JPH10223652A - 電界効果型半導体素子 - Google Patents

電界効果型半導体素子

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JPH10223652A
JPH10223652A JP4005197A JP4005197A JPH10223652A JP H10223652 A JPH10223652 A JP H10223652A JP 4005197 A JP4005197 A JP 4005197A JP 4005197 A JP4005197 A JP 4005197A JP H10223652 A JPH10223652 A JP H10223652A
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JP
Japan
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semiconductor layer
resistance semiconductor
layer
low
carrier concentration
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Pending
Application number
JP4005197A
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English (en)
Inventor
Makoto Inai
誠 稲井
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変調ドープ法を用いることなく電界効果トラ
ンジスタのキャリア濃度と移動度を同時に向上させるこ
とができ、しかも、変調ドープ法で達成される以上のキ
ャリア濃度を得る。 【解決手段】 半絶縁性GaAs基板12の上に、キャ
リア濃度1×1016cm-3以下でSiをドープした第1
の高抵抗半導体(GaAs)層13をエピタキシャル成
長させ、その上にキャリア濃度1×1019cm-3以上で
Siをドープした、膜厚10nm以下の低抵抗半導体
(GaAs)層14をエピタキシャル成長させ、その上
にキャリア濃度1×1016cm-3以下でSiをドープし
た第2の高抵抗半導体(GaAs)層15をエピタキシ
ャル成長させる。ついで、第2の高抵抗半導体層15の
上にコンタクト層16を介してソース電極17及びドレ
イン電極18を形成し、ソース電極17及びドレイン電
極18間において、第2の高抵抗半導体層15の上にゲ
ート電極20を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電界効果型半導体素
子、特に電界効果トランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】電界効果トランジスタ(FET)の性能
向上を図り高速デバイスを得るためには、電子走行層の
電子移動度を向上させることが重要である。一方、能動
素子として増幅作用を行なうためには、電子走行層中の
キャリア濃度(電子濃度、ホール濃度)を高めることが
必要である。従って、電子走行層に要求される条件とし
ては、高電子濃度で、かつ高移動度であることが必要で
ある。
【0003】しかし、一般に、半導体層における移動度
とキャリア濃度とは反比例関係にあり、両者を同時に高
めることは不可能とされてきた。一例として、n−Ga
Asにおける電子濃度と移動度の関係(測定温度300
゜K)を図1に示す。図1の横軸(対数目盛)は電子濃
度を示し、縦軸(整数目盛)はホール移動度を示す。図
1に示されている曲線は、ドナー濃度NDやアクセプタ
濃度NAなどを異ならせた種々のn−GaAsにおける
電子濃度とホール移動度との関係を示しており、電子濃
度とホール移動度とがほぼ反比例していることを示して
いる。
【0004】半導体層における移動度と電子濃度を同時
に高めることを可能にする技術としては、変調ドーピン
グ法が発明され、今日のHEMTデバイスの実現に至っ
ている。図2は、変調ドープ法による積層構造を示す。
このHEMTデバイス1は、半絶縁性GaAs基板2の
上に不純物を極力低減したi−GaAs層(電子走行
層)3を成長させ、その上にn+−AlGaAs層(キ
ャリア供給層)4を成長させた構造となっている。
【0005】HEMTデバイス1では、n+−AlGa
As層4のドナー不純物から発生した電子がi−GaA
s層3側へ移動し、n+−AlGaAs層とi−GaA
s層のヘテロ接合界面近傍に蓄積して、電流パスとなる
チャネル5が形成される。このチャネル5を図2に破線
で示す。この結果、電子とドナー・イオンとは、n+
AlGaAs層4とi−GaAs層3との間のヘテロ接
合界面を境として空間的に分離されることになる。電子
はi−GaAs層3を走行するが、走行するのに邪魔に
なるドナー・イオンが存在しないため、クーロン散乱が
減少して高電子移動度を示す。
【0006】変調ドープ法では、上記のように電子と母
体不純物(ドナー・イオン)が分離されるため高移動度
が達成されるが、ヘテロ接合界面のエネルギー差を利用
して不純物原子の存在しない層(電子蓄積層)に電子を
蓄積させる手法であるため、蓄積される電子濃度はヘテ
