JPH10219028A - 樹脂充填用ガラスフィラー - Google Patents

樹脂充填用ガラスフィラー

Info

Publication number
JPH10219028A
JPH10219028A JP2537397A JP2537397A JPH10219028A JP H10219028 A JPH10219028 A JP H10219028A JP 2537397 A JP2537397 A JP 2537397A JP 2537397 A JP2537397 A JP 2537397A JP H10219028 A JPH10219028 A JP H10219028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
refractive index
resin
glass filler
filler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2537397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3979546B2 (ja
Inventor
Maki Omori
真樹 大森
Tadakiyo Nakano
唯磨 中野
Takahisa Kato
貴久 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FURITSUTO KK
NGK Insulators Ltd
NGK Frit Co Ltd
Original Assignee
NIPPON FURITSUTO KK
NGK Insulators Ltd
NGK Frit Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON FURITSUTO KK, NGK Insulators Ltd, NGK Frit Co Ltd filed Critical NIPPON FURITSUTO KK
Priority to JP2537397A priority Critical patent/JP3979546B2/ja
Publication of JPH10219028A publication Critical patent/JPH10219028A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3979546B2 publication Critical patent/JP3979546B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屈折率nDが1.465〜1.515であっ
て、低温度でガラス化でき、耐熱水性の良好なガラスフ
ィラーを提供する。 【解決手段】平均粒径5〜35μmの粒子からなり、化
学組成において、SiO 2 を55〜80%(重量%)、
Al2 3 を0〜25%含むとともに、その合量を67
〜83%とし、B2 3 を0〜10%、CaOを0〜2
0%、R2 Oを0〜3%、フッ素を0.3〜7%含むと
ともに、その合量を13〜28%とし、ZnOを0〜3
%、Sb2 3 を0〜3%、ZrOを0〜5%含むとと
もに、その合量を0〜5%とするガラスであって、15
00℃における溶融時の粘度が500Ps以下のもので
ある樹脂充填用ガラスフィラー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂に分散、
充填されて、人造大理石などの素材として使用されるガ
ラスフィラーの改良に関する。特に、屈折率nDが1.
465〜1.515の範囲にある合成樹脂の充填用に好
適な樹脂充填用ガラスフィラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ある種のガラス粉末からなるガラ
スフィラーを不飽和ポリエステルまたはビニルエステル
など合成樹脂中に分散、充填した複合材は、いわゆる人
造大理石の素材として好適に広く用いられている。これ
ら人造大理石は、家庭用あるいは業務用家具素材、例え
ば、浴槽本体、洗面化粧キャビネットの台板または洗面
シンクボール、システムキッチン用テーブル、化粧テー
ブルまたは壁材などに賞用されているが、従来のガラス
フィラーの特長は、フィラーと樹脂から複合、構成され
る複合材の寸法安定性、化学的耐久性、機械的強度など
を向上させる機能を持つ他、ガラスフィラーの持つ光の
屈折率が前記合成樹脂の屈折率nDである1.54〜
1.58に近似していることにより、複合材に好ましい
透明性をもたらすとともに、微妙な屈折光と反射光との
組合せが大理石類似の豊かな質感をもたらすところにあ
った。
【0003】このような目的のためのガラスフィラーの
ガラス素材としては、従来、例えば、特開平5−178
646号公報に開示されているような、酸化物組成で、
SiO2 :50〜65%(重量%、以下同じ)、Al2
3 :10〜20%、CaO:20〜30%、B
2 3 :0.1%以下、R2 O:3%以下(R:アルカ
リ金属であるK、NaおよびLiを表す)の成分組成の
ものが知られている。このガラスフィラーの特長は、温
水または熱水に溶出し易い硼酸成分とアルカリ成分の配
合割合を可能な限り減らして、温水などに対する耐久性
を向上させたところにある。
【0004】ところで、近年、家庭用風呂設備として自
動温度調節機能を備えた濾過循環装置が開発され、24
時間入浴可能な風呂が普及するに従い、従来と異なり、
極めて長時間にわたって浴槽に温水が滞留することにな
るので、浴槽素材の温水に対する長期間にわたる耐久性
が必要となり、浴槽本体の素材である合成樹脂−ガラス
フィラー複合材の性能のさらなる向上が期待されるに至
った。
【0005】このような要望に対して、合成樹脂として
は、老化しにくく耐久性の高いアクリル樹脂あるいはポ
リプロピレン樹脂が新規に用いられるようになってき
た。ところが、これらの合成樹脂は、その屈折率nDが
1.50付近の値を持っていることから、従来の配合、
組成のガラスフィラーでは好ましい透明性と質感が得ら
れないという問題があった。なお、屈折率nDは、ナト
リウムD線(波長589.3nm)に対する屈折率を示
す。
【0006】また、従来のガラスの化学組成をベースに
して、屈折率を低下させてその適合性を改良するには、
SiO2 分を増量し、CaO分を減量する方法がある
が、この方法では、ガラスの溶融温度が2000℃程度
まで上昇するので、製造コストが著しく増大する不具合
が生じる。また、従来の溶融温度である1500℃程度
の温度で溶融するガラスとするには、B2 3 分とアル
カリ金属酸化物を増量しなければならず、これでは、耐
熱水性が極端に劣化するので上記用途に実用できるガラ
ス組成が得られなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、屈折率nDが
1.465〜1.515の範囲にある合成樹脂に充填使
用して、透明性の良好な複合材の製作が可能となるガラ
スフィラーの提供を企図すると同時に、可及的低温度で
ガラス化することを可能としながら、耐熱水性の良好な
ガラスフィラーを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するこ
とができる樹脂充填用ガラスフィラーは、フッ素分を含
み、1.465〜1.515の範囲内の屈折率nDを備
え、ガラスと反応する官能基を持つ有機物で表面処理さ
れているガラス粒子からなることを特徴とするものであ
る。
【0009】また、本発明の樹脂充填用ガラスフィラー
は、前記ガラス粒子が、平均粒径5〜35μmの粒子か
らなり、化学組成において、SiO2 を55〜80%
(重量%、以下同様)、Al2 3 を0〜25%含むと
ともに、そのSiO2 とAl23 の合量を67〜83
%の範囲内とし、B2 3 を0〜10%、CaOを0〜
20%、R2 Oを0〜3%(Rはアルカリ金属を表
す)、フッ素を0.3〜7%含むとともに、そのB2
3 、CaO、R2 O、フッ素の合量を13〜28%の範
囲内とし、ZnOを0〜3%、Sb2 3 を0〜3%、
ZrOを0〜5%含むとともに、そのZnO、Sb2
3 、ZrO2 の合量を0〜5%の範囲内とするガラスで
あって、1500℃における溶融時の粘度が500Ps
以下のものである態様に好適に具体化することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
説明する。本発明の樹脂充填用ガラスフィラーは、屈折
率nDが1.465〜1.515の範囲の値である合成
樹脂、例えば、アクリル樹脂あるいはポリプロピレン樹
脂のフィラーとして用いられるためにガラスフィラーで
あって、フッ素分を好ましくは0.3〜7%含み、1.
465〜1.515の範囲内の屈折率nDを備えたガラ
スからなるものであり、好ましくは、ガラスと反応する
官能基を持つ有機物で表面処理されているガラス粒子か
らなるものである。
【0011】また、そのガラス粒子は、平均粒径5〜3
5μmの範囲に調整されているのが好ましい。平均粒径
5μm未満の場合には樹脂との接触面積が大きくなり過
ぎて耐熱水性が低下する傾向が見られるうえ、特殊な粉
砕機を要するなど好ましくない。また、35μmを超え
る場合は、樹脂との混練機の混練ブレードを損耗し易く
なり、金属不純物が混入するという不具合が生じる。こ
のような観点から、平均粒径は15〜25μmの範囲が
最適である。
【0012】さらに、本発明のガラスフィラーの素材で
あるガラスの化学組成としては、必須成分とするフッ素
分を好ましくは0.3〜7%含むものであるが、全体の
ガラス形成成分としては、SiO2 を55〜80%(重
量%、以下同様)、Al2 3 を0〜25%、B2 3
を0〜10%、CaOを0〜20%、R2 O(K2 O、
Na2 OおよびLi2 Oの合量)を0〜3%含有し、か
つ上記のようにフッ素分を0.3〜7%含有し、その他
ZnOを0〜3%、Sb2 3 を0〜3%、ZrO2
0〜5%含有するものである。
【0013】本発明において、SiO2 を55〜80%
としたのは、55%未満では目的とする屈折率を得るた
めにB2 3 分を増やさなければならなくなり、その結
果ガラスの耐熱水性等耐久性が劣化する、また80%超
えでは溶融温度が高くなり過ぎる、例えば1500℃に
おいて粘度が500Ps以下のガラス融液が得られない
ので実用的でない。
【0014】また、Al2 3 を0〜25%としたの
は、Al2 3 はガラスの耐久性を向上させる成分であ
