JPH10223427A - コイルおよびその製造法 - Google Patents

コイルおよびその製造法

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JPH10223427A
JPH10223427A JP2075197A JP2075197A JPH10223427A JP H10223427 A JPH10223427 A JP H10223427A JP 2075197 A JP2075197 A JP 2075197A JP 2075197 A JP2075197 A JP 2075197A JP H10223427 A JPH10223427 A JP H10223427A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コンパクトで製造コストを低く抑
えられる複合巻線コイルとその製造法を提供する。 【解決手段】 主巻線1および副巻線2で一単位を構成
している複合巻線コイルにおいて、螺旋部1a,1bと
副巻線2の回転軸は事実上同じであり、螺旋部1a,1
bの最内周縁部は副巻線2の最内周縁部より主巻線1の
1本の線径だけ内側に存在している。また、螺旋部1
a,1bの最内周縁部同士は繋絡部1cで繋がれてお
り、繋絡部1cは副巻線2の最内周縁部と接している。
また、前記複合巻線コイルの一単位の厚みは螺旋部1a
の厚み,螺旋部1bの厚み及び副巻線2の厚みとを合計
したものと実質的に等しくなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコイルおよびその製
造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コイルの磁力結合を良くするために、渦
巻状に巻いた一対の巻線の間に、別の巻線を挟み込んだ
複合巻線を一単位としたコイルがある。
【0003】図16は従来の複合巻線コイルの一単位を
示す全体斜視図、図17は図16のコイルの一単位を分
解して示す斜視図である。
【0004】図16および図17において、101,1
02は螺旋状に巻かれた一対の丸巻線、103は101
および102に挟み込まれた別の平角巻線である。巻線
103は巻線101,102の線径よりも大きい線幅を
有している。巻線101,102および103で複合巻
線コイルの一単位を構成している。巻線101,102
の螺旋部の最内周縁部側の端部は各々の螺旋部を乗り越
えて螺旋部の最外周部より外側に伸びており、その末端
部101aと102aは接合されている。
【0005】前記の複合巻線コイルの一単位を複数個直
列に結合して使用する場合は、各々の巻線の端部101
b,102b,103a,103bを他の一単位の巻線
の端部と直列となるように結合する。
【0006】前記の複合巻線コイルの一単位を製造する
際は、複合巻線コイルの一単位を構成する各巻線10
1,102,103を別々に製作した後、巻線103を
巻線101および102で挟み込み、その後に末端部1
01aと102aを接合する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、巻線1
01,102の螺旋部の最内周縁部側の端部が各々の螺
旋部を乗り越えて螺旋部の最外周部より外側に伸びてい
るため、前記の複合巻線コイルの一単位の厚みは巻線1
01の線径の2倍と巻線102の線径の2倍と巻線10
3の線厚を合計したものとなり、コンパクト化を要求さ
れる上での障害となっている。
【0008】また、各巻線101,102,103を別
々に製作した後、巻線103を巻線101および102
で挟み込み、その後に末端部101aと102aを接合
する必要があるため、製造するのに工数が多くかかりコ
ストが高くつくという課題がある。
【0009】本発明はこのような従来の複合巻線コイル
の厚みが厚く、かつその製造に工数が多くかかるという
課題を考慮し、コンパクトで製造コストを低く抑えられ
る複合巻線コイルとその製造法を提供することを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明のコイルは、対向する二つの渦巻部を有する
一本の巻線と、前記二つの渦巻部により挟まれた他の一
本の巻線とを備えている。
【0011】また、本発明のコイル製造法は前記一本の
巻線の厚みに若干の遊びを考慮した間隔をあけて対面し