ロ接合界面のエネルギー差によって決定され、現状で
は、8×1012cm-2(8×1018cm-3)が濃度限界
となっており、それ以上に電子濃度と移動度の同時向上
は望めない状況となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の従来例
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、変調ドープ法を用いることなく電子移動度と電
子濃度を同時に向上させることができ、しかも、変調ド
ープ法で達成される以上のキャリア濃度を得ることがで
きる電界効果型半導体素子を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電界効
果型半導体素子は、半導体基板上に第1の高抵抗半導体
層、低抵抗半導体層、第2の高抵抗半導体層を順次積層
した電界効果型半導体素子であって、前記低抵抗半導体
層は、ドーピング濃度が1×1019cm-3以上で、か
つ、膜厚が10nm以下であることを特徴としている。
【0009】請求項2に記載の実施態様は、請求項1記
載の電界効果型半導体素子において、前記第1及び第2
の高抵抗半導体層を前記低抵抗半導体層よりも電子親和
力の小さい半導体層としたことを特徴としている。
【0010】請求項3に記載の実施態様は、請求項1記
載の電界効果型半導体素子において、前記低抵抗半導体
層は、InGaAs層であることを特徴としている。
【0011】請求項4に記載の電界効果型半導体素子
は、前記第2の高抵抗半導体層の上にコンタクト層を介
してソース電極及びドレイン電極をそれぞれ形成し、ソ
ース電極及びドレイン電極間において前記第2の高抵抗
半導体層の上にゲート電極を形成したことを特徴として
いる。
【0012】
【作用】本発明にあっては、第1の高抵抗半導体層と、
ドーピング濃度が1×1019cm-3以上で膜厚が10n
m以下の低抵抗半導体層と、第2の高抵抗半導体層とを
半導体基板上に順次積層することにより、変調ドープ法
以外の別な方法で高い電子移動度と大きな電子濃度を有
する電界効果型半導体素子を得ることができた。しか
も、変調ドープ法により得られる電子濃度よりも大きな
電子濃度を達成することができた。
【0013】さらに、第1及び第2の高抵抗半導体層を
低抵抗半導体層よりも電子親和力の小さい半導体層とす
ることにより、低抵抗半導体層に量子井戸を形成するこ
とができるので、低抵抗半導体層に電子を蓄積して電子
濃度を高めることができ、また電子の散乱を小さくして
移動度を高くすることができる。
【0014】さらに、低抵抗半導体層の材料として、I
nGaAsを用いることにより、より大きな移動度の値
を得ることができた。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、変調ドープ法を用いる
ことなくキャリアの移動度とキャリア濃度を同時に向上
させることができ、しかも、変調ドープ法で達成される
以上のキャリア濃度を得ることができた。従って、大き
な電流を流すことができる高速デバイスの実現を図るこ
とができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図3(a)(b)(c)(d)は本
発明の一実施形態による電界効果トランジスタ11の製
造方法及び構造を示す概略図である。この電界効果トラ
ンジスタ11の製造にあたっては、まず図3(a)に示
すように、半導体基板12上にキャリア濃度1×1016
cm-3以下の第1の高抵抗半導体層13をエピタキシャ
ル成長させた後、キャリア濃度1×1019cm-3以上、
膜厚10nm以下の低抵抗半導体層14をエピタキシャ
ル成長させ、その後再びキャリア濃度1×1016cm-3
以下の第2の高抵抗半導体層15をエピタキシャル成長
させる。ここで、第2の高抵抗半導体層15は、直下の
低抵抗半導体層14が表面電位及びヘテロ接合界面のエ
ネルギー差により空乏化しない程度にその膜厚、キャリ
ア濃度を決定する。
【0017】上記半導体基板12としては、例えば半絶
縁性GaAs基板を用いることができる。また、各導体
層の材料としては、低抵抗半導体層14の材料としてG
aAs、InP、InGaAs、InAsを用いる場合
には、第1及び第2の高抵抗半導体層15の材料として
はAlGaAs、InGaP、AlGaInP、AlI
nP、GaP、AlPを用いることができる(任意の組
み合わせが可能)。さらに、低抵抗半導体層14の材料
としてInGaAs、InAsを用いる場合には、第1
及び第2の高抵抗半導体層15の材料としてGaAs、
InPも用いることができる(任意の組み合わせが可
能)。また、第1及び第2の高抵抗半導体層13,15
及び低抵抗半導体層14の導電型はn型が好ましく、ド
ーパントにはSiもしくはSeを用いることができる。
尚、各半導体層13,14,15の導電型は同一でなく
ても差し支えない。
【0018】図4は上記のようにして半導体基板12上
に形成された各半導体層13,14,15のキャリア
(不純物原子)の濃度プロファイルを示す図であって、
第1及び第2の高抵抗半導体層13,15ではキャリア
濃度は1×1016cm-3以下となっており、極薄膜(膜
厚10nm以下)である低抵抗半導体層14ではキャリ
ア濃度は1×1019cm-3以上となっている。
【0019】こうして半導体基板12の上に第1の高抵
抗半導体層13、低抵抗半導体層14、第2の高抵抗半
導体層15を形成した後、図3(b)に示すように、第
2の高抵抗半導体層15の表面に、オーミックコンタク
ト用の高濃度(キャリア濃度1×1018cm-3以上)の
コンタクト層16を積層する。さらに、図3(c)に示
すように、ソース、ドレイン領域においてコンタクト層
16の上にオーミック金属を蒸着してソース電極17及
びドレイン電極18を設けた後、その上にゲート形成レ
ジストパターン19を形成する。ついで、このゲート形
成レジストパターン19をマスクとしてコンタクト層1
6をエッチングし、ソース電極17とドレイン電極18
間に第2の高抵抗半導体層15を露出させ、その表面に
ゲート金属を蒸着してゲート電極20を形成する。この
結果、図3(d)に示すような構造の電界効果トランジ
スタ11が製作される。この電界効果トランジスタ11
は、ゲート電極20が第2の高抵抗半導体層15にショ
ットキー接合したFETとなっている。
【0020】(測定例)キャリアの移動度と低抵抗半導
体層のキャリア濃度との関係を調べるため、半導体材料
としてGaAsを用い、ドーパントとしてSiを用いて
行なった測定結果を以下に説明する。
【0021】半絶縁性GaAs基板の上に、GaAsに
低濃度(キャリア濃度1×1016cm-3以下)のSiを
ドープした第1の高抵抗半導体層を形成し、その上にキ
ャリア濃度を種々に変えて(約2×1016cm-3〜約2
×1019cm-3)SiドープのGaAsからなる低抵抗
半導体層を膜厚が5nmとなるように形成し、さらに、
その上に低濃度でSiをドープしたGaAsからなる第
2の高抵抗半導体層を形成した。
【0022】こうして得た複数のサンプルについて、測
定温度300゜Kにおいて、それぞれキャリアの移動度
を測定した。この結果を図5に示す。図5の横軸は低濃
度半導体層におけるキャリア濃度(電子濃度)を示し、
縦軸は移動度を示す。図5から分かるように、キャリア
濃度が約5×1018cm-3までは移動度は次第に低下す
るが、約5×1018cm-3を超えるとキャリア濃度が急
増し、特にキャリア濃度が1.5×1019cm-3では移
動度は3500cm2/V・sに達する。従って、低抵
抗半導体層のキャリア濃度を1×1019cm-3以上にす
ることにより、大きなキャリア濃度を得ることができ
る。
【0023】従って、本発明によれば、HEMTデバイ
ス以外の方法によってキャリア濃度と移動度とが大きな
半導体素子を得ることができる。しかも、HEMTデバ
イスに比べて大きなキャリア濃度においても大きな移動
度の値を得ることができた。従って、例えば、大電流を
流すことができる高速デバイスとして利用することがで
きる。
【0024】なお、低抵抗半導体層14の膜厚を10n
m以下とする根拠については、第2の実施形態において
説明する。
【0025】(第2の実施形態)次に、本発明のさらに
別な実施形態による電界効果トランジスタを説明する。
この電界効果トランジスタは、図3(d)に示したもの
と同様な構造を有している。また、各材料の組合せも第
1の実施形態と同じである。すなわち、半導体基板12
上にキャリア濃度1×1016cm-3以下の第1の高抵抗
半導体層13をエピタキシャル成長させ、その上にキャ
リア濃度1×1019cm-3以上、膜厚10nm以下の低
抵抗半導体層14をエピタキシャル成長させ、その上に
キャリア濃度1×1016cm-3以下の第2の高抵抗半導
体層15をエピタキシャル成長させ、第2の高抵抗半導
体層15の上にゲート電極20と、コンタクト層16を
介してソース電極17及びドレイン電極18を形成した
ものである。さらに、第2の実施形態による電界効果ト
ランジスタにあっては、第1及び第2の高抵抗半導体層
13,15の電子親和力φ1,φ3を低抵抗半導体層1
4の電子親和力φ2よりも小さくしている。ここで、電
子親和力とは、伝導帯の底から真空中へ電子を取り出す
ために必要なエネルギーであるから、第1の高抵抗半導
体層13、低抵抗半導体層14及び第2の高抵抗半導体
層15にわたる伝導帯下端ECのエネルギーバンド構造
を図示すると図6のようになる。図6の横軸は、第2の
高抵抗半導体層15の表面からの深さであり、EFはフ
ェルミ準位である。
【0026】このようなバンド構造を有する第2の実施
形態によれば、図6に示されているように、キャリア濃
度の大きな低抵抗半導体層14が量子井戸となってドー
ピングされた電子が低抵抗半導体層14内に閉じ込めら
れるので、縮重したエネルギー準位にドーピングされた
電子が凝縮して電子濃度が高くなると推測される。ま
た、低抵抗半導体層14における電子濃度が高くなる
と、ドナー・イオンが高濃度の電子によってシールドさ
れるので、電子の散乱が小さくなり、キャリア移動度も
大きくなると考えられる。
【0027】(測定例)半絶縁性GaAs基板の上に、
GaAsに低濃度(キャリア濃度1×1016cm-3
下)のSiをドープした第1の高抵抗半導体層13を形
成し、その上に膜厚やIn組成比x、キャリア濃度を種
々に変えてSiドープのInXGa1-XAsからなる低抵
抗半導体層14を形成し、さらに、その上に低濃度でS
iをドープしたGaAsからなる第2の高抵抗半導体層