るから、ある程度含まれることが好ましいが、25%を
超えると溶融温度が高くなり、例えば1500℃におい
て粘度が500Ps以下のガラス融液が得られない。よ
り好ましい範囲は、10〜25%であり、さらに13〜
20%が特に好適である。
【0015】前記のSiO2 とAl2 3 は、その合量
で67〜83%含むのが適当であり、83%を超えると
溶融温度が高くなり、例えば1500℃のガラスの粘度
が高く、溶融作業が困難となり、また67%未満では溶
融作業は容易となるが耐熱水性が劣化するので実用的で
ない。
【0016】また、B2 3 を0〜10%としたのは、
2 3 分に有する溶融温度を低減するメリットと耐熱
水性を劣化させるデメリットのバランスから選択された
ものであり、本発明では上限を10%とするのがよく、
好ましくは上限を5%、さらに上限を1%とするのが特
に好適である。
【0017】また、CaOを0〜20%としたのは、C
aO分が溶融温度をかなり低減させるメリットと耐熱水
性を若干劣化させるデメリットのバランスから選択され
たものであり、本発明では、20%を超えると目的の屈
折率が得られなくなることから、上限を20%とし、好
ましい範囲は、10〜20%であり、さらに13〜18
%が特に好適である。
【0018】さらに、K2 O、Na2 OおよびLi2
のアルカリ金属酸化物R2 Oの合量を3%以下としたの
は、R2 Oが溶融温度を大きく低減させるメリットと耐
熱水性を顕著に劣化させるデメリットを持つからであ
り、本発明では上限を3%とするのがよく、さらに上限
を1%とするのが特に好適である。
【0019】次に、本発明では、ガラス中のフッ素分が
強力な溶融剤として機能するとともに、屈折率を低下さ
せる効用があることを見出して応用したところに特長が
あり、その好ましい含有量の範囲は0.3〜7%であ
る。含有量が0.3%未満では前記の溶融作用あるいは
屈折率への効果が得られない。また、7%を超過する
と、溶融時に融液から蒸発して外部に飛散する割合が大
きくなって効果的でないうえ、耐酸・アルカリ性の劣化
傾向が見られるのでその必要がない。そして、前記のB
2 3 、CaO、R2 Oおよびフッ素は、その合量で1
3〜28%が適当であり、13%未満では溶融温度が上
昇して溶融作業が困難となり、28%を超えると顕著に
耐熱水性が劣化するので好ましくない。
【0020】また、ZnOを0〜3%、Sb2 3 を0
〜3%、ZrO2 を0〜5%としたのは、これら成分の
適量の存在は耐熱水性、屈折率、溶融温度のバランスを
調節するなどガラスを安定にする効果が認められるもの
の、所定量を超過すると、屈折率が目標値から外れた
り、ガラスが乳白化して透明性のある複合材が得られに
くくなるからその合量の上限は5%が好ましい。
【0021】以上説明した成分組成のガラスを溶融炉で
製作するに際しては、混合原料を高温度で溶融し、ガラ
ス融液を形成した段階で、溶融炉外に流出させる必要が
あることから、溶融温度は低く、ガラス融液の粘度も低
い方が好ましい。従って、実用されているガラス溶融炉
の長期使用温度またはガラス融液の取扱の難易の観点か
ら、少なくとも1500℃において、500Ps以下の
粘度を持っているガラスであるのが好適である。なお、
このような高温度でのガラスの粘度は、対象ガラスを所
定の温度で溶融状態に維持しながら白金球を通過させる
ときの流動抵抗を測定する、いわゆる白金球引き上げ法
により測定することができる。
【0022】本発明では、上記した化学成分を各々に含
有量にて含むものであるが、本発明の作用、効果を損な
わない範囲で上記以外の金属酸化物を含み得るものであ
り、例えば、Ti、Ba、S、Fe、Mo、Mn、C
r、Ni、Co、Cuなどの着色顔料または不可避的不
純物がそれに該当するのである。
【0023】また、本発明では、ガラスと反応する官能
基を持つ有機物で表面処理されている態様に具体化する
ことができるが、そのような有機物として、テトラメト
キシシラン、メチルトリメトキシシランなどのアルコキ
シシラン類、あるいはテトライソプロキシチタン、テト
ライソプロポキシ亜鉛等の金属アルコキシド類、また
は、ガラスと樹脂の双方に対して反応する官能基を持っ
た有機物、例えば、ガンマ−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシランのようなシランカップリング剤と総称さ
れる有機物が適当であり、それらの1種を、またはそれ
ら複数種類を混合あるいは層状に付着させ表面処理する
のが適当である。
【0024】
【実施例】次に、表1に示す実施例および表2に示す比
較例に基づいて本発明を詳細に説明する。
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】実施例のガラスは、表1の化学組成が得ら
れるよう、珪砂、水酸化アルミニウム、硼酸、石灰、亜
鉛華、酸化アンチモン、ジルコニア、フッ化アルミニウ
ムまたはフッ化カルシウムなどを原料として配合し、1
500℃の溶融炉で溶融し、冷却した後、体積平均径で
10μmになるよう粉砕した。比較例についても同様で
ある。なお、これらのガラスの屈折率、および1500
℃における粘度について、通常の方法で測定し、表1、
2の屈折率(nD)、粘度(Ps)の欄に記載した。
