JPH1022836A - ビット丸め装置 - Google Patents

ビット丸め装置

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JPH1022836A
JPH1022836A JP19145196A JP19145196A JPH1022836A JP H1022836 A JPH1022836 A JP H1022836A JP 19145196 A JP19145196 A JP 19145196A JP 19145196 A JP19145196 A JP 19145196A JP H1022836 A JPH1022836 A JP H1022836A
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JP
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pseudo
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Application number
JP19145196A
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English (en)
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Mitsugi Kobayashi
貢 小林
Yoshinori Suzuki
義則 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間的または空間的相関性を利用したデータ
圧縮処理の圧縮効率を劣化させることなく、データ圧縮
処理の前に、入力データのビット系列に依存しない入力
データのビット丸めを行うことができるようにする。 【解決手段】 ビット丸め処理部15は、擬乱数発生部
14によって発生される擬乱数に基づいて、入力データ
のビット系列に依存しない入力データのビット丸めを行
い、ビット丸め処理部15の出力データに対して、圧縮
部16によって、時間的または空間的相関性を利用した
データ圧縮処理が行われる。擬乱数発生部14は、タイ
ミング発生部19,20からの初期化パルスによって、
各フレームの先頭データがビット丸め処理部15に入力
されるタイミングで初期化される。従って、擬乱数の系
列は、全てのフレームで常に同じになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時間的または空間
的相関性を利用したデータ圧縮処理の前に、データのビ
ット丸めを行うビット丸め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディジタルデータの処理を行う
システムの入力ビット幅に対して、処理の対象となるデ
ータのビット幅が大きい場合、なんらかの方法でビット
丸めが行われる。ビット丸めの方法としては、次の2つ
の方法がある。第1の方法は、入力ビット系列に依存し
たビット丸め(切り捨て、切り上げ、四捨五入等)であ
り、第2の方法は、入力ビット系列に依存しないビット
丸め(白色雑音法、ディザ法等)である。一般に、第2
の方法の方が視覚上または聴覚上良好な結果を示すこと
が多い。
【0003】一方、近年の情報圧縮技術の進歩により、
MPEG(Moving Picture ExpertsGroup)規格等に代
表される時間的または空間的相関性を積極的に利用した
情報圧縮方法が幅広く用いられるようになってきた。時
間的相関性を利用した圧縮方法にはフレーム間予測符号
化等、空間的相関性を利用した圧縮方法にはDCT(離
散コサイン変換)等があり、MPEG規格では両者を併
用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な相関性を利用した圧縮処理を行う前に入力データのビ
ット丸めを行う場合において、上述の第2の方法である
ビット系列に依存しないビット丸めを使用する場合に
は、次のような問題点があった。すなわち、入力データ
が静止画像データの場合、ビット系列に依存しないビッ
ト丸め、例えば白色雑音法によるビット丸めを行うと、
丸めの結果として静止画像ではなくなってしまい、後段
の圧縮処理において効果的な圧縮を行うことができなく
なるという問題点である。
【0005】以下、この問題点について図面を参照して
詳しく説明する。図6は、入力データに対して圧縮処理
を含む処理を行う従来のシステムの一例を示したもので
ある。このシステムは、入力アナログ信号をアナログ−
ディジタル(以下、A/Dと記す。)変換するA/D変
換器201と、このA/D変換器201の出力データに
対してダウンサンプリング等のフィルタ処理を行うフィ
ルタ処理部202と、このフィルタ処理部202の出力
データに対してビット丸め処理を行うビット丸め処理部
203と、このビット丸め処理部203の出力データに
対して時間的または空間的相関性を利用した圧縮符号化
