JPH10225004A - バッテリー制御方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

バッテリー制御方法及び装置並びに記憶媒体

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JPH10225004A
JPH10225004A JP9041421A JP4142197A JPH10225004A JP H10225004 A JPH10225004 A JP H10225004A JP 9041421 A JP9041421 A JP 9041421A JP 4142197 A JP4142197 A JP 4142197A JP H10225004 A JPH10225004 A JP H10225004A
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JP
Japan
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secondary battery
battery
charging
control
battery pack
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JP9041421A
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Kenji Maeda
健司 前田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリーのメモリー効果を消去し得るバッ
テリー制御方法及び装置を提供する。 【解決手段】 第1及び第2のバッテリーパック9,1
0を充電する電源制御部21と、第1のバッテリーパッ
ク9から第2のバッテリーパック10へ充電する態様と
第2のバッテリーパック10から第1のバッテリーパッ
ク9へ充電する態様とを択一的に選択するためのスイッ
チ部24と、バッテリー9,10の電圧を検出する充放
電制御部23と、充放電制御部23の検出結果に従って
前記第1のバッテリーパック9から第2のバッテリーパ
ック10へ充電し且つ第1のバッテリーパック9を放電
させるように制御するパソコンロジック部22とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも2つの
2次バッテリーを内蔵もしくは装着できる情報処理装置
において、2つの2次バッテリーをリフレッシュ(メモ
リー効果の消去及び残容量の補正)するときのバッテリ
ー制御方法及び装置並びにこれらバッテリー制御方法及
び装置に用いる記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置、特にACアダプタ
ー/バッテリーの少なくとも2電源に対応しているノー
トブック・パーソナルコンピュータ(パソコン)におい
ては、バッテリーに対して充電可能な2次バッテリー
(Ni−Cd,Ni−MH,Li−ION)が使用され
ている。この中のバッテリーのうち特にNi−Cd,N
i−MHは、充放電を繰り返すことによって本来のバッ
テリー容量を得られなくなるメモリー効果が起きる。こ
のメモリー効果を軽減するために、定期的にフル放電及
びフル充電の操作(以降、この操作をリフレッシュと記
述する)を行なっていた。
【0003】また、前記情報処理装置に装着するバッテ
リー自体にICを組み込み、そのバッテリーの残容量や
放電電流等を算出し、更に前記情報処理装置に通信を可
能とするインターフェースを備えるバッテリーパック
(以降、スマートバッテリーと記述する)を使用する場
合がある。このスマートバッテリーは、微小放電電流の
検出誤差や、自己放電の算出エラーを補正するため、フ
ル充電、フル放電、フル充電のシーケンスでバッテリー
パックをリフレッシュ(バッテリーパック内のICを補
正)していた。
【0004】従来の情報処理装置においては、上述した
リフレッシュの操作のうちバッテリーの充電には、外部
電源の電力を利用して充電し、一方、充電されていたバ
ッテリーを放電させるために情報処理装置の本体内部に
抵抗を設け、その抵抗に電流を流していた。
【0005】このような抵抗を使用した従来の制御方法
では、情報処理装置の大きさや放熱効果の問題から低抗
値を小さくして放電時間を短縮することが難しく、バッ
テリーの容量にもよるが、2400mAHのバッテリー
を68オームで放電させた場合、約12時間を要してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、情報処理装置の
バッテリー駆動時間を延ばす市場要求があり、バッテリ
ーパックの高容量化と本体に装着できる第2のバッテリ
ー対応等でこの要求を満足しようとしている。
【0007】しかしながら、上述した従来装置にあって
は、情報処理装置の大きさや放熱効果の問題から低抗値
を小さくして放電時間を短縮することが難しく、バッテ
リーパック2つを単純にリフレッシュした場合、エネル
ギーが倍になるため放電時間が倍になる。そこで、現行
方式でリフレッシュ時間を短縮するために低抗値を下げ
た場合、発熱問題が生じる。つまり、発熱と放電時間の
トレードオフになる。更に、バッテリー内に充電されて
いたエネルギーを抵抗で無駄に消費させるという問題点
があった。
【0008】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、バッテリーのメモリー効果を消去
し得るバッテリー制御方法及び装置を提供しようとする
ものである。
【0009】また、本発明の第2の目的とするところ
は、バッテリーの残容量の算出補正、バッテリーの残容
量の算出値の記憶補正及びバッテリーのメモリー効果を
消去し得るバッテリー制御方法及び装置を提供しようと
するものである。
【0010】更に、本発明の第3の目的とするところ
は、上述したバッテリー制御装置を円滑に制御すること
ができる記憶媒体を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載のバッテリー制御方法は、2次バ
ッテリーを少なくとも2つ持つ情報処理装置の前記2次
バッテリーを制御するバッテリー制御方法であって、前
記2次バッテリーを充電する充電工程と、前記一方の2
次バッテリーから他方の2次バッテリーへ充電する態様
と前記他方の2次バッテリーから一方の2次バッテリー
へ充電する態様とを択一的に選択するための選択工程
と、前記2次バッテリーの電圧を検出する電圧検出工程
と、前記電圧検出工程の検出結果に従って前記一方の2
次バッテリーから他方の2次バッテリーへ充電し且つ前
記一方の2次バッテリーを放電させるように制御する制
御工程とを有することを特徴とする。
【0012】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2記載のバッテリー制御方法は、請求項1記載のバ
ッテリー制御方法において、前記2次バッテリーがロウ
バッテリーであるか否かを判断する判断工程を有し、前
記制御工程は、前記一方の2次バッテリーがロウバッテ
リーであると判断されたとき、前記他方の2次バッテリ
ーから一方の2次バッテリーへ充電し且つ前記他方の2
次バッテリー放電させるように制御することを特徴とす
る。
【0013】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3記載のバッテリー制御方法は、請求項1記載のバ
ッテリー制御方法において、前記2次バッテリーがロウ
バッテリーであるか否かを判断する判断工程と、前記2
次バッテリーの満充電を検出する満充電検出工程と、前
記2次バッテリーを放電させる放電工程とを有し、前記
制御工程は、前記一方の2次バッテリーがロウバッテリ
ーに至らないうちに前記他方の2次バッテリーが満充電
に至ったとき前記放電工程により前記一方の2次バッテ
リーを放電し、更に前記一方の2次バッテリーがロウバ
ッテリーであると判断されたとき、前記他方の2次バッ
テリーから前記一方の2次バッテリーへ充電し且つ前記
他方の2次バッテリー放電させるように制御することを
特徴とする。
【0014】また、上記第1の目的を達成するために請
求項4記載のバッテリー制御装置は、2次バッテリーを
少なくとも2つ持つ情報処理装置の前記2次バッテリー
を制御するバッテリー制御装置であって、前記2次バッ
テリーを充電する充電手段と、前記一方の2次バッテリ
ーから他方の2次バッテリーへ充電する態様と前記他方
の2次バッテリーから一方の2次バッテリーへ充電する
態様とを択一的に選択するための選択手段と、前記2次
バッテリーの電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧
検出手段の検出結果に従って前記一方の2次バッテリー
から他方の2次バッテリーへ充電し且つ前記一方の2次
バッテリーを放電させるように制御する制御手段とを有
することを特徴とする。
【0015】また、上記第1の目的を達成するために請
求項5記載のバッテリー制御装置は、請求項4記載のバ
ッテリー制御装置において、前記2次バッテリーがロウ
バッテリーであるか否かを判断する判断手段を有し、前
記制御手段は、前記一方の2次バッテリーがロウバッテ
リーであると判断されたとき、前記他方の2次バッテリ
ーから一方の2次バッテリーへ充電し且つ前記他方の2
次バッテリー放電させるように制御することを特徴とす
る。
【0016】また、上記第1の目的を達成するために請
求項6記載のバッテリー制御装置は、請求項4記載のバ
ッテリー制御装置において、前記2次バッテリーがロウ
バッテリーであるか否かを判断する判断手段と、前記2
次バッテリーの満充電を検出する満充電検出手段と、前
記2次バッテリーを放電させる放電手段とを有し、前記
制御手段は、前記一方の2次バッテリーがロウバッテリ
ーに至らないうちに前記他方の2次バッテリーが満充電
に至ったとき前記放電手段により前記一方の2次バッテ
リーを放電し、更に前記一方の2次バッテリーがロウバ
ッテリーであると判断されたとき、前記他方の2次バッ
テリーから前記一方の2次バッテリーへ充電し且つ前記
他方の2次バッテリー放電させるように制御することを
特徴とする。
【0017】また、上記第1の目的を達成するために請
求項7記載のバッテリー制御方法は、少なくとも2つの
2次バッテリーと外部電源とを持つ情報処理装置の前記
2次バッテリーを制御するバッテリー制御方法であっ
て、前記2次バッテリーを充電する充電工程と、前記一
方の2次バッテリーから他方の2次バッテリーへ充電す
る態様と前記他方の2次バッテリーから一方の2次バッ
テリーへ充電する態様とを択一的に選択するための第1
の選択工程と、前記外部電源から前記2次バッテリーの
1つを充電する態様を選択する第2の選択工程と、前記
2次バッテリーの満充電を検出する満充電検出工程と、
前記2次バッテリーの残容量を算出する残容量算出工程
と、該残容量算出工程により算出された残容量データを
記憶する記憶工程と、前記2次バッテリーの電圧を検出
する電圧検出工程と、前記2次バッテリーの残容量算出
工程の算出結果もしくは前記電圧検出工程の検出結果に
従って前記一方の2次バッテリーから前記他方の2次バ
ッテリーへ充電し更に該他方の2次バッテリーが満充電
に至った後該他方の2次バッテリーから前記一方の2次
バッテリーへ充電するように制御する制御工程とを有す
ることを特徴とする。
【0018】また、上記第1の目的を達成するために請
求項8記載のバッテリー制御方法は、請求項7記載のバ
ッテリー制御方法において、前記制御工程は、一方の2
次バッテリーが満充電であると判断された後、更に前記
一方の2次バッテリーから他方の2次バッテリーへ充電
するように制御することを特徴とする。
【0019】また、上記第1の目的を達成するために請
求項9記載のバッテリー制御装置は、少なくとも2つの
2次バッテリーと外部電源とを持つ情報処理装置の前記
2次バッテリーを制御するバッテリー制御装置であっ
て、前記2次バッテリーを充電する充電手段と、前記一
方の2次バッテリーから他方の2次バッテリーへ充電す
る態様と前記他方の2次バッテリーから一方の2次バッ
テリーへ充電する態様とを択一的に選択するための第1
の選択手段と、前記外部電源から前記2次バッテリーの
1つを充電する態様を選択する第2の選択手段と、前記
2次バッテリーの満充電を検出する満充電検出手段と、
前記2次バッテリーの残容量を算出する残容量算出手段
と、該残容量算出手段により算出された残容量データを
記憶する記憶手段と、前記2次バッテリーの電圧を検出
