JPH10224868A - 携帯電話機における電磁波障害防止方法と電磁波障害防止装置 - Google Patents

携帯電話機における電磁波障害防止方法と電磁波障害防止装置

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JPH10224868A
JPH10224868A JP9034322A JP3432297A JPH10224868A JP H10224868 A JPH10224868 A JP H10224868A JP 9034322 A JP9034322 A JP 9034322A JP 3432297 A JP3432297 A JP 3432297A JP H10224868 A JPH10224868 A JP H10224868A
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JP
Japan
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antenna
circuit
input signal
mobile phone
telephone
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JP9034322A
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Tadao Miyake
唯夫 三宅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機Aを用いて通話する際に、アンテ
ナ2から輻射される電磁波を人体が浴びることによる、
人体に対する各種障害を効果的に軽減し得るようにす
る。 【解決手段】 携帯電話機Aの送信部回路yから送信さ
れる電波の出力を、通話相手方の電話機から無線中継基
地局Bのアンテナ4を経て携帯電話機Aの受信部回路w
に入力される入力信号が強いときには小さく、弱いとき
には大きくなるようその入力信号の強弱に応じて制御さ
せることにより、通話時にアンテナ4から輻射される電
磁波による障害を軽減せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話機(携帯用送
受話器型の無線機)における電磁波障害防止方法と電磁
波障害防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポケット電話機または携帯電話と呼ばれ
て広く使用されている携帯電話機(携帯用送受話器型の
無線機)は、通常、図1に示している如く、掌で握り込
める大きさの平箱状に形成した電話機本体であるボディ
1の内部の上端側に受話器を組込み、下端側には送話器
を組込んで、ボディ1の前面側(表面側)の上端側およ
び下端側に音声を透過さす透孔10・11を形設して、
受話器部1aおよび送話器部1bを形成し、ボディ1の
前面側の上下の中間部に、通話相手方の電話機を呼び出
すダイヤルボタン12…および電源ボタンスイッチ13
らを並設するとともに呼び出した相手方の電話機の電話
番号を画面に表示するディスプレイ14を設け、ボディ
1の肩部にアンテナ2を上方に向け引き出し自在に設
け、背面側にはバッテリーの収納室を設けて、そこにバ
ッテリーを収納せしめて装填することで構成してある。
【0003】そして、この携帯電話機Aにより通話しよ
うとするときは、ボディ1の前面側に設けてある電源ボ
タンスイッチ13をオンとし、ボディ1の肩部に格納状
態に設けてあるアンテナ2を引き出し、その状態で、ボ
ディ1の前面側に並設してあるダイヤルボタン12…を
順次操作することにより、ボディ1のアンテナ2と無線
中継基地局(リピータ局)のアンテナとの間の電波の交
信により一般電話回線を利用して、通話しようとする相
手方の電話機を呼び出し、その相手方の電話機とつなが
ったところで、ボディ1の前面側の上部に形成してある
受話器部1aを、図2にあるように耳aに当て、前面側
の下部に形成してある送話器部1bを口bに寄せた状態
として通話を行なうように使用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話機Aは、電話
機本体であるボディ1に設けたアンテナ2と無線中継基
地局Bのアンテナと4の間の無線交信により無線中継基
地局Bにおいて一般電話回線に中継して、その一般電話
回線を利用することで、通話を行なうシステムで使用さ
れるものであることから、通話の際に、ボディ1のアン
テナ2から電磁波が必ず輻射されるようになるので、こ
の電磁波を人体が受けることによる各種の障害がいろい
ろ言われるようになってきている。
【0005】この携帯電話機Aのアンテナ2から輻射さ
れる電磁波と人体に生じている各種の障害との因果関係
は確定的なものではないが、米国では、脳腫瘍で亡くな
った人の原因が携帯電話の使用によるものではないかと
いう裁判例や、眼の電磁波障害として、マイクロ波の照