を行う圧縮部204とを備えている。
【0006】図6において、フィルタ処理部202の出
力データYのビット幅をyとしたとき、圧縮部204に
対する入力データのビット幅が、yよりも小さいxの場
合には、ビット丸め処理部203において、何らかの方
法でビット丸めが行われる。前述のように、ビット丸め
の方法には2つの方法があるが、第2の方法である入力
ビット系列に依存しないビット丸めの方が視覚上または
聴覚上良好な結果を示すことが多い。特に、入力ビット
系列が量子化ステップに対して緩やかに変化している場
合等には、例えば四捨五入等のビット丸めを行うと出力
データが階段状に変化してしまうのに対して、白色雑音
法を用いたビット丸めを行うと、各サンプル点では不規
則なビット系列になるが、例えば画面全体を評価の対象
とした場合には、出力データの階段状の変化が緩和さ
れ、視覚上の効果が大きい。
【0007】このように白色雑音法等の入力ビット系列
に依存しないビット丸めによれば、視覚上の改善が見ら
れるが、そのビット丸めの結果のデータが、時間的また
は空間的相関性を利用した圧縮符号化を行う圧縮部20
4に入力される場合には問題が生じる。具体的には、例
えばA/D変換部201に静止画像データが入力された
場合、ビット丸め処理部203で例えば白色雑音法によ
りビット丸めを行うと、フレーム毎に白色雑音の発生系
列が異なるために、ビット丸めにより静止画像が動画像
に変わってしまうという問題である。その結果、圧縮部
204における圧縮の際に、時間的または空間的相関性
を充分に利用することができなくなり、効果的な圧縮を
行うことができなくなってしまう。
【0008】ここで、一例として、図6に示したシステ
ムにおいて、入力信号が625ライン,50フィールド
の映像信号である場合を例にとり、静止画像データに対
して、入力ビット系列に依存しないビット丸めを行うと
静止画像ではなくなってしまうことを具体的に示す。
【0009】まず、以下の3つのことを仮定する。第1
の仮定は、図6におけるビット丸め処理部203におけ
るビット丸め方法として白色雑音法を用いることであ
る。この方法では、一般に白色雑音として擬乱数を用
い、擬乱数としては高次のM系列を用いることが多い。
ここでは、12次のM系列(原始多項式x11+x10+x
7+x5 +1)を用いることとする。12次のM系列に
よる擬乱数は、図7に示すようなM系列発生器によって
発生させることができる。このM系列発生器は、システ
ムクロックに従って動作する12ビットのシフトレジス
タ205と、このシフトレジスタ205の所定のビット
の出力データを用いた演算によりシフトレジスタ205
に対する入力データを生成するフィードバックゲート2
06とを備えている。シフトレジスタ205の各ビット
毎の出力データを、入力側より順にA0〜A11とする
と、フィードバックゲート206は、A5^A7^A1
0^A11(ただし、“^”は排他的論理和を表す。)
を演算し、その結果をシフトレジスタ205に入力する
ようになっている。このM系列発生器では、シフトレジ
スタ205の12ビットの出力が12次のM系列による
擬乱数となる。12次のM系列の発生周期は、212−1
=4095である。また、このM系列の場合、初期値は
12’hFFF(ただし、“12’h”は、12ビット
のデータを16進数で表していることを示す。)であ
り、以下、FFC,FF8,FF0,FE0,FC0,
F81,F03,E06,C0C,818,031,…
と続き、000を除く001からFFFまでの4095
通りの出力が、1周期中でそれぞれ1回ずつ出現する。
【0010】第2の仮定は、ビット丸めの方法として、
以下のような方法を用いることである。まず、図6に示
したシステムにおいて、入力アナログ信号をA/D変換
器201によってA/D変換し、フィルタ処理部202
によってディジタルフィルタ処理を行い、結果として2
0ビットの出力データYが得られるものとする。ビット
丸め処理部203では、出力データYの下位12ビット
を丸め、8ビットの出力データXを出力するものとす
る。つまり、フィルタ処理部202の出力データYのビ
ット幅y=20、圧縮部204に対する入力データのビ
ット幅x=8の場合である。
【0011】図8は、ビット丸め処理部203の動作す
なわちビット丸めの方法を示す流れ図である。この動作
では、まず、図7に示したM系列発生器によって12次
のM系列による擬乱数Aを発生する(ステップS21
1)。次に、入力データYの下位(y−x)ビット(=
12ビット)が12ビットの擬乱数A以上か否かを判断
する(ステップS212)。データYの下位(y−x)
ビットが擬乱数A以上の場合(ステップS212;Y)
は、データYの上位xビット(=8ビット)に対して+
1の演算を行い(ステップS213)、演算後のデータ
Yの上位xビットをビット丸めの結果の出力データXと
して出力し(ステップS214)、動作を終了する。一
方、データYの下位(y−x)ビットが擬乱数Aよりも
