JPH10222310A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JPH10222310A
JPH10222310A JP9026755A JP2675597A JPH10222310A JP H10222310 A JPH10222310 A JP H10222310A JP 9026755 A JP9026755 A JP 9026755A JP 2675597 A JP2675597 A JP 2675597A JP H10222310 A JPH10222310 A JP H10222310A
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JP9026755A
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English (en)
Inventor
Yasushi Ayaki
靖 綾木
Junichi Komeno
潤一 米野
Toshiharu Etsuno
俊治 越野
Yoshitaka Yaguchi
義孝 矢口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019980003899A priority patent/KR100326656B1/ko
Priority to EP98102282A priority patent/EP0858072A3/en
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Priority to KR1020010021405A priority patent/KR100343005B1/ko
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各入出力コマンドに対して入出力実行時間を
予測して、優先度の高い動画像データ等の確実な連続記
録再生の保証と、優先度の低い入出力コマンドの効率的
処理を実現することのできる記録再生装置を得ること。 【解決手段】 入出力コマンドが実行時間予測ありの場
合には、入出力動作のパラメータと、HDDの内部状態
によって入出力コマンドの実行時間を予測し、実行時間
の最大許容時間である締切時間と比較して、予測された
実行時間が締切時間以内ならデータ入出力を実行する。
また、予測された実行時間が締切時間を越えていれば、
本発明の記録再生装置はデータ入出力を実行せず、外部
機器にその判定結果を通知等の処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
等の記録再生装置に関するものであり、特に動画像デー
タなどのリアルタイムデータを記録再生する記録再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気ディスク装置等の記録再生装
置における記録密度、転送速度は、急速に向上し続けて
おり、このような磁気ディスク装置等は動画像データの
記録再生にも用いられている。磁気ディスク装置におい
て動画像データを所定のレートで連続して記録再生する
ためには、磁気ディスク装置に対する入出力要求を所定
の時間内に処理する必要がある。また、複数の入出力要
求を処理する場合には、各入出力要求の正確な時間管理
が必要となる。入出力要求の時間管理は、磁気ディスク
装置を制御するホストコンピュータのソフトウェア処理
により行うことができる。しかし、入出力要求をリアル
タイムに時間管理することはCPU負荷が大きくなると
いう問題があった。そのため、特開平8−171526
号公報に示されるように、磁気ディスク装置とホストコ
ンピュータの間に専用のインタフェース装置を接続し
て、入出力要求の時間管理を行っていた。
【0003】以下、添付の図面を参照しながら、上記従
来のインタフェース装置による入出力要求の時間管理に
ついて説明する。図12は前述のインタフェース装置を
用いた記録再生装置のシステムの全体構成を示すブロッ
ク図である。 図12に示すように、ホストコンピュー
タ11、基準クロック生成部12及びインタフェース装
置13は、入出力バス15にそれぞれ接続されており、
ディスク装置14はデータバス150を介してインタフ
ェース装置13に接続されている。インタフェース装置
13はバスインターフェース制御部22(以下、バスI
/F制御部22と略称)、入出力制御部24、スケジュ
ール管理部21、優先度付きキュー管理部23を具備し
ている。インタフェース装置13において、スケジュー
ル管理部21は、入出力要求の実行順序の制御を行って
いる。
【0004】ホストコンピュータ11は、インタフェー
ス装置13に対してデータの入出力要求を発行する。入
出力要求は入出力バス15を通ってインタフェース装置
13のバスI/F制御部22において受信され、コマン
ドバス151を介して優先度付きキュー管理部23に格
納される。優先度付きキュー管理部23では、優先度付
きキュー、ペンディングキュー、入出力実行キューの管
理を行う。基準クロック生成部12において生成された
基準クロック情報は、入出力バス15を通り、バスI/
F制御部22を介してスケジュール管理部21に格納さ
れる。スケジュール管理部21は、入出力要求を優先度
付きキュー管理部23内の優先度付きキューに引き渡
す。続いて、スケジュール管理部21は、優先度付きキ
ュー内に入出力要求が含まれているか否かを判定する。
【0005】優先度付きキュー内に入出力要求が含まれ
ている場合には、スケジュール管理部21はその入出力
要求を取り出し、処理時間が規定されている優先度の高
い要求か否かを判定する。優先度が高い場合にはその入
出力要求を入出力制御部24に転送し、優先度が低い場
合にはペンディングキューに追加する。優先度付きキュ
ー内に入出力要求が含まれていない場合には、ペンディ
ングキューをチェックする。ペンディングキューに入出
力要求があれば取り出し、設定された処理時間内であれ
ばその入出力要求を実行する。その入出力要求が処理時
間を過ぎタイムアウトの場合には、破棄またはペンディ
ングキューに戻す。入出力制御部24はディスク装置1
4を制御し、データの入出力を指示するとともに、デー
タの書込または読み出しを実行する。以上のように、従
来の記録再生装置においては、時間的に制約のある優先
度の高い入出力要求を優先的に実行し、優先度の低い入
出力要求をペンディングとすることにより、優先度の高
い動画像データを連続して記録再生していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の記録再生装置に
おいて、優先度が高い入出力要求がキューに存在せず、
優先度の低い入出力要求のみがキューに存在する場合に
は、無条件に優先度の低い入出力要求が実行される。そ
