JPH10226928A - 繊維束用前紡工程のドラフト装置のアッパーローラに設けられる装置 - Google Patents

繊維束用前紡工程のドラフト装置のアッパーローラに設けられる装置

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JPH10226928A
JPH10226928A JP10025863A JP2586398A JPH10226928A JP H10226928 A JPH10226928 A JP H10226928A JP 10025863 A JP10025863 A JP 10025863A JP 2586398 A JP2586398 A JP 2586398A JP H10226928 A JPH10226928 A JP H10226928A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は繊維束用前紡工程のドラフト装置の
アッパーローラに設けられる装置に関し、特に簡単な方
法でドラフト装置の故障のない駆動を可能にすることを
目的とする。 【解決手段】 アッパーローラ4の終端側の軸ピン4'が
軸受部材内に軸承されており、その場合にそれぞれ軸受
部材の内表面と軸ピンとの間で軸受部材22’が転動し、
かつそれぞれ軸受部材内に軸ピンの端面に対応する保持
ディスク26が配置されている。アッパーローラ4は軸方
向に移動することができる。各保持ディスク26の軸ピン
4'の端面とは反対の側にばね部材28が付勢するように設
けられており、保持ディスク26が軸方向に移動可能であ
って、その場合にばね部材28が軸受部材22' の固定配置
された軸受台に支持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は繊維束用前紡工程
のドラフト装置のアッパーローラに設けられる装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】アッパーローラの終端側の軸ピンが軸受
部材内に軸承されており、その場合にそれぞれ軸受部材
の内表面と軸ピンとの間で転動体、たとえばニードルが
転動し、かつそれぞれ軸受部材内に、軸ピンの端面に対
応する保持部材、たとえばディスクが配置されており、
かつアッパーローラが軸方向に移動することができる、
繊維束用前紡工程のドラフト装置のアッパーローラに設
ける装置は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アッパーローラ(押圧
ローラ)はドラフト装置内に、その弾性的な被覆がそれ
ぞれ駆動されるローラ(アンダーローラ)に押圧され、
その場合に多数の繊維束からなる繊維索がこのローラと
被覆との間を通して案内されるように、配置されてい
る。この装置は繊維索を移送し、かつ引き伸ばすために
利用される。公知の装置においては、アッパーローラ用
に中空円筒状の軸受部材が設けられており、その軸受部
材の一方の端面は開放しており、他方の端面はフォーク
状の填め合い部を有する。アッパーローラをドラフト装
置へ挿入する前に、2つの終端側の軸ピンがそれぞれ開
放した端面を通して対応する軸受部材へ挿入される。次
にアッパーローラが、フォーク形状の填め合い部がそれ
ぞれ基台に取り付けた打抜き型に設けられた、固定配置
の付属の載置部の突出部と係合するように、挿入され
る。その場合にそれぞれ両側における偶然の位置に従っ
て、まずフォーク形状の填め合い部と固定配置の載置部
との間に、そしてさらに軸ピンの端面と付属の保持部
材、たとえばディスクとの間に、それぞれ間隙形状の距
離が設けられる。このようにして、駆動外では両軸受部
材もアッパーローラも軸方向に移動することができる。
駆動中は軸受部材は押圧装置、たとえばばねまたは空気
シリンダによって負荷を受け、それによって所定の位置
に固定されるので、軸受部材の軸方向の移動はもはや不
可能である。それとは逆に、アッパーローラは駆動中に
軸方向に十分に移動できなければならない。その場合に
軸方向の力によって軸ピンと転がり軸受体との間に摩擦
が発生し、その摩擦は押圧作用の大きさに関係し、かつ
加熱をもたらす。それぞれ軸受部材が偶然どの位置に位
置的にに固定されたかに従って、軸ピンの端面と付属の
保持部材(載置ディスク)との間の距離が大きくなりあ
るいは小さくなる。位置は、上述のゆとり空間によっ
て、偶然に従う。極端な場合には、回転する軸ピンの両
端面が固定位置の保持ディスクと常に摩擦係合する場合
もある。軸方向の力による軸ピンと転がり体との間の摩
擦によって、軸受ハウジングに熱が発生し、その熱は押
圧力が高くなると増大する。すると、軸受部材(軸受ハ
ウジング)の、たとえば130°Cを越える望ましくな