小さい場合(ステップS212;N)は、データYの上
位xビットをそのままビット丸めの結果の出力データX
として出力し(ステップS214)、動作を終了する。
なお、図8に示した動作は、1つのデータについて示し
たものであり、時系列的に入力される各データに対して
同様の動作が繰り返し実行される。
【0012】第3の仮定は圧縮部204において時間的
または空間的相関性を利用した圧縮を行う際の相関性を
利用するデータの単位をフレーム単位とすることであ
る。
【0013】以上の3つの仮定の下で、625ライン,
50フィールドの静止画像データに対してビット丸めを
行うと静止画像ではなくなってしまうことを、以下で説
明する。まず、625ライン,50フィールドの画像デ
ータにおける1フレームのクロック数を計算する。27
MHzのシステムクロックの場合、1ラインのクロック
数は1728である。1フレーム内には625ラインあ
るので、1フレーム内のクロックサンプル数は、172
8×625=1080000クロックとなる。一方、前
述のように12次のM系列の発生周期は4095であ
る。つまり、4095クロックを1周期として同一の系
列を発生する。ここで、625ライン,50フィールド
の画像データの1フレーム内のクロックサンプル数と1
2次のM系列の発生周期との関係を調べてみる。108
0000/4095を演算すると、263.73…とな
り、割り切れない。従って、隣接する2つのフレーム
N,N+1間では、フレーム内のM系列による擬乱数の
系列は異なったものとなる。例えば、フレームの先頭デ
ータを例にとると、Nフレームの先頭データに対するM
系列による擬乱数の値が12’hFFF(初期値)とな
る場合、N+1フレームの先頭データに対するM系列に
よる擬乱数の値は、1080000mod4095=3
015(ただし、“mod”は剰余演算を表す。)よ
り、3015クロック数だけ位相のずれた12’hD5
Eとなる。一方、静止画像の場合、Nフレームの先頭デ
ータが例えば20’h80E00(ただし、“20’
h”は、20ビットのデータを16進数で表しているこ
とを示す。)であるときには、N+1フレームの先頭デ
ータも20’h80E00となる。
【0014】このように、入力データYの下位12ビッ
トが、NフレームとN+1フレームの各先頭データで共
に12’hE00と同じであるにもかかわらず、ビット
丸めを行う際のM系列による擬乱数の値が、Nフレーム
とN+1フレームの各先頭データに対してそれぞれ1
2’hFFFと12’hD5Eと異なっているので、N
フレームとN+1フレームとではビット丸めの結果も異
なる。すなわち、Nフレームの先頭データ12’hE0
0とこれに対する擬乱数の値12’hFFFとを比較す
ると、12’hE00<12’hFFFとなり、データ
Yの上位8ビットに対して+1の処理は行われない。一
方、N+1フレームの先頭データ12’hE00とこれ
に対する擬乱数の値12’hD5Eとを比較すると、1
2’hE00>12’hD5Eとなり、データYの上位
8ビットに対して+1の処理が行われる。その結果、N
フレームとN+1フレームの各先頭データに対するビッ
ト丸めの結果のデータは、それぞれ8’h80,8’h
81(ただし、“8’h”は、8ビットのデータを16
進数で表していることを示す。)となる。この結果は、
明からに、静止画像データに対してビット丸めを行った
ことが原因で、静止画像が動画像に変わってしまったこ
とを表している。ここまでは、NフレームとN+1フレ
ームの各先頭データについてのみ考えてきたが、M系列
の発生位相がフレームの位相と合っていないことから、
フレーム内の全てのデータについて同様のことが言える
のは明らかである。
【0015】図6における圧縮部204による時間的ま
たは空間的相関性を利用した圧縮符号化では、本来、相
関性の高い静止画像データに対しては圧縮効率が高い。
しかしながら、上述のように、ビット丸めによって静止
画像が動画像に変わってしまうと、圧縮部204では、
ビット丸め以前は静止画像であるにもかかわらず動画像
として圧縮符号化を行うことになり、圧縮効率が劣化し
てしまうという問題点がある。なお、以上、静止画像の
場合について説明してきたが、上記問題点は、画面全体
のうちの一部に動きがあり、他の部分は静止状態である
動画像の場合にも当てはまる。すなわち、ビット丸めの
結果、動画像のうち静止状態である部分について圧縮効
率が劣化してしまう。
【0016】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、時間的または空間的相関性を利用し
たデータ圧縮処理の圧縮効率を劣化させることなく、デ
ータ圧縮処理の前に、入力データのビット系列に依存し
ない入力データのビット丸めを行うことができるように
したビット丸め装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のビット丸め装置
は、時間的または空間的相関性を利用したデータ圧縮処
