JPH0991871A - ディジタル信号記録装置及び再生装置 - Google Patents

ディジタル信号記録装置及び再生装置

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JPH0991871A
JPH0991871A JP24574895A JP24574895A JPH0991871A JP H0991871 A JPH0991871 A JP H0991871A JP 24574895 A JP24574895 A JP 24574895A JP 24574895 A JP24574895 A JP 24574895A JP H0991871 A JPH0991871 A JP H0991871A
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JP
Japan
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digital signal
recording
circuit
input
packet
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JP24574895A
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English (en)
Inventor
Hiroo Okamoto
宏夫 岡本
Kazuhiko Yoshizawa
和彦 吉澤
Hiroaki Tachibana
橘  浩昭
Yuji Hatanaka
裕治 畑中
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、パケット形式で、かつ、パケ
ット間の間隔が変動する場合にも対応可能なディジタル
信号記録装置及び再生装置を提供することにある。 【解決手段】上記目的は、所定バイト数のパケット形式
のディジタル信号を入力された速度で記憶または読出を
行うする第1の記憶回路と、入力された速度より遅い速
度で記憶または読出を行う第2の記憶回路を設けること
により達成できる。高速で伝送され、かつ、パケット間
の間隔が変動する場合にも対応することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル映像信
号を記録再生するディジタル映像信号記録再生装置に関
し、特にディジタル圧縮映像信号を記録再生する記録装
置及び再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッドを用いて磁気テープ上にディ
ジタル圧縮映像信号を記録するディジタル信号記録装置
が、特開平5−174496号に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パケッ
ト形式で、かつ、パケット間の間隔が変動する信号への
対応については考慮されていない。
【0004】本発明の目的は、パケット形式で、かつ、
パケット間の間隔が変動する場合にも対応可能なディジ
タル信号記録装置及び再生装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、所定バイト
数のパケット形式のディジタル信号を入力された速度で
記憶する第1の記憶回路に記憶した後に第1の記憶回路
に記憶されているディジタル信号を入力された速度より
遅い速度で第2の記憶回路に記憶し、誤り訂正符号の付
加等の処理を行って記録し、再生時には、第2の記憶回
路で誤り訂正等の処理を行った後に第1の記憶回路に記
憶し、入力された時と同一のタイミングで第1の記憶回
路より前記ディジタル信号を読み出して出力することに
より達成できる。
【0006】記録時には入力された速度で記憶し、再生
時には入力された時と同一のタイミングで読み出して出
力する第1の記憶回路と、誤り訂正符号の付加あるいは
誤り訂正等の処理を行う第2の記憶回路を用いることに
より、高速で伝送され、かつ、パケット間の間隔が変動
する場合にも対応することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0008】図1は、本発明のディジタル信号記録再生
装置の構成である。図1は記録再生兼用の装置である
が、もちろん、記録と再生が独立していても同様であ
る。100は回転ヘッド、101はキャプスタン、10
2は記録時の記録信号の生成及び再生時の再生信号の復
調を行う記録再生信号処理回路、104は記録再生モー
ド等の制御を行う、例えば、マイクロプロセッサのよう
な制御回路、105は回転ヘッド100の回転等の基準
となるタイミング信号を生成するタイミング生成回路、
106は回転ヘッド及びテープの送り速度を制御するサ
ーボ回路、107は記録信号の入力または再生信号の出
力を行う入出力回路、109は記録時のタイミングを制
御するタイミング制御回路、110は基準クロックを生
成する発振回路、111はテープ、112はアナログ映
像信号の記録再生回路である。
【0009】記録時には、入出力端子108からパケッ
ト形式の記録データが任意の時間間隔で入力される。入
出力端子108より入力されたパケットデータの一部
は、入出力回路107を介して制御回路104に入力さ
れる。制御回路104では、パケットデータに付加され
ている情報あるいはパケットデータとは別に送られてき
た情報によりパケットデータの種類、最大伝送レート等
を検出し、検出結果によって記録モードを判断し、記録
再生信号処理回路102及びサーボ回路106の動作モ
ードを設定する。入出力回路107では、記録するパケ
ットデータを検出し、記録再生信号処理回路102に出
力する。記録再生信号処理回路102では、制御回路1
04で判断された記録モードに応じて、1トラックに記
