JPH10220817A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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JPH10220817A
JPH10220817A JP3310397A JP3310397A JPH10220817A JP H10220817 A JPH10220817 A JP H10220817A JP 3310397 A JP3310397 A JP 3310397A JP 3310397 A JP3310397 A JP 3310397A JP H10220817 A JPH10220817 A JP H10220817A
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heat exchanger
outdoor
unit
air conditioner
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Toshiaki Kawada
俊明 川田
Takeshi Okubo
健 大久保
Takao Shiina
孝夫 椎名
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化や熱交換性能の向上を実現した
空気調和機の室外ユニットを提供する。 【解決手段】 第1,第3室外熱交換器9,11は、前
部支持ピラー92,93の近傍で後方に向けて直角に曲
げられて室外ユニット1の内方に延設された延設部94
を有している。また、両前部支持ピラー92,93の外
側端部は、後方に折り曲げられた後、延設部94の先端
に向けて傾斜することにより、ガイド部95を形成して
いる。これにより、室外ユニット1の体格が比較的小さ
いにも拘わらず、第1,第3室外熱交換器9,11の面
積を十分に大きくすることができた。また、室外ユニッ
ト1内に吸引される外気は、ガイド部95との間に形成
された空間を通過することによって、第1,第3室外熱
交換器9,11の延設部94に確実に導入され、高い熱
交換効率を維持できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の室外ユ
ニットに係り、詳しくは装置の小型化や熱交換性能の向
上等を実現する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大店舗や体育館等の冷房や暖房に
供される空気調和機としては、装置構成および温湿度制
御の簡素化や製作コストの低減等を図るべく、大容量の
室外ユニットに多数の室内ユニットを接続した大空間型
が多く用いられている。この種の空気調和機では、一台
の室外ユニットに比較的大型の圧縮機が複数台内蔵され
ており、それら圧縮機の運転台数や電動ファンの送風量
等を制御することにより、各室内ユニットに適量の液冷
媒あるいはガス冷媒を供給する。
【0003】大空間型空気調和機では、全ての圧縮機が
運転される場合を考慮すると、室外ユニット側に大容量
の熱交換器が必要となる。そこで、点検・保守用の外板
(脱着式の化粧パネル)を除き、室外ユニットの外側面
全体を熱交換面とし、室外ユニットの最大能力に応じた
熱交換が行えるようにしたものが多い。そして、熱交換
器は、製作および組立作業の容易化を図るべく、一般に
複数枚(例えば、左右および中央の3枚)に分割したも
のが用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した大空間型空気
調和機の室外ユニットでは、熱交換器を大容量とするこ
とにより、装置が大型・大重量となることが避けられな
かった。すなわち、圧縮機や電動ファンが必要とする容
積が小さくても、熱交換面積を確保する都合上から装置
の外郭が大きくなり、基板や天板にも大きなものを使用
せざるを得なくなる。その結果、室外ユニットの搬送や
建屋の屋上や敷地への設置が困難になる他、装置全体の
コストも当然に上昇することになる。尚、室外ユニット
にはガス冷媒や液冷媒の授受のためにサービスポートが
設けられるが、この取付部も室外ユニットの大きさに影
響を与え、これを外板から大きく突設させた場合、冷媒
配管の接続作業等が困難になる問題もあった。
【0005】本発明は上記状況に鑑みなされたものであ
り、装置の小型化や熱交換性能の向上を実現した空気調
和機の室外ユニットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1の発明
では、外板と共にユニット外側面を形成する熱交換器を
有した空気調和機の室外ユニットであって、前記外板と
の接続部位近傍で前記熱交換器の側端部を前記ユニット