い加熱が行われ、空気供給の可能性はないので、空気を
介して熱を逃がすことができない。両側に極めてわずか
な距離が存在する場合には、各端面はときどき保持ディ
スクから極めてわずかに離れるだけであって、距離が小
さ過ぎるので、熱を逃がすために十分に空気を供給する
ことができない。このように軸方向のゆとりがわずかで
ある場合には、軸受温度を越えてしまい、好ましくない
ことになる。それによって、特にプラスチックからな
る、保持ディスクが破壊される恐れがあるので、アッパ
ーローラ用の保持機能がなくなる。さらに、軸受部材の
端面側のシールが除去される。それによって望ましくな
い駆動騒音が発生する。
【0004】それに対して本発明の課題は、上述の欠点
を除去し、特に簡単な方法でドラフト装置の故障のない
駆動を可能にする、上述した種類の装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題の解決は、請求
項1に記載の特徴によって行われる。保持ディスクが弾
性的に付勢され、かつ移動可能であることによって、駆
動外においては各軸受部材内で保持ディスクと軸受台と
の間に予め定められた距離が存在する。軸受部材が軸ピ
ン上へ移動されると、軸ピンの端面はそれぞれ対応する
保持ディスクと接触することができる。しかし他方で緩
められたばねが軸受台とそれに伴って軸受部材とを離し
ておく。この位置において、すなわち2つの軸受部材が
所定の距離で互いに離れている場合に、アッパーローラ
がドラフト装置へ挿入され、2つの軸受部材が付勢され
て、位置的に固定される。駆動においてアッパーローラ
が一方側または他方側へ移動されると、軸ピンの端面が
それぞれ保持部材をばね方向に移動させ、ばねが圧縮さ
れる。それによってこの側においては端面が保持部材に
添接し、保持部材と軸受台との間の距離が減少される。
同時に他方の反対側では、他方の軸ピンの端面が対応す
るホルダ面から十分に離れ、間隙状の開口部が形成され
るので、空気が効果的に流入して熱を搬出することがで
きる。アッパーローラがまた他の方向へ移動されると、
この側において軸ピンと保持ディスクとの間に十分な間
隙が形成されるので、この箇所で熱を効果的に逃がすこ
とができる。このようにして大きな締付け圧力とそれに
伴って良好な生産をもたらすように、アッパーローラの
押圧作用が大きい場合でも、熱の発生が補償される。本
発明に基づく手段によって、軸受部材の許容できない加
熱が驚くほど回避され、ドラフト装置の故障のない駆動
が可能となる。
【0006】保持部材が、プラスチックからなる保持デ
ィスクであると、効果的である。プラスチックが自己潤
滑性であると、効果的である。保持部材、たとえば保持
ディスクが転がり軸受を気密に閉鎖するように設けられ
ていると、効果的である。ばね部材が形状ばねであると
効果的である。ばね部材が押圧ばねであると、効果的で
ある。保持部材、たとえば保持ディスクが、転がり軸受
体、たとえばニードルと係合していると、効果的であ
る。転がり軸受体が軸方向に移動可能であると、効果的
である。転がり軸受体の他方の端面がストッパーなどに
対応していると、効果的である。位置固定の軸受台がデ
ィスクであると、効果的である。軸受台のディスクが金
属、たとえば金属薄板からなると、効果的である。軸受
台が固定部材、たとえば固定リングによって固定されて
いると、効果的である。アッパーローラが手動で挿入で
きると、効果的である。アッパーローラが押圧装置、た
とえば押圧アームと一緒に揺動して出入りできると、効
果的である。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、図面で示される実施例を用
いて、本発明を詳細に説明する。図1によれば、たとえ
ばツリュツラー社のドラフトHSのドラフト装置は、3
オーバ4型ドラフト装置として構成されており、すなわ
ち3台のアンダーローラI,II,III(Iは出口アンダー
ローラ、IIは中央アンダーローラ、III は入口アンダー
ローラ)と4台のアッパーローラ1,2,3,4からな
っている。ドラフト装置内では、多数の繊維束からなる
繊維構造のドラフトが行われる。ドラフトは予備ドラフ
トと本ドラフトからなる。ローラIII /ローラ4とから
成るローラ対とローラII/ローラ3から成るローラ対間
に予備ドラフトフィールドが形成され、ローラII/ロー
ラ3から成るローラ対とローラI/ローラ2とのから成
るローラ対間に本ドラフトフィールドが形成される。
【0008】出口アンダーローラIは、(図示されてい
ない)メインモータによって駆動され、従って供給速度
を定める。入口アンダーローラと中央アンダーローラII
I ないしIIは、(図示されていない)制御モータによっ
て駆動される。アッパーローラ1から4は、回転軸受1
