JPH10224069A - 電子装置用冷却器 - Google Patents

電子装置用冷却器

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JPH10224069A
JPH10224069A JP9041544A JP4154497A JPH10224069A JP H10224069 A JPH10224069 A JP H10224069A JP 9041544 A JP9041544 A JP 9041544A JP 4154497 A JP4154497 A JP 4154497A JP H10224069 A JPH10224069 A JP H10224069A
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heat
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cooler
heat pipe
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正孝 望月
Koichi Masuko
耕一 益子
Kazuhiko Goto
和彦 後藤
Yuji Saito
祐士 斎藤
Katsuo Eguchi
勝夫 江口
Sachihiro Nagaki
祥弘 永木
Akihiro Takamiya
明弘 高宮
Nuyen Tan
ニューエン タン
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    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0233Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes the conduits having a particular shape, e.g. non-circular cross-section, annular

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却能力に優れ、かつコンパクトな電子装置
用冷却器を提供する。 【解決手段】 パソコン本体1の内部の発熱源を冷却す
る電子装置用冷却器において、パソコン本体1の内部の
空気を断熱圧縮する空気圧縮機16と、空気圧縮機16
により圧縮されて温度の上昇した空気の熱をパソコン本
体1の外部に放熱させるヒートパイプ29と、ヒートパ
イプ29によって熱が奪われた加圧空気を断熱膨張させ
る膨張タービン17とを備え、断熱膨張により温度の低
下した空気をパソコン本体1の内部に流通させる排気口
15とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子装置本体の
内部に配置された発熱源の熱をヒートパイプを利用して
放散することにより、発熱源を冷却する電子装置用冷却
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子装置、例えばパソコン(パー
ソナルコンピュータ)は、パソコン本体の内部に演算処
理装置(CPU,MPU)、ハードディスクドライブ
(HDD)、バッテリなどの部品が収納されている。こ
れらの部品はパソコンの起動により発熱源になるため、
パソコン本体にはこれらの発熱源を冷却するための冷却
器が配置されている。従来一般には、この種の冷却装置
として、パソコン本体の内部を換気するタイプの冷却器
や、発熱源の熱をヒートパイプなどの熱輸送手段によっ
てパソコン本体の外部に放散させるタイプの冷却器な
ど、ケーシングの外部のいわゆる冷熱を利用して冷却す
るタイプのものが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パソコン
は、取扱いや運搬の容易性を主要目的とするものである
から、小型化および軽量化が強く望まれている。したが
って、当然、パソコン本体の内部空間において冷却器が
占有するスペースもできるだけ小さいことが好ましい。
一方、パソコンの多機能化や高速処理化を目的として演
算処理装置のパワーが増大され、演算処理装置の発熱量
