JPH1022811A - 量子化されたフィードバックを採用している集積回路 - Google Patents

量子化されたフィードバックを採用している集積回路

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JPH1022811A
JPH1022811A JP9060542A JP6054297A JPH1022811A JP H1022811 A JPH1022811 A JP H1022811A JP 9060542 A JP9060542 A JP 9060542A JP 6054297 A JP6054297 A JP 6054297A JP H1022811 A JPH1022811 A JP H1022811A
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signal
integrated circuit
input
capacitively coupled
pass filter
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JP9060542A
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English (en)
Inventor
Thaddeus John Gabara
ジョン ガバラ ザデウス
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Nokia of America Corp
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Lucent Technologies Inc
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/01Modifications for accelerating switching
    • H03K19/017Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits
    • H03K19/01707Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits in asynchronous circuits
    • H03K19/01714Modifications for accelerating switching in field-effect transistor circuits in asynchronous circuits by bootstrapping, i.e. by positive feed-back

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、概して、集積回路の通信に関
し、特に、集積回路における量子化されたフィードバッ
クの使用に関する。 【解決手段】 量子化フィードバックを採用している集
積回路が受信された容量結合型のディジタル信号におけ
る減衰を補償することができる。量子化されたフィード
バック受信回路は容量結合信号と組み合わされる相補性
のフィードバック信号を生成するように動作する。その
フィードバック信号は、組み合わせられた信号の中のデ
ィジタル情報が実質的にその減衰による誤りなしに検出
できるように、その容量結合信号における減衰に対して
補正する大きさの変化のレートで生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、集積回路
の通信に関し、特に、集積回路における量子化されたフ
ィードバックの使用に関する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】従
来のディジタル通信システムにおいては、動作電圧が違
っていて互換性のない集積回路を、相互に通信するため
に使うことが有利な場合がよくある。例えば、論理状態
として−1.75Vおよび−0.9Vを採用しているエ
ミッタ結合論理(ECL)の集積回路を、論理状態とし
て0および5Vを採用している相補型金属酸化膜半導体
(CMOS)集積回路と通信させたい場合がよくある。
そのようなチップ間の通信を実現するために、送信され
る通信信号におけるDC電圧の期間をブロックするため
に容量性の結合が使われてきた。
【0003】代表的な通信信号は固定の持続時間のセグ
メントのシーケンスを使ってディジタル情報を伝達す
る。その際、各セグメントはそのディジタル情報のそれ
ぞれのデータ・ビットを表している。各セグメントはそ
の対応しているデータ・ビットの特定のバイナリ論理状
態を表すための特定のDC電圧レベルを有している。従
って、通信信号はそのシーケンスの中の各データ・ビッ
トを表しているDC電圧の期間と、異なる論理状態の連
続したビットの間で発生する電圧の遷移の立ち上がりお
よび立ち下がり時間に対するAC電圧の期間を含んでい
る。
【0004】容量性の結合はDC期間の電圧の大きさを
ブロックしながら、受信側の集積回路の入力に対する通
信信号の中の電圧の遷移に対応しているACの期間を伝
達する。従って、容量性の結合は論理状態に対して異な
った動作電圧を採用している受信側の集積回路によって
通信信号の中で伝達されているディジタル情報の誤った
読出しを防止することができる。しかし、従来の結合キ
ャパシタは受信側の集積回路の入力抵抗との組合せで高
