JPH10223387A - 放電ランプ点灯装置および照明装置 - Google Patents

放電ランプ点灯装置および照明装置

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JPH10223387A
JPH10223387A JP1625797A JP1625797A JPH10223387A JP H10223387 A JPH10223387 A JP H10223387A JP 1625797 A JP1625797 A JP 1625797A JP 1625797 A JP1625797 A JP 1625797A JP H10223387 A JPH10223387 A JP H10223387A
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JP
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discharge lamp
frequency
lighting device
voltage
circuit
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JP1625797A
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English (en)
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Yuji Takahashi
雄治 高橋
Keiichi Shimizu
恵一 清水
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】放電ランプ脱に対して保護動作を行うことが出
来る放電ランプ点灯装置及びこれを用いた照明装置。 【解決手段】スイッチング手段を持つ高周波発生手段の
高周波出力端に放電ランプ6を接続し、ランプが接続状
態の時には高周波出力が得られるが、接続状態にない時
には高周波出力が得られない回路上の位置にコンデンサ
分圧回路8を接続し、その出力をスイッチング手段にス
イッチング制御信号を供給する制御手段の電源とした。
放電ランプが取り外された時は、制御手段は実質的に動
作できない。この為、高周波発生手段は動作しないか
ら、高電圧を発生しない。コンデンサ分圧回路8は電力
損失が少ない。制御手段を高周波発生手段の高周波電圧
の得られる部位に接続し、フィラメント加熱用インピー
ダンスに印加される高周波電圧を検出した時にスイッチ
をオンすることにより、ランプ脱に対して高周波発生手
段を制御してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波出力により
放電ランプを点灯する放電ランプ点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電源が投入されている定常状態で、放電
ランプが寿命末期に不点になった場合や、放電ランプが
接続されていない無負荷の状態のときでも、点灯装置が
動作すると、出力端に高い電圧が連続的に発生するた
め、屋内で点灯装置を使用した場合、人体に対し危険で
あるし、場合によっては配電線の絶縁破壊を起こすこと
があるので、これの対策として以下の改良が提案されて
いる。
【0003】図9は、従来の技術を示す回路図である。
【0004】図において、91は交流電源、92は整流
回路、93はソフトスタート回路、94はチョッパ回
路、95はインバータ回路、96a、96bはドライブ
回路、97はチョークコイル、98は放電ランプ、99
は2次巻線である。
【0005】チョッパ回路94およびインバータ回路9
5のドライブ回路96a、96bには電源投入後ソフト
スタート回路93により定まる一定時間経過後に電源が
印加されてチョッパ回路94が作動して、交流を整流し
た脈流を一定電圧に制御し、その出力をインバータ回路
95の入力端に印加する。
【0006】インバータ回路95は高周波を発生し、チ
ョークコイル97を通って放電ランプ98にランプ電流
を流す。ランプ電流が流れると、2次巻線99に電圧が
誘起されて、これがドライブ回路96a、96bに電源
を供給する。なお、2次巻線99の一端は、チョッパ回
路94およびインバータ回路95の共通線Lcに接続さ
れており、他端は直接ダイオード100を介してドライ
ブ回路96a、96bに接続している。また、チョッパ
回路94およびインバータ回路95の回路構成について
は、説明上関係ないので、図においてはブロック内の接
続を省略して共通線のみを示す。
【0007】さて、電源投入により、ドライブ回路96
a、96bは、最初ソフトスタート回路93を介して整
流回路92から供給されるが、抵抗が大きいために、ス
タート後は専ら2次巻線99から電源が供給される。
【0008】そうして、放電ランプ98が取り外される
か、不点になると、2次巻線99の誘起電圧がなくなる
ため、ドライブ回路96a、96bにはソフトスタート
回路93を通じて整流回路から間欠的に電源が供給され
るだけになるので、チョッパ回路94およびインバータ
回路95も間欠的に動作して高周波出力が間欠的に発生
する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の放電ランプ点灯
装置では、インバータ回路の高周波出力を検出してチョ
ッパ回路およびインバータ回路のドライブ回路の電源と
するために、図示を省略したがインバータ回路が絶縁形
の出力トランスを用いていることもあって、安定器とし
てのチョークコイルに2次巻線を形成する必要があり、
どうしてもコストアップになる。
【0010】本発明は、簡単な構成で高周波出力を制御
手段の電源とすることにより、ランプ脱に対して保護動
作を行う放電ランプ点灯装置およびこれを用いた照明装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の放電ラ
ンプ点灯装置は、スイッチング手段を備え高周波出力に
より放電ランプを点灯するようにした高周波発生手段
と;放電ランプが高周波発生手段に接続されているとき
には高周波発生手段の高周波出力が得られるが、放電ラ
ンプが接続されていないときには高周波出力が得られな
い回路上の位置に接続されたコンデンサ分圧回路と;コ
ンデンサ分圧回路により分圧された電圧から電源を得て
スイッチング手段に対してスイッチング制御信号を供給
する制御手段と;を具備していることを特徴としてい
る。
【0012】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0013】ランプ脱とは、高周波発生手段に対して放
電ランプが接続を解除されて取り外されるか、接触不良
のために接続されていない状態および放電ランプのフィ
ラメントもしくはリード線が断線した状態をいう。
【0014】高周波発生手段は、高周波を発生するもの
であれば、インバータまたはインバータおよびチョッパ
の組み合わせなどどのような構成のものであってもよ
い。インバータは、一石式インバータ、並列インバー
タ、ハーフブリッジインバータ、フルブリッジインバー
タまたは上記各インバータの変形などどのようなインバ
ータであってもよいが、特に非絶縁形のものが好都合で
ある。
【0015】高周波とは、点灯装置の小形化、軽量化お
よび点灯効率向上を目的とする点から、本発明において
は10KHz以上、好ましくはスイッチング手段のスイ
ッチング損失およびコストの観点から40KHz〜25
0KHzとする。
【0016】コンデンサ分圧回路は、複数のコンデンサ