外側面から内方に延設させたものを提案する。
【0007】この発明によれば、室外ユニットの外形寸
法を変えずに熱交換器を大きくすることができ、装置の
小型化と熱交換性能の向上とが共に実現できる。
【0008】また、請求項2の発明では、外板と共にユ
ニット外側面を形成する熱交換器を有した空気調和機の
室外ユニットであって、前記外板との接続部位近傍で前
記熱交換器の側端部を前記ユニット外側面から内方に延
設させると共に、前記外板に前記熱交換器の側端部に外
気を案内するガイドを形成したものを提案する。
【0009】この発明によれば、請求項1の発明の作用
に加えて、ガイドに案内されることにより、電動ファン
により吸引された外気が熱交換器の延設部位を通過しや
すくなり、熱交換効率が向上する。
【0010】また、請求項3の発明では、外板と共にユ
ニット外側面を形成する熱交換器を有した空気調和機の
室外ユニットであって、前記外板との接続部位近傍で前
記熱交換器の側端部を前記ユニット外側面から内方に延
設させると共に、前記外板に前記熱交換器の側端部に外
気を案内するガイドを形成し、更に前記熱交換器の端部
と前記ガイドとの間の空間にサービスバルブを配設した
ものを提案する。
【0011】この発明によれば、請求項2の発明の作用
に加えて、サービスバルブがユニット外側面から突出し
なくなり、冷媒配管の接続作業等が容易となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1は、1台の室外ユニット
1と多数台の室内ユニット2とからなる空気調和機の概
略構成図であり、同図中には実線で冷媒回路を示し、一
点鎖線で電気回路を示してある。
【0013】室外ユニット1側には、第1〜第3圧縮機
3〜5、電磁式の四方弁6、流量調整器7と液ライン弁
8とが付設された第1〜第3室外熱交換器9〜11、第
1〜第3電動ファン12〜14、アキュムレータ15等
が設置されている。また、室内ユニット2側には、電動
膨張弁31、室内熱交換器32、電動ファン33等が設
置されている。そして、室外ユニットと室内ユニットと
を構成する機器は、ガス冷媒あるいは液冷媒の流通に供
される冷媒配管41〜65により接続されている。図
中、66は第1〜第3室外熱交換器9〜11のオイルパ
ンを相互に連通する均油管であり、67,68は室外ユ
ニット1側の冷媒配管53,58と室内ユニット2側の
冷媒配管54,57との接続に供されるサービスバルブ
である。
【0014】本実施形態の場合、第1〜第3圧縮機3〜
5は、いずれも容量が10馬力のスクロール型定速圧縮
機であり、それぞれにオイルセパレータ21が付設され
ている。また、第1〜第3電動ファン12〜14のう
ち、第1,第3電動ファン12,14は三相モータを備
えた定速型であるが、第2電動ファンは単相モータを備
えた可変速型である。図1中、22は四方弁6と室外熱
交換器7〜9との間に介装された手動式の冷媒遮断弁で
あり、23は各圧縮機3〜5への液冷媒の逆流を防止す
る逆止弁である。また、24,25は圧縮機冷却用の第
1,第2リキッド弁である。そして、26はアキュムレ
ータ15の下流に配設された低圧スイッチであり、27
は各圧縮機3〜5の下流に配設された高圧スイッチであ
る。
【0015】室外ユニット1内には、CPUを始め、入
出力インタフェースやROM、RAM等から構成された
室外側コントロールユニット(以下、室外側ECUと記
す)71が設置されている。室外側ECU71は、内蔵
した制御プログラムや低圧スイッチ26や高圧スイッチ
27を始めとする各種センサ等からの入力情報に基づ
き、各圧縮機3〜5や四方弁9、各電動ファン12〜1
4等を駆動制御する。
【0016】一方、室内ユニット2内には、CPUを始
め、入出力インタフェースやROM、RAM等から構成
された室内側コントロールユニット(以下、室内側EC
Uと記す)72が設置されている。室内側ECU72
は、内蔵した制御プログラムや図示しないリモートコン
トローラおよび各種センサ等からの入力信号に基づき、
電動膨張弁21や電動ファン25の駆動制御を行うと共
に、室外側ECU71との間で相互に信号の授受を行
う。
【0017】次に、冷房運転時における冷媒の流れを説
明する。
【0018】アキュムレータ15から冷媒配管60〜6
3を経由して第1〜第3圧縮機3〜5に吸引されたガス
冷媒は、断熱圧縮されることにより高温の高圧ガス冷媒
となって吐出される。吐出された高圧ガス冷媒は、冷媒
配管41〜44を経由して、四方弁9により進路を制御
された後、冷媒配管46〜49を経由して第1〜第3室
外熱交換器9〜11に流入する。高温高圧のガス冷媒
は、これら室外熱交換器9〜11内を通過する間に外気
により冷却され、凝縮することによって液冷媒となった