が高まる傾向にあり、上記のような冷却器の冷却能力の
向上が要望されている。
【0004】しかしながら、パソコン本体の内部の空気
を換気する空冷タイプの冷却器においては、換気量を多
くしなければならず、換気のための装置が大型化する不
都合があった。また、ヒートパイプを利用した冷却器に
おいては、ヒートパイプの実質的な放熱面積、言い換え
れば表面積によりの冷却能力が確保される構成であるた
め、発熱源の発熱量の増大に対応してヒートパイプを大
型化する必要性があった。
【0005】つまり、どちらの構成が採用された場合で
も、パソコン本体の内部空間における冷却器の占有する
スペースが可及的に拡大され、パソコン本体に配置され
る部品のレイアウトが制約されたり、パソコン本体が大
型化する可能性があった。
【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、コンパクトで、かつ冷却能力に優れた電子装置用
冷却器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために請求項1に記載された発明は、電子
装置本体の内部の発熱源を冷却する電子装置用冷却器に
おいて、前記電子装置本体の内部の空気を断熱圧縮する
空気圧縮機と、この空気圧縮機により圧縮されて温度の
上昇した空気の熱を前記電子装置本体の外部に放熱させ
るヒートパイプと、このヒートパイプによって熱が奪わ
れた加圧空気を断熱膨張させる膨張タービンとを備え、
断熱膨張により温度の低下した空気を前記電子装置本体
の内部に流通させるように構成されていることを特徴と
する。
【0008】請求項1の発明によれば、電子装置本体の
内部の発熱源の熱により温度上昇した空気が空気圧縮機
により吸気されて発熱源が一次冷却される。そして、空
気圧縮機により吸気された空気が断熱圧縮されて温度が
上昇し、加圧空気の熱がヒートパイプに熱伝達され、電
子装置本体の外部に放散されて加圧空気が冷却される。
ついで、ヒートパイプにより熱が奪われた加圧空気が、
膨張タービンにより断熱膨張されてさらに温度が低下し
た後、電子装置本体の内部に流通されて発熱源が二次冷
却される。
【0009】このように、特殊な冷媒を使用せず、機械
的手段である空気圧縮機の機械的エネルギにより空気の
温度が上昇されて電子装置本体の外部の空気の温度との
温度差が増大され、ヒートパイプの熱放散機能を可及的
に向上させることが可能になる。したがって、電子装置
本体の内部におけるヒートパイプの占有スペースが可及
的に抑制されて部品のレイアウトが自由になり、かつ、
電子装置本体の大型化を可及的に抑制することができ
る。
【0010】請求項2に記載された発明は、前記発熱源
に演算処理装置と演算処理装置以外の部品とが含まれて
おり、前記電子装置本体の内部と前記空気圧縮機とを連
通させる吸気口が前記演算処理装置側に配置され、前記
電子装置本体の内部と前記膨張タービンとを連通させる
排気口が前記演算処理装置以外の部品側に配置されてい
ることを特徴とする。
【0011】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の作用を得られるほか、ほかの部品に比べて発熱量の大
きな演算処理装置が一次冷却の段階で冷却されるため、
演算処理装置の熱がほかの部品に熱伝達されることを抑
制することが可能になり、冷却機能が一層向上する。
【0012】請求項3に記載された発明は、前記空気圧
縮機が収納された空気圧縮機用ケーシングと、この空気
圧縮機用ケーシングの熱を前記電子装置本体の外部に放
熱させる第1補助ヒートパイプとを備えていることを特
徴とする。
【0013】請求項3の発明によれば、請求項1または
請求項2と同様の作用を得られるほか、空気圧縮機によ
り圧縮される空気の熱が、空気圧縮機用ケーシングおよ
び第1補助ヒートパイプを介して電子装置本体の外部に
放熱される。このため、空気圧縮機により圧縮される空
気が理想状態に維持され、加圧空気のホリトロープ変化
により放熱性が高められ、ヒートパイプの放熱機能が一
層促進される。
【0014】請求項4に記載された発明は、前記膨張タ
ービンにより冷却された空気と熱交換可能に配置された