を直列接続した回路において、一部のコンデンサの端子
電圧を利用するようにした回路をいう。逆電圧防止用の
ダイオードを適宜用いることができる。コンデンサ分圧
回路の接続位置は、放電ランプが高周波発生手段に接続
されているときには高周波発生手段の高周波出力が得ら
れるが、放電ランプが接続されていないときには高周波
出力が得られない回路上の位置であれば、具体的に限定
されない。たとえば放電ランプがその両フィラメント電
極とコンデンサなどのインピーダンスとを直列に接続し
てなるフィラメント加熱回路を備えている場合は、その
フィラメント加熱回路中であって、かつ高周波出力の得
られる部位は上記の条件を満足する位置として最適であ
る。しかし、フィラメント加熱回路でなくても上記条件
を満足する部位はあるので、本発明は位置がフィラメン
ト加熱回路中に限定されるものではない。
【0017】制御手段は、スイッチング手段にスイッチ
ング信号を提供する、すなわち他励駆動することができ
れば、その具体的な構成はどのようなものであってもよ
い。しかし、その簡単な構成例として一例を明らかにす
れば、電圧−周波数変換形の回路を用いることができ
る。
【0018】また、制御手段は、高周波発生手段の高周
波出力の一部を電源とするために、必要に応じて整流手
段を用いて直流化することができる。
【0019】さらに、制御手段をICを主体として構成
することができる。
【0020】さらにまた、制御手段に低電圧時動作停止
(UVLO)機能を付与することができる。
【0021】そうして、本発明においては放電ランプが
高周波発生手段に接続されているときには高周波発生手
段の高周波出力が得られるが、放電ランプが接続されて
いないときには高周波出力が得られない回路上の位置か
ら取り出し、しかも、コンデンサ分圧回路を介して制御
手段の電源とするようにしたので、分圧のために生じる
電力損失は極めて微小であり、しかも簡単な構成であり
ながら放電ランプが接続されていない場合には高周波発
生手段が動作を確実に停止または間欠動作するので、高
電圧が発生して危険な状態を呈するようなことはない。
【0022】請求項2の発明の放電ランプ点灯装置は、
非平滑直流電源間に接続されて交互に高周波でスイッチ
ングする一対のスイッチング手段、一方のスイッチング
手段の両端間に接続されて非平滑直流電圧に対して平滑
作用を行う第1のコンデンサおよびインダクタの直列回
路、一対のスイッチング手段のスイッチングに応じてイ
ンダクタと高周波共振する第2のコンデンサ、ならびに
高周波共振を出力として取り出す出力回路を備えた高周
波インバータを含み高周波出力により放電ランプを点灯
するようにした高周波発生手段と;放電ランプが高周波
発生手段に接続されているときには高周波発生手段の高
周波出力が得られるが、放電ランプが接続されていない
ときには高周波出力が得られない回路上の位置から高周
波出力から電源を得てスイッチング手段に対してスイッ
チング制御信号を供給する制御手段と;を具備している
ことを特徴としている。
【0023】本発明は、高周波発生手段が変形ハーフブ
リッジインバータを含んでいることにおいて特徴付けら
れている。すなわち、この変形ハーフブリッジインバー
タは、第1および第2のコンデンサの容量がそれぞれ異
なっていて、さらにインダクタを備え、第1のコンデン
サはインダクタと直列回路を構成して、一方のスイッチ
ング手段に並列接続されることにより、非平滑直流電圧
に対して平滑作用を行う。また、第2のコンデンサは上
記インダクタと高周波共振するので、出力回路から高周
波出力を取り出すことができる。したがって、このイン
バータにおいては、非平滑直流電圧のほぼ全期間にわた
って非平滑電源から入力電流を流すことができるから、
平滑化された包絡線を有する高周波出力を得るととも
に、交流電源からの入力電流を正弦波に近似させること
ができる。すなわち、低歪化できる。
【0024】請求項3の発明の放電ランプ点灯装置は、
請求項2記載の放電ランプ点灯装置において、制御手段
の電源接続端と高周波インバータの高周波出力が得られ
る位置との間にコンデンサ分圧回路が介在していること
を特徴としている。
【0025】本発明においては、分圧にコンデンサを用
いているため、分圧のために生じる電力損失は極めて微
小であり、しかも簡単な構成でありながら放電ランプが
接続されていない場合には高周波発生手段が動作を確実
に停止するので、高電圧が発生して危険な状態を呈する
ようなことはない。
【0026】請求項4の発明の放電ランプ点灯装置は、
請求項1または3記載の放電ランプ点灯装置において、
コンデンサ分圧回路と制御手段との間に整流手段が介在
することを特徴としている。
【0027】本発明においては、制御電源は高周波出力
を電源とするために、高周波を直流に変換する。変換に
は整流手段が作用する。
【0028】請求項5の発明の放電ランプ点灯装置は、
請求項1または4記載の放電ランプ点灯装置において、
高周波発生手段の高周波出力により点灯される放電ラン
プを具備していることを特徴としている。
【0029】本発明は、放電ランプを構成要素としてい
るものである。
【0030】放電ランプは、気密容器の内部にたとえば
水銀および希ガスからなる放電媒体が封入され、気密容
器内で放電を生起するようにたとえば気密容器の両端内
部に一対の電極が封着されている。さらに要すれば、放
電により発生した放射を他の波長の放射に変換するため
に、気密容器の内面側に蛍光体層を形成することができ
る。
【0031】また、放電の態様としては、低圧の蒸気ま
たはガス放電でもよいし、高圧の蒸気またはガス放電で
もよい。
【0032】さらに、電子放射を良好にするために、フ
ィラメント電極すなわち熱陰極を用いてもよいし、冷陰
極であってもよい。
【0033】請求項6の発明の放電ランプ点灯装置は、
請求項5記載の放電ランプ点灯装置において、放電ラン
プは、一対のフィラメント電極を備え、各フィラメント
電極の非電源接続端子間にはフィラメント加熱用インピ
ーダンスが接続されてフィラメント加熱回路を形成して
いることを特徴としている。
【0034】上記フィラメント加熱回路は、放電ランプ
を高周波発生手段に接続している場合には常時回路が形
成されているが、放電ランプが点灯すると、放電ランプ
はほぼ純粋の低抵抗とみなすことができ、したがって実
質的に短絡されて、フィラメント加熱用インピーダンス
に流れる電流は大幅に低減される。これに対して、放電
ランプが高周波発生手段から取り外されると、フィラメ
ント加熱回路は遮断される。この回路上の変化を利用し
て制御手段の電源の接断を行うように構成することがで
きる。具体的にはインバータ回路の構成によって種々の
回路構成を採用することができる。
【0035】請求項7の発明の放電ランプ点灯装置は、
請求項6記載の放電ランプ点灯装置において、放電ラン
プは、高周波インバータに対して複数並列接続されてお
り;コンデンサ分圧回路は、各放電ランプごとに対応し
て複数配設され制御手段に対して並列的に接続されてい
ることを特徴としている。
【0036】本発明は、並列接続の複数の放電ランプか
ら単一の制御手段に対してそれぞれ電源を供給すること
により、各放電ランプがともに取り外されると、制御電
源の供給が遮断されるために、高周波発生手段の動作を
停止または間欠動作して安全化を図ることができる。
【0037】請求項8の発明の放電ランプ点灯装置は、
スイッチング手段を備えた高周波発生手段と;高周波発
生手段の高周波出力により付勢される放電ランプと;放
電ランプの非電源側端子間に接続されたフィラメント加
熱用インピーダンスと;フィラメント加熱用インピーダ