域通過フィルタを形成するように働くのが欠点である。
この高域通過フィルタによって、受信側の集積回路の入
力における容量結合信号がその通信信号のDC期間の間
に指数関数的に減衰する。
【0005】さらに詳しく言えば、DC期間の開始時点
で、その容量結合信号の初期電圧振幅はその通信信号に
おける直前の電圧遷移において得られた電圧の大きさに
等しい。そのような振幅からスタートした後、その信号
はその通信信号の中で次の電圧遷移が受信されるまでそ
の期間の残りの部分の間に減衰する。容量結合信号の減
衰の過渡的なレートは形成される高域通過フィルタのR
C時定数に基づいている。通信信号の中で同じ論理状態
の連続したデータ・ビットのシーケンスが長いほど、そ
れに対応している容量結合信号における減衰が大きくな
る。論理状態の遷移を検出するための受信側の集積回路
のしきい値電圧以下の電圧レベルまでその信号が減衰し
た場合、送信されたデータが誤って読まれることにな
る。
【0006】容量結合信号の減衰を小さくするために、
大容量の大型の結合キャパシタが高域通過フィルタのR
C時定数を増やすためによく採用される。そのRC時定
数の増加によって、減衰のレートが比較的遅くなり、同
じ論理状態の連続したデータ・ビットの長いシーケンス
でも誤って検出されることがないようにすることができ
る。しかし、0.1μFのオーダーにもなるような代表
的な容量の増加によって、印刷配線ボードの貴重な表面
積を使う比較的大型の表面実装のキャパシタが必要とな
る。さらに、その比較的大きなキャパシタはそれに対応
している送信または受信の集積回路上に従来の製造技法
を使って形成するには大きすぎる。結果として、集積回
路の内部で使うことができる容量性結合型入出力の接続
の数が減少する。
【0007】それに加えて、送信される信号は同じ論理
状態の連続したデータ・ビットの長いシーケンスが発生
する機会を減らし、そしてその容量結合信号の減衰の程
度を減らすように符号化されることが多い。しかし、そ
のような符号化およびそれに対応する復号化によって集
積回路の設計に対して望ましくない複雑度および費用が
追加される。従って、大型のキャパシタおよび/または
複雑な符号化を必要としない強化された集積回路の容量
性結合技法に対するニーズが存在する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は容量結合型集積
回路によって作られる過渡的な減衰効果を実質的に減ら
すために量子化されたフィードバックの新しい目立たな
い適用に基づいている。ここで使われている用語「量子
化されたフィードバック」は相補性のフィードバック信
号の発生を指し、そのフィードバック信号の大きさは容
量結合信号の過渡的な減衰レートに対してこれらの信号
が組み合わされた時に補償するようなレートで変化す
る。そのような補償は通信信号の中で伝達されるディジ
タル情報の論理状態を検出する際の誤りを減らすのに十
分でなければならない。大きさの変化のレートが容量結
合信号の過渡的減衰のレートに等しいフィードバック信
号を発生させることによって、そのような誤りを実質的
になくすことができる。
【0009】量子化フィードバック技法は元々長距離の
海底電話ケーブルにおいて経験された代表的な妨害によ
って影響される通信信号を処理するために、海底ケーブ
ルにおいて再生リピータの中で採用された。量子化フィ
ードバックはそのような長距離ケーブルにおける妨害の
影響を減らすために使われたが、容量結合型の集積回路
間で通信信号の信号減衰を実質的に補正する新しい目立
たない適用がある。
【0010】従って、量子化フィードバック受信回路は
相補型のフィードバック信号を発生し、それを容量結合
信号と組み合わせるように集積回路の中で採用される。
結果の組み合わせられた信号は受信された信号の減衰し
ている期間に対して実質的に補償され、そのような期間
をその集積回路によって検出可能な電圧の大きさにまで
復元する。その結果の組み合わせられた信号の中のディ
ジタル情報はその集積回路の他の部分または他の集積回
路によって実質的に誤りなしに検出することができる。
【0011】本発明は論理状態を表すために使われるそ
れぞれのDC電圧とは実質的に無関係に通信信号を受信
するために容量性結合を採用することを可能にし、そし
てそのような結合に普通は付随する減衰を実質的になく
す。結果として、通信信号の中の同じ論理状態の連続し
たデータ・ビットのシーケンスによってデータが誤って
読まれることがなくなる。従って、この目的のための通
信信号の符号化および復号化は不要となり、その結果、
回路の複雑度および所要電力が減少する点で有利であ
る。
【0012】本発明は、精巧なそして複雑な従来の技法
およびハードウェアを必要とせずに、CMOS、EC
L、トランジスタ・トランジスタ・ロジック(TT
L)、ガンニング・トランジスタ・ロジック(GT
L)、低電圧差動振幅(LVDS)、疑似エミッタ結合
ロジック(PECL)および高速トランシーバ・ロジッ
ク(HSTL)などの、異なる標準タイプの集積回路を
含んでいる異なる集積回路タイプの相互接続を提供する
のに特に有利である。入力/出力の標準規格が数多く開
発されつつある状態で、本発明はそのような新しい標準
規格に対して集積回路の再設計または再構成を必要とせ
ずに、信号の中で伝達されるディジタル情報を単独の集
積回路受信回路が検出できるようにする。本発明のその
他の特徴および利点は次の詳細説明および付属図面か