理の前に、入力データのビット丸めを行うビット丸め装
置であって、データ圧縮処理において相関性を利用する
入力データの単位毎に同じ数値系列となるように、各入
力データ毎に各入力データのビット系列に依存しない数
値を発生する数値発生手段と、各入力データ毎に、数値
発生手段によって発生された数値に基づいて、入力デー
タのビット系列に依存しないビット丸めを行うビット丸
め処理手段とを備えたものである。
【0018】このビット丸め装置では、数値発生手段に
よって、データ圧縮処理において相関性を利用する入力
データの単位毎に同じ数値系列となるように、各入力デ
ータ毎に各入力データのビット系列に依存しない数値が
発生され、この数値に基づいて、ビット丸め処理手段に
よって、入力データのビット系列に依存しないビット丸
めが行われる。入力データのビット系列に依存しない数
値は、データ圧縮処理において相関性を利用する入力デ
ータの単位毎に同じ系列となるため、データ圧縮処理に
おいて相関性を利用する入力データの単位毎に同じデー
タが繰り返される部分については、ビット丸めの結果も
同じになり、データ圧縮処理の圧縮効率が劣化すること
がない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施の形態に係るビット
丸め装置を含むシステムの構成を示すブロック図であ
る。このシステムは、画像データを圧縮して記録あるい
は送信するシステムである。このシステムは、入力アナ
ログ画像信号S1 をアナログ−ディジタル(以下、A/
Dと記す。)変換するA/D変換器11と、このA/D
変換器11の出力データに対してダウンサンプリング等
のディジタルフィルタ処理を行うフィルタ処理部12
と、入力ディジタル画像信号S2 に対してダウンサンプ
リング等のディジタルフィルタ処理を行うフィルタ処理
部13とを備えている。図1に示したシステムは、更
に、所定の初期値で始まり所定の周期を有する擬乱数系
列に従って、フィルタ処理部12またはフィルタ処理部
13の各出力データ毎に、そのデータのビット系列に依
存しない数値としての擬乱数を発生すると共に、初期化
パルスが入力されたときには初期値から順に擬乱数の発
生を開始する擬乱数発生部14と、この擬乱数発生部1
4によって発生された擬乱数に基づいて、フィルタ処理
部12またはフィルタ処理部13の出力データに対し
て、そのデータのビット系列に依存しないビット丸め処
理を行うビット丸め処理部15と、このビット丸め処理
部15の出力データに対して時間的または空間的相関性
を利用した圧縮符号化を行う圧縮部16と、この圧縮部
16の出力データを磁気テープ,ハードディスク,光デ
ィスク等の記録メディアに記録する記録部17と、圧縮
部16の出力データをLAN(ローカル・エリア・ネッ
トワーク),衛星等の通信メディアに対して送信する送
信部18と、入力アナログ画像信号S1に基づいて擬乱
数発生部14を初期化するための初期化パルスを発生す
るタイミング発生部19と、入力ディジタル画像信号S
2 に基づいて擬乱数発生部14を初期化するための初期
化パルスを発生するタイミング発生部20とを備えてい
る。ここで、擬乱数発生部14、ビット丸め処理部15
およびタイミング発生部19,20が本実施の形態に係
るビット丸め装置を構成する。擬乱数発生部14は本発
明における擬乱数発生手段に対応し、タイミング発生部
19,20は本発明における初期化手段に対応し、ビッ
ト丸め処理部15は本発明におけるビット丸め処理手段
に対応する。
【0021】タイミング発生部19,20は、それぞ
れ、圧縮部16において相関性を利用するデータの単位
毎に、擬乱数発生部14によって発生される擬乱数系列
が同じ系列となるように、初期化パルスを発生し、擬乱
数発生部14に送る。例えば、圧縮部16において相関
性を利用するデータの単位がフレーム単位である場合に
は、タイミング発生部19は、例えば、入力アナログ画
像信号S1 における垂直同期信号を判別して、1フレー
ムの先頭のデータがフィルタ処理部12よりビット丸め
処理部15に入力されるタイミングで初期化パルスを発
生する。一方、タイミング発生部20は、例えば、入力
ディジタル画像信号S2 に含まれるヘッダ情報中のライ
ン番号を示すデータを判別して、1フレームの先頭のデ
ータがフィルタ処理部13よりビット丸め処理部15に
入力されるタイミングで初期化パルスを発生する。
【0022】次に、図1に示したシステムの動作につい
て説明する。このシステムでは、入力アナログ画像信号
1 が入力されるときには、入力アナログ画像信号S1
は、A/D変換部11でディジタルデータに変換され、
このデータに対してフィルタ処理部12でフィルタ処理
が行われ、フィルタ処理後のデータがビット丸め処理部
15に入力される。ここで、ビット丸め処理部15の入
力データYのビット幅をy、ビット丸め処理部15の出
力データ(圧縮部16の入力データ)Xのビット幅をy
よりも小さいxとする。ビット丸め処理部15は、擬乱
数発生部14によって発生される擬乱数に基づいて、デ
