JPH10220080A - 人工竹パネル - Google Patents
人工竹パネルInfo
- Publication number
- JPH10220080A JPH10220080A JP4013697A JP4013697A JPH10220080A JP H10220080 A JPH10220080 A JP H10220080A JP 4013697 A JP4013697 A JP 4013697A JP 4013697 A JP4013697 A JP 4013697A JP H10220080 A JPH10220080 A JP H10220080A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bamboo
- section
- divided
- split
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fencing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用場所あるいは用途に応じた多種多様な外
観性を有する人工竹パネルを提供する。 【解決手段】 割竹形状の割竹部が幅方向に多数連設さ
れてなる人工竹パネルにおいて、断面形状が異なる割竹
部21,22が規則的または不規則的に並置されてい
る。
観性を有する人工竹パネルを提供する。 【解決手段】 割竹形状の割竹部が幅方向に多数連設さ
れてなる人工竹パネルにおいて、断面形状が異なる割竹
部21,22が規則的または不規則的に並置されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は庭園の塀や垣根の
構築等に用いられる人工竹パネルに関する。
構築等に用いられる人工竹パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、屋外の庭園の塀や垣根、あるいは
屋内庭園、廊下等において、天然竹の風合いを有する人
工竹パネルが多用されている。添付の図面の図10およ
び図11に示したように、この人工竹パネル90は、板
状の合成樹脂素材を割竹形状の割竹部91が幅方向に多
数連設するようにパネル状に成形してなるもので、形
状、色彩等の風合いにおいて天然竹と遜色がないばかり
か、パネル状に形成されているので施工が簡単かつ容易
で、しかも合成樹脂よりなるので腐食、変色等による外
観低下が少なく耐久性が高い。
屋内庭園、廊下等において、天然竹の風合いを有する人
工竹パネルが多用されている。添付の図面の図10およ
び図11に示したように、この人工竹パネル90は、板
状の合成樹脂素材を割竹形状の割竹部91が幅方向に多
数連設するようにパネル状に成形してなるもので、形
状、色彩等の風合いにおいて天然竹と遜色がないばかり
か、パネル状に形成されているので施工が簡単かつ容易
で、しかも合成樹脂よりなるので腐食、変色等による外
観低下が少なく耐久性が高い。
【0003】ところで、従来市販されている人工竹パネ
ル90は、図示のように、略同大、同形状の割竹部91
を連設したものが一般的である。図の符号92は割竹部
91の表面に施された節形状部、93は割竹部91の継
ぎ目溝、94はパネル接続用の連接部である。なお、継
ぎ目溝を介することなく割竹部が直接連設されたものも
ある。しかるに、需要者からは使用場所あるいは用途に
応じて、多種多様な外観を有する人工竹パネルが要望さ
れている。
ル90は、図示のように、略同大、同形状の割竹部91
を連設したものが一般的である。図の符号92は割竹部
91の表面に施された節形状部、93は割竹部91の継
ぎ目溝、94はパネル接続用の連接部である。なお、継
ぎ目溝を介することなく割竹部が直接連設されたものも
ある。しかるに、需要者からは使用場所あるいは用途に
応じて、多種多様な外観を有する人工竹パネルが要望さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な要請に応えて、人工竹パネルにおける多種多様な外観
性を付与することを目的として提案されたものである。
な要請に応えて、人工竹パネルにおける多種多様な外観
性を付与することを目的として提案されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】ここに提案される請求項
1の発明は、割竹形状の割竹部が幅方向に多数連設され
てなる人工竹パネルにおいて、断面形状が異なる割竹部
が規則的または不規則的に並置されていることを特徴と
する人工竹パネルに係る。
1の発明は、割竹形状の割竹部が幅方向に多数連設され
てなる人工竹パネルにおいて、断面形状が異なる割竹部
が規則的または不規則的に並置されていることを特徴と
する人工竹パネルに係る。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、高さの高い割竹部と低い割竹部が並置されている人
工竹パネルに係る。
て、高さの高い割竹部と低い割竹部が並置されている人
工竹パネルに係る。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2にお
いて、幅の大きい割竹部と小さい割竹部が並置されてい
る人工竹パネルに係る。
いて、幅の大きい割竹部と小さい割竹部が並置されてい
る人工竹パネルに係る。
【0008】さらに、請求項4の発明は、請求項1ない
し3のいずれかにおいて、断面が略対称形状の割竹部と
非対称形状の割竹部が並置されている人工竹パネルに係
る。
し3のいずれかにおいて、断面が略対称形状の割竹部と
非対称形状の割竹部が並置されている人工竹パネルに係
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の人工竹パネルの一
実施例を示す一部斜視図、図2はその断面図、図3は他
