JPH10221586A - カメラのパルスモータ駆動装置 - Google Patents
カメラのパルスモータ駆動装置Info
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- JPH10221586A JPH10221586A JP9026896A JP2689697A JPH10221586A JP H10221586 A JPH10221586 A JP H10221586A JP 9026896 A JP9026896 A JP 9026896A JP 2689697 A JP2689697 A JP 2689697A JP H10221586 A JPH10221586 A JP H10221586A
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Abstract
させることができるカメラのモータ制御装置を提供す
る。 【構成】固定の第1レンズ群L1、可動の第2レンズ群
L2および第3レンズ群L3を有するズームレンズ、ズ
ームレンズの絞りを開閉駆動する絞り用モータM1と、
第2レンズ群L2を移動させる2群パルスモータM2、
および第3レンズ群を移動させる3群パルスモータM3
を備え、各パルスモータM1、M2、M3を1−2相励
磁のパルスモータで構成し、レンズ側制御回路70は、
これらのパルスモータM1、M2、M3を偶数ステップ
角単位で駆動し、停止するときには、常に1相励磁位置
(ディテント位置)で励磁を切って停止させる。
Description
チルカメラに搭載されたパルスモータの駆動装置に関す
る。
焦点調節機構には、モータが使用されている。DCモー
タの場合には、焦点調節レンズの位置を検出する手段と
して、基準位置からの相対位置をエンコーダ等によって
検出する相対位置検出手段などが知られている。このエ
ンコーダを使用する場合は、エンコーダを収納するスペ
ースが必要であり、エンコーダの出力を検知する手段も
必要である。
に、回転角のステップ制御が可能なパルス(ステッピン
グ)モータの使用が考えられる。回転トルクが大きく、
制御回路が簡単な1−2相励磁方式(半ステップ駆動方
式)のパルスモータは、1相励磁位置で励磁を切って停
止したとき、つまり無励磁状態ではロータがその1相励
磁位置(ディテント位置)で停止するが、2相励磁した
位置で励磁を切って停止すると、ロータがディテント位
置とディテント位置との間に位置するので、いずれかの
ディテント位置に回転するおそれがある。したがって、
2相励磁位置で励磁を切ると、ロータがその2相励磁位
置に隣接するどちらかのディテント位置(1相励磁位
置)まで回転して停止してしまい、停止位置に誤差を生
じてしまうおそれがある。そのため、2相励磁位置で停
止させるときには、その2相の励磁を保持しなければそ
の安定位置を維持できないが、この場合は電力消費が増
大してしまう。
に鑑みてなされたもので、1−2相励磁パルスモータの
消費電流を少なくできるカメラのパルスモータ駆動装置
を提供するものである。
おいて、1−2相励磁のパルスモータと、駆動したパル
スモータを停止させるときは、1相励磁位置で励磁を切
って停止させる駆動制御手段と、を備えたことに特徴を
有する。前記1−2相励磁のパルスモータを、撮影レン
ズの焦点調節レンズ群移動用、絞りの開閉駆動用、ある
いはズームレンズのズーミング用に使用すれば、これら
の位置をパルスモータの駆動パルス数で制御可能にな
り、しかもパルスモータを停止するときには1相励磁位
置、つまりディテント位置で励磁を切るので、電力消費
を少なくできる。
する。図は、本発明を、パワーズームレンズを備えたデ
ジタルカメラに適用した一実施の形態を示している。こ
のデジタルカメラは、詳細は図示しないが、パワーズー
ムレンズ、CCD撮像素子を備えたズームレンズ部と、
メモリカードなど画像記憶装置、カラー液晶ディスプレ
イなどを備えたカメラ部とにより構成されている。
いて、図1を参照して説明する。ズームレンズ部は、レ
ンズ系として固定の第1レンズ群L1、可動の第2レン
ズ群L3および第3レンズ群L3を備え、ズームレンズ
部全体を制御するレンズ側制御回路(CPU)70を備
えている。このレンズ側制御回路70には、1−2相駆
動パルスモータとして、絞りを駆動する絞り用パルスモ
ータM1、ズームレンズの第2レンズ群L2駆動する2
群パルスモータM2、および第3レンズ群L3を駆動す