0を中心に矢印APBの方向に揺動可能な押圧アーム1
1a,11b(11aのみが図示されている)内の押圧
部材6から9(付勢装置)によってアンダーローラI,
II,III に押圧され、それによって摩擦結合を介してそ
の駆動力を得る。ローラI,II,III; 1, 2, 3, 4 の回
転方向は、湾曲された矢印で図示されている。多数の繊
維束からなる繊維構造5は、C方向に走行する。アンダ
ーローラI,II,III は、機械フレーム35に配置され
た打抜き型13(図2を参照)内に軸承されている。2
本の押圧アーム(揺動ブラケット)(図1には一方のみ
が図示されている)は、アッパーローラ(押圧ローラ
1,2,3ないし4)を収容するそれぞれ2つの押圧ロ
ーラホルダ14(図2には一方のみが図示されている)
を移動可能に収容するために用いられる。
【0009】図2によれば、押圧ローラホルダ14は上
部15と下部16とから構成されている。上部15は、
円筒中空室17を備えた円筒ユニットを形成しており、
その円筒中空空間においてピストン18が滑りブッシュ
内の押圧ロッド19によって案内されている。押圧ロッ
ド19は滑りブッシュ21内で案内されており、滑りブ
ッシュ自体は下部16内に配置されている。押圧ローラ
4のローラピン4”が、保持継目板24に形成された開
口部を通して軸受22a内に嵌入する。押圧ローラ4を
収容する軸受22aは、押圧ローラホルダ14とアンダ
ーローラIII のピンIII aとの間の空間23内へ延びて
いる。
【0010】膜25が、円筒中空室17を圧力的に分割
している。円筒中空室17の上部において圧力を発生さ
せるために、この上部に圧縮空気スリーブを用いて圧縮
空気を供給することができる。円筒中空室17の下部
は、排気孔を通して排気される。同様にして円筒中空室
17の上部が排気され、円筒中空室17の下部に圧縮空
気が供給される。
【0011】繊維構造5がアンダーローラI,II,III
を介して案内された後に、駆動において押圧アーム11
a(そしてまた図示されていない押圧アーム11bも)
が図1に示す作業位置へ揺動されて、この位置に固定さ
れるので、押圧ローラ1,2,3,4が繊維構造5をア
ンダーローラI,II,III 上へ押圧することができる。
この押圧はまず、押圧ロッド19aから19dがそれぞ
れ対応する軸受22aから22d上に載置され、さら
に、膜25の上部の中空室が過圧にされることによっ
て、行われる。それによって押圧ロッド19の他方の端
部が軸受22を押圧し、それによってアッパーローラ4
とアンダーローラ(駆動ローラ)III との間に上述の押
圧がもたらされる。押圧ロッド19は、矢印D,E方向
に移動することができる。
【0012】軸受22aの一方の側に突出部221が設
けられており、この突出部が、フォーク状のソケットと
して形成されている載置部13aと係合する。載置部1
3aは、基台35上に配置されている打抜き型13に固
定位置で取り付けられている。図3に示す構成によれ
ば、各アッパーローラ4に門形状の押圧アーム12が付
設されており、この押圧アームは、上面図で見て、アッ
パーローラ4の長手軸に対して平行に整合されている。
押圧ローラ12は2つの側方支持体12’と12”およ
び横主要部12'"からなる。側方支持体12', 12"にはそれ
ぞれ空気式の押圧部材として押圧ロッド19aないし1
9bを有する空気シリンダ9a,9bが取り付けられて
いる。押圧アーム12は、固定配置の回転軸受32を中
心に矢印M,N方向に揺動することができる。図3に
は、押圧アーム12の例で揺動が図示されている。同様
にして他の(図示されていない)押圧アーム12の揺動
が行われる。各アッパーローラ1から4(図1)にはそ
れぞれ門形状の押圧アーム12が付設されている。側方
支持体12’の下方端部には開口部32が形成されてお
り、基台35に取り付けられている(図示されていな
い)移動可能な錠止ロッドがその開口部に挿通される。
【0013】図4によれば、軸受部材22’は中空円筒
状に形成されており、その一方の端面は開放しており、
他方の端面にはフォーク状の填め合い部222が設けら
れている。アッパーローラ4の終端側の軸ピン4’が、
軸受部材22’の内部中空空間へ挿入されている。フォ
ーク状の填め合い部222は、基台35に取り付けられ
た打抜き型13に設けられた付属の固定位置の載置部1
3aの突出部と係合している。その場合にフォーク状の
填め合い部222と載置部13aの間には間隙形状の距
離aが、そして軸ピン4’の端面とたとえば自己潤滑プ
ラスチックからなる保持ディスク26との間には距離b
が設けられている。駆動外では、すなわち負荷なしで
は、軸受部材22’は矢印H、Iの方向に、そしてアッ
パーローラ4の軸ピン4’は矢印F,Gの方向に移動す