録するパケット数を判断し、誤り訂正符号、ID情報、
サブコード等の生成を行い、記録信号を生成して回転ヘ
ッド100によりテープ111に記録する。
【0010】再生時には、まず任意の再生モードで再生
動作を行い、記録再生信号処理回路102でID情報を
検出する。そして、制御回路104でどのモードで記録
されたかを判断し、記録再生信号処理回路104及びサ
ーボ回路106の動作モードを再設定して再生を行う。
記録再生信号処理回路104では、回転ヘッド100よ
り再生された再生信号より、同期信号の検出、誤り検出
訂正等を行い、データ、サブコード等を再生して入出力
回路107に出力する。入出力回路107では、タイミ
ング生成回路105で生成されたタイミングを基準とし
て再生データを入出力端子108より出力する。
【0011】記録時には、入出力端子108より入力さ
れた記録データのレートを基準としてタイミング制御回
路109により記録再生装置の動作タイミングを制御
し、再生時には、発振回路110により発振されたクロ
ックを動作基準として動作する。
【0012】また、アナログ映像信号の記録再生を行う
場合には、記録時には入力端子113より入力されたア
ナログ映像信号をアナログ記録再生回路112で所定の
処理を行って回転ヘッド100によりテープ111に記
録し、再生時には回転ヘッド111によって再生された
映像信号をアナログ記録再生回路112で所定の処理を
行った後に出力端子114より出力する。この場合に
は、図示していないが、アナログ映像信号のフレーム周
期を基準としてサーボ回路106を制御する。なお、ア
ナログ記録用のヘッドはディジタル記録用のヘッドと兼
用としてもよいし、独立に設けてもよい。
【0013】図2は、1トラックの記録パターンであ
る。3は音声信号等の付加情報記録領域、7はディジタ
ル圧縮映像信号を記録するデータ記録領域、12は時間
情報、プログラム情報等のサブコードを記録するサブコ
ード記録領域、2、6及び11はそれぞれの記録領域の
プリアンブル、4、8及び13はそれぞれの記録領域の
ポストアンブル、5及び9はそれぞれの記録領域の間の
ギャップ、1及び14はトラック端のマージンである。
このように、各記録領域にポストアンブル、プリアンブ
ル及びギャップを設けておくことにより、それぞれの領
域を独立にアフレコを行うことができる。もちろん、記
録領域3及び7にはディジタル圧縮映像信号、音声信号
以外のディジタル信号を記録してもよい。また、領域7
にディジタル圧縮映像信号と共にディジタル圧縮音声信
号を記録してもよい。
【0014】図3は各領域のブロック構成である。図2
(a)は、付加情報記録領域3及びデータ記録領域7の
ブロック構成である。20は同期信号、21はID情
報、22はデータ、23は第1の誤り検出訂正のための
パリティ(C1パリティ)である。例えば、同期信号2
0は2バイト、ID情報21は3バイト、データ22は
99バイト、パリティ23は8バイトで構成されてお
り、1ブロックは112バイトで構成されている。図2
(b)は、サブコード記録領域12のブロック構成であ
る。サブコード記録領域のブロックでは、同期信号20
及びID情報21は図2(a)と同一にし、データ22
は19バイト、パリティ23は4バイトで構成されてお
り、1ブロックは図2(a)のブロックの1/4の28
バイトで構成されている。このように、1ブロックのバ
イト数も整数比となるようにし、さらに全ての領域で同
期信号11及びID情報12の構成を同一とすることに
より、記録時のブロックの生成及び記録時の同期信号、
ID情報の検出等の処理を同一の回路で処理することが
できる。
【0015】図4は、ID情報21の構成である。31
はシーケンス番号、32はトラックアドレス、33は1
トラック内のブロックアドレス、35はシーケンス番号
31、トラックアドレス32及びブロックアドレス33
の誤りを検出するためのパリティである。ブロックアド
レス33は、各記録領域でのブロックの識別を行うため
のアドレスである。例えば、データ記録領域7では0〜
335、付加情報記録領域3では0〜13、サブコード
記録領域12では0〜15とする。トラックアドレス3
2は、トラックの識別を行うためのアドレスであり、例
えば、1トラックまたは2トラック単位でアドレスを変
化させ、0〜5または0〜2とすることにより、6トラ
ックを識別することができる。シーケンス番号31は、
例えば、トラックアドレス32で識別する6トラック単
位で変化させ、0〜11とすることにより、72トラッ
クを識別することができる。トラックアドレスは、後述
する第2の誤り訂正符号の周期、シーケンス番号は、後
述する可変速再生用データの記録周期と同期させておけ
ば、記録時の処理及び再生時の識別を容易にすることが
できる。
【0016】図5は、データ記録領域7における1トラ
ックのデータの構成である。なお、同期信号20および
ID情報21は省略している。データ記録領域7は、例
えば、336ブロックで構成されており、最初の306
ブロックにデータ41を、次の30ブロックに第2の誤
り訂正符号(C2パリティ)43を記録する。
【0017】C2パリティ43は、例えば、6トラック
単位で、306ブロック×6トラックのデータを18分
割し、それぞれの102ブロックに10ブロックのC2
パリティを付加する。誤り訂正符号は、例えばリードソ
ロモン符号を用いればよい。
【0018】各ブロック99バイトのデータは、3バイ
トのヘッダ44と96バイトのデータ41により構成さ
れている。図6は、データ記録領域7のヘッダ44の構
成である。ヘッダ44は、フォーマット情報31、付加
情報32及びブロック情報33により構成される。
【0019】図7はフォーマット情報31の構成であ
る。フォーマット情報31は、記録フォーマットに関す
る情報であり、例えば12ブロックの6バイトで1つの