射により発症してくる白内障が有名であり、また、電子
レンジの使用の際の電磁波障害による白内障の発症例の
報告もあるので、この携帯電話機Aのアンテナ2からの
電磁波の人体に対する輻射は、それの影響を避ける上に
おいて、できるだけ軽減させるようにすることが望まし
い。
【0006】しかし、この携帯電話機Aは、使用に際
し、前述の図2にあるように、使用者の顔cの側面にボ
ディ1を沿わせた状態として、そのボディ1の上端側の
受話器部1aを耳aに当て、下端側の送話器部1bを口
bに近づけるようにして使用されているのが現実であ
り、そのため、ボディ1の肩部から引き出されたアンテ
ナ2が、頭部dの側面に沿う位置を占めるようになり、
かつ、送話の際に、送話器部1bが設けられているボデ
ィ1の下端側を口bの前面に寄せることで、アンテナ2
が眼eに近づくようになって、脳および眼eが、アンテ
ナ2から輻射される電磁波を受けるようにるものであっ
て、通話時に受ける電磁波の影響を軽減させることにつ
いての考慮がなされていない点に問題がある。
【0007】本発明は、従前の携帯電話機Aに生じてい
る上述の問題を解消せしめるためになされたものであっ
て、携帯電話機Aを用いて通話する際に、アンテナ2か
ら輻射される電磁波を人体が浴びることによる、人体に
対する各種障害を効果的に軽減し得る新たな手段を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明手段
は、上述の目的を達成するために種々の研究を重ねて得
られた知見に基いて完成したものである。
【0009】即ち、通話時に、使用者が浴びるようにな
る携帯電話機Aのアンテナ2から輻射される電磁波は、
通話の際の送信時にアンテナ2から輻射されるものであ
り、送信時の出力が大きいほど強くなる。従って、送信
時の出力を、通話に必要な最低限(携帯電話を移動しな
がら使用する場合は、常に複数(2つ以上)の中継局が
携帯電話からの送信電波を受け、次々に、その中の強く
受信する方の中継局に切換わっていくようになるため、
多少の余裕を持たせることは必要)に小さくしておくこ
とで、このアンテナ2から輻射される電磁波による障害
は軽減されることになる。
【0010】また、相手方電話機との通話の際の感度
は、通話時に携帯電話機Aを使用する使用者が位置する
場所が、無線中継基地局Bのアンテナ4から送られる電
波の届き易い場所か、届きにくい場所かの、電波の届き
易さの差異、およびその無線中継基地局の出力の大小に
より変化する。
【0011】そして、この通話時の感度は、図5にある
ように、携帯電話機Aの受信部回路wに入力される入力
信号の強弱により検知できる。また、この受信部回路w
が受信する入力信号の強弱をコントロール信号として取
り出し、このコントロール信号により、送信部回路yか
ら送信する電波の出力を、受信部回路wに入力される入
力信号が強いときには出力が小さくなり弱いときには大
きくなるように、コントロールすることで、通話時に携
帯電話機Aから送信する電波の出力を、通話に必要な最
低限(ある程度の余裕は当然な必要)におとすことがで
き、これにより通話時にアンテナ2から輻射される電磁
波を人体が浴びることによる電磁波障害が著しく軽減し
得るようになることが判ってきた。
【0012】そして、このことから、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、携帯電話
機Aの送信部回路Yから送信される電波の出力を、通話
相手方の電話機から無線中継基地局Bのアンテナ4を経
て携帯電話機Aの受信部回路Wに入力される入力信号が
強いときには小さく、弱いときには大きくなるようその
入力信号の強弱に応じて制御させることにより、通話時
にアンテナ4から輻射される電磁波による障害を軽減せ
しめることを特徴とする携帯電話機における電磁波障害
防止方法を提起し、また、併せて、通話相手方の電話機
から無線中継基地局Bのアンテナ4から携帯電話機Aの
受信部回路Wに入力される入力信号の強弱を取出すコン
トロール信号回路Zを、受信部回路Wに設け、そのコン
トロール信号回路Zにより、携帯電話機Aの送信部回路
Yの電力増巾部72の出力を、入力信号が強いときには
該電力増巾部72の出力が小さくなり、入力信号が弱い
ときには該電力増巾部72の出力が大きくなるように入
力信号の強弱に応じて自動調整せしめてなる携帯電話機
における電磁波障害防止装置を提起するものである。
【0013】
【作用】上述のように構成せる本発明手段は、携帯電話
機Aを用いて通話するときに、無線中継基地局Bから送
信される通話相手方の電波が、携帯電話機Aの受信部回
路wに受信されて、入力信号として入力されると、その
入力信号の強弱に応じて送信部Yから送信する電波の出
力が、自動的に変化し、通話に必要最低限の出力に保持
されるようになるので、通話時に携帯電話機Aのアンテ
ナ2から輻射される電磁波を使用者が浴びることによる
電磁波障害を軽減するようになる。
【0014】また、バッテリーの無駄な消耗を防ぐよう
になる。