ら、より容易に明らかとなる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は集積回路の入力において
高域通過フィルタによって発生される容量性結合型入力
信号の減衰期間に対して補償するために、量子化フィー
ドバックが使えるということの発見に基づいている。従
って、本発明による集積回路は量子化フィードバック受
信回路(QFR)を採用して相補型のフィードバック信
号を発生し、そのフィードバック信号の大きさは入力信
号と組み合わされた時にその入力信号の中のそのような
時間間隔の過渡減衰に対して補正するための特定のレー
トで変化する。入力信号が集積回路の他のセクションに
対して提供される前に、あるいは他の集積回路に対して
回送される前に、入力信号の中で伝達される論理状態の
誤った検出を減らすために十分な補正がフィードバック
信号によって提供される必要がある。
【0014】本発明のいくつかの構成例が図1および図
3に関連して以下に詳細に説明される。これらの構成は
説明の目的だけのためのものであり、本発明の制限を意
味するものではない。本発明に従って容量結合の信号に
おける過渡的減衰を消去するために、望ましい補正信号
を作るための数多くのQFR構成を採用することができ
る。
【0015】図1は本発明による集積回路1の一例の入
力セクション5を示している。入力セクション5は印刷
配線ボード(PWB)またはマルチチップ・モジュール
(MCM)などの、アッセンブリ15に対してインター
コネクト7によって容量的に結合されている入力10を
備えている。より詳しく言えば、インターコネクト7は
アッセンブリ15上のメタライズされたトレースなど
の、電気的インターコネクト9に接続されている。イン
ターコネクト7および9は集積回路1と、アッセンブリ
15に結合されている電気的コンポーネント(図示せ
ず)または他の集積回路との間の電気的通信を提供す
る。入力信号SIはアッセンブリ15からインターコネ
クト7および9を通って集積回路の入力10に提供され
る。
【0016】集積回路の入力セクション5は入力10に
対して容量性の結合を提供するキャパシタ25を含んで
いる。QFR20はキャパシタ25を経由して入力10
に結合されている。結合キャパシタ25は図1の集積回
路1の中にあるが、インターコネクト7の一部として、
あるいは集積回路1を包含する保護パッケージ(図示せ
ず)の内部に、アッセンブリ15上に配置されたキャパ
シタ25と共に容量性結合の入力10を形成することも
可能である。
【0017】さらに、示されている入力セクション5は
単独の容量結合型の入力10およびそれに対応している
QFR20を含んでいるが、これらは説明を容易にする
ためおよび説明の目的だけのものであり、本発明の制限
を意味するものではない。さらに、本発明に従って複数
の容量結合型入力およびQFRを集積回路の応用によっ
て必要とされるだけ採用することができる。
【0018】QFR20は抵抗などの電気的に抵抗性の
素子30、信号の組合せ回路35、信号量子化回路40
および低域通過フィルタ(LPF)45を含んでいる。
キャパシタ25は抵抗性素子30に結合されており、抵
抗性素子30は集積回路1のACグランドにも接続され
ている。抵抗性素子30およびキャパシタ25はさらに
信号組合せ回路35に接続されている。キャパシタ25
および抵抗性素子30は入力信号SIに基づいて容量結
合の信号SDを作り出す高域通過フィルタ55を形成し
ている。信号SDは信号組合せ回路35に対して提供さ
れている。また、信号組合せ回路は相補性のフィードバ
ック信号SFも受けとり、そして信号量子化40の入力
42へ提供される、復元された容量結合信号に対応して
いる組み合わせられた信号SCを発生する。
【0019】信号量子化回路40は出力信号SOを発生
し、SOは集積回路1の別のセクションに対して、ある
いは他の集積回路(図示せず)に対して処理のために提
供することができる。信号SCまたはSOはいずれも別の
集積回路のセクションまたは集積回路に対してディジタ
ル情報を伝達するために使うことができるが、図2に関
連して以下に詳細に説明されるような目的のためには信
号SOを使うのが望ましい。出力信号SOはLPF45に
対しても提供される。LPF45は信号組合せ回路35
に対して提供される相補性フィードバック信号SFを作
り出す。オプションのエッジ検出回路50が、容量結合
信号SDにおける遷移を検出するために信号量子化回路
40のクロック入力41に対しておよび抵抗素子30に
対して接続されている。
【0020】容量結合信号SDは入力信号SIに対応して
いるが、フィルタ55の高域通過フィルタリングのため
に入力信号SIのそれぞれのDC電圧期間において減衰
する。また、容量結合信号SDの電圧の大きさは図2に
関して以下に詳細に説明されるように、実質的には集積
回路1の動作電圧の範囲内に制限される。本発明によれ
ば、生成される相補性フィードバック信号SFの振幅に
おける変化のレートが信号SIの各DC電圧期間の間の
過渡減衰レートと等しいので有利である。従って、信号
DとSFが信号組合せ回路35によって組み合わされる
時、その結果の組み合わせられた信号SCは集積回路1
の動作DC電圧範囲内にあって、実質的に遅延なしの入
力信号SIに対応する。
【0021】しかし本発明によれば、信号SDおよびSF
の変化のレートの大きさは同じである必要はない。入力
信号SIの中で伝達される正しい論理状態を表すため
に、集積回路1、あるいはその集積回路に接続されてい
る他の集積回路によって検出可能な電圧の大きさを有し