のため、優先順位の低い入出力要求の実行中において、
ホストコンピュータ等の外部機器から優先度の高い入出
力要求が入力されても、優先度の低い入出力要求の実行
が終了した後でなければ、その優先度の高い入出力要求
は実行されなかった。この場合において、外部機器には
その優先度の高い入出力要求が実行されない理由が通知
されず、その実行が終了するまで待機の状態となってい
た。即ち、従来の記録再生装置においては、入出力要求
の実行時間を考慮した時間管理がなされておらず、優先
度の高い入出力要求が入力されても、優先的に実行され
ない場合があった。
【0007】さらに、記録再生装置におけるディスク装
置の入出力要求の実行時間は、目標領域へのアクセス時
間、即ちシーク時間、回転待ち時間等の変動と一時記憶
回路の使用状況によって大きく変動する場合があった。
上記構成の従来の記録再生装置においては、インタフェ
ース装置および外部機器において、ディスク装置のアク
セス時間、一時記憶回路の使用状況等に関する情報を得
る手段がないため、実行時間を正確に予測することがで
きなかった。そのため、従来の記録再生装置において、
締切時間を守るように時間管理する場合には、安全を見
込んで過大な実行時間を想定して時間管理する必要があ
り、処理効率が低下するという課題があった。本発明は
上記課題に鑑み、外部機器からの各入出力要求に対して
入出力要求の実行時間を予測して、確実な処理を保証す
ることができる記録再生装置を提供することを目的とす
ると共に、優先度の高い動画像データ等の確実な連続記
録再生を保証し、優先度の低い入出力要求の効率的処理
を実現できる記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の記録再生装置は、外部機器からの入出力実
行時間予測要求が入力される入力手段と、前記入出力実
行時間予測要求に対して入出力要求の実行時間を予測す
る判定手段と、を具備する。このため、本発明の記録再
生装置は、入出力要求に対して実行時間を正確に予測し
て、外部機器に応答することにより、入出力要求の実行
時間を確保することができる。また、本発明の記録再生
装置は、入出力要求の種別によって複数のセグメントに
分割可能な一時記憶回路を具備し、前記判定手段が、外
部機器からの入出力要求に対して、記録媒体におけるア
クセス時間と記録再生時間の予測結果と対応するセグメ
ントの使用状況から入出力要求の実行時間を予測する。
【0009】また、本発明の記録再生装置は、外部機器
からの入出力要求に対して、実行時間を予測し、予測さ
れた実行時間が外部機器から設定された締切時間内に実
行可能か否かを判定する判定手段と、前記判定手段にお
いて実行可能と判定された場合には当該入出力要求を実
行し、実行不可能と判定された場合には処理を終了して
その判定結果により当該外部機器へ応答する入出力要求
処理手段と、を具備する。このため、本発明の記録再生
装置は、締切時間内に入出力可能なデータサイズを予測
して応答することにより、優先度の高い要求の実行時間
を保証した上で、優先度の低い要求に対して最大限の転
送レートを提供し、処理効率の向上を図ることができ
る。また、本発明の記録再生装置において、ホストコン
ピュータ等の外部機器は入出力要求が締切時間内に実行
可能であるか判定できるため、各データ入出力に対して
実行終了時間を保証することができ、入出力要求のリア
ルタイム時間管理を容易に実行することができる。
【0010】また、本発明の記録再生装置は、入出力要
求の種別によって複数のセグメントに分割可能な一時記
憶回路を具備し、前記判定手段が、外部機器からの入出
力要求に対して、記録媒体におけるアクセス時間と記録
再生時間の予測結果と対応するセグメントの使用状況か
ら入出力要求の実行時間を予測する。また、本発明の記
録再生装置は、外部機器からの入出力データサイズ要求
に対して、外部機器から設定された締切時間内に入出力
可能なデータサイズにより応答する判定手段を具備す
る。また、本発明の記録再生装置は、入出力要求の種別
によって複数のセグメントに分割可能な一時記憶回路を
具備し、前記判定手段が、外部機器からの入出力要求に
対して、記録媒体におけるアクセス時間と記録再生時間
の予測結果と対応するセグメントの使用状況から前記締
切時間内に入出力可能なデータサイズを予測する。ま
た、本発明の記録再生装置は、入出力要求の種別によっ
て複数のセグメントに分割可能な一時記憶回路を具備
し、前記判定手段が、外部機器からの書き込みサイズ要
求に対して、対応するセグメントの空きサイズを書き込
み可能なデータサイズとして応答する。
【0011】さらに、本発明の記録再生装置は、入出力
要求の種別に応じて複数のセグメントに分割可能な一時
記憶回路と、記録媒体から指定された領域を読み出して
対応するセグメントへの一時記憶のみを行う先読み手段
とを具備し、先読みサイズ要求に対して、先読み可能な
データサイズとして対応するセグメントの空きサイズを
応答し、読み出しサイズ要求に対して、対応するセグメ
ントの先読み済みデータサイズを読み出し可能データサ
イズとして応答する。このため、本発明の記録再生装置
は、書き込みデータサイズ要求に対して、対応するセグ
メントの空きサイズを応答し、読み出しデータサイズ要
求に対して、先読み済みデータサイズを応答し、先読み
データサイズ要求に対しては対応するセグメントの空き
サイズを応答することにより、入出力データを常にバー
スト転送することができ、入出力要求の時間管理を正確
かつ容易にするとができる。また、入出力バスの占有時
間を短縮できるという効果が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の記録再生装置の好
ましい実施例のディスク装置について、添付の図面を参
照しながら説明する。
【0013】《実施例1》図1は実施例1におけるディ
スク装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、ディスク装置は、ホストコンピュータなどの外部機
器(図示せず)に入出力バスを介して接続されており、
外部機器とのデータの送受信はインタフェース回路2に
より行われる。図1に示すように、実施例1のディスク
装置は、インタフェース回路2の他に、データの一時記
憶回路であるバッファRAM3、データのエンコード及
びデコードを行うリード/ライト信号処理回路4、ヘッ
ド・ディスク機構5、アクチュエータ駆動回路8、及び
HDD制御回路9を具備している。ここでRAMはラン
ダムアクセスメモリを示し、HDDはハードディスクド
ライブを示す。
【0014】ヘッド・ディスク機構5はディスク1、ヘ
ッド機構6、及びアクチュエータ7等を有しており、ア
クチュエータ7はアクチュエータ駆動回路8により駆動
されている。また、HDD制御回路9は、外部機器から
の各種コマンドに基づいて、バッファRAM3、リード
/ライト信号処理回路4、及びアクチュエータ駆動回路
8を制御している。インターフェース回路2は、外部機
器からのデータ及び要求であるコマンドをバッファRA
M3、及びHDD制御回路9にそれぞれ出力する。ま
た、インターフェース回路2は、バッファRAM3から
のデータ及び、HDD制御回路9からのコマンド応答を
外部機器に出力する。
【0015】リード/ライト信号処理回路4は、バッフ
ァRAM3からの書き込みデータをエンコードし、ライ
ト信号としてヘッド6aに出力する。また、リード/ラ
イト信号処理回路4は、ディスク1のトラックからヘッ
ド6aにより読み出されたリード信号をデコードして、
読み出しデータとしてバッファRAM3に出力する。H
DD制御回路9は、外部機器からのコマンドをインター
フェース回路2を介して受け取り、コマンドを解釈し
て、バッファRAM3、リード/ライト信号処理回路
4、及びアクチュエータ駆動回路8を制御して、データ
の書き込み、読み出しを実行する。また、HDD制御回
路9は、応答を要するコマンドの場合には、インターフ
ェース回路2を介して外部機器にコマンド応答を通知す
る。アクチュエータ駆動回路8は、HDD制御回路9か
らのアクチュエータ制御信号に基づいて、アクチュエー
タ7に駆動信号を出力し、アクチュエータ7を駆動制御
し、ヘッド機構6を介してヘッド6aを移動させる。
【0016】[HDD制御回路の動作]以上のように構
成された実施例1のディスク装置におけるHDD制御回
路9の動作について図2及び図3を参照して説明する。
図2は、実施例の形態1におけるHDD制御回路9が入
出力コマンドを処理する時の動作を示すフローチャート
である。図2において、入出力コマンドが外部機器から
インターフェース回路2を介してHDD制御回路9に入
力されると(ステップS1)、HDD制御回路9は入力
された入出力コマンドが実行時間予測を行うコマンドで
あるか否かを判別する(ステップS2)。
【0017】入力された入出力コマンドが実行時間予測
を行うコマンド(実行時間予測コマンド)である場合に
は、コマンドパラメータとして引き渡された入出力動作
のパラメータとHDDの内部状態により、入出力コマン
ドの実行時間を予測する(ステップS3)。次に、予測
した実行時間がコマンドパラメータとして引き渡され
た、実行時間の最大許容時間である締切時間と比較され
る(ステップS4)。実行時間が締切時間以内ならデー
タ入出力を実行し(ステップS5)、実行時間が締切時
間オーバーなら入出力を実行せず、エラー終了処理とし
てその判定結果を外部機器へ通知する(ステップS
6)。一方、ステップS2において、入力された入出力
コマンドが実行時間予測を行うコマンドでないと判定さ
れた場合には、即、ステップS5においてデータ入出力
が実行される。
【0018】図3は、実施例1におけるHDD制御回路
9が実行時間予測コマンドを処理する時の動作を示すフ
ローチャートである。図3において、実行時間予測コマ
ンドが外部機器からHDD制御回路9に入力されると
(ステップS11)、HDD制御回路9は、コマンドパ
ラメータとして引き渡された入出力動作の各パラメータ
と、HDDの内部状態によって入出力コマンドの実行時
間を予測する(ステップS12)。予測した実行時間は
通知処理される(ステップS13)。
【0019】[実行時間予測処理]次に、図3に示した
実行時間予測処理におけるステップS12の詳細な動作
について添付の図4から図7を参照して説明する。図4
は、書き込みコマンドの実行時間、すなわち外部機器か
らバッファRAM3へのデータ転送が終了する時間を予
測する処理の流れを示すフローチャートである。図4に
示すように、HDD制御回路9は、まず、セグメントの
空きサイズと転送すべき書き込みデータのサイズ(転送
データサイズ)とを比較する(ステップS21)。ステ
ップS21において、空きサイズの方が大きいか等しけ
れば、バス転送速度と転送データサイズから連続転送間
の転送終了時間を計算する(ステップS27)。一方、
転送データサイズの方が空きサイズより大きい時、オー
バーフロー発生の有無が判定される(ステップS2
2)。
【0020】オーバーフローの発生がない場合には、バ
ス転送速度と転送データサイズから転送終了時間を計算
する(ステップS27)。オーバーフローが発生する場
合には、オーバーフロー発生時の未転送データサイズを
計算する(ステップS23)。次に、計算した未転送デ
ータサイズから転送終了発生期間を判定し(ステップS
24)、その転送終了発生期間によって場合分けを行
う。各場合において、未転送データの転送終了時間が計
算される(ステップS25、又はS26)。
【0021】次に、実行時間予測処理の各処理ステップ
の詳細を図5及び図6を用いて説明する。図5は実施例
1におけるバッファRAM3の各パラメータを示す図で
ある。図5に示すように、実施例1において、バッファ
RAM3に関する各パラメータを以下のように定義す
る。外部機器からバッファRAM3への転送速度をVb
(単位:MB/s)、バッファRAM3からディスク1
への書き込み速度をVd(単位:MB/s)、書き込み
コマンドに割り当てられたセグメントサイズをMb(単
位:kB)、転送すべき書き込みデータサイズをMc
(単位:kB)とする。
【0022】また、時間t(単位:ms)の関数とし
て、時点tにおけるセグメント蓄積量をMs(t)(単位:
kB)とし、セグメント内のデータの内、時点tにおけ
る以前のコマンドによりセグメントに転送されたデータ
の残量をMd(t)(単位:kB)とし、新たに発行するコ
マンドにより転送すべきデータの内、オーバーフロー発
生時点Tovfにおける未転送のデータ量をMu(Tovf)
(単位:kB)とする。図6は上記セグメント蓄積量M
s(t)、以前のコマンドによるデータの残量Md(t)、新た
に発行するコマンドによる時点tにおける未転送データ
量Mu(t)の時間推移の一例を示すグラフである。図6に
示すグラフでは各パラメータを、Vb=16(MB/
s)、Vd=4(MB/s)、Mb=128(kB)、M
c=96(kB)、Md(0)=Ms(0)=64(kB)とい
設定している。また、以前のコマンドによるアクセス期
間であるTw1=8(ms)、新たに発行された新規コマ
ンドによるアクセス期間であるTw2=12(ms)、以
前のコマンドによるディスク書込期間であるTd1=16
(ms)、新たに発行された新規コマンドによるディス
ク書込期間であるTd2=24(ms)と設定している。
【0023】図6に示すように、転送されたデータが最
終的にディスク1に書き込まれるまでの期間を以下の4
つの期間に分けて、セグメント蓄積量Ms(t)及び各種の
計算を行う。
【0024】(1) T1期間:0<t≦Tw1 T1期間は、予測時点から以前のコマンドによるヘッド
シーク及び回転待ち期間である。アクセス期間Tw1は、
予測時点のヘッド位置と目標ヘッド位置、ヘッドシーク
時の速度プロフィール、ディスクの回転速度から計算さ
れる。すでにヘッドシーク及び回転待ちが終了している
時はアクセス期間Tw1=0である。
【0025】(2) T2期間:Tw1<t≦Tw1+Td1 T2期間は、予測時点から以前のコマンドによるデータ
のディスク書き込み期間である。ディスク書込期間Td1
は、予測時点でのデータ残量Md(0)とディスク書き込み
速度Vdから、次式で計算される。 Td1=Md(0)/Vd −−−−−(1)
【0026】 (3) T3期間:Tw1+Td1<t≦Tw1+Td1+Tw2 T3期間は、これから新たに発行する新規コマンドによ
るヘッドシーク及び回転待ち期間である。アクセス期間
Tw2は、T2期間終了時点のヘッド位置と目標ヘッド位
置、ヘッドシーク時の速度プロフィール、ディスクの回
転速度から計算される。
【0027】(4) T4期間:Tw1+Td1+Tw2<t
≦Tw1+Td1+Tw2+Td2 T4期間は、これから新たに発行する新規のコマンドに
よるデータのディスク書き込み期間である。ディスク書
込期間Td2は、転送すべきデータサイズMcとディスク
書き込み速度Vdから、次式で計算される。 Td2=Mc/Vd −−−−−(2)
【0028】次に、図4に示した書き込みコマンドの実
行時間予測処理における各ステップの詳細を説明する。
ステップS21:セグメント空きサイズと転送データサ
イズとの比較予測時点のセグメントの空きサイズ(Mb
−Ms(0))と転送データサイズMcを比較する。
【0029】 ステップS22:オーバーフロー発生の有無の判定 転送データサイズがセグメント空きサイズより大きい時
(Mb−Ms(0)<Mc)、データ転送中にセグメントがオ
ーバーフローする可能性があるため、セグメントの蓄積
量を計算してオーバーフロー発生の有無を判定する。
【0030】以前のコマンドでセグメントに転送された
データの残量Md(t)は以下の式で与えられる。 T1期間: Md(t)=Md(0) −−−−−(3) T2期間: Md(t)=Md(0)−Vd・(t−Tw1)−−−−−(4) 以前のコマンドによるデータ量が上式に従って減少する
一方、外部機器からバッファRAM3に書き込みデータ
が転送され、オーバーフローが発生する前のセグメント
蓄積量Ms(t)は次式で与えられる。 Ms(t)=Md(t)+Vb・t −−−−−(5)
【0031】オーバーフロー発生の条件は、バッファR
AM3にデータ量Mcの連続転送をする前にセグメント
蓄積量Ms(t)がセグメントサイズMbを超えてしまうこ
とであるから次式で表される。なお、次式において、T
ovfはオーバーフロー時点を示し、Md(Tovf)はオーバー
フロー発生時点における残データ量である。 Md(Tovf)+Vb・Tovf=Mb かつ Tovf≦Mc/Vb −−(6) 上記(6)式のMd(t)に(3)及び(4)式を代入して
オーバーフロー発生時点Tovfを求め、オーバーフロー
発生の有無の判定を行う。
【0032】ステップS23:オーバーフロー発生時の
未転送データサイズの計算オーバーフロー発生までにバ
ッファRAM3に転送されるデータサイズは、Vb・To
vfで与えられるため、オーバーフロー発生時点で未転送
のデータサイズMu(Tovf)は、次式で与えられる。 Mu(Tovf)=Mc−Vb・Tovf −−−−−(7)
【0033】ステップS24:転送終了発生期間の判定 オーバーフロー発生後はバッファRAM3のデータがデ
ィスク1に書き込まれて減少した分だけバッファRAM
3に転送することができるため、オーバーフロー発生時
の未転送データサイズMu(Tovf)がバッファRAM3か
らディスク1に書き込まれた時点でデータ転送は終了す
る。転送中に、ヘッドシーク及び回転待ちが発生すると
ディスク書き込みが中断し、バッファRAM3への転送
も中断する。従って、ヘッドシーク及び回転待ち期間で
あるT1及びT3期間に転送が終了することはないた
め、転送終了はT2期間またはT4期間となる。また、
新規コマンドによるヘッドシーク及び回転待ちが、転送
中に発生しない場合にはT2期間に転送が終了し、発生
する場合にはT4期間に転送が終了する。新規コマンド
によるヘッドシーク及び回転待ちが発生するか否かは、
オーバーフロー発生時の未転送データサイズMu(Tovf)
と以前のコマンドによるデータの残量Md(Tovf)とを比
較して判定できる。
【0034】未転送データサイズMu(Tovf)<以前のコ
マンドよるデータ残量Md(Tovf)の時:バッファRAM
3への転送が終了するまで、以前のコマンドによるデー
タの書き込みが継続するため、新規コマンドによるヘッ
ドシークおよび回転待ちが発生して転送が中断されるこ
とはない。この場合の、未転送データ転送終了時間の計
算をステップS25において行う。
【0035】未転送データサイズMu(Tovf)≧以前のコ
マンドよるデータ残量Md(Tovf)の時:バッファRAM
3への転送が終了する前に、以前のコマンドによるデー
タ書き込みが終了し、新規コマンドによるヘッドシーク
および回転待ちによってバッファRAM3への転送が中
断される。この場合の未転送データ転送終了時間の計算
をステップS26において行う。
【0036】ステップS25:未転送データ転送終了時
間の計算1(T2期間に転送終了)この場合には、転送
終了がT2期間であるため、オーバーフロー発生時はT
1期間またはT2期間となる。オーバーフロー発生時点
によって、未転送データの転送中に、ヘッドシーク及び
回転待ちによる転送中断期間が含まれる場合があるた
め、転送終了時間Tdの計算式は、オーバーフロー発生
時点によって分かれる。
【0037】(1)オーバーフローがT1期間内に発生
した場合:未転送データの転送中に、転送中断期間(T
w1−Tovf)が含まれる。転送終了時間Td(単位:m
s)は、オーバーフローが発生するまでの時間と転送中
断期間とを加え、さらにオーバーフロー時点までに転送
されたデータがディスクに書き込まれる時間を加えたも
のである。この転送終了時間Tdは次式で計算される。 Td=Tovf+(Tw1−Tovf)+(Mc−Vb・Tovf)/Vd =Tw1+(Mc−Vb・Tovf)/Vd −−−−−(8) (2)オーバーフローがT2期間内に発生した場合:未
転送データの転送中に、転送中断期間は含まれない。転
送終了時間Tdは、次式で計算される。 Td=Tovf+(Mc−Vb・Tovf)/Vd −−−−−(9)
【0038】ステップS26:未転送データ転送終了時
間の計算2(T4期間に転送終了)この場合、転送終了
はT4期間であるため、オーバーフロー発生はT1期間