する電圧検出手段と、前記2次バッテリーの残容量算出
手段の算出結果もしくは前記電圧検出手段の検出結果に
従って前記一方の2次バッテリーから前記他方の2次バ
ッテリーへ充電し更に該他方の2次バッテリーが満充電
に至った後該他方の2次バッテリーから前記一方の2次
バッテリーへ充電するように制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0020】また、上記第1の目的を達成するために請
求項10記載のバッテリー制御装置は、請求項9記載の
バッテリー制御装置において、前記制御手段は、一方の
2次バッテリーが満充電であると判断された後、更に前
記一方の2次バッテリーから他方の2次バッテリーへ充
電するように制御することを特徴とする。
【0021】また、上記第2の目的を達成するために請
求項11記載の記憶媒体は、2次バッテリーを少なくと
も2つ持つ情報処理装置の前記2次バッテリーを制御す
るバッテリー制御装置を制御するためのプログラムを格
納する記憶媒体であって、前記2次バッテリーを充電す
るための充電モジュールと、前記一方の2次バッテリー
から他方の2次バッテリーへ充電する態様と前記他方の
2次バッテリーから一方の2次バッテリーへ充電する態
様とを択一的に選択するための選択モジュールと、前記
2次バッテリーの電圧を検出するための電圧検出モジュ
ールと、前記電圧検出モジュールの検出結果に従って前
記一方の2次バッテリーから他方の2次バッテリーへ充
電し且つ前記一方の2次バッテリーを放電させるように
制御するための制御モジュールとを有するプログラムを
格納したことを特徴とする。
【0022】また、上記第2の目的を達成するために請
求項12記載の記憶媒体は、請求項11記載の記憶媒体
において、前記2次バッテリーがロウバッテリーである
か否かを判断するための判断モジュールを有し、前記制
御モジュールは、前記一方の2次バッテリーがロウバッ
テリーであると判断されたとき、前記他方の2次バッテ
リーから一方の2次バッテリーへ充電し且つ前記他方の
2次バッテリー放電させるように制御することを特徴と
する。
【0023】また、上記第2の目的を達成するために請
求項13記載の記憶媒体は、請求項11記載の記憶媒体
において、前記2次バッテリーがロウバッテリーである
か否かを判断するための判断モジュールと、前記2次バ
ッテリーの満充電を検出するための満充電検出モジュー
ルと、前記2次バッテリーを放電させるための放電モジ
ュールとを有し、前記制御モジュールは、前記一方の2
次バッテリーがロウバッテリーに至らないうちに前記他
方の2次バッテリーが満充電に至ったとき前記放電モジ
ュールにより前記一方の2次バッテリーを放電し、更に
前記一方の2次バッテリーがロウバッテリーであると判
断されたとき、前記他方の2次バッテリーから前記一方
の2次バッテリーへ充電し且つ前記他方の2次バッテリ
ー放電させるように制御することを特徴とする。
【0024】また、上記第2の目的を達成するために請
求項14記載の記憶媒体は、少なくとも2つの2次バッ
テリーと外部電源とを持つ情報処理装置の前記2次バッ
テリーを制御するバッテリー制御装置を制御するための
プログラムを格納する記憶媒体であって、前記2次バッ
テリーを充電するための充電モジュールと、前記一方の
2次バッテリーから他方の2次バッテリーへ充電する態
様と前記他方の2次バッテリーから一方の2次バッテリ
ーへ充電する態様とを択一的に選択するための第1の選
択モジュールと、前記外部電源から前記2次バッテリー
の1つを充電する態様を選択するための第2の選択モジ
ュールと、前記2次バッテリーの満充電を検出するため
の満充電検出モジュールと、前記2次バッテリーの残容
量を算出するための残容量算出モジュールと、該残容量
算出モジュールにより算出された残容量データを記憶す
るための記憶モジュールと、前記2次バッテリーの電圧
を検出するための電圧検出モジュールと、前記2次バッ
テリーの残容量算出モジュールの算出結果もしくは前記
電圧検出モジュールの検出結果に従って前記一方の2次
バッテリーから前記他方の2次バッテリーへ充電し更に
該他方の2次バッテリーが満充電に至った後該他方の2
次バッテリーから前記一方の2次バッテリーへ充電する
ように制御するための制御モジュールとを有するプログ
ラムを格納したことを特徴とする。
【0025】また、上記第2の目的を達成するために請
求項15記載の記憶媒体は、請求項14記載の記憶媒体
において、前記制御モジュールは、一方の2次バッテリ
ーが満充電であると判断された後、更に前記一方の2次
バッテリーから他方の2次バッテリーへ充電するように
制御することを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0027】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1〜図13に基づき説明する。図1
は、本発明の第1の実施の形態に係るバッテリー制御装
置を具備した情報処理装置としてのパーソナルコンピュ
ータ(以下、パソコンと記述する)の構成を示す斜視図
である。同図中、1はパソコンで、これはパソコン本体
2、キーボード3、表示部4を備えた上カバー5によっ
て構成されている。上カバー5は、パソコン本体2に対
して、その後縁の両端に設けられたヒンジ6を介して回
動可能に取り付けられている。これにより、パソコン1
の使用時には、上カバー5は、その回動によって表示部
4が見易くなる位置まで開けられ、また、不使用時には
閉じられてパソコン本体2の上面全体を覆うカバーとし
て機能することができる。また、デバイスの一例として
表示部4の表示素子としては、表示部4を薄く構成でき
ることから液晶表示素子が用いられる。
【0028】キーボード3は、パソコン本体2の上面に
設けられ、各種の情報を入力するためのキーを多数有し
ている。パソコン本体2の上面には、電源スイッチ7及
びサスペンド・レジュームスイッチ(以下、サスペンド
・スイッチと記述する)8がそれぞれ設けられている。
電源スイッチ7はパソコン1の電源をオン/オフするた
めのスイッチである。サスペンド・スイッチ8は、処理
中のデータをセーブさせパソコン1の省費電力を低減さ
せたり(サスペンド)、保管されている処理中のデータ
を読み出してサスペンドする前の状態に復帰させる(レ
ジューム)ためのスイッチである。
【0029】パソコン本体2の下面には、バッテリーパ
ック9,10が着脱自在に装着されている。これらのバ
ッテリーパック9,10は、パソコン本体2の左右方向
(図1中、矢印方向)にスライドさせることにより、着
脱し得るようになっている。なお、図1中、11はパソ
コン1の第1のバッテリースロット、12はパソコン1
の第2のバッテリースロットである。バッテリーパック
9,10のバッテリー一例としては、Ni−MHを9個
直2列組み合わせたものをそれぞれ使用しており、本実
施の形態では、2400mAH・10.8Vのバッテリ
ーを使用している。
【0030】図2は、上述した本実施の形態に係るパソ
コン1の概略構成を示すブロック図である。同図におい
て、パソコン1は、電源部20、電源制御部21、パソ
コンロジック部22、充放電制御部23、スイッチ部
(図1における電源スイッチ7とサスペンド・スイッチ
8)24を有している。また、外部装置であるACアダ
プタ25を持ち、この出力は最大20V、2.8Aの出
力性能を持つ。充放電制御部23は、バッテリーパック
9,10の充電を制御する。
【0031】また、図1の第1バッテリースロット11
と第2バッテリースロット12をそれぞれ経由してバッ
テリーパック9,10を有し、以下の信号を出力してい
る(以降、第1のバッテリーパック9、第2のバッテリ
ーパック10と記述する)。
【0032】バッテリーの電圧出力BV1,BV2(以
下、単にBV1,BV2と記述する)は、電圧検出用と
して電源制御部21に、また、本体電力供給用とバッテ
リー充電用として充放電制御部23に接続されている。
温度検出用のサーミスタ出力TH1,TH2(以下、単
にTH1,TH2と記述する)は、バッテリー温度のモ
ニター用として電源制御部21に供給されている。バッ
テリーのグランド出力GD1,GD2(以下、単にGD
1,GD2と記述する)は、電流検出用の抵抗26,2
7にそれぞれ接続されており、FET28,29を通し
て電流検出信号(B_GND)に接続されている。
【0033】電源制御部21は、外部装置であるACア
ダプタ25(図1では図示せず)と充放電制御部23を
通じて第1及び第2のバッテリーパック9,10の電力
をパワー信号(POWER)から受け、電源制御部21
からのDC/DCオン信号(DC/DC ON)によっ
てパソコンロジック部22に電力(5V,3.3V等)
とリセット信号(RESET)を供給する。
【0034】電源制御部21の主な機能を以下に述べ
る。 (A)スイッチ部(図1における電源スイッチ7とサス
ペンド・スイッチ8)24のスイッチバス信号(SWB
US)を受けて電源部20をDC/DCオン信号(DC
/DC ON)で制御する。 (B)パソコンロジック部22とのインターフェース3
0を備えており、リフレッシュコマンドや各種命令のや
り取りを行って各部を制御する。 (C)バッテリーの温度を温度信号(TH1,TH2)
より算出し、第1及び第2のバッテリーパック9,10
の充電制御を行うため充放電制御部23に対してインタ
ーフェース31で行う。 (D)G1,G2信号を制御し、第1及び第2のバッテ
リーパック9,10の電流検出用抵抗26,27の電圧
をそれぞれ選択して充放電制御部23へ送る。 (E)ACアダプタ24からの電圧供給があるかをパワ
ー信号(POWER)から検出し、また、BV1,BV
2からバッテリーの状態を読み取り、充放電制御部23
の充放電制御を行う。
【0035】電源制御部21からの制御に従って充放電
制御部23は、主に以下の制御を行う。 (A)BV1,BV2を選択し、電力をパワー信号(P
OWER)ラインに供給する。バッテリーの状態を読み
取り、充放電制御部23の充放電制御を行う。 (B)ACアダプタ24からの電力をパワー信号(PO
WER)ラインから受け取り、第1及び第2のバッテリ
ーパック9,10を充電する。 (C)第1のバッテリーパック9から第2のバッテリー
パック10への及び第2のバッテリーパック10から第
1のバッテリーパック9への充電を行う。 (D)バッテリーの充電時の電流検出信号(B_GN
D)で充電電流制御を行う。
【0036】図3は、パソコンロジック部22の概略構
成を示すブロック図である。同図において、パソコンロ
ジック部22は、その主制御を司るCPU(中央演算処
理装置)51及びその基本的な制御を指示するBIOS
ROM(読み出し専用メモリ)52を有している。そ
して、外部記憶装置であるFDD(フロッピーディス
ク)53やHDD(ハードディスク)54からFDC
(フロッピーディスクコントローラ)55やHDC(ハ
ードディスクコントローラ)56を経由してアプリケー
ションプログラムを読み出し、システムメモリであるR
AM(読み出し書き込みメモリ)57を利用してプログ
ラムの実行を行う。このとき、画面の表示方法として
は、LCDC(LCDコントローラ)58を使ってLC
D(液晶表示器)59にキャラクタ等の表示を行い、ま
た、KB(キーボード)3からのキー入力は、KBC
(キーボードコントローラ)60を経由して行う。
【0037】RTC(リアルタイムクロック)61は、
現時点の経過時間を示すもので、システム全体の電源が
切られた状態においても、リチュウムバッテリーで代表
される専用バッテリーによって動作は行われる。また、
RTC61は、HDD54にサスペンド時のデータを記
憶するための格納場所を示すデータも記憶する。DMA
C(DMAコントローラ)62は、メモリ〜メモリ間、
メモリ〜I/O(入出力装置)間において、高速にデー
タの転送を行うために、CPUの介在なしでデータ転送
を行う。IRQC(割り込みコントローラ)63は、各
I/Oからの割り込みを受け付け、予め設定された優先
順位に従って処理を行う。TIMER(タイマー)64
は、複数チャンネルのフリーランニングタイマーを持
ち、種々の時間管理を行う。その他に、外部につながる
SIO(シリアルインターフェース)65やユーザーに
動作状況を伝えるLED(発光ダイオード)66を有し
ている。
【0038】ホストPM部(ホストパワーマネージメン
ト部)67、メモリのためのリフレッシュコントローラ
68を有している。ホストPM部67は、LCD59内
にある蛍光表示器の電源であるインバータ回路69のオ
ン/オフ、FDD53及びHDD54への電源供給、R
