JPH10224484A - 自動回り込み減衰機能付き音声応答装置 - Google Patents

自動回り込み減衰機能付き音声応答装置

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JPH10224484A
JPH10224484A JP2176797A JP2176797A JPH10224484A JP H10224484 A JPH10224484 A JP H10224484A JP 2176797 A JP2176797 A JP 2176797A JP 2176797 A JP2176797 A JP 2176797A JP H10224484 A JPH10224484 A JP H10224484A
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JP
Japan
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signal
input
voice
circuit
function
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2176797A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Kamiyama
佳彦 神山
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線インターフェース部における回り込みに
よるPB信号誤認識を無くしたアナログの電話回路に用
いる音声応答装置を提供する。 【解決手段】 回線インターフェース部6のトランスB
におけるS巻線の両端にそれぞれ極性非反転アンプ9、
コンパレータ12を接続する。極性非反転アンプ9の出
力ルート側とコンパレータ12の−端子間に極性反転ア
ンプ10とこれに直列な電子ボリューム11を接続す
る。PB信号(a)は回り込み(b)をすることなく、
減衰信号(c)とともにコンパレータ12から入力
(d)を入力ルートに出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アナログの電話
回線を用いて音声応答を行う音声応答装置、特に該装置
におけるPB信号の検出を行う回線インターフェース部
の回り込み減衰機能部に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アナログの電話回線を用いた音
声応答装置は図3に示されるような構成例が知られてい
る。同図はアナログ電話回線の要部ブロック図で、音声
応答装置Aは、制御部1、音声合成部2、音声入力部
3、PB検出部4、PB出力部5及び回線インターフェ
ース部6から構成されていて、公衆網7を経由してユー
ザーの電話機8に接続されている。
【0003】図4は音声応答装置Aを構成する回線イン
ターフェース部6の従来の回路イメージ図であり、その
特徴とする回路でもある。同図に示す如く、本回路の場
合は、トランスBを用いて音声の入出力を行い、回線制
御回路Cではリレー制御や極性判定を行い、回線コネク
タDで公衆網7に接続される。
【0004】ユーザーがユーザーの電話機8から電話を
かけてくると、音声応答装置Aでは、まず、制御部1に
予め蓄えられている利用方法の案内即ち、どういう種類
の機能を持っていて、電話機のどのプッシュボタンを押
せばどの機能を使用できるか、についての案内を音声合
成部2で音声合成し、回線インターフェース部6を経由
して公衆網7に出力する。
【0005】ユーザーはこの音声案内を聞いた後、希望
の機能に対応するプッシュボタンを押すと、ユーザーの
電話機8からはPB信号が出力され、公衆網7経由で本
システムに入力される。
【0006】PB検出部4は回線インターフェース部6
を経由して入力されたPB信号がどの番号あるいは記号
に対応するかを解析し、制御部1に通知する。制御部1
は通知された番号あるいは記号に対応する機能の動作を
開始する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の音声応答装置では、本装置が利用案内を出力する
時、音声合成部2から出力される音声信号が回線インタ
ーフェース部6におけるトランス巻線S側の出力ルート
から入力ルート即ち矢印方向(図4破線)にある程度回
り込み、PB検出部4に入力されてしまう。ところで、
音声合成部2からの音声信号にはPB信号の各トーン
(697,770,852,941,1209,133
6,1477Hz)の周波数成分が含まれているので、
ユーザー側の電話機8からPBの入力が無いのに、PB
入力があったように誤って判断される場合がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の自動回り込み
減衰機能付き音声応答装置は、前述の課題を解決するた
めに、アナログの電話回線からのPB信号があったと
き、サービス機能の内容についての音声による応答を行
い、ユーザーはこのサービス機能のうちから希望のもの
を選択して対応するPB信号を行い、この信号が回線経
由で入力したとき、トランスを用いて音声の入出力を行
う回線インターフェース部を備えた音声応答装置であっ
て、ユーザー側から発信されたPB信号により音声応答
装置の回線インターフェース部に備えたトランス巻線に
回り込んだ信号を自動的に減衰させる機能を付与したも
のである。
【0009】この自動回り込み減衰機能部は、回線イン
ターフェース部のトランスの非回線側巻線の一端と出力
ルート端子間に接続された極性非反転アンプと、前記巻
線の他端と入力ルート端子間に接続されたコンパレータ
と、前記極性非反転アンプの出力ルート側と前記コンパ
レータの−端子間に接続された極性反転アンプとこれに
直列な電子ボリュームとより成るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明に係る自動回り
込み減衰機能付き音声応答装置の実施の一形態としての
回線インターフェース部を示す回路図であって、図4で
示した音声応答装置における回線I/F部(回線インタ
ーフェース部)のみを示している。これから明らかなよ
うに、図1は図4の回線インターフェース部6に回り込
み減衰回路を付与したものであり、回り込み減衰回路
は、極性非反転アンプ9、極性反転アンプ10、電子ボ
リューム11及びコンパレータ12から構成されてい
る。極性非反転アンプ9は回線側からの入力を防止し、
音声応答装置Aの出力信号のみが極性反転アンプ10に
入力されるようにしてある。極性反転アンプ10は音声
応答装置Aの出力信号を極性反転させる。電子ボリュー
ム11は制御部1の制御により極性反転した出力信号の
レベルをコントロールする。また、コンパレータ12は
回り込み信号から電子ボリューム11を通った極性反転
した出力信号分だけ減衰させる。
【0011】以下、図2,3を用いて本発明の動作につ
いて説明する。図2は本発明に係る自動回り込み減衰機
能付き音声応答装置の制御シーケンスを示すフローチャ
ートである。まず、初期設定として回線を未接続とし
(ステップ)、電子ボリューム11の抵抗値を無限大
にし(ステップ)、減衰信号(c)がない状態とす
る。制御部1がPB信号(a)を出力する(ステップ
)と、トランスBの巻線Sを通る回り込み(b)が入
力(d)となり、PBの受信をする(ステップ)。こ
のとき、PBが認識されるなら、制御部1は電子ボリュ
ームの抵抗値を減らし(ステップ)、コンパレータ1
2に入る減衰信号(c)を増加させる。これによって、
コンパレータ12により回り込み(b)から減衰信号
(c)分だけ入力(d)を減少させることができる。こ
の後、再び、制御部1からPB信号(a)を出力して、
PB受信し、PB信号が認識される場合は、制御部1は
電子ボリューム11の抵抗値を減らし、これを繰り返し
て、PB信号が認識できなくなるまで電子ボリューム1
1の値を変化させる。そして、最後に、PB信号が認識
されなくなったときに終了する。
【0012】上記制御シーケンスによって、音声応答装
置において発生する回り込み等の不要な音声の入力量を
減少させることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音声応答装置を構成する回線インターフェース部にトラ
ンスを用いて音声の入出力を行い、このトランスの非回
線側巻線の出力ルートと入力ルート間に、回り込み減衰
回路を接続したので、音声合成出力が、PB検出部でP
B信号と誤って判断されるような周波数成分を含んでい
ても、PB信号誤認識をすることがなくなり、正常な処
理が可能となり、更には、アナログの電話回線を用い
て、PB信号により機能を選択するシステムにも適用が
可能となるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における回線インターフェ
ース部を示す回路図である。
【図2】図1の回路の制御シーケンスを示すフローチャ
ートである。
【図3】音声応答装置の構成を示すブロック図である。
【図4】従来の回線インターフェース部の回路図であ
る。
【符号の説明】
1 制御部 2 音声合成部 3 音声入力部 4 PB検出部 5 PB出力部 6 回線I/F部(回線インターフェース部) 7 公衆網 8 ユーザー電話機 9 極性非反転アンプ 10 極性反転アンプ 11 電子ボリューム 12 コンパレータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線からのPB信号に対してサービ
    ス機能の種類についての音声応答を行い、該応答のうち
    から希望の機能を選択して対応するPB信号が回線側か
    ら入力された時、トランスを用いて音声の入出力を行う
    回線インターフェース部を有した音声応答装置であっ
    て、前記PB信号により前記装置回線インターフェース
    部内に回り込む不要な信号を自動的に減衰させる機能が
    付与された自動回り込み減衰機能部を有することを特徴
    とする自動回り込み減衰機能付き音声応答装置。
  2. 【請求項2】 自動回り込み減衰機能部は、トランスの
    非回線側巻線の一端と出力ルート端子間に接続された極
    性非反転アンプと、前記巻線の他端と入力ルート端子間
    に接続されたコンパレータと、前記極性非反転アンプ出
    力側と前記コンパレータの−端子間に接続された極性反
    転アンプとこれに直列な電子ボリュームとよりなる請求
    項1記載の自動回り込み減衰機能付き音声応答装置。
JP2176797A 1997-02-04 1997-02-04 自動回り込み減衰機能付き音声応答装置 Withdrawn JPH10224484A (ja)

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JPH10224484A true JPH10224484A (ja) 1998-08-21

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ID=12064232

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Effective date: 20040406