第2補助ヒートパイプを備え、この第2補助ヒートパイ
プの一端が前記演算処理装置に接触されていることを特
徴とする。
【0015】請求項4の発明によれば、請求項1または
請求項2と同様の作用を得られるほか、演算処理装置の
熱が直接的に第2補助ヒートパイプに熱伝達されるた
め、演算処理装置に対する冷却効率が一層向上する。
【0016】請求項5に記載された発明は、前記空気圧
縮機および前記膨張タービンを駆動させる駆動力源と、
この駆動力源と前記膨張タービンとの動力伝達経路を接
続・遮断するクラッチ機構とを備えていることを特徴と
する。
【0017】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
請求項4のいずれかと同様の作用を得られるほか、電子
装置本体の内部の温度に応じて、空気圧縮機およびター
ビンの両方を駆動させる場合と、空気圧縮機のみを駆動
させる場合とを選択的に切り換えることが可能になる。
したがって、駆動力源の負荷を電子装置本体の内部の温
度に適合させることが可能になり、駆動力源の負荷が軽
減される。
【0018】請求項6に記載された発明は、前記電子装
置本体の内部の温度を検出する温度検出装置と、この温
度検出装置により検出される温度に基づいて前記空気圧
縮機または前記膨張タービンの回転数を制御する制御装
置とを備えていることを特徴とする。
【0019】請求項6の発明によれば、請求項1ないし
請求項5のいずれかと同様の作用を得られるほか、電子
装置本体の内部の温度に基づいて空気圧縮機または膨張
タービンの回転数が制御されるため、発熱源の発熱量に
応じて冷却能力を制御することが可能になる。また、電
子装置本体の内部の温度に応じて駆動力源の負荷を制御
することが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例を図面
を参照して説明する。図1は、この発明の冷却器が適用
された電子装置としてのノートブック型パソコンを透視
した概略的な示す斜視図である。図1において、パソコ
ン本体1は、プラスチックあるいはカーボンファイバー
等によって形成された比較的厚みの薄い矩形容器からな
り、JISでのA4サイズ程度の大きさを成している。
【0021】パソコン本体1の上面にはキーボード部
(図示せず)が設けられ、パソコン本体1の一側縁側に
はディスプレイ部2が開閉可能に接続されている。これ
らのキーボード部およびディスプレイ部2の内部には、
各々ほぼ等しい寸法のアルミ薄板(図示せず)が装着さ
れている。このアルミ薄板は、ノイズを遮蔽するための
ものであって、通常、ノートブック型パソコンに標準装
備されている。
【0022】前記パソコン本体1の内部には、演算処理
装置(CPU,MPU)3、ハードディスクドライブ
(HDD)4、バッテリ5、PCカード(PCMCI
A)6などの部品が収納されている。また、パソコン本
体1は、平行に配置された前板7および後板10と、平
行に配置された一対の側板11とを備えている。そし
て、前板7の両端には通気孔8,9が別個に形成されて
いる。
【0023】一方、パソコン本体1の内部の1隅、具体
的には側板10と後板11との接続部分にはブレイトン
クーラー(冷却器)12が配置されている。図2はブレ
イトンクーラー12の構成を示す概略的な斜視図、図3
はブレイトンクーラー12の構成を示す概略的な断面図
である。
【0024】ブレイトンクーラー12はケーシング13
を備えており、ケーシング13の内部に通気路Aが形成
されている。ケーシング13は熱伝導性に優れた材料、
例えばアルミニウムなどにより構成されている。通気路
Aの両端には、パソコン本体1の内部に連通された吸気
口14および排気口15が形成されており、通気路A内
の吸気口14側には空気圧縮機16が配置され、通気路
A内の空気圧縮機16と排気口15との間には膨張ター
ビン17が配置されている。
【0025】この空気圧縮機16はパソコン本体1の内
部の空気を断熱圧縮するためのもので、空気圧縮機16
には送風機(ファン,ブロワ)、圧縮機が含まれる。ま
た、膨張タービン17は加圧空気を断熱膨張させて冷却
するためのものである。なお、吸気口14は演算処理装
置3側に向けて配置され、排気口15は演算処理装置3