情報を構成している。そして、この情報を複数回多重記
録することにより、再生時の検出能力を向上させてい
る。6ブロックのデータは、例えば、1ブロックのサイ
ズ、付加情報記録領域3の有無、記録するプログラムの
数、回転ヘッドの回転数、誤り訂正符号の方式、記録モ
ード、記録するデータの形式等よりなっている。
【0020】記録モードは、例えば、最大記録容量を規
定している。本実施例では、4ヘッドの回転ヘッドを用
い、回転数1800rpmで2チャンネル記録を行った
場合、約25Mbpsのデータを記録可能である。ここ
で、2回に1回の割合で記録を行えば、記録容量は約1
2.5Mbpsとなる。また、4回に1回の割合で記録
を行えば、記録容量は約6.25Mbpsとなる。この
場合、テープの送り速度を1/2または1/4にすれ
ば、テープ上のトラックパターンはほぼ同一となる。同
様にして、最大記録容量を25Mbpsの1/nにする
ことが可能である。記録時には、記録データの伝送レー
トを識別し、最適な記録モードを設定して記録する。そ
して、どのモードで記録したかをフォーマット情報31
に記録しておく。例えば、25Mbpsの時には”
1”、12.5Mbpsの時には”2”、6.25Mb
psの時には”3”等とする。
【0021】記録するデータの形式は、例えば、記録す
るパケットのパケット長を規定する。1トラックに記録
するデータの量をパケット単位で制御し、記録した数を
記録しておくことにより、任意の伝送レートに対応する
ことができる。なお、制御は、1トラックあるいは複数
トラック毎に行えばよい。また、パケット長を記録して
おくことにより、任意の長さのパケットに対応すること
ができる。
【0022】再生時には、フォーマット情報31を検出
して記録モード等を識別し、再生処理回路をそのモード
に設定して再生を行えばよい。
【0023】また、フォーマット情報31の可変速再生
用データの記録情報を記録しておいてもよい。図8のよ
うに、可変速再生時のヘッドの奇跡に対応した所定の位
置に可変速再生専用のデータ50を記録しておくことに
より、可変速再生時にも良好な再生画像を再生すること
ができる。そこで、このデータが記録されているかどう
か、あるいはどのような種類のデータが記録されている
かを記録しておき、再生時にそれを識別することによ
り、可変速再生への対応を容易にすることができる。
【0024】図9は、付加情報32の構成である。付加
情報32は、たとえば、6ブロックの6バイトで一つの
情報を構成し、最初の1バイトが情報の種類を表すアイ
テムコード、残りの5バイトをデータとすることによ
り、いろいろな種類のデータを記録することができる。
例えば、記録時間等の情報や記録信号の種類等を記録し
ておく。ここにフォーマット情報31に関連して可変速
再生データに関する明細な情報を記録しておいてもよ
い。
【0025】図10は、188バイトのパケット形式で
伝送されたディジタル圧縮映像信号をデータ記録領域4
1に記録する時のブロックの構成例である。この場合に
は、4バイトの時間情報25を付加して192バイトと
し、2ブロックに1パケットを記録する。1パケットの
データを2ブロック、すなわち、C1の1符号系列に対
応させて記録することにより、テープ上のドロップアウ
ト等によるバーストエラーによってブロック単位での訂
正不能が発生した時に、エラーが伝送の単位であるパケ
ットの複数個にまたがることがない。
【0026】図11は、パケット71の長さを140バ
イトとした時のブロックの構成である。この時には、2
個のパケット71を3ブロックに記録する。また、パケ
ットが1個しかない場合には、図12のように、2ブロ
ックに1個のパケットを配置すればよい。すなわち、
1.5ブロックに1パケットを配置し、残りの0.5ブ
ロックはダミーデータとすればよい。
【0027】図13は、図10または図11、図12の
パケットの他の構成例である。パケットは、例えば、3
バイトの時間情報25と、1バイトのパケットに関連し
た制御情報72とを188バイトまたは140バイトの
パケットデータ71により構成される。なお、パケット
データ71の数がこれより少ない場合、例えば130バ
イトの場合には、ダミーデータを付加して記録するか、
あるいは、制御情報の領域を多くしてもよい。
【0028】時間情報25は、パケットの伝送された時
間の情報である。すなわち、パケット(の先頭)が伝送
された時の時間またはパケット間の間隔を基準クロック
でカウントし、そのカウント値をパケットデータと共に
記録しておき、再生時にその情報を基にしてパケット間
の間隔を設定することにより、伝送された時と同一の形
でデータを出力することができる。
【0029】このように、1パケットのバイト数と1ブ
ロックの記録領域のバイト数の比が簡単な整数比n:m
で表されるようにし、m個のパケットをnブロックに記
録するようにすれば、パケット長が1ブロックの記録領
域と異なる場合にも効率よく記録することができる。さ
らに、パケットの数がm個単位になっていない場合、例
えば、m’(m’<m)個の場合には、このm’個のパ
ケットをm’×n/mブロックに配置して記録するよう
にすれば、効率よく記録することができるn及びmは、
それぞれ1パケットのバイト数及び1ブロックの記録領
域のバイト数より小さい値であり、10以下程度の整数
で表すことができれば処理を容易にすることができる。
なお、1パケットの長さが1ブロックの記録領域より長
い(n>m)場合も同様にして記録することができる。
さらに、異なる長さのパケットでも時間情報等の情報は
同一形式にしておけば、記録再生処理が容易となる。パ
ケットの長さが異なる場合の識別は、フォーマット情報
31で行えばよい。
【0030】図14は、ブロック情報33の構成であ
る。ブロック情報33は、ブロック単位でのデータの識