ータYの下位(y−x)ビットを丸め、結果としてxビ
ットのデータXを出力する。図3は、ビット丸め処理部
15の入力データY、出力データXおよびビット丸めを
行う部分の関係を示したものである。圧縮部16は、ビ
ット丸め処理部15の出力データXに対して時間的また
は空間的相関性を利用した圧縮符号化を行う。圧縮後の
データは、記録部17によって記録メディアに記録され
たり、送信部18によって通信メディアに対して送信さ
れたりする。タイミング発生部19は、1フレームの先
頭のデータがフィルタ処理部12よりビット丸め処理部
15に入力されるタイミングで初期化パルスを発生し、
擬乱数発生部14に送る。
【0023】図1に示したシステムに対して、入力ディ
ジタル画像信号S2 が入力されるときには、入力ディジ
タル画像信号S2 に対してフィルタ処理部13でフィル
タ処理が行われ、フィルタ処理後のデータがビット丸め
処理部15に入力される。タイミング発生部20は、1
フレームの先頭のデータがフィルタ処理部13よりビッ
ト丸め処理部15に入力されるタイミングで初期化パル
スを発生し、擬乱数発生部14に送る。その他の動作
は、入力アナログ画像信号S1 が入力されるときと同様
である。
【0024】本実施の形態では、ビット丸め処理部15
において、擬乱数発生部14によって発生された擬乱数
に基づいて、例えば白色雑音法により、入力データのビ
ット系列に依存しないビット丸めが行われる。ここで、
擬乱数発生部14によって発生される擬乱数の系列は、
圧縮部16において相関性を利用するデータの単位毎に
同じ系列となる。従って、ビット丸め処理部15の入力
データが静止画像データの場合には、ビット丸め処理部
15におけるビット丸めの結果も同じになり、ビット丸
め処理部15の出力データも静止画像データとなり、圧
縮部16における圧縮効率が劣化することがない。
【0025】次に、本実施の形態に係るビット丸め装置
の動作を具体的に説明する。
【0026】まず、以下の3つのことを仮定する。第1
の仮定は、ビット丸め方法として白色雑音法を用いるこ
とである。ここでは、白色雑音として12次のM系列
(原始多項式x11+x10+x7 +x5 +1)を用いるこ
ととする。この場合、12次のM系列による擬乱数を発
生させる擬乱数発生部14は、例えば、図2に示すよう
に構成することができる。この擬乱数発生部14は、シ
ステムクロックに従って動作する12ビットのシフトレ
ジスタ31と、このシフトレジスタ31の所定のビット
の出力データを用いた演算によりシフトレジスタ31に
対する入力データを生成するフィードバックゲート32
とを備えている。シフトレジスタ31の各ビット毎の出
力データを、入力側より順にA0〜A11とすると、フ
ィードバックゲート32は、A5^A7^A10^A1
1(ただし、“^”は排他的論理和を表す。)を演算
し、その結果をシフトレジスタ31に入力するようにな
っている。シフトレジスタ31の12ビットの出力が1
2次のM系列による擬乱数となる。シフトレジスタ31
は、タイミング発生部19またはタイミング発生部20
からの初期化パルスPによって初期化され、初期値1
2’hFFFから擬乱数の発生を開始するようになって
いる。この擬乱数発生部14による12次のM系列の発
生周期は、212−1=4095である。また、この擬乱
数発生部14では、初期値12’hFFFから始まり、
FFC,FF8,FF0,FE0,FC0,F81,F
03,E06,C0C,818,031,…と続き、0
00を除く001からFFFまでの4095通りの出力
が、1周期中でそれぞれ1回ずつ出現する。
【0027】第2の仮定は、ビット丸めの方法として、
以下のような方法を用いることである。まず、図1に示
したシステムにおいて、フィルタ処理部12またはフィ
ルタ処理部13の出力データのビット幅が20ビットで
あり、ビット丸め処理部15では、この20ビットのデ
ータの下位12ビットを丸め、8ビットのデータを出力
するものとする。つまり、図3に示したように、ビット
丸め処理部15の入力データYのビット幅y=20、出
力データXのビット幅x=8の場合である。ビット丸め
の方法は、入力データYの下位12ビットと擬乱数発生
部14によって発生される12ビットの擬乱数とを比較
し、入力データYの下位12ビットが擬乱数以上である
場合には入力データYの上位8ビットに対して+1の演
算を行って出力し、入力データYの下位12ビットが擬
乱数よりも小さい場合には入力データYの上位8ビット
をそのまま出力するというものである。
【0028】第3の仮定は、圧縮部16において時間的
または空間的相関性を利用した圧縮を行う際の相関性を
利用するデータの単位をフレーム単位とすることであ
る。従って、この場合、擬乱数発生部14内のシフトレ
ジスタ31は、フレーム単位で、タイミング発生部19
またはタイミング発生部20からの初期化パルスによっ
て初期化され、初期値12’hFFFから擬乱数の発生
を開始する。初期化するタイミングは、例えば各フレー