AM57及び読み書き可能な表示用メモリであるVRA
M70以外のデバイスへの電源供給の各時間制御や、C
PU51等のクロック(Clock)制御、サスペンド
/リジューム時の電源制御手順等を制御するものであ
る。また、ホストPM部67は、電源制御部21とのイ
ンターフェースを持ち、CPU51と情報交換を可能に
している。バッテリーのリフレッシュを行うアプリケー
ションソフトの実行によりCPU51は、ホストPM部
67を通じて各種の命令を電源制御部21に対して発行
している。
【0039】リフレッシュコントローラ68は、ホスト
PM部67の指示信号によりRAM57及びVRAM7
0をCPU51の動作状態で切り捨て、リフレッシュ
(Refresh)するものである。
【0040】図4は、電源制御部21とスイッチ部24
の概略構成を示すブロック図である。同図において、電
源制御部21は、ワンチップマイコン(ワンチップマイ
クロコンピュータ)71、水晶振動子71a、5V安定
化電源72、分割抵抗73,74,75,76、プルア
ップ抵抗77,78、逆流防止用ダイオード79,7
9′からなっている。
【0041】電源制御部21は、逆流防止ダイオード7
9,79′を通じて第1及び第2のバッテリーパック
9,10のBV1,BV2とパワー信号(POWER)
の電力供給を受けており、5V安定化電源72は、第1
及び第2のバッテリーパック9,10もしくはACアダ
プター24からの供給がある限り5VSUB信号をワン
チップマイコン(ワンチップマイクロコンピュータ)7
1に供給している。5VSUB信号が供給されるとワン
チップマイコン71は、水晶振動子71aの周波数で動
作を開始し、スイッチ部24の入力を検出するためポー
リングを開始する。
【0042】スイッチ部24は、電源スイッチ7とサス
ペンドスイッチ8とからなる。電源スイッチ7はスライ
ドスイッチで、サスペンドスイッチ8はプッシュスイッ
チである。電源スイッチ7及びサスペンドスイッチ8
は、SW1信号及びSW2信号からなるSWBUSが抵
抗77,78を通じて5VSUBにプルアップされ、ワ
ンチップマイコン71が各スイッチ7,8の動作を検出
している。電源スイッチ7が操作されるとワンチップマ
イコン71は、SW2信号がロウ(LOW)を検出す
る。そして、DC/DCON信号をハイ(HIGH)に
し、電源部20を通じてパソコンロジック部22の電力
供給を開始させる。パソコンロジック部22とのインタ
ーフェースは、入出力ポートからなり、バス37はデー
タ線、読み出し・書き込み用の制御線で構成されてい
る。ワンチップマイコン71は、予め決められたコード
に従って各種のデータ(バッテリー電圧及び温度等)及
び命令(電源オフ要求、バッテリーリフレッシュ要求、
サスペンド要求等)のやり取りをバス30で行う。更に
ワンチップマイコン71の出力ポートにつながったバス
31及びG1,G2は、充放電制御部23内にある各種
のFETとDC/DCコンバータ及びFET28,29
につながっており、以下の8つの制御を行う。 (1)ACアダプタ25から第1のバッテリーパック9
への充電 (2)ACアダプタ25から第2のバッテリーパック1
0への充電 (3)第2のバッテリーパック10から第1のバッテリ
ーパック9への充電 (4)第1のバッテリーパック9から第2のバッテリー
パック10への充電 (5)第1のバッテリーパック9の抵抗放電(抵抗リフ
レッシュ) (6)第2のバッテリーパック10の抵抗放電(抵抗リ
フレッシュ) (7)第1のバッテリーパック9による本体駆動(放
電) (8)第2のバッテリーパック10による本体駆動(放
電) また、ADコンバータからなる入力ポートは、バッテリ
ー電圧及びバッテリーパックの電圧に変換された温度を
算出し、バッテリーの有無とバッテリーの充電状態を判
断している。
【0043】図5は、充放電制御部23の概略構成を示
すブロック図である。同図において、充放電制御部23
は、FET81,82,83,84,85,86,8
7,88,89、リフレッシュ抵抗90、昇降圧型DC
/DCコンバータ91からなる。各FET81〜89の
ゲートである制御信号と昇降圧型DC/DCコンバータ
91の制御信号(CHGAC、CHG、RFBV1、R
FBV2、CHGBV1、CHGBV2、LBV1、L
BV2、RFG1、RFG2)は、全て電源制御部21
から来ている。
【0044】FET81は、ゲート信号CHGACによ
って制御されたACアダプタ25の電力をC_POWE
Rに伝え、昇降圧型DC/DCコンバータ91に伝達す
る。FET82,83は、ゲート信号RFBV1及びR
FBV2によって制御され、第1及び第2のバッテリー
パック9,10からの電力をC_POWERに伝え、昇
降圧型DC/DCコンバータ91に伝達する。
【0045】FET84,85は、ゲート信号CHGB
V1及びCHGBV2によって制御され、C_BATの
消費電力を第1及び第2のバッテリーパック9,10の
電力線BV1及びBV2に伝達する。
【0046】FET86,87は、ゲート信号LBV1
及びLBV2によって制御され、第1及び第2のバッテ
リーパック9,10の電力線BV1及びBV2から本体
のパワー(POWER)信号線に伝達する。
【0047】FET88,89は、ゲート信号RFG1
及びRFG2によって制御され、第1及び第2のバッテ
リーパック9,10の電力線BV1及びBV2から抵抗
90に伝達し、バッテリーを強制的に放電させることが
できる。
【0048】本実施の形態では、抵抗90は、680o
hmを10個並列に配置したもので構成され、満充電さ
れた2400mAHのバッテリーパックを1個放電する
のに約12時間を必要とする。
【0049】先に述べた8つからなる電源制御部22か
らの制御動作と制御信号(CHGAC、CHG、RFB
V1、RFBV2、CHGBV1、CHGBV2、LB
V1、LBV2、RFG1、RFG2)との関係を下記
表1に示す。
【0050】
【表1】 図6は、昇降圧型DC/DCコンバータ91の概略構成
を示すブロック図である。同図において、昇降圧型DC
/DCコンバータ91は、PWMスイッチングコントロ
ーラ105、オペアンプ106,107、シャントレギ
ュレータ108、ディスクリート部品108,109,
110,111,112,113,114,115,1
16,117,118で構成され、20V、2.4Aの
定電圧、定電流回路を実現している。
【0051】C_POWERに電源が供給され、CHG
がイネーブルされると、PWMスイッチングコントロー
ラ105は、フィードバック信号118に従ってスイッ
チングFET109のゲート制御を開始する。本実施の
形態では、入力電圧が出力電圧によらないようにトラン
ス114を使用しており、このトランス114は、一次
側のエネルギーを2次側に伝える作用をしている。ダイ
オード110は、整流器として使用する。113は平滑
コンデンサで、これにより平滑された2次側出力C_B
ATは、オペアンプ106によってボルテージフロワさ
れ、シャントレギュレータ108に入力される。このシ
ャントレギュレータ108のグランド端子は、バッテリ
ーパックのグランド端子B_GNDにつながっている。
シャントレギュレータ108は、バッテリーパックの電
圧を検出しており、内部で設定された電圧20Vよりも
高いとオンし、入力電圧をドライブする機能の出力端子
を持つ。この出力は、スイッチングコントローラのFB
線に接続されている。従って、シャントレギュレータ1
08の設定値20VにC_BATがなるようにIC10
5は定電圧制御している。
【0052】一方、オペアンプ107は、先に述べた抵
抗26,27間の電圧(電流モニタ)を検出しており、
予め決められた抵抗115,116で設定されたゲイン
で出力している。この出力は、逆流防止ダイオード11
1を通じてフィードバック信号に接続されているので、
ある電流値(本実施の形態では、2.4Aに設定されて
いる)以上になるとオペアンプ107は、スイッチング
コントローラのFBを制御し、定電流制御を実現してい
る。
【0053】以上説明したように、昇降圧型DC/DC
コンバータ91は、入力電圧によらずに定電圧・定電流
の機能を持ったバッテリーの充電器を実現している。
【0054】従って、本実施の形態では、2400mA
Hのバッテリーパック1個を充電するのに約1時間を必
要とする。
【0055】次にパソコンロジック部22のバッテリー
パックをリフレッシュする動作を、図7のフローチャー
トに基づき説明する。この図7に示す処理は、図3のB
IOS ROM52に格納されたプログラムに従ってC
PU51が実行する。
【0056】ユーザーによりバッテリーパックのリフレ
ッシュモードを選択されると、CPU51は、ステップ
S701で電源がオフできるように対処するため各種の
アプリケーションに対して電源が切られることを通知
し、次のステップS702へ進む。
【0057】このステップS702ではCPU51は、
電源制御部21に対して予め決めたリフレッシュコマン
ドをバス30を通じて送り、次のステップS703で電
源制御部21からのバッテリーの状態についての返事を
待つ。
【0058】本実施の形態においては、主なコマンドと
して以下のものがあげられる。
【0059】 モード0 リフレッシュ要求通知 モード1 第2のバッテリーパック10の放電、第1
のバッテリーパック9の放電、第2のバッテリーパック
10の充電、第1のバッテリーパック9の充電 モード3 第1のバッテリーパック9の放電・充電 モード4 第2のバッテリーパック10の放電・充電 モード5 バッテリー無しの状態 モード6 その他 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 前記ステップS703においてCPU51は、電源制御
部21からのバッテリーの状態についての返事がモード
4以下であるか否かを判別し、モード4以下であればス
テップS704へ進み、それ以外の返事があった場合は
ステップS706へ進む。ステップS704ではCPU
51は、再度同一のモードを電源制御部21に送り、リ
フレッシュ開始請求を行って、次のステップS705で
電源が切られても良いスタンバイ状態に移行する処理を
行なった後、本処理動作を終了する。
【0060】一方、ステップS706ではCPU51
は、バッテリー無しの状態か否かを判別し、バッテリー
パックが存在しない状態(モード5)のときはステップ
S707へ進み、それ以外のときはステップS708へ
進む。バッテリーパックが存在しない状態と判別したC
PU51は、ステップS707においてバッテリーパッ
クが存在しない旨、ユーザーに対してバッテリーを装着
するように警告情報を表示部4に表示する。一方、ステ
ップS708においては、予期した回答が電源制御部2
1から回答が得られないと判断し、ユーザーに対して異
常である旨の警告情報を表示部4に表示し、更に、電源
制御部21に対して電源オフモードを要求した後、本処
理動作を終了する。
【0061】次にバッテリーパック9,10の状態を判
定する電源制御部21の動作について、図8のフローチ
ャートに基づき説明する。なお、この図8に示す処理
は、図4のワンチップマイコン71により実行される。
【0062】図2のバス30を通じてパソコンロジック
部22よりコマンドが送られてきたとき、ステップS8
01でワンチップマイコン71は、リフレッシュコマン
ドであるモード0が送られてきたか否かを判別する。そ
して、モード0が送られてきた場合は、ステップS80
2でワンチップマイコン71は、第1のバッテリーパッ
ク9があるか否かを判別する。この第1のバッテリーパ
ック9があるか否かを判別する処理で、ワンチップマイ
コン71は、THIをA/Dポートから読み出す。ワン
チップマイコン71は、デジタル化されたバッテリーパ
ックの温度が適正か否かを判別すると同時に第1のバッ
テリーパック9の存在の有無を判別する。そして、第1
のバッテリーパック9がある場合は、ステップS803
でワンチップマイコン71は、第2のバッテリーパック
10があるか否かを判別する。この第2のバッテリーパ
ック10があるか否かを判別する処理で、ワンチップマ
イコン71は、TH2をA/Dポートから読み出す。ワ
ンチップマイコン71は、デジタル化されたバッテリー
パックの温度が適正か否かを判別すると同時に第2のバ
ッテリーパック10の存在の有無を判別する。そして、
第2のバッテリーパック10がある場合は、ステップS
804でワンチップマイコン71は、抵抗分割されたB
V1,BV2をA/Dポートから読み出し、デジタル化
されたバッテリーパック9,10の出力信号の大小を判
別し、バッテリーパック9,10の充電状態を検出す
る。そして、前記ステップS804においてBV1がB