【0027】このように得たガラス粉末100重量部に
対して、1重量部のγ−メタクリロキシプロピルトリメ
トキシシランにより表面処理してガラスフィラーとし
た。ついで、これらガラスフィラー200gとアクリル
シラップ100g、硬化剤1gを混練し、真空下で脱泡
してコンパウンドを得た。このコンパウンド200g
を、鏡面仕上げしたステンレス板と厚さ10mmのポリ
ウレタンフォームテープから製作された120×120
×10mmの内容積を持つ注入型に流し込み、鉄板で蓋
をして0.05N/cm2 の加圧下で50℃2時間硬化
させ、さらに圧力0.3N/cm2 温度80℃で2時間
硬化を続けた。
【0028】以上の結果、得られたガラスフィラーとア
クリル樹脂との複合材について、80℃の加熱水に10
00時間浸漬して白く変色するかどうかの白化の程度を
目視で比較し、その結果を表1、2に示した。また、表
1、2の透明性については、エチルアルコールとケイ皮
酸エチルを混合し、屈折率nDを1.49、1.50、
1.51になるよう調整した基準屈折率混合液100重
量部に前記ガラス粉末10重量部を分散させ、その混濁
程度をもって示してある。
【0029】このような表1、2に示される結果によれ
ば、実施例1〜9では、耐熱水性に優れており、ガラス
の屈折率が1.465〜1.515の範囲内の値を持つ
ものであるから、1.49、1.50、1.51に屈折
率nDを調整した分散媒体において良好な透明性が得ら
れることが分かる。また、この実施例においては、15
00℃における粘度はいずれも500Ps以下であっ
て、好ましい溶融状態を示すので、実用的にガラスを製
作することができるのである。
【0030】これに対して、比較例11、14は、融点
が高すぎて1500℃の溶融温度ではガラスが得られな
い。比較例12、13、17はB2 3 が多量であり、
比較例17はさらにアルカリ分も多いため、透明性は適
当であるが耐熱水性が著しく劣ることが分かる。比較例
15は屈折率が高すぎて透明性に問題があり、また、比
較例16は白濁化しており同様に透明性が劣るものであ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明の樹脂充填用ガラスフィラーは、
以上に説明したように構成されているので、耐久性の高
いアクリル樹脂などに分散、充填することにより、優れ
た大理石調の透明性、質感が得られるとともに、良好な
耐熱水性を備えた樹脂−ガラス複合材が得られる。ま
た、本発明の樹脂充填用ガラスフィラー用ガラスは比較
的低い温度で製造できるので、製造コストを抑えること
ができるという優れた効果がある。よって本発明は従来
の問題点を解消した樹脂充填用ガラスフィラーとして、
その工業的価値は極めて大なるものがある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 14:42) 111:54 (72)発明者 加藤 貴久 愛知県半田市港町4丁目5番地5 日本フ リット株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フッ素分を含み、1.465〜1.51
    5の範囲内の屈折率nDを備え、ガラスと反応する官能
    基を持つ有機物で表面処理されているガラス粒子からな
    ることを特徴とする樹脂充填用ガラスフィラー。
  2. 【請求項2】前記ガラス粒子が、平均粒径5〜35μm
    の粒子からなり、化学組成において、SiO2 を55〜
    80%(重量%、以下同様)、Al2 3 を0〜25%
    含むとともに、そのSiO2 とAl2 3 の合量を67
    〜83%の範囲内とし、B2 3 を0〜10%、CaO
    を0〜20%、R2 Oを0〜3%(Rはアルカリ金属を
    表す)、フッ素を0.3〜7%含むとともに、そのB2
    3 、CaO、R2 O、フッ素の合量を13〜28%の
    範囲内とし、ZnOを0〜3%、Sb2 3 を0〜3
    %、ZrOを0〜5%含むとともに、そのZnO、Sb
    2 3 、ZrO2 の合量を0〜5%の範囲内とするガラ
    スであって、1500℃における溶融時の粘度が500
    Ps以下のものである請求項1に記載の樹脂充填用ガラ
    スフィラー。
JP2537397A 1997-02-07 1997-02-07 樹脂充填用ガラスフィラー Expired - Fee Related JP3979546B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2537397A JP3979546B2 (ja) 1997-02-07 1997-02-07 樹脂充填用ガラスフィラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2537397A JP3979546B2 (ja) 1997-02-07 1997-02-07 樹脂充填用ガラスフィラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10219028A true JPH10219028A (ja) 1998-08-18
JP3979546B2 JP3979546B2 (ja) 2007-09-19