ンスに印加される高周波電圧を検出する高周波電圧検出
手段と;高周波電圧検出手段に出力があるときに高周波
発生手段の高周波電圧から電源を得てスイッチング手段
に対してスイッチング制御信号を供給する制御手段と;
を具備していることを特徴としている。
【0038】高周波電圧検出手段に出力があるときに高
周波電圧から制御手段に電源を供給するには、高周波電
圧検出手段から直接電源を得るように構成してもよい
し、常時高周波電圧を得られる位置からスイッチを介し
て電源を得るようにするとともに上記スイッチを高周波
電圧検出手段の出力によって制御するように構成しても
よい。その他、本発明においては制御手段が高周波検出
手段に出力があるときに制御手段が高周波電圧から電源
を得るが、高周波検出手段に出力がないときには制御手
段の高周波電圧による電源が供給されない構成であるな
ら、どのようなものであってもよい。
【0039】請求項9の発明の放電ランプ点灯装置は、
スイッチング手段を備えた高周波発生手段と;高周波発
生手段の高周波電圧から電源を得てスイッチング手段に
対してスイッチング制御信号を供給する制御手段と;高
周波発生手段の高周波出力により付勢される放電ランプ
と;放電ランプの非電源側端子間に接続されたフィラメ
ント加熱用インピーダンスと;フィラメント加熱用イン
ピーダンスに印加される高周波電圧を検出する高周波電
圧検出手段と;制御手段の電源側に挿入され、高周波電
圧検出手段の出力によりオンされるスイッチと;を具備
していることを特徴としている。
【0040】高周波発生手段と放電ランプとの間は、い
わゆる直結形と称される導電的に接続された態様、およ
びいわゆる絶縁形と称される絶縁トランスを介在する態
様のいずれでもよい。
【0041】制御手段は、高周波発生手段の常時高周波
電圧を生じる部分から電源を得ることができる。必要に
応じて分圧回路を介在することができる。分圧回路とし
てはたとえばコンデンサ分圧回路を採用することによ
り、電力損を少なくすることができる。
【0042】スイッチは、電圧検出手段の出力が存在す
るときにオンし、不存在のときにオフするのであれば、
どのようなものでもよいが、たとえばトランジスタなど
の半導体スイッチが好適である。
【0043】そうして、本発明においては、放電ランプ
が高周波発生手段に対して導電的に接続されていている
態様であるか、絶縁的に接続されている態様であるかに
かかわらず、制御手段の電源は高周波発生手段の高周波
電圧を生じる部分から得ることができるので、動作の安
定性が良好である。しかも、放電ランプが接続されてい
ない場合すなわちランプ脱の状態になると、高周波電圧
検出手段が高周波電圧がなくなったことを確実に検出す
るので、これに応動するスイッチによって制御手段の電
源をオフして、高周波発生手段の動作を停止または間欠
動作させるものである。
【0044】したがって、本発明によれば、極めて安定
した保護動作を行うことができる。放電ランプが再装着
されると、放電ランプのフィラメント加熱回路が再び形
成され高周波発生手段は起動回路によって起動するの
で、放電ランプは再始動して点灯する。これと同時に高
周波電圧電圧検出手段が高周波電圧を検出するので、ス
イッチがオンして制御手段は高周波電圧から電源を得て
高周波発生手段のスイッチング手段にスイッチング制御
信号を供給するので、高周波発生手段は継続的に動作し
て点灯を持続する。
【0045】請求項10の発明の放電ランプ点灯装置
は、請求項1、8および9のいずれか一記載の放電ラン
プ点灯装置において、高周波発生手段は、直流電源間に
接続された一対のスイッチング手段、一対のスイッチン
グ手段と並列的に接続された一対のコンデンサ、ならび
に一対のスイッチング手段の接続点および一対のコンデ
ンサの接続点の間から高周波出力を得る出力回路を具備
した高周波インバータを含んでいることを特徴としてい
る。
【0046】本発明は、ハーフブリッジインバータまた
はその変形インバータに適用されて効果的である。すな
わち、これらのインバータにおいては、絶縁トランスを
用いないものとして構成でき、しかも放電ランプのフィ
ラメント加熱回路の近傍において、放電ランプが高周波
発生手段に接続されているときには高周波発生手段の高
周波出力が得られるが、放電ランプが接続されていない
ときには高周波出力が得られない回路上の位置を得やす
いからである。
【0047】ハーフブリッジインバータは、一対のコン
デンサの容量が基本的に等しい。変形ハーフブリッジイ
ンバータは、ハーフブリッジインバータの構成の一部を
変更して付加的な機能を追加したもので、たとえば一対
のコンデンサの容量を異ならせて低歪化を図ったものな
どがある(たとえば特開平8−98555号公報に開示
されている。)。
【0048】請求項11の発明の放電ランプ点灯装置
は、請求項1ないし10のいずれか一記載の放電ランプ
点灯装置において、制御手段は、その入力端が起動回路
を介してさらに直流電源に接続するとともに、放電ラン
プの点灯に関連する他の制御をも受けて制御信号を発生
するように構成されていることを特徴としている。
【0049】放電ランプの点灯に関連する他の制御とし
ては、たとえばソフトスタート、寿命末期保護、電圧一
定化などの保護動作をさせるための制御などである。こ
こで、ソフトスタートとは、電源投入から一定時間の間
は高周波発生手段を動作させないで、電源投入時に発生
しやすいサージ電圧によって回路が誤動作しないように
する保護動作である。寿命末期保護とは、放電ランプの
寿命末期には一方の電極のエッミッタが消耗して放電ラ
ンプが半波放電を起こし、放電回路が飽和して過電流が
流れて電子部品が破壊されたり、発煙、発火したりする
のを早期に保護することである。電圧一定化とは、高周
波発生手段の回路の電圧を監視して出力電圧を一定化す
ることである。上記のいずれの保護動作も制御手段を適
切に制御することにより、所期の保護動作を行うことが
できる。
【0050】請求項12の発明の放電ランプ点灯装置
は、請求項6、8および9のいずれか一記載の放電ラン
プ点灯装置において、制御手段は、フィラメント加熱用
インピーダンスのいずれか高周波出力が得られる方の端
子から電源が供給されることを特徴としている。
【0051】本発明においては、多くの場合に単にフィ
ラメント加熱回路のフィラメント加熱用インピーダンス
の両端のいずれか一方または両方から制御手段の電源を
得ることにより、放電ランプが高周波発生手段に接続さ
れているときには高周波出力が得られるとともに、放電
ランプが接続されていないときには高周波が得られない
という条件を満足することができる。
【0052】請求項13の発明の放電ランプ点灯装置
は、請求項8または9記載の放電ランプ点灯装置におい
て、高周波発生手段および放電ランプは、導電的に接続
されていることを特徴としている。
【0053】本発明は、高周波発生手段と放電ランプと
が導電的に接続されているいわゆる直結形の回路構成を
規定している。具体的には、放電ランプが限流手段とし
てのインピーダンスを直列に介して高周波発生手段の出
力端に接続する態様、単巻トランスの1次巻線を高周波
発生手段の出力端に接続し2次巻線間に限流インピーダ
ンスを介して接続する態様、さらに単巻トランスが所要
のリーケージインダクタンスを有する場合には2次巻線
に直接放電ランプを接続する態様などを採用することが
できる。
【0054】請求項14の発明の放電ランプ点灯装置
は、請求項8または9記載の放電ランプ点灯装置におい
て、高周波発生手段および放電ランプは、絶縁トランス
を介して導電的に絶縁されていることを特徴としてい
る。
【0055】本発明は、高周波発生手段と放電ランプと
