JPH10227894A - グローブボックス用グローブポートの気密用インナーリング - Google Patents
グローブボックス用グローブポートの気密用インナーリングInfo
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- JPH10227894A JPH10227894A JP4489297A JP4489297A JPH10227894A JP H10227894 A JPH10227894 A JP H10227894A JP 4489297 A JP4489297 A JP 4489297A JP 4489297 A JP4489297 A JP 4489297A JP H10227894 A JPH10227894 A JP H10227894A
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- glove box
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Abstract
リングがグローブボックス内に不自然に落下することに
伴う機器の損傷を防止することを課題とする。 【解決手段】 気密用インナーリングの先端外周部に係
止爪を突設し、インナーリングの後端部外周には、前記
係止爪と対応する位置に嵌合用凹溝を突設する。このよ
うにすることによって、古いインナーリングを新しいイ
ンナーリングの先端に保持させながら圧入できるので古
いインナーリングがグローブボックス内に不自然に落下
して周囲の機器を損傷させることがない。
Description
て使用されるグローブボックス用グローブポートの閉塞
用インナーリングに関するものであり、特に交換手段に
優れたグローブポートの閉塞用インナーリングに関する
ものである。
合、一つの方法としてグローブボックスを利用して行っ
ている。
取り付けるためのグローブポートが多数形成されてお
り、このグローブポートに操作用グローブの付け根部分
を気密的に取り付け、グローブの先端はグローブボック
ス内に挿入するよう構成しているが、グローブを装着し
ていないグローブポートにはその開口部を閉塞するため
に気密用インナーリングが装着されてグローブボックス
内部の放射性物質が漏洩するのを防止している。
ボックスの内径に合致する大きさの焼却可能な合成樹脂
製円筒体の外側に、気密性を維持するため、合成ゴム等
の焼却可能な素材で形成したオーリング等のシール材が
装着されているが、長期間の使用により前記シール材が
経時劣化し、劣化部分から外部に放射性物質が漏洩する
危険があるため、安全性維持のため定期的に前記気密用
インナーリング全体の交換を行う必要がある。
ては、グローブポート内に装着されている既存のインナ
ーリング(古いインナーリング)の後方に、新たに装着
するインナーリングを当接し、新たなインナーリングを
押圧具を介してグローブポート内に強制的に圧入し、新
しいインナーリングを既存のインナーリングの位置まで
侵入させることにより古いインナーリングをグローブボ
ックス内に押し出し落下させることによって行ってい
た。
のインナーリングの交換方法では、既存のインナーリン
グと新たなインナーリングとを一体化させる手段が講じ
られていないため、新たなインナーリングが圧入される
と既存のインナーリングは自動的にグローブボックス内
に落下させられるため、グローブボックス内の床面に落
下したインナーリングが室内において不規則に跳ね、グ
ローブボックス内に設置された各種機器類を毀損させる
ことがある。
ーリングの交換時に、既存の気密用インナーリングの後
端面と新たな気密用インナーリングとの先端面とを接続
し、係止できる構造とすることによりインナーリング交
換時に既存の気密用インナーリングがグローブボックス
内に落下しないためグローブボックス内に存在する各種
機器類を損傷させることなく、極めて安全に気密用イン
ナーリングの交換を行えるよう構成したグローブボック
ス用グローブポートの気密用インナーリングを提供する
ものである。
棄物となる気密用インナーリングを小型化することによ
り可燃性放射性廃棄物の減容化を可能としたグローブボ
ックス用グローブポートの気密用インナーリングを提供
するものである。
に着脱可能に取付ける気密用インナーリングの構造であ
って、前記インナーリングは焼却可能な合成樹脂製の円
筒体の一方を閉塞板により閉塞した倒皿状に形成すると
ともに、インナーリングの先端部に、外周に沿って数個
の係止爪を突設形成し、円筒体の後端部内側には、前記
係止爪と対応する位置に係止用凹溝を形成してなるグロ
ーブボックス用グローブポートの気密用インナーリング
である。
明する。図1はグローブボックスを前面から見た斜視
図、図2は気密用インナーリングを前側から捉えた斜視
図、図3は気密用インナーリングを後側から捉えた斜視
図、図4は気密用インナーリングの一部を切欠した側面
図、図5は気密用インナーリングの交換態様を示す縦断
面図、図6は気密用インナーリングの交換開始時を示す
縦断面図、図7は気密用インナーリングの交換終了時を
示す縦断面図である。
スであり、外側の適宜位置に多数のグローブポート2…
2が突出形成されている。
作用グローブ3…3が装着されており、操作用グローブ
3の装着されていないグローブポート2…2には、グロ
ーブポートを気密的に閉塞するため焼却可能な合成樹脂
で製造された気密用インナーリング4及びこれと同様の
素材で形成した保護蓋5を取付けている。
は焼却可能な合成樹脂を用いて形成した円筒体41の一
方を閉塞板42により閉塞した倒皿状に形成しており、
円筒体41の外周部にはインナーリング4とグローブポ
ート2との隙間から放射性物質が漏洩するのを防止する
ため合成ゴム等の焼却可能な素材によって形成したオー
リング等のパッキング43…43を装着している。
外周に沿って突設形成した数個の係止爪であり、円筒体
41の後端部内側に形成した係止用凹溝45…45と対
応する構造としている。
を案内する縦溝45aとその先端部をL字状に屈曲させ
て形成した横溝45bとによって構成しており、縦溝4
5aに嵌合させた係止爪44を横溝方向に回転移動させ
ることにより係止爪44と係止凹溝45との嵌合を強固
に維持させるよう構成している。
であり、両側にグローブポート2に対する係止脚61,
61を形成した圧入具本体62の中央部に回転自在に取
付けた操作用ハンドル63の先端に圧入板64を取付け
た構造としている。
筒体の高さは、図5乃至図7例示のように、グローブポ
ート2の突出長さのほぼ2分の1の寸法とすることが望
ましく、このような寸法とした場合には、インナーリン
グ4の高さをグローブポート2の突出長さ一杯のサイズ
としたものに比べて廃棄物となる資材の全量を減少させ
ることが可能となる。
リング4を交換する時は、既設のインナーリング4aの
後方に新しいインナーリング4bの先端部を当接させ、
新しいインナーリング4bの先端に形成した係止爪44
…44を古いインナーリング4aの後端部に形成した縦
溝45aに嵌合させた後、横溝45b方向に回転させて
係止用凹溝45…45に嵌合させる。
圧入具6を利用して後方から所定位置まで圧入すれば、
古いインナーリング4aはグローブボックス1内に送り
だされる。(図6、図7参照)
インナーリング4aは隣接するグローブポートに装着し
た操作用グローブ3を使用して回転させ、係止用凹溝4
5から離脱させられて簡単にクローブボックス1内に廃
棄できる。
ング4の後端部と先端部にそれぞれ係止用凹溝45…4
5(縦溝45aと横溝45bからなる凹溝45)と係止
爪44…44とを形成し、気密用インナーリング交換時
には係止用凹溝45と係止爪44とを嵌合させながら圧
入したのち古い気密用インナーリング4aを別の操作用
グローブ3により離脱させるよう構成したので、気密用
インナーリング交換時に古い気密用インナーリング4a
(既設のインナーリング4a)がグローブボックス1内
に不自然に落下して周囲の機器類を損傷させることがな
い。
る。
である。
である。
る。
図である。
面図である。
面図である。
ーリングの交換時に、既存の気密用インナーリングの後
端面と新たな気密用インナーリングとの先端面とを接続
し、係止できる構造とすることによりインナーリング交
換時に既存の気密用インナーリングがグローブボックス
内に落下しないためグローブボックス内に存在する各種
機器類を損傷させることなく、極めて安全に気密用イン
ナーリングの交換を行えるよう構成したグローブボック
ス用グローブポートの気密用インナーリングを提供する
ものである。
Claims (3)
- 【請求項1】グローブポートの内側に着脱可能に取付け
る閉塞用インナーリングの構造であって、前記インナー
リングは円筒体の一方を閉塞板により閉塞した倒皿状に
形成するとともに、インナーリングの先端部に、外周に
沿って数個の係止爪を突設形成し、円筒体の後端部内側
には、前記係止爪と対応する位置に係止用凹溝を形成し
てなるグローブボックス用グローブポートの気密用イン
ナーリング。 - 【請求項2】係止用凹溝は係止爪の挿入を案内する縦溝
とその先端部をL字状に屈曲させて形成した横溝とによ
って構成する請求項1記載のグローブボックス用グロー
ブポートの気密用インナーリング。 - 【請求項3】一つのグローブポートの内側に閉塞用イン
ナーリングが2段に収容されている請求項1記載のグロ
ーブボックス用グローブポートの気密用インナーリン
グ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9044892A JP2973185B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | グローブボックス用グローブポートの気密用インナーリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9044892A JP2973185B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | グローブボックス用グローブポートの気密用インナーリング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10227894A true JPH10227894A (ja) | 1998-08-25 |
JP2973185B2 JP2973185B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=12704144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9044892A Expired - Fee Related JP2973185B2 (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | グローブボックス用グローブポートの気密用インナーリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2973185B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006246920A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | グローブボックス用インナーリングとグローブとの固着部材の切断装置 |
JP2007121068A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-05-17 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | グローブボックス用インナーリングの密閉装置 |
JP2007240398A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | グローブボックスのポート構造 |
-
1997
- 1997-02-14 JP JP9044892A patent/JP2973185B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006246920A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | グローブボックス用インナーリングとグローブとの固着部材の切断装置 |
JP4579014B2 (ja) * | 2005-03-08 | 2010-11-10 | 三井造船株式会社 | グローブボックス用インナーリングとグローブとの固着部材の切断装置 |
JP2007121068A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-05-17 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | グローブボックス用インナーリングの密閉装置 |
JP4666680B2 (ja) * | 2005-10-27 | 2011-04-06 | 三井造船株式会社 | グローブボックス用インナーリングの密閉装置 |
JP2007240398A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | グローブボックスのポート構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2973185B2 (ja) | 1999-11-08 |
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