Family

ID=12164048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2537397A Expired - Fee Related JP3979546B2 (ja) 1997-02-07 1997-02-07 樹脂充填用ガラスフィラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3979546B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104031460A (zh) * 2014-06-27 2014-09-10 威远县大禾陶瓷原料有限公司 透明漆用无机材料填料及其制备方法
JP2016215379A (ja) * 2015-05-14 2016-12-22 株式会社トッパン・コスモ 化粧シート

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104031460A (zh) * 2014-06-27 2014-09-10 威远县大禾陶瓷原料有限公司 透明漆用无机材料填料及其制备方法
CN104031460B (zh) * 2014-06-27 2015-07-22 威远县大禾陶瓷原料有限公司 透明漆用无机材料填料及其制备方法
JP2016215379A (ja) * 2015-05-14 2016-12-22 株式会社トッパン・コスモ 化粧シート

Also Published As

Publication number Publication date
JP3979546B2 (ja) 2007-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2414298B1 (en) Low iron high transmission glass with boron oxide for improved optics, durability and refining
JP6421950B2 (ja) 亀裂発生閾値が高いイオン交換可能なガラス
EP1452496A1 (en) Antibacterial glass composition and antibacterial polymer composition using the same
CN101687692B (zh) 玻璃组合物
CN102503153A (zh) 低介电常数玻璃纤维
TW200418741A (en) Glassy antibacterial agent and antibacterial product
CN101646629A (zh) 玻璃组合物
JP3845975B2 (ja) 抗菌性ガラス及び樹脂組成物
CN103524042A (zh) 一种环保型高透高折射晶质玻璃及其制备方法
JP6528190B2 (ja) 透明abs樹脂組成物
EP1989152A2 (en) Method of making glass including use of boron oxide for reducing glass refiting time
JP2002037643A (ja) 抗菌性ガラス及びその樹脂組成物
JP5330754B2 (ja) ガラス組成物およびそれを用いた歯科用組成物
JPH10219028A (ja) 樹脂充填用ガラスフィラー
CN109502966B (zh) 一种高硬度高透过率玻璃及其制备方法
JP3269416B2 (ja) 結晶化ガラス及びその製造方法
CN108264227A (zh) 一种高强度耐磨耐腐蚀玻璃器皿的制造方法
JP4764685B2 (ja) 抗菌剤、それを含む樹脂組成物及び成形材料
JP2011162415A (ja) ガラス組成物及びその用途
JP2747938B2 (ja) 樹脂充填用ガラス
JP2002173334A (ja) 光学ガラス
JP2003054990A (ja) 抗菌性材料および抗菌性樹脂組成物
JPS6362552B2 (ja)
JPH072544A (ja) ガラス組成物
JP4072229B2 (ja) 溶解性ガラスおよびそれを用いた抗菌性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110706

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120706

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130706

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees