時間情報発生回路107は、該基準信号を
元に所定の時間情報を発生する。記録に用いる時間情報
の発生の例として、記録トラックに同期した26ビット
の時間情報の例をあげる。
【0062】基準信号入力端子1901に入力された基
準信号は、時間情報発生回路107内の下位のカウンタ
1902で例えば225225分周される。該カウンタ
1902は基準信号の立ち上がりごとに1づつ増加し、
225224の後に0に戻る。該カウント値は時間情報
の下位18ビットを示す値となる。さらに該カウンタ1
902が0に戻る際には、同時に上位のカウンタ190
3が1だけ増加する。上位カウンタ1903は、例えば
11まで数えたのち、0に戻る。該上位カウント値が上
位8ビットを示す値となる。この最大計数値は、ディジ
タル映像記録再生装置の記録再生モードによって異な
り、制御回路102によって制御される。該カウント値
と入力されたディジタル映像信号に付加されている時間
情報の関係は図20のようになる。上記の2つのカウン
タのカウント値を合わせて26ビットの時間情報とし、
時間情報付加回路104および再生処理回路113に提
供する。
【0063】また、上位カウンタ1903のカウント値
のうち、下から2ビット目は29.97Hzとなってお
り、映像信号のフレーム周波数に一致している。これを
サーボ回路107の同期信号としてサーボ回路に提供す
る。サーボ回路107は、該同期信号と同期して回転磁
気ヘッド109の回転速度および位相、磁気テープ11
6の回転速度を調整し、磁気テープ116上の所定のト
ラック位置に記録データが書かれるように制御する。回
転磁気ヘッド109が1回転する間に2トラック分のデ
ータが書かれ、カウント値は上位カウンタ1903がち
ょうど4カウントする。
【0064】上記時間情報発生回路内107内のカウン
タ1902の分周比を変化させることによって、任意の
時間情報を発生させることができる。もちろん、時間情
報発生回路107の発生する時間情報のビット数や分周
率、基準周波数は任意の値で構成することができるし、
記録トラックの位置と必ずしも同期しなくてもよい。該
時間情報発生回路は、制御回路102によって分周比を
変化させることのできるような構成にしてもよい。
【0065】また、サーボ回路に入力するフレーム周波
数に同期した基準信号は、時間情報発生回路とは独立し
た回路を設けて発生させることも可能である。
【0066】時間情報付加回路104内の制御回路33
04は、入力されたパケットのタイミングから、入力信
号中の時間情報位置を判別し、切換回路3303を制御
して、時間情報発生回路107から供給される時間情報
に置き換える。時間情報を置き換えた各パケットのデー
タは出力端子3305を通して記録信号処理回路105
の入力端子2101に入力される。
【0067】記録信号処理回路105では、入力端子2
101に入力された上記パケットデータを記憶回路21
02に、記録の1トラックに相当する期間に入力された
パケットを1トラックに対応させて記憶する。また、こ
の時にブロック情報33等を付加する。ダミーデータを
記録する位置には、固定データ、例えば、0データを記
憶するようにしておけばよい。記憶回路2102に記憶
されたデータは、誤り訂正符号付加回路2103で誤り
訂正符号を付加した後に、記録回路2106で同期信号
20等の付加を行い、図2の記録信号を生成し、出力端
子2107より回転磁気ヘッド109に出力して磁気テ
ープ117に記録する。
【0068】パケットに付加して送られてきた制御信号
等は、制御回路102に出力され、パケットの種類の判
別、記録モードの決定等が行われる。
【0069】以上の処理により、記録処理タイミング及
び回転ヘッド109の回転数を時間情報25に同期させ
ることが可能となる。同期させて記録することにより、
再生時には、発振回路110で発生した記録再生装置の
基準クロックにより再生及びパケット出力の制御を行え
ばよい。すなわち、再生時に特別な同期化の処理を行わ
なくても、再生されるパケットの数と出力するパケット
の数が一致する。また、記録される時間情報は記録処理
タイミングおよび回転磁気ヘッドの回転に対応したもの
となる。
【0070】図1に示した記録再生装置では、入力端子
100に接続されるディジタル放送受信装置は一種類の
みとしたが、例えば図37のように、基準信号発生回路
を複数備えることにより2種類以上の異なったディジタ
ル放送受信装置からの入力信号を記録することが可能と
なる。
【0071】図37は、複数の基準信号発生回路を有す
るディジタル信号記録装置のブロック図である。図37
中、103aおよび103bは異なったディジタル入力
信号から基準信号を発生する基準信号発生回路、370
1は切換回路であり、その他の記号は図1と同じであ
る。
【0072】入力回路101の出力は基準信号発生回路
103aおよび103bに入力される。103aは例え
ば基準信号27MHzで作成された20ビットの時間情
報に対応し、この時間情報が入力された場合のみ基準信
号を発生することができる。また、103bは、時間情
報を含まないパケットデータに対応し、そのデータの転
送クロックを元に基準信号を発生することができるもの
である。
【0073】一方、入力端子100に入力されたディジ
タルデータは、入力回路101を通して制御回路102
に入力される。制御回路102は、入力されたディジタ
ルデータ内の制御信号から該ディジタル信号に付加され
ている時間情報の形式を識別する。制御回路102は、
入力されたディジタル信号が103a、103bどちら
の基準信号発生回路に対応した形式であるかを識別し、
この結果を元に切換回路3701を制御する。
【0074】これにより、入力されるディジタル信号の
形式が複数存在しても、正しい基準信号を発生すること
