JPH1021875A - 高圧放電ランプ,照射装置,点灯装置および露光装置 - Google Patents

高圧放電ランプ,照射装置,点灯装置および露光装置

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JPH1021875A
JPH1021875A JP8170404A JP17040496A JPH1021875A JP H1021875 A JPH1021875 A JP H1021875A JP 8170404 A JP8170404 A JP 8170404A JP 17040496 A JP17040496 A JP 17040496A JP H1021875 A JPH1021875 A JP H1021875A
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JP
Japan
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electrode
discharge lamp
pressure discharge
holding
tube
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Application number
JP8170404A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Takahashi
哲也 高橋
Yoichiro Kogyo
陽一郎 光行
Yasuhiro Iwato
泰博 岩藤
Tetsuo Wakayama
哲郎 若山
Shigehisa Kawazuru
滋久 川鶴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】電極構体の位置決め精度を向上させることがで
きる製造容易な高圧放電ランプ,照射装置,点灯装置お
よび露光装置を提供する。 【解決手段】バルブ12と;バルブ内に封入される放電
媒体と;放電空間部内に位置するカソード13a、アノ
ード13bに電極軸14a,14bにより接続された電
極基部14c,14d、その背面側端部を閉じ他端を開
口させたガラス製閉塞筒体16a,16b、その開口端
側を封止管部より外方へ突設した外部リード棒17a,
17b、電極基部と外部リード棒導体とを電気的に接続
した金属箔、を有する電極構体19a,19bと;電極
基部、閉塞筒体及び外部リード棒の外面に金属箔を介し
て外嵌されて、これらを一体的に組み付け、一対のカソ
ード又はアノード同士が放電空間部内で対向するように
各封止管部内に挿入されて気密に封止するガラス製の保
持管20a,20bと;を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はランプ電流が例えば
50Aを超えるような大電流用の高圧水銀ランプ等の高
圧放電ランプ、並びにこのランプを具備する照射装置,
点灯装置および露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の直流式大電流用のショ
ートアーク型の高圧水銀放電ランプは、半導体製造や光
化学産業,映像分野等で多く使用されている。
【0003】半導体製造分野では高圧または超高圧放電
ランプから放射される紫外線を半導体ウエハーに照射し
て電子回路等を露光している。
【0004】そして、近年では、この種の高圧放電ラン
プの大電力化により露光時間の短縮を図ると共に、露光
面積の拡大を図ることが検討されており、しかも、露光
装置の小型化が求められている。
【0005】このために、直流式大電流用の高圧水銀放
電ランプでは、従来から熱的に強い高融点金属箔を用い
てガラスバルブの封止部を封止する封着構造、いわゆる
箔封止構造が採用されている。
【0006】図7はこの種の従来の直流式大電流用高圧
水銀放電ランプ1の縦断面図であり、このランプ1は例
えば回転楕円体状の放電空間部2aとその両端から外側
方へそれぞれ延出する左右一対の円筒状の封止管部2
b,2cとを石英ガラスにより一体に連成して外囲器で
あるバルブ2を形成している。
【0007】バルブ2の放電空間部2a内では電極主体