が導電的に絶縁されているいわゆる絶縁形の回路構成を
規定している。制御手段は、絶縁トランスの1次巻線側
から高周波電圧を電源として取り出すことが容易にでき
る。フィラメント加熱用インピーダンスの電圧検出出力
は小電力であるため、その出力によって絶縁的にスイッ
チを制御するのは容易である。
【0056】絶縁トランスは、リーケージインダクタン
スを備えていてもよいし、いなくてもよい。リーケージ
インダクタンスを備えていない場合には、絶縁トランス
の2次巻線側または1次巻線側に限流インピーダンスを
放電ランプと直列に挿入すればよい。
【0057】請求項15の発明の放電ランプ点灯装置
は、請求項8ないし13のいずれか一記載の放電ランプ
点灯装置において、高周波電圧検出手段は、コンデンサ
分圧回路およびコンデンサ分圧手段の出力側コンデンサ
と並列接続された定電圧手段を含んでいることを特徴と
している。
【0058】本発明は、放電ランプが直結形の場合に好
適な構成であって、高周波電圧を分圧して検出するのに
コンデンサ分圧器を用いるので、抵抗分圧器に比べて電
力損失が少ない。定電圧手段は、スイッチに過電圧が印
加されるのを回避する。
【0059】請求項16の発明の放電ランプ点灯装置
は、請求項8ないし13のいずれか一記載の放電ランプ
点灯装置において、高周波電圧検出手段は、抵抗器およ
び定電圧手段の直列回路を含み、定電圧手段の端子電圧
によってスイッチを制御するように構成されていること
を特徴としている。
【0060】本発明もまた放電ランプが直結形の場合に
好適な構成であって、フィラメント加熱用インピーダン
スの端子電圧があまり大きくない場合に効果的である。
すなわち、フィラメント加熱用インピーダンスの端子
に、分圧器を介さないで直接抵抗器と定電圧手段との直
列回路を接続して、定電圧手段の両端に現れる電圧によ
ってスイッチを制御するようにしたものである。抵抗器
は、定電圧手段に対する限流作用を行う。
【0061】請求項17の発明の放電ランプ点灯装置
は、請求項8ないし12および14のいずれか一記載の
放電ランプ点灯装置において、高周波電圧検出手段は、
フィラメント加熱用インピーダンスの電圧に応動する発
光手段であり;スイッチは、発光手段に応動するフォト
トランジスタである;ことを特徴としている。
【0062】本発明は、放電ランプが高周波発生手段に
対して絶縁形の場合に好適な構成だあって、たとえば発
光手段としては発光ダイオード、受光手段としてはフォ
トトランジスタを用いることができ、要すればこれらを
フォトカプラをもって構成することができる。
【0063】請求項18の発明の放電ランプ点灯装置
は、請求項17記載の放電ランプ点灯装置において、フ
ィラメント加熱用インピーダンスは、直列接続された一
対のインピーダンスであり;高周波電圧検出手段は、一
対のインピーダンスの一方の端子電圧を検出する;こと
を特徴としている。
【0064】本発明は、発光手段の最適動作電圧を得る
とともに、フィラメント加熱条件を最適状態に維持する
ために効果的な構成を規定する。この両条件を同時に満
足するために、フィラメント加熱用インピーダンスを直
列接続された一対のインピーダンスにて構成し、一方の
インピーダンスの端子電圧をもって発光手段を付勢す
る。この場合、発光手段が直流動作タイプのものであれ
ば、整流手段を付加することによって逆電圧が発光手段
に印加されないようにすることができる。
【0065】請求項19の発明は、請求項17または1
8記載の放電ランプ点灯装置において、放電ランプは、
直列接続された複数の放電ランプからなることを特徴と
している。
【0066】本発明は、放電ランプが直列接続された複
数の放電ランプからなる場合においてもフィラメント加
熱用インピーダンスは全放電ランプに対して共通に配設
すればよい。各放電ランプの間はシーケンス始動を行わ
せるために、一部の放電ランプと並列に始動用インピー
ダンスたとえばコンデンサを接続することができる。ま
た、フィラメント加熱用インピーダンスによってフィラ
メント加熱回路が形成されないフィラメント電極に対し
ては既知のフィラメント加熱用トランスを配設すること
ができる。この場合、隣接する一対のフィラメント電極
に対する接続は、直列接続および並列接続のいずれでも
よい。放電ランプを絶縁トランスを介して高周波発生手
段に接続する場合、絶縁トランスにフィラメント加熱巻
線を磁気結合させて巻装することにより、フィラメント
加熱トランスを兼ねることができる。
【0067】請求項20の発明の照明装置は、照明装置
本体と;照明装置本体に配設された請求項1ないし19
のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置と;を具備して
いることを特徴としている。
【0068】本発明の照明装置としては、屋内または屋
外において設置される各種照明器具はもちろん、電球形
蛍光ランプなどの照明装置に適応する。
【0069】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0070】図1は、本発明の放電ランプ点灯装置の第
1の実施形態を示す回路図である。
【0071】図において、1は交流電源、2は非平滑化
整流手段、3Aは第1のスイッチング手段、3Bは第2
のスイッチング手段、4Aは第1のコンデンサ、4Bは
第2のコンデンサ、5はインダクタ、6は放電ランプ、
7は安定器、8はコンデンサ分圧回路、9は整流手段、
10は制御手段、11は起動回路である。
【0072】第1および第2のスイッチング手段3A、
3Bは非平滑化整流電源2間に直列接続されて交互に高
周波でスイッチングする。スイッチング手段3A、3B
はたとえばFETからなる。
【0073】第1のコンデンサ4Aは容量が大きく、第
2のコンデンサ4Bは容量が小さい。そして、第1およ
び第2のコンデンサ4A、4Bは互いに直列接続されて
非平滑化整流電源2の両端間に接続されている。
【0074】インダクタ5は、第1のコンデンサ4Aと
直列接続されて第1のスイッチング手段3Aの両端間に
接続されている。また、第2のコンデンサ4Bはスイッ
チング手段3A、3Bのスイッチングに伴ってインダク
タ5と高周波直列共振するように構成されている。そし
て、インダクタ5の両端が高周波の出力回路を構成す
る。すなわち、インダクタ5の両端から高周波出力を取
り出すことができる。
【0075】以上の構成により、変形ハーフブリッジイ
ンバータを主体とする高周波発生手段Hfを構成してい
る。
【0076】放電ランプ6は、高周波発生手段Hfの出
力回路に非絶縁的に接続されていて、一対のフィラメン
ト電極6a、6bを備えている。また、放電ランプ6
は、安定器7と直列接続されてインダクタ5と並列に接
続されている。放電ランプ6の両電極6a、6bの非電
源側端子の間にはフィラメント加熱用インピーダンス1
2たとえばコンデンサが接続されてフィラメント加熱回
路hを形成している。
【0077】コンデンサ分圧回路8は、コンデンサ8
a、8bの直列回路からなり、一端が電極加熱用インピ
ーダンス12の電極6a側の端子に接続し、他端が非平
滑化整流手段2の負極に接続している。コンデンサ分圧
回路8のコンデンサ8bの端子電圧が制御手段10の電
源として用いられる。なお、電極加熱用インピーダンス
12の電極6b側の端子には制御手段10の電源として
利用できるような値の高周波出力が得られない。
【0078】整流手段9は、コンデンサ分圧回路8の高
周波の出力電圧を整流するもので、コンデンサ分圧回路
8と制御手段10との間に介在する。なお、13はコン
デンサ8bの両端間に接続された逆電圧防止用のダイオ
ードである。