以外の部品側に向けて配置されている。
【0026】前記ケーシング13の内部における通気路
Aの以外の箇所には小型モーター18が配置されてい
る。そして、小型モーター18の第1回転軸19が空気
圧縮機16に接続され、第2回転軸20が膨張タービン
17に接続されている。なお、小型モータ18と膨張タ
ービン17との動力伝達経路にはクラッチ機構21が配
置され、動力伝達経路の接続・遮断を切り換えることが
可能なように構成されている。
【0027】さらに、小型モーター18には直流電源2
2が接続されており、小型モーター18と直流電源22
との間の回路にはコントローラ23が配置されている。
コントローラ23は、直流電源22から小型モーター1
8に印加される直流電圧を所定の値に変換するためのも
のである。図4は、この実施例の冷却器の制御系統を示
すブロック図であり、直流電源22のスイッチ(図示せ
ず)のオン・オフ制御、クラッチ機構21の接続・遮断
制御、コントローラ23による電圧制御などを行うマイ
クロコンピュータ24が配置されている。このマイクロ
コンピュータ24は、記憶装置、演算処理装置、入出力
インターフェースなどの公知の構成を備えている。
【0028】また、パソコン本体1の内部には、パソコ
ン本体1の内部の空気の温度を検出する温度検出装置2
5が配置されており、温度検出装置25の検出信号がマ
イクロコンピュータ24に入力される。上記構成によ
り、温度検出装置25により検出される温度に基づい
て、クラッチ機構21を接続・遮断する制御や、小型モ
ーター18の回転数を変更する制御などが行われる。
【0029】小型モーター18の回転数は、小型モータ
ー18に印加される電圧を制御することで変更される。
上記のようにクラッチ機構21を接続・遮断する制御、
小型モーター18の回転数の制御などを行うため、マイ
クロコンピュータ22には、パソコン本体1の内部温度
に対応する小型モーター18の印加電圧のデータや、ク
ラッチ機構21の接続・遮断の基準になるデータが予め
記憶されている。
【0030】一方、前記ケーシング13における通気路
Aに対面する箇所、具体的には空気圧縮機16と膨張タ
ービン17との間には、ヒートパイプ機構26が配置さ
れている。このヒートパイプ機構26は、多数のフィン
27が形成されたプレート28と、プレート28に密着
されたヒートパイプ29とを備えている。プレート28
およびフィン27は熱伝導性に優れた材料、例えばアル
ミニウムなどにより成形されている。プレート28の外
周縁はケーシング13の内面に接触されており、プレー
ト28の通気路A側の表面に多数のフィン27が形成さ
れている。
【0031】前記ヒートパイプ29はほぼL字型に屈曲
された平板状に構成されており、一方の平板部がプレー
ト28の表面に密着されている。また、ヒートパイプ2
9の他方の端部がパソコン本体1の外部に配置されてい
る。このヒートパイプ29は、密閉された金属パイプ等
の容器の内部に、真空脱気した状態で水やアルコールな
どの凝縮性の流体を作動流体として封入したものであ
る。
【0032】そして、ヒートパイプ29はその内部に温
度差が生じることにより動作し、高温部で蒸発した作動
流体が低温部に流動して放熱・凝縮することにより、作
動流体の潜熱として熱輸送を行う。そして、その見かけ
上の熱伝導率は、銅やアルミ等の金属と比較して数十倍
ないし数百倍程度優れている。なお、ヒートパイプ29
には、必要に応じて作動流体の還流を促進するウィック
がコンテナ内部に備えられる。
【0033】ここで、図1ないし図4の実施例の構成と
請求項1、請求項2、請求項5、請求項6との対応関係
を説明すれば、パソコン本体1が請求項1、請求項2、
請求項6の電子装置本体に相当し、演算処理装置3、ハ
ードディスクドライブ4、バッテリ5、PCカード6が
請求項1、請求項2の発熱源に相当し、小型モーター1
8が請求項5、請求項6の駆動力源に相当し、直流電源
22、コントローラ23、マイクロコンピュータ24が
請求項6の制御装置に相当する。
【0034】つぎに、上記のように構成された電子装置
用冷却器の動作および機能を説明する。ノートブック型
パソコンの起動により演算処理装置3、ハードディスク
