JPH10227834A - Icのicソケットへの接触機構 - Google Patents

Icのicソケットへの接触機構

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JPH10227834A
JPH10227834A JP9048380A JP4838097A JPH10227834A JP H10227834 A JPH10227834 A JP H10227834A JP 9048380 A JP9048380 A JP 9048380A JP 4838097 A JP4838097 A JP 4838097A JP H10227834 A JPH10227834 A JP H10227834A
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JP
Japan
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socket
movable shaft
pulley
cylinder
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP9048380A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Mitsui
整 三井
Kazuya Endo
和哉 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い停止精度、常に安定した圧力、高い速度
調整精度をもたせたICのICソケットへの接触機構を
提供する。 【解決手段】 可動軸2は、IC1を吸着保持する吸着
パッド2Aを第1の端部にもち、吸着パッド2AがIC
ソケット10から離反する方向に移動する力を付勢され
る。シリンダ3は、可動軸2の第1の端部と反対側の第
2の端部側に配置され、可動軸2の軸線上を移動すると
共に、駆動するとピストンロッド3Aが可動軸2をIC
ソケット10側に押す。ねじ送り機構4は、シリンダ3
に隣接配置され、シリンダ3をICソケット10側に移
動する。IC1をICソケットに圧接する力は電子レギ
ュレータ8の供給圧力で、IC1の移動速度はモータ4
Eの回転速度で、押込量はモータ4Eの回転数で調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ICのICソケ
ットへの接触機構についてのものである。特に、水平搬
送式のオートハンドラにおいて、電極となるICソケッ
トにICを接触させる場合に、ICのICソケットへの
圧接力あるいは、接触時の速度などを調整できる接触機
構についてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術による接触機構の構成を
図2により説明する。図2の1はIC、2は可動軸、5
はハンド、6と7はシリンダ、8は電子レギュレータ、
10はICソケット、11はアライメントステージであ
る。
【0003】図2において、ハンド5はアーム5Aと回
転軸5Bで構成され、モータ5Cが駆動すると、アーム
5Aを回転させる。アーム5Aの両翼には、回転軸5B
の中心から等距離に2つの可動軸2が保持される。
【0004】可動軸2の下端部には、IC1を吸着保持
する吸着パッド2Aが取り付けられる。可動軸2に巻装
する圧縮コイルばね2Bは、可動軸2を上昇する力を付
勢している。
【0005】一方の吸着パッド2Aの下方に、電極とな
るICソケット10が配置され、他方の吸着パッド2A
の下方に、アライメントステージ11が配置される。一
方の可動軸2の上方には、空気シリンダ7が配置され、
他方の可動軸2の上方には、空気シリンダ6が配置され
る。
【0006】空気シリンダ7が駆動すると、一方の吸着
パッド2AをICソケット10に移動し、空気シリンダ
6が駆動すると、他方の吸着パッド2Aをアライメント
ステージ11に移動する。
【0007】次に、オートハンドラにおける図2の動作
を説明する。アライメントステージ11には未測定のI
C1が搬送される。アライメントステージ11には、I
C1の外形に見合った凹部が形成されており、前記凹部
にIC1が載置されると、IC1の姿勢が矯正される。
【0008】次に、シリンダ6を駆動し、アライメント
ステージ11上のIC1を吸着パッド2Aで吸着保持す
る。IC1を吸着パッド2Aで保持した状態で、可動軸
2を復帰させる。
【0009】次に、アーム5Aを回転させ、前記IC1
をICソケット10上に移動する。次に、シリンダ7を
駆動し、IC1をICソケット10に圧接する。圧接し
た状態でICソケット10に接続するICテスタで、I
C1を試験する。
【0010】IC1の試験が終了すると、可動軸2はI
C1を吸着保持して復帰する。次に、アーム5Aを回転
し、測定済みのIC1をアライメントステージ11に移
動する。次に、IC1は図示しない移動機構により分類
部に搬送される。このように、IC1は逐次、ICソケ
ット10に搬送され、選別される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図2では、電子レギュ
レータ8は所定圧力の空気をシリンダ7に供給する。I
Cの形状が変わるのに伴い、ICのICソケットへの最
適圧力が変わる。図2の電子レギュレータを電気で制御
することにより、シリンダへの供給圧を変えることがで
きるので、前記最適圧力を求めるのに、便利である。
【0012】しかし、ICが高周波測定になると、例え
ば、図2のICソケット10はいわゆるDUTボードで
あるプリント基板上に直接、実装されるので、IC1の
降下速度を適正に設定しないと、寿命に影響することが
判明してきている。また、測定ミスを減少するため、I
CソケットへのICの埋没量も微小に調整することが求
められている。
【0013】図2の構成では、電子レギュレータでIC
のICソケットへの圧接力を調整できるが、IC1の降
下速度やICソケットへの埋没量を微小に調整すること
はできない。
【0014】この発明は、高い停止精度、常に安定した
圧力、高い速度調整精度をもたせたICのICソケット
への接触機構の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、IC1を保持してICソケット10へ
圧接する接触機構であって、IC1を吸着保持する吸着
パッド2Aを第1の端部にもち、吸着パッド2AがIC
ソケット10から離反する方向に移動する力を付勢され
る可動軸2と、可動軸2の第1の端部と反対側の第2の
端部側に配置され、可動軸2の軸線上を移動すると共
に、駆動するとピストンロッド3Aが可動軸2をICソ
ケット10側に押す空気シリンダ3と、空気シリンダ3
に隣接配置され、空気シリンダ3をICソケット10側
に移動するねじ送り機構4とを備える。
【0016】そうして、ねじ送り機構4を、ボールねじ
4Aと、ボールねじ4Aとねじ結合するプーリ4Bと、
プーリ4Bをベルト4Cで巻き掛けするプーリ4Dと、
プーリ4Dを回転するモータ4Eとで構成する。
【0017】前述の構成とすることにより、IC1がI
Cソケット10に当接し、更に移動する距離をボールね
じ4Aの送り量で調整する。また、モータ4Eの回転速
度を制御することで、IC1がICソケット10に移動
する速度を調整する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施の
形態によるICのICソケットへの接触機構の構成図で
あり、図2に示した従来例と対応する部分には同一の符
号を付している。
【0019】図Iの3はシリンダ、4はねじ送り機構で
ある。空気シリンダ3は、可動軸2の上方に配置され、
可動軸2の軸線上を移動すると共に、空気シリンダ3が
駆動するとピストンロッド3Aが可動軸2をICソケッ
ト10側に押す。また、シレンダ3は電子レギュレータ
8に接続している。
【0020】ボールねじ4Aとプーリ4Bとベルト4C
とプーリ4Dとモータ4Eで、ねじ送り機構4を構成す
る。プーリ4Bの中心にはボールねじ4Aとねじ結合す
るボーナットをもつ。プーリ4Bが回転すると、プーリ
4Bの回転運動がボールねじ4Aの直線運動に変換され
る。
【0021】プーリ4Bとプーリ4Dはベルト4Cで巻
き掛けされている。プーリ4Dはモータ4Eの回転軸に
連結している。モータ4Eの回転数を制御することによ
り、ボールねじ4Aの送り量を調整できる。また、モー
タ4Eの回転速度を制御することにより、ボールねじ4
Aの移動速度を調整できる。
【0022】次に、図1の作用を説明する。図1におい
て、シリンダ3は電子レギュレータ8により常に一定の
圧力が付加され、ピストンロッド3Aは突出状態であ
る。ボールねじ4Aの移動量はモータ4Eの回転数によ
り決まる。
【0023】したがって、ICソケット10にIC1を
圧接する際、その圧接力をICソケット10への押し込
み量で決める場合には、モータ4Eの回転数を可変する
ことにより調整する。この場合、シリンダ3への供給圧
力は電子レギュレータ8のもつ最高圧力とする。
【0024】また、圧接力をICソケット10に押さえ
つける力で決める場合にはシリンダ3への供給圧力を電
子レギュレータ8で変えることにより調整する。
【0025】ICソケット10は、形が様々で圧接力の
みでなく圧接時の速度が制限される場合もある。この場
合には、圧接時の速度のみをモータ4Eの回転速度を変
えることにより調整する。こうすれば、形状の異なるI
Cの入れ替えの一工程の時間を大きく変化させること無
く、圧接速度の調整ができる。
【0026】
【発明の効果】この発明の接触機構は、ICを吸着保持
する吸着パッドを第1の端部にもち、前記吸着パッドが
ICソケットから離反する方向に移動する力を付勢され
る可動軸と、可動軸の第1の端部と反対側の第2の端部
側に配置され、可動軸の軸線上を移動すると共に、駆動
するとピストンロッドが可動軸をICソケット側に押す
空気シリンダと、空気シリンダに隣接配置され、空気シ
リンダをICソケット側に移動するねじ送り機構とを備
える。
【0027】したがって、ICをICソケットに圧接す
る力と押し込み量を簡単に調整できる。また、圧接時の
ICの移動速度も簡単に調整できる。特に、ICの品種
交換可能な水平搬送式オートハンドラには、ロット交換
時の調整時間を短縮できるので有効である。また、現
在、増加しつつあるICの高周波測定の対応に優位であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態による接触機構の構成
図である。
【図2】従来技術による接触機構の構成図である。
【符号の説明】
1 IC 2 可動軸 2A 吸着パッド 2B 圧縮コイルばね 3 シリンダ 4 ねじ送り機構 4A ボールねじ 4B プーリ 4C ベルト 4D プーリ 4E モータ 5 ハンド 5A アーム 5B 回転軸 5C モータ 6 シリンダ 8 電子レギュレータ 10 ICソケット 11 アライメントステージ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IC(1) を保持してICソケット(10)へ
    圧接する接触機構であって、 IC(1) を吸着保持する吸着パッド(2A)を第1の端部に
    もち、吸着パッド(2A)がICソケット(10)から離反する
    方向に移動する力を付勢される可動軸(2) と、 可動軸(2) の第1の端部と反対側の第2の端部側に配置
    され、可動軸(2) の軸線上を移動すると共に、駆動する
    とピストンロッド(3A)が可動軸(2) をICソケット(10)
    側に押す空気シリンダ(3) と、 空気シリンダ(3) に隣接配置され、空気シリンダ(3) を
    ICソケット(10)側に移動するねじ送り機構(4) とを備
    えることを特徴とするICのICソケットへの接触機構
  2. 【請求項2】 ボールねじ(4A)と、ボールねじ(4A)とね
    じ結合する第1のプーリ(4B)と、第1のプーリ(4B)をベ
    ルト(4C)で巻き掛けする第2のプーリ(4D)と、第2のプ
    ーリ(4D)を回転するモータ(4E)とで構成される請求項1
    記載のねじ送り機構。
  3. 【請求項3】 IC(1) がICソケット(10)に当接し、
    更に移動する距離をボールねじ(4A)の送り量で調整する
    ことを特徴とする請求項1および請求項2記載のICの
    ICソケットへの接触機構。
  4. 【請求項4】 モータ(4E)の回転速度を制御すること
    で、IC(1) がICソケット(10)に移動する速度を調整
    することを特徴とする請求項1および請求項2記載のI
    CのICソケットへの接触機構。
JP9048380A 1997-02-17 1997-02-17 Icのicソケットへの接触機構 Pending JPH10227834A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000266810A (ja) * 1999-03-16 2000-09-29 Fukuoka Nippon Denki Kk Icハンドラ
US6384734B1 (en) 1998-12-31 2002-05-07 Daito Corporation Method of controlling IC handler and control system using the same
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KR100711613B1 (ko) 1998-06-15 2007-04-26 가부시키가이샤 어드밴티스트 집적회로 흡착장치와 이를 이용한 집적회로 반송장치 및 집적회로 시험장치
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