からT4期間のすべての期間内で起こる場合がある。 (1)オーバーフローがT1期間内に発生した場合: Td=Tovf+(Tw1−Tovf)+Tw2+(Mc−Vb・Tovf)/Vd =Tw1+Tw2+(Mc−Vb・Tovf)/Vd −−−(10) (2)オーバーフローがT2期間内に発生した場合: Td=Tovf+Tw2+(Mc−Vb・Tovf)/Vd −−−(11) (3)オーバーフローがT3期間内に発生した場合: Td=Tovf+(Tw1+Td1+Tw2−Tovf)+(Mc−Vb・Tovf)/Vd =Tw1+Td1+Tw2+(Mc−Vb・Tovf)/Vd −−−(12) (4)オーバーフローがT4期間内に発生した場合: Td=Tovf+(Mc−Vb・Tovf)/Vd −−−(13)
【0039】ステップS27:連続転送時の転送終了時
間の計算外部機器からバッファRAM3に連続して全デ
ータを転送できる場合には、転送終了時間Tdは次式で
計算される。 Td=Mc/Vb −−−−−(14)
【0040】次に、上記書き込みコマンドの実行時間予
測処理の各ステップにおいて具体的な全実行時間を求め
る例を以下に説明する。 ステップS21: 予測時点のセグメント空きサイズ(Mb−Ms(0))=64 (kB) 転送データサイズ(Mc)=96 (kB) であり、Mb−Ms(0)<Mcであるため、オーバーフロー
発生の可能性がある。
【0041】ステップS22:以前のコマンドでセグメ
ントに転送されたデータの残量Md(t)は、(3)および
(4)式で計算する。 0≦t<8 (T1期間): Md(t)=64 (kB) 8≦t<24(T2期間): Md(t)=64−Vd・(t−8) (kB) 上式と、オーバーフロー発生条件の(6)式より、 Md(Tovf)+16・Tovf=128、かつTovf≦6 となる。この式に上記T1期間のMd(t)=64をMd(T
ovf)に代入すると、Tovf=4が求まり、上記T2期間
のMd(t)=64−Vd・(t−8)の場合には解はな
い。
【0042】ステップS23:未転送データサイズは、
次式で与えられる。 Mc−Vb・Tovf=32 −−−−−(15)
【0043】ステップS24:オーバーフロー発生時点
での未転送データサイズ=32、オーバーフロー発生時
点の以前のコマンドよるデータの残量=64であり、転
送終了はT2期間である。
【0044】ステップS25:オーバーフロー発生はT
1期間であるから、未転送データの転送終了時間Tdを
(8)式で計算する。 Td=Tw1+(Mc−Vb・Tovf)/Vd =8+(96−16・4)/4=16(ms)−−−−(16) 以上の手順で、書き込みコマンドの実行時間すなわち転
送終了時間を計算することができる。他のパラメータの
組み合わせの場合においても上記計算と同様に、転送終
了時間を求めることができる。
【0045】図7は、読み出しコマンドの実行時間、す
なわちバッファRAM3からのデータ転送終了時間を予
測する処理の流れを示すフローチャートである。図7に
示すように、HDD制御回路9は、まず、バッファRA
M3の先読み済みデータサイズと転送データサイズとを
比較する(ステップS31)。なお、本実施例におい
て、先読み済みデータサイズとはディスクから一旦一時
記憶回路に格納されたデータサイズのことをいう。ステ
ップS31において、先読み済みデータサイズの方が転
送データサイズより大きければ、バス転送速度と転送デ
ータサイズから連続転送時の転送終了時間を計算する
(ステップS37)。一方、ステップS31において、
転送データサイズの方が先読み済みデータサイズより大
きい時、アンダーフロー発生の有無が判定される(ステ
ップS32)。
【0046】ステップS32において、アンダーフロー
の発生がないと判定された場合には、バス転送速度と転
送データサイズから連続転送時の転送終了時間を計算す
る(ステップS37)。一方、アンダーフローが発生す
る場合には、アンダーフロー発生時の未転送データサイ
ズを計算し(ステップS33)、計算した未転送データ
サイズから転送終了発生期間を判定する(ステップS3
4)。ステップS34において、転送終了発生期間によ
って場合分けを行い、転送終了時間を計算する(ステッ
プS35又はステップS36)。上記読み出しコマンド
の実行時間予測処理の各ステップの詳細は、前述の書き
込みコマンドにおける実行時間予測処理の各ステップの
場合と同様であるので省略する。
【0047】以上のように、実施例1のディスク装置は
入出力コマンドの実行時間をディスク装置において予測
することにより、実行時間を正確に予測することができ
る。また、予測した実行時間と締切時間である実行時間
の最大許容時間との比較によって入出力コマンド実行の
可否を決めることにより、ディスク装置自体が、入出力
コマンドの時間管理処理を行い、締め切り時間を正確に
規定することができる。従って、実施例1のディスク装
置は、実行時間を考慮した正確な時間管理が可能とな
り、優先度の高い要求の実行開始が待たされるという事
態を防止してリアルタイム処理を行うことができる。
【0048】《実施例2》次に、本発明の実施例2にお
けるディスク装置について説明する。なお、実施例2に
おけるディスク装置の構成は、前述の図1に示した実施
例1のディスク装置の構成と実質的に同様である。実施
例2におけるHDD制御回路9の動作について添付の図
8を参照して説明する。図8は、実施例2のディスク装
置におけるHDD制御回路9が転送データサイズ要求コ
マンドを処理する時の動作を示すフローチャートであ
る。
【0049】図8に示すように、転送データサイズ要求
コマンドが外部機器からHDD制御回路9に入力される
と(ステップS41)、HDD制御回路9はコマンドパ
ラメータとして引き渡された目標アドレス、バッファR
AM3の使用状況、ヘッド位置から、コマンドパラメー
タとして引き渡された締切時間に入出力可能なデータサ
イズが予測される(ステップS42)。次に、予測され
たデータサイズは、例えばホストコンピュータ等の外部
機器に通知される(ステップS43)。
【0050】[データサイズ予測処理]以下、実施例2
のHDD制御回路9におけるデータサイズ予測処理の詳
細について添付の図9及び図10を参照しながら説明す
る。図9は、締切時間内に書き込み可能なデータサイズ
を予測する処理の流れを示すフローチャートである。図
9に示すように、HDD制御回路9は、まず、セグメン
トの空きサイズと、最大転送データサイズ、すなわち締
切時間内に常にバッファRAM3に連続転送した場合の
転送データサイズとを比較する(ステップS51)。
【0051】ステップS51において、空きサイズの方
が最大転送データサイズより大きいか等しい時、最大転
送データサイズを入出力可能データサイズとする(ステ
ップS56)。一方、ステップS51において、最大転
送データサイズの方が空きサイズより大きい時、転送中
にオーバーフローが発生するかを否かが判定される(ス