ドライブ4、バッテリ5、PCカード6などの発熱源が
発熱してパソコン本体1の内部の空気の温度が上昇す
る。
【0035】一方、小型モーター18の起動により空気
圧縮機16および膨張タービン17が駆動されると、パ
ソコン本体1の外部の空気が図1に矢印で示すように通
気孔8を介してパソコン本体1の内部に吸気されるとと
もに、各種の発熱源の熱により温度上昇された空気が図
3に矢印で示すように吸気口14を介して通気路A内に
吸気されることで各種の発熱源が一次冷却される。
【0036】そして、通気路Aに吸気された空気は空気
圧縮機16により断熱圧縮されて温度が上昇し、ヒート
パイプ機構26側に流れる。すると、加圧空気の熱が多
数のフィン27、プレート28を介してヒートパイプ2
9の一端部に伝達され、ヒートパイプ29の内部に温度
差が生じることにより動作し、高温部で蒸発した作動流
体が低温部に流動して矢印のように熱放散が行われて凝
縮することにより、作動流体の潜熱として熱輸送を行
う。このように、パソコン本体1の内部の空気が空気圧
縮機16により断熱圧縮されて昇温し、この空気の熱が
ヒートパイプ29によりパソコン本体1の外部に放熱さ
れて冷却される。
【0037】さらに、ヒートパイプ29により熱が奪わ
れた加圧空気が膨張タービン17側に流れると、この加
圧空気は膨張タービン17により断熱膨張させられて温
度が低下し、排気口15から図1、図3に矢印で示すよ
うにパソコン本体1の内部に排気される。排気口15か
ら排気れた空気により各種の発熱源が二次冷却され、そ
の空気が図1に矢印で示すように通気孔9からパソコン
本体1の外部に排気される。
【0038】以上のように、この実施例によればパソコ
ン本体1の内部の空気が強制的に循環され、いわゆるブ
レイトンサイクルにより空気の断熱圧縮、熱放散、断熱
膨張、発熱源の冷却が行われる。そして、ブレイトンサ
イクルの熱放散の段階でヒートパイプ機構26により空
気が冷却されるように構成されている。
【0039】すなわち、特殊な冷媒を使用せず機械的エ
ネルギを利用して、具体的には空気圧縮機16によりパ
ソコン本体1の内部の空気を断熱圧縮して温度が上昇さ
れ、加圧空気の温度とパソコン本体1の外部の空気の温
度との温度差が増大され、ヒートパイプ26の放熱機能
が促進される。言い換えれば、この実施例の冷却器はヒ
ートポンプと同等の機能を得られる。
【0040】したがって、ヒートパイプ29の放熱面積
を増大させることなく放熱機能が促進され、ヒートパイ
プ機構26をコンパクトにすることが可能になる。した
がって、パソコン本体1の内部におけるヒートパイプ機
構26の占有スペースが可及的に抑制されて部品のレイ
アウトが自由になり、かつ、パソコン本体1の大型化を
可及的に抑制することができる。
【0041】ちなみに、上記実施例において、ブレイト
ンサイクルによる空気の状態変化によれば、圧縮される
空気の圧力の増大に比例して空気温度が低下され、通気
路A内の空気流量の増大に比例して熱放散が増大され、
空気圧縮機16の吸気量の増大に比例して空気の圧力が
増大される傾向を示すため、ヒートパイプ26による空
気の放熱機能が一層向上する。
【0042】また、この実施例によれば、吸気口14が
演算処理装置3側に配置され、排気口15が演算処理装
置3以外の部品側に配置されている。このため、吸気口
14からの空気の吸気により、ほかの部品に比べて発熱
量の大きな演算処理装置3が一次冷却されることにな
り、演算処理装置3の熱が周囲の部品に伝達されること
が可及的に抑制されて冷却効率が向上する。
【0043】さらに、この実施例によれば、小型モータ
ー18と膨張タービン17との動力伝達経路にクラッチ
機構21が配置されている。このため、パソコン本体1
の内部の温度に応じてクラッチ機構21を制御すること
ができる。
【0044】具体的には、パソコン本体1の内部の温度
が所定値以下の場合には、クラッチ機構21を遮断して
膨張タービン17を停止させ、空気圧縮機16を送風機
として駆動させる制御を行うことが可能になる。つま
り、空気の圧縮が行われずにヒートパイプ26による熱
の放散による冷却だけが行われ、小型モーター18の負
荷が軽減される。
【0045】さらに、この実施例によれば、パソコン本