る3群パルスモータM3がそれぞれ、モータドライバ2
6、27、28を介して接続されている。本実施例のパ
ルスモータM1、M2、M3は、1−2相励磁パルスモ
ータである。
ンズ群L2が原点位置(初期位置)にあることを検知す
る初期位置検出手段として2群原点センサー22、第3
レンズ群L3の絶対位置を検出する3群用ボリューム4
0、絞りの原点位置(初期位置、本実施例では開放位
置)を検出する絞り原点センサー55、カラー撮像素子
(CCD撮像素子)18や、テレスイッチおよびワイド
スイッチを備えたズームスイッチ71、レリーズスイッ
チ72、被写体輝度を測定する測光装置73、測距装置
74が接続されている。測光装置73は、CCD撮像素
子18で兼用するのが一般的であるが、表記上、別に表
示してある。測距装置74は、パッシブタイプ、アクテ
ィブタイプを問うものではないが、本実施の形態はパッ
シブタイプであり、被写体距離(撮影距離)を検出する
ものとする。
7によって駆動され、CCD撮像素子18上に結像され
た光学的な画像情報を電気的な画像信号に変換して信号
処理回路75に出力する。信号処理回路75は、入力し
た画像信号をデジタルの画像データに変換して画像デー
タ記憶装置76に記録する。画像データ記憶装置76の
記憶メディアとしては、内蔵のフラッシュメモリ、着脱
自在なメモリカードなど各種の記録メディアが使用され
る。
ッテリ91は、カメラ部に装着し、電源スイッチ93が
オンしたときに、レギュレータ92を介して、あるいは
直接ズームレンズ部の各電子デバイスに電力供給する構
成にもできるが、説明を簡単にするために、これらはズ
ームレンズ部に搭載されているものとする。電源スイッ
チ93はレンズ側制御回路70に接続され、レンズ側制
御回路70は、電源スイッチ93がオンしたときに、レ
ギュレータ92を介して各電子デバイスに電力供給す
る。また、本実施例の電源スイッチ93は、レリーズス
イッチ72がオンしたときに撮像し、デジタル画像信号
を記憶装置76にメモリする撮像モードスイッチも兼ね
ている。
成は、図2〜図5に示すように、固定の正の第1レンズ
群L1と、可動の負の第2レンズ群L2及び正の第3レ
ンズ群L3との3群構成である。このレンズ系は、ズー
ミング(変倍)は、第2レンズ群L2と第3レンズ群L
3を移動させて行ない、フォーカシングは、第2レンズ
群L2を移動させて行なうバリフォーカルタイプである
が、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3の相対位置制
御は、カム溝によるものではない。設定焦点距離情報
(第2レンズ群L2の位置情報)と被写体距離(撮影距
離)情報に基づいて、第2レンズ群L2の位置はオープ
ン制御し、第3レンズ群L3の位置はクローズド制御す
るタイプである。なお、本実施の形態では、説明を容易
にするために、第2レンズ群L2を焦点調節用レンズ
群、2群パルスモータM2を焦点調節用モータとし、第
3レンズ群を変倍レンズ群、3群モータM3をパワーズ
ーム用のズームモータとして説明する。
は、1−2相励磁パルスモータである。したがって、励
磁が切られた状態では、何れかのディテント位置(1相
励磁位置)で停止している。つまり、1相励磁状態で励
磁を切ると、回転軸(ロータ)はその位置で停止し、2
相励磁状態で励磁を切ると、その位置で停止することも
あるが、ロータは左右いずれかの1相励磁位置まで回転
してディテント位置で停止することが多い。
1、M2、M3を常にディテント位置である1相励磁位
置で停止させる。従って、パルスモータM1、M2、M
3駆動(励磁)は、2相励磁および1相励磁を1セット
として、常に2相励磁から実行して1相励磁で励磁を切
る構成である。つまり、常に2ステップ角単位で駆動制
御するのである。
焦点調整、および焦点距離を検出および演算する精度
を、このパルスモータM1、M2、M3の2ステップ角
(偶数パルス数)精度で設定する。つまり、レンズ側制
御回路70は、パルスモータM1、M2、M3が1ステ
ップ角分回転したときに変化する絞り値、第2レンズ群
L2、第3レンズ群L3の移動距離に基づいて駆動信号
の数を設定し、さらにその設定値を偶数にまるめる。
に、レンズ側制御回路70から1個の駆動パルスが出力
されると、2相励磁および1相励磁による2ステップ角
駆動する機能を持たせることも可能である。この場合、