部であるカソード3aとアノード3bとを所定の間隔を
置いて同心状に対向配置し、これらアノード3bとカソ
ード3aとに一体ないし一体的に固着されて電気的に接
続された左右一対の電極軸4a,4bの先端に、これよ
り大径で円盤状の電極基部6a,6bを突設し、電極軸
4a,4bの外周には、一対のガラス製保持管5a,5
bをそれぞれ外嵌し、各封止管部2b,2c内に挿入さ
れる。
【0008】これら電極基部6a,6bの外周端部に
は、高融点金属よりなる複数枚の帯状モリブデン(M
o)等の金属箔7a,7bを固着し、これら金属箔7
a,7bの各先端部はガラス製円筒状の各閉塞筒体8
a,8bの外周面上を軸方向外方へ延出して、外部リー
ド棒9a,9bの外周面に電気的に接続されている。各
外部リード棒9a,9bは各封止管部2b,2c内に挿
入される。各外部リード棒9a,9bの突出外端部には
外部リード線11a,11bが溶接等により接続されて
いる。各封止管部2b,2cには口金12b,12cが
外嵌固着され、一方の口金12bの外端面には一方の外
部リード線11bに電気的に接続された導電性のねじ棒
13が突設されている。
【0009】各閉塞筒体8a,8b内には、その内周面
に高融点金属よりなるモリブデン(Mo)やタングステ
ン(W)製等のコイル10a,10bがその外周部が当
接するように挿入されている。
【0010】そして、これらの挿入後、各封止管部2
b,2cを通してバルブ2内を真空にし、または所定量
の不活性ガスを封入した状態で、バルブ2を旋盤により
保持して中心軸回りにゆっくり回転させながらバーナー
等により各封止管部2b,2cを加熱し、徐々に軟化溶
融させる。これにより、封止管部2b,2cの内面を、
各保持管5a,5bと各モリブデン箔6a,6bおよび
その閉塞筒体8a,8bの各外面にそれぞれ融着し、こ
の後、冷却により各封止管部2b,2cを収縮させて気
密に封止している。この焼き締め時に閉塞筒体8a,8
bをその内部からコイル10a,10bにより支持して
いるので、閉塞筒体8a,8bが潰れる等の変形は防止
される。
【0011】しかる後に、放電空間部2a内に、その放
電空間部2aに形成した図示しない排気細管から水銀等
の放電媒体を封入し、その後、この排気細管の根元部を
加熱溶融して切断すると同時に、気密に密閉する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の高圧水銀放電ランプ1では、カソード3aと
アノード3bとに例えば50Aを超えるような直流の大
電流を通電するので、アノード3bには大きな熱容量が
必要とされる。
【0013】このため、アノード3bの重量を増加させ
ているが、その重い重量のために、封止管部2b,2c
の旋盤回転封止時に、アノード3bに発生する遠心力が
増大する。
【0014】その結果、アノード3b、これに接続され
た電極軸4b、電極基部6bおよび保持管5bを含む電
極構体全体がその遠心方向に引張られ、金属箔7a,7
bが切断される一方、所定位置から大きくずれる場合が
ある。
【0015】電極構体が所定位置からずれた状態のまま
で封止管部2b,2cを封止した場合に、例えば保持管
5a,5bの内端部が楕円球状の放電空間部2a側へ突
出するときにはこの楕円球状部2aと円筒状封止管部2
b,2cとの境界部に楔状凹部が発生する場合がある。
この場合はランプ点灯時の高圧力が楔状凹部に加圧され
て割れに至ることがある。
【0016】また、保持管5a,5bが封止管部2b,
2c内の所定位置から外方へ引き込まれるようにずれた
ときには、楕円球状部2aと円筒状の封止管部2b,2
cとの境界部に凹部が形成され、この凹部にランプ点灯
中の発光金属が凝縮するような低い温度部分が生じ、所
定のランプ特性を得ることができなくなるという課題も
ある。
【0017】そこで本発明はこのような事情を考慮して
なされたもので、その目的は封止管部内に挿入されて、
これを封止する電極構体の位置決め精度を向上させるこ
とができる製造容易な高圧放電ランプ,照射装置,点灯
装置および露光装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、放電