体1の内部の温度に基づいて空気圧縮機16または膨張
タービン17の回転数を制御することが可能であるた
め、発熱源の発熱量に適合する冷却能力の設定が可能に
なる。また、パソコン本体1の内部温度に応じて小型モ
ーター18の負荷を制御することが可能になり、消費電
力を削減することができる。
【0046】図5は、この発明の電子装置用冷却器をノ
ートブック型パソコンに適用したほかの実施例を示す部
分的な断面図である。図5の実施例では、ケーシング1
3の外壁に第1補助ヒートパイプ30の一端が接続され
ており、第1補助ヒートパイプ30の他端がパソコン本
体1の外部に配置されている。第1補助ヒートパイプ3
0は、図3に示されたヒートパイプ29と同様に構成さ
れている。そのほかの構成は図1ないし図4の実施例と
同様に構成されている。図5の実施例の構成と請求項3
との対応関係を説明すれば、ケーシング13が請求項3
の空気圧縮機用ケーシングに相当する。
【0047】図5の実施例によれば、図1ないし図4の
実施例と同様の効果を得られるほか、空気圧縮機16に
より加圧される空気の熱が、ケーシング13、ヒートパ
イプ30を介してパソコン本体1外部に放熱される。こ
のため、空気圧縮機16により圧縮される空気が理想状
態に維持され、加圧空気のホリトロープ変化によりヒー
トパイプ29に対する熱伝達効率が高められ、放熱機能
が一層促進される。
【0048】図6は、この発明の電子装置用冷却器をノ
ートブック型パソコンに適用したほかの実施例を示す部
分的な断面図である。図6の実施例では、第2補助ヒー
トパイプ31の一端がケーシング13の外壁に接触され
ており、第2補助ヒートパイプ31の他端が演算処理装
置3のプレートに接触されている。この第2補助ヒート
パイプ31は、図3に示されたヒートパイプ29と同様
に構成されている。そのほかの構成は図1ないし図4の
実施例と同様である。図6の実施例の構成と請求項4と
の対応関係を説明すれば、ケーシング13が請求項4の
膨張タービン用ケーシングに相当する。
【0049】図6の実施例によれば、演算処理装置3の
熱が、空気に熱伝達されて冷却される作用と、第2補助
ヒートパイプ31により直接冷却される作用とが生じる
ため、冷却効率が一層向上する。なお、図6の実施例に
おいて、第2補助ヒートパイプ31の一端を排気口15
に配置することも可能である。
【0050】図7の実施例は、この発明の冷却器をほか
の電子装置、例えばデスクトップ型パソコンまたはワー
クステーションに適用した場合を示す概略的な斜視図で
ある。図7において、電子装置本体40の内部には、内
蔵ハードディスク41、電源42、演算処理装置43、
冷却器44などが配置されている。
【0051】この冷却器44の構成は、図2、図3、図
4の実施例、または図5の実施例、または図6の実施例
に示された冷却器12の構成とほぼ同様である。図7の
実施例の構成と請求項1の構成との対応関係を説明すれ
ば、内蔵ハードディスク41、電源42、演算処理装置
43が請求項1の発熱源に相当する。したがって、図7
の実施例においても、図2、図3、図4の実施例、また
は図5の実施例、または図6の実施例と同様の効果を得
られる。
【0052】図8の実施例は、この発明の冷却器をほか
の電子装置、例えばサーバーまたはタワーに適用した場
合を示す概略的な斜視図である。図8において、電子装
置本体50の内部には、電源51、ファイルスロット5
2、ドライブキャリア53、メインボード54、PCI
LANカード55、冷却器56などが配置されている。
【0053】この冷却器56の構成は、図2、図3、図
4の実施例、または図5の実施例、または図6の実施例
に示された冷却器12の構成とほぼ同様である。図8の
実施例の構成と請求項1との対応関係を説明すれば、電
源51、ファイルスロット52、ドライブキャリア5
3、メインボード54、PCILANカード55が請求
項1の発熱源に相当する。したがって、図8の実施例に
おいても、図2、図3、図4の実施例、または図5の実
施例、または図6の実施例と同様の効果を得られる。
【0054】なお、この発明の冷却器は、ほかの電子装
置、例えばファクシミリ、プリンタ、複写機などにも適
