JP3153073U - グローブボックスのグローブポート閉塞用インナーリング - Google Patents

グローブボックスのグローブポート閉塞用インナーリング Download PDF

Info

Publication number
JP3153073U
JP3153073U JP2009004006U JP2009004006U JP3153073U JP 3153073 U JP3153073 U JP 3153073U JP 2009004006 U JP2009004006 U JP 2009004006U JP 2009004006 U JP2009004006 U JP 2009004006U JP 3153073 U JP3153073 U JP 3153073U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glove
inner ring
port
closing
glove box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009004006U
Other languages
English (en)
Inventor
勉 栗田
勉 栗田
栄 藤咲
栄 藤咲
昭博 大高
昭博 大高
謙二 広野
謙二 広野
明則 南
明則 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Atomic Energy Agency
Original Assignee
Japan Atomic Energy Agency
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Atomic Energy Agency filed Critical Japan Atomic Energy Agency
Priority to JP2009004006U priority Critical patent/JP3153073U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3153073U publication Critical patent/JP3153073U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

【課題】 グローブボックスの内部を外部から見る場合の視界を、従来に比して著しく広くすることができてグローブボックスの使用者の操作性を向上させることができるグローブボックスのグローブポート閉塞用インナーリングの提供を課題とする。【解決手段】 グローブポート閉塞用インナーリングは、密着円筒部10と円形隔壁部20とによって構成されている。密着円筒部10の外周壁部分には、装着されるパッキングを収納するための収納溝11が形成されている。密着円筒状10は、焼却可能な合成樹脂によって構成されている。円形隔壁部20は、焼却可能で且つ透明な合成樹脂によって構成されている。【選択図】 図2