V2より大きい場合は、ステップS805でワンチップ
マイコン71はモード1をセットする。
【0063】また、前記ステップS801においてモー
ド0以外のコマンドが送られてきた場合は、ステップS
807でワンチップマイコン71は、予め決められたコ
マンドに応じて他のモード処理を実行した後、本処理動
作を終了する。
【0064】また、前記ステップS802において第1
のバッテリーパック9がない場合は、ステップS808
でワンチップマイコン71は、第2のバッテリーパック
10があるか否かを判別する。この第2のバッテリーパ
ック10があるか否かを判別する処理で、ワンチップマ
イコン71は、TH2をA/Dポートから読み出す。ワ
ンチップマイコン71は、デジタル化されたバッテリー
パックの温度が適正か否かを判別すると同時に第2のバ
ッテリーパック10の存在の有無を判別する。そして、
第2のバッテリーパック10がある場合は、ステップS
809でワンチップマイコン71は、モード4をセット
する。また、前記ステップS808において第2のバッ
テリーパック10がない場合は、ステップS810でワ
ンチップマイコン71は、モード5をセットする。
【0065】また、前記ステップS803において第2
のバッテリーパック10がない場合は、ステップS81
1でワンチップマイコン71は、モード3をセットす
る。
【0066】また、前記ステップS804においてBV
1がBV2より大きくない場合は、ステップS812で
ワンチップマイコン71は、モード2をセットする。
【0067】更に、前記ステップS805、ステップS
809〜ステップS812を実行した後は、いずれもス
テップS806でワンチップマイコン71は、バス30
を通じて前記ステップS805、ステップS809〜ス
テップS812においてセットされたモードをパソコン
ロジック部22へ通知した後、本処理動作を終了する。
【0068】次にリフレッシュモード1における電源制
御部21の動作を図9のフローチャートに基づき説明す
る。
【0069】前記図8のステップS805においてモー
ド1がセットされると図9の処理が実行される。まず、
ステップS901でワンチップマイコン71は、システ
ムの電源をオフするためDC/DCONをロウ(LO
W)にし、パソコンロジック部22の電源である電源部
20をオフさせ、次のステップS902へ進む。このス
テップS902では第2のバッテリーパック10から第
1のバッテリーパック9へ充電するためワンチップマイ
コン71は、バス31を制御する。ここでワンチップマ
イコン71は、G1,RFBV2,CHGBV1の信号
線をそれぞれアクテイブにし、FET28,83,84
をオンさせる。第2のバッテリーパック10の電力がC
_POWERを通じてDC/DCコンバータ91に供給
された状態で、更にワンチップマイコン71は、CHG
信号線を制御してDC/DCコンバータ91をオンさ
せ、第1のバッテリーパック9の充電を開始させる。
【0070】次にステップS903で第2のバッテリー
パック10の放電終始電圧をワンチップマイコン71が
BV2から読み取り、フル放電状態か否かを判別する。
そして、フル放電状態の場合は、ステップS904でワ
ンチップマイコン71は、CHG信号線を制御してDC
/DCコンバータ91をオフさせ、第1のバッテリーパ
ック9の充電を停止させる。その後、G1,RFBV
2,CHGBV1信号線をそれぞれインアクティブに
し、FET28,83,84をオフさせる。
【0071】次にステップS905で第1のバッテリー
パック9から第2のバッテリーパック10へ充電するた
めワンチップマイコン71は、バス31を制御する。こ
こでワンチップマイコン71は、G2,RFBV1,C
HGBV2信号線をそれぞれアクティブにし、FET2
9,82,85をオンさせる。第1のバッテリーパック
9の電力がC_POWERを通じてDC/DCコンバー
タ91に供給された状態で、更にワンチップマイコン7
1は、CHG信号線を制御してDC/DCコンバータ9
1をオンさせ、第2のバッテリーパック10の充電を開
始させる。
【0072】次にステップS906で第1のバッテリー
パック9の放電終始電圧をワンチップマイコン71がB
V1から読み取り、フル放電状態か否かを判別する。そ
して、フル放電状態の場合は、ステップS907でワン
チップマイコン71は、CHG信号線を制御してDC/
DCコンバータ91をオフさせ、第2のバッテリーパッ
ク10の充電を停止させる。その後、G2,RFBV
1,CHGBV2信号線をそれぞれインアクティブに
し、FET29,82,85をオフさせる。
【0073】次にステップS908でワンチップマイコ
ン71は、第2のバッテリーパック10がフル充電され
たか否かを判別する。ここでワンチップマイコン71
は、バッテリー内の温度上昇をTH2及びBV2で判別
する。そして、フル充電された場合はステップS909
でワンチップマイコン71は、G1,CHGAC,CH
GBV1信号線をそれぞれアクティブにし、FET2
8,81,84をオンさせる。ACアダプタ25の電力
がC_POWERを通じてDC/DCコンバータ91に
供給された状態で、更にワンチップマイコン71は、C
HG信号線を制御してDC/DCコンバータ91をオン
させ、第1のバッテリーパック9の充電を開始させる。
【0074】次にステップS910でワンチップマイコ
ン71は、第1のバッテリーパック9がフル充電された
か否かをフル充電されるまで判別する。ここでワンチッ
プマイコン71は、バッテリー内の温度上昇をTH1及
びBV1で判別する。そして、フル充電された場合はス
テップS911でワンチップマイコン71は、CHG信
号線を制御してDC/DCコンバータ91をオフさせ、
更にG1,CHGAC,CHGBV1信号線をそれぞれ
インアクテイブにし、FET28,81,84をオフさ
せ、第1のバッテリーパック9の充電を停止させた後、
本処理動作を終了する。
【0075】一方、前記ステップS903において第2
のバッテリーパック10がフル放電状態でない場合は、
ステップS912でワンチップマイコン71は、第1の
バッテリーパック9がフル充電されたか否かを判別す
る。ここでワンチップマイコン71は、バッテリー内の
温度上昇をTH1及びBV1で判別する。そして、フル
充電されない場合は前記ステップS903へ戻り、フル
充電された場合はステップS913へ進む。
【0076】このステップS913ではワンチップマイ
コン71は、CHG信号線を制御してDC/DCコンバ
ータ91をオフさせ、第1のバッテリーパック9の充電
を停止させる。その後、G1,RFBV2,CHGBV
1信号線をそれぞれインアクティブにし、FET28,
81,84をオフさせる。更に、ワンチップマイコン7
1は、RFG2信号線を制御してFET89をオンさ
せ、抵抗90を使って第2のバッテリーパック10の電
力を強制放電させる。
【0077】次にステップS914でワンチップマイコ
ン71は、第2のバッテリーパック10がフル放電され
たか否かをフル放電されるまでBV2で判別する。そし
て、フル放電された場合は、ステップS915でワンチ
ップマイコン71は、RFG2信号線を制御してFET
89をオフさせ、抵抗90を使った第2のバッテリーパ
ック10の強制放電を停止させた後、前記ステップS9
05へ戻る。
【0078】また、前記ステップS906において第1
のバッテリーパック9がフル放電状態でない場合は、ス
テップS916でワンチップマイコン71は、第2のバ
ッテリーパック10がフル充電されたか否かを判別す
る。ここでワンチップマイコン71は、バッテリー内の
温度上昇をTH2及びBV2で判別する。そして、フル
充電されない場合は前記ステップS906へ戻り、フル
充電された場合はステップS917へ進む。このステッ
プS917ではワンチップマイコン71は、CHG信号
線を制御してDC/DCコンバータ91をオフさせ、第
2のバッテリーパック10の充電を停止させる。その
後、G2,RFBV1,CHGBV2信号線をそれぞれ
インアクテイブにし、FET29,82,85をオフさ
せる。更に、ワンチップマイコン71は、RFG1信号
線を制御してFET88をオンさせ、抵抗90を使って
第1のバッテリーパック9の電力を強制放電させる。
【0079】次にステップS918でワンチップマイコ
ン71は、第1のバッテリーパック9がフル放電された
か否かをフル放電されるまでBV1で判別する。そし
て、フル放電された場合は、ステップS919でワンチ
ップマイコン71は、RFG1信号線を制御してFET
88をオフさせ、抵抗90を使った第1のバッテリーパ
ック9の強制放電を停止させた後、前記ステップS90
9へ戻る。
【0080】一方、前記ステップS908において第2
のバッテリーパック10がフル充電状態でない場合は、
ステップS920でワンチップマイコン71は、G2,
CHGAC,CHGBV2信号線をそれぞれアクティブ
にし、FET29,81,85をオンさせる。ACアダ
プタ25の電力がC_POWERを通じてDC/DCコ
ンバータ91に供給された状態で、更にワンチップマイ
コン71は、CHG信号線を制御してDC/DCコンバ
ータ91をオンさせ、第2のバッテリーパック10の充
電を開始させる。
【0081】次にステップS921でワンチップマイコ
ン71は、前記ステップS908と同様に第2のバッテ
リーパック10がフル充電状態か否かをフル充電状態に
なるまで判別する。そして、フル充電状態の場合はステ
ップS922でワンチップマイコン71は、CHG信号
線を制御してDC/DCコンバータ91をオフさせ、更
にG2,CHGAC,CHGBV2信号線をそれぞれイ
ンアクティブにし、FET29,81,85をオフさ
せ、第2のバッテリーパック10の充電を停止させた
後、前記ステップS909へ戻る。
【0082】次にリフレッシュモード2における電源制
御部21の動作を図10のフローチャートに基づき説明
する。
【0083】前記図8のステップS812においてモー
ド2がセットされると図10の処理が実行される。ま
ず、ステップS1001でワンチップマイコン71は、
システムの電源をオフするためDC/DCONをロウ
(LOW)にし、パソコンロジック部22の電源である
電源部20をオフさせ、次のステップS1002へ進
む。このステップS1002では第1のバッテリーパッ
ク9から第2のバッテリーパック10へ充電するためワ
ンチップマイコン71は、バス31を制御する。ここで
ワンチップマイコン71は、G2,RFBV1,CHG
BV2の信号線をそれぞれアクテイブにし、FET2
9,82,85をオンさせる。第1のバッテリーパック
9の電力がC_POWERを通じてDC/DCコンバー
タ91に供給された状態で、更にワンチップマイコン7
1は、CHG信号線を制御してDC/DCコンバータ9
1をオンさせ、第2のバッテリーパック10の充電を開
始させる。
【0084】次にステップS1003で第1のバッテリ
ーパック9の放電終始電圧をワンチップマイコン71が
BV1から読み取り、フル放電状態か否かを判別する。
そして、フル放電状態の場合は、ステップS1004で
ワンチップマイコン71は、CHG信号線を制御してD
C/DCコンバータ91をオフさせ、第2のバッテリー
パック10の充電を停止させる。その後、G2,RFB
V1,CHGBV2信号線をそれぞれインアクティブに
し、FET29,82,85をオフさせる。
【0085】次にステップS1005で第2のバッテリ
ーパック10から第1のバッテリーパック9へ充電する
ためワンチップマイコン71は、バス31を制御する。
ここでワンチップマイコン71は、G1,RFBV2,
CHGBV1信号線をそれぞれアクティブにし、FET
28,83,84をオンさせる。第2のバッテリーパッ
ク10の電力がC_POWERを通じてDC/DCコン
バータ91に供給された状態で、更にワンチップマイコ
ン71は、CHG信号線を制御してDC/DCコンバー
タ91をオンさせ、第1のバッテリーパック9の充電を
開始させる。
【0086】次にステップS1006で第2のバッテリ
ーパック10の放電終始電圧をワンチップマイコン71
がBV2から読み取り、フル放電状態か否かを判別す
る。そして、フル放電状態の場合は、ステップS100
7でワンチップマイコン71は、CHG信号線を制御し
てDC/DCコンバータ91をオフさせ、第1のバッテ
リーパック9の充電を停止させる。その後、G1,RF
BV2,CHGBV1信号線をそれぞれインアクティブ
にし、FET28,83,84をオフさせる。
【0087】次にステップS1008でワンチップマイ
コン71は、第1のバッテリーパック9がフル充電され
たか否かを判別する。ここでワンチップマイコン71