用が可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、電子装置本体の内部の発熱源の熱により温度上昇
した空気が空気圧縮機により吸気されて発熱源が一次冷
却される。そして、空気圧縮機により吸気された空気が
断熱圧縮されて温度が上昇すると、加圧空気の熱がヒー
トパイプに熱伝達され、電子装置本体の外部に放熱され
て加圧空気が冷却される。ついで、ヒートパイプにより
熱が奪われた加圧空気が、膨張タービンにより断熱膨張
されてさらに温度が低下した後、電子装置本体の内部に
流通されて発熱源が二次冷却される。
【0056】このように、特殊な冷媒を使用せず、機械
的手段、具体的には空気圧縮機により電子装置本体の内
部の空気を断熱圧縮させて温度が上昇する。このため、
加圧空気の温度と電子装置本体の外部の空気の温度との
温度差が増大され、ヒートパイプの放熱機能が促進され
る。したがって、電子装置本体の内部におけるヒートパ
イプの占有スペースが可及的に抑制されて部品のレイア
ウトが自由になり、かつ、電子装置本体の大型化を可及
的に抑制することができる。
【0057】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を得られるほか、ほかの部品に比べて発熱量の大
きな演算処理装置が一次冷却の段階で冷却されるため、
演算処理装置の熱がほかの部品に熱伝達されることを抑
制することが可能になり、冷却機能が向上する。
【0058】請求項3の発明によれば、請求項1または
請求項2と同様の効果を得られるほか、空気圧縮機によ
り圧縮される空気の熱が空気圧縮機用ケーシングに伝達
され、さらに第1補助ヒートパイプにより電子装置本体
の外部に放熱される。このため、空気圧縮機により圧縮
される空気が理想状態に維持され、加圧空気のホリトロ
ープ変化によりヒートパイプに対する熱伝達効率が高め
られ、放熱機能が一層促進される。
【0059】請求項4の発明によれば、請求項1または
請求項2と同様の効果を得られるほか、演算処理装置の
熱が直接的に第2補助ヒートパイプに熱伝達されるた
め、演算処理装置に対する冷却効率が一層向上する。
【0060】請求項5の発明によれば、請求項1ないし
請求項4のいずれかと同様の効果を得られるほか、電子
装置本体の内部の温度に応じて、空気圧縮機およびター
ビンの両方を駆動させる場合と、空気圧縮機のみを駆動
させる場合とを選択的に切り換えることが可能になる。
したがって、駆動力源の負荷を電子装置本体の内部の温
度に適合させることが可能になり、駆動力源の負荷が軽
減される。
【0061】請求項6の発明によれば、請求項1ないし
請求項5のいずれかと同様の効果を得られるほか、電子
装置本体の内部の温度に基づいて空気圧縮機または膨張
タービンの回転数が制御されるため、発熱源の発熱量に
応じて冷却能力を制御することが可能になる。また、電
子装置本体の内部の温度に応じて駆動力源の負荷を制御
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の冷却器が適用されたノートブック型
パソコンの内部を透視した斜視図である。
【図2】図1に示された冷却器の概略的な斜視図であ
る。
【図3】この発明の冷却器の具体的な構成を示す断面図
である。
【図4】この発明の冷却器の制御回路を示すブロック図
である。
【図5】この発明の冷却器が適用されたノートブック型
パソコンのほかの実施例を示す部分的な断面図である。
【図6】この発明の冷却器が適用されたノートブック型
パソコンのほかの実施例を示す部分的な断面図である。
【図7】この発明の冷却器をデスクトップ型パソコンま
たはワークステーションに適用した場合の実施例を示す
概略的な斜視図である。
【図8】この発明の冷却器をタワーまたはサーバーに適
用した場合の実施例を示す概略的な斜視図である。
【符号の説明】
1…パソコン本体、 3,43…演算処理装置、 4…
ハードディスクドライブ、 5…バッテリ、 6…PC
カード、 12…ブレイトンクーラー、 13…ケーシ
ング、 14…吸気口、 15…排気口、 16…空気
圧縮機、 17…膨張タービン、 18…小型モータ
ー、 21…クラッチ機構、 25…温度検出装置、
24…マイクロコンピュータ、 29…ヒートパイプ、