後、冷媒配管50〜55を経由して各室内ユニット2の
電動膨張弁31に流入する。
【0019】この際、室外側ECU71は、要求馬力等
に応じて、第1〜第3圧縮機3〜5および第1〜第3電
動ファン12〜14を適宜駆動制御する。また、第1〜
第3圧縮機3〜5のいずれかがオーバヒートした際に
は、第1,第2リキッド弁24,25を適宜開放し、冷
媒配管64,65を介して第1〜第3圧縮機3〜5に冷
却用液冷媒を供給する。尚、空調運転を行わない場合、
室外側ECU71は、液ライン弁8を閉鎖することによ
り、各圧縮機3〜5や各室外熱交換器9〜11内での冷
媒の寝込み(凝縮)を防止する。
【0020】液冷媒は、電動膨張弁31で流量を制御さ
れた後、室内熱交換器32に流入し、室内熱交換器32
内を通過する間に気化してガス冷媒となり、気化潜熱に
より電動ファン33が送風した室内空気を冷却する。こ
の際、室内側ECU72は、設定温度と室温との偏差に
基づき電動ファン33の回転数を制御すると共に、室内
熱交換器23の入口側冷媒温度と出口側冷媒温度との偏
差が所定値(例えば、0〜1℃)となるように電動膨張
弁21の開弁量(弁体駆動用ステップモータのステップ
数)を制御する。
【0021】室内熱交換器32で気化したガス冷媒は、
冷媒配管56〜58、四方弁6、冷媒配管59を経由し
てアキュムレータ15に流入し、冷媒配管60〜63か
ら再び第1〜第3圧縮機3〜5に吸引される。
【0022】一方、暖房運転時には、四方弁6が破線で
示すように切り換えられ、破線の矢印で示すように、冷
媒の流れも冷房運転時とは逆になる。すなわち、第1〜
第3圧縮機3〜5から吐出された高温の高圧ガス冷媒
は、室内熱交換器32に導入された後、室内熱交換器3
2内を通過する間に凝縮して液冷媒となり、凝縮潜熱に
より電動ファン33が送風した室内空気を加熱する。次
に、液冷媒は、第1〜第3室外熱交換器9〜11に流入
し、その内部を通過する間に外気により加熱され、気化
することによってガス冷媒となった後、アキュムレータ
15から第1〜第3圧縮機3〜5に再び吸入される。
【0023】以下、室外ユニット1の構造について説明
する。
【0024】図2は室外ユニット1の平面図であり、図
3は同正面図である。これらの図に示したように、室外
ユニット1は、その外観形状が横長の直方体となってお
り、基板81と天板82との間には室外熱交換器9〜1
1(図3には第1,第2室外熱交換器9,11のみを示
す)と脱着自在な化粧パネル(外板)83とが配設され
ている。図中、84は熱交換器9〜11を保護する吸込
グリルである。また、天板81には円形の吹出口85が
3箇所等間隔に形成されており、これら吹出口85には
同心円形状の吹出グリル86が装着されている。そし
て、外気は、図2に示したように室外ユニット1内には
化粧パネル83を除く外周全面から流入した後、図3に
示したように各吹出口85から排出される。図中、87
は室外ユニット1の四隅に配置された端部支持ピラーで
ある。
【0025】図4は天板82を外した状態の室外ユニッ
ト1の平面図であり、図5は化粧パネル83を外すと共
に第1,第2室外熱交換器9,11の前面部分を切り欠
いた状態の室外ユニット1の正面図である。これらの図
に示したように、第1〜第3圧縮機3〜5は基板81の
中央部分に載置され、第1〜第3電動ファン12〜14
は各吹出口85の下方に配設されている。また、室外ユ
ニット1には、その前面中央部に室外側ECU71等を
収納した電装ボックス91が配設されており、化粧パネ
ル83を外すことにより各種スイッチ類等にアクセスで
きる。図中、92,93は化粧パネル83および電装ボ
ックス91の支持に供される左右一対の前部支持ピラー
(外板)であり、基板81と天板82とに接合されてい
る。
【0026】図4に示したように、室外ユニット1の背
面中央部には平板の第2室外熱交換器10が配置され、
更に、第2室外熱交換器10の左右端から前部支持ピラ
ー92,93の近傍に連続するように、略コ字形状の第
1,第3室外熱交換器9,11が配置されている。本実
施形態の場合、第1,第3室外熱交換器9,11は、前
部支持ピラー92,93の近傍で後方に向けて直角に曲
げられて室外ユニット1の内方に延設された延設部94
を有している。また、図6(図3中の拡大A−A断面
図)に示したように、両前部支持ピラー92,93の外
側端部は、後方に折り曲げられた後、延設部94の先端
に向けて傾斜することにより、ガイド部95を形成して
いる。
【0027】これにより、室外ユニット1の体格が比較
的小さいにも拘わらず、第1,第3室外熱交換器9,1
1の面積を十分に大きくすることができた。また、室外
ユニット1内に吸引される外気は、図6に示したよう
に、ガイド部95との間に形成された空間96を通過す