は、バッテリー内の温度上昇をTH1及びBV1で判別
する。そして、フル充電された場合はステップS100
9でワンチップマイコン71は、G2,CHGAC,C
HGBV2信号線をそれぞれアクティブにし、FET2
9,81,85をオンさせる。ACアダプタ25の電力
がC_POWERを通じてDC/DCコンバータ91に
供給された状態で、更にワンチップマイコン71は、C
HG信号線を制御してDC/DCコンバータ91をオン
させ、第1のバッテリーパック9の充電を開始させる。
【0088】次にステップS1010でワンチップマイ
コン71は、第2のバッテリーパック10がフル充電さ
れたか否かをフル充電されるまで判別する。ここでワン
チップマイコン71は、バッテリー内の温度上昇をTH
2及びBV2で判別する。そして、フル充電された場合
はステップS1011でワンチップマイコン71は、C
HG信号線を制御してDC/DCコンバータ91をオフ
させ、更にG2,CHGAC,CHGBV2信号線をそ
れぞれインアクティブにし、FET29,81,85を
オフさせ、第2のバッテリーパック10の充電を停止さ
せた後、本処理動作を終了する。
【0089】一方、前記ステップS1003において第
1のバッテリーパック9がフル放電状態でない場合は、
ステップS1012でワンチップマイコン71は、第2
のバッテリーパック10がフル充電されたか否かを判別
する。ここでワンチップマイコン71は、バッテリー内
の温度上昇をTH2及びBV2で判別する。そして、フ
ル充電されない場合は前記ステップS1003へ戻り、
フル充電された場合はステップS1013へ進む。
【0090】このステップS1013ではワンチップマ
イコン71は、CHG信号線を制御してDC/DCコン
バータ91をオフさせ、第2のバッテリーパック10の
充電を停止させる。その後、G2,RFBV1,CHG
BV2信号線をそれぞれインアクティブにし、FET2
9,82,85をオフさせる。更に、ワンチップマイコ
ン71は、RFG1信号線を制御してFET88をオン
させ、抵抗90を使って第1のバッテリーパック9の電
力を強制放電させる。
【0091】次にステップS1014でワンチップマイ
コン71は、第1のバッテリーパック9がフル放電され
たか否かをフル放電されるまでBV1で判別する。そし
て、フル放電された場合は、ステップS1015でワン
チップマイコン71は、RFG1信号線を制御してFE
T88をオフさせ、抵抗90を使った第1のバッテリー
パック9の強制放電を停止させた後、前記ステップS1
005へ戻る。
【0092】また、前記ステップS1006において第
2のバッテリーパック10がフル放電状態でない場合
は、ステップS1016でワンチップマイコン71は、
第1のバッテリーパック9がフル充電されたか否かを判
別する。ここでワンチップマイコン71は、バッテリー
内の温度上昇をTH1及びBV1で判別する。そして、
フル充電されない場合は前記ステップS1006へ戻
り、フル充電された場合はステップS1017へ進む。
このステップS1017ではワンチップマイコン71
は、CHG信号線を制御してDC/DCコンバータ91
をオフさせ、第1のバッテリーパック9の充電を停止さ
せる。その後、G1,RFBV2,CHGBV1信号線
をそれぞれインアクテイブにし、FET28,83,8
4をオフさせる。更に、ワンチップマイコン71は、R
FG2信号線を制御してFET89をオンさせ、抵抗9
0を使って第2のバッテリーパック10の電力を強制放
電させる。
【0093】次にステップS1018でワンチップマイ
コン71は、第2のバッテリーパック10がフル放電さ
れたか否かをフル放電されるまでBV2で判別する。そ
して、フル放電された場合は、ステップS1019でワ
ンチップマイコン71は、RFG2信号線を制御してF
ET89をオフさせ、抵抗90を使った第2のバッテリ
ーパック10の強制放電を停止させた後、前記ステップ
S1009へ戻る。
【0094】一方、前記ステップS1008において第
1のバッテリーパック9がフル充電状態でない場合は、
ステップS1020でワンチップマイコン71は、G
1,CHGAC,CHGBV1信号線をそれぞれアクテ
ィブにし、FET28,81,84をオンさせる。AC
アダプタ25の電力がC_POWERを通じてDC/D
Cコンバータ91に供給された状態で、更にワンチップ
マイコン71は、CHG信号線を制御してDC/DCコ
ンバータ91をオンさせ、第1のバッテリーパック9の
充電を開始させる。
【0095】次にステップS1021でワンチップマイ
コン71は、前記ステップS1008と同様に第1のバ
ッテリーパック9がフル充電状態か否かをフル充電状態
になるまで判別する。そして、フル充電状態の場合はス
テップS1022でワンチップマイコン71は、CHG
信号線を制御してDC/DCコンバータ91をオフさ
せ、更にG1,CHGAC,CHGBV1信号線をそれ
ぞれインアクティブにし、FET28,81,84をオ
フさせ、第1のバッテリーパック9の充電を停止させた
後、前記ステップS1009へ戻る。
【0096】次にリフレッシュモード3における電源制
御部21の動作を図11のフローチャートに基づき説明
する。
【0097】前記図8のステップS811においてモー
ド3がセットされると図11の処理が実行される。ま
ず、ステップS1101でワンチップマイコン71は、
システムの電源をオフするためDC/DCONをロウ
(LOW)にし、パソコンロジック部22の電源である
電源部20をオフさせ、次のステップS1102へ進
む。このステップS1102ではワンチップマイコン7
1は、RFG1信号線を制御してFET88をオンさ
せ、抵抗90を使って第1のバッテリーパック9の電力
を強制放電させる。
【0098】次にステップS1103でワンチップマイ
コン71は、第1のバッテリーパック9がフル放電され
たか否かをフル放電されるまでBV1で判別する。そし
て、フル放電された場合は、ステップS1104でワン
チップマイコン71は、RFG1信号線を制御してFE
T88をオフさせ、抵抗90を使った第1のバッテリー
パック9の強制放電を停止させる。
【0099】次にステップS1105でワンチップマイ
コン71は、G1,CHGAC,CHGBV1信号線を
それぞれアクティブにし、FET28,81,84をオ
ンさせる。ACアダプタ25の電力がC_POWERを
通じてDC/DCコンバータ91に供給された状態で、
更にワンチップマイコン71は、CHG信号線を制御し
てDC/DCコンバータ91をオンさせ、第1のバッテ
リーパック9の充電を開始させる。
【0100】次にステップS1106でワンチップマイ
コン71は、第1のバッテリーパック9がフル充電され
たか否かをフル充電されるまで判別する。ここでワンチ
ップマイコン71は、バッテリー内の温度上昇をTH1
及びBV1で判別する。そして、フル充電されない場合
はステップS1107でワンチップマイコン71は、C
HG信号線を制御してDC/DCコンバータ91をオフ
させ、更にG1,CHGAC,CHGBV1信号線をそ
れぞれインアクティブし、FET28,81,84をオ
フし、第1のバッテリーパック9の充電を停止させた
後、本処理動作を終了する。
【0101】次にリフレッシュモード4における電源制
御部21の動作を図12のフローチャートに基づき説明
する。
【0102】前記図8のステップS809においてモー
ド4がセットされると図12の処理が実行される。ま
ず、ステップS1201でワンチップマイコン71は、
システムの電源をオフするためDC/DCONをロウ
(LOW)にし、パソコンロジック部22の電源である
電源部20をオフさせ、次のステップS1202へ進
む。このステップS1202ではワンチップマイコン7
1は、RFG2信号線を制御してFET89をオンさ
せ、抵抗90を使って第2のバッテリーパック10の電
力を強制放電させる。
【0103】次にステップS1203でワンチップマイ
コン71は、第2のバッテリーパック10がフル放電さ
れたか否かをフル放電されるまでBV2で判別する。そ
して、フル放電された場合は、ステップS1204でワ
ンチップマイコン71は、RFG2信号線を制御してF
ET89をオフさせ、抵抗90を使った第2のバッテリ
ーパック10の強制放電を停止させる。
【0104】次にステップS1205でワンチップマイ
コン71は、G2,CHGAC,CHGBV2信号線を
それぞれアクティブにし、FET29,81,85をオ
ンさせる。ACアダプタ25の電力がC_POWERを
通じてDC/DCコンバータ91に供給された状態で、
更にワンチップマイコン71は、CHG信号線を制御し
てDC/DCコンバータ91をオンさせ、第2のバッテ
リーパック10の充電を開始させる。
【0105】次にステップS1206でワンチップマイ
コン71は、第2のバッテリーパック10がフル充電さ
れたか否かをフル充電されるまで判別する。ここでワン
チップマイコン71は、バッテリー内の温度上昇をTH
2及びBV2で判別する。そして、フル充電されない場
合はステップS1207でワンチップマイコン71は、
CHG信号線を制御してDC/DCコンバータ91をオ
フさせ、更にG2,CHGAC,CHGBV2信号線を
それぞれインアクティブし、FET29,81,85を
オフし、第2のバッテリーパック10の充電を停止させ
た後、本処理動作を終了する。
【0106】図13は、本実施の形態におけるバッテリ
ー制御装置におけるリフレッシュモード1の電力移動
(充電)処理を模式化した図である。同図において、ス
テップS1301は図9におけるステップS902に対
応し、第2のバッテリーパック10から第1のバッテリ
ーパック9へ充電(電力移動)する状態を示している。
【0107】ステップS1302は図9におけるステッ
プS903、ステップS904、ステップS912〜ス
テップS915に対応し、第2のバッテリーパック10
をフル放電させている(抵抗強制放電を含む)状態を示
している。
【0108】ステップS1303は図9におけるステッ
プS905〜ステップS908及びステップS916〜
ステップS919に対応し、第1のバッテリーパック9
から第2のバッテリーパック10へ充電(電力移動)し
且つ第2のバッテリーパック10をフル充電及び第1の
バッテリーパック9をフル放電させている状態を示して
いる。
【0109】ステップS1304は図9におけるステッ
プS909、ステップS910及びステップS911に
対応し、ACアダプタ25を使って第1のバッテリーパ
ック9をフル充電させている状態を示している。
【0110】従来の抵抗による強制放電では、12時間
×2+1時間×2=26時間(最大)必要としていた
が、上述したように本実施の形態のバッテリー制御装置
によれば、バッテリーパック9,10間で高速充電させ
て電力を他方へ移動することによって、2つのバッテリ
ーパック9,10を強制的に抵抗放電させることで、最
大12時間(強制放電)+2時間(電力移動+AC充
電)=14時間で2次バッテリーに必要なリフレッシュ
を行うことができるようになった。このように本実施の
形態に係るバッテリー制御装置では、充放電処理に必要
とする時間の短縮を図ることができると共に、バッテリ
ーパック1個分の省電力化を図ることができる。
【0111】なお、上記実施の形態においては、2個の
バッテリーパック9,10を着脱自在に装着できるノー
トブックタイプのパソコンに適用した場合について説明
したが、これに限られるものではなく、一方のバッテリ
ーパックが本体2に内蔵されている情報処理装置にも適
用することができる。また、組みバッテリーの組み合わ
せだけではなく、単体のバッテリー2個の組み合わせ
や、3個以上のバッテリーパックを装着可能なシステム
にも適用できる。更に、2個以上のバッテリパックが装
着できるワードプロセッサ等、その種類に制約を受ける
ものではない。また、本発明は外部ACアダプタ方式に
よる説明を行ったが、AC用電源が本体に取り込まれた
一体型のシステム機器の場合にも実現可能である。
【0112】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図14〜図19に基づき説明する。図1
4は、本発明の第2の実施の形態に係るバッテリー制御
装置を具備した情報処理装置としてのパーソナルコンピ
ュータ(以下、パソコンと記述する)の概略構成を示す
ブロック図である。同図において、上述した第1の実施
の形態における図2と同一部分には、同一符号を付して
ある。なお、本実施の形態に係るパソコンの外観構成
は、上述した第1の実施の形態における図1と同一であ
るから、同図を流用して説明する。
【0113】図14において図2と異なる点は、第1及