別を行うための情報である。データ情報74は、このブ
ロックに記録されているデータの種類を識別する情報で
ある。例えば、通常のパケットデータが記録されている
ブロックでは0、有効なデータが記録されていないブロ
ックでは1、可変速再生用データが記録されているブロ
ックでは2とすればよい。
【0031】ブロック番号75は、パケットデータを2
ブロックあるいは3ブロック単位で記録した時のブロッ
クの順序を識別する情報である。例えば、2ブロック単
位で記録する場合には0〜1、3ブロック単位で記録す
る場合には0〜2とする。さらに、これらの情報により
記録領域の終わりが識別できるようにしておけば、再生
時の処理が容易となる。
【0032】図15は、図11または図12の配置でパ
ケットを記録したときのブロック情報33の記録例であ
る。51は通常のパケットデータを記録したブロック、
52は可変速再生用データを記録したブロック、53は
未使用領域である。このように、可変速再生用データ以
外は前詰で記録することにより、任意の間隔で入力され
たパケットデータを効率よく記録することができる。な
お、間に無効なブロックが生じた場合には、そのブロッ
クのデータ情報74を1としておけばよい。未使用領域
53では、データ情報74を1とすると共に、ブロック
番号75を3としておくことによりデータの終わりが検
出できるようにしている。
【0033】再生時には、ブロック単位でデータ情報7
4を識別し、0以外の場合にはそのブロックをとばして
出力すればよい。これにより、可変速再生用データや無
効データがどこに記録されていても再生時の互換を保つ
ことができる。また、それ以外の特殊データが記録され
ている場合でも、そのブロックに異なるデータ情報を割
り当てておけば問題ない。さらに、データ情報74が1
でかつブロック番号が3であるブロックを識別すること
により、記録領域の終わりを検出できる。これにより、
不要な領域をアクセスする必要がないため、再生時の負
担を軽減することができる。
【0034】図16は、前詰にしない場合、すなわち、
記録するパケットを入力された位置に対応して記録する
場合の例である。この場合には、未使用領域がトラック
全体に分散して生じるため、特にデータの終わりを識別
する必要はない。
【0035】図17は、記録再生信号処理回路102の
構成である。400はデータを記憶しておく記憶回路、
401は誤り訂正符号の付加及び再生時の誤り訂正を行
う誤り訂正回路、402は記録信号の生成及び再生信号
の検出を行う記録再生回路、403は記憶回路400、
誤り訂正回路401及び記録再生回路402の制御を行
うデータ制御回路である。
【0036】図18は、入出力回路107の構成であ
る。300はパケット検出回路、301は時間情報確認
回路、302は出力制御回路、303、309はバッフ
ァ、304は時間制御回路である。
【0037】以下、記録再生時の具体的な動作につい
て、図17及び図18を用いて説明する。なお、入出力
端子108Aより入出力されるパケットの伝送レート
は、時間情報を生成しているクロックの周波数より高い
レートであるとしている。例えば、時間情報の基準クロ
ックは27MHzであり、入出力は49.152bps
で行われる。また、発振回路110で発信される記録再
生装置の基準クロックと同一の周波数を使用している。
後述するように、これにより記録再生の処理を容易にす
ることができる。
【0038】記録時は、図19のようなタイミングで入
出力端子108A及び108Bよりデータ及び同期クロ
ックが入力される。310は、図13のデータである。
【0039】入力されたデータ及び同期クロックは、パ
ケット検出回路300に入力され、入力端子307より
入力されるタイミング生成回路105から出力されたク
ロックによりパケットの先頭の検出が行われる。パケッ
トの先頭の検出は、パケット間のブランクを検出し、ブ
ランクの後にデータが来たときにパケットの先頭と判断
すればよい。また、このパケット検出回路300で1パ
ケットのデータ数を検出することにより、パケットの種
類の判別及びパケットが正常に伝送されているかどうか
の判別を行うことができる。すなわち、決められている
(装置が対応している)パケット長以外の長さのパケッ
トが検出された場合には、パケットが正常に伝送されて
いない、または、記録できないデータが伝送されたと判
断し、この情報を制御回路104に送って記録を停止す
ればよい。
【0040】パケット検出回路300で検出されたパケ
ット71は、バッファ309を介して出力端子305A
より記録再生信号処理回路102の入出力端子405に
出力される。バッファ309は、入力データの伝送速度
の変換を行うためのものである。伝送速度が50Mbp
s程度と高速の場合には、そのままの速度で記憶回路4
00に記録しようとすると、非常に高速の記憶回路を使
用する必要がある。一方、前述のように、記録再生装置
の平均最大記録レートは25Mbps程度であるから、
記憶回路400はこの最大記録レートに対応したレート
に設定し、高速のバッファを介して記憶回路400に記
憶することにより、記憶回路の速度を低くすることがで
きる。図20は、バッファ309の入出力のタイミング
を示したものである。例えば、記憶回路400の記憶レ
ートを27Mbps(3.375byte/sec)と
した場合には、バッファの入力と出力の速度比は約2:
1となる。
【0041】バッファの容量は、記録する信号の状態に
よって決まる。連続して入力されるパケットの数が最大
n個の場合、バッファの入力と出力の速度比は約m:1
であれば、1+(n−1)(1−1/m)個以上のパケ
ットが入る程度の容量があればよい。例えば、連続して
入力されるパケットの数が最大4個パケットの場合、バ
ッファの入力と出力の速度比は約1:2であれば、3パ
ケット以上の容量があればよい。もちろん、平均の入力