ムの先頭データがビット丸め処理部15に入力されるタ
イミングとする。従って、擬乱数の系列は、全てのフレ
ームで常に同じになる。具体的には、各フレームで、先
頭データから順に、12’hFFF,FFC,FF8,
FF0,FE0,FC0,F81,F03,E06,C
0C,818,031,…となる。
【0029】図4は、以上の3つの仮定の下において、
本実施の形態に係るビット丸め装置の動作を示す流れ図
である。この動作では、まず、図2に示した擬乱数発生
部14によって12次のM系列による擬乱数Aを発生す
る(ステップS101)。次に、入力データYの下位
(y−x)ビット(=12ビット)が12ビットの擬乱
数A以上か否かを判断する(ステップS102)。デー
タYの下位(y−x)ビットが擬乱数A以上の場合(ス
テップS102;Y)は、データYの上位xビット(=
8ビット)に対して+1の演算を行い(ステップS10
3)、演算後のデータYの上位xビットをビット丸めの
結果の出力データXとして出力し(ステップS10
4)、動作を終了する。一方、データYの下位(y−
x)ビットが擬乱数Aよりも小さい場合(ステップS1
02;N)は、データYの上位xビットをそのままビッ
ト丸めの結果の出力データXとして出力し(ステップS
104)、動作を終了する。なお、図4に示した動作
は、1つのデータについて示したものであり、時系列的
に入力される各データに対して同様の動作が繰り返し実
行される。
【0030】図5は、図4におけるステップS101の
動作を示す流れ図である。この動作では、まず、タイミ
ング発生部19,20によってフレームの先頭データか
否かを判断する(ステップS111)。フレームの先頭
データである場合(Y)は、タイミング発生部19,2
0は、1フレームの先頭のデータがフィルタ処理部1
2,13よりビット丸め処理部15に入力されるタイミ
ングで初期化パルスを発生し、擬乱数発生部14に送っ
て、擬乱数発生部14内のシフトレジスタ31を初期化
する(ステップS112)。これにより、シフトレジス
タ31の出力は初期値となる。次に、シフトレジスタ3
1の出力を擬乱数Aとしてビット丸め処理部15に出力
し(ステップS113)、図4に示した動作にリターン
する。一方、フレームの先頭データではない場合(ステ
ップS111;N)は、シフトレジスタ31を初期化す
ることなく、シフトレジスタ31の出力を擬乱数Aとし
てビット丸め処理部15に出力し(ステップS11
3)、図4に示した動作にリターンする。
【0031】次に、本実施の形態に係るビット丸め装置
によれば、ビット丸め処理部15の入力データが静止画
像データの場合にはビット丸め処理部15の出力データ
も静止画像データとなることを、上記3つの仮定の下で
具体例を挙げて説明する。ここでは、図1における入力
信号S1 ,S2 が625ライン,50フィールドの静止
画像データであるとする。まず、625ライン,50フ
ィールドの画像データにおける1フレームのクロック数
を計算する。27MHzのシステムクロックの場合、1
ラインのクロック数は1728である。1フレーム内に
は625ラインあるので、1フレーム内のクロックサン
プル数は、1728×625=1080000クロック
となる。一方、前述のように12次のM系列の発生周期
は4095である。つまり、4095クロックを1周期
として同一の系列を発生する。ここで、625ライン,
50フィールドの画像データの1フレーム内のクロック
サンプル数と12次のM系列の発生周期との関係を調べ
てみる。1080000/4095を演算すると、26
3.73…となり、割り切れない。従って、シフトレジ
スタ31をフレーム単位で初期化しない場合には、隣接
する2つのフレームN,N+1間では、フレーム内のM
系列による擬乱数の系列は異なったものとなる。例え
ば、フレームの先頭データを例にとると、Nフレームの
先頭データに対するM系列による擬乱数の値が12’h
FFF(初期値)となる場合、N+1フレームの先頭デ
ータに対するM系列による擬乱数の値は、108000
0mod4095=3015より、3015クロック数
だけ位相のずれた12’hD5Eとなる。
【0032】しかしながら、本実施の形態では、各フレ
ームの先頭データがビット丸め処理部15に入力される
タイミングでシフトレジスタ31を初期化するので、い
ずれのフレームでも先頭データに対する擬乱数の値は1
2’hFFF(初期値)となる。
【0033】一方、静止画像の場合、Nフレームの先頭
データが例えば20’h80E00であるときには、N
+1フレームの先頭データも20’h80E00とな
る。
【0034】このように、ビット丸め処理部15の入力
データYの下位12ビットが、NフレームとN+1フレ
ームの各先頭データで共に12’hE00と同じであ
り、且つ、ビット丸めを行うためのM系列による擬乱数
の値も、NフレームとN+1フレームの各先頭データに
対してそれぞれ12’hFFFと同じになるので、Nフ
レームとN+1フレームの各先頭データでビット丸めの
結果も同じになる。すなわち、NフレームとN+1フレ
ームのいずれの場合も、先頭データ12’hE00とこ
れに対する擬乱数の値12’hFFFとを比較すると、
12’hE00<12’hFFFとなり、入力データY
の上位8ビットに対して+1の処理は行われない。従っ
て、NフレームとN+1フレームの各先頭データに対す
るビット丸めの結果のデータは、共に8’h80とな
る。この結果は、明からに、静止画像データに対してビ
ット丸めを行っても静止画像データが出力されることを
表している。ここまでは、NフレームとN+1フレーム
の各先頭データについてのみ考えてきたが、M系列によ
る擬乱数の発生位相がフレームの位相と合っていること
から、フレーム内の全てのデータについて同様のことが
言えるのは明らかである。
【0035】図1における圧縮部16による時間的また
は空間的相関性を利用した圧縮符号化では、相関性の高
い静止画像データに対しては圧縮効率が高い。従って、
本実施の形態に係るビット丸め装置によれば、ビット丸
めを行う前に静止画像である場合にはビット丸めを行っ
た後も静止画像のままであるため、圧縮部16において
静止画像のまま、すなわち相関性が高いまま圧縮符号化
を行うことができ、圧縮効率が劣化することがない。
【0036】なお、本実施の形態では、擬乱数の系列
は、全てのフレームで常に同じになるので、フレーム間
では白色雑音とは言えないが、フレーム内では充分に白
色雑音とみなすことができ、白色雑音による視覚上の改
善効果を得ることができる。
【0037】以上説明したように、本実施の形態に係る
ビット丸め装置によれば、白色雑音を用いて視覚上優れ
たビット丸めを行いながら、静止画像入力時に、時間的
または空間的相関性を利用したデータ圧縮処理の圧縮効
率を劣化させることがなくなる。なお、以上の効果は、
静止画像の場合に限らず、画面全体のうちの一部に動き
があり、他の部分は静止状態である動画像の場合でも同
様である。すなわち、動画像のうち静止状態である部分
については、ビット丸めによって圧縮効率が劣化するこ
とがない。
【0038】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、例えば、圧縮部16において時間的または空間的相
関性を利用した圧縮を行う際の相関性を利用するデータ
の単位は、フレーム単位に限らず、フィールド単位、ラ
イン単位等でも良い。
【0039】また、上記実施の形態では、ビット丸め処
理部15の入力データYのビット幅をy=20ビット、
ビット丸め処理部15の出力データXのビット幅をx=
8ビット、擬乱数のビット幅を12ビットとして、ビッ
ト丸め処理前後のビット幅の差分値(y−x)と擬乱数
のビット幅とを一致させたが、ビット丸め処理前後のビ
ット幅の差分値(y−x)と発生させる擬乱数のビット
幅は、必ずしも一致させる必要はない。例えば、擬乱数
のビット幅を(y−x)ビットよりも幅の広いz(>
(y−x))ビットとして擬乱数を発生させ、ビット丸
め処理の際には、発生させた擬乱数のzビットの中から
(y−x)ビット分を抜き出して、ビット丸め処理に用
いるようにしても良い。この場合には、擬乱数の周期
は、2z −1(>2(y-x) −1)となり、ビット幅が
(y−x)の擬乱数に比べてよりランダム性のある擬乱
数を得ることができ、視覚上または聴覚上優れたビット
丸め処理が可能となる。
【0040】ここで、ビット丸め処理前後のビット幅の
差分値(y−x)と発生させる擬乱数のビット幅を一致
させない方が効果的である一例を挙げる。ビット丸め処
理として良く行われる例として、10ビットのビデオ信
号を8ビットのビデオ信号に丸める場合がある。このと
き、ビット丸め処理前後のビット幅の差分値(y−x)
は、10−8=2ビットとなるので、2ビットのM系列
の擬乱数を発生させようとしても、周期が22 −1=3
となり、ランダム性が得られない。このような場合に
は、例えば12ビットのM系列の擬乱数(周期は212
1=4095)を発生させ、その12ビットのうちの下
位2ビットを抜き出してビット丸め処理に使用する(例
えば、12ビットのM系列の擬乱数の下位2ビットをビ
ット丸め処理前の10ビットのビデオ信号の下位2ビッ
トと比較する)ことが考えられる。このとき、12ビッ
トのM系列の擬乱数の下位2ビットも、周期が4095
になる。この2ビットの各数値毎の発生頻度は、00が
1023回、01が1024回、10が1024回、1
1が1024回となる。ここで、00が他に比べて発生
頻度が1回少ないのは、12ビットのM系列の擬乱数に
おいて12’h000が発生しないからである。このよ
うに、12ビットのM系列の擬乱数の下位2ビットは、
各数値毎の発生頻度は1023または1024となる
が、必ず4095の周期を持つようになる。従って、ビ
ット丸め処理に使用する擬乱数として、十分ランダム性
のある擬乱数を得ることができる。
【0041】また、ビット丸めの方法は、上記実施の形
態で挙げた例に限らず、例えば、入力データYの下位