ることができる。駆動中、すなわち軸受部材22’が負
荷を受けた場合には、軸ピン4’のみが移動することが
できる。軸受部材22’の内表面と軸ピン4’との間に
は転がり軸受体、たとえばニードル27が設けられてい
る。保持ディスク26の軸ピン4’の端面とは反対の側
に、ばね28たとえば形状ばねが付勢するように設けら
れている。保持ディスク26は、アッパーローラ4の軸
ピン4’に関して矢印K,Lに示すように軸方向に移動
することができる。ばね28は、固定の軸受台として用
いられる金属ディスク29に支持されている。金属ディ
スク29は、固定リング30によってずれないように固
定位置に固定されている。
【0014】図5は、軸受部材22’と22”が軸ピン
4’ないし4”上に取り付けられた後の、保持ディスク
26a,26bの位置を概略的に示している。ばね28
aと28bは緩められており、両側において保持ディス
ク26aないし26bを軸ピン4’ないし4”の対応す
る端面に対して押圧している。端面と付属の保持ディス
ク26a,26bとの間には、両側とも距離bは設けら
れていない。すなわち、端面は保持ディスク26a,2
6bに添接している。それとは異なり、保持ディスク2
6a,26bと付属の金属ディスク29aないし29b
との間には、両側にそれぞれ距離c1 ないしc2 が設け
られている。この位置においてアッパーローラ4は軸受
部材22’と22”と共にドラフト装置内へ挿入され
る。次に、軸受部材22’と22”が押圧部材9aない
し9bの押圧ロッド19aと19bによって付勢され、
それによってその位置にずれないように固定位置に固定
される。駆動中、すなわち製造の間、矢印FとGの方向
におけるアッパーローラ4の軸方向の移動が行われる。
アッパーローラ4が図6に示すようにG方向に移動され
ると、ばね28aが平らに押圧されて、その際に付勢さ
れる。それによって保持ディスク26aと金属ディスク
29aとの間の距離c1 が最小まで減少される。軸ピン
4’の端面が保持ディスク26aに添接し、その場合に
は距離はなくなる。アッパーローラ4がG方向に移動さ
れることによって、アッパーローラ4の他方の側では軸
ピン4”の端面が保持ディスク26bから離れるので、
この箇所に距離b2 が生じる。ばね28bは緩んだまま
なので、この箇所においては距離b2 は変化せず、等し
いままである。保持ディスク26bは移動せずに固定位
置に留まる。軸ピン4”の端面と保持ディスク26bと
の間に距離b2 がある間、このように形成された間隙を
通して空気が流入して熱を搬出することができる。
【0015】図7によれば、アッパーローラ軸受22’
内に形状ばね28aが挿入されている。このようにして
アッパーローラ軸4’は考えられる各駆動状態において
十分な軸方向のゆとりを有する。その場合に、アッパー
ローラ4が手動で挿入されるか、付勢によって揺動され
るか、あるいはクリーニングロッドなしで駆動されるか
は重要ではない。というのは、アッパーローラ4が付勢
されない状態にある場合には常に、形状ばね28が緩む
からである。アッパーローラハウジング22’,22”
が駆動の間負荷を受けると、そのアッパーローラハウジ
ングはその位置に固定される。軸4’ないし4”は左ま
たは右に移動を始める。その場合にばね28aが圧縮さ
れ(図8)、反対側(図9)はそれに応じてゆとり(距
離b2 )を有する。図8によれば、軸がG方向に移動さ
れた場合に、ばね28がブロック質量上に押圧される。
【0016】本発明は、前紡工程のドラフト装置の1つ
のアッパーローラの例で説明されている。本発明は、ド
ラフト装置のすべてのアッパーローラ1から4(図1)
での使用を含んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による装置を有するドラフト装
置の側面図である。
【図2】図2は、本発明による装置と空気による付勢と
共に、図1の一部をI−I線(図1)に従って示す部分
断面図である。
【図3】図3は、本発明の他の実施形態の正面図であっ
て、各アッパーローラに門形状の押圧アームが付設され
ている。
【図4】図4は、アッパーローラの軸ピンが挿入されて
おり、かつ固定位置の載置部との係合を外れている軸受
部材の断面図である。
【図5】図5本発明による装置を駆動外の位置で示す。
【図6】図6は、本発明による装置を駆動中の位置で示
す。
【図7】図7は軸受ハウジング内の本発明による装置の
第1の位置を示す。
【図8】図8は第2の位置を示す。
【図9】図9は第3の位置を示す。
【符号の説明】
1, 2, 3, 4…押圧ローラ(アッパーローラ) 4', 4"…軸ピン 26, 26a, 26b…保持ディスク 28, 28a, 28b…ばね部材 29, 29a, 29b…軸受台