15を形成した。
【0028】こうして得た多数のサンプルについて移動
度を測定した。図7は、キャリア濃度1.5×1019
-3のSiドープIn0.3Ga0.7Asを低抵抗半導体層
14としたサンプルについて、300゜Kの温度で測定
した膜厚と移動度との関係を示したものである。図8
は、膜厚5nm、電子濃度1.5×1019cm-3のSi
ドープInXGa1-XAsを低抵抗半導体層14としたサ
ンプルについて、300゜Kの温度で測定したIn組成
比xと移動度との関係を示したものである。図9は膜厚
5nmのSiドープIn0.3Ga0.7Asを低抵抗半導体
層14としたサンプルについて、300゜Kの温度で測
定したキャリア濃度と移動度との関係を示したものであ
る。
【0029】図7によれば、低抵抗半導体層14の膜厚
が10nmより大きくなると、キャリアの移動度が急に
小さくなることが分かる。また、図7〜図9によれば、
In組成比x=0.4(40%)、膜厚5nm、キャリ
ア濃度1.5×1019cm-3の場合には、6500cm2
/V・sという高い移動度を得ることができた。
【0030】なお、この2番目の測定例は、低抵抗半導
体層14の電子親和力φ2が第1及び第2の高抵抗半導
体層13,15の電子親和力φ1,φ3よりも大きくな
るようにした場合であるが、電子親和力の大小を考慮し
ない場合においても類似した測定結果が得られた。
【0031】また、第1及び第2のいずれの実施形態に
おいても、相互コンダクタンス及び遮断周波数の高い電
界効果トランジスタを得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電界効果トランジスタにおける電子濃度
とホール移動度との関係を示す図である。
【図2】変調ドープ法により製作されたHEMTデバイ
スの構造を示す図である。
【図3】(a)(b)(c)(d)は本発明の一実施形
態による電界効果トランジスタの製造方法を示す概略図
である。
【図4】同上の電界効果トランジスタにおけるキャリア
濃度プロファイルを示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態による電界効果トラン
ジスタにおけるキャリア濃度と移動度との関係を示す図
である。
【図6】本発明の別な実施形態による電界効果トランジ
スタの伝導帯下端のエネルギーバンド構造を示す図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施形態による電界効果トラン
ジスタにおける低抵抗半導体層14の膜厚と移動度との
関係を示す図である。
【図8】同上の実施形態による電界効果トランジスタに
おける低抵抗半導体層のIn組成比xと移動度との関係
を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施形態による電界効果トラン
ジスタにおける低抵抗半導体層のキャリア濃度と移動度
との関係を示す図である。
【符号の説明】
12 半導体基板 13 第1の高抵抗半導体層 14 低抵抗層 15 第2の高抵抗半導体層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に第1の高抵抗半導体層、
    低抵抗半導体層、第2の高抵抗半導体層を順次積層した
    電界効果型半導体素子であって、 前記低抵抗半導体層は、ドーピング濃度が1×1019
    -3以上で、かつ、膜厚が10nm以下であることを特
    徴とする電界効果型半導体素子。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の高抵抗半導体層を前
    記低抵抗半導体層よりも電子親和力の小さい半導体層と
    したことを特徴とする、請求項1に記載の電界効果型半
    導体素子。
  3. 【請求項3】 前記低抵抗半導体層は、InGaAs層
    であることを特徴とする、請求項1に記載の電界効果型
    半導体素子。
  4. 【請求項4】 前記第2の高抵抗半導体層の上にコンタ
    クト層を介してソース電極及びドレイン電極をそれぞれ
    形成し、ソース電極及びドレイン電極間において前記第
    2の高抵抗半導体層の上にゲート電極を形成したことを
    特徴とする電界効果型半導体素子。
JP4005197A 1997-02-07 1997-02-07 電界効果型半導体素子 Pending JPH10223652A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011029648A (ja) * 2010-09-07 2011-02-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電界効果トランジスタおよびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011029648A (ja) * 2010-09-07 2011-02-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電界効果トランジスタおよびその製造方法

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