【0079】制御手段10は、スイッチング手段3A、
3Bにスイッチング制御信号を供給してスイッチング手
段3A、3Bを所定の周波数で、かつ、所定のタイミン
グでスイッチングさせるように作用する。そして、制御
手段10の電源には定常動作時にはコンデンサ分圧回路
8および整流手段9を介して高周波発生手段Hfの高周
波出力の一部が当てられる。制御手段10は、別に設け
たランプ電流またはランプ電圧などの帰還電圧に比例す
る周波数を発振する電圧−周波数変換形の回路をICを
主体として構成したものを用いている。
【0080】起動回路11は、起動時に制御手段10に
非平滑化整流手段2から電源を供給するもので、抵抗器
を主体として構成されている。なお、14は制御手段1
0の入力端に接続された電解コンデンサで、起動回路1
1とともに時定数回路を構成して制御回路をソフトスタ
ートするようにしている。また、整流手段9で整流した
脈流は電解コンデンサ14で平滑されてフラットな直流
を制御手段10に供給する。
【0081】そうして、高周波発生手段Hfは、第2の
コンデンサ4Bおよびインダクタ5の共振により、ハー
フブリッジインバータとして高周波を出力回路に発生し
て、放電ランプを高周波点灯するとともに、第1のコン
デンサ4Aが非平滑化整流電圧を平滑化し、非平滑直流
電圧の全期間にわたって非平滑整流手段したがって交流
電源から入力電流を流入させるので、交流電源からの入
力電流を正弦波に近似させて低歪化することができる。
【0082】ところで、放電ランプ6が取り外されてい
る場合には、フィラメント加熱回路hが開放されるか
ら、コンデンサ分圧回路8したがって高周波出力からの
電源が制御電源10に供給されないので、高周波発生手
段Hfは間欠的にしか動作することができない。したが
って、高電圧が高周波出力端子には実質的に印加されな
い。
【0083】図2は、本発明の放電ランプ点灯装置の第
2の実施形態を示す回路図である。
【0084】図において、図1と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。
【0085】本実施形態は、放電ランプ6と安定器7の
位置を入れ替えたものである。この場合、フィラメント
加熱用インピーダンス12の両方の端子a、bのいずれ
であっても所要の高周波出力を得ることができるので、
適当な端子に接続すればよい。
【0086】図3は、本発明の放電ランプ点灯装置の第
3の実施形態を示す回路図である。
【0087】図において、図1と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。
【0088】本実施形態は、非平滑化整流手段2に対し
てスイッチング手段3A、3Bおよびコンデンサ4A、
4Bの位置を入れ替えたものである。本実施形態におい
てもフィラメント加熱ようインピーダンス12のa、b
いずれの端子からでも所要の電源を得ることができる。
【0089】図4は、本発明の放電ランプ点灯装置の第
4の実施形態を示す回路図である。
【0090】図において、図1と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。
【0091】本実施形態は、図1におけるインダクタ5
および安定器7を一体化して単巻トランス5’にて構成
したものである。本実施形態においては、コンデンサ分
圧回路8はフィラメント加熱用インピーダンス12の単
巻トランス5’の高圧側の端子に接続する。
【0092】図5は、本発明の放電ランプ点灯装置の第
5の実施形態を示す回路図である。
【0093】図において、図1と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。
【0094】本実施形態は、ハーフブリジインバータを
用いたもので、コンデンサ4A’、4B’は容量が等し
い。また、先行する実施形態において用いていたインダ
クタ5はない。そして、コンデンサ分圧回路接続位置を
フィラメント加熱用インピーダンス12の端子でなく第
1および第2のコンデンサ4A’、4B’の接続点にし
たものである。本実施形態においても放電ランプ6が取
り外されると、上記接続点には所要の高周波出力が得ら
れなくなるので、先行する実施形態と同様の保護動作を
行わせることができる。
【0095】図6は、本発明の放電ランプ点灯装置の第
6の実施形態を示す回路図である。
【0096】図において、図1と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。
【0097】本実施形態は、高周波発生手段Hfの出力
回路に放電ランプ6および安定器7の直列回路の複数を
並列接続したものである。それぞれの直列回路は、図1
の実施形態のと同様の構成である。
【0098】コンデンサ分圧回路8および整流手段9
は、各放電ランプ6ごとに配設され、かつ制御手段10
の入力端に並列的に接続されている。本実施形態におい
ては、各放電ランプ6がともに取り外された場合に制御
手段10が実質的に作用しないで保護動作を行う。
【0099】図7は、本発明の放電ランプ点灯装置の第
7の実施形態を示す回路図である。
【0100】図において、図4と同一部分には同一符号
を付して説明を省略する。
【0101】本実施形態は、図4の端巻トランス5’の
出力端に複数の放電ランプ6、6を並列接続したもので
ある。
【0102】本実施形態においてもまた、図6と同様に
コンデンサ分圧回路8および整流手段9を各直列回路ご
とに配設し、制御手段10の入力端に並列接続してい
る。各放電ランプ6、6がともに取り外されたときに制
御手段10は動作を停止して、以後間欠的に動作する。
【0103】図8は、本発明の照明装置の一実施形態を
示す照明器具の斜視図である。
【0104】図において、15は照明器具本体、16は
放電ランプとしての蛍光ランプである。
【0105】照明器具本体15は、蛍光ランプ16を支
持するとともに、内部に点灯装置を内蔵している。
【0106】図10は、本発明の放電ランプ点灯装置の
第8の実施形態を示す回路図である。
【0107】図において、図1と同一部分には同一符号
を付して説明は省略する。
【0108】本実施形態は、制御手段10の電源供給形
態および制御態様を変更したものである。すなわち、放
電ランプ6の接続の有無にかかわらず高周波発生手段H
fが動作しているときには常に高周波電圧が現れる部位
にコンデンサ分圧回路8を接続している。コンデンサ分
圧回路8と制御手段10との間にトランジスタスイッチ
15を挿入ししている。さらに、フィラメント加熱用イ
ンピーダンス12に印加される高周波電圧を検出する高
周波電圧検出手段16を配設して、トランジスタスイッ
チ15を高周波電圧検出手段16によって制御するよう
にしている。
【0109】高周波電圧検出手段16は、第2のコンデ
ンサ分圧回路16aおよび定電圧手段16bとしての定
電圧ダイオードからなる。第2のコンデンサ分圧回路1
6aは、コンデンサ16a1、16a2の直列回路から
なり、定電圧手段16bは出力用のコンデンサ16b2
と並列に接続されている。高周波電圧検出手段Hfの出
力端はトランジスタスイッチ15のベース回路に接続さ
れている。
【0110】そうして、放電ランプ6がランプ脱の状態
になると、フィラメント加熱用インピーダンス12が開
路することにより、高周波電圧検出手段16の出力が発
生しないので、トランジスタスイッチ15はオフする。
このため、制御手段10は高周波電圧からの電源が得ら
れないから、高周波発生手段Hfのスイッチング手段3
A、3Bに対してスイッチング制御信号を送出できなく
なって、高周波発生手段Hfは動作を停止する。なお、