レンズ制御回路70は、パルスモータM1、M2、M3
が2ステップ角分回転したときに変化する絞り値、第2
レンズ群L2、第3レンズ群L3の移動距離に基づいて
駆動パルス数を設定する。この場合の設定値は、偶数お
よび奇数の場合がある。
レンズ部の全体構成について、図2〜図5を参照して説
明する。レンズ側ケーシング11内に位置する鏡筒ボデ
ィ10は、図2〜図5に明らかなように、大きく分け
て、前方プラスチックボディ12、後方プラスチックボ
ディ13、及びこの前方ボディ12と後方ボディ13の
間に挟着した絞りブロック14からなっている。前方ボ
ディ12と後方ボディ13の間には、光軸と平行な方向
の複数のガイドロッド15(図5に1本のみ図示)が固
定されており、このガイドロッド15に、第2レンズ群
L2を保持した2群枠16と、第3レンズ群L3を保持
した3群枠17とがそれぞれ移動自在に案内されてい
る。この3群枠17の後方には、CCD撮像素子18が
位置し、このCCD撮像素子18は、その基板20を介
して後方ボディ13に固定されている。符号19は、水
晶フィルターである。ケーシング11には、第1レンズ
群L1の前方に位置するカバーガラス(平行平面板)2
5(図2、図3)が固定されている。
方に突出する2群ピン16aと3群ピン17aが一体に
設けられている。また、この2群枠16と3群枠17は
それぞれ、バックラッシュ除去用の引張ばね16b、1
7bにより、後方(CCD撮像素子18側)に移動付勢
されている。
ンズ群L2)の原点位置を検出するフォトセンサー(原
点センサー)22が固定されており、2群枠16には、
このフォトセンサー22と協働するドッグプレート23
が固定されている。この実施の形態では、第2レンズ群
L2の原点位置は、広角端の無限遠撮影位置として設定
されており、第2レンズ群L2がこの原点位置にあると
き、ドッグプレート23がフォトセンサー22を遮光し
て原点位置を検出する。この原点位置からの移動量は、
第2レンズ群L2を移動させる2群パルスモータM2の
駆動パルス数によって、レンズ側制御回路70が管理す
る。なお、この原点からの移動量は、2群パルスモータ
M2に連動するパルサーを用いてそのパルサーの出力に
基づいて同様に管理することもできる。
端から広角端に向けて焦点距離が変化するとき、2群枠
16(第2レンズ群L2)は前方に移動し、3群枠17
(第3レンズ群L3)は後方に移動する。つまり、焦点
距離を変化させるとき、2群枠16(第2レンズ群L
2)と3群枠17(第3レンズ群L3)は常に反対方向
に移動する。
群枠17を駆動する駆動機構は、レンズ駆動ユニット3
0として、別に組み立てられ、前方ボディ12と後方ボ
ディ13上に跨らせて装着される。下方の第2親板32
には、その下面に、それぞれの出力軸を該第2親板32
に直交させた状態で、2群パルスモータM2と3群モー
タM3が固定されている。第1親板31には、2群枠1
6の2群ピン16aを嵌入させるカム溝(リード溝)を
有する2群駆動板35と、3群枠17の3群ピン17a
を嵌入させるカム溝(リード溝)を有する3群駆動板3
6とが、共通軸37で同軸に枢着されている。2群ピン
16aと3群ピン17aは、それぞれの引張ばね16b
と17bにより、カム溝の後側(CCD撮像素子18
側)の面に常時当接し、バックラッシュが除去される。
群パルスモータM2の回転を2群駆動板35に伝達する
ギヤ機構38と、3群パルスモータM3の回転を3群駆
動板36に伝達するギヤ機構39及び3群駆動板36に
連動する図示しないボリューム機構(可変抵抗器)とが
支持されている。レンズ側制御回路70は、このボリュ
ーム機構の抵抗値を取り込んで、第3レンズ群L3の位
置情報に変換する。
2と後方ボディ13の間に挟まれた絞りブロック14を
駆動する絞り駆動ユニットである。絞りブロック14
は、基板50によって、前方ボディ12と後方ボディ1
3との間に固定されている。絞りブロック14は、基板
50に固定されたリテイナ52と、絞り羽根53と、こ
の絞り羽根53を開閉駆動する開閉環54と、絞り羽根
53の原点位置(最大開放位置)を検出する絞り原点セ
ンサー55としてフォトセンサー(図示せず)を備えて
いる。レンズ側制御回路70は、このフォトセンサーを
介して絞りブロック14(絞り羽根53)の絞り原点位
置を検出する。
4とは光軸方向及び径方向位置を異ならせて、後方ボデ
ィ13に固定される別ユニット部材である。駆動ユニッ
ト60の基板61には絞り用パルスモータM1が固定さ
れており、その出力軸の第1ギヤ62aは、第2ギヤ6
2bを介して、セクタギヤ62cに噛み合っている。セ
クタギヤ62cには一体に、半径アーム62dが設けら
れており、この半径アーム62dに、開閉環54の径方
向連動溝に嵌まる連動ピン63が突出形成されている。
つまり、絞り用パルスモータM1が回転し、半径アーム
62dが回転すると、開閉環54が回動して絞り羽根5
3を開閉駆動する。絞り用パルスモータM1は、ディテ
ント位置で停止する。
状ボス81(図2、図3)を介して、図示しないボディ
側ケーシングと、360゜未満の回転角範囲で回転可能
に接続される。ボディ側ケーシングには、ズームスイッ
チ、レリーズスイッチ、信号処理回路、画像データメモ
リ手段の他、CCD撮像素子18上に結像した被写体像
を表示する、ファインダ機能を持つ液晶ディスプレイ、
ボディ側制御手段、各種機能スイッチ等が搭載可能であ
る。ボディ側ケーシング内の電気回路と、レンズ側ケー
シング11内の電気回路とは、筒状ボス81を通るボデ
ィ−レンズ接続FPC基板82を介して接続されてい
る。すなわち、ボディ側ケーシング内のCPUと接続さ
れたボディ−レンズ接続FPC基板82は、筒状ボス8
1を通って、基板20上に設けたコネクタ83と、レン
ズ側FPC基板84に設けたコネクタ85に接続されて
おり、このレンズ側FPC基板84上に、ケーシング1
1内のすべての電気要素を接続するプリント回路と、レ
ンズ側制御回路70等の電子デバイスが装着されてい
る。
作について説明する。図6には、電源スイッチ93がオ
ンの間、常時測光処理および焦点調節処理を実行する実
施例のフローチャートを示してある。電源スイッチがオ
ン(撮影モードが設定)され、スタート処理に入ると、
まず、レンズ側制御回路70は、内部RAM、カウンタ
などをイニシャライズし、タイマーをスタートさせ、モ
ータM1、M2、M3を駆動して絞り羽根53を原点位
置(開放位置)まで開放し、第2レンズ群L2、第3レ
ンズ群L3を原点位置まで移動させて、モータM1、M
2、M3をディテント位置(1相励磁位置)で停止させ
る(S101)。
D撮像素子18による撮像動作を開始させる(S10
3)。本実施例のCCDドライバ77は、一度起動する
と、停止処理を受けるか、電源が遮断されるなどの停止
処理がなされるまでは、撮像処理を繰り返し実行する構
成である。
5)、その測定値に基づいて、適正な露光量が得られる
絞り値を、絞り原点位置からの絞り用パルスモータM1
の駆動パルス数(偶数)として演算し、設定する(S1
07)。次に3群用ボリューム40を介して第3レンズ
群L3の絶対位置を検出し(S109)、測距装置74
を作動させて測距し(S111)、測距値および第3レ
ンズ群L3の位置情報に基づいて第2レンズ群L2の位
置を、原点位置から2群パルスモータM2を駆動する駆
動パルス数(偶数)として演算し、設定する(S11
3)。そして、電源がオフされるまでS105〜S11
5の処理を繰り返す(S115:NO、S103〜S11
5)。
停止する(S115:YES 、S117)。終了処理に
は、少なくとも電源オフ処理、CCDドライバ77の停
止処理が含まれるが、モータM1、M2、M3の原点移
動処理を含めてもよい。
り返している間に、タイマー割込みによって、モータM
1、M2を、ぞれぞれの設定パルス数に基づいて偶数ス
テップ駆動する。その処理の概要を、図7および図8に
示したフローチャートを参照して説明する。
タイマーによって定期的に、例えば1mS毎に入る。タイ
マー割込み処理に入ると、まず、絞り用パルスモータM
1の駆動パルス数の現在値が、S107で設定された設
定値と等しいかどうかをチェックし、等しければ絞り用
パルスモータM1の励磁を切ってパルスモータM2への
処理に進む(S201:YES 、S215)。等しく無い
場合は、現在値の方が小さければ、絞り用パルスモータ
M1を順方向に2ステップ角分励磁して現在値に2加算
し絞り用パルスモータM1の励磁を切ってパルスモータ
M2への処理に進む(S201:NO、S203:YES 、
S205、S207、S215)。現在値の方が大きけ
れば絞り用パルスモータM2を逆方向に2ステップ角分
励磁して現在値から2減算し、絞り用パルスモータM1
の励磁を切ってパルスモータM2への処理に進む((S
201:NO、S203:NO、S209:YES 、S21
1、S213、S215)。