ることによって、第1,第3室外熱交換器9,11の延
設部94に確実に導入され、高い熱交換効率を維持でき
た。図4,図5中、97は第1室外熱交換器9と第2室
外熱交換器10との間に介装された第1連結板であり、
98は第2室外熱交換器10と第3室外熱交換器11と
の間に介装された第2連結板である。
【0028】一方、図7(図5中のB部拡大図)および
図8(図7中のC矢視図)に示したように、左側前部支
持ピラー92と第1室外熱交換器9の延設部94との間
の空間には、前述したサービスバルブ67,68が配置
されている。これにより、室外ユニット1側の冷媒配管
53,58と室内ユニット2側の冷媒配管54,57と
の接続作業性が向上すると共に、ユニット内のスペース
の有効利用が図られ、室外ユニット1からの配管類の突
出量が少なくなって室外ユニット1の設置も容易に行え
るようになった。尚、本実施形態では、両サービスバル
ブ67,68が左側前部支持ピラー92の側面にねじ止
めされているため、サービスバルブ専用のブラケット類
が不要となった。
【0029】次に、本実施形態における圧縮機カバーに
ついて説明する。
【0030】図9は第1〜第3圧縮機3〜5の上部を覆
う圧縮機カバーの側面図であり、図10は同圧縮機カバ
ーの斜視図であり、図11は同圧縮機カバーの分解斜視
図である。これらの図に示したように、圧縮機カバー1
01は、前述した電装ボックス91の背面に形成されて
おり、電装ボックス91背面のカバーステー102にね
じ止めされた左右カバー103,104と、基板81か
ら立設して左右カバー103,104にねじ止めされた
後部カバー105とから構成されている。
【0031】左右カバー103,104は、左右から突
き合わせるかたちで結合され、電装ボックス91と伴に
箱状の覆いを構成すると共に、その上面が雨滴等を後方
に流しやすくするように傾斜している。また、電装ボッ
クス91と左右カバー103,104とは、その下端が
上下方向で略同一位置にあり、電気コネクタ等が配され
た第1〜第3圧縮機3〜5の上部を雨滴や塵埃等から十
分に保護する。また、後部カバー105は、比較的後方
に配置された第2圧縮機4を囲繞すると同時に、電装ボ
ックス91と共に左右カバー103,104を支持して
いる。
【0032】このように、本実施形態の圧縮機カバー1
01では、その前面を電装ボックス91により形成させ
るようにしたため、部品点数の増加を抑えることがで
き、かつ十分な剛性を確保できた。また、第1〜第3圧
縮機3〜5の上部のみを覆うようにしたため、配管類
(図示せず)等へのアクセスが容易になると共に、重量
の軽減も実現できた。
【0033】図12は、第2連結板98の取付態様を示
す分解斜視図である。この図に示すように、第2連結板
98は、スクリュー111を介して基板81,天板82
および吸込グリル84に締結されている。本実施形態で
は、第2連結板98の取付部位において、吸込グリル8
4に対して第3室外熱交換器11の右端部が突出し、そ
の外側に第2連結板98が被さるかたちとなっている。
第2連結板98は、左右の吸込グリル84に端部がラッ
プする左右パネル部112,113と、内側に向けてコ
字形状に屈曲形成されたピラー部114とからなってお
り、ピラー部114の左側面には多数の通風孔115が
形成されている。
【0034】このように、本実施形態では、第2連結板
98をスクリュー111により締結するようにしたた
め、溶接接合やリベット接合等を採用したものに較べ、
その脱着を極めて容易に行うことが可能となった。ま
た、第2連結板98にピラー部114を形成したことに
より、第2連結板98自体の剛性が向上する他、基板8
1と天板82との結合も強固に行われるようになった。
更に、ピラー部114に多数の通風孔115を形成した
ため、図13に示したように、第2連結板98に覆われ
た第3室外熱交換器11の右端部にも外気が十分に導入
され、熱交換効率の低下を防ぐことができた。尚、図示
はしないが、第1連結板97についても、その形状や取
付態様は第2連結板98と略同様となっている。
【0035】図14は基板81および基板81上での第
1〜第3圧縮機3〜5の配置を示す平面図であり、図1
5は図14中の拡大D−D断面図である。これらの図に
示したように、基板81の下面には前後一対のサイドス
ティフナ121,122が配設される一方、これらサイ
ドスティフナ121,122を連結するクロススティフ
ナ123〜126が左右方向で4本配設されている。サ
イドスティフナ121,122とクロススティフナ12
3〜126とは、基板81より厚めの鋼板を共にコ字断
面に成形したものであり、基板81に対して隅肉溶接等
により固着されている。第1〜第3圧縮機3〜5は、4