て設置された一対の第一、第二挟み部材の間で、前記一
本の巻線の渦巻部の最内周部の内径と同じ外径を備え、
前記一対の第一、第二挟み部材を貫通した軸に導線を内
側の導線端部を逃がした状態で巻きつけることにより、
前記一本の巻線の一方の渦巻部を製作し、前記第二挟み
部材を取り外し、別途製作した前記他の一本の巻線の最
内周部に前記軸と前記軸と前記導線端部とを挿入し、第
三の挟み部材を前記軸に挿入し、第一、第三の挟み部材
間の距離が前記コイルの厚みに若干の遊びを考慮した間
隔になるように固定して、前記導線端部を前記軸に巻き
つけることにより前記一本の巻線のもう一方の渦巻部を
製作することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の請求項1の一つの実施の形
態におけるコイルの一単位を示す全体斜視図、図2は図
1のコイルの一単位を分解して示す斜視図、図3は図1
のA−A断面における断面図である。
【0014】図1,図2および図3において、主巻線1
は二つの螺旋部1a,1bを有する一本の丸導線、副巻
線2は螺旋部1a,1bに挟み込まれた平角導線であ
る。主巻線1および副巻線2は絶縁被覆処理されてい
る。副巻線2は主巻線1の線径よりも大きい線幅を有し
ており、回転軸方向に立体的に巻回された螺旋形状をし
ている。主巻線1および副巻線2で複合巻線コイルの一
単位を構成している。螺旋部1a,1bと副巻線2の回
転軸は事実上同じであり、螺旋部1a,1bの最内周縁
部は副巻線2の最内周縁部より主巻線1の1本の線径だ
け内側に存在している。また、螺旋部1a,1bの最内
周縁部同士は繋絡部1cで繋がれており、繋絡部1cは
副巻線2の最内周縁部と接している。また、前記複合巻
線コイルの一単位の厚みは螺旋部1aの厚み,螺旋部1
bの厚み及び副巻線2の厚みとを合計したものと実質的
に等しくなっている。
【0015】前記の複合巻線コイルの一単位を複数個直
列に結合して使用する場合は、各々の巻線の端部1d,
1e,2a,2bを他の一単位の巻線の端部と直列とな
るように結合する。なお、上記実施の形態では、主巻線
1は丸導線、副巻線2は平角導線としたが、これに限ら
ず、主巻線1,副巻線2共に、丸導線または平角導線の
いずれかとしてもよい。
【0016】また、上記実施の形態では、主巻線1は螺
旋状としたが、これに限らず、角形渦巻状としてもよ
い。
【0017】また、上記実施の形態では、副巻線2は回
転軸方向に立体的に巻回された螺旋状としたが、これに
限らず、平面的な螺旋状、平面的な角形渦巻状もしくは
回転軸方向に立体的に巻回された角形渦巻状としてもよ
い。
【0018】次に、本発明の請求項9の第一の実施の形
態を図面を参照して説明する。
【0019】本実施の形態は上記本発明の請求項1のひ
とつの実施の形態としてのコイルの一単位を製造する製
造法である。
【0020】まず、本発明のコイル製造法に用いるコイ
ル製造装置について説明する。
【0021】図4は本発明の請求項9の第一の実施の形
態としてのコイル製造法に用いるコイル製造装置の一部
側面図(主巻線の片側の螺旋部を製作する工程時)、図
5は図4のB−B断面における断面図、図6は本発明の
請求項9の第一の実施の形態としてのコイル製造法に用
いるコイル製造装置の一部側面図(前記片側の螺旋部が
相対する主巻線のもうひとつの螺旋部を製作する工程
時)である。
【0022】本コイル製造装置の巻線の巻き取りを行う
主要部には、一方に主巻線一端固定部9を有する第一挟
み部材3が設けられ、その第一挟み部材3に対向して逃
がし溝6を有する第二挟み部材4が移動可能に設けられ
ている。軸5は第一挟み部材3および第二挟み部材4を
貫通しており、その軸5に第一挟み部材3は固定されて
いる。なお、第二挟み部材4は第二挟み部材4の位置決
め穴7および軸5の位置決め穴8に一本の固定用のボル
ト等を差し込むことにより、軸5に固定できるようにな
っている。
【0023】軸5の外径は主巻線1の螺旋部1a,1b
の最内周部の内径と同じ寸法となっている。逃がし溝6
は第二挟み部材4の第一挟み部材3に対向する面4a
に、図5に示されるように掘られている。d1とb1は
それぞれ逃がし溝6の深さと幅を表し、共に主巻線1の
線径に若干の遊びを考慮した寸法となっている。
【0024】図4に示すD1は主巻線1の片側の螺旋部
1aを製作する工程時の第一挟み部材3と第二挟み部材
4の各々の相対する面間の距離を表し、主巻線1の線径