ータM1と同様に駆動する。つまり、まず、絞り用パル
スモータM1の駆動パルス数の現在値が、S113で設
定された設定値と等しいかどうかをチェックし、等しけ
れば2群パルスモータM2の励磁を切ってリターンする
(S221:YES 、S235)。等しく無い場合は、現
在値の方が小さければ、2群パルスモータM2を順方向
に2ステップ角分励磁して現在値に2加算し、(S22
1:NO、S223:YES 、S225、S227)、現在
値の方が大きければ絞り用パルスモータM2を逆方向に
2ステップ角分励磁して現在値から2減算する(S22
1:NO、S223:NO、S229:YES、S231、S
233)。そして、2群パルスモータM2の励磁を切っ
てリターンする(S235)。
パルスモータM1、M2を偶数ステップ角で駆動し、停
止するときには1相励磁位置(ディテント)位置で励磁
を切って停止させるので、パルスモータM1、M2停止
時に電力消費しなくてもその停止位置を維持できる。
〜S115の処理を繰り返している間に、ズームスイッ
チ71がオンされたときには割込み処理を実行し、モー
タM2、M3を2ステップ角単位、つまり1相励磁位置
で励磁を切って停止するように駆動する。図5の望遠端
の状態において、ズームスイッチがワイド方向にオン操
作されると、レンズ側制御回路70は割込みによって、
2群パルスモータM2を2ステップ角単位で駆動して2
群枠16(第2レンズ群L2)は後方に、3群モータM
3を2ステップ角単位で駆動して3群枠17(第3レン
ズ群L3)は前方に移動させる。
作されると、レンズ側制御回路70は割込みによって、
2群パルスモータM2を2ステップ角単位で駆動して、
2群枠16(第2レンズ群L2)は前方に移動させ、3
群モータM3を2ステップ角単位で駆動して3群枠17
(第3レンズ群L3)は後方に移動させる。そして、広
角端または望遠端に行き着くか、ズームスイッチがオフ
したら、レンズ側制御回路70は2群パルスモータM
2、3群モータM3を、1相励磁位置で励磁を切って停
止させる。なお、第3レンズ群L3の位置は3群用ボリ
ューム40によって検出できるので、3群パルスモータ
M3の駆動パルス数はカウントしなくてもよい。
グ処理によって設定された焦点距離と、測光装置73に
よる被写体輝度情報とに基づいて絞り用パルスモータM
1の駆動パルス数(偶数)を設定し、上記の設定焦点距
離情報と測距装置74による被写体距離情報に基づいて
2群パルスモータM2の駆動パルス数(偶数)を設定す
る(S105〜S113)。そして、これらの駆動パル
ス数に基づいて、絞り原点位置(絞り原点センサー55
による検出位置)から絞り用パルスモータM1を駆動
し、設定された絞り値に絞り羽根53を設定し、2群レ
ンズ原点位置(2群原点センサー22による検出位置)
から2群パルスモータM2を駆動し、駆動パルス数のカ
ウントによる位置制御を行いながら、第2レンズ群L2
を光軸に沿って移動して、ピントを合わせる。すなわ
ち、ズームスイッチ71によって第3レンズ群L3の位
置(焦点距離)を定めると、第2レンズ群L2の位置
は、この設定焦点距離と測距装置74による被写体距離
情報により一義的に定まるから、以上の動作により、ピ
ントの合った被写体像がCCD撮像素子18上に結像
し、合焦状態で撮像動作が行なわれる。この実施例によ
れば、レリーズスイッチ72を押したときにはすでにピ
ントが合った状態なので、タイムラグなしで合焦状態に
よるCCD撮像素子18の撮像動作が行なわれる。
第2レンズ群L2の位置(原点位置からの駆動パルス
数)は、予め計算によって、あるいは実測によって求
め、テーブル化して、たとばEEPROMに書き込んでおい
て、設定時にこのテーブルから読み込む構成にできる。
また、駆動パルス数を焦点距離および被写体距離に基づ
いて演算で求める場合、演算によって求めた駆動パルス
数が奇数のときは、切り捨てまたは切り上げによって偶
数にまるめる。
間はレリーズスイッチ72のオン/オフにかかわらず測
光装置73及び測距装置74を動作させていたが、レリ
ーズスイッチ72がオン操作されてから測光装置73お
よび測距装置74を作動させる構成でもよい。つまり、
レリーズスイッチ72が押圧されると、その半押しで、
測光装置73及び測距装置74を作動させ、被写体輝度
情報及び被写体距離情報を得てモータM1、M2を駆動
し、全押しで、CCD撮像素子18に撮像動作を行なわ