【0015】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図
面符号は、従前手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
【0016】図4は、本発明を実施せる携帯電話機Aの
正面図で、同図において、1はボディ、2はそのボディ
1の肩部に格納および引き出し自在に設けたアンテナ、
1aはボディ1の前面側の上部に設けた受話器部、10
はその受話器部1aに設けた透孔、1bはボディ1の前
面の下部に設けた送話器部、11はその送話器部1bに
設けた透孔、12…はボディ1の前面側の上下の中間部
に並列させて設けた通話相手方の電話機を呼び出すため
のダイヤルボタン、13は、電源をオン・オフする電源
ボタンスイッチ、14は、これら並列するダイヤルボタ
ン12…および電源ボタンスイッチ13の上方に配設し
たディスプレイであり、これらについては従前の携帯電
話機Aのものと変わりがない。
【0017】そして、ボディ1の内部には、アンテナ2
からデュプレクサ50を介して入力される入力信号を、
高周波増巾部60および低周波増巾部61等を経て受話
器部1aのスピーカー62に導く受信部回路wと、送話
器部1bのマイクロフォン70に入力される音声の信号
を音声増巾部71および電力増巾部72等を経て前記デ
ュプレクサ50からアンテナ2を介して出力する送信部
回路yとが、図5に示ししているように組込まれている
ことについても、従前の携帯電話機Aと同様であるが、
それの受信部回路wには、アンテナ2から入力されてく
る入力信号の強弱を取出すコントロール信号回路zが接
続してあって、このコントロール信号回路zで取出す入
力信号の強弱に応じて送信部回路yの電力増巾部72の
出力を変化させるようにその電力増巾部72の出力を制
御せしめてあり、入力信号が強いときには電力増巾部7
2の出力が小さくなり、入力信号が弱いときには該電力
増巾部72の出力が大きくなるように、電力増巾部72
の出力が入力信号の強弱に応じて自動調整されるように
してある。
【0018】そしてまた、電力増巾部72には、このコ
ントロール信号回路zによる出力の自動調整をオン・オ
フする切換スイッチSWがボディ1の前面側において操
作し得るように組込まれ、これにより、このスイッチS
Wをオフとしておくことで、出力の自動調整がオフとな
って、従前の携帯電話機Aのものと同様に、高出力のま
まに保持される。
【0019】なお、実施例は、アナログ機で説明してい
るが、デジタル機においても同様で、同じ機能を具備す
る回路を、コントロール信号回路で結び、同様に作用す
るようにする。
【0020】次に図6は、別の実施例による携帯電話機
Aの正面図で、同図において、1はボディ、2はそのボ
ディ1の肩部に格納および引き出し自在に設けたアンテ
ナ、1aはボディ1の前面側の上部に設けた受話器部、
10はその受話器部1aに設けた透孔、1bはボディ1
の前面の下部に設けた送話器部、11はその送話器部1
bに設けた透孔、12…はボディ1の前面側の上下の中
間部に並列させて設けた通話相手方の電話機を呼び出す
ためのダイヤルボタン、13は、電源をオン・オフする
電源ボタンスイッチ、14は、これら並列するダイヤル
ボタン12…および電源ボタンスイッチ13の上方に配
設したディスプレイであり、これらについては従前の携
帯電話機Aのものと変わりがない。
【0021】そして、ボディ1の内部には、前述の図5
にあるように、アンテナ2からデュプレクサ50を介し
て入力される入力信号を、高周波増巾部60および低周
波増巾部61等を経て受話器部1aのスピーカー62に
導く受信部回路wと、送話器部1bのマイクロフォン7
0に入力される音声の信号を音声増巾部71および電力
増巾部72等を経て前記デュプレクサ50からアンテナ
2を介して出力する送信部回路yとが組込まれているこ
とについても、従前の携帯電話機Aと同様であるが、そ
れの受信部回路wには、アンテナ2から入力されてくる
入力信号の強弱を取出すコントロール信号回路zが接続
してあって、このコントロール信号回路zで取出す入力
信号の強弱に応じて送信部回路yの電力増巾部72の出
力を変化させるようにその電力増巾部72の出力を制御
せしめてあり、入力信号が強いときには電力増巾部72
の出力が小さくなり、入力信号が弱いときには該電力増
巾部72の出力が大きくなるように、電力増巾部72の
出力が入力信号の強弱に応じて自動調整されるようにし
てあり、また、電力増巾部72には、このコントロール
信号回路zによる出力の自動調整をオン・オフする切換
スイッチSWがボディ1の前面側において操作し得るよ
うに組込まれ、これにより、このスイッチSWをオフと
しておくことで、出力の自動調整がオフとなって、従前
の携帯電話機Aのものと同様に、高出力のままに保持さ
れることについては、前述の図4・図5に示している実
施例と同様である。
【0022】しかし、ボディ1の肩部に引出し自在に設
けるアンテナ2の外周部には、カバー3が設けてある。
このカバー3は、前記アンテナ2から輻射される電磁波
を遮蔽するよう金属材により、そのアンテナ2より大径
の筒状に形成してあって、そのアンテナ2を設けるボデ
ィ1の肩部に、そのアンテナ2の外周を同芯に囲う状態
において、アンテナ2に対し絶縁され、ボディ1に対し
自在に出入するように設けてあり、かつ、ボディ1に対
しアースさせてある。
【0023】このカバー3は、アンテナ2の給電点まで
シールドするシールド線を使用すれば、金属材以外の合
成樹脂材・グラスファイバー・セラミック等を用いて成
形してよく、この場合には、カバー3のアンテナ2との
絶縁が必然的に行なわれる。
【0024】このカバー3は、前記アンテナ2が、図7
に示している如くボディ1から引き出されたときに、そ
のアンテナ2が所定の長さに引き出された状態からさら
に引き出されることで、そのアンテナ2の引き出し作動
によって図8にあるよう、ボディ1から引き出され、ま
た、待ち受け受信時には、このカバー3とアンテナ2と
が共に完全にボディ1内に収納されるように、ボディ1
に組付けられる。
【0025】なお、待ち受け受信時に、カバー3が金属
材の場合、アンテナ2が完全にカバー3内に入るように
したときは、ボディ1内に待ち受け受信用の別のアンテ
ナを設けておくようにするか、カバー3がアンテナ2と
共にアンテナとして使用できるようにする。
【0026】また、カバー3は、単にアンテナ2をボデ
ィ1から引き離すものとして考えた場合には、金属材で
なくても、合成樹脂材・グラスファイバー・セラミック
等で形成してよく、電波透過性のあるもので成形した場
合には、それをボディ1内に格納した状態のところに、
アンテナ2が格納されても、そのアンテナ2はそのま
ま、待ち受け受信時に、待ち受け用のアンテナとして機
能するようになる。
【0027】しかして、携帯電話機Aは、この図8に示
す状態において、図9に示しているように、通常の携帯
電話機Aと同様に操作して使用する。
【0028】このとき、アンテナ2は、ボディ1の肩部
から突出して使用者の頭部dの側面に位置するカバー3
の先端から、頭部dの側方の後方に突出するようにな
り、このアンテナ2より輻射される電磁波から、使用者
の頭部dおよび眼eを効果的に保護するようになる。
【0029】次に、図10は別の実施例を示している。
この例は、前述のアンテナ2とは絶縁されるカバー3
を、外径が順次縮小して互いに摺動自在に嵌り合い、か
つ、電気的につながっている複数の管30・31・32
に分け、それらを多重管状につなぎ合わせることで、伸
縮自在に形成した例であり、この点を除いたその余の構
成は前述の図6〜図8に示す実施例と変わりない。この
実施例は、アンテナ2が短い場合や、ボディ1に設ける
カバー3の収納スペースが短い場合に有効である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明手段は、携
帯電話機Aを用いて通話するときに、無線中継基地局B
から送信される通話相手方の電波が、携帯電話機Aの受
信部回路wに受信されて、入力信号として入力される
と、その入力信号の強弱に応じて送信部回路yから送信
する電波の出力が、自動的に変化し、通話に必要最低限
の出力に保持されるようになるので、通話時に携帯電話
機Aのアンテナ2から輻射される電磁波を使用者が浴び
ることによる電磁波障害を軽減するようになる。
【0031】また、バッテリーの無駄な消耗が防止され
て、パワーセイビングの効果も得られるようになる。ま
た、ボディ1の肩部に、アンテナ2から輻射される電磁
波をシールドするカバー3を設けた場合には、そのカバ
ー3が、図9にあるように使用者の頭部dの側面に位置
し、それの先端から引き出された電磁波を輻射するアン
テナ2が、このカバー3の先端から使用者の頭部dの側
方の後方の空間に突出するようになって、アンテナ2を
頭部dおよび眼eから遠ざけるようになるので、携帯電
話機Aを使用するときに、使用者の脳および眼eが電磁
波を受ける影響を効果的に減少させて、電磁波障害を防
止し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話機の正面図である。
【図2】同上の使用状態の説明図である。
【図3】同上の使用システムの説明図である。
【図4】本発明を実施せる携帯電話機の正面図である。
【図5】同上の受信部回路および送信部回路のダイヤグ
ラムである。
【図6】本発明の別の実施例による携帯電話機の正面図
である。
【図7】同上のアンテナを引き出した状態の正面図であ
る。
【図8】同上の状態からさらにアンテナおよびカバーを
引き出した状態の正面図である。
【図9】同上の使用状態の説明図である。
【図10】同上のさらに別の実施例の、アンテナおよび
カバーを引き出した状態の正面図である。
【図11】同上のアンテナおよびカバーを格納した状態
の正面図である。
【符号の説明】
A…携帯電話機、B…無線中継基地局、SW…切換スイ
ッチ、a…耳、b…口、c…顔、d…頭部、e…眼、w
…受信部回路、y…送信部回路、z…コントロール信号
回路、1…ボディ、1a…受話器部、1b…送話器部、
10・11…透孔、12…ダイヤルボタン、13…電源
ボタンスイッチ、14…ディスプレイ、2…アンテナ、
3…筒状のカバー、30・31・32…管、4…中継局
のアンテナ、50…デュプレクナ、60…高周波増巾
部、61…低周波増巾部、62…スピーカー、70…マ
イクロフォン、71…音声増巾部、72…電力増巾部、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機Aの送信部回路yから送信さ
    れる電波の出力を、通話相手方の電話機から無線中継基
    地局Bのアンテナ4を経て携帯電話機Aの受信部回路w
    に入力される入力信号が強いときには小さく、弱いとき
    には大きくなるようその入力信号の強弱に応じて制御さ
    せることにより、通話時にアンテナ4から輻射される電
    磁波による障害を軽減せしめることを特徴とする携帯電
    話機における電磁波障害防止方法。
  2. 【請求項2】 通話相手方の電話機から無線中継基地局
    Bのアンテナ4から携帯電話機Aの受信部回路wに入力
    される入力信号の強弱を取出すコントロール信号回路z
    を、受信部回路wに設け、そのコントロール信号回路z
    により、携帯電話機Aの送信部回路yの電力増巾部72
    の出力を、入力信号が強いときには該電力増巾部72の
    出力が小さくなり、入力信号が弱いときには該電力増巾
    部72の出力が大きくなるように入力信号の強弱に応じ
    て自動調整せしめてなる携帯電話機における電磁波障害
    防止装置。
  3. 【請求項3】 携帯電話機Aのボディ1の外面に、送信
    部回路yの電力増巾部72の出力を、受信部回路wに入
    力される入力信号の強弱に応じて自動調整する状態と、
    その自動調整をオフとする状態とに切換える切換スイッ
    チSWを設けたことを特徴とする請求項2記載の携帯電
    話機における電磁波障害防止装置。
  4. 【請求項4】 携帯電話機Aのボディ1に、アンテナ2
    に対して絶縁される金属材よりなる筒状のカバー3また
    は合成樹脂材・グラスファイバー・セラミック等よりな
    る筒状のカバー3を、上方に向け、引き出し自在に伸縮
    するように設け、このカバー3の軸芯部位にアンテナ2
    を配位して、そのアンテナ2を前記カバー3の先端から
    上方に向け、引き出し自在に伸縮し、待ち受け時にはカ
    バー3と共にボディ1内に収納可能にボディ1に装設
    し、ボディ1内に設ける受信部回路wに、通話相手方の
    電話機から無線中継基地局Bのアンテナ4から携帯電話
    機Aの受信部回路wに入力される入力信号の強弱を取出
    すコントロール信号回路zを設けてなる携帯電話機にお
    ける電磁波障害防止装置。
  5. 【請求項5】 携帯電話機Aのボディ1に、アンテナ2
    に対して絶縁される金属材よりなる筒状のカバー3また
    は合成樹脂材・グラスファイバー・セラミック等よりな
    る筒状のカバー3を、上方に向け、引き出し自在に伸縮
    するように設け、このカバー3の軸芯部位にアンテナ2
    を配位して、そのアンテナ2を前記カバー3の先端から
    上方に向け、引き出し自在に伸縮し、待ち受け時にはカ
    バー3と共にボディ1内に収納可能にボディ1に装設
    し、ボディ1内に設ける受信部回路wに、通話相手方の
    電話機から無線中継基地局Bのアンテナ4から携帯電話
    機Aの受信部回路wに入力される入力信号の強弱を取出
    すコントロール信号回路zを設け、ボディ1の外面に、
    送信部回路yの電力増巾部72の出力を、受信部回路w
    に入力される入力信号の強弱に応じて自動調整する状態
    と、その自動調整をオフとする状態とに切換える切換ス
    イッチSWを設けたことを特徴とする携帯電話機におけ
    る電磁波障害防止装置。
JP9034322A 1997-02-03 1997-02-03 携帯電話機における電磁波障害防止方法と電磁波障害防止装置 Pending JPH10224868A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007049292A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Toshiba Tec Corp 無線lanシステム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007049292A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Toshiba Tec Corp 無線lanシステム

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