ができ、記録再生を行うことができる。
【0075】該ディジタル信号記録装置では、基準信号
発生回路を複数用意して切換回路により、発生する基準
信号を選択していたが、基準信号発生回路内のカウンタ
の分周率などを外部から設定可能とすることで一つの基
準信号発生回路を共用することもできる。
【0076】図38は、複数の時間情報発生回路を有す
るディジタル信号記録装置のブロック図である。図38
中、107aおよび107bはそれぞれ異なった時間情
報を発生する時間情報発生回路であり、3801は該時
間情報発生回路の出力を選択する選択回路である。
【0077】入力端子100に入力されたディジタル信
号は、入力回路101を通して基準信号発生回路に入力
される。該基準信号発生回路で発生した基準信号は、時
間情報発生回路107aおよび107bに入力される。
時間情報発生回路107aは、例えば磁気テープ上のト
ラック周期に同期した26ビットの時間情報を発生す
る。具体的には図1で説明した時間情報と同じものであ
る。また、時間情報発生回路107bは、トラック周期
とは独立な20ビットの時間情報を発生する。上記2つ
の時間情報発生回路107aおよび107bで発生した
時間情報は、切換回路3801によってどちらか一方が
選択される。選択された時間情報は時間情報付加回路1
04に入力され、パケットデータに付加されて磁気テー
プ上に記録される。
【0078】該ディジタル信号記録装置では、切換回路
によって磁気テープ上に記録される時間情報の形式を選
択することができるので、磁気テープの互換性を高める
ことができる。
【0079】図38に示したディジタル信号記録装置の
例では、時間情報発生回路を複数備え、それぞれの時間
情報発生回路の出力を切換回路によって切り替えて付加
していたが、切換回路を時間情報付加回路に含めること
ももちろん可能である。また、例えば時間情報発生回路
内のカウンタのビット数や分周率などを外部から設定可
能とすれば、一つの時間情報発生回路で兼用することが
できる。
【0080】図39に基準信号発生回路および時間情報
発生回路を制御回路によりそれぞれ設定可能なように構
成したディジタル信号記録装置のブロック図を示す。図
39中、103は外部から制御可能な基準信号発生回路
であり、107は外部から制御可能な時間情報発生回路
であり、他の符号は図1と同じである。
【0081】入力端子100に入力されたディジタル信
号は、入力回路を通して制御回路102に入力される。
制御回路102は、入力されたディジタル信号に含まれ
る制御信号などから、該ディジタル信号に含まれる時間
情報の形式を識別し、そのビット数や周期などの情報を
元に基準信号発生回路に所定のパラメータをセットす
る。基準信号発生回路103は、入力されたディジタル
信号から該パラメータにしたがって基準信号を発生す
る。該基準信号は時間情報発生回路107に入力され
る。
【0082】一方、制御回路102は利用者が希望する
時間情報を付加して磁気テープに記録するために、時間
情報発生回路を制御する。時間情報発生回路107は、
基準信号発生回路103の発生した基準信号を元に、制
御回路によって設定された形式の時間情報を発生し、時
間情報付加回路104に提供する。また、サーボ回路に
所定の基準信号を与える。
【0083】時間情報付加回路104は、入力されたデ
ィジタル信号のパケットデータの所定の位置に、時間情
報発生回路107が発生した時間情報を付加する。時間
情報の付加されたパケットデータは、記録処理回路にて
所定の信号処理がなされた後、磁気記録ヘッドを用いて
磁気テープ上の所定のトラックに記録される。
【0084】なお、上記実施例では入力端子は一つしか
用意されていなかったが、これを複数用意することで、
同時に複数のディジタル放送受信装置に接続することも
できる。この場合、利用者は必要に応じて入力を切り換
えて任意のディジタル放送受信装置で受信した番組を記
録することができる。
【0085】図22は再生処理回路の一実施例を示すブ
ロック図である。2201は回転磁気ヘッドにより再生
された信号が入力される再生信号入力端子、2202は
再生信号の検出を行う再生回路、2203は時間情報が
入力される入力端子、2204は再生回路・誤り訂正回
路および記憶回路を制御するデータ制御回路、2205
は誤り訂正を行う誤り訂正回路、2206はデータを記
憶しておく記憶回路、2207はデータ出力端子であ
る。
【0086】なお、再生処理回路113と記録処理回路
105は構成も似通っており、同時に使用されることは
ないので兼用とし、制御回路102により動作を切り替
えて使用することもできる。
【0087】図23は、上記時間情報変換回路の実施例
を示したブロック図である。2301は基準信号が入力
される基準信号入力端子、2302は再生信号処理回路
113から出力されたパケットデータを入力する入力端
子、2303は上記基準信号を元に時間情報を発生する
時間情報発生回路、2304は該時間情報発生回路によ
り発生した時間情報とパケットデータとを切り換える切
換回路、2305は切換回路を制御する制御回路、23
06はパケットデータを出力する出力端子である。図2
4は出力回路の一実施例を示すブロック図である。24
01は時間情報変換回路112の出力が入力される入力
端子、2402は入力パケットを一時的に記憶するバッ
ファメモリ、2403はバッファメモリからの読み出し
を制御する読み出し制御回路、2404は発振回路、1
15は出力端子である。
【0088】つぎに図22から図24を用いて再生時の
動作を説明する。
【0089】再生時には、まず任意の再生モードで再生
動作を行い、再生信号処理回路113でID情報を検出
する。制御回路102は、該ID情報を元に磁気テープ
上の記録モードは何か、付加されている時間情報の種類