せる構成にすれば、バッテリの消耗を減少させることが
できる。さらに、レリーズスイッチ72の半押しで測光
装置73及び測距装置74を作動させ、被写体輝度情報
及び被写体距離情報を得るがモータM1、M2は作動さ
せず、全押しでモータM1、M2を作動させ、その後C
CD撮像素子18に撮像動作を行なわせる構成にすれ
ば、よりバッテリの消耗を減少させることができる。
磁パルスモータM1、M2、M3を駆動するときには、
シーケンシャルに2相励磁および1相励磁を繰り返し、
停止するときには必ず1相励磁してから励磁を切る。し
たがって、パルスモータM1、M2、M3は常にディテ
ント位置で停止するので、励磁しなくてもディテントト
ルクでその位置を保持するので励磁が不要になるので、
バッテリ(電池)の消耗を防止できる。
パルスモータを備えたデジタルスチルカメラに適用した
実施の形態について説明したが、本発明はこの実施の形
態に限定されず、1−2相励磁パルスモータを備えたカ
メラ全般に適用できる。また、図示実施の形態では撮影
レンズを備えたズームレンズ部と画像データ記憶手段を
備えたカメラボディ部とを別体として形成しているが、
本発明は、これらが一体のデジタルスチルカメラに適用
することもできる。
れば、カメラに1−2相励磁方式のパルスモータを搭載
し、駆動したこのパルスモータを停止させるときは、常
にディテント位置である1相励磁位置で励磁を切って停
止させるので、停止している間はパルスモータに通電し
なくてもディテントトルクによってその回転位置を保持
するので、パルスモータへの通電が不要になり、バッテ
リの消耗を減らすことができる。しかもパルスモータを
使用しているので、パルスモータによって駆動する部材
の位置制御をパルスモータの駆動パルス数による制御が
可能になる。
施の形態の概要をブロックで示す図である。
すケースを断面とした左側面図である。
ットの望遠端を示す、一部縦断左側面図である。
動作の一実施例の概要をフローチャートで示す図であ
る。
駆動処理の一実施例をフローチャートで示す図である。
駆動処理の一実施例をフローチャートで示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 1−2相励磁方式のパルスモータと、こ
のパルスモータを駆動し、停止させるときは、1相励磁
位置で励磁を切って停止させる駆動制御手段とを備えた
ことを特徴とするカメラのパルスモータ駆動装置。 - 【請求項2】 1−2相励磁方式のパルスモータと、前
記パルスモータの駆動量を、1相励磁位置を基準として
偶数パルス数で設定する駆動制御手段と、を備えたこと
を特徴とするカメラのパルスモータ駆動装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のカメラのパルスモータ
駆動装置において、前記パルスモータは、撮影レンズの
焦点調節レンズ群を移動させる1−2相励磁のパルスモ
ータであって、前記カメラはさらに、 被写体距離を測定する測距手段と、 この測距手段の測定値に基づいて前記撮影レンズの焦点
調節レンズ群の合焦位置を焦点調節レンズ群の初期位置
からの駆動パルス数として演算する演算手段とを備え、 前記駆動制御手段は、前記駆動パルス数に基づいて前記
パルスモータを駆動すること、を特徴とするカメラのパ
ルスモータ駆動装置。前記演算手段は、前記駆動パルス
数を演算するときには、前記パルスモータを常に1相励
磁したディテント位置で停止させるように駆動パルス数
を設定すること、を特徴とするカメラのパルスモータ駆
動装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載のカメラのパルスモータ
駆動装置において、前記パルスモータは、撮影レンズの
絞りを開閉駆動するパルスモータであって、前記カメラ
はさらに、 被写体輝度を測定する測光手段と、 この測光手段の測定値に基づいて適正な絞り開閉位置を
初期位置からの駆動パルス数として演算する演算手段と
を備え、 前記駆動制御手段は、前記駆動パルス数に基づいて前記
パルスモータを駆動すること、を特徴とするカメラのパ
ルスモータ駆動装置。 - 【請求項5】 請求項3または4に記載のカメラのパル
スモータ駆動装置において、前記演算手段は、前記駆動
パルス数を演算するときには、前記パルスモータを常に
1相励磁したディテント位置で停止させるように駆動パ
ルス数を設定すること、を特徴とするカメラのパルスモ