の実施例の人工竹パネルを示す一部斜視図、図4はその
断面図、図5は高さの高い割竹部と低い割竹部が並置さ
れた状態を示す部分断面図、図6は幅の大きい割竹部と
小さい割竹部が並置された状態を示す部分断面図、図7
は異断面形状の割竹部が並置された状態を示す部分断面
図、図8は同じく異断面形状の割竹部が並置された状態
の部分断面図、図9は断面が略対称形状の割竹部と非対
称形状の割竹部が並置された状態を示す部分断面図であ
る。
を詳細に説明する。図1はこの発明の人工竹パネルの一
実施例を示す一部斜視図、図2はその断面図、図3は他
の実施例の人工竹パネルを示す一部斜視図、図4はその
断面図、図5は高さの高い割竹部と低い割竹部が並置さ
れた状態を示す部分断面図、図6は幅の大きい割竹部と
小さい割竹部が並置された状態を示す部分断面図、図7
は異断面形状の割竹部が並置された状態を示す部分断面
図、図8は同じく異断面形状の割竹部が並置された状態
の部分断面図、図9は断面が略対称形状の割竹部と非対
称形状の割竹部が並置された状態を示す部分断面図であ
る。
【0010】図1および図2に図示する人工竹パネル2
0は、FRP樹脂,AES樹脂,PP樹脂または塩化ビ
ニル樹脂等の合成樹脂成形品または金属成形品等よりな
り、天然竹の風合いを有する割竹形状の割竹部21,2
2が幅方向に多数連設されてパネル状に形成されたもの
である。割竹部21および22は、図示のように、断面
形状を異にするもので、規則的または不規則的に並置さ
れている。すなわち、割竹部21および22は、断面略
円弧状の割竹面23をそれぞれ有し、割竹部21は該割
竹面23のみよりなるが、割竹部22は立上用の側壁部
24を有する。
0は、FRP樹脂,AES樹脂,PP樹脂または塩化ビ
ニル樹脂等の合成樹脂成形品または金属成形品等よりな
り、天然竹の風合いを有する割竹形状の割竹部21,2
2が幅方向に多数連設されてパネル状に形成されたもの
である。割竹部21および22は、図示のように、断面
形状を異にするもので、規則的または不規則的に並置さ
れている。すなわち、割竹部21および22は、断面略
円弧状の割竹面23をそれぞれ有し、割竹部21は該割
竹面23のみよりなるが、割竹部22は立上用の側壁部
24を有する。
【0011】このように、立上用の側壁部24を有する
割竹部22と側壁部を有しない割竹部21とを規則的ま
たは不規則的に並置することによって、パネル面全体に
特異な凹凸が形成され、光の陰影による外観印象が大き
く変化してその趣味感が向上する。なお、図中の符号2
5はパネル接続用の連接部である。
割竹部22と側壁部を有しない割竹部21とを規則的ま
たは不規則的に並置することによって、パネル面全体に
特異な凹凸が形成され、光の陰影による外観印象が大き
く変化してその趣味感が向上する。なお、図中の符号2
5はパネル接続用の連接部である。
【0012】図3および図4に示す人工竹パネル30
は、径の大きい断面略半円形状からなる割竹部31と、
径の小さい同じく断面略半円形状からなる割竹部32を
規則的あるいは不規則的に多数連接並置した例である。
この例では、各割竹部31,32間に継ぎ目溝33が形
成されている。符号35はパネル接続用の連接部であ
る。
は、径の大きい断面略半円形状からなる割竹部31と、
径の小さい同じく断面略半円形状からなる割竹部32を
規則的あるいは不規則的に多数連接並置した例である。
この例では、各割竹部31,32間に継ぎ目溝33が形
成されている。符号35はパネル接続用の連接部であ
る。
【0013】図5は、この発明において、高さの高い割
竹部と低い割竹部が並置された状態を示す部分断面図
で、割竹部51,52,53はそれぞれ異なった高さh
1,h2,h3に形成されている。この例においてh1
>h2>h3の関係にある。符号55は継ぎ目溝であ
る。
竹部と低い割竹部が並置された状態を示す部分断面図
で、割竹部51,52,53はそれぞれ異なった高さh
1,h2,h3に形成されている。この例においてh1
>h2>h3の関係にある。符号55は継ぎ目溝であ
る。
【0014】また図6は、この発明において、幅の大き
い割竹部と小さい割竹部が並置された例である。この例
の割竹部61,62,63はそれぞれ異なった幅w1,
w2,w3を有している。この例においてw1>w2>
w3の関係にある。符号65は継ぎ目溝である。
い割竹部と小さい割竹部が並置された例である。この例
の割竹部61,62,63はそれぞれ異なった幅w1,
w2,w3を有している。この例においてw1>w2>
w3の関係にある。符号65は継ぎ目溝である。
【0015】図7は異断面形状の割竹部が並置された状
態を示す部分断面図である。この例では、半円弧状断面
からなる割竹部71と、円弧状の割竹面73に立上用の
側壁部74を有する割竹部72とが並置される。同じく
図8も異断面形状の割竹部が並置された例で、円弧状断
面からなる割竹部81と、断面略三角形状の割竹面82
が連接並置されている。
態を示す部分断面図である。この例では、半円弧状断面
からなる割竹部71と、円弧状の割竹面73に立上用の
側壁部74を有する割竹部72とが並置される。同じく
図8も異断面形状の割竹部が並置された例で、円弧状断
面からなる割竹部81と、断面略三角形状の割竹面82
が連接並置されている。
【0016】図9は断面が略対称形状の割竹部と非対称
形状の割竹部が並置された状態を示すものである。割竹
部91は円弧状断面からなるものでその断面は略対称形
状である。これに対し、割竹部92は円弧状の割竹面9
3の一側に立上用の側壁部94を形成したもので、その
断面は非対称形状である。断面非対称形状の割竹部92
にあっては、並べ方向の一側と他側の視覚的印象が異な
り、さらに興趣が高まる。
形状の割竹部が並置された状態を示すものである。割竹
部91は円弧状断面からなるものでその断面は略対称形
状である。これに対し、割竹部92は円弧状の割竹面9
3の一側に立上用の側壁部94を形成したもので、その