レートは記録再生装置の最大記録レート以下である必要
がある。なお、バッファ309から記憶回路400への
出力が均一のレートで行えない場合、たとえば、出力を
行えないような期間があるような場合には、それも考慮
してバッファの容量を多くしておく必要がある。また、
連続して入力される時もパケットの間隔(最少パケット
間隔)がある程度あいている時は、上記バッファの入力
と出力の速度比をそれに合わせて変更すればよい。例え
ば、最少パケット間隔がaパケットの場合には、速度比
をm/(1+a):1とすればよい。
【0042】記録再生信号処理回路102では、入出力
端子405より入力されたパケットデータを記憶回路4
00に、記録の1トラックに相当する期間に入力された
パケットを1トラックに対応させて記憶する。また、こ
の時にブロック情報33等を付加する。ダミーデータを
記録する位置には、固定データ、例えば、0データを記
憶するようにしておけばよい。記憶回路400に記憶さ
れたデータは、誤り訂正回路401で誤り訂正符号を付
加した後に、記録再生回路402で同期信号20等の付
加を行い、図2の記録信号を生成し、入出力端子407
より回転ヘッド100に出力して磁気テープ111に記
録する。
【0043】パケットに付加して送られてきた制御信号
等は、出力端子306Aより制御回路104に出力さ
れ、パケットの種類の判別、記録モードの決定等が行わ
れる。また、各パケットに付加されている時間情報25
は、時間情報確認回路301に出力される。
【0044】時間情報確認回路301では、時間情報2
5と入力端子307より入力されたクロックにより計数
したパケット間の間隔を比較する。両者にずれがある場
合には、出力端子308より出力する制御信号により、
そのずれを補正するようにタイミング制御回路109で
記録処理タイミング及び回転ヘッド100の回転数を制
御する。
【0045】図21は、時間情報確認回路301の構成
である。310は時間情報25と同一の周期、例えば、
20ビットのカウンタ、312は1トラックあるいは回
転ヘッド100の1回転(2トラック)の周期のカウン
タである。カウンタ310及び312は、入力端子31
6より入力される発振回路110で発信される記録再生
装置の基準クロックによりカウントする。314は減算
回路、313はカウンタ312の出力をデコードして記
録処理タイミング及び回転ヘッド100の回転数の基準
となる1トラックあるいは回転ヘッド100の1回転
(2トラック)の周期信号を生成するデコーダである。
デコーダ313で生成された基準信号は、出力端子31
7よりタイミング制御回路109に出力される。記録の
開始時には、入力端子315より入力された時間情報2
5の値がカウンタ310にロードされる。そして、記録
中は、パケットが入力される毎に減算回路314で時間
情報25とカウンタ310の値の差分が計算され、レジ
スタ318に記憶される。カウンタ310及び312
は、一定周期、例えば、1トラックあるいは回転ヘッド
100の1回転(2トラック)の周期でレジスタ318
に記憶されている差分値によりカウント値を補正する。
例えば、時間情報25の値がカウンタ310の値より2
だけ大きい場合には、カウンタ310及び312のカウ
ント値が2進むように補正する。補正の方法は、カウン
タにカウント値に補正値を加えた値をロードしてもよい
し、カウンタのクロックを制御してもよい。
【0046】これにより、記録処理タイミング及び回転
ヘッド100の回転数を時間情報25に同期させること
が可能となる。同期させて記録することにより、再生時
には、発振回路110で発信される記録再生装置の基準
クロックにより再生及びパケット出力の制御を行えばよ
い。すなわち、再生時に特別な同期化の処理を行わなく
ても、再生されるパケットの数と出力するパケットの数
が一致する。
【0047】再生時は、記録再生信号処理回路102の
入力出力端子407より入力された再生信号が記録再生
回路402に入力される。記録再生回路402では、同
期信号の検出等を行い、再生信号中のデータを検出して
記憶回路400に記憶する。その後に、誤り訂正回路4
01で誤り訂正を行い、入出力端子405より入出力回
路107に出力する。
【0048】入出力端子405よりの出力は、再生され
たブロック情報33や誤り訂正時に付加されたフラグ等
を識別し、誤りなく再生され、かつ、有効なパケットの
みを出力し、訂正不能となったパケットなどは出力しな
い。これにより、異常なデータが出力されることを防止
することができる。
【0049】図22は、再生時の記憶回路400の再生
データの記憶、誤り訂正及びデータ出力のタイミングで
ある。なお、ここでは、それぞれの処理は6トラック単
位で表している。誤り訂正処理されたデータは、処理が
終了してから1トラック分の時間が経過してから出力を
開始する。これにより、図23のように、隣接して入力
されたパケットが前詰処理により異なるトラックの先頭
に記録された場合にも再生時に記録時と同一の間隔で出
力することができる。さらに、図15のように、未使用
領域が識別できるような情報を記録しておけば、再生時
にその情報を検出した場合には、トラックの全てのデー
タをチェックすることなしに次のトラックのデータを出
力するようにできるので、処理を容易にすることができ
る。もちろん、1トラック以上経過してから出力しても
よい。待つ時間が長いほうがいろいろな記録パターンに
対応できるが、記憶回路400の容量を大きくする必要
がある。
【0050】入出力回路107では、入力端子306B
より入力される制御回路104からの制御信号により出
力制御回路302を出力モードに制御し、再生されたパ
ケットデータを発振回路110で発信された基準クロッ
クに同期して出力する。入力端子305Bより入力され
たパケットは、バッファ303に、例えば27Mbps