は何かなどを判断し、再生信号処理回路113およびサ
ーボ回路108などの動作モードの再設定を行う。
【0090】制御回路102によって切り替え器106
がbに切り替えられ、発振回路110で発生した信号が
基準信号として時間情報発生回路107に供給される。
時間情報発生回路107は基準信号を分周し、所定のフ
レーム周波数の同期信号を発生し、サーボ回路108に
供給する。また、時間情報発生回路107は設定に従
い、所定の分周比で基準信号の分周を行い、時間情報と
して出力する。例えば下位18ビットとして22522
5周期のカウント値と、上位8ビットのカウント値を出
力する。
【0091】サーボ回路108は、上記同期信号に同期
するように回転磁気ヘッド109の回転速度・位相およ
びキャプスタン115の走行位相を調整し、磁気テープ
116上の所定の記録トラックを回転磁気ヘッド109
が走査するように制御を行う。
【0092】回転磁気ヘッド109により再生された信
号が、再生信号処理回路114の入力端子2201に入
力され、再生回路2202に入力される。再生回路22
02では、同期信号の検出等を行い、再生信号中のデー
タを検出して記憶回路2206に記憶する。その後に、
誤り訂正回路2205で誤り訂正を行う。
【0093】データ制御回路2204は、記憶回路22
06に記憶されている各パケットのデータに含まれる時
間情報と2203を通して時間情報発生回路107から
入力される時間情報とを比較し、一致した時点でそのパ
ケットのデータを出力する。この処理により、記録時の
データパケット入力タイミングと同じタイミングでデー
タが出力される。再生された信号のトラック番号と時間
情報発生回路107の発生した上位8ビットのトラック
位置情報が信号処理の遅れによりずれることがあるの
で、その場合は26ビットの時間情報のうち、トラック
番号にあたる上位7ビットを除いた下位19ビットのみ
を比較して出力タイミングを決定すればよい。また、ト
ラックのずれを補正するようにして比較を行ってもよ
い。以上のような処理により、パケットデータを所定の
タイミングに合わせて出力端子2207から時間情報変
換回路112に出力する。なお、データパケットの出力
タイミングを合わせることは必ずしも必須ではなく、ま
た再生処理回路113で行わずに出力回路111で行う
ことも可能である。
【0094】出力端子2207よりの出力は、再生され
たブロック情報33や誤り訂正時に付加されたフラグ等
を識別し、誤りなく再生され、かつ、有効なパケットの
みを出力し、訂正不能となったパケットなどは出力しな
い。これにより、異常なデータが出力されることを防止
することができる。
【0095】図28は、再生時の記憶回路2206の再
生データの記憶、誤り訂正及びデータ出力のタイミング
である。なお、ここでは、それぞれの処理は6トラック
単位で表している。誤り訂正処理されたデータは、処理
が終了してから1トラック分の時間が経過してから出力
を開始する。これにより、図28のように、隣接して入
力されたパケットが前詰処理により異なるトラックの先
頭に記録された場合にも再生時に記録時と同一の間隔で
出力することができる。さらに、図15のように、未使
用領域が識別できるような情報を記録しておけば、再生
時にその情報を検出した場合には、トラックの全てのデ
ータをチェックすることなしに次のトラックのデータを
出力するようにできるので、処理を容易にすることがで
きる。もちろん、1トラック以上経過してから出力して
もよい。待つ時間が長いほうがいろいろな記録パターン
に対応できるが、記憶回路2206の容量を大きくする
必要がある。
【0096】再生処理回路113から出力されたパケッ
トデータは、入力端子2302に入力される。
【0097】一方、基準信号入力端子2301には発振
回路で発生した基準信号が入力される。時間情報発生回
路2303は、該基準信号を元に時間情報を発生する。
該時間情報発生回路2303は、入力端子に入力される
パケットデータとは独立に時間情報を発生している。ま
た、時間情報の形式は、本発明の再生装置の出力に接続
される機器に対応した形式のものであり、記録媒体から
再生されるパケットデータに付加されているものと同じ
である必要はない。
【0098】制御回路2305は、該パケットデータ中
の時間情報の含まれている位置で切換回路2304を切
り換え、該パケットデータ中の時間情報を、時間情報発
生回路2303の発生した時間情報に置き換える。
【0099】該入力端子に入力されるパケットデータ
は、再生処理回路113によって記録時に入力されたの
と同じタイミングで送られてくるので、そのタイミング
に合わせた時間情報を付加することで記録時の時間情報
を再現することができる。
【0100】出力回路111では、時間情報が変換され
たパケットデータを発振回路2404で発振されたクロ
ックに同期して出力する。入力端子2401より入力さ
れたパケットは、バッファ2402に、例えば27Mb
ps(3.375Mbyte/sec)で記憶される。
発振回路2404で発生したクロックにより、バッファ
2402からパケットを、例えば49.152Mbps
で読み出して図28のタイミング、すなわち、記録デー
タの入力された時のタイミングと同一のタイミングで出
力する。これにより、ディジタル圧縮映像信号の復号装
置や他のディジタル信号記録再生装置等の再生されたパ
ケットを受け取って処理する装置では、記録する前の信
号をそのまま処理する場合と同一の処理で記録再生後の
信号を処理することができる。
【0101】図36は時間情報変換回路の他の一実施例
を示すブロック図である。3601は再生処理回路から
出力されたデータが入力されるデータ入力端子、360
2は入力されたデータから時間情報を検出する時間情報
