JPH10220441A - タッピングねじ - Google Patents
タッピングねじInfo
- Publication number
- JPH10220441A JPH10220441A JP5822397A JP5822397A JPH10220441A JP H10220441 A JPH10220441 A JP H10220441A JP 5822397 A JP5822397 A JP 5822397A JP 5822397 A JP5822397 A JP 5822397A JP H10220441 A JPH10220441 A JP H10220441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- threads
- diameter
- continuous
- tapping screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
切り屑の排出能力と切削力を向上させたタッピングねじ
を提供する。 【解決手段】複数のねじ山を備えたタッピングねじにお
いて、この円錐部中程6から円錐部先端7にかけて、平
板形状の突起8、8′がねじ山5、5′と連続し、ねじ
山と同じリード角度で、全てのねじ山に連続して成形さ
れていて、各平板形状の突起の端点9、9′をつないだ
円周の直径が軸部径10より小さく、円錐部中程の平板
形状の突起との境界のねじ山径11より大きく成形され
たタッピングねじを使って薄鋼板に石膏ボード等を締結
する時、ねじ先端部の軸心12を中心として同配列角度
でねじ山に連続して成形された複数の平板状突起が軸心
を中心として回転しながら低トルクで石膏ボード等や薄
鋼板に穿孔し、穿孔事に発生する、薄鋼板や石膏ボード
等の切り屑は平板形状突起とねじ山が連続し、等間隔の
ピッチで成形されている為、ねじの回転による遠心力に
よってタッピングねじの頭部側に滞留することなく排出
される。
Description
ねじ孔を穿孔し、このねじ孔に雌ねじを刻設しつつねじ
込むようにしたタッピングねじに関するものである。
先端を円錐形に尖らせ、この円錐形の先端部にむかうに
従い、ねじ山の高さが徐々に低くなり、最先端部ではね
じ山の高さは0になるように成形されている。または、
タッピングねじの穿孔能力を高めるために先端部をドリ
ル形状に追加加工した物がある。
ングねじは、薄鋼板等にねじ先端にて穿孔し、下孔の形
成を行いつつネジの締結を行うものとして広く用いられ
ている。しかし、ねじ山の高さが円錐部においては先端
に向かうに従い低くなり、最先端部ではねじ山の高さが
0に近い形で成形されているため、穿孔時の切削力が非
常に弱く、ねじが前進せず、空転しやく時として熱を発
生してねじの先端部を損傷し締結が出来なくなることが
あった。
部をドリル形状に加工したものがあるが加工工程が増え
る為、コストアップになるとともに、先端のドリル加工
部とねじ山とが連続してつながっていない為、穿孔時に
発生する被締結物の切り屑の排出が困難になり、タッピ
ングねじや被締結物を破損することがあった。
除く為に発明されたもので、図(1)に示す様に、本発
明のタッピングねじは締付工具係合部を有する頭部と、
頭部から延設する軸部を備え、この軸部の頭部と反対側
に円錐部を備えており、軸部の頭部側から円錐部との境
界に向かって、複数の連続したネジ山が同ピッチで成形
され、この境界から円錐部の中程まで徐々にねじ山が小
さく、同ピッチで連続している。そして、この円錐部中
程から円錐部先端にかけてねじ山と連続し、ねじ山同じ
リード角度で、軸心を中心とした円周上に同配列角度で
平板形状の突起がねじ山と同数成形されている。また、
軸心を中心として各平板形状の突起の端点をつないだ円
周の最大直径は軸部径より小さく、円錐部中程のねじ山
径より大きく成形されている。
のタッピングねじは締付工具係合部を有する頭部1と、
頭部1から延設する軸部2を備え、この軸部2の頭部1
と反対側に円錐部3を備えており、軸部2の頭部1側か
ら円錐部3との境界4に向かって、2条の連続したネジ
山5、5′が同ピッチで成形され、この境界4から円錐
部3の中程まで徐々にねじ山5、5′が小さく、同ピッ
チで連続して成形されている。そして、この円錐部中程
6から円錐部先端7にかけて、平板形状の突起8、8′
がねじ山5、5′と連続し、ねじ山と同じリード角度
で、全てのねじ山5、5′に連続して成形されている。
そして、各平板形状の突起8、8′の端点9、9′をつ
ないだ円周の直径が軸部径10より小さく、円錐部中程
の平板形状の突起8 、8′との境界のねじ山径11よ
り大きく成形されている。
板に石膏ボード等を締結する時、ねじ先端部の軸心12
を中心とした、円周上に同配列角度でねじ山に連続し
て、ねじ山と同数、成形された複数の平板状突起が軸心
を中心として回転しながら石膏ボード等や薄鋼板に穿孔
する。そして、穿孔事に発生する、薄鋼板や石膏ボード
等の切り屑は平板形状突起8、8′から連なる等間隔の
ピッチで成形された、ねじの谷部を伝わって、ねじの回
転による遠心力によってタッピングねじの頭部側に排出
される。