び第2のバッテリーパックの構成、電源制御部の構成、
第1及び第2のバッテリーパックのインターフェース信
号である。即ち、本実施の形態に係るバッテリー制御装
置における第1及び第2のバッテリーパック9′,1
0′は、内部にバッテリー情報及び電流・電圧・内部温
度を検出するIC(集積回路)が内蔵されているスマー
トバッテリーであり、その情報はバスSMB1、SMB
2を通じて電源制御部21′と交換する。
【0114】図15は、上述した本実施の形態に係るパ
ソコン1の概略構成を示すブロック図である。同図にお
いて、上述した第1の実施の形態における図4と同一部
分には、同一符号を付してある。図15において図4と
異なる点は、ワンチップマイコンの構成と第1及び第2
のバッテリーパック9′,10′のインターフェース信
号SMB1、SMB2である。
【0115】即ち、本実施の形態におけるワンチップマ
イコン71′は、基本動作としては第1の実施の形態に
おけるワンチップマイコン71と同じであるが、異なる
点は、バッテリーの内部温度、バッテリーの残容量等の
情報をバスSMB1、SMB2を通じて、予め決められ
たプロトコルで情報を交換及び処理し、更にその情報を
パソコンロジック部22に送る機能を有している。ま
た、バスSMB1、SMB2の情報交換ができないとき
は、バッテリーが装着されていないと判断する。従っ
て、上述した第1の実施の形態における図8のステップ
S802、ステップS803及びステップS808の判
断処理を、本実施の形態ではTH1,TH2の信号では
なく、SMB1、SMB2を通してデジタル化された温
度情報をバッテリーパック9′,10′から受けられた
ときにバッテリーパックが存在すると判断する。また、
図8のステップS804において、ワンチップマイコン
71が抵抗分割されたBV1,BV2をA/Dポートか
ら読み出す代わりに、本実施の形態ではSMB1、SM
B2を通してデジタル化された充電状態(電圧の代わり
に)の大小を判別している。第1のバッテリーパック
9′の充電量が第2のバッテリーパック10′の充電量
より大きいとき、図8のステップS805へ進み、モー
ド1をセットする。一方、電圧が低いときは図8のステ
ップS812へ進み、モード2をセットする。
【0116】更に、本実施の形態であるスマートバッテ
リー9′,10′を使用した場合のリフレッシュ要求モ
ードとして、以下のものがあげられる。
【0117】 モード0 リフレッシュ要求通知 モード1 第1のバッテリーパック9′の充電、第2
のバッテリーパック10′の充電、第1のバッテリーパ
ック9′の放電、第2のバッテリーパック10′の放
電、 モード2 第2のバッテリーパック10′の放電、第
1のバッテリーパック9′の放電、第2のバッテリーパ
ック10′の充電、第1のバッテリーパック9′の放
電、第2のバッテリーパック10′の充電 モード3 第1のバッテリーパック9′の充電、放
電、充電 モード4 第2のバッテリーパック10′の充電、放
電、充電 モード5 バッテリーパック無しの状態 モード6 その他 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 次に本実施の形態に係るバッテリー制御装置のリフレッ
シュモード1における電源制御部21′の動作を、図1
6のフローチャートに基づき説明する。なお、この図1
6の処理はワンチップマイコン71′により実行され
る。
【0118】まず、ステップS1601でパソコンロジ
ック22の電源をオフする。次にステップS1602で
第2のバッテリーパック10′及びACアダプタ25か
ら第1のバッテリーパック9′へ充電するファンクショ
ン1(FN1)のサブルーチンを呼び出す。次にステッ
プS1603で第1のバッテリーパック9′及びACア
ダプタ25から第2のバッテリーパック10′へ充電す
るファンクション2(FN2)のサブルーチンを呼び出
す。
【0119】次にステップS1604でSMB1を通じ
てデジタル化されたバッテリー電圧情報をワンチップマ
イコン71′が読み取り、第1のバッテリーパック9′
がフル放電されたか否かを判別する。そして、フル放電
された場合は、ステップS1605で再び第2のバッテ
リーパック10′及びACアダプタ25から第1のバッ
テリーパック9′へ充電するファンクション1(FN
1)のサブルーチンを呼び出す。そして、第2のバッテ
リーパック10′及びACアダプタ25から第1のバッ
テリーパック9′へ充電し、次のステップS1606で
SMB2を通じてデジタル化されたバッテリー電圧情報
をワンチップマイコン71′が読み取り、第2のバッテ
リーパック10′がフル放電されたか否かを判別する。
そして、フル放電された場合は、ステップS1607で
第2のバッテリーパック10′へのACアダプタ25に
よる充電を行う。
【0120】次にステップS1608でデジタル化され
たバッテリー電圧、充電量、温度上昇情報をSMB2か
らワンチップマイコン71′が読み取り、第2のバッテ
リーパック10′がフル充電されたか否かをフル充電さ
れるまで判別する。そして、フル充電された場合は、ス
テップS1609で第2のバッテリーパック10′への
ACアダプタ25による充電を停止させた後、本処理動
作を終了する。
【0121】一方、前記ステップS1604において第
1のバッテリーパック9′がフル放電され無い場合は、
ステップS1610で第1のバッテリーパック9′を強
制的に放電させる。次にステップS1611でワンチッ
プマイコン71′は、第1のバッテリーパック9′がフ
ル放電したか否かをフル放電するまで判別する。そし
て、フル放電した場合は、ステップS1612で第1の
バッテリーパック9′の強制放電を停止させた後、前記
ステップS1605へ戻る。
【0122】一方、前記ステップS1606において第
2のバッテリーパック10′がフル放電されない場合
は、ステップS1613で第2のバッテリーパック1
0′を強制的に放電させる。次にステップS1614で
第2のバッテリーパック10′がフル放電したか否かを
フル放電するまで判別する。そして、フル放電した場合
は、ステップS1615で第2のバッテリーパック1
0′の強制放電を停止させた後、前記ステップS160
7へ戻る。
【0123】次に本実施の形態に係るバッテリー制御装
置のリフレッシュモード2における電源制御部21′の
動作を、図17のフローチャートに基づき説明する。な
お、この図17の処理はワンチップマイコン71′によ
り実行される。
【0124】まず、ステップS1701でパソコンロジ
ック22の電源をオフする。次にステップS1702で
第1のバッテリーパック9′及びACアダプタ25から
第2のバッテリーパック10′へ充電するファンクショ
ン2(FN2)のサブルーチンを呼び出す。次にステッ
プS1703で第2のバッテリーパック10′及びAC
アダプタ25から第1のバッテリーパック9′へ充電す
るファンクション1(FN1)のサブルーチンを呼び出
す。
【0125】次にステップS1704でSMB2を通じ
てデジタル化されたバッテリー電圧情報をワンチップマ
イコン71′が読み取り、第2のバッテリーパック1
0′がフル放電されたか否かを判別する。そして、フル
放電された場合は、ステップS1705で再び第1のバ
ッテリーパック9′及びACアダプタ25から第2のバ
ッテリーパック10′へ充電するファンクション2(F
N2)のサブルーチンを呼び出す。そして、第1のバッ
テリーパック9′及びACアダプタ25から第2のバッ
テリーパック10′へ充電し、次のステップS1706
でSMB1を通じてデジタル化されたバッテリー電圧情
報をワンチップマイコン71′が読み取り、第1のバッ
テリーパック9′がフル放電されたか否かを判別する。
そして、フル放電された場合は、ステップS1707で
第1のバッテリーパック9′へのACアダプタ25によ
る充電を行う。
【0126】次にステップS1708でデジタル化され
たバッテリー電圧、充電量、温度上昇情報をSMB1か
らワンチップマイコン71′が読み取り、第1のバッテ
リーパック9′がフル充電されたか否かをフル充電され
るまで判別する。そして、フル充電された場合は、ステ
ップS1709で第1のバッテリーパック9′へのAC
アダプタ25による充電を停止させた後、本処理動作を
終了する。
【0127】一方、前記ステップS1704において第
2のバッテリーパック10′がフル放電され無い場合
は、ステップS1710で第2のバッテリーパック1
0′を強制的に放電させる。次にステップS1711で
ワンチップマイコン71′は、第2のバッテリーパック
10′がフル放電したか否かをフル放電するまで判別す
る。そして、フル放電した場合は、ステップS1712
で第2のバッテリーパック10′の強制放電を停止させ
た後、前記ステップS1705へ戻る。
【0128】一方、前記ステップS1706において第
1のバッテリーパック9′がフル放電されない場合は、
ステップS1713で第1のバッテリーパック9′を強
制的に放電させる。次にステップS1714で第1のバ
ッテリーパック9′がフル放電したか否かをフル放電す
るまで判別する。そして、フル放電した場合は、ステッ
プS1715で第1のバッテリーパック9′の強制放電
を停止させた後、前記ステップS1707へ戻る。
【0129】次にファンクション1(FN1)について
図18のフローチャートに基づき説明する。このファン
クション1は、第2のバッテリーパック10′及びAC
アダプタ25から第1のバッテリーパック9′へ充電さ
せるものである。
【0130】まず、ステップS1801で第2のバッテ
リーパック10′から第1のバッテリーパック9′へ充
電させ、次のステップS1802で第1のバッテリーパ
ック9′がフル充電されたか否かを判別する。そして、
フル充電された場合は、ステップS1803で第1のバ
ッテリーパック9′の充電を停止させた後、本処理動作
を終了する。
【0131】一方、前記ステップS1802において第
1のバッテリーパック9′がフル充電されない場合は、
ステップS1804で第2のバッテリーパック10′が
フル放電されたか否かを判別する。そして、フル放電さ
れない場合は前記ステップS1802へ戻り、フル放電
された場合はステップS1805で、第2のバッテリー
パック10′から第1のバッテリーパック9′への充電
を停止させ、更に第1のバッテリーパック9′のACア
ダプタ25による充電を開始させる。即ち、ここではワ
ンチップマイコン71′は、CHG信号線を制御してD
C/DCコンバータ91をオフさせ、第1のバッテリー
パック9′への充電を停止させる。その後、G1,RF
BV2,CHGBV1信号線をそれぞれインアクティブ
にして、FET28,83,84をオフさせる。次にワ
ンチップマイコン71′は、G1,CHGAC,CHG
BV1信号線をそれぞれアクティブにして、FET2
8,81,84をオンさせる。ACアダプタ25の電力
がC_POWERを通じてDC/DCコンバータ91に
供給された状態で、更にワンチップマイコン71′は、
CHG信号線を制御してDC/DCコンバータ91をオ
ンさせ、第1のバッテリーパック9′の充電を開始させ
る。
【0132】次にステップS1806でワンチップマイ
コン71′は、第1のバッテリーパック9′がフル充電
されたか否かをフル充電されるまで判別する。そして、
フル充電された場合は、第1のバッテリーパック9′へ
のACアダプタ25からの充電を停止させた後、本処理
動作を終了する。
【0133】次にファンクション2(FN2)について
図19のフローチャートに基づき説明する。このファン
クション2は、第1のバッテリーパック9′及びACア
ダプタ25から第2のバッテリーパック10′へ充電さ
せるものである。
【0134】まず、ステップS1901で第1のバッテ
リーパック9′から第2のバッテリーパック10′へ充
電させ、次のステップS1902で第2のバッテリーパ
ック10′がフル充電されたか否かを判別する。そし
て、フル充電された場合は、ステップS1903で第2
のバッテリーパック10′の充電を停止させた後、本処
理動作を終了する。
【0135】一方、前記ステップS1902において第
2のバッテリーパック10′がフル充電されない場合
は、ステップS1904で第1のバッテリーパック9′
がフル放電されたか否かを判別する。そして、フル放電
されない場合は前記ステップS1902へ戻り、フル放
電された場合はステップS1905で、第1のバッテリ
ーパック9′から第2のバッテリーパック10′への充
電を停止させ、更に第2のバッテリーパック10′のA
Cアダプタ25による充電を開始させる。即ち、ここで
はワンチップマイコン71′は、CHG信号線を制御し
てDC/DCコンバータ91をオフさせ、第2のバッテ
リーパック10′への充電を停止させる。その後、G
2,RFBV1,CHGBV2信号線をそれぞれインア
クティブにして、FET29,82,85をオフさせ
る。次にワンチップマイコン71′は、G2,CHGA
C,CHGBV2信号線をそれぞれアクティブにして、
FET29,81,85をオンさせる。ACアダプタ2
5の電力がC_POWERを通じてDC/DCコンバー
タ91に供給された状態で、更にワンチップマイコン7
1′は、CHG信号線を制御してDC/DCコンバータ
91をオンさせ、第2のバッテリーパック10′の充電
を開始させる。
【0136】次にステップS1906でワンチップマイ
コン71′は、第2のバッテリーパック10′がフル充
電されたか否かをフル充電されるまで判別する。そし
て、フル充電された場合は、第2のバッテリーパック1
0′へのACアダプタ25からの充電を停止させた後、
本処理動作を終了する。
【0137】本実施の形態におけるモード2について
は、先に述べたモード1と似ており、第1及び第2バッ
テリーパック9′,10′を入れ換えたものと同じであ
る。また、モード3,4についても、上述した第1の実
施の形態のモード3,4の中で放電の前にACアダプタ
25による充電が追加されていることと、バッテリーの
充放電の判別の仕方がSMBバスを通じて行うだけなの
で、その説明は省略する。
【0138】本実施の形態に係るバッテリー制御装置
は、IC内蔵型のバッテリーパックが装着できる情報処
理装置、もしくは本体にバッテリーの履歴(充電容量を
算出する)機能を有した情報処理装置にも適用すること
ができる。更にRi−ionバッテリー等のようなメモ
リー効果がないものでも、充電容量を算出できるシステ
ムでは、補正が必要なので適用できる。
【0139】(第3の実施の形態)次に、本発明の記憶
媒体について図20〜図23に基づき説明する。
【0140】2次バッテリーを2つ持つ情報処理装置の
前記2次バッテリーを制御するバッテリー制御装置を制
御するためのプログラムを格納する記憶媒体には、少な
くとも図20に示すように、「充電モジュール」、「選
択モジュール」、「電圧検出モジュール」、「制御モジ
ュール」の各モジュールを有するプログラムコードを格
納すればよい。
【0141】ここで、「充電モジュール」は、前記2次
バッテリーを充電するためのプログラムモジュールであ
る。また、「選択モジュール」は、前記一方の2次バッ
テリーから他方の2次バッテリーへ充電する態様と前記
他方の2次バッテリーから一方の2次バッテリーへ充電
する態様とを択一的に選択するためのプログラムモジュ
ールである。また、「電圧検出モジュール」は、前記2
次バッテリーの電圧を検出するためのプログラムモジュ
ールである。また、「制御モジュール」は、前記電圧検
出モジュールの検出結果に従って前記一方の2次バッテ
リーから他方の2次バッテリーへ充電し且つ前記一方の
2次バッテリーを放電させるように制御するためのプロ
グラムモジュールである。
【0142】また、必要に応じて図20の構成に図21
に示すような「判断モジュール」を付加してもよい。
【0143】ここで「判断モジュール」は、前記2次バ
ッテリーがロウバッテリーであるか否かを判断するため
のプログラムモジュールである。そして、前記制御モジ
ュールは、前記一方の2次バッテリーがロウバッテリー
であると判断されたとき、前記他方の2次バッテリーか
ら一方の2次バッテリーへ充電し且つ前記他方の2次バ
ッテリー放電させるように制御するものである。
【0144】また、必要に応じて図20の構成に図22
に示すような「判断モジュール」、「満充電検出モジュ
ール」、「放電モジュール」を付加してもよい。
【0145】ここで、「判断モジュール」は、前記2次
バッテリーがロウバッテリーであるか否かを判断するた
めのプログラムモジュールである。また、「満充電検出
モジュール」は、前記2次バッテリーの満充電を検出す
るためのプログラムモジュールである。また、「放電モ
ジュール」は、前記2次バッテリーを放電させるための
プログラムモジュールである。そして、前記制御モジュ
ールは、前記一方の2次バッテリーがロウバッテリーに
至らないうちに前記他方の2次バッテリーが満充電に至
ったとき前記放電モジュールにより前記一方の2次バッ
テリーを放電し、更に前記一方の2次バッテリーがロウ
バッテリーであると判断されたとき、前記他方の2次バ
ッテリーから前記一方の2次バッテリーへ充電し且つ前
記他方の2次バッテリー放電させるように制御するもの
である。
【0146】また、2次バッテリーを2つと外部電源を
持つ情報処理装置の前記2次バッテリーを制御するバッ
テリー制御装置を制御するためのプログラムを格納する
記憶媒体には、少なくとも図23に示すように、「充電
モジュール」、「第1の選択モジュール」、「第2の選
択モジュール」、「満充電検出モジュール」、「残容量
算出モジュール」、「記憶モジュール」、「電圧検出モ
ジュール」、「制御モジュール」の各モジュールを有す
るプログラムコードを格納すればよい。
【0147】ここで、「充電モジュール」は、前記2次
バッテリーを充電するためのプログラムモジュールであ
る。また、「第1の選択モジュール」は、前記一方の2
次バッテリーから他方の2次バッテリーへ充電する態様
と前記他方の2次バッテリーから一方の2次バッテリー
へ充電する態様とを択一的に選択するためのプログラム
モジュールである。また、「第2の選択モジュール」
は、前記外部電源から前記2次バッテリーの1つを充電
する態様を選択するためのプログラムモジュールであ
る。また、「満充電検出モジュール」は、前記2次バッ
テリーの満充電を検出するためのプログラムモジュール
である。また、「残容量算出モジュール」は、前記2次
バッテリーの残容量を算出するためのプログラムモジュ
ールである。また、「記憶モジュール」は、該残容量算
出モジュールにより算出された残容量データを記憶する
ためのプログラムモジュールである。また、「電圧検出
モジュール」は、前記2次バッテリーの電圧を検出する
ためのプログラムモジュールである。また、「制御モジ
ュール」は、前記2次バッテリーの残容量算出モジュー
ルの算出結果もしくは前記電圧検出モジュールの検出結
果に従って前記一方の2次バッテリーから前記他方の2
次バッテリーへ充電し更に該他方の2次バッテリーが満
充電に至った後該他方の2次バッテリーから前記一方の
2次バッテリーへ充電するように制御するためのプログ
ラムモジュールである。。
【0148】また、必要に応じて前記「制御モジュー
ル」は、一方の2次バッテリーが満充電であると判断さ
れた後、更に前記一方の2次バッテリーから他方の2次
バッテリーへ充電するように制御するものである。
【0149】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の請求項1及
び4記載のバッテリー制御方法及び装置によれば、第1
のバッテリーのメモリー効果を消去させることができる
という効果を奏する。
【0150】また、本発明の請求項2及び5記載のバッ
テリー制御方法及び装置によれば、第1のバッテリーの
メモリー効果と共に第2のバッテリーのメモリー効果も
消去させることができるという効果を奏する。
【0151】また、本発明の請求項3及び6記載のバッ
テリー制御方法及び装置によれば、第1のバッテリーの
メモリー効果と共に第2のバッテリーのメモリー効果も
消去させることができるという効果を奏する。
【0152】また、本発明の請求項7及び9記載のバッ
テリー制御方法及び装置によれば、第2のバッテリーの
残容量を算出、記憶する手段の補正及びバッテリーのメ
モリー効果を消去させることができるという効果を奏す
る。
【0153】また、本発明の請求項8及び10記載のバ
ッテリー制御方法及び装置によれば、第1のバッテリー
の残容量を算出、記憶する手段の補正及びバッテリーの
メモリー効果を消去させることができるという効果を奏
する。
【0154】更に、本発明の記憶媒体によれば、上述し
たバッテリー制御装置を円滑に制御することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るバッテリー制
御装置を具備した情報処理装置であるパソコンの構成を
示す斜視図である。
【図2】同パソコンの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】同パソコンにおけるパソコンロジック部の概略
構成を示すブロック図である。
【図4】同パソコンにおける電源制御部とスイッチ部の
概略構成を示すブロック図である。
【図5】同パソコンにおける充放電制御部の概略構成を
示すブロック図である。
【図6】同パソコンにおける昇降圧型DC/DCコンバ
ータの概略構成を示すブロック図である。
【図7】同パソコンにおけるパソコンロジック部のバッ
テリーパックをリフレッシュするための制御動作を示す
フローチャートである。
【図8】同パソコンにおけるバッテリーパックの状態を
判別する電源制御部の制御動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】同パソコンにおけるリフレッシュモード1にお
ける電源制御部の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】同パソコンにおけるリフレッシュモード2に
おける電源制御部の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】同パソコンにおけるリフレッシュモード3に
おける電源制御部の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】同パソコンにおけるリフレッシュモード4に
おける電源制御部の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】同パソコンにおけるリフレッシュモード1の
電力移動(充放電)処理を模式化した図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態に係るバッテリー
制御装置を具備した情報処理装置であるパソコンの概略
構成を示すブロック図である。
【図15】同パソコンにおける電源制御部とスイッチ部
の概略構成を示すブロック図である。
【図16】同パソコンにおけるリフレッシュモード1に
おける電源制御部の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図17】同パソコンにおけるリフレッシュモード2に
おける電源制御部の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図18】同パソコンにおけるファンクション1の制御
動作を示すフローチャートである。
【図19】同パソコンにおけるファンクション2の制御
動作を示すフローチャートである。
【図20】本発明の記憶媒体に格納するプログラムの各
モジュールを示す図である。
【図21】本発明の記憶媒体に格納するプログラムの各
モジュールを示す図である。
【図22】本発明の記憶媒体に格納するプログラムの各
モジュールを示す図である。
【図23】本発明の記憶媒体に格納するプログラムの各
モジュールを示す図である。
【符号の説明】
1 パソコン 2 パソコン本体 3 キーボード 4 表示部 5 上カバー 6 ヒンジ 7 電源スイッチ 8 サスペンド・レジュームスイッチ 9 第1のバッテリーパック 9′ 第1のバッテリーパック 10 第2のバッテリーパック 10′第2のバッテリーパック 11 第1のバッテリースロット 12 第2のバッテリースロット 20 電源部 21 電源制御部 21′電源制御部 22 パソコンロジック部 23 充放電制御部 24 スイッチ部 25 ACアダプタ 26 抵抗 27 抵抗 28 FET 29 FET 30 バス 31 バス 51 CPU 52 BIOS ROM 53 FDD 54 HDD 55 FDC 56 HDC 57 RAM 58 LCDC 59 LCD 60 KBC 61 RTC 62 DMAC 63 IRQC 64 TIMER 65 SIO 66 LED port 67 ホストPM部 68 リフレッシュコントローラ 69 インバータ 70 VRAM 71 ワンチップマイコン 71′ ワンチップマイコン 71a 水晶振動子 72 5V安定化電源 73 分割抵抗 74 分割抵抗 75 分割抵抗 76 分割抵抗 77 プルアップ抵抗 78 プルアップ抵抗 79 逆流防止用ダイオード 79′ 逆流防止用ダイオード 81 FET 82 FET 83 FET 84 FET 85 FET 86 FET 87 FET 88 FET 89 FET 90 リフレッシュ抵抗 91 昇降圧型DC/DCコンバータ 105 PWMスイッチングコントローラ 106 オペアンプ 107 オペアンプ 108 シャントレギュレータ 109 スイッチングFET 110 ダイオード 111 逆流防止用ダイオード 112 コンデンサ 113 コンデンサ 114 トランス 115 抵抗 116 抵抗