(y−x)ビットと擬乱数Aとを比較せずに、擬乱数A
が所定値以上であれば入力データYの上位xビットに対
して+1の演算を行って出力し、擬乱数Aが所定値より
も小さければ入力データYの上位xビットをそのまま出
力するといった方法でも良い。
【0042】また、入力データのビット系列に依存しな
い数値を発生する数値発生手段としては、図2に示した
ようにシフトレジスタ31を用いて擬乱数を発生するも
のに限らず、例えば、擬乱数等、入力データのビット系
列に依存しない数値の系列を予めメモリに記憶してお
き、圧縮部16において時間的または空間的相関性を利
用した圧縮を行う際の相関性を利用するデータの単位毎
に同じ系列の数値をビット丸め処理部15に与えるよう
に、メモリから数値を読み出すように構成したものでも
良い。
【0043】また、本発明は、入力データが画像データ
の場合に限らず、音声データに対して時間的相関性を利
用したデータ圧縮処理を行う場合に、データ圧縮処理の
前に音声データのビット丸めを行う場合にも適用するこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明のビット丸め
装置によれば、数値発生手段によって、データ圧縮処理
において相関性を利用する入力データの単位毎に同じ数
値系列となるように、各入力データ毎に各入力データの
ビット系列に依存しない数値を発生し、この数値に基づ
いて、ビット丸め処理手段によって、入力データのビッ
ト系列に依存しないビット丸めを行うようにしたので、
時間的または空間的相関性を利用したデータ圧縮処理の
圧縮効率を劣化させることなく、データ圧縮処理の前
に、入力データのビット系列に依存しない入力データの
ビット丸めを行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るビット丸め装置を
含むシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1における擬乱数発生部の構成の一例を示す
ブロック図である。
【図3】図1におけるビット丸め処理部の入力データ、
出力データおよびビット丸めを行う部分の関係を示す説
明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るビット丸め装置の
動作を示す流れ図である。
【図5】図4において擬乱数を発生するステップの動作
を示す流れ図である。
【図6】入力データに対して圧縮処理を含む処理を行う
従来のシステムの一例を示すブロック図である。
【図7】図6におけるビット丸め処理部内のM系列発生
器の構成を示すブロック図である。
【図8】図6におけるビット丸め処理部の動作を示す流
れ図である。
【符号の説明】
14…擬乱数発生部、15…ビット丸め処理部、16…
圧縮部、19,20…タイミング発生部、31…シフト
レジスタ、32…フィードバックゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間的または空間的相関性を利用したデ
    ータ圧縮処理の前に、入力データのビット丸めを行うビ
    ット丸め装置であって、 前記データ圧縮処理において相関性を利用する入力デー
    タの単位毎に同じ数値系列となるように、各入力データ
    毎に各入力データのビット系列に依存しない数値を発生
    する数値発生手段と、 各入力データ毎に、前記数値発生手段によって発生され
    た数値に基づいて、入力データのビット系列に依存しな
    いビット丸めを行うビット丸め処理手段とを備えたこと
    を特徴とするビット丸め装置。
  2. 【請求項2】 前記数値発生手段は、所定の初期値で始
    まり所定の周期を有する擬乱数系列に従って各入力デー
    タ毎に前記数値としての擬乱数を発生すると共に、初期
    化されたときに前記初期値から順に擬乱数の発生を開始
    する擬乱数発生手段と、前記データ圧縮処理において相
    関性を利用する入力データの単位毎に前記擬乱数発生手
    段を初期化する初期化手段とを有することを特徴とする
    請求項1記載のビット丸め装置。
JP19145196A 1996-07-02 1996-07-02 ビット丸め装置 Pending JPH1022836A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000021298A1 (en) * 1998-10-06 2000-04-13 Sony Corporation Encoding device and method, decoding device and method, and recording medium
JP2008507206A (ja) * 2004-07-13 2008-03-06 ドルビー・ラボラトリーズ・ライセンシング・コーポレーション 画像圧縮のための不遍丸め

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