ている、対応している組み合わせられた信号SCを作り
出す、信号SFの大きさに対して採用される変化のレー
トが提供される必要がある。信号SDの減衰レートは高
域フィルタ55のRC時定数に基づいているので、図2
に関して以下に詳細に説明されるように、LPF45に
対する対応している必要なRC時定数を採用することに
よって、信号SFにおける必要な変化のレートを得るこ
とができる。例えば、減衰を実質的に消去するために、
信号SDとSFの振幅の変化のレートが実質的に同じであ
る必要がある場合、高域通過フィルタ55とLPF45
に対するRC時定数は実質的に同じである必要がある。
【0022】タイミングの例の図100は図2に示され
ているQFR20の動作を示している。図4と同様に図
2の中の波形は説明を簡単にするために理想的な波形と
して描かれているので、図2の中の波形110に対する
時刻T0などにおいて、電圧の遷移に対して特定の立ち
上がり時間および立ち下がり時間が存在することが理解
されるべきである。図2において、波形110は時刻T
0とT1との間の期間に対する特定の同じ論理状態の連続
したビットおよび、T1の後の別の論理状態の連続した
ビットを表している入力信号SIを示している。同じ論
理状態の連続したビットは、通常は特定のDC電圧レベ
ル、例えば、図2の中の電圧レベルV1またはV2の対応
している期間として通信信号の中に示されている。
【0023】波形120は高域通過フィルタ55によっ
て作られた、対応している容量結合信号SDを示してい
る。波形120およびQFR20の中で発生された対応
している波形は、実質的に集積回路1の動作電圧VMAX
およびVMINの範囲内にある。集積回路1の動作電圧V
MAXおよびVMINは入力信号SI110の電圧の振幅V1
よびV2と異なっていてもよい。それぞれの動作電圧V
MAXおよびVMINとV1およびV2は図2の中のスケールに
対して描かれておらず、同様なDC動作電圧を持ってい
るとして描かれることが意図されてはいない。
【0024】時刻T0などの入力信号SI100のDC電
圧期間の開始時点で、信号SD120の初期電圧振幅は
(VMAX−VMIN)などの値であり、それは実質的に入力
信号SI110における最後の電圧遷移の結果において
得られた電圧振幅(|VMIN−VMAX|)に等しい。その
ような振幅から出発した後、信号SD120は時刻T1
どにおいて、信号SI110において次の遷移が受け取
られるまで或る期間の間減衰する。信号SD120は高
域通過フィルタ55のRC時定数に基づいたレートで、
通常は指数関数的なレートで減衰する。CMOSの場合
のRC時定数の場合、CMOSのQFR20は、例え
ば、約4〜10n秒となる可能性がある。
【0025】入力信号SI110が特定の電圧レベルに
止まっている時間間隔は、対応している信号SD120
における減衰の程度を決定する。結果として、入力信号
I110の中の同じ論理状態の連続したビットのシー
ケンスが長いほど、それらのビットに対する信号SD
20における対応している減衰が大きくなる。そのよう
な減衰が補正されない場合、集積回路1によって信号S
Iの中に含まれているディジタル情報が誤まって読まれ
る可能性がある。
【0026】信号SD120は波形140として示され
ているフィードバック信号SFと信号組合せ回路35に
よって組み合わせられ、以下に説明されるように波形1
50として示されている組み合わせられた信号SCを形
成する。組み合わせられた信号SC150は信号量子化
回路40に対して提供される。信号量子化回路40は信
号SC150に基づいて、波形130として示されてい
るような量子化された出力信号SOを生成する。出力信
号SO130はクロック入力41において信号パルスが
受信される時点で、信号SCに基づいて電圧VMAXまたは
MINなどの特定の電圧において生成される。
【0027】信号量子化回路のクロック入力41に対し
て、入力信号SIの中の受信されたビットと同期してク
ロック・パルスを提供することができる。そのようなク
ロック・パルスは集積回路1の内部または外部で生成す
ることができる。クロック・パルスが受信された後、信
号量子化回路40はクロック入力41において次のクロ
ック・パルスが受信されるまで、量子化回路の入力信号
C150の電圧における変化とは無関係に特定の電圧
において出力信号SO130を生成し続ける。ディジタ
ル信号の処理において、信号量子化回路40のためにD
タイプ・フリップフロップなどのフリップフロップまた
はラッチを使うことができる。
【0028】出力信号SO130は図2の中の波形14
0として示されている、対応しているフィードバック信
号SFを作り出すLPF45に対して提供される。信号
Oが時刻T0とT1との間などの時間において実質的に
電圧のVMAX、すなわち、ハイの論理状態にある時、L
PF45はLPF45のRC時定数によって決定される
特定のレートでVMINなどの特定の低い電圧から大きさ
が増加するフィードバック信号SF140を作り出す。
LPF45のRC時定数が高域通過フィルタ55のRC
時定数に実質的に等しい場合、信号SF140における
増加のレートは図2に示されているように信号SDの1
20の減衰のレートと等しくなる。
【0029】結果として、実質的に同じレートで大きさ
がそれぞれ下降および上昇している信号SD120およ
びSF140を組み合わせることによって、時刻T0とT
1との間の間隔において実質的なDC電圧の大きさを持