検出回路、3603は時間情報を記憶する記憶回路、3
604は時間情報検出回路3602で検出された時間情
報から記憶回路3603に記憶されている時間情報を引
き算する引き算回路、3605は時間情報検出回路36
02で検出された時間情報と記憶回路3603に記憶さ
れている時間情報とを比較する比較回路、3606は引
き算回路3604の計算結果に225225を加算する
加算回路、3607は比較回路の比較結果に応じて引き
算回路3604の計算結果と加算回路3606の計算結
果とを切り替える切り替え器、3608は加算回路36
09の計算結果を記憶する記憶回路、3609は切り替
え器3607の出力と記憶回路3608の記憶内容とを
加算する加算回路、3610は入力データを遅延させる
遅延回路、3611は遅延回路3610の出力と記憶回
路3608の出力とを切り替える切り替え器、3612
は切り替え器3611を制御する制御回路、3613は
切り替え器3611の出力を出力する出力端子である。
【0102】再生処理回路113から出力されたパケッ
トデータは、時間情報変換回路112内の入力端子36
01に入力される。時間情報検出回路3602は該パケ
ット内のデータから時間情報を検出する。検出したデー
タは記憶回路3603、引き算回路3604、比較回路
3605に入力される。記憶回路3603は一つ前のパ
ケットの時間情報を記憶している。引き算回路3604
は検出した時間情報から記憶回路3603が記憶してい
る一つ前のパケットの時間情報を引き、その差分を出力
する。磁気テープ117上に記録した時間情報と記録時
に入力されたディジタル映像信号に付加されている時間
情報は同じ周波数の基準信号を元に作られているので、
増加量は同じである。ただし、ディジタル映像信号に付
加されている時間情報は例えば20ビットのカウンタを
用いて作られたものであるのに対し、本実施例では磁気
テープ117に記録されているパケットの時間情報は、
時間情報発生回路107で発生した回転磁気ヘッドの回
転に同期したものであった。そのため該時間情報はフレ
ーム周波数が29.97Hzの放送形式では22522
5でリセットされ不連続となるので、これをディジタル
放送受信装置に対応した所定の時間情報に変換する必要
がある。
【0103】比較回路は、時間情報検出回路3602に
より検出された時間情報と、記憶回路3603に記憶さ
れている一つ前のパケットの時間情報を比較する。時間
情報検出回路3602により検出された時間情報が記憶
回路3603に記憶されている一つ前のパケットの時間
情報よりも小さい場合には、225225周期のカウン
タがリセットされたことが分かるので225225を加
算し、補正を行う。具体的には、比較回路3605の出
力で時間情報検出回路3602により検出された時間情
報が記憶回路3603に記憶されている一つ前のパケッ
トの時間情報よりも小さい場合には、切り替え器360
7を切り替え、上記引き算回路3604の出力に加算器
3607で225225を加えたものを差分として加算
回路3609に与え、それ以外では上記引き算回路36
04の出力をそのまま加算回路3609に与える。
【0104】加算回路3609は記憶回路3608の記
憶内容に切り替え器3606の出力を加算し、時間情報
を計算する。記憶回路は加算器3609の計算結果を新
たに記憶するとともに、切り替え器3611に時間情報
を出力する。記憶回路3608は記録時に入力されたデ
ィジタル映像信号のパケットに付加されていた時間情報
と同等な20ビットのものである。これにより、入力さ
れたディジタル映像信号に付加されていたのと同じ20
ビットの連続した時間情報を発生することができる。な
お、フレーム周波数の異なる放送形式に対応したディジ
タル映像記録再生装置に使用される場合でも、同様な演
算を行うことにより連続した時間情報を再現することが
できる。
【0105】遅延回路3610は入力端子3601に入
力された信号を、時間情報の計算にかかる時間だけ遅延
させる。制御回路3612は、計算された新しい時間情
報と、遅延されたデータパケットとを切り替える切り替
え器3611を制御する。制御回路3612は、遅延さ
れたデータパケットのうち、時間情報が記録されている
データの部分で切り替え回路3611をb側に切り替
え、その他の部分ではa側に切り替える。これにより遅
延されたデータパケットのうち、時間情報が記録されて
いる部分のみが新しく計算された時間情報に置き換わ
る。この時間情報を置き換えたデータパケットは、出力
端子3613を通して出力回路111に出力される。
【0106】以上の記録・再生における時間情報の変換
の様子は図34のようにまとめることができる。
【0107】図34中、3401は入力されたパケット
データにあらかじめ付加された時間情報、3402はパ
ケットデータ、3403は記録のために時間情報付加回
路104で置き換えた時間情報、3404は磁気テープ
上のトラックパターン、3405は再生された時間情
報、3406は出力のために時間情報変換回路112で
置き換えた時間情報である。
【0108】記録時には、入力されたパケットデータに
あらかじめ付加されている時間情報3401は時間情報
付加回路104により記録に適した時間情報3403に
置き換えられる。
【0109】該時間情報3403の付加されたデータパ
ケット3402は、磁気テープに記録され、テープ上の
トラックに3404のごとく配置される。該磁気テープ
上のトラックパターンは必要に応じて再生され、時間情
報3405およびデータパケット3402として、記録
されている時間情報に対応したタイミングで出力され
る。再生された時間情報3405は、時間情報変換回路
によって形式が変換され、3406としてデータパケッ
ト3402とともに出力される。