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次バッテリーを少なくとも2つ持つ情
    報処理装置の前記2次バッテリーを制御するバッテリー
    制御方法であって、前記2次バッテリーを充電する充電
    工程と、前記一方の2次バッテリーから他方の2次バッ
    テリーへ充電する態様と前記他方の2次バッテリーから
    一方の2次バッテリーへ充電する態様とを択一的に選択
    するための選択工程と、前記2次バッテリーの電圧を検
    出する電圧検出工程と、前記電圧検出工程の検出結果に
    従って前記一方の2次バッテリーから他方の2次バッテ
    リーへ充電し且つ前記一方の2次バッテリーを放電させ
    るように制御する制御工程とを有することを特徴とする
    バッテリー制御方法。
  2. 【請求項2】 前記2次バッテリーがロウバッテリーで
    あるか否かを判断する判断工程を有し、前記制御工程
    は、前記一方の2次バッテリーがロウバッテリーである
    と判断されたとき、前記他方の2次バッテリーから一方
    の2次バッテリーへ充電し且つ前記他方の2次バッテリ
    ー放電させるように制御することを特徴とする請求項1
    記載のバッテリー制御方法。
  3. 【請求項3】 前記2次バッテリーがロウバッテリーで
    あるか否かを判断する判断工程と、前記2次バッテリー
    の満充電を検出する満充電検出工程と、前記2次バッテ
    リーを放電させる放電工程とを有し、前記制御工程は、
    前記一方の2次バッテリーがロウバッテリーに至らない
    うちに前記他方の2次バッテリーが満充電に至ったとき
    前記放電工程により前記一方の2次バッテリーを放電
    し、更に前記一方の2次バッテリーがロウバッテリーで
    あると判断されたとき、前記他方の2次バッテリーから
    前記一方の2次バッテリーへ充電し且つ前記他方の2次
    バッテリー放電させるように制御することを特徴とする
    請求項1記載のバッテリー制御方法。
  4. 【請求項4】 2次バッテリーを少なくとも2つ持つ情
    報処理装置の前記2次バッテリーを制御するバッテリー
    制御装置であって、前記2次バッテリーを充電する充電
    手段と、前記一方の2次バッテリーから他方の2次バッ
    テリーへ充電する態様と前記他方の2次バッテリーから
    一方の2次バッテリーへ充電する態様とを択一的に選択
    するための選択手段と、前記2次バッテリーの電圧を検
    出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段の検出結果に
    従って前記一方の2次バッテリーから他方の2次バッテ
    リーへ充電し且つ前記一方の2次バッテリーを放電させ
    るように制御する制御手段とを有することを特徴とする
    バッテリー制御装置。
  5. 【請求項5】 前記2次バッテリーがロウバッテリーで
    あるか否かを判断する判断手段を有し、前記制御手段
    は、前記一方の2次バッテリーがロウバッテリーである
    と判断されたとき、前記他方の2次バッテリーから一方
    の2次バッテリーへ充電し且つ前記他方の2次バッテリ
    ー放電させるように制御することを特徴とする請求項4
    記載のバッテリー制御装置。
  6. 【請求項6】 前記2次バッテリーがロウバッテリーで
    あるか否かを判断する判断手段と、前記2次バッテリー
    の満充電を検出する満充電検出手段と、前記2次バッテ
    リーを放電させる放電手段とを有し、前記制御手段は、
    前記一方の2次バッテリーがロウバッテリーに至らない
    うちに前記他方の2次バッテリーが満充電に至ったとき
    前記放電手段により前記一方の2次バッテリーを放電
    し、更に前記一方の2次バッテリーがロウバッテリーで
    あると判断されたとき、前記他方の2次バッテリーから
    前記一方の2次バッテリーへ充電し且つ前記他方の2次
    バッテリー放電させるように制御することを特徴とする
    請求項4記載のバッテリー制御装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも2つの2次バッテリーと外部
    電源とを持つ情報処理装置の前記2次バッテリーを制御
    するバッテリー制御方法であって、前記2次バッテリー
    を充電する充電工程と、前記一方の2次バッテリーから
    他方の2次バッテリーへ充電する態様と前記他方の2次
    バッテリーから一方の2次バッテリーへ充電する態様と
    を択一的に選択するための第1の選択工程と、前記外部
    電源から前記2次バッテリーの1つを充電する態様を選
    択する第2の選択工程と、前記2次バッテリーの満充電
    を検出する満充電検出工程と、前記2次バッテリーの残
    容量を算出する残容量算出工程と、該残容量算出工程に
    より算出された残容量データを記憶する記憶工程と、前
    記2次バッテリーの電圧を検出する電圧検出工程と、前
    記2次バッテリーの残容量算出工程の算出結果もしくは
    前記電圧検出工程の検出結果に従って前記一方の2次バ
    ッテリーから前記他方の2次バッテリーへ充電し更に該
    他方の2次バッテリーが満充電に至った後該他方の2次
    バッテリーから前記一方の2次バッテリーへ充電するよ
    うに制御する制御工程とを有することを特徴とするバッ
    テリー制御方法。
  8. 【請求項8】 前記制御工程は、一方の2次バッテリー
    が満充電であると判断された後、更に前記一方の2次バ
    ッテリーから他方の2次バッテリーへ充電するように制
    御することを特徴とする請求項7記載のバッテリー制御
    方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも2つの2次バッテリーと外部
    電源とを持つ情報処理装置の前記2次バッテリーを制御
    するバッテリー制御装置であって、前記2次バッテリー
    を充電する充電手段と、前記一方の2次バッテリーから
    他方の2次バッテリーへ充電する態様と前記他方の2次
    バッテリーから一方の2次バッテリーへ充電する態様と
    を択一的に選択するための第1の選択手段と、前記外部
    電源から前記2次バッテリーの1つを充電する態様を選
    択する第2の選択手段と、前記2次バッテリーの満充電
    を検出する満充電検出手段と、前記2次バッテリーの残
    容量を算出する残容量算出手段と、該残容量算出手段に
    より算出された残容量データを記憶する記憶手段と、前
    記2次バッテリーの電圧を検出する電圧検出手段と、前
    記2次バッテリーの残容量算出手段の算出結果もしくは
    前記電圧検出手段の検出結果に従って前記一方の2次バ
    ッテリーから前記他方の2次バッテリーへ充電し更に該
    他方の2次バッテリーが満充電に至った後該他方の2次
    バッテリーから前記一方の2次バッテリーへ充電するよ
    うに制御する制御手段とを有することを特徴とするバッ
    テリー制御装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、一方の2次バッテリ
    ーが満充電であると判断された後、更に前記一方の2次
    バッテリーから他方の2次バッテリーへ充電するように
    制御することを特徴とする請求項9記載のバッテリー制
    御装置。
  11. 【請求項11】 2次バッテリーを少なくとも2つ持つ
    情報処理装置の前記2次バッテリーを制御するバッテリ
    ー制御装置を制御するためのプログラムを格納する記憶
    媒体であって、前記2次バッテリーを充電するための充
    電モジュールと、前記一方の2次バッテリーから他方の
    2次バッテリーへ充電する態様と前記他方の2次バッテ
    リーから一方の2次バッテリーへ充電する態様とを択一
    的に選択するための選択モジュールと、前記2次バッテ
    リーの電圧を検出するための電圧検出モジュールと、前
    記電圧検出モジュールの検出結果に従って前記一方の2
    次バッテリーから他方の2次バッテリーへ充電し且つ前
    記一方の2次バッテリーを放電させるように制御するた
    めの制御モジュールとを有するプログラムを格納したこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記2次バッテリーがロウバッテリー
    であるか否かを判断するための判断モジュールを有し、
    前記制御モジュールは、前記一方の2次バッテリーがロ
    ウバッテリーであると判断されたとき、前記他方の2次
    バッテリーから一方の2次バッテリーへ充電し且つ前記
    他方の2次バッテリー放電させるように制御することを
    特徴とする請求項11記載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記2次バッテリーがロウバッテリー
    であるか否かを判断するための判断モジュールと、前記
    2次バッテリーの満充電を検出するための満充電検出モ
    ジュールと、前記2次バッテリーを放電させるための放
    電モジュールとを有し、前記制御モジュールは、前記一
    方の2次バッテリーがロウバッテリーに至らないうちに
    前記他方の2次バッテリーが満充電に至ったとき前記放
    電モジュールにより前記一方の2次バッテリーを放電
    し、更に前記一方の2次バッテリーがロウバッテリーで
    あると判断されたとき、前記他方の2次バッテリーから
    前記一方の2次バッテリーへ充電し且つ前記他方の2次
    バッテリー放電させるように制御することを特徴とする
    請求項11記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 少なくとも2つの2次バッテリーと外
    部電源とを持つ情報処理装置の前記2次バッテリーを制
    御するバッテリー制御装置を制御するためのプログラム
    を格納する記憶媒体であって、前記2次バッテリーを充
    電するための充電モジュールと、前記一方の2次バッテ
    リーから他方の2次バッテリーへ充電する態様と前記他
    方の2次バッテリーから一方の2次バッテリーへ充電す
    る態様とを択一的に選択するための第1の選択モジュー
    ルと、前記外部電源から前記2次バッテリーの1つを充
    電する態様を選択するための第2の選択モジュールと、
    前記2次バッテリーの満充電を検出するための満充電検
    出モジュールと、前記2次バッテリーの残容量を算出す
    るための残容量算出モジュールと、該残容量算出モジュ
    ールにより算出された残容量データを記憶するための記
    憶モジュールと、前記2次バッテリーの電圧を検出する
    ための電圧検出モジュールと、前記2次バッテリーの残
    容量算出モジュールの算出結果もしくは前記電圧検出モ
    ジュールの検出結果に従って前記一方の2次バッテリー
    から前記他方の2次バッテリーへ充電し更に該他方の2
    次バッテリーが満充電に至った後該他方の2次バッテリ
    ーから前記一方の2次バッテリーへ充電するように制御
    するための制御モジュールとを有するプログラムを格納
    したことを特徴とする記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記制御モジュールは、一方の2次バ
    ッテリーが満充電であると判断された後、更に前記一方
    の2次バッテリーから他方の2次バッテリーへ充電する
    ように制御することを特徴とする請求項14記載の記憶
    媒体。
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