ランプ脱時には高抵抗の起動回路11および電解コンデ
ンサを介して、制御手段10に電源が間欠的に供給され
るため、高周波発生手段Hfは間欠的に動作する。放電
ランプ6が再装着されると、起動回路11によって高周
波発生手段Hfが起動し、高周波電圧検出手段16が高
周波電圧を検出すると、トランジスタスイッチ15をオ
ンするので、制御手段10は再び高周波電圧から電源を
得るために、制御手段10から継続的にスイッチング制
御信号が高周波発生手段Hfに供給され、高周波発生手
段Hfは動作を継続する。
【0111】図11は、本発明の放電ランプ点灯装置の
第9の実施形態を示す回路図である。
【0112】図において、図3および10と同一部分に
は同一符号を付して説明は省略する。
【0113】本実施形態は、高周波発生手段Hfが図3
と同一であるとともに、高周波電圧検出手段18’が図
10と異なる。
【0114】高周波電圧検出手段16’は、抵抗器16
cおよび定電圧手段16bの直列回路から構成されてい
る。トランジスタスイッチ15は、定電圧手段16bの
端子電圧によって制御される。
【0115】そうして、本実施形態の場合、フィラメン
ト加熱用インピーダンス12の端子電圧が低いので、分
圧する必要がないから、上記端子電圧をそのまま抵抗器
16cを介して定電圧手段16bに印加することができ
る。抵抗器16cは、定電圧手段16bおよびトランジ
スタスイッチ15のベース回路に対して適当な電流を流
すために限流作用を行う。
【0116】図12は、本発明の放電ランプ点灯装置の
第10の実施形態を示す回路図である。
【0117】図において、図2および10と同一部分に
は同一符号を付して説明は省略する。
【0118】本実施形態は、高周波発生手段Hfならび
に放電ランプ6および安定器7の接続が図2の実施形態
と同一で、その他は図10と類似しているが、高周波電
圧検出手段16の接続が異なる。すなわち、フィラメン
ト加熱用インピーダンス12の両方の端子a、bのいず
れの端子からでも所要の高周波電圧が得られるので、高
周波電圧検出手段16は端子aまたはbに接続される。
【0119】図13は、本発明の放電ランプ点灯装置の
第11の実施形態を示す回路図である。
【0120】図において、図3および10と同一部分に
は同一符号を付して説明は省略する。
【0121】本実施形態は、トランジスタスイッチ15
および高周波電圧検出手段16が図10と同一で、その
他の構成は図3と同一である。すなわち、本実施形態の
場合も、フィラメント加熱用インピーダンス12の端子
a、bのいずれからでも高周波電圧を得ることができる
ので、高周波電圧検出手段16を上記端子aまたはbに
接続する。
【0122】図14は、本発明の放電ランプ点灯装置の
第12の実施形態を示す回路図である。
【0123】図において、図4および10と同一部分に
は同一符号を付して説明は省略する。
【0124】本実施形態においては、フィラメント加熱
用インピーダンス12の端子aにおいて高い高周波電圧
が現れるので、図10に示すのと同じ高周波電圧検出手
段16を上記端子aに接続している。
【0125】図15は、本発明の放電ランプ点灯装置の
第13の実施形態を示す回路図である。
【0126】図において、図11および14と同一部分
には同一符号を付して説明は省略する。
【0127】本実施形態は、高周波電圧検出手段16’
以外は図14と同一で、高周波電圧検出手段16’は図
11と同一である。すなわち、フィラメント加熱用イン
ピーダンス12の端子bにはあまり高い高周波電圧が現
れないから、図11に示すのと同じ高周波電圧検出手段
16’を上記端子bに接続している。
【0128】次に、放電ランプ6が高周波発生手段Hf
に対して絶縁的に接続されている実施形態について、図
16〜19により説明する。
【0129】図16は、本発明の放電ランプ点灯装置の
第14の実施形態を示す回路図である。
【0130】図において、図10と同一部分には同一符
号を付して説明は省略する。
【0131】本実施形態は、インダクタとしての絶縁ト
ランス5”、フィラメント加熱用インピーダンス1
2’、フォトトランジスタスイッチ15’および高周波
電圧検出手段16”の構成において異なる。
【0132】絶縁トランス5”は、リーケージタイプ
で、その1次巻線pは一対のスイッチング手段3A、3
Bの接続点と一対のコンデンサ4A、4Bの接続点との
間に接続され、2次巻線sは放電ランプ6の両フィラメ
ント電極6a、6bの電源側端子間に接続されている。
【0133】フィラメント加熱用インピーダンス12’
は、直列接続された一対のコンデンサ12a、12bか
らなり、コンデンサ12bは主として高周波電圧検出用
のためにその容量が大きく設定されており、したがって
フィラメント加熱条件は主としてコンデンサ12aによ
って決定される。
【0134】高周波電圧検出手段16”は、コンデンサ
12bの端子電圧によって付勢される発光手段としての
発光ダイオード16dおよび発光ダイオード16dに逆
電圧が印加されるのを防止するダイオード16eによっ
て構成されている。
【0135】フォトトランジスタスイッチ15’は、発
光ダイオード16dとともにフォトカプラを構成してい
る。
【0136】そうして、放電ランプ6が正常に接続され
ているときには、フィラメント加熱用インピーダンス1
2’に高周波電圧が現れているので、コンデンサ12b
の端子電圧によって発光ダイオード16dが発光してい
る。発光ダイオード16dの発光により、フォトトラン
ジスタ15’がこれを受光してオンしているため、高周
波発生手段Hfの高周波電圧はコンデンサ分圧器8、フ
ォトトランジスタ15’および電解コンデンサ14を介
して制御手段10に平滑化直流電源が供給され、制御手
段10からスイッチング制御信号が高周波発生手段Hf
に供給される。これにより、高周波発生手段Hfは継続
的に動作して放電ランプ6は点灯する。
【0137】放電ランプ6がランプ脱の状態になると、
コンデンサ12bの端子電圧が消失して発光ダイオード
16dが発光を停止する。すると、フォトトランジスタ
15’がオフするので、制御手段10には高周波発生手
段Hfの高周波電圧からの電源の供給が停止する。この
ため、高周波発生手段Hfは動作を停止する。停止後に
おいては、起動回路11の高抵抗を介して直流電源2か
ら供給される電源によって高周波発生手段Hfは間欠的
に動作する。
【0138】絶縁トランス5”によって放電回路と制御
手段10側との間が絶縁されていても、フォトカプラに
よってスイッチ15’を制御するので、問題はない。
【0139】図17は、本発明の放電ランプ点灯装置の
第15の実施形態を示す回路図である。
【0140】図において、図16と同一部分には同一符
号を付して説明は省略する。
【0141】本実施形態は、図16における高周波発生
手段Hfのスイッチング手段3A、3Bおよびコンデン
サ4A、4Bの接続位置を入れ替えた構成である。回路
動作は基本的に図16と同様である。
【0142】図18は、本発明の放電ランプ点灯装置の
第16の実施形態を示す回路図である。
【0143】図において、図16と同一部分には同一符
号を付して説明は省略する。
【0144】本実施形態は、一対の放電ランプ6、6’
を直列接続して絶縁トランス5”の2次巻線sの両端間
に接続したものである。一方の放電ランプ6と並列に始
動用コンデンサ19を接続して、放電ランプ6、6’の
両端間にフィラメント加熱用インピーダンス12’を接
続している。放電ランプ6、6’の隣接するフィラメン
ト電極6bおよび6a’にはフィラメント加熱用インピ
ーダンス12’の回路が形成されないので、絶縁トラン