空間部およびその両端から外側方へそれぞれ延出する中
空状の封止管部をガラスにより一体に連成してなる外囲
器と;外囲器に封入される放電媒体と;放電空間部内に
位置する電極主体部に電極軸により電気的かつ機械的に
接続された、電極軸より大径の電極基部、この電極基部
の背面側に並設され、この背面側端部を閉じる一方、そ
の他端を開口させたガラス製の閉塞筒体、この閉塞筒体
の開口端側に並設されて、一端を封止管部の外端より外
方へ突出するように突設した外部導体、外部導体に電気
的に接続される外部リード線、保持管と閉塞筒体との間
にて軸方向に沿って配設され、電極基部と外部導体とを
電気的に接続した金属箔とを有する電極構体と;電極構
体の電極基部、閉塞筒体および外部導体の外面に金属箔
を介して外嵌されて、これらを一体的に組み付ける一
方、一対の電極主体部同士が放電空間部内で対向するよ
うに各封止管部内に挿入されて気密に封止するガラス製
の保持管と;を具備していることを特徴とする。
【0019】本請求項によれば、一対の外部導体間にラ
ンプ電圧を印加することにより、各金属箔を介して各電
極主体部間にランプ電圧を印加し、外囲器の放電空間部
間で放電を発生させて発光させることができる。
【0020】そして、電極主体部,電極軸,電極基部,
閉塞筒体,外部導体および金属箔とを有する電極構体
に、ガラス製の保持管を外嵌して一体的に組み付け、こ
れらの各取付位置を一旦固定してから、さらに、これを
外囲器の各封止管部内に挿入するので、電極構体の各構
成部品の位置決めを容易に行なうことができると共に、
これら電極構体の位置決め精度を容易に向上させること
ができる。そのために、各封止管部の封止後、電極構体
の位置ずれを修正する工程を省略することができるの
で、ランプ製造の容易性を向上させることができる。
【0021】また、電極主体部の重量が熱容量を増大さ
せるために重い場合でも、封止管部の旋盤回転封止時に
電極構体に発生する遠心力を保持管により支持している
ので、金属箔の切断を防止することができるうえに、電
極構体の各構成部品の位置ずれを防止ないし低減するこ
とができる。
【0022】その結果、電極構体の位置ずれにより外囲
器の放電空間部と封止管部とに楔状凹部が発生するのを
防止ないし低減することができるうえに、ランプ点灯中
の発光金属が凝縮するような低温凹部が生ずるのを防止
ないし低減することができ、ランプの信頼性を向上させ
ることができる。
【0023】請求項2の発明は、電極主体部が保持管の
直径よりも小径に形成されていることを特徴とする。
【0024】本請求項によれば、電極主体部が保持管よ
りも小径であるので、この電極主体部を有する電極構体
に保持管を容易に挿入することができ、これらの組付作
業性を向上させることができる。
【0025】請求項3の発明は、保持管が直胴円筒状に
形成されていることを特徴とする。
【0026】本請求項によれば、保持管が直胴円筒状で
あるので、保持管を電極構体に容易に外嵌し得ると共
に、外囲器の封止管部内にも容易に挿入し得ることがで
き、これらの組付作業性を向上させることがとできる。
【0027】請求項4の発明は、電極基部の軸方向長さ
がその半径以上であることを特徴とする。
【0028】本請求項によれば、電極基部の軸方向長さ
を、その半径以上に形成して、電極基部が保持管に接す
る面積を拡大させているので、電極基部、ひいては電極
主体部を保持管により保持する保持力を増強させること
ができ、その保持の確実性を向上させることができる。
その結果、電極主体部の位置の精度を向上させることが
できる。
【0029】請求項5の発明は、金属箔は、所定幅の帯
状に形成され、この帯状金属箔の複数枚を電極基部、閉
塞筒体の一部および外部導体の外周面に周方向にそれぞ
れ少なくとも一周以上巻き付けられ、保持管の両端より
外方へそれぞれ突出する各帯状金属箔の突出端部を保持
管の両端面側へ折り返していることを特徴とする。
【0030】本請求項によれば、帯状金属箔の複数枚を
電極基部,閉塞筒体および外部導体の外周面に周方向に
少なくとも一周以上巻き付けるうえに、保持管の両端か
ら外方へ延出する金属箔の軸方向両端部を保持管の両端
側へ折り返しているので、この金属箔を保持管に固定す