断面は非対称形状である。断面非対称形状の割竹部92
にあっては、並べ方向の一側と他側の視覚的印象が異な
り、さらに興趣が高まる。
【0017】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
よれば、割竹形状の割竹部が幅方向に多数連設されてな
る人工竹パネルにおいて、断面形状が異なる割竹部が規
則的または不規則的に並置されているものであるから、
パネル面全体に特異な凹凸が形成され、光の陰影による
外観印象が大きく変化してその趣味感が向上する。従っ
て、使用場所あるいは用途に応じて需要者の趣味感に合
わせた多種多様な外観を有する人工竹パネルを提供する
ことができる。
よれば、割竹形状の割竹部が幅方向に多数連設されてな
る人工竹パネルにおいて、断面形状が異なる割竹部が規
則的または不規則的に並置されているものであるから、
パネル面全体に特異な凹凸が形成され、光の陰影による
外観印象が大きく変化してその趣味感が向上する。従っ
て、使用場所あるいは用途に応じて需要者の趣味感に合
わせた多種多様な外観を有する人工竹パネルを提供する
ことができる。
【図1】この発明の人工竹パネルの一実施例を示す一部
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】他の実施例の人工竹パネルを示す一部斜視図で
ある。
ある。
【図4】図3の断面図である。
【図5】高さの高い割竹部と低い割竹部が並置された状
態を示す部分断面図である。
態を示す部分断面図である。
【図6】幅の大きい割竹部と小さい割竹部が並置された
状態を示す部分断面図である。
状態を示す部分断面図である。
【図7】異断面形状の割竹部が並置された状態を示す部
分断面図である。
分断面図である。
【図8】同じく異断面形状の割竹部が並置された状態の
部分断面図である。
部分断面図である。
【図9】断面が略対称形状の割竹部と非対称形状の割竹
部が並置された状態を示す部分断面図である。
部が並置された状態を示す部分断面図である。
【図10】従来における人工竹パネルの全体斜視図であ
る。
る。
【図11】その断面図である。
20,30 人工竹パネル 21,22,31,32 割竹部 h1,h2,h3 割竹部の高さ w1,w2,w3 割竹部の幅
Claims (4)
- 【請求項1】 割竹形状の割竹部が幅方向に多数連設さ
れてなる人工竹パネルにおいて、断面形状が異なる割竹
部が規則的または不規則的に並置されていることを特徴
とする人工竹パネル。 - 【請求項2】 請求項1において、高さの高い割竹部と
低い割竹部が並置されている人工竹パネル。 - 【請求項3】 請求項1または2において、幅の大きい
割竹部と小さい割竹部が並置されている人工竹パネル。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
断面が略対称形状の割竹部と非対称形状の割竹部が並置
されている人工竹パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4013697A JPH10220080A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 人工竹パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4013697A JPH10220080A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 人工竹パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10220080A true JPH10220080A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12572381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4013697A Pending JPH10220080A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 人工竹パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10220080A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2431941A (en) * | 2005-11-04 | 2007-05-09 | Gram Engineering Pty Ltd | Steel panel which simulates a natural material through surface undulations |
AU2006235789B2 (en) * | 2005-11-04 | 2012-04-19 | Gram Engineering Pty Limited | A panel |
-
1997
- 1997-02-06 JP JP4013697A patent/JPH10220080A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2431941A (en) * | 2005-11-04 | 2007-05-09 | Gram Engineering Pty Ltd | Steel panel which simulates a natural material through surface undulations |
AU2006235789B2 (en) * | 2005-11-04 | 2012-04-19 | Gram Engineering Pty Limited | A panel |
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