【0110】なお、上記実施例では、入力されるディジ
タル信号に時間情報があらかじめ付加されているものと
して説明したが、時間情報が含まれていない場合もあ
る。入力されたディジタル映像信号にあらかじめ時間情
報が付加されていない場合には、基準信号発生回路は、
該ディジタル映像信号の伝送クロックやデータの変化点
などを検出して、入力されたディジタル信号から基準と
なる信号を発生すればよい。これはデータ伝送技術にお
いては基本的な技術であり、既知の技術である。
【0111】さらに、パケットデータには時間情報を付
加しないで出力する必要がある場合には、切換回路で時
間情報の部分のデータを取り除いて出力するように構成
すればよい。
【0112】この場合の時間情報の変換の様子は図35
のようになる。
【0113】図35中の各符号は図34と同様のもので
ある。
【0114】入力されたパケットデータ3402には時
間情報が付加されていない。これに、時間情報付加回路
104が時間情報3403を付加し、パケットデータと
ともに磁気テープ上に記録する。磁気テープ上のトラッ
クパターンは3404のようになる。
【0115】再生時には再生されたデータにはパケット
データとともに時間情報3405が付加された形で再生
されるので、この時間情報を元に出力タイミングを決定
すればよい。
【0116】出力時には、時間情報変換回路112によ
って時間情報3405を取り除き、パケットデータのみ
を出力する。これにより時間情報があらかじめ付加され
ていないパケットが入力された場合でも、入力時の時間
間隔でパケットデータを出力することができる。
【0117】図34に示した時間情報があらかじめ付加
されているパケットを記録した場合の磁気テープ上のト
ラックパターンと、図35に示した時間情報が付加され
ていないパケットを記録した場合の磁気テープ上のトラ
ックパターンは同じになるので、双方の磁気テープに互
換性を持たせることができる。
【0118】上記実施例では、ディジタル信号記録装置
に接続されるディジタル放送受信装置は一種類のみであ
ったが、これは複数接続されていてもよい。
【0119】例えば、図29に示したディジタル映像信
号再生装置のように、複数の出力端子を設けることで複
数のディジタル放送受信装置に対応させることができ
る。
【0120】図29中、111aおよび111bは出力
回路、112aおよび112bは時間情報を変換する時
間情報変換回路、114aおよび114bは出力端子、
その他の符号は図1と同等である。
【0121】該ディジタル映像信号再生装置では、ディ
ジタル放送受信装置に応じて出力端子114aおよび1
14bが設けられている。出力端子114aおよび11
4bにはそれぞれ異なったディジタル放送受信装置を接
続される。
【0122】再生時には、時間情報変換回路112aお
よび112bが磁気テープより再生されたデータの時間
情報をそれぞれ異なった時間情報の形式に変換し、出力
回路111aおよび111bを通して出力端子114a
および114bに出力される。一つの磁気テープより出
力されたデータがそれぞれ異なった時間情報を持つデー
タとしてそれぞれの端子から出力されるので、複数のデ
ィジタル放送受信装置で再生処理を行うことができる。
利用者は必要に応じてどちらかのディジタル放送受信装
置を利用してテープ内容を視聴することができる。
【0123】図30は複数の時間情報変換回路を有する
再生装置のブロック図である。
【0124】図30中、102は出力端子114に接続
されているディジタル放送受信装置の種類を判別する制
御回路、112aおよび112bはそれぞれ異なった形
式の時間情報に変換する時間情報変換回路であり、11
7は時間情報変換回路の出力を選択する選択回路、その
他の符号は図1と同様である。
【0125】再生時には制御回路102は出力端子11
4に接続されているディジタル放送受信装置の種類を判
別する。具体的には出力端子114に所定のデータを出
力して通信を行い、制御手段102でその通信に対する
応答を調べていくことによりディジタル放送受信装置の
種類を判別することができる。制御回路は判別したディ
ジタル放送受信装置の種類に応じた形式の時間情報を発
生する時間情報変換回路112aまたは112bを選択
するように切換回路117を設定する。時間情報変換回
路を複数用意すれば、複数のディジタル放送受信装置に
対応することができる。
【0126】図32は、複数の形式の時間情報を発生す
ることのできる時間情報変換回路を用いた再生装置のブ
ロック図である。
【0127】図32中、102は制御回路、112は制
御回路102により時間情報の形式を変更可能な時間情
報変換回路であり、その他の符号は図1と同様である。
【0128】再生時には制御回路102は出力端子11
4に接続されているディジタル放送受信装置の種類を判
別する。該時間情報変換回路の具体的な動作は図30の
再生装置と同様である。制御回路は判別したディジタル
放送受信装置の種類に応じた形式の時間情報を発生する
ように時間情報変換回路112の設定を行う。具体的に
は、基準クロックの周波数、時間情報のビット数、最大
周期などを設定できるようにしておけばよい。これによ
り、複数の時間情報変換回路を設けることなく、様々な
ディジタル放送受信装置に対応することが可能である。
【0129】また、基準信号発生回路103も制御回路
102で制御できるように構成することで、入出力とも
に複数のディジタル放送受信装置に対応させることがで
きる。
【0130】また、出力端子だけでなく、複数の入力端
子を設け各々に基準信号発生回路を設けることで、それ
ぞれ異なった時間情報のフォーマットをもつ信号を入力
し、記録することも可能である。
【0131】図31は、図1のディジタル信号記録再生
装置とディジタル放送受信装置との接続の例である。3
101はディジタル放送受信装置、3102はアンテ
ナ、3103はチューナ、3104は選択回路、310
5は復号回路、3106はインターフェース回路、31
07は受像機、3108は図1のディジタル信号記録装
置である。
【0132】アンテナ3102で受信されたディジタル
放送信号は、チューナ3103で復調された後に、選択
回路3104で必要なディジタル圧縮映像信号を選択す
る。選択されたディジタル圧縮映像信号は、復号回路3
105で通常の映像信号に復号されて受像機3107に
出力される。また、受信信号にスクランブル等の処理が
行われているときは、復号回路3105においてそれを
解除した後に復号処理を行う。
【0133】復号回路3105は、通常の受信時には、
受信した信号より、ディジタル圧縮信号を復調し、この
ディジタル圧縮信号をデコーダにより通常の映像信号お
よび音声信号にデコードしてテレビ等に出力する。この
ディジタル圧縮信号は、通常パケット形式で伝送され
る。パケットの伝送レートは、放送の内容によって変化
する。また、パケットの伝送間隔もエンコード時の処理
に応じて変化する。デコーダでは、このパケット形式の
データの中に含まれている情報及びパケットの送られて
きた間隔よりエンコード時のフレーム周波数を再生して
映像信号のデコードを行う。
【0134】ディジタル信号記録再生装置3108に記
録を行う時には、インターフェース回路3106におい
て、パケット形式のディジタル圧縮信号にパケットの伝
送間隔を示す時間情報を付加し、図16の形式に変換し
て出力する。そして、入力端子100よりディジタル信
号記録装置3108に入力され、記録される。なお、時
間情報が付加されないで伝送された場合には、記録再生
装置3108内の時間情報付加回路104で時間情報を
付加して記録すればよい。
【0135】また、ディジタル信号記録再生装置310
8で再生されたディジタル圧縮映像信号等は、時間情報
を用いて記録時と同一の間隔で出力端子114よりイン
ターフェース回路3106に出力する。インターフェー
ス回路3106では、入力された信号より、通常の受信
時と同様の処理を行って、受像機3107に出力する。
そして、映像信号及び音声信号のデコードを行ってテレ
ビ等に出力する。
【0136】また、実施例では入力と出力を独立した端
子を用いて行っているが、入力と出力を兼用した端子を
用いて行ってもよい。
【0137】以上、磁気テープ上に回転磁気ヘッドを用
いて記録再生を行う磁気記録再生装置に本発明を適用し
た例をあげて説明した。本発明は磁気記録再生装置に限
らず、例えば光磁気ディスクのようなディスク上にディ
ジタル信号を記録し再生する装置に対しても適用でき
る。また、半導体メモリのように駆動部を持たない記録
媒体を用いても適用可能なのはいうまでもなく、いかな
る記録媒体を用いても実現可能である。
【0138】本実施例では、入力されるディジタル映像
信号に付加されている時間情報を20ビットの連続した
時間情報とし、記録する時間情報を回転磁気ヘッドの回
転に同期した不連続な26ビットのものとした。しか
し、これらは任意のビット長および周波数の時間情報で
実現可能であることはいうまでもない。また、時間情報
発生回路や時間情報付加回路を複数用意して、必要に応
じて切り替えることにより、複数の時間情報の記録に対
応したディジタル信号記録再生装置を構成することがで
きる。この場合、磁気テープ上の付加情報領域などに、
付加した時間情報に関する識別信号を記録しておき、再
生時に該識別信号に応じて時間情報発生回路を制御する
ことで、複数の時間情報付加形式に対応することができ
る。
【0139】
【発明の効果】本発明にかかるディジタル信号記録装置
は、時間情報発生手段によって発生した時間情報を入力
されたディジタル映像信号にあらかじめ付加されていた
時間情報の代わりに付加する時間情報付加手段を備えて
おり、入力されるディジタル映像信号に付加されている
時間情報形式に関らず共通の時間情報に変換して記録で
きるので、記録媒体に記録されるディジタル映像信号の
記録フォーマットを共通にすることができる。これによ
り記録媒体上の記録フォーマットの互換性を高めること
ができる。
【0140】また、本発明にかかるディジタル信号再生
装置は、記録媒体から再生されたディジタル映像信号に
付加されている時間情報を所定の時間情報に変換する時
間情報変換手段とを備えているので、再生信号を接続さ
れるディジタル放送受信装置に対応した時間情報に変換
して出力することにより任意のディジタル放送受信装置
に接続して再生することができる。
【0141】また、記録媒体の時間情報形式かかわらず
所定の時間情報のフォーマットに変換して出力できるの
で、複数の時間情報形式のフォーマットで記録された記
録媒体を一つのディジタル放送受信装置で再生すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル信号記録再生装置の構成図である。
【図2】1トラックの記録パターン図である。
【図3】各領域のブロック構成図である。
【図4】ID情報21の構成図である。
【図5】データ記録領域7における1トラックのデータ
の構成図である。
【図6】データ記録領域7のヘッダ44の構成図であ
る。
【図7】フォーマット情報31の構成図である。
【図8】可変速再生用データの記録例を示す図である。
【図9】付加情報32の構成の構成図である。
【図10】188バイトのパケット形式で伝送されたデ
ィジタル圧縮映像信号をデータ記録領域41に記録する
時のブロックの構成図である。
【図11】パケット71の長さを140バイトとした時
のブロックの構成図である。
【図12】パケット71の長さを140バイトとした時
のブロックの他の構成図である。