るための固定力を増大させることができる。
【0031】また、金属箔として1枚の大形の金属箔を
使用せずに、所定幅の帯状金属箔の複数枚を使用するの
で、既成の帯状金属箔を使用してコスト低減を図ること
ができる。
【0032】請求項6の発明は、金属箔は、1枚の箔よ
りなり、保持管の両端より外方へそれぞれ突出する金属
箔の各突出端部を、保持管の両端面側へ折り返している
ことを特徴とする。
【0033】請求項7の発明は、電極基部と閉塞筒体と
外部導体の各外径をほぼ同径に形成していることを特徴
とする。
【0034】本請求項によれば、電極基部と閉塞筒体と
外部導体の各外径を、同径に形成しているので、これら
の外周に保持管を容易に外嵌することができるうえに、
保持管を直胴に形成することができるので、この保持管
を電極構体に外嵌してから外囲器の各封止管部内へ挿入
する際の挿入を容易に行なうことができ、組立性を向上
させることができる。
【0035】請求項8の発明は、閉塞筒体は、その閉塞
端部の肉厚を胴部の肉厚よりも厚く形成していることを
特徴とする。
【0036】本請求項によれば、閉塞筒体の閉塞端部の
肉厚を厚く形成しているので、その胴部の肉厚を厚くし
たり、閉塞筒体の内腔に支持用のコイルを内蔵する必要
がなく、材料の節約と部品数の削減を図ることができ
る。
【0037】請求項9の発明は、放電媒体が水銀である
ことを特徴とする。
【0038】請求項10の発明は、請求項1ないし9の
いずれか一記載の高圧放電ランプと;この高圧放電ラン
プの一方またはアノード側の封止管部に装着されて、こ
のランプからの光を反射する反射鏡と;を具備している
ことを特徴とする。
【0039】本請求項によれば、アノード側封止管部は
点灯時に高温に昇温するので、このアノード側封止管部
の発生熱を反射鏡を通して外部に効率的に放熱してラン
プ効率を向上させることができる。
【0040】請求項11の発明は、請求項1ないし9の
いずれか一記載の高圧放電ランプと;このランプの一対
の電極構体にランプ電力を給電して安定的に点灯させる
点灯回路と;を具備することを特徴とする。
【0041】請求項12の発明は、請求項10記載の照
射装置と;この照射体からの光を被露光体に照射して露
光させる光学系と;を具備していることを特徴とする。
【0042】請求項13の発明は、放電ランプに電力を
給電して安定的に点灯させる点灯回路;を具備している
ことを特徴とする。
【0043】したがって、請求項11記載の点灯装置
と、請求項12と13記載の露光装置は、いずれも、請
求項1ないし9のいずれか一記載の高圧放電ランプを具
備しているので、これら請求項と同様の作用効果を奏す
ることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図6に基づいて説明する。なお、図1〜図6中、同一
または相当部分には同一符号を付している。
【0045】図1は本発明の第1の実施形態に係る高圧
水銀放電ランプの縦断面図、図2はその要部拡大図であ
り、これらの図において、直流点灯式で大電流用の高圧
水銀放電ランプ11は、透光性石英ガラスにより、楕円
回転体状の放電空間部である本体部12aと、その長径
方向両端に連通して外側方に延出する直状円筒状の一対
の封止管部12b,12cとを一体に連成して外囲器で
あるバルブ12を形成している。バルブ12内には適量
の水銀(Hg)と、キセノン(Xe)等の希ガスが封入
される。
【0046】バルブ本体部12aは、その内部に、図中
左右一対の電極主体部であるカソード13aとアノード
13bとを所定の電極間距離を置いて対向させて内蔵
し、放電空間に形成している。
【0047】カソード13aとアノード13bは例えば
タングステン(W)等の高融点金属製であり、その各一
端を電極軸14a,14bに同心状に一体ないし一体的
に接続している。
【0048】これら各電極軸14a,14bの先端は導
電金属製円筒状の電極基部14c,14dに一体ないし
一体的に同心状に接続されている。これら電極基部14
c,14dは電極軸14a,14bよりも大径に形成さ
れ、その軸方向長さは自身の半径以上に形成されてい
る。
【0049】各電極基部14c,14dの外側(背面
側)にはこれとほぼ同径で石英ガラス製の一対の閉塞筒