ス5”にフィラメント加熱巻線tを磁気結合して設け、
`上記フィラメント電極を加熱するようにしてある。
【0145】回路動作は基本的に図16と変わらない
が、始動用コンデンサ19は、始動時に絶縁トランス
5”の出力電圧を始動用コンデンサ19を介して放電ラ
ンプ6’に集中的に印加し、これによって放電ランプ
6’が始動したら、次に放電ランプ6’を介して出力電
圧を放電ランプ6に集中的に印加して放電ランプ6を始
動させる、いわゆるシーケンス点灯回路を構成してい
る。
【0146】図19は、本発明の放電ランプ点灯装置の
第17の実施形態を示す回路図である。
【0147】図において、図16と同一部分には同一符
号を付して説明は省略する。
【0148】本実施形態は、高周波電圧検出手段16”
の発光ダイオード16d’の極性を逆にしたもので、こ
れに伴い逆電圧防止用のダイオード16e’の極性も逆
にしたものである。回路動作は基本的に同様である。
【0149】
【発明の効果】請求項1ないし18の各発明によれば、
簡単で安価な構成でありながら、高周波出力を制御手段
の電源とすることにより、放電ランプが取り外されたと
きに確実に保護動作をする放電ランプ点灯装置を提供す
ることができる。
【0150】請求項2の発明によれば、加えて電源の低
歪化を実現するとともに、放電ランプが取り外された場
合に確実に保護動作を行う放電ランプ点灯装置を提供す
ることができる。
【0151】請求項3の発明によれば、加えてコンデン
サ分圧回路を用いて制御手段の電源を高周波出力の一部
で賄うので、電力損失の極めて少ない放電ランプ点灯装
置を提供することができる。
【0152】請求項4の発明によれば、加えて高周波出
力を整流して制御手段の電源を得るようにした放電ラン
プ点灯装置を提供することができる。
【0153】請求項5の発明によれば、加えて放電ラン
プを備えた放電ランプ点灯装置を提供することができ
る。
【0154】請求項6の発明によれば、加えてフィラメ
ント加熱用インピーダンスを各フィラメント電極の非電
源側端子の間に接続することにより、放電ランプが取り
外されるとフィラメント加熱回路が遮断されるので、こ
のときの回路上の変化を利用して放電ランプの取り外し
を検出しやすい放電ランプ点灯装置を提供することがで
きる。
【0155】請求項7の発明によれば、加えて高周波発
生手段によって複数の放電ランプを点灯させながら、こ
れらの放電ランプの取り外しに対する保護動作を行う放
電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0156】請求項8発明によれば、加えて制御手段の
電源側にスイッチを挿入するとともに、フィラメント加
熱用インピーダンスに印加される高周波電圧を検出した
ときにスイッチをオンすることにより、ランプ脱の際の
制御動作が確実で安定している放電ランプ点灯装置を提
供することができる。
【0157】請求項9の発明によれば、加えてハーフブ
リッジインバータまたは変形ハーフブリッジインバータ
のような高周波発生手段において構成の簡単な放電ラン
プ点灯装置を提供することができる。
【0158】請求項10の発明によれば、加えて制御手
段をさらに他の制御に対応させて複雑な制御を比較的簡
単な構成により行う放電ランプ点灯装置を提供すること
ができる。
【0159】請求項11の発明によれば、加えてフィラ
メント加熱回路のフィラメント加熱用インピーダンスの
いずれか一方または両方から高周波出力を得て制御手段
の電源とすることにより、ランプ脱に対して確実に保護
できる放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0160】請求項12の発明によれば、加えて高周波
発生手段と放電ランプとの間が導電的に接続された放電
ランプ点灯装置を提供することができる。
【0161】請求項13の発明によれば、加えて高周波
発生手段と放電ランプとの間が導電的に絶縁された放電
ランプ点灯装置を提供することができる。
【0162】請求項14の発明によれば、加えてスイッ
チを制御する高周波検出手段をコンデンサ分圧回路およ
び定電圧手段を含んで構成したことにより、放電ランプ
が高周波発生手段に導電的に接続している場合に好適な
放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0163】請求項15の発明によれば、加えてスイッ
チを制御する高周波電圧検出手段を抵抗器およびこれと
直列接続した定電圧手段を含んで構成したことにより、
放電ランプが高周波発生手段に導電的に接続していて、
しかも高周波電圧がそれほど高くない場合に好適な放電
ランプ点灯装置を提供することができる。
【0164】請求項16の発明によれば、加えて高周波
電圧検出手段が発光手段で、スイッチがフォトトランジ
スタで構成したことにより、放電ランプが高周波発生手
段の導電的に接続されていない場合に好適な放電ランプ
点灯装置を提供することができる。
【0165】請求項17の発明によれば、加えてフィラ
メント加熱用インピーダンスが直列接続された一対のイ
ンピーダンスからなり、その一方の端子電圧を検出して
高周波電圧を検出することにより、フィラメント加熱用
インピーダンスの端子電圧が高い場合に好適な放電ラン
プ点灯装置を提供することができる。
【0166】請求項18の発明によれば、加えて直列接
続された複数の放電ランプのランプ脱に対して保護動作
をする放電ランプ点灯装置を提供することができる。
【0167】請求項19の発明によれば、請求項1ない
し10の効果を有する照明装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放電ランプ点灯装置の第1の実施形態
を示す回路図
【図2】本発明の放電ランプ点灯装置の第2の実施形態
を示す回路図
【図3】本発明の放電ランプ点灯装置の第3の実施形態
を示す回路図
【図4】本発明の放電ランプ点灯装置の第4の実施形態
を示す回路図
【図5】本発明の放電ランプ点灯装置の第5の実施形態
を示す回路図
【図6】本発明の放電ランプ点灯装置の第6の実施形態
を示す回路図
【図7】本発明の放電ランプ点灯装置の第7の実施形態
を示す回路図
【図8】本発明の照明装置の一実施形態を示す照明器具
の斜視図
【図9】従来の技術を示す回路図
【図10】本発明の放電ランプ点灯装置の第8の実施形
態を示す回路図
【図11】本発明の放電ランプ点灯装置の第9の実施形
態を示す回路図
【図12】本発明の放電ランプ点灯装置の第10の実施
形態を示す回路図
【図13】本発明の放電ランプ点灯装置の第11の実施
形態を示す回路図
【図14】本発明の放電ランプ点灯装置の第12の実施
形態を示す回路図
【図15】本発明の放電ランプ点灯装置の第13の実施
形態を示す回路図
【図16】本発明の放電ランプ点灯装置の第14の実施
形態を示す回路図
【図17】本発明の放電ランプ点灯装置の第15の実施
形態を示す回路図
【図18】本発明の放電ランプ点灯装置の第16の実施
形態を示す回路図
【図19】本発明の放電ランプ点灯装置の第17の実施
形態を示す回路図
【符号の説明】
2…非平滑化整流手段 3A…第1のスイッチング手段 3B…第2のスイッチング手段 4A…第1のコンデンサ 4B…第2のコンデンサ 5…インダクタ 6…放電ランプ 7…安定器 8…コンデンサ分圧回路 9…整流手段 10…制御手段 11…起動回路

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スイッチング手段を備え高周波出力により
    放電ランプを点灯するようにした高周波発生手段と;放
    電ランプが高周波発生手段に接続されているときには高