Description

本考案は、原子力施設等において使用されるグローブボックスの操作用グローブを装着
するためのグローブポートを閉塞するグローブボックスのグローブポート閉塞用インナー
リングに関するものである。
現在、原子力施設等で放射性物質を取り扱う場合には、外部からは気密状態に保たれて
いるグローブボックス内において作業をすることが一般的に行なわれている。
図6に示すように、グローブボックスを形成する透明な壁面Wには、操作用グローブ6
1を取り付けるための多数の中空円筒状のグローブポートPが外部側に突出するように配
設されている。
図6に示した多数のグローブポートPのうち、操作用グローブ61が取り付けられてい
るグローブポートP以外のグローブポートPの内側には、グローブボックスの内部の気密
性を保つためのグローブポート閉塞用インナーリングが装着されている。なお、図6にお
いて62は、グローブポートPの開口部を閉塞している保護蓋である。
このようなグローブポートPの内側に装着されるグローブポート閉塞用インナーリング
は、グローブボックス内の気密性を維持するために、構成材料が劣化する前に定期的に交
換されて焼却処分されている。このため、グローブポート閉塞用インナーリングは、焼却
処分可能な材料によって構成されている。
このように従来のグローブポート閉塞用インナーリングは、焼却可能な合成樹脂や合成
ゴム等の材料によって構成されている。
ここで、従来のグローブポート閉塞用インナーリングは、不透明な合成樹脂によって構
成されていた。このため、図6に示したように、操作用グローブ61が取り付けられてい
るグローブポートP以外のグローブポートPの開口部の部分が透視不可能な部分となって
しまうために、操作用グローブ61を使用する外部にいる操作者がグローブボックスの内
部を見る場合、その視界が著しく狭くなってしまうという問題点があった。
以上の問題点を解消するために、本考案は、グローブボックスに配設されている中空円
筒状のグローブポートの内側に密着した状態で着脱可能に嵌合するグローブポート閉塞用
インナーリングであって、当該グローブポート閉塞用インナーリングは、前記グローブポ
ートの内側に密着した状態で着脱可能に嵌合する密着円筒部と該密着円筒部の一端側を閉
塞する円形隔壁部とによって構成されており、前記円形隔壁部は透視可能な透明な材料に
よって形成されていることを特徴とするものである。
ここで、前記円形隔壁部には、表面硬化処理が施されていてもよい。
本考案によれば、グローブボックスの内部を外部から見る場合の視界を、従来に比して
著しく広くすることができてグローブボックスの使用者の操作性を向上させることができ
る。
本考案の実施例1の構成を示す断面図である。 本考案の実施例1の構成を示す斜視図である。 本考案の実施例1の構成を示す斜視図である。 本考案の実施例1をグローブポートに装着する場合の説明図である。 本考案の実施例1をグローブポートに装着する場合の説明図である。 グローブボックスの構成の説明図である。
以下、図面を用いて本考案の実施例を説明する。
中空円筒状のグローブポートの内側に嵌合して、その開口部を閉塞する本考案の実施例
1に係るグローブポート閉塞用インナーリングの断面図を図1に示す、また、図1に示す
円形隔壁部20側から視た本実施例1の斜視図を図2に示し、図2とは反対側から視た本
実施例1の斜視図を図3に示す。なお、図2,図3は、グローブポートの内壁面と密着す
る図1に示したパッキング12を装着する前の本実施例1の状態を示した斜視図である。
図1ないし図3に示したように、本実施例1に係るグローブポート閉塞用のインナーリ
ング1は、グローブポートの内側に密着した状態で嵌合する密着円筒部10と、この密着
円筒部10の一端側を閉塞する円形隔壁部20とによって構成されている。
図1に示したように、密着円筒部10の外周壁部分にはその全周に亘って、グローブポ
ートの内壁面に密着するパッキング12が複数個配設されている。11は、パッキング1
2を収納するための収納溝である。
本実施例1に係るグローブポート閉塞用のインナーリング1は、最終的には焼却処分さ
れるものであるために、密着円筒部10に配設されているパッキング12を構成する材料
は、焼却可能な合成ゴム等の材料となっている。また、密着円筒部10および円形隔壁部
20は焼却可能な合成樹脂によって構成されている。
また、本実施例1においては、円形隔壁部20は透視可能となるように、透明で焼却可能な合成樹脂によって構成されている。従って、本実施例1によってグローブポートの開口部を閉塞した場合には、この透明な円形隔壁部20を通してグローブボックスの内部を外部から見ることができる。ここで、円形隔壁部20を構成する材料は、焼却可能で且つ透明な材料で強度を有すればどのような材料であってもよい。
さらに、本実施例1の円形隔壁部20には、放射性物質が付着しにくいように、グロー
ブボックスのアクリル壁面と同様な表面硬化処理が施されている。
なお、本実施例1においては、密着円筒部10を、円形隔壁部20と同様な透明な材料で構成してもよいし、さらに密着円筒部10に表面硬化処理を施してもよい。
以上のように構成された本実施例1をグローブポートの内側に嵌合させる場合には、図
4,図5に示した従来から使用されている専用の交換用圧入具を用いて行う。
図4,図5において、Wはグローブボックスの壁面であり、Pはその壁面Wに配設され
ている中空円筒状のグローブポートである。
ここで、交換用圧入具は、グローブポートPに係止する係止脚41を有する圧入具本体
40と、この圧入具本体40に螺合するボルト部51を有する操作用ハンドル50と、ボルト部51の先端に回動自在に取付けられた圧入板52とによって構成されている。
グローブポートPに既に装着されているグローブポート閉塞用インナーリング1を、新
たなグローブポート閉塞用インナーリング1と交換する場合には、図4に示したように、
既に装着されている古いインナーリング1の後方に、新しいインナーリング1を当接させ
た状態で、交換用押圧具を用いて新しいインナーリング1をグローブポートP内に強制的
に圧入させる(図5参照)。このようにして、新しいインナーリング1を、既存のインナ
ーリングの位置まで侵入させて、古いインナーリング1をグローブボックス内に押し出し
落下させることにより、インナーリングの交換が終了する。
このようにして、本実施例1に係るインナーリング1をグローブポートに装着した場合
には、インナーリング1によって閉塞されているグローブポートの開口部からもグローブ
ボックスの内部が見えるようになるために、従来のインナーリングを装着した場合に比し
て外部からグローブボックスの内部を見る際の視界を著しく広くすることができ、グロー
ブボックスを使用する使用者の操作性の向上を図ることができる。実際に、本願発明者が、鉛等不透明な材料または透明な含鉛ガラスからなる遮蔽体が前面に配設されているグローブボックスのグローブポートに本実施例1に係るインナーリング1を装着したところ、円形隔壁部20から外部の照明も入り、グローブボックス内の視界が著しく広がり作業上の安全性が改善されたことが確認できた。
1 グローブボックス閉塞用インナーリング
10 密着円筒部
11 収納溝
12 パッキング
20 円形隔壁部
61 操作用グローブ
P グローブポート
W 壁面

Claims (2)

  1. グローブボックスに配設されている中空円筒状のグローブポートの内側に密着した状態
    で着脱可能に嵌合するグローブポート閉塞用インナーリングであって、当該グローブポー
    ト閉塞用インナーリングは、前記グローブポートの内側に密着した状態で着脱可能に嵌合
    する密着円筒部と該密着円筒部の一端側を閉塞する円形隔壁部とによって構成されており
    、前記円形隔壁部は透視可能な透明な材料によって形成されていることを特徴とするグロ
    ーブボックスのグローブポート閉塞用インナーリング。
  2. 前記円形隔壁部には、表面硬化処理が施されていることを特徴とする請求項1に記載の
    グローブボックスのグローブポート閉塞用インナーリング。
JP2009004006U 2009-06-12 2009-06-12 グローブボックスのグローブポート閉塞用インナーリング Expired - Fee Related JP3153073U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009004006U JP3153073U (ja) 2009-06-12 2009-06-12 グローブボックスのグローブポート閉塞用インナーリング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009004006U JP3153073U (ja) 2009-06-12 2009-06-12 グローブボックスのグローブポート閉塞用インナーリング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3153073U true JP3153073U (ja) 2009-08-20

Family

ID=54857334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009004006U Expired - Fee Related JP3153073U (ja) 2009-06-12 2009-06-12 グローブボックスのグローブポート閉塞用インナーリング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3153073U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011161607A (ja) * 2010-02-13 2011-08-25 Nara Kikai Seisakusho:Kk コンテインメント装置のポート構成部材及びコンテインメント装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011161607A (ja) * 2010-02-13 2011-08-25 Nara Kikai Seisakusho:Kk コンテインメント装置のポート構成部材及びコンテインメント装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6122361B2 (ja) 携帯機器及び携帯時計
CA120096S (en) Body fluid assay device
MX2007006507A (es) Indicador visible de abertura.
JP3153073U (ja) グローブボックスのグローブポート閉塞用インナーリング
TWI682415B (zh) 限制開關
WO2010095079A3 (en) Handling of radioactive materials
TW200622129A (en) Metal sealed butterfly valve
CN101463861B (zh) 铰链机构及应用铰链机构的电子装置
KR20160123039A (ko) 화장품 용기
JP3163435U (ja) グローブボックス用手袋
CN209163691U (zh) 一种药厂使用防爆净化传递窗
WO2004041022A1 (en) Sealing structure of an up-down type piston assembly for exhausting a content
CN102048343A (zh) 具震动按摩功能的化妆笔
CN201678727U (zh) 密封腔体观察窗机构及具有该机构的密封腔体
CN206846036U (zh) 一种阀门保护装置
JP6739789B2 (ja) 手袋交換用蓋装置
JP4666680B2 (ja) グローブボックス用インナーリングの密閉装置
JP4390361B2 (ja) アイソレータ及びそのフィルタ交換方法
KR102140898B1 (ko) 자석식 배터리 케이스의 가스차단기
JP2002331487A (ja) 把持装置
CN220938719U (zh) 一种旋转机构及药用喷雾瓶
CN212235379U (zh) 一种用于操作公共设施的灭菌消毒部件及多用书写笔
NL2025570B1 (en) Hygienic environment manipulation tool
CN102717947B (zh) 一种壳体
ITBO20000045U1 (it) Rubinetto manuale per l' alimentazione di carburante con posizione diriserva .

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120729

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130729

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees