JPH10224762A - Catv用増幅器 - Google Patents

Catv用増幅器

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Publication number
JPH10224762A
JPH10224762A JP9025265A JP2526597A JPH10224762A JP H10224762 A JPH10224762 A JP H10224762A JP 9025265 A JP9025265 A JP 9025265A JP 2526597 A JP2526597 A JP 2526597A JP H10224762 A JPH10224762 A JP H10224762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
housing
amplifier
container chamber
catv
Prior art date
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Pending
Application number
JP9025265A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Shiraishi
克己 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miharu Communications Co Ltd
Original Assignee
Miharu Communications Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Miharu Communications Co Ltd filed Critical Miharu Communications Co Ltd
Priority to JP9025265A priority Critical patent/JPH10224762A/ja
Publication of JPH10224762A publication Critical patent/JPH10224762A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のCATV用増幅器は増幅回路と電源回
路が完全にシールドされていないため、電波の漏洩や電
源ノイズの飛び込みの防止が不十分であった。 【解決手段】 周壁に接栓取付孔1が形成された筐体本
体2とその内部を増幅部収容室3と電源部収容室4とに
隙間なく区画する仕切壁5とを一体成形し、増幅部が収
容された増幅部収容室3と電源部が収容された電源部収
容室4とを一枚の又は別々の蓋6で密閉した。筐体本体
2の周壁の接栓取付孔1をネジ孔とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は棟内、屋内に設置す
るCATV用増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CATV用増幅器は増幅部と電源部とを
備えており、それらは一枚のプリント基板上に組み込ま
れて一つの筐体内に一緒に収容されていた。CATV用
増幅器では電源部から増幅部へ電波やノイズが漏洩した
り、筐体内に外来電波や外部ノイズが飛び込んだりする
と、2以上の信号が混信したり、ノイズにより信号特性
が劣化したりする。そこで従来は一枚のプリント基板上
の電源部と増幅部との間に金属板(シールド板)を配置
して両者間をシールドしたり、増幅部を金属ケースに収
容してユニット化すると共にシールドし、そのユニット
と電源部とを同じ筐体内に収容していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のCAT
V用増幅器のうち前記のシールド方法では次のような課
題があっった。 .電源部と増幅部とをシールド板で区画するだけであ
るため、シールドが不充分であり、電源部から増幅部へ
の漏洩を完全に防止することは難しい。 .下り信号は図3に示すように筐体Aの下り入力端子
Bから入力されてユニットケースC内の増幅部で増幅さ
れ、下り出力端子Dから出力されるが、通常は電源部の
商用電源入力端子と増幅部とが完全にシールドされてい
ないため、増幅部からの出力信号が電源コードを介して
外部へ漏洩(電波漏洩)する。 .CATVシステムは家庭(加入者宅)内まで双方向
化の時代となり、加入者宅から送られる上り信号が電
話、通信等に利用される機会が多くなっいる。家庭内の
テレビや冷蔵庫等から発生する電源ノイズが電源コード
Eを介して上り信号に飛び込むと、その電源ノイズは増
幅器がシリーズに接続されている伝送路を介してヘッド
エンド側に集まって流合雑音となる。
【0004】図3に示すシールド方法では次のような課
題がある。 .プリント基板上の増幅部と電源部とをシールド板で
区画したシールド方法に比べればシールド特性は向上す
るが、ユニット用のケースCは薄板を折曲げて形成され
ているため、ユニットケースCにはどうしても隙間が生
じ、増幅部を完全にシールドすることは難しい。 .ユニットに取付けられている接栓Eを筐体Aの接栓
取付孔Fに差込むと、接栓取付孔Fと接栓Eとの間にど
うしても隙間ができるため、その隙間から電波やノイズ
が漏洩してシールド効果が低下する。また、防塵、防水
上の難点もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
CATV用増幅器は、周壁に接栓取付孔1が形成された
筐体本体2と、その内部を増幅部収容室3と電源部収容
室4とに隙間なく区画する仕切壁5とを一体成形し、増
幅部が収容された増幅部収容室3と電源部が収容された
電源部収容室4とを一枚の又は別々の蓋6で密閉した。
また、筐体本体2の周壁の接栓取付孔1をネジ孔とし
た。
【0006】
【発明の実施の形態1】本発明のCATV用増幅器の実
施の形態の一例を図1に基づいて詳細に説明する。筐体
本体2は長方形であり、その内部は筐体本体2の周壁7
よりも肉の薄い仕切壁5により増幅部収容室3と電源部
収容室4とに区画されている。筐体本体2及び仕切壁5
はアルミニュウム合金製であり、ダイキャスチングによ
り一体成形して、増幅部収容室3と電源部収容室4との
間に隙間が生じないようにしてある。
【0007】筐体本体2の周壁7のうち前記増幅部収容
室3側には螺子孔を貫通して接栓取付孔1を形成してあ
る。この接栓取付孔1には接栓をねじ込んで装着し、そ
の接栓に入力用或は出力用ケーブルの端部に取付けられ
ているコネクタを装着できるようにしてある。仕切壁5
の端部には増幅部収容室3と電源部収容室4とに連通す
る配線用孔8が貫通されている。
【0008】外蓋9は筐体本体2に蝶番形式により開閉
自在に取付けてある。この外蓋9は浅い皿状であり、そ
の開口周縁10の全周にその上端面11よりも外側に突
出する枠状の嵌入縁12が突設されている。この嵌入縁
12は外蓋9を閉じたときに筐体本体2の周壁7の内側
に嵌入し、嵌入縁12の外周面が筐体本体2の周壁7の
内周面と接触して筐体本体2の周縁を密閉すると共にシ
ールド性が向上するようにしてある。
【0009】
【発明の実施の形態2】本発明のCATV用増幅器の第
2の実施の形態を図2に基づいて詳細に説明する。図2
に示すCATV用増幅器の基本構成は図1に示すCAT
V用増幅器と同じであり、異なるのは増幅部収容室3を
シールド性のある金属製の内蓋13で被覆し、その上か
ら外蓋9を被せるようにしたことである。この場合、増
幅部収容室3の周壁の内側を筐体本体2の周壁7よりも
一段低くして受縁14を形成し、その受縁14の上に内
蓋13をのせて増幅部収容室3を閉塞できるようにして
ある。このように一段低い受縁14を設けることにより
増幅部収容室3と電源部収容室4との区画が確実にな
り、電源部収容室4から増幅部収容室3内への電波の飛
込みが防止され易くなる。
【0010】
【発明の他の実施の形態】筐体本体2及び仕切壁5の製
造方法は両者を一体に成形できる方法であればダイ・キ
ャスチング以外の他の製法を用いてもよい。また、筐体
本体2及び仕切壁5の材料としてはアルミニュウム合金
等の電波遮蔽性に優れたものが適する。筐体本体2の周
壁7に開口した接栓取付孔1及び配線用の通孔8は必要
に応じて所望の数、寸法とすることができる。仕切壁5
を一枚ではなく複数枚設けることによって、筐体本体2
の内部を3以上に区画することもできる。外蓋9の枠状
の嵌入縁12又は内蓋13の側面にはゴムパッキンを取
付けて防塵性、防水性を高めるのが望ましく、更には、
筐体本体2の開口周縁又は外蓋9の開口周縁10に金属
製のパッキンを介在させることにより、筐体本体2と外
蓋9の開口部のシールド性が向上する。
【0011】
【発明の効果】本発明のうち請求項1のCATV用増幅
器は次のような効果がある。 .増幅部収容室3と電源回路収容室4とが筐体と一体
成形された仕切壁5によって確実に区画されて、増幅部
収容室3と電源回路収容室4とが完全にシールドされ
る。このため両室間の電波の飛込みがなく、また、筐体
本体2内から外部への電波の漏洩もなくなる。特に、家
庭内のテレビや冷蔵庫等から発生する電源ノイズが筐体
内へ飛込みにくくなるので、それらのノイズが伝送路
(ケーブル)を通して流合雑音となってヘッドエンドに
集中することがない。 .入出力等のコネクタを筐体本体2の螺子式の接栓取
付孔1にねじ込んで取付けるため、コネクタとコネクタ
差込み孔との間に隙間ができることがなく、シールド
性、防塵性、防水性に優れる。
【0012】本発明のうち請求項2のCATV用増幅器
は次のような効果がある。 .増幅部収容室2が内蓋13で被覆されているため、
内蓋13で被覆されていない場合に比して、増幅部収容
室3のシールド性がより一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCATV用増幅器の第一の実施形態を
示す説明図。
【図2】本発明のCATV用増幅器の第二の実施形態を
示す説明図。
【図3】従来のCATV用増幅器を示す説明図。
【符号の説明】
1 接栓取付孔 2 筐体本体 3 増幅部収容部 4 電源回路収容部 5 仕切壁 6 蓋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周壁に接栓取付孔(1)が形成された筐体
    本体(2)と、その内部を増幅部収容室(3)と電源部
    収容室(4)とに隙間なく区画する仕切壁(5)とを一
    体成形し、増幅部が収容された増幅部収容室(3)と電
    源部が収容された電源部収容室(4)とを一枚の又は別
    々の蓋(6)で密閉してなるCATV用増幅器。
  2. 【請求項2】筐体本体(2)の周壁の接栓取付孔(1)
    をネジ孔としてなる請求項1記載のCATV用増幅器。
JP9025265A 1997-02-07 1997-02-07 Catv用増幅器 Pending JPH10224762A (ja)

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