【図13】図10、図11または図12のパケットの他
の構成図である。
【図14】ブロック情報33の構成図である。
【図15】ブロック情報33の記録例を示す図である。
【図16】ブロック情報33の他の記録例を示す図であ
る。
【図17】入力回路101の構成図である。
【図18】基準信号発生回路103の構成図である。
【図19】時間情報発生回路107の構成図である。
【図20】入力ディジタル映像信号に付加されている時
間情報と時間情報発生回路107の発生する時間情報の
関係を示す図である。
【図21】記録信号処理回路301の構成図である。
【図22】再生信号処理回路113の構成図である。
【図23】時間情報変換回路112の構成図である。
【図24】出力回路111の構成図である。
【図25】入出力信号のタイミング図である。
【図26】バッファ309の入出力のタイミング図であ
る。
【図27】再生時の記憶回路2106の再生データの記
憶、誤り訂正及びデータ出力のタイミング図である。
【図28】記録再生タイミングの一例を示す図である。
【図29】ディジタル信号再生装置の構成図である。
【図30】ディジタル信号再生装置の他の構成図であ
る。
【図31】図1のディジタル信号記録再生装置とディジ
タル放送受信装置との接続図である。
【図32】ディジタル信号再生装置の他の構成図であ
る。
【図33】時間情報付加回路104の構成図である。
【図34】時間情報を置き換えて記録し、再生時に時間
情報を復元する場合の時間情報の関係を示す図である。
【図35】時間情報を付加して記録し、再生時に時間情
報を除去する場合の時間情報の関係を示す図である。
【図36】時間情報変換回路112の他の構成図であ
る。
【図37】複数の基準信号発生回路を設けたディジタル
信号記録装置の構成図である。
【図38】複数の時間情報発生回路を設けたディジタル
信号記録装置の構成図である。
【図39】制御可能な基準信号発生回路および時間情報
発生回路を設けたディジタル信号記録装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
7…データ記録領域、20…同期信号、21…ID情
報、22…データ、23…C1パリティ、25…時間情
報、31…フォーマット情報、32…付加情報、33…
ブロック情報、41…映像信号データ、43…C2パリ
ティ、44…ヘッダ、50…可変速データ、51…通常
のパケットデータ、52…可変速再生用データを記録し
たブロック、53…未使用領域、71…パケット、72
…制御情報、74…データ情報、75…ブロック情報、
100…入力端子、101…入力回路、102…制御回
路、103…基準信号発生回路、104…時間情報付加
回路、105…記録処理回路、106…切り替え回路、
107…時間情報発生回路、108…サーボ回路、10
9…回転磁気ヘッド、110…発振回路、111…出力
回路、112…時間情報変換回路、113…再生処理回
路、1701…パケット検出回路、1702…バッフ
ァ、1802…時間情報検出回路、1803…比較回
路、1804…カウンタ、1805…電圧制御発振器、
1902…カウンタ、1903…カウンタ、2102…
記憶回路、2103…誤り訂正符号付加回路、2104
…データ制御回路、2106…記録回路、2202…再
生回路、2204…データ制御回路、2205…誤り訂
正回路、2206…記憶回路、2303…時間情報発生
回路、2304…切換回路、2305…制御回路、24
02…バッファ、2403…読み出し制御回路、240
4…発振回路、3102…アンテナ、3103…チュー
ナ、3104…選択回路、3105…復号回路、310
6…インターフェース回路、3107…受像機、310
8…ディジタル信号記録再生装置、3303…切換回
路、3304…制御回路、3401…入力信号に付加さ
れていた時間情報、3402…パケットデータ、340
3…変換された時間情報、3404…トラックパター
ン、3406…再生された時間情報、3407…復元さ
れた時間情報、3602…時間情報検出回路、3604
…引き算回路、3605…比較回路、3606…切り替
え回路、3607…加算回路、3608…記憶回路、3
609…加算回路、3610…遅延回路、3611…切
り替え回路、3612…制御回路、3602…バッフ
ァ、3603…読み出し制御回路、3605…発振回
路。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定バイト数のパケット形式で、かつ、前
    記パケット単位でパケットの伝送された時間を示す時間
    情報が付加されたディジタル信号に、制御信号を付加し
    てブロック形式とし、記録媒体上に記録するディジタル
    信号記録装置において、 入力されたディジタル信号に同期した基準信号を発生す
    る基準信号発生手段と、 基準信号を元に時間情報を発生する時間情報発生手段
    と、 該時間情報発生手段によって発生した時間情報を、入力
    されたディジタル信号にあらかじめ付加されていた時間
    情報の代わりに付加する時間情報付加手段と、 上記ディジタル信号から上記ブロック形式の記録信号を
    生成する記録信号処理手段と、 記録媒体に該記録信号を記録する記録手段とを備えるこ
    とを特徴とするディジタル信号記録装置。
  2. 【請求項2】所定バイト数のパケット形式で、かつ、前
    記パケット単位でパケットの伝送された時間を示す時間
    情報が付加されたディジタル信号に、制御信号を付加し
    てブロック形式とし、記録媒体上に記録するディジタル
    信号記録装置において、 入力されたディジタル信号に同期した基準信号を発生す
    る基準信号発生手段と、 基準信号を元に時間情報を発生する時間情報発生手段