    周波発生手段の高周波出力が得られるが、放電ランプが
    接続されていないときには高周波出力が得られない回路
    上の位置に接続されたコンデンサ分圧回路と;コンデン
    サ分圧回路により分圧された電圧から電源を得てスイッ
    チング手段に対してスイッチング制御信号を供給する制
    御手段と;を具備していることを特徴とする放電ランプ
    点灯装置。
  2. 【請求項2】非平滑直流電源間に接続されて交互に高周
    波でスイッチングする一対のスイッチング手段、一方の
    スイッチング手段の両端間に接続されて非平滑直流電圧
    に対して平滑作用を行う第1のコンデンサおよびインダ
    クタの直列回路、一対のスイッチング手段のスイッチン
    グに応じてインダクタと高周波共振する第2のコンデン
    サ、ならびに高周波共振を出力として取り出す出力回路
    を備えた高周波インバータを含み高周波出力により放電
    ランプを点灯するようにした高周波発生手段と;放電ラ
    ンプが高周波発生手段に接続されているときには高周波
    発生手段の高周波出力が得られるが、放電ランプが接続
    されていないときには高周波出力が得られない回路上の
    位置から高周波出力から電源を得てスイッチング手段に
    対してスイッチング制御信号を供給する制御手段と;を
    具備していることを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  3. 【請求項3】制御手段の電源接続端と高周波発生手段の
    高周波出力が得られる位置との間にコンデンサ分圧回路
    が介在していることを特徴とする請求項2記載の放電ラ
    ンプ点灯装置。
  4. 【請求項4】コンデンサ分圧回路と制御手段との間に整
    流手段が介在することを特徴とする請求項1または3記
    載の放電ランプ点灯装置。
  5. 【請求項5】高周波発生手段の高周波出力により点灯さ
    れる放電ランプを具備していることを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置。
  6. 【請求項6】放電ランプは、一対のフィラメント電極を
    備え、各フィラメント電極の非電源接続端子間にはフィ
    ラメント加熱用インピーダンスが接続されて電極加熱回
    路を形成していることを特徴とする請求項5記載の放電
    ランプ点灯装置。
  7. 【請求項7】放電ランプは、高周波インバータに対して
    複数並列接続されており;コンデンサ分圧回路は、各放
    電ランプごとに対応して複数配設され制御手段に対して
    並列的に接続されていることを特徴とする請求項6記載
    の放電ランプ点灯装置。
  8. 【請求項8】スイッチング手段を備えた高周波発生手段
    と;高周波発生手段の高周波出力により付勢される放電
    ランプと;放電ランプの非電源側端子間に接続されたフ
    ィラメント加熱用インピーダンスと;フィラメント加熱
    用インピーダンスに印加される高周波電圧を検出する高
    周波電圧検出手段と;高周波電圧検出手段に出力がある
    ときに高周波発生手段の高周波電圧から電源を得てスイ
    ッチング手段に対してスイッチング制御信号を供給する
    制御手段と;を具備していることを特徴とする放電ラン
    プ点灯装置。
  9. 【請求項9】スイッチング手段を備えた高周波発生手段
    と;高周波発生手段の高周波電圧から電源を得てスイッ
    チング手段に対してスイッチング制御信号を供給する制
    御手段と;高周波発生手段の高周波出力により付勢され
    る放電ランプと;放電ランプの非電源側端子間に接続さ
    れたフィラメント加熱用インピーダンスと;フィラメン
    ト加熱用インピーダンスに印加される高周波電圧を検出
    する高周波電圧検出手段と;制御手段の電源側に挿入さ
    れ、高周波電圧検出手段の出力によりオンされるスイッ
    チと;を具備していることを特徴とする放電ランプ点灯
    装置。
  10. 【請求項10】高周波発生手段は、直流電源間に接続さ
    れた一対のスイッチング手段、一対のスイッチング手段
    と並列的に接続された一対のコンデンサ、ならびに一対
    のスイッチング手段の接続点および一対のコンデンサの
    接続点の間から高周波出力を得る出力回路を具備した高
    周波インバータを含んでいることを特徴とする請求項
    1、8および9のいずれか一記載の放電ランプ点灯装
    置。
  11. 【請求項11】制御手段は、その入力端が起動回路を介
    してさらに直流電源に接続するとともに、放電ランプの
    点灯に関連する他の制御をも受けて制御信号を発生する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1ないし
    10のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置。
  12. 【請求項12】制御手段は、フィラメント加熱用インピ
    ーダンスのいずれか高周波出力が得られる方の端子から
    電源が供給されることを特徴とする請求項6、8および
    9のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置。
  13. 【請求項13】高周波発生手段および放電ランプは、導
    電的に接続されていることを特徴とする請求項8または
    9記載の放電ランプ点灯装置。
  14. 【請求項14】高周波発生手段および放電ランプは、絶
    縁トランスを介して導電的に絶縁されていることを特徴
    とする請求項8または9記載の放電ランプ点灯装置。
  15. 【請求項15】高周波電圧検出手段は、コンデンサ分圧
    回路およびコンデンサ分圧手段の出力側コンデンサと並
    列接続された定電圧手段を含んでいることを特徴とする
    請求項8ないし13のいずれか一記載の放電ランプ点灯
    装置。
  16. 【請求項16】高周波電圧検出手段は、抵抗器および定
    電圧手段の直列回路を含み、定電圧手段の端子電圧によ
    ってスイッチを制御するように構成されていることを特
    徴とする請求項8ないし13のいずれか一記載の放電ラ
    ンプ点灯装置。
  17. 【請求項17】高周波電圧検出手段は、フィラメント加
    熱用インピーダンスの電圧に応動する発光手段であり;
    スイッチは、発光手段に応動するフォトトランジスタで
    ある;ことを特徴とする請求項8ないし12および14
    のいずれか一記載の放電ランプ点灯装置。
  18. 【請求項18】フィラメント加熱用インピーダンスは、
    直列接続された一対のインピーダンスであり;高周波電
    圧検出手段は、一対のインピーダンスの一方の端子電圧
    を検出する;ことを特徴とする請求項17記載の放電ラ
    ンプ点灯装置。
  19. 【請求項19】放電ランプは、直列接続された複数の放
    電ランプからなることを特徴とする請求項17または1
    8記載の放電ランプ点灯装置。
  20. 【請求項20】照明装置本体と;照明装置本体に配設さ
    れた請求項1ないし19のいずれか一記載の放電ランプ
    点灯装置と;を具備していることを特徴とする照明装
    置。
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