体16a,16bと一対の外部導体である外部リード棒
17a,17bとを外方からこの順に順次密着させて同
心状に並設している。
【0050】各閉塞筒体16a,16bはその内端側を
閉じる一方、外端側を開口させたガラス製筒体よりな
り、図2に示すようにその閉口端部の肉厚taを胴部肉
厚tbよりも厚く形成している(ta>tb)。このた
めに、図7で示す従来のコイル10a,10bを省略す
ることができる。また各閉塞筒体16a,16bの開口
端にはこれと外径がほぼ同径の外部リード棒17a,1
7bの内端部背面を密着させている。これら各外部リー
ド棒17a,17bの各突出外端部には外部リード線2
1a,21bを溶接等により接続し、これら各接続部を
覆う一対の口金22a,22bは各封止管部12b,1
2cに外嵌固定される。一方の口金22bの外端面には
一方の外部リード線21bに接続されたねじ棒23を同
心状に突設している。
【0051】そして、図3にも示すように、各電極基部
14c,14d、閉塞筒体16a,16b、外部リード
棒17a,17bの外周には、モリブデン製等の帯状金
属箔18a,18bを周方向に巻き付け、各外部リード
棒17a,17bを各電極基部14c,14dにそれぞ
れ電気的に接続して電極構体19a,19bに構成して
いる。
【0052】各帯状金属箔18a,18bは所定幅の例
えば3枚の帯状金属箔18a1 ,18a2 ,18a3 、
18b1 ,18b2 ,18b3 を隣り合う端面同士を相
互に密着させて電極基部14c,14dから各閉塞筒体
16a,16b等の外周面に巻き付けている。これら帯
状金属箔18a1 〜18a3 、18b1 〜18b3 とし
ては既製の所定幅のリボン状モリブデン箔を使用するこ
とによりコスト低減を図ることができる。但し、これら
各3枚の金属箔18a1 〜18a3 、18b1〜18b3
を1枚箔のモリブデン箔にそれぞれ置換してももよ
く、これによれば、閉塞筒体16a,16bの外周に巻
き付ける回数も各1回で済む。同様に、閉塞筒体16
a,16bから外部リード棒17a,17bの外周面に
少なくとも一周以上巻き付ける。
【0053】これら電極構体19a,19bの外周に
は、例えば石英ガラス製の円筒状の保持管20a,20
bをそれぞれ密に外嵌して、電極構体19a,19bの
各構成部品を一体的に組み付けている。
【0054】図3に示すように、保持管20の軸方向両
端から外方へ突出する各金属箔18a1 と18a3 、1
8b1 と18b3 の各突出端部18c,18dを図4に
示すように各保持管20a,20bの端面側へ拡開する
ように折り返して各保持管20a,20bに固定されて
いる。
【0055】このように、各電極構体19a,19bの
外周に保持管20a,20bを密に外嵌した後、これを
バルブ12の各封止管部12b,12c内に挿入し、各
外部リード棒17a,17bの突出外端部を外方へ突出
させた状態で焼き締めることにより各封止管部12b,
12cを気密に封止する。
【0056】この焼き締めは、まずバルブ本体部12a
と封止管部12b,12c内を、これら封止管部12
b,12cと各保持管20a,20bとの微小間隙を通
して、真空引きし、または所定量の不活性ガスを封入し
てから、このランプ1を旋盤により保持して中心軸回り
にゆっくり回転させながら、バーナー等の加熱手段によ
り各封止管部12b,12cを加熱して徐々に軟化、溶
融させる。
【0057】すると、各封止管部12b,12cの内周
面が各保持管20a,20bの外周面に融着して固着さ
れると共に、各保持管20a,20bの内周面が電極構
体19a,19bの外面に融着して気密に封止される。
【0058】この焼き締めの際、ガラス製の各閉塞筒体
16a,16bはその閉塞端部の肉厚taを増厚してい
るので、各閉塞筒体16a,16bが内方へ押し潰され
るように変形するのを防止ないし低減することができ
る。また、保持管20a,20bが直胴円筒状であるの
で、直胴円筒状の封止管部12b,12c内に、電極構
体19a,19bに外嵌された保持管20a,20bを
容易に挿入することができ、組み付け性を向上させるこ
とができる。
【0059】したがって、一対の外部リード棒18間に