本の脚131を介して基板81に載置されるが、それら
脚131のうち少なくとも2本はサイドスティフナ12
1,122あるいはクロススティフナ123〜126上
にある。図中、132は防振用ラバーであり、133は
ボルトである。
【0036】このように、本実施形態では、基板81の
下面にサイドスティフナ121,122おおびクロスス
ティフナ123〜126を設けたことにより、基板の剛
性および強度が非常に高くなり、外力に起因する室外ユ
ニット1の振動や破損等が起こり難くなった。また、各
圧縮機3〜5は、脚131がサイドスティフナ121,
122あるいはクロススティフナ123〜126上に配
置されることにより、基板81に対して確実に支持さ
れ、運転時における振動等がよく抑えられるようになっ
た。
【0037】以上で具体的実施形態の説明を終えるが、
本発明の態様はこれに限られるものではない。例えば、
上記実施形態は本発明を3台の圧縮機と3枚の熱交換器
とを有する室外ユニットに適用したものであるが、本発
明は圧縮機の台数や熱交換器の枚数に拘わらず適用可能
である。その他、各部材の形状や取付態様等について
も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外板と共にユニット外側面を形成する熱交換器を有した
空気調和機の室外ユニットであって、前記外板との接続
部位近傍で前記熱交換器の側端部を前記ユニット外側面
から内方に延設させるようにしたため、室外ユニットの
外形寸法を変えずに熱交換器を大きくすることができ、
装置の小型化と熱交換性能の向上とが共に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和機の概略構成図である。
【図2】室外ユニットの一実施形態を示す平面図であ
る。
【図3】室外ユニットの一実施形態を示す正面図であ
る。
【図4】天板82を外した状態の室外ユニットの平面図
である。
【図5】化粧パネルを外し状態の室外ユニットの正面図
である。
【図6】図3中の拡大A−A断面図である。
【図7】図5中のB部拡大図である。
【図8】図7中のC矢視図である。
【図9】第1〜第3圧縮機の上部を覆う圧縮機カバーの
側面図である。
【図10】同圧縮機カバーの斜視図である。
【図11】同圧縮機カバーの分解斜視図である。
【図12】第2連結板の取付態様を示す分解斜視図であ
る。
【図13】第2連結板の作用を示す横断面図である。
【図14】基板および基板上での圧縮機の配置を示す平
面図である。
【図15】図14中の拡大D−D断面図である。
【符号の説明】
1 室外ユニット 3〜5 第1〜第3圧縮機 9〜11 第1〜第3室外熱交換器 67,68 サービスバルブ 81 基板 82 天板 83 化粧パネル 92,93 前部支持ピラー 94 延設部 95 ガイド部 96 空間 97,98 第1,第2連結板 101 圧縮機カバー 121,122 サイドスティフナ 123〜126 クロススティフナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外板と共にユニット外側面を形成する熱
    交換器を有した空気調和機の室外ユニットであって、 前記外板との接続部位近傍で前記熱交換器の側端部を前
    記ユニット外側面から内方に延設させたことを特徴とす
    る空気調和機の室外ユニット。
  2. 【請求項2】 外板と共にユニット外側面を形成する熱
    交換器を有した空気調和機の室外ユニットであって、 前記外板との接続部位近傍で前記熱交換器の側端部を前
    記ユニット外側面から内方に延設させると共に、前記外
    板に前記熱交換器の側端部に外気を案内するガイドを形
    成したことを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  3. 【請求項3】 外板と共にユニット外側面を形成する熱
    交換器を有した空気調和機の室外ユニットであって、 前記外板との接続部位近傍で前記熱交換器の側端部を前
    記ユニット外側面から内方に延設させると共に、前記外
    板に前記熱交換器の側端部に外気を案内するガイドを形
    成し、更に前記熱交換器の端部と前記ガイドとの間の空
    間にサービスバルブを配設したことを特徴とする空気調
    和機の室外ユニット。
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JP2012002503A (ja) * 2011-08-29 2012-01-05 Hitachi Appliances Inc 空気調和機

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