に若干の遊びを考慮した寸法となっている。このとき、
第二挟み部材4の第一挟み部材3と相対する面が、逃が
し溝6が掘られている面4aとなるように、第二挟み部
材4は軸5に挿入されている。
【0025】図6に示すD2は主巻線1のもうひとつの
螺旋部1bを製作する工程時の第一挟み部材3と第二挟
み部材4の各々の相対する面間の距離を表し、本発明の
請求項1のひとつの実施の形態としてのコイルの一単位
の厚みに若干の遊びを考慮した寸法となっている。この
とき、第二挟み部材4の第一挟み部材3と相対する面
が、逃がし溝6が掘られていない面4bとなるように、
第二挟み部材4は軸5に挿入されている。
【0026】したがって、第二挟み部材4の位置決め穴
7および軸5の位置決め穴8の位置は、第一挟み部材3
と第二挟み部材4の各々の相対する面間の距離が図4の
ときD1、図6のときD2となるように決められてい
る。
【0027】次に、前記の請求項9の第一の実施の形態
としてのコイル製造法を図面を参照して説明する。
【0028】図7は本発明の請求項9の第一の実施の形
態におけるコイル製作状態での一部側面図(主巻線の片
側の螺旋部を製作する工程時)、図8は図7のC−C断
面における断面図、図9は図8のD−D断面における局
部断面図、図10は本発明の請求項9の第一の実施の形
態におけるコイル製作状態での一部側面図(前記片側の
螺旋部が相対する主巻線のもうひとつの螺旋部を製作す
る工程時)、図11は図10のE−E断面における断面
図、図12は図11のF−F断面における局部断面図で
ある。
【0029】まず第二挟み部材4の外周側に、主巻線1
の螺旋部1b、端部1eを製作するのに十分な長さの線
部を残すように、主巻線1を逃がし溝6にはめ込み固定
する。主巻線1が固定された第二挟み部材4を、逃がし
溝6が掘られている面4aが第一挟み部材3と相対する
ように軸5に挿入して、第二挟み部材4の位置決め穴7
および軸5の位置決め穴8に一本の固定用のボルトを差
し込むことによって固定する。この状態で、第一挟み部
材3と第二挟み部材4の間の隙間で軸5の周りに主巻線
1を図8のW1の方向に巻回することによって螺旋部1
aを製作する(図8,9参照)。設計した回数巻回した
ら、残りの端部1dを図10の如く主巻線一端固定部9
に巻回して固定する。
【0030】次に、前記固定ボルトを抜き取り、主巻線
1を逃がし溝6から取り外しながら第二挟み部材4を軸
5から取り外した後、内穴部の径が軸5の外径よりも主
巻線1の線径分だけ大きくなるように別途製作した副巻
線2の内穴部に、主巻線1の端部1e側の導線および軸
5を挿入する。この状態で、第二挟み部材4を逃がし溝
6が掘られていない面4bが第一挟み部材3と相対する
ように軸5に挿入して、第二挟み部材4の位置決め穴7
および軸5の位置決め穴8に一本の固定用のボルトを差
し込むことによって固定する。これによって、第一挟み
部材3の側から螺旋部1a、主巻線の繋絡部1cと副巻
線2、前記主巻線1の端部1e側の導線の順で、第一挟
み部材3と第二挟み部材4の隙間に挟み込まれた状態に
なる。この状態で、軸5の周りに主巻線1の主巻線一端
固定部9に巻回されてない側の端部を図11のW2の方
向に巻回することによって螺旋部1bを製作する(図1
1,12参照)。設計した回数巻回したら、前記固定ボ
ルトを抜き取り、第二挟み部材4を軸5から取り外し、
主巻線一端固定部9から主巻線の端部1dを取り外した
後、主巻線1および副巻線2を軸5から抜き取り、図1
に示すような複合巻線コイルの一単位が完成する。
【0031】なお、副巻線2の断面形状は図3に示すと
おりであるが、本コイル製造装置を説明する図中におい
ては、簡略化して矩形で表現している。
【0032】なお、上述した本発明の請求項9の第一の
実施の形態としてのコイル製造法に用いるコイル製造装
置では、渦巻部1a,1bを製作するのに、主巻線1を
軸5に巻きつけるように構成したが、軸5を回転させて
主巻線を巻き取る構成としても良い。あるいはまた、軸
5を回転させると共に主巻線1をそれとは逆の方向に回
転させて巻きつける構成としても良い。
【0033】また、上記コイル製造装置では、軸5の断
面は円形であったが、これに限らず、主巻線1の内周形
状が楕円形、角形等である場合はそれに合わせた形状に
しても良い。
【0034】次に、本発明の請求項9の第二の実施の形
態を図面を参照して説明する。
【0035】本実施の形態も第一の実施の形態と同じ
く、本発明の請求項1のひとつの実施の形態としてのコ
イルの一単位を製造する製造法である。なお、以下に特
記のない構造および動作については、第一の実施の形態
のものに倣うものとして説明を省略する。したがって、
本実施の形態に関わる図についても、第一の実施の形態
の構造および動作と異なるものを説明する図のみを示
す。
【0036】図13は本発明の請求項9の第二の実施の
形態としてのコイル製造法に用いるコイル製造装置の一
部側面図(主巻線の片側の螺旋部を製作する工程時)、
図14は図13のG−G断面における断面図、図15は
本発明の請求項9の第二の実施の形態におけるコイル製
作状態での一部側面図(主巻線の片側の螺旋部を製作す
る工程時)である。
【0037】本コイル製造装置の巻線の巻き取りを行う
主要部は、一方に主巻線一端固定部9を有する第一挟み
部材3が設けられ、その第一挟み部材3に対向して第二
挟み部材40が移動可能に設けられている。軸5は第一
挟み部材3および第二挟み部材40を貫通しており、そ
の軸5に第一挟み部材3は固定されている。第二挟み部
材40は軸5が貫通する貫通穴11に沿った逃がし穴1
0と、その逃がし穴10と交叉しない位置に位置決め穴
7を備える。第二挟み部材40は第二挟み部材40の位
置決め穴7および軸5の位置決め穴8に一本の固定用の
ボルト等を差し込むことにより、軸5に固定できるよう
になっている。d2とb2はそれぞれ逃がし穴10の深
さと幅を表し、共に主巻線1の線径に若干の遊びを考慮
した寸法となっている。その他の構造は前記第一の実施
の形態のものと同じである。
【0038】次に、前記の請求項9の第二の実施の形態
としてのコイル製造法を説明する。
【0039】まず第二挟み部材4の第一挟み部材3と相
対する面と反対の側に、主巻線1の螺旋部1b、端部1
eを製作するのに十分な長さの線部を残すように、主巻
線1を第一挟み部材3と相対する面から逃がし穴10に
挿入して固定する。主巻線1が固定された第二挟み部材
4を、逃がし穴10の入り口側の面が第一挟み部材3と
相対するように軸5に挿入して、第二挟み部材4の位置
決め穴7および軸5の位置決め穴8に一本の固定用のボ
ルトを差し込むことによって固定する。この状態で、第
一挟み部材3と第二挟み部材4の間の隙間で軸5の周り
に主巻線1を図8のW1の方向に巻回することによって
螺旋部1aを製作する。設計した回数巻回したら、残り
の端部1dを主巻線一端固定部9に巻回して固定する。
次に、前記固定ボルトを抜き取り、主巻線1を逃がし穴
10から抜き取りながら第二挟み部材40を軸5から取
り外す。その後の工程は前記第一の実施の形態のものと
同じである。
【0040】なお、上述した本発明の請求項9の第二の
実施の形態としてのコイル製造法に用いるコイル製造装
置では、逃がし穴10は軸5が貫通する貫通穴11に沿
って第二挟み部材4を貫通しているが、これに限らず逃
がし穴10の入口が第二挟み部材40の第一挟み部材3
と相対する面40aが開けられておれば、途中で曲折し
て第二挟み部材40の外周面に出口があっても良い。も
しくは、逃がし穴10の長さが、螺旋部1b、端部1e
を製作するのに十分な長さの端部を残すのに十分な長さ
があれば貫通させなくても良い。
【0041】
【発明の効果】以上のべたところから明らかなように、
請求項1の本発明は、コイルの一単位の厚みが薄く、製
造に要する工数が少ないコイルを提供することができ
る。また、請求項9の本発明は、前記コイルをより少な
い工数で製造するコイル製造法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の一つの実施の形態における
コイルの一単位を示す全体斜視図
【図2】図1のコイルの一単位を分解して示す斜視図
【図3】図1のA−A断面における断面図
【図4】本発明の請求項9の第一の実施の形態としての
コイル製造法に用いるコイル製造装置の一部側面図(主
巻線の片側の螺旋部を製作する工程時)
【図5】図4のB−B断面における断面図
【図6】本発明の請求項9の第一の実施の形態としての
コイル製造法に用いるコイル製造装置の一部側面図(前
記片側の螺旋部が相対する主巻線のもうひとつの螺旋部
を製作する工程時)
【図7】本発明の請求項9の第一の実施の形態における
コイル製作状態での一部側面図(主巻線の片側の螺旋部
を製作する工程時)
【図8】図7のC−C断面における断面図
【図9】図8のD−D断面における局部断面図
【図10】本発明の請求項9の第一の実施の形態におけ
るコイル製作状態での一部側面図(前記片側の螺旋部が
相対する主巻線のもうひとつの螺旋部を製作する工程
時)
【図11】図10のE−E断面における断面図
【図12】図11のF−F断面における局部断面図
【図13】本発明の請求項9の第二の実施の形態として
のコイル製造法に用いるコイル製造装置の一部側面図
(主巻線の片側の螺旋部を製作する工程時)
【図14】図13のG−G断面における断面図
【図15】本発明の請求項9の第二の実施の形態におけ
るコイル製作状態での一部側面図(主巻線の片側の螺旋
部を製作する工程時)
【図16】従来の複合巻線コイルの一単位を示す全体斜
視図
【図17】図16のコイルの一単位を分解して示す斜視
【符号の説明】
D1 相対する挟み部材間の距離(螺旋部1aを製作す
る工程時) D2 相対する挟み部材間の距離(螺旋部1bを製作す
る工程時) d1,b1 逃がし溝6の深さと幅 d2,b2 逃がし穴10の深さと幅 1 主巻線 1a,1b 主巻線の螺旋部 1c 主巻線の繋絡部 1d,1e 主巻線の端部 2 副巻線 2a,2b 副巻線の端部 3 第一挟み部材 4 第二挟み部材 5 軸 6 逃がし溝 7 第二挟み部材4の位置決め穴 8 軸5の位置決め穴 9 主巻線一端固定部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する二つの渦巻部を有する一本の巻線
    と、前記二つの渦巻部により挟まれた他の一本の巻線と
    を備えたことを特徴とするコイル。
  2. 【請求項2】前記一本の巻線の二つの渦巻部が最内周縁
    部同士で繋がっていることを特徴とする請求項1記載の
    コイル。
  3. 【請求項3】前記一本の巻線の二つの渦巻部が最外周縁
    部同士で繋がっていることを特徴とする請求項1記載の
    コイル。
  4. 【請求項4】前記一本の巻線の一つの渦巻部の最内周縁
    部がもう一つの渦巻部の最外周縁部と繋がっていること
    を特徴とする請求項1記載のコイル。
  5. 【請求項5】前記一本の巻線の二つの渦巻部が回転軸を
    同じくすることを特徴とする請求項1記載のコイル。
  6. 【請求項6】前記一本の巻線の二つの渦巻部および前記
    他の一本の巻線が回転軸を同じくすることを特徴とする
    請求項1記載のコイル。
  7. 【請求項7】前記コイルの厚みが前記一本の巻線の渦巻
    部の厚みの合計と前記他の一本の巻線の厚みの和である
    ことを特徴とする請求項1または2記載のコイル。
  8. 【請求項8】前記一本の巻線の最内周縁部が前記他の一
    本の巻線の最内周縁部より前記一本の巻線の線径だけ内
    側に存在することを特徴とする請求項1,2,6または7
    記載のコイル。
  9. 【請求項9】前記一本の巻線の厚みに若干の遊びを考慮
    した間隔をあけて対面して設置された一対の第一、第二
    挟み部材の間で、前記一本の巻線の渦巻部の最内周部の
    内径と同じ外径を備え、前記一対の第一、第二挟み部材
    を貫通した軸に導線を内側の導線端部を逃がした状態で
    巻きつけることにより、前記一本の巻線の一方の渦巻部
    を製作し、前記第二挟み部材を取り外し、別途製作した
    前記他の一本の巻線の最内周部に前記軸と前記導線端部
    とを挿入し、第三の挟み部材を前記軸に挿入し、第一、
    第三の挟み部材間の距離が前記コイルの厚みに若干の遊
    びを考慮した間隔になるように固定して、前記導線端部
    を前記軸に巻きつけることにより前記一本の巻線のもう
    一方の渦巻部を製作することを特徴とする請求項1,2,
    6,7または8記載のコイルを製造するコイル製造法。
  10. 【請求項10】前記導線端部は第二挟み部材の対面部に
    掘られた溝に嵌められて逃がされることを特徴とする請
    求項9記載のコイル製造法。
  11. 【請求項11】前記導線端部は第二挟み部材の軸方向に
    あけられた穴に挿入されて逃がされることを特徴とする
    請求項9記載のコイル製造法。
  12. 【請求項12】前記第三の挟み部材は前記第二挟み部材
    であることを特徴とする請求項9記載のコイル製造法。
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