ランプ電圧を印加することにより、各金属箔18a1 〜
18a3 ,18b1 〜18b3 と電極基部14c,14
d、電極軸14a,14bを介してカソード13aとア
ノード13b間にランプ電圧を印加し、放電空間部12
aで放電を発生させて発光させることができる。
【0060】そして、本実施形態では、カソード13a
とアノード13b、電極軸14a,14b,電極基部1
4c,14d、閉塞筒体16a,16b、外部リード棒
17a,17bおよび金属箔18a1 〜18a3 および
18b1 〜18b3 とを有する電極構体19a,19b
に、ガラス製の保持管20a,20bを外嵌して一体的
に組み付け、これらの取付位置を一旦固定してから、さ
らに、これをバルブ12の各封止管部12b,12c内
に挿入するので、電極構体19a,19bの各構成部品
の位置決めを容易に行なうことができると共に、これら
電極構体19a,19bの位置決め精度を容易に向上さ
せることができる。
【0061】そのために、各封止管部12b,12cの
封止後、電極構体19a,19bの位置ずれを修正する
工程を省略することができるので、ランプ製造の容易性
を向上させることができる。
【0062】また、カソード13a,アノード13bの
重量が熱容量を増大させるために重い場合でも、封止管
部12b,12cの旋盤回転封止時に電極構体19a,
19bに発生する遠心力を保持管20a,20bにより
支持しているので、金属箔18a1 〜18a3 ,18b
1 〜18b3 の切断やずれを防止することができるうえ
に、電極構体19a,19bの各構成部品の位置ずれを
防止ないし低減することができる。
【0063】その結果、電極構体19a,19bの位置
ずれによりバルブ12の放電空間部12aと封止管部1
2b,12cとに楔状凹部が発生するのを防止ないし低
減することができるうえに、ランプ点灯中の発光金属が
凝縮するような低温凹部が生ずるのを防止ないし低減す
ることができランプの信頼性を向上させることができ
る。
【0064】また、カソード13aとアノード13bが
保持管20a,20bよりも小径であるので、このカソ
ード13aとアノード13bとを有する電極構体19
a,19bに保持管20a,20bを容易に挿入するこ
とができ、これらの組付作業性を向上させることができ
る。
【0065】さらに、保持管20a,20bが直胴円筒
状であるので、保持管20a,20bを電極構体19
a,19bに容易に外嵌し得ると共に、バルブ12の封
止管部12b,12c内にも容易に挿入し得ることがで
き、これらの組付作業性を向上させることがとできる。
【0066】さらにまた、電極基部14c,14dの軸
方向長さを、その半径以上に形成して、電極基部14
c,14dが保持管20a,20bに接する面積を拡大
させているので、電極基部14c,14d、ひいてはカ
ソード13aとアノード13bを保持管20a,20b
により保持する保持力を増強させることができ、その保
持の確実性と、カソード13aとアノード13bの位置
精度とを向上させることができる。
【0067】そして、帯状金属箔18a1 〜18a3 ,
18b1 〜18b3 の複数枚を電極基部14c,14
d、閉塞筒体の一部16a,16bおよび外部リード棒
17a,17bの外周面に周方向に巻き付けるうえに、
保持管20a,20bの両端から外方へ延出する金属箔
18a1 〜18a3 ,18b1 〜18b3 の軸方向両端
部18c,18dを保持管20a,20bの両端側へ折
り返しているので、保持管20a,20bを固定するた
めの固定力を増大させることができる。
【0068】また、金属箔18a,18bとして1枚の
大形の金属箔を使用せずに、所定幅の帯状金属箔の複数
枚18a1 〜18a3 ,18b1 〜18b3 を使用する
ので、既成の帯状金属箔を使用してコスト低減を図るこ
とができる。
【0069】しかし、金属箔18a,18bとして1枚
箔の金属箔を使用してもよく、この場合には、これを電
極基部14c,14d、閉塞筒体16a,16bおよび
外部リード棒17a,17bの外周に巻き付ける作業が
各1回で済むので、その作業性を、複数枚の金属箔を巻
き付ける場合に比して向上させることができるうえに、