図である。平板状の突起の先端角度13は、締結する薄
鋼板の板厚や材質によって適宜変更することが出来る。
そして、薄鋼板の諸要因によっての形状も図(3)のよ
うに半円形状に変えてもよい。
ねじの先端部の平板状突起物はねじの成形加工の工程で
ねじ山と同時に成形される為、従来のタッピングねじと
同じコストで提供でき、そして、本発明のタッピングね
じを使って薄鋼板に石膏ボード等を締結する時、ねじ先
端部の平板状突起物が低トルクで石膏ボード等や薄鋼板
にすばやく穿孔し、穿孔時に発生する、薄鋼板や石膏ボ
ード等の切り屑は、先端部の平板状突起物から連なるね
じ山が等間隔のピッチで成形されている為、ねじ山に沿
ってねじ山の途中で滞留することなく、タッピングねじ
の頭部側に排出される為、被締結物を破損することなく
締結作業をすることが出来る。
Claims (1)
- 【請求項1】 締付工具係合部を有する頭部と、頭部か
ら延設する軸部を備え、この軸部の頭部と反対側に円錐
部を有するタッピングねじにおいて、軸部の頭部側から
円錐部との境界に向かって、複数の連続したネジ山が同
ピッチで成形され、この軸部と円錐部の境界から円錐部
の中程まで、徐々にねじ山が小さく、同ピッチで連続し
て成形され、この中程から円錐部先端にかけて、ねじ山
と連続して、ねじ山と同じリード角度で、軸心を中心と
した円周上に同配列角度で平板形状の突起がねじ山と同
数成形され、また、軸心を中心として各平板形状の突起
の端点をつないだ円周の最大直径は軸部径より小さく、
円錐部中程のねじ山径より大きいタッピングねじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5822397A JPH10220441A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | タッピングねじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5822397A JPH10220441A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | タッピングねじ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10220441A true JPH10220441A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=13078091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5822397A Pending JPH10220441A (ja) | 1997-02-04 | 1997-02-04 | タッピングねじ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10220441A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007170552A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Wakai & Co Ltd | タッピングねじ |
JP2009544905A (ja) * | 2006-07-26 | 2009-12-17 | エー・ヨット・オー・テー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディート・ゲゼルシャフト | 穴形成およびねじ山形成ねじ |
-
1997
- 1997-02-04 JP JP5822397A patent/JPH10220441A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007170552A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Wakai & Co Ltd | タッピングねじ |
JP4727415B2 (ja) * | 2005-12-22 | 2011-07-20 | 若井産業株式会社 | タッピングねじ |
JP2009544905A (ja) * | 2006-07-26 | 2009-12-17 | エー・ヨット・オー・テー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディート・ゲゼルシャフト | 穴形成およびねじ山形成ねじ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060620 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060616 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20060821 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070313 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070828 |