テップS52)。ステップS52において、オーバーフ
ローが発生しないと判定された場合には、最大転送デー
タサイズを入出力可能なデータサイズとする(ステップ
S56)。反対に、オーバーフローが発生すると判定さ
れた場合には、オーバーフロー発生時の転送データサイ
ズの計算(ステップS53)と、締切時間までの残時間
における転送可能なデータサイズの計算(ステップS5
4)とを実行する。そして、ステップS55において、
オーバーフロー発生時の転送データサイズと残時間での
転送データサイズを加算して全転送データサイズを計算
する。
【0052】次に、HDD制御回路9におけるデータサ
イズ予測処理の各ステップの詳細をに説明する。まず、
データサイズ予測処理における各パラメータを以下のよ
うに定義する。外部機器からバッファRAM3への転送
速度をVb、バッファRAM3からディスク1への書き
込み速度をVd(単位:MB/s)、書き込みコマンド
に割り当てられたセグメントサイズをMb、書き込みコ
マンドの転送データサイズをMc(単位:kB)、締切
時間をTmax(単位:ms)とする。また、時間t(単
位:ms)の関数として、時点tにおけるセグメント蓄
積量をMs(t)(単位:kB)、時点tにおける以前のコ
マンドによりセグメントに転送されたデータの残量推移
をMd(t)とする(単位:kB)。前述の実施例1におけ
る処理と同様に、転送されたデータが最終的にディスク
に書き込まれるまでの期間を以下の4つの期間に分け
て、セグメント蓄積量および各種の計算を行う。
【0053】(1)T1期間:0<t≦Tw1 T1期間は、予測時点より以前のコマンドによるヘッド
シーク及び回転待ち期間である。 (2)T2期間:Tw1<t≦Tw1+Td1 T2期間は、予測時点より以前のコマンドによるデータ
のディスク書き込み期間である。 Td1=Md(0)/Vd (3)T3期間:Tw1+Td1<t≦Tw1+Td1+Tw2 T3期間は、これから新たに発行する新規コマンドによ
るヘッドシーク及び回転待ち期間である。 (4)T4期間:Tw1+Td1+Tw2<t≦Tw1+Td1+
Tw2+Td2 T4期間は、これから新たに発行する新規のコマンドに
よるデータのディスク書き込み期間である。T1期間か
らT3期間は転送データサイズによって変化せず、T4
期間は転送データサイズによって変化する。
【0054】以下、実行時間の最大許容時間である締切
時間内に書き込み可能なデータサイズであるか否かを予
測する処理における各ステップの詳細について説明す
る。ステップS51:セグメント空きサイズと最大転送
データサイズの比較予測時点のセグメントの空きサイズ
(Mb−Ms(0))と最大転送データサイズMmaxとを比較
する。Mmaxは締切時間内において常にバッファRAM
に連続転送できるところの転送データサイズであり。次
式で与えられる。 Mmax=Vb・Tmax −−−−−(17)
【0055】ステップS52:オーバーフロー発生の有
無の判定 空きサイズ≦最大転送データサイズの時:データ転送中
にセグメントがオーバーフローする可能性があるため、
データ転送中のメモリ蓄積量を計算しオーバーフロー発
生有無を判定する必要がある。オーバーフロー発生の条
件は、バッファRAM3にデータ量Mmaxの連続転送を
する前にセグメント蓄積量Ms(t)がセグメントサイズM
bを超えてしまうことであるから、次式で表される。 Md(Tovf)+Vb・Tovf=Mb、かつ Tovf≦Mmax/Vb −−−(18) 上記(18)式に前述の(3)及び(4)式を代入し
て、オーバーフロー時間Tovfを求めることで、オーバ
ーフロー発生の有無を判定する。
【0056】ステップS53:オーバーフロー発生時の
転送データサイズの計算オーバーフロー発生時の転送デ
ータサイズMovfは、次式で与えられる。Movf=Vb・
Tovf −−−−−(19)
【0057】ステップS54:残時間の転送データサイ
ズの計算オーバーフロー発生から締切時間までの残時間
の間、バッファRAM3からディスク1に書き込んたデ
ータ分、外部機器からバッファRAM3への転送が可能
である。締切時点とオーバーフロー時点がT1期間から
T4期間の中のどの期間にあるかによって場合分けを行
い、オーバーフロー発生から締切時点までの間に、バッ
ファRAM3からディスク1に書き込み可能な時間を計
算し、計算した書き込み可能時間と書き込み速度Vdと
から残時間に転送可能なデータサイズMdを計算する。
【0058】(1)締切時点がT1期間にある時:オー
バーフロー発生から締切時点までの残時間に、バッファ
RAM3からディスク1へのデータ書き込みは行われな
いため、バッファRAM3はオーバーフロー状態のまま
となり、転送できない。従って、残時間での転送データ
サイズMd(単位:kB)は0である。 Md=0 −−−−−(20)
【0059】(2)締切時点がT2期間内にある時:オ
ーバーフロー発生の時点がT1期間またはT2期間のい
ずれかの場合によって、残時間での転送データサイズM
d(単位:kB)は次の2つの式により与えられる。 オーバーフローがT1期間に発生した場合: Md=Vd・(Tmax−Tw1)−−−−−(21) オーバーフローがT2期間に発生した場合: Md=Vd・(Tmax−Tovf) −−−−−(22)
【0060】(3)締切時点がT3期間内にある時:オ
ーバーフロー発生の時点がT1期間からT3期間のいず
れかの場合によって、残時間での転送データサイズMd
は次の3つの式により与えられる。 オーバーフローがT1期間に発生した場合: Md=Vd・Td1 −−−−−(23) オーバーフローがT2期間に発生した場合: Md=Vd・(Tw1+Td1−Tovf)−−−−−(24) オーバーフローがT3期間に発生した場合: Md=0 −−−−−(25)
【0061】(4)締切時点がT4期間内にある時:オ
ーバーフロー発生の時点がT1期間からT4期間のいず
れかの場合によって、残時間での転送データサイズMd
は次の4つの式により与えられる。 オーバーフローがT1期間に発生した場合: Md=Vd・(Td1+Tmax−Tw1−Td1−Tw2)−−−−−(26) オーバーフローがT2期間に発生した場合: Md=Vd・(Tmax−Tovf−Tw2)−−−−−(27) オーバーフローがT3期間に発生した場合: Md=Vd・(Tmax−Tw1−Td1−Tw2)−−−−−(28) オーバーフローがT4期間に発生した場合: Md=Vd・(Tmax−Tovf) −−−−−(29)
【0062】ステップS55:全転送データサイズの計
算全転送データサイズMa(単位:kB)は前述の(1
9)式から得られるMovfと(20)〜(29)式から
得られるMdの和を計算して得られる。 Ma=Movf+Md −−−−−(30)
【0063】ステップS56:連続転送時の全転送デー
タサイズの計算Mb−Ms(0)≧Mcの時、外部機器からバ
ッファRAM3に連続して全データを転送できるため、
全転送データサイズMaは次式で計算される。 Ma=Vb・Tmax −−−−−(31)
【0064】図10は、締切時間内に読み出し可能なデ
ータサイズを予測する際の処理の流れを示すフローチャ
ートである。図10に示すように、HDD制御回路9
は、まず、セグメントの先読み済みデータサイズと、最
大転送データサイズ、即ち、締切時間内に常にバッファ
RAM3から連続読み出しした場合の転送データサイズ
とを比較する(ステップS61)。ステップS61にお
いて、先読み済みデータサイズの方が最大転送データサ
イズより大きい時、最大転送データサイズを入出力可能
データサイズとする(ステップS66)。
【0065】一方、ステップS61において、最大転送
データサイズの方が先読み済みデータサイズより大きい
か又は等しい時、転送中にアンダーフローが発生するか
否かを判定する(ステップS62)。ステップS62に
おいて、アンダーフローが発生しないと判定された場合
には、最大転送データサイズを入出力可能なデータサイ
ズとする(ステップS66)。反対に、アンダーフロー
が発生すると判定された場合には、アンダーフロー発生
時点の転送データサイズの計算(ステップS63)と、
締切時点までの残時間において転送可能なデータサイズ
の計算(ステップS64)を実行する。そして、アンダ
ーフロー発生時点の転送データサイズと残時間における
転送データサイズを加算して全転送データサイズを計算
する(ステップS65)。読み出し可能なデータサイズ
の予測処理の詳細については、前述の書き込み可能なデ
ータサイズの予測処理と同様であるので省略する。
【0066】以上のように、実施例2のディスク装置
は、締切時間内に入出力可能なデータサイズをディスク
装置において予測することにより、締切時間内に入出力
可能なデータサイズを正確に予測することができる。従
って、実施例2のディスク装置は、実行時間を考慮した
時間管理が可能となり、優先度の高い要求の実行開始が
待たされるという事態を防止してリアルタイムに処理す
ることができる。さらに、このディスク装置によれば、
締切時間を保証した上で転送可能な最大データサイズを
転送することが可能となり、優先度の高い要求の実行時
間を保証した上で、優先度の低い要求に対して最大限の
転送レートを提供し、処理効率を向上することができ
る。
【0067】《実施例3》次に、本発明の実施例3にお
けるディスク装置について説明する。なお、実施例3に
おけるディスク装置の構成は、前述の図1に示した実施
例1及び実施例2のディスク装置の構成と実質的に同様
である。実施例3におけるHDD制御回路9の動作につ
いて添付の図11を参照して説明する。
【0068】図11は、実施例3におけるHDD制御回
路9が転送データサイズ要求コマンドを処理する時の動
作を示すフローチャートである。図11に示すように、
転送データサイズ要求コマンドが外部機器からHDD制
御回路9に入力されると(ステップS71)、HDD制
御回路9は、入力したコマンドが読み出しデ−タサイズ
の要求か、先読みデータサイズの要求か、書き込みデー
タサイズの要求を判定する(ステップS72、S73、
S74)。なお、先読みデータサイズとは、ディスクか
ら一時記憶回路へ格納されるデータサイズのことをい
う。入力したコマンドが読み出しデ−タサイズの要求の
場合には、対応するセグメントの先読み済みデータサイ
ズを転送デ−タサイズとして設定する(ステップS7
5)。入力したコマンドが先読みデ−タサイズの要求の
場合には、対応するセグメントの空きサイズを先読みデ
−タサイズとして設定する(ステップS76)。また、
入力したコマンドが書き込みデ−タサイズの要求の場合
には、対応するセグメントの空きサイズを転送デ−タサ
イズとして設定する(ステップS77)。最後に、設定
された各データサイズを外部機器に通知する(ステップ
S78)。
【0069】以上のように、実施例3のディスク装置は
転送可能なデータサイズとして、ディスク装置のバッフ
ァRAM3を調べ、対応するセグメントの空きサイズま
たは先読み済みデータサイズを通知することにより、外
部機器とディスク装置の間は常に連続的なバースト転送
でデータ転送を行うことができ、入出力要求の実行時間
を転送すべきデータサイズとバスの転送速度のみから計
算することができる。従って、実施例3のディスク装置
は、入出力要求の実行時間を正確にかつ容易に計算する
ことができ、時間管理が容易になる。また、このディス
ク装置によれば、データの入出力が常にバースト転送で
行えるため、入出力バスの占有時間を削減できるという
効果が得られる。
【0070】なお、前述の実施例1及び実施例2におい
ては、書き込みコマンド及び読み出しコマンドに対して
それぞれセグメントを割り当てているが、さらに優先度
に応じてセグメントを分割しても良い。また、実施例1
及び実施例2においては、予測処理時点でセグメント内
に以前に発行されたコマンドによるデータが1個存在す
る場合についてだけ説明しているが、2個以上のコマン
ドによるデータが存在している場合でも同様に実行時間
及び転送可能データサイズを計算できることは明らかで
ある。また、実施例1及び実施例2においては、予測処
理の度にコマンドパラメータとして締切時間をHDDに
送っているが、別のコマンドであらかじめ設定してもよ
い。また、各実施例では記録再生可能な磁気ディスク装
置の場合について説明しているが、光ディスク装置など
の他の記憶装置あるいは、記録専用装置、再生専用装置
にも、本発明の技術思想は適用できる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明の記録再生装置
は、入出力要求に対して実行時間を予測して外部機器に
応答することにより、入出力要求の実行時間の時間管理
を精度高く行うことができる。また、本発明の記録再生
装置は、締切時間内に入出力可能なデータサイズを予測
して応答することにより、優先度の高い要求の実行時間
を保証した上で、優先度の低い要求に対して最大限の転
送レートを提供し、処理効率の向上を図ることができ
る。さらに、本発明の記録再生装置において、書き込み
データサイズ要求に対しては対応するセグメントの空き
サイズを応答し、読み出しデータサイズ要求に対しては
先読み済みデータサイズを応答し、先読みデータサイズ
要求に対しては対応するセグメントの空きサイズを応答
することにより、入出力データを常にバースト転送する
ことができ、入出力要求の時間管理を正確かつ容易に行
うことができる。また、本発明によれば、入出力バスの
占有時間を短縮できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるディスク装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の実施例1における入出力コマンドの処
理の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施例1における実行時間予測コマン
ドの処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施例1における書き込みコマンドの
実行時間予測処理の流れを示すフローチャート。
【図5】本発明の実施例1におけるバッファRAMの各
パラメータを示す図である。
【図6】本発明の実施例1におけるセグメント蓄積量、
データ残量、未転送データ量の一例を示すグラフであ
る。
【図7】本発明の実施例1における読み出しコマンドの
実行時間予測処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施例2における転送データサイズ要
求コマンドの処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施例2における書き込み可能データ
サイズ予測処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施例2における読み出し可能デー
タサイズ予測処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施例3における転送データサイズ
要求コマンドの処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図12】従来のインタフェース装置を用いたシステム
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 インタフェース回路 3 バッファRAM 4 リード/ライト信号処理回路 5 ヘッド・ディスク機構 6 ヘッド機構 7 アクチュエータ 8 アクチュエータ駆動回路 9 HDD制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢口 義孝 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器からの入出力実行時間予測要求
    が入力される入力手段と、前記入出力実行時間予測要求
    に対して入出力要求の実行時間を予測する判定手段と、
    を具備することを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 入出力要求の種別によって複数のセグメ
    ントに分割可能な一時記憶回路を具備し、前記判定手段
    が、外部機器からの入出力要求に対して、記録媒体にお
    けるアクセス時間と記録再生時間の予測結果と対応する
    セグメントの使用状況から入出力要求の実行時間を予測
    することを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 外部機器からの入出力要求に対して、実
    行時間を予測し、予測された実行時間が外部機器から設
    定された締切時間内に実行可能か否かを判定する判定手
    段と、 前記判定手段において実行可能と判定された場合には当
    該入出力要求を実行し、実行不可能と判定された場合に
    は処理を終了してその判定結果により当該外部機器へ応
    答する入出力要求処理手段と、を具備することを特徴と
    する記録再生装置。
  4. 【請求項4】 入出力要求の種別によって複数のセグメ
    ントに分割可能な一時記憶回路を具備し、前記判定手段
    が、外部機器からの入出力要求に対して、記録媒体にお
    けるアクセス時間と記録再生時間の予測結果と対応する
    セグメントの使用状況から入出力要求の実行時間を予測
    することを特徴とする請求項3記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 外部機器からの入出力データサイズ要求
    に対して、外部機器から設定された締切時間内に入出力
    可能なデータサイズにより応答する判定手段を具備する
    ことを特徴とする記録再生装置。
  6. 【請求項6】 入出力要求の種別によって複数のセグメ
    ントに分割可能な一時記憶回路を具備し、前記判定手段
    が、外部機器からの入出力要求に対して、記録媒体にお
    けるアクセス時間と記録再生時間の予測結果と対応する
    セグメントの使用状況から前記締切時間内に入出力可能
    なデータサイズを予測することを特徴とする請求項5記
    載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】 入出力要求の種別によって複数のセグメ
    ントに分割可能な一時記憶回路を具備し、前記判定手段
    が、外部機器からの書き込みサイズ要求に対して、対応
    するセグメントの空きサイズを書き込み可能なデータサ
    イズとして応答することを特徴とする請求項5記載の記
    録再生装置。
  8. 【請求項8】 入出力要求の種別に応じて複数のセグメ
    ントに分割可能な一時記憶回路と、記録媒体から指定さ
    れた領域を読み出して対応するセグメントへの一時記憶
    のみを行う先読み手段とを具備し、先読みサイズ要求に
    対して、先読み可能なデータサイズとして対応するセグ
    メントの空きサイズを応答し、読み出しサイズ要求に対
    して、対応するセグメントの先読み済みデータサイズを
    読み出し可能データサイズとして応答することを特徴と
    する記録再生装置。
JP9026755A 1997-02-10 1997-02-10 記録再生装置 Pending JPH10222310A (ja)

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US09/020,929 US6553476B1 (en) 1997-02-10 1998-02-09 Storage management based on predicted I/O execution times
SG1998000281A SG72788A1 (en) 1997-02-10 1998-02-10 Recording-reproducing apparatus and input/output control method for the recording-reproducing apparatus
KR1019980003899A KR100326656B1 (ko) 1997-02-10 1998-02-10 기록재생장치
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