    と、 該時間情報発生手段によって発生した時間情報を、入力
    されたディジタル信号に付加する時間情報付加手段と、 上記ディジタル信号から上記ブロック形式の記録信号を
    生成する記録信号処理手段と、 記録媒体に該記録信号を記録する記録手段とを備えるこ
    とを特徴とするディジタル信号記録装置。
  3. 【請求項3】複数の該基準信号発生手段と、 該基準信号発生手段から一つを選択する選択手段とを備
    えることを特徴とした請求項1または請求項2に記載の
    ディジタル信号記録装置。
  4. 【請求項4】該基準信号発生手段は制御手段により制御
    可能であることを特徴とした請求項1または請求項2に
    記載のディジタル信号記録装置。
  5. 【請求項5】複数の該時間情報発生手段と、 該時間情報発生手段から一つを選択する選択手段とを備
    えることを特徴とした請求項1または請求項2に記載の
    ディジタル信号記録装置。
  6. 【請求項6】該時間情報発生手段は制御手段により制御
    可能であることを特徴とした請求項1または請求項2に
    記載のディジタル信号記録装置。
  7. 【請求項7】該ディジタル信号に誤り訂正符号を付加す
    る誤り訂正符号付加手段を備えることを特徴とした請求
    項1または請求項2に記載のディジタル信号記録装置。
  8. 【請求項8】該基準信号発生手段は、 入力されたディジタル信号に付加されている時間情報を
    検出する時間情報検出手段と、 該時間情報の生成に使用されるカウンタと同じ分周比を
    持つカウンタと、 上記時間情報検出手段により検出された時間情報と上記
    カウンタのカウント値とを比較する比較手段と、 該比較手段の比較結果により発振周波数の制御される発
    振手段からなることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載のディジタル信号記録装置。
  9. 【請求項9】所定バイト数のパケット形式で、かつ、前
    記パケット単位でパケットの伝送された時間を示す時間
    情報が付加されたディジタル信号に、制御信号を付加し
    てブロック形式として記録した記録媒体から信号を再生
    する再生装置において、 再生装置の動作の基準となるクロックを発生する発振手
    段と、 記録媒体から信号を再生する再生手段と、 記録媒体から再生された信号のパケットに付加されてい
    る時間情報を所定の時間情報に変換する時間情報変換手
    段とを備えることを特徴とするディジタル信号再生装
    置。
  10. 【請求項10】所定バイト数のパケット形式で、かつ、
    前記パケット単位でパケットの伝送された時間を示す時
    間情報が付加されたディジタル信号に、制御信号を付加
    してブロック形式として記録した記録媒体から信号を再
    生する再生装置において、 再生装置の動作の基準となるクロックを生成する発振手
    段と、 記録媒体から信号を再生する再生手段と、 記録媒体から再生された信号のパケットに付加されてい
    る時間情報を取り除く時間情報変換手段とを備えること
    を特徴とするディジタル信号再生装置。
  11. 【請求項11】該記録媒体から再生されるディジタル信
    号は誤り訂正符号を含み、 該誤り訂正符号を用いてディジタル信号の誤り訂正を行
    う誤り訂正手段を備えることを特徴とした請求項9また
    は請求項10に記載のディジタル信号再生装置。
  12. 【請求項12】該発振手段で発生したクロックを元に時
    間情報を発生する時間情報発生手段と、 該時間情報発生手段の発生した時間情報と、記録媒体か
    ら再生された各パケットの時間情報を比較する手段を備
    え、 記録媒体から再生されたパケットの時間情報と、時間情
    報発生手段の発生した時間情報が一致したときに上記パ
    ケットのデータを出力するようにしたことを特徴とする
    請求項9または請求項10に記載のディジタル信号再生
    装置。
  13. 【請求項13】該時間情報変換手段は、制御手段により
    制御可能であり、 データを出力する出力端子に接続されている機器を検出
    する検出手段を備え、 該検出手段によって検出した機器に応じて上記時間情報
    変換手段を制御し、時間情報の形式を変化させることを
    特徴とした請求項9または10に記載のディジタル信号
    再生装置。
  14. 【請求項14】複数の該時間情報変換手段と、 該時間情報変換手段から一つを選択する選択手段と、 データを出力する出力端子に接続されている機器を検出
    する検出手段を備え、 該検出手段によって検出した機器に応じて選択手段を制
    御し、各時間情報変換手段の出力から一つを選択して出
    力することを特徴とした請求項9または10に記載のデ
    ィジタル信号再生装置。
  15. 【請求項15】複数の該時間情報変換手段と、 データを出力する複数の出力端子を備え、 記録媒体から再生されたパケットのデータの時間情報の
    形式を各該時間情報変換手段により変換し、 それぞれの出力端子に出力することを特徴とした請求項
    9または10に記載のディジタル信号再生装置。
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KR100819622B1 (ko) * 2000-04-24 2008-04-04 소니 가부시끼 가이샤 정보 단말 장치 및 정보 단말 수신 방법, 디지털 방송 수신 장치 및 방법과 출력시간 계산 장치 및 방법

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