(3.375byte/sec)で記憶される。時間情
報25及び入力端子307より入力されたクロックによ
り、バッファ303からパケットを、例えば49.15
2bpsで読み出して図19のタイミング、すなわち、
記録データの入力された時のタイミングと同一のタイミ
ングで出力する。これにより、ディジタル圧縮映像信号
の復号装置や他のディジタル信号記録再生装置等の再生
されたパケットを受け取って処理する装置では、記録す
る前の信号をそのまま処理する場合と同一の処理で記録
再生後の信号を処理することができる。
【0051】図24は、時間制御回路304の構成であ
る。320は時間情報25と同一の周期、例えば、20
ビットのカウンタである。カウンタ320は、入力端子
325Aより入力される発振回路110で発信される記
録再生装置の基準クロックによりカウントする。321
は比較回路、322はバッファ303からの読み出しを
制御する読み出し制御回路、323は発振回路324で
発振された、例えば49.152MHzのクロックによ
りバッファ303からの読み出しを行う読み出し回路で
ある。読み出し制御回路322では、再生開始時には、
バッファ303に最初にパケットデータが入力されてか
ら一定時間経過してからそのパケットデータをバッファ
303から読み出して出力端子108Aより出力すると
同時に、そのパケットデータに付加されている時間情報
25を入力端子326Aより入力してその値をカウンタ
320にロードする。そして、最初の出力が終了した時
点でバッファ303に記憶されている次のパケットデー
タの時間情報25を入力端子326Aより入力し、比較
回路321でカウンタ320の値と比較し、その値が一
致した時点でパケットデータをバッファ303から読み
出して出力端子108Aより出力する。以下同様にして
パケットデータを出力することにより、記録データの入
力された時のタイミングと同一のタイミングで出力する
ことができる。出力端子327は、出力するデータに同
期した同期クロックの出力端子である。
【0052】再生開始時に出力を待つ時間は、データが
連続して記録再生信号処理回路102より出力された時
にバッファ303がフルになる時間程度にすればよい。
例えば、バッファの容量が3パケットであれば、3パケ
ット分のデータが出力される時間だけ待ってから出力を
開始する。また、記録再生信号処理回路102がデータ
を出力しようとした時にバッファ303がフルの時に
は、入出力端子325Bよりその情報を記録再生信号処
理回路102に出力し、バッファ303からデータが出
力されるまで記録再生信号処理回路102からの出力を
待たせるようにする。これにより、図20のように50
Mbpsで連続して入力されたデータについても再生時
に元のタイミングに戻して出力することが可能である。
なお、バッファ303の容量は、バッファ309と同一
にしておけばよい。もちろん、1個のバッファで兼用す
ることも可能である。
【0053】時間情報25は、例えば、20ビットの情
報とし、27MHzでカウントするようにした場合に
は、周期は約39msecとなる。一方、回転ヘッドの
回転数を1800rpmとした場合には、1トラックを
記録するのに相当する時間は約17msecである。こ
の場合、時間情報25の周期は約2.3トラックであ
る。このように、時間情報25の周期を2トラック以上
にしておけば、再生されたパケットデータの時間情報が
正しいかどうかを識別可能である。すなわち、再生され
た時間情報25とカウンタ320の値の差が1トラック
以内であれば、正常に再生されていると判断して一致す
るまで出力を待ち、1トラック以上であれば、何等かの
理由で正しく再生されていないと判断できる。正しく再
生されていないと判断された場合には、時間情報25と
カウンタ320の値の一致を待たないですぐに出力する
か、新たに時間情報25をカウンタ320にロードすれ
ばよい。
【0054】図19は、図1のディジタル信号記録再生
装置とディジタル放送受信機との接続の例である。20
0は図1のディジタル信号記録装置、201はディジタ
ル放送受信機、202はアンテナ、206は受像機であ
る。また、203はチューナ、204は選択回路、20
5は復号回路、206はインターフェース回路である。
アンテナ202で受信されたディジタル放送信号は、チ
ューナ203で復調された後に、選択回路204で必要
なディジタル圧縮映像信号を選択する。選択されたディ
ジタル圧縮映像信号は、復号回路205で通常の映像信
号に復号されて受像機206に出力される。また、受信
信号にスクランブル等の処理が行われているときは、復
号回路205においてそれを解除した後に復号処理を行
う。
【0055】ディジタル放送受信機201は、通常の受
信時には、受信した信号より、いわゆるMPEG信号の
ようなディジタル圧縮信号を復調し、このディジタル圧
縮信号をデコーダにより通常の映像信号および音声信号
にデコードしてテレビ等に出力する。このディジタル圧
縮信号は、通常パケット形式で伝送される。パケットの
伝送レートは、放送の内容によって変化する。また、パ
ケットの伝送間隔もエンコード時の処理に応じて変化す
る。デコーダでは、このパケット形式のデータの中に含
まれている情報及びパケットの送られてきた間隔よりエ
ンコード時のフレーム周波数を再生して映像信号のデコ
ードを行う。
【0056】ディジタル放送受信機201からの記録時
には、インターフェース回路206において、パケット
形式のディジタル圧縮信号にパケットの伝送間隔を示す
時間情報を付加し、図16の形式に変換して出力する。
そして、入出力端子108よりディジタル信号記録装置
200に入力され、記録される。なお、時間情報が付加
されないで伝送された場合には、記録再生装置108で
時間情報を付加して記録すればよい。
【0057】また、ディジタル信号記録再生装置200
で再生されたディジタル圧縮映像信号等は、時間情報を
用いて記録時と同一の間隔で入出力端子108よりイン
ターフェース回路206に出力する。インターフェース
回路206では、入力された信号より、通常の受信時と
同様の処理を行って、受像機206に出力する。そし
て、映像信号及び音声信号のデコードを行ってテレビ等
に出力する。
【0058】なお、図10の入出力回路については、デ
ィジタル放送受信機201等の他の装置の入出力回路に
ついても同様に適用することができる。
【0059】また、実施例では入力と出力を兼用の端子
を用いて行っているが、入力と出力を独立した端子を用
いて行ってもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、記録時には入力された
速度で記憶し、再生時には入力された時と同一のタイミ
ングで読み出して出力する第1の記憶回路と、誤り訂正
符号の付加あるいは誤り訂正等の処理を行う第2の記憶
回路を用いることにより、入力1トラックに記録するデ
ータ量を所定バイト数のパケット単位で制御し、m個の
パケットをn個のブロックに配置して記録することによ
り、高速で伝送され、かつ、パケット間の間隔が変動す
る場合にも対応することができる。さらに、再生時に
は、記録時と同一のタイミングで記録データを出力する
ので、MPEG信号のようなディジタル圧縮信号の記録
再生にも対応可能である。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル信号記録再生装置の構成図である。
【図2】1トラックの記録パターン図である。
【図3】各領域のブロック構成図である。
【図4】ID情報21の構成図である。
【図5】データ記録領域7における1トラックのデータ
の構成図である。
【図6】データ記録領域7のヘッダ44の構成図であ
る。
【図7】フォーマット情報31の構成図である。
【図8】可変速再生用データの記録例を示す図である。
【図9】付加情報32の構成の構成図である。
【図10】188バイトのパケット形式で伝送されたデ
ィジタル圧縮映像信号をデータ記録領域41に記録する
時のブロックの構成図である。
【図11】パケット71の長さを140バイトとした時
のブロックの構成図である。
【図12】パケット71の長さを140バイトとした時
のブロックの他の構成図である。
【図13】図10、図11または図12のパケットの他
の構成図である。
【図14】ブロック情報33の構成図である。
【図15】ブロック情報33の記録例を示す図である。
【図16】ブロック情報33の他の記録例を示す図であ
る。
【図17】記録再生信号処理回路102の構成図であ
る。
【図18】入出力回路107の構成図である。
【図19】入出力信号のタイミング図である。
【図20】バッファ309の入出力のタイミング図であ
る。
【図21】時間情報確認回路301の構成図である。
【図22】再生時の記憶回路400の再生データの記
憶、誤り訂正及びデータ出力のタイミング図である。
【図23】記録再生タイミングの一例を示す図である。
【図24】時間制御回路304の構成図である。
【図25】図1のディジタル信号記録再生装置とディジ
タル放送受信機との接続図である。
【符号の説明】
7…データ記録領域、20…同期信号、21…ID情
報、22…データ、23…C1パリティ、25…時間情
報、31…フォーマット情報、32…付加情報、33…
ブロック情報、41…映像信号データ、43…C2パリ
ティ、44…ヘッダ、50…可変速データ、51…、通
常のパケットデータ52…可変速再生用データを記録し
たブロック、53…未使用領域、71…パケット、72
…制御情報、74…データ情報、75…ブロック情報、
100…回転ヘッド、101…キャプスタン、102…
記録再生信号処理回路、104…制御回路、105…タ
イミング生成回路、106…サーボ回路、107…入出
力回路、109…タイミング制御回路、110…発振回
路、112…アナログ信号記録再生回路、300…パケ
ット検出回路、301…時間情報確認回路、302…出
力制御回路、303…バッファ、304…時間制御回
路、309…バッファ、310…カウンタ、312…カ
ウンタ、313…デコーダ、314…減算回路、318
…レジスタ、320…カウンタ、321…比較回路、3
22…読出制御回路、323…読出回路、324…発振
回路、400…記憶回路、401…誤り訂正回路、40
2…記録再生回路、403…データ制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橘 浩昭 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会社 日立製作所パーソナルメディア機器事業部 内 (72)発明者 畑中 裕治 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会社 日立製作所パーソナルメディア機器事業部 内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定バイト数のパケット形式で入力された
    ディジタル信号に同期信号、制御信号及び誤り検出訂正
    符号を付加してブロック形式とし、所定数個の前記ブロ
    ックにより1トラックのディジタル信号記録領域を形成
    して磁気記録媒体上に記録するディジタル信号記録装置
    において、前記ディジタル信号を入力された速度で記憶
    する第1の記憶回路と、前記第1の記憶回路に記憶され
    ている前記ディジタル信号を入力された速度より遅い速
    度で記憶する第2の記憶回路と、前記第2の記憶回路に
    記憶されている前記ディジタル信号に前記誤り訂正符号
    を付加する誤り訂正符号付加回路と、前記誤り訂正符号
    の付加されたディジタル信号より前記ブロック形式の記
    録信号を生成する記録処理回路と、前記記録信号処理回
    路で生成された記録信号を前記磁気記録媒体上に記録す
    る回転ヘッドよりなることを特徴とするディジタル信号
    記録装置。
  2. 【請求項2】前記第1の記憶回路の容量は、連続して入
    力される前記パケットの数が最大n個の場合、連続して
    入力される時の前記ディジタル信号の入力速度と前記第
    1の記憶回路の読出速度の比をm:1とすると、1+
    (n−1)/mパケット以上とすることを特徴とする請
    求項1記載のディジタル信号記録装置。
  3. 【請求項3】前記第2の記憶回路では、前記記録媒体上
    に1トラックを記録するのに相当する時間に入力された
    前記ディジタル信号を1トラックに配置して記録するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のディジタル信号
    記録装置。
  4. 【請求項4】前記第2の記憶回路では、前記記録媒体上
    に1トラックを記録するのに相当する時間に入力された
    前記ディジタル信号を1トラック上の入力された時間に
    対応した位置に配置して記録することを特徴とする請求
    項3記載のディジタル信号記録装置。
  5. 【請求項5】前記第2の記憶回路では、前記記録媒体上
    に1トラックを記録するのに相当する時間に入力された
    前記ディジタル信号を1トラック上に先頭より順次配置
    して記録することを特徴とする請求項3記載のディジタ
    ル信号記録装置。
  6. 【請求項6】前記パケット形式のディジタル信号には、
    入力した時の時間を示す時間情報が付加されて記録され
    ることを特徴とする請求項1記載のディジタル信号記録
    装置。
  7. 【請求項7】前記時間情報は、少なくとも前記記録媒体
    上に2トラックを記録するのに相当する時間を識別でき
    る情報であることを特徴とする請求項6記載のディジタ
    ル信号記録装置。
  8. 【請求項8】前記パケット形式のディジタル信号は、正
    常に伝送されてきたと判断された信号のみが記録される
    ことを特徴とする請求項1記載のディジタル信号記録装
    置。
  9. 【請求項9】前記パケット形式のディジタル信号は、パ
    ケットの種類または長さを検出することにより正常に伝
    送されてきたかどうかを判断することを特徴とする請求
    項8記載のディジタル信号記録装置。
  10. 【請求項10】所定バイト数のパケット形式で入力され
    たディジタル信号に同期信号、制御信号及び誤り検出訂
    正符号を付加してブロック形式とし、所定数個の前記ブ
    ロックにより1トラックのディジタル信号記録領域を形
    成して磁気記録媒体上に記録された信号を再生するディ
    ジタル信号再生装置において、前記磁気記録媒体上より
    信号を再生する回転ヘッドと、再生された信号より前記
    ブロック形式のディジタル信号を検出する再生信号処理
    回路と、前記再生信号処理回路で検出されたディジタル
    信号を記憶する第2の記憶回路と、前記第2の記憶回路
    に記憶されている前記ディジタル信号の誤りを前記誤り
    訂正符号用いて訂正する誤り訂正回路と、前記誤り訂正
    回路で訂正されたディジタル信号を記憶する第1の記憶
    回路と、入力された時と同一のタイミングで前記第1の
    記憶回路より前記ディジタル信号を読み出して出力する
    出力制御回路よりなることを特徴とするディジタル信号
    再生装置。
  11. 【請求項11】前記パケット形式のディジタル信号は、
    入力した時の時間を示す、一定周期の時間情報が付加さ
    れて記録されており、前記出力制御回路は、前記時間情
    報と同一の周期のカウンタを備え、前記カウンタの値と
    再生された時間情報が一致した時に前記ディジタル信号
    を出力することを特徴とする請求項10記載のディジタ
    ル信号再生装置。
  12. 【請求項12】前記カウンタには、最初に再生された時
    間情報の値がロードされることを特徴とする請求項11
    記載のディジタル信号再生装置。
  13. 【請求項13】前記出力制御回路は、最初のディジタル
    信号が前記第1の記憶回路に記憶されてから一定時間経
    過してから前記ディジタル信号の出力を開始することを
    特徴とする請求項10〜12記載のディジタル信号再生
    装置。
  14. 【請求項14】前記第2の記憶回路は、前記誤り訂正回
    路での訂正処理が終了してから一定時間経過してから前
    記第1の記憶回路への記憶を行うことを特徴とする請求
    項10記載のディジタル信号再生装置。
  15. 【請求項15】前記第2の記憶回路は、前記誤り訂正回
    路での訂正処理が終了してから、少なくとも前記記録媒
    体上から1トラックを再生録するのに相当する時間経過
    してから前記第1の記憶回路への記憶を行うことを特徴
    とする請求項14記載のディジタル信号再生装置。
  16. 【請求項16】前記第2の記憶回路は、前記第1の記憶
    回路に前記ディジタル信号を記憶するだけの容量が空い
    ていない時には、容量が空くまで記憶を行わないことを
    特徴とする請求項10記載のディジタル信号再生装置。
JP24574895A 1995-09-25 1995-09-25 ディジタル信号記録装置及び再生装置 Pending JPH0991871A (ja)

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