30…第1補助ヒートパイプ、 31…第2補助ヒー
トパイプ、 40,50…電子装置本体、 41…内蔵
ハードディスク、 44,56…冷却器、 51…電
源、52…ファイルスロット、 53…ドライブキャリ
ア、 54…メインボード、55…PCILANカー
ド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 祐士 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 江口 勝夫 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 永木 祥弘 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 高宮 明弘 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内 (72)発明者 タン ニューエン 東京都江東区木場一丁目5番1号 株式会 社フジクラ内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置本体の内部の発熱源を冷却する
    電子装置用冷却器において、 前記電子装置本体の内部の空気を断熱圧縮する空気圧縮
    機と、この空気圧縮機により圧縮されて温度の上昇した
    空気の熱を前記電子装置本体の外部に放熱させるヒート
    パイプと、このヒートパイプによって熱が奪われた加圧
    空気を断熱膨張させる膨張タービンとを備え、断熱膨張
    により温度の低下した空気を前記電子装置本体の内部に
    流通させるように構成されていることを特徴とする電子
    装置用冷却器。
  2. 【請求項2】 前記発熱源に演算処理装置と演算処理装
    置以外の部品とが含まれており、前記電子装置本体の内
    部と前記空気圧縮機とを連通させる吸気口が前記演算処
    理装置側に配置され、前記電子装置本体の内部と前記膨
    張タービンとを連通させる排気口が前記演算処理装置以
    外の部品側に配置されていることを特徴とする請求項1
    に記載の電子装置用冷却器。
  3. 【請求項3】 前記空気圧縮機が収納された空気圧縮機
    用ケーシングと、この空気圧縮機用ケーシングの熱を前
    記電子装置本体の外部に放熱させる第1補助ヒートパイ
    プとを備えていることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の電子装置用冷却器。
  4. 【請求項4】 前記膨張タービンにより冷却された空気
    と熱交換可能に配置された第2補助ヒートパイプを備
    え、この第2補助ヒートパイプの一端が前記演算処理装
    置に接触されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の電子装置用冷却器。
  5. 【請求項5】 前記空気圧縮機および前記膨張タービン
    を駆動させる駆動力源と、この駆動力源と前記膨張ター
    ビンとの動力伝達経路を接続・遮断するクラッチ機構と
    を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項4
    のいずれかに記載の電子装置用冷却器。
  6. 【請求項6】 前記電子装置本体の内部の温度を検出す
    る温度検出装置と、この温度検出装置により検出される
    温度に基づいて前記空気圧縮機または前記膨張タービン
    の回転数を制御する制御装置とを備えていることを特徴
    とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電子
    装置用冷却器。
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JP2008047877A (ja) * 2006-08-17 2008-02-28 Delphi Technologies Inc 空冷式コンピュータチップ

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