ータ駆動装置。 - 【請求項6】 請求項3に記載のカメラのパルスモータ
駆動装置において、前記カメラは前記焦点調節レンズ群
の初期位置を検出するレンズ初期位置検出手段を備えて
いることを特徴とするカメラのパルスモータ駆動装置。 - 【請求項7】 請求項4に記載のカメラのパルスモータ
駆動装置において、前記カメラは前記絞りの初期位置を
検出する絞り初期位置検出手段を備えていることを特徴
とするカメラのパルスモータ駆動装置。 - 【請求項8】 ズームレンズと、このズームレンズをズ
ーミングさせる1−2相励磁パルスモータと、前記パル
スモータを駆動し、停止させるときには、常に1相励磁
したディテント位置でその励磁を切って停止させる駆動
制御手段と、を備えたことを特徴とするカメラのパルス
モータ駆動装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9026896A JPH10221586A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | カメラのパルスモータ駆動装置 |
US09/020,861 US6051949A (en) | 1997-02-10 | 1998-02-09 | Apparatus for driving stepping motor of camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9026896A JPH10221586A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | カメラのパルスモータ駆動装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10221586A true JPH10221586A (ja) | 1998-08-21 |
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ID=12206018
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP9026896A Pending JPH10221586A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | カメラのパルスモータ駆動装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPH10221586A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006184580A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Casio Comput Co Ltd | カメラ装置、レンズ駆動方法 |
JP2011077643A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Canon Inc | 撮像装置及びその制御方法 |
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JPH0342132U (ja) * | 1989-09-01 | 1991-04-22 | ||
US5594311A (en) * | 1993-06-15 | 1997-01-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Lens controlling apparatus |
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1997
- 1997-02-10 JP JP9026896A patent/JPH10221586A/ja active Pending
-
1998
- 1998-02-09 US US09/020,861 patent/US6051949A/en not_active Expired - Fee Related
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US6051949A (en) | 2000-04-18 |
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