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アッパーローラの終端側の軸ピンが軸受
    部材内に軸承されており、その場合にそれぞれ軸受部材
    の内表面と軸ピンとの間で転がり体、たとえばニードル
    が転動し、かつそれぞれ軸受部材内に、軸ピンの端面に
    対応する保持部材、たとえばディスクが配置されてお
    り、かつアッパーローラが軸方向に移動することができ
    る、繊維束用前紡工程のドラフト装置のアッパーローラ
    に設けられる装置において、 各保持部材(26, 26a, 26b)の軸ピン(4', 4")の端面とは
    反対の側にばね部材(28, 28a, 28b)が付勢するように設
    けられており、かつ保持部材(26, 26a, 26b)が軸方向
    (K, L)に移動することができ、その場合にばね部材(28,
    28a, 28b)が軸受部材(22, 22', 22")の固定位置の軸受
    台(29, 29a, 29b)に支持されることを特徴とする繊維束
    用前紡工程のドラフト装置のアッパーローラに設けられ
    る装置。
  2. 【請求項2】 保持部材(26, 26a, 26b)がプラスチック
    からなるディスクであることを特徴とする請求項1に記
    載の装置。
  3. 【請求項3】 前記プラスチックが自己潤滑性であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 保持部材、たとえば保持ディスク(26, 2
    6a, 26b)が、転がり軸受(22, 22', 22")を気密に閉鎖す
    るために設けられていることを特徴とする請求項1から
    請求項3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 【請求項5】 ばね部材(28, 28a, 28b)が形状ばねであ
    ることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1
    項に記載の装置。
  6. 【請求項6】 ばね部材(28, 28a, 28b)が押圧ばねであ
    ることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1
    項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 保持部材、たとえば保持ディスク(26, 2
    6a, 26b)が、転がり軸受体、たとえばニードル(27)の一
    方の端面と係合していることを特徴とする請求項1から
    請求項6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】 転がり軸受体(27)が軸方向に移動可能で
    あることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか
    1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 転がり軸受体(27)の他方の端面がストッ
    パー(31)などに対応していることを特徴とする請求項1
    から請求項8のいずれか1項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 固定位置の軸受台がディスク(29)であ
    ることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1
    項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 軸受台のディスク(29)が金属、たとえ
    ば金属薄板からなることを特徴とする請求項1から請求
    項10のいずれか1項に記載の装置。
  12. 【請求項12】 軸受台が固定部材、たとえば固定リン
    グ(30)によって固定されていることを特徴とする請求項
    1から請求項11のいずれか1項に記載の装置。
  13. 【請求項13】 アッパーローラ(1〜4)が手動でド
    ラフト装置へ挿入可能であることを特徴とする請求項1
    から請求項12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 アッパーローラ(1〜4)が、押圧装
    置、たとえば押圧アーム(11, 12)と一緒に揺動して出入
    りできることを特徴とする請求項1から請求項13のい
    ずれか1項に記載の装置。
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