つ組み合わせられた信号SCが、波形150に示されて
いるように形成される。言い換えれば、フィードバック
信号SF140を減衰している信号SD120と組み合わ
せることによって、実質的に減衰のない容量結合の信号
の電圧振幅が実効的に復元される。従って、信号量子化
回路40は組み合わされた信号SC150に基づいて出
力信号SO130を生成する。信号SC150またはSO
130のいずれかを集積回路の入力セクション5の出力
信号として使うことができるが、そのような目的に対し
ては量子化された信号SO130を使うので有利であ
る。というのは、信号SO130の時間間隔は論理状態
に対応しているそれぞれのDC電圧レベルに強制的に設
定され(すなわち、ラッチされ)、信号を組み合わせて
信号SC150を作る結果として発生する可能性のある
小さな変動の影響を受けないからである。
【0030】同様な方法で、信号SD120がハイの論
理状態、すなわち、電圧VMAXからローの論理状態、す
なわち、電圧VMINへ遷移するT1の時点以降で、フィル
タされた信号SF140は時刻T1における電圧の遷移時
に発生する集積回路1の最小動作電圧VMINのアンダー
シュートに対してさらに補正する。この補正が発生する
のは、低域通過フィルタ45が高域通過フィルタ55に
よって生じる信号SD120の変化とは実質的に反対の
方向の、大きさの等しいレートでフィルタされた信号S
F140を生成するからである。
【0031】前に述べたように、出力信号SOのために
所望の電圧を維持するために、入力信号SIにおいて受
信されたビットに同期してブロック・パルスを信号量子
化回路のクロック入力41に提供することができる。し
かし、本発明の第2の態様に従って、図1の中のエッジ
検出回路50などのエッジ検出回路を使って入力信号S
Iにおける電圧の遷移を検出し、それに従って量子化回
路のクロック入力41に対して対応しているパルスを提
供することができる。エッジ検出回路50は、前に説明
された同期化の場合に使われたような入力信号SIにお
ける受信された各データ・ビットに対してではなく、入
力信号SIにおける電圧の遷移に対してのみクロック・
パルスを効率的に生成する。従って、図2を参照してエ
ッジ検出回路50は同じ論理状態の連続したビットの数
とは実質的に無関係に、入力信号SI110におけるT0
およびT1の時刻において発生しているそれぞれの遷移
に対してのみクロック・パルスを生成することになる。
結果として、この構成によって集積回路1の消費電力が
減少する。
【0032】図1に示されている機能ブロックの機能
は、本発明に従って集積回路の中の対応しているコンポ
ーネントまたはコンポーネントのグループによって実行
できることは容易に理解されるはずである。さらに、本
発明によれば、二つまたはそれ以上のそのような機能ブ
ロックの機能を統合化するコンポーネントまたはコンポ
ーネントのグループを使うこともできる。例えば、LP
F45または高域通過フィルタ55に対する実質的に等
しいRC時定数を提供するための有利な技法は、両方の
通過フィルタを形成するために同じコンポーネントを使
う方法である。そのような技法を使うことによって、そ
のようなフィルタに必要な集積回路上の面積が減少する
こと以外に、それぞれのフィルタに対してマッチしてい
る容量および抵抗の値の条件が消去される。そのような
コンポーネントの配置を使い、平衡型の入力信号を受信
することができるCMOSの回路200が図3に示され
ている。
【0033】平衡型の入力信号は互いに位相が180度
ずれている一対の信号SIおよびI を含んでいる。平衡
型の信号は共通モード・ノイズ・リジェクションが高い
という利点を提供する。結果として、平衡型の信号によ
ってPWBなどの回路アッセンブリのそれぞれのグラン
ド・プレーン間、およびそれに取り付けられている集積
回路の間の動的な電圧差によって発生する誘導ノイズの
効果を実質的に減らすことができる。
【0034】図1および図3の中の同様なコンポーネン
トには集積回路の入力10およびキャパシタ25を含め
て明確化のために同様に番号が付けられている。回路2
00は平衡型の信号を採用しているので、図3において
は差動入力信号I で使うために差動入力10′キャパ
シタ25′も提供されている。キャパシタ25および2
5′の容量値は、誤まったデータ・ビットを検出する結
果となる差動出力信号を回路200が生成しないよう
に、実質的に同じである必要がある。出力インピーダン
スが実質的に同じであるインバータ230および23
0′は図1の抵抗素子30に対応している。各インバー
タ230および230′は入力231および231′と
出力232および232′を備えている。
【0035】2個のトランジスタ235および235′
がそれぞれのインバータ230および230′にまたが
って並列に配置されている。トランジスタ235および
235′に対して比較的長いチャネルのトランジスタを
採用することができる。各インバータの出力232およ
び232′はトランジスタ250および250′のそれ
ぞれのゲート252および252′に接続されている。
各トランジスタ250および250′は集積回路200
に対する最小動作電圧VSSと、それぞれのインバータの
入力231および231′との間にさらに接続されてい
る。トランジスタ260および260′はそれぞれイン
バータの入力231および231′と集積回路200の
最大動作電圧VDDとの間に接続されている。トランジス
タ260および260′のゲート261および261′
はそれぞれインバータの入力231′および231に対
して交差接続されている。平衡型の出力信号SOおよび
O がそれぞれのインバータの入力231および23
1′において作られ、それはさらに、増幅された平衡型
の出力信号OUTおよびOUTを生成する差動増幅器2
70に接続されている。
【0036】インバータの出力232および232′の
出力抵抗とキャパシタ25および25′が、図1の中の
LPF45と同様に高域通過フィルタ55の抵抗素子3
0およびキャパシタ25に対応している。この方法で、
図1の中の信号SDに対応している高域通過フィルタに
よって作り出される容量結合信号、および図1の信号S
Fに対応している低域通過フィルタによって作り出され
るフィードバック信号は、インバータの出力232およ
び232′におけるそれぞれのコンポジット信号SC
よびC の一部である。これらのコンポジット信号SC
よびC は図1の組み合わされた信号SCに対応してい
る。
【0037】図3の中の集積回路200の中のいくつか
の他のコンポーネントも二つまたはそれ以上の機能ブロ
ック、すなわち、図1のQFR20のブロック図の中の
統合化機能ブロックの機能を有利に実行する。例えば、
トランジスタ250および250′と260および26
0′との交差接続型のフリップフロップ的な構造は、図
1のエッジ検出回路50および信号量子化回路40に対
応している。また、図1の中の信号組合せ回路35の機
能は図3においてはインバータの出力232および23
2′において実行される。
【0038】回路200の動作を示しているタイミング
図の一例300が図4の中に示されている。図4におい
て、波形310および310′は差動入力信号SIの例
を示し、I は特定の論理状態の連続したデータ・ビッ
トの交番シーケンスを含んでいる。信号SI310とI
310′に対するハイおよびローの論理状態の間の電圧
差は700mVのオーダであることが可能である。それ
ぞれのキャパシタ25および25′およびインバータ2
30および230′の出力抵抗によって形成される高域
通過フィルタは入力信号SIおよびI に基づいている対
応している減衰された差動信号333および333′を
作り出す。
【0039】高域通過フィルタを形成しているコンポー
ネントは低域通過フィルタも形成するので、高域通過フ
ィルタによって作られる減衰している信号と低域通過フ
ィルタによって作り出されるフィードバック信号とが、
波形320および320′として示されているように、
コンポジットの差動信号SCおよびC の中に含められて
いる。しかし、分かり易くするために、コンポジットの
差動信号SC320およびC 320′を作る信号のコン
ポーネントが、図4の中の信号SCOMPおよびC OMPの重
畳された波形330および330′として示されてい
る。高域通過フィルタの構成によって発生される信号
が、重畳された波形330および330′の中で実線の
波形333および333′として示されており、図2の
中の信号SDに対応している。さらに、重畳された波形
330および330′の中の波形335および335′
が点線で示されており、図2の中のフィードバック信号
Fに対応する低域通過フィルタ構成によって作り出さ
れる差動フィードバック信号を表している。
【0040】図3の中のQFR回路200において高域
通過フィルタおよび低域通過フィルタのフィルタに対し
て同じコンポーネントが使われているので、これらのそ
れぞれのフィルタに対するRC時定数は同じである。従
って、フィードバック信号335および335′の大き
さの変化のレートは、波形333および333′の減衰
のレートと実質的に等しく、そして方向が反対である。
結果として、フィードバック信号335および335′
は高域通過フィルタ構成によって作り出される信号の減
衰部分を補正し、そして実質的に消去して図4に示され
ているようなコンポジット信号SC320およびC 32
0′を形成する。図3の中のCMOSのQFR200に
対するコンポジット信号SC320およびC 320′の
ハイとローの電圧との間の電圧差として500mVの程
度が可能である。
【0041】ふたたび図3を参照して、図4の中の差動
出力信号SOおよびO の波形は、差動入力信号SI31
0およびI 310′のエッジ検出を容易にする正のフ
ィードバック信号コンポーネントを含んでいるコンポジ
ット信号である。さらに、差動出力信号SO340およ
O 340′を作り出す交差接続の回路構造は、図1
の信号量子化回路40の一部分を形成するためにラッチ
に似た構造を備えている。さらに、この交差接続構造の
中にトランジスタ250および260を含めることによ
って、差動出力信号SO340およびO 340′を有利
に増幅することができる。差動出力信号SO340およ
O 340′のハイおよびローの論理状態の間の差を
2.3V程度とすることができる。差動出力信号SO
40およびO 340′は図3の中の増幅器270によ
って所望の動作電圧レベルにまでさらに増幅され、増幅
された出力信号OUTおよびOUTを作り出す。これら
の信号は図1の集積回路1の他のセクションから使うこ
とができ、そして/または集積回路1に接続される他の
集積回路から使うことができる。
【0042】本発明のいくつかの実施例が上記で詳細に
説明されてきたが、本発明の示している内容から離れる
ことなしに多くの変更が可能である。そのような変更の
すべてが次の特許請求の範囲の中に含まれることが意図
されている。例えば、本発明はディジタル信号を処理す
ることに関して説明されてきたが、高域通過フィルタリ
ングの効果によって生じる減衰を消去するためにアナロ
グ信号を処理するためにも有用である。そのような集積
回路は十分な数の量子化された出力電圧レベルを持って
いる信号量子化回路を採用して所望の出力信号分解能を
提供することになる。さらに、そのような量子化回路の
クロック入力は入力信号の予想される最高周波数の少な
くとも2倍のレートでクロック・パルスを受ける必要が
ある。さらに、前に説明されている実施例は電圧信号を
使っているが、電流信号も本発明に従って集積回路の中
で使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による集積回路チップの入力部分の一例
の回路ブロックを示す図である。
【図2】図1の入力部分の動作を示しているタイミング
の一例を示す図である。
【図3】図1のブロック図に従う回路の一例を示す図で
ある。
【図4】図3の回路の動作を示しているタイミングの一
例を示す図である。
【符号の説明】
1 集積回路 5 入力セクション 7,9 インターコネクト 10 入力 20 QFR 25 キャパシタ 30 抵抗素子 35 信号組合せ回路 40 信号量子化回路 45 LPF

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容量結合型の入力を備えている集積回路
    であって、 その集積回路は前記入力に接続されている量子化された
    フィードバック受信回路(QFR)と、 前記QFRの入力抵抗と前記容量結合型入力に付随する
    容量によって形成される高域通過フィルタとを含み、 前記高域通過フィルタが、前記QFRの入力での信号に
    基づいて容量結合信号を作り出し、前記作り出された容
    量結合信号は前記入力信号の減衰していない期間に基づ
    いて大きさが減衰している少なくとも一つの期間を備
    え、QFRは前記容量結合信号と組み合わせられるフィ
    ードバック信号を生成し、そして前記フィードバック信
    号の大きさの変化のレートは前記組み合わされた信号の
    中で前記容量結合信号の前記減衰期間に対して補正する
    ことを特徴とする集積回路。
  2. 【請求項2】 前記QFRによって生成された前記フィ
    ードバック信号の大きさの変化のレートが前記容量結合
    信号の前記減衰期間の変化のレートと実質的に同じであ
    り、前記組み合わされた信号が減衰のない前記入力信号
    に実質的に対応していることを特徴とする、請求項1に
    記載の集積回路。
  3. 【請求項3】 前記QFRが、 前記容量結合型入力に接続されている電気的に抵抗性の
    素子と、 前記抵抗性素子に接続されている信号組合せ回路と、 前記組合せ回路の出力に接続される入力を備えている信
    号量子化回路と、 信号量子化回路の出力および前記信号組合せ回路に接続
    されている出力に対して接続されている入力を備えてい
    る低域通過フィルタと、を備えてなることを特徴とす
    る、請求項1に記載の集積回路。
  4. 【請求項4】 前記低域通過フィルタおよび高域通過フ
    ィルタのRC時定数が実質的に同じであることを特徴と
    する、請求項3に記載の集積回路。
  5. 【請求項5】 前記QFRが前記抵抗性素子に接続され
    ていて、前記信号量子化回路のクロック入力に接続され
    ている出力を備えているエッジ検出回路をさらに備えて
    なることを特徴とする、請求項3に記載の集積回路。
  6. 【請求項6】 信号量子化回路がフリップフロップを備
    えてなることを特徴とする、請求項3に記載の集積回
    路。
  7. 【請求項7】 前記フリップフロップがDタイプ・フリ
    ップフロップであることを特徴とする、請求項6に記載
    の集積回路。
  8. 【請求項8】 キャパシタと集積回路の入力抵抗とが前
    記低域通過フィルタをも実質的に形成することを特徴と
    する、請求項3に記載の集積回路。
  9. 【請求項9】 容量結合型入力を形成するキャパシタを
    さらに備えてなることを特徴とする請求項1に記載の集
    積回路。
  10. 【請求項10】 前記フィードバック信号が前記QFR
    によって作り出されるコンポジット信号の一部であるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の集積回路。
  11. 【請求項11】 前記キャパシタが集積回路の外側に置
    かれていることを特徴とする、請求項1に記載の集積回
    路。
  12. 【請求項12】 前記集積回路の入力が平衡型入力信号
    を受信できることを特徴とする、請求項1に記載の集積
    回路。
  13. 【請求項13】 集積回路であって、 前記集積回路の一つの入力に接続されているキャパシタ
    と、 前記キャパシタに接続されている量子化されたフィード
    バック受信回路(QFR)とを含み、前記キャパシタと
    前記QFRの入力抵抗とによって高域通過フィルタが形
    成され、前記高域通過フィルタは前記集積回路の入力に
    おける信号に基づいて容量結合信号を作り出し、前記作
    り出された容量結合信号は前記入力信号の減衰しない間
    隔をベースにして大きさの減衰する少なくとも一つの間
    隔があり、QFRは前記容量結合信号と組み合わされる
    フィードバック信号を生成し、そして前記フィードバッ
    ク信号の大きさの変化のレートは前記組み合わせられる
    信号の中の前記容量結合信号の前記減衰する時間間隔に
    対して保証する大きさであることを特徴とする、集積回
    路。
  14. 【請求項14】 前記フィードバック信号の大きさの変
    化のレートが前記容量結合信号の減衰している期間のレ
    ートと実質的に同じであり、そして前記組み合わせられ
    た信号が実質的に減衰のない前記入力信号に対応するこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の集積回路。
  15. 【請求項15】 前記QFRが、 前記容量結合型入力に接続されている電気的に抵抗性の
    素子と、 前記抵抗性素子に接続されている信号組合せ回路と、 前記組合せ回路の出力に接続される入力を有している信
    号量子化回路と、 信号量子化回路の出力および前記信号組合せ回路に接続
    されている出力に対して接続されている入力を有してい
    る低域通過フィルタとを備えてなることを特徴とする、
    請求項13に記載の集積回路。
  16. 【請求項16】 前記低域通過フィルタおよび高域通過
    フィルタのRC時定数が実質的に同じであることを特徴
    とする、請求項15に記載の集積回路。
  17. 【請求項17】 前記信号量子化回路がフリップフロッ
    プを備えてなることを特徴とする、請求項15に記載の
    集積回路。
  18. 【請求項18】 前記QFRが前記抵抗性素子に接続さ
    れていて、前記信号量子化回路のクロック入力に接続さ
    れている出力を備えているエッジ検出回路をさらに備え
    てなることを特徴とする、請求項15に記載の集積回
    路。
  19. 【請求項19】 前記キャパシタと集積回路の入力抵抗
    とが低域通過フィルタをも実質的に形成することを特徴
    とする、請求項15に記載の集積回路。
  20. 【請求項20】 前記集積回路の入力が平衡型入力信号
    を受信できることを特徴とする、請求項13に記載の集
    積回路。
  21. 【請求項21】 前記フィードバック信号が前記QFR
    によって作り出されるコンポジット信号の一部であるこ
    とを特徴とする、請求項13に記載の集積回路。
  22. 【請求項22】 集積回路によって、信号の大きさの第
    1の組を有しているディジタル信号を処理してそれに対
    応している信号の大きさの第2の組を有しているディジ
    タル信号にするための方法であって、その方法が、 前記信号の大きさの第1の組を持っているディジタル信
    号を容量的に結合し、前記容量的に結合するステップは
    前記信号の大きさの第2の組を作り出し、前記容量的に
    結合される信号は付随する結合容量と前記集積回路の入
    力抵抗とによって生じる高域通過フィルタ効果のために
    大きさが減衰している少なくとも一つの期間を備えてい
    るような容量結合のステップと、 前記容量結合の信号に基づいて相補的な信号を生成する
    ステップと、 前記相補的な信号と前記容量結合信号とを組み合わせて
    前記電圧の大きさの第2の組を有している前記ディジタ
    ル信号を作り出すステップとを含み、前記相補的な信号
    は前記作り出されたディジタル信号の中で前記容量結合
    信号の前記減衰期間に対して補正する大きさの変化のレ
    ートで生成されることを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 前記相補的な信号が前記容量結合信号
    の大きさの減衰に実質的に等しい大きさの変化のレート
    で生成されることを特徴とする、請求項22に記載の方
    法。
  24. 【請求項24】 前記相補的な信号を生成するステップ
    が、 前記容量結合信号に基づいて前記信号の大きさの第2の
    組を持っている量子化された信号を生成するステップ
    と、 前記量子化された信号を低域通過フィルタによってフィ
    ルタして相補的な信号を生成するためのステップとを含
    んでいることを特徴とする、請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記低域通過および高域通過のフィル
    タのRC時定数が実質的に等しいことを特徴とする、請
    求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 容量結合信号における信号の大きさの
    遷移を検出するステップと、 前記容量結合信号において次の信号の大きさの遷移が検
    出されるまで、前記第2の組の信号の大きさの1つにお
    いて前記量子化された信号を生成するステップとをさら
    に含んでいる、請求項24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記量子化された信号が前記信号の大
    きさの第2の組を持っている前記ディジタル信号を形成
    することを特徴とする、請求項24に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記信号が電圧信号であることを特徴
    とする、請求項22に記載の方法。
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