保持管20a,20bの両端から外方へ突出する金属箔
の各突出端部を保持管の両端側へ折り返すので、この1
枚箔の金属箔を保持管20a,20bに固定するための
固定力を増強させることができる。
【0070】さらに、電極基部14c,14dと閉塞筒
体16a,16bと外部リード棒17a,17bの各外
径を、ほぼ同径に形成しているので、これらの外周に保
持管20a,20bを容易に外嵌することができるうえ
に、保持管20a,20bを直胴に形成することができ
るので、この保持管20a,20bを電極構体19a,
19bに外嵌してからバルブ12の各封止管部12b,
12c内へ容易に挿入することができ、組立性を向上さ
せることができる。
【0071】また、閉塞筒体16a,16bの閉塞端部
の肉厚taを厚く形成しているので、その胴部の肉厚t
bを厚くしたり、閉塞筒体16a,16bの内腔に、図
7で示す従来の支持用のコイル10a,10bを内蔵す
る必要がなく、材料の節約と部品数の削減とを共に図る
ことができる。
【0072】さらに、金属箔18a1 〜18a3 ,18
b1 〜18b3 を、封止管部12b,12cのガラスと
近似の熱膨張係数を有するモリブデンにより形成してい
るので、焼き締め時等で封止管部12b,12cに発生
する熱応力を低減するとを共に、気密性を向上させるこ
とができる。なお、上記実施例では、各金属箔18a,
18bを各3枚ずつ使用する場合について説明したが、
各4枚以上でもよく、5〜7枚が好ましい。
【0073】図5は本発明の第2の実施形態に係る照射
装置31であり、これは上記高圧水銀放電ランプ11を
椀状の反射鏡32の縮径内底部上に同心状に取り付けて
いる。
【0074】反射鏡32はガラスまたは金属により椀状
に形成され、その焦点位置を有する回転曲面の内面に、
多層干渉膜のダイクロイックミラー膜32aを形成し、
赤外線を反射鏡32aの背面側へ透過させる一方、紫外
線可視光を投光口32b側へ反射させるようになってい
る。
【0075】反射鏡32は椀状底部のほぼ中心軸部に、
孔32cを厚さ方向に貫通するように穿設している。こ
の孔32cには上記高圧水銀放電ランプ11のアノード
側を装着している。これにより、ランプ1は、そのラン
プ軸を反射鏡22の光軸に一致させた状態で反射鏡22
に固定される。孔32cより外方へ突出する一方の口金
22bのねじ棒23と、他方の口金22aを貫通して外
方へ延出する外部リード線21aに電気的に接続される
リード線が点灯回路35に電気的に接続される。
【0076】一方の外部リード棒17aに電気的に接続
された一方の外部リード線21aは反射鏡32の導入孔
34を貫通して背面側に導かれ、点灯回路35の一方の
出力端に接続される。この点灯回路35の他方の出力端
には口金22bに電気的に接続される。これにより、点
灯回路35から所要の直流電力がカソード13aとアノ
ード13bとに安定的に供給され、直流点灯される。
【0077】このように構成された照射装置31によれ
ば、ランプ1の点灯時高温に昇温するアノード13b側
の封止管部12cの温度を反射鏡32を介して外部に放
熱してランプ効率を向上させることができる。
【0078】図6は本発明の第3の実施形態に係る露光
装置41の構成の一例を示している。この露光装置41
は図3で示す照射装置31と、この照射装置31から照
射される紫外線等の光を被照射体の半導体ウエハ42に
照射し、この半導体ウエハ42の電子回路を露光させる
光学系43と、この光学系43と照射装置31とを収容
する筺体44とを有する。
【0079】したがって、この実施形態によっても第1
の実施形態に係る高圧水銀放電ランプ11を光源として
使用しているので、そのランプのコスト低減を図ること
ができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は、
一対の外部導体間にランプ電圧を印加することにより、
各金属箔を介して各電極主体部間にランプ電圧を印加
し、外囲器の放電空間部間で放電を発生させて発光させ
ることができる。
【0081】そして、電極主体部,電極軸,電極基部,
閉塞筒体,外部導体および金属箔とを有する電極構体
に、ガラス製の保持管を外嵌して一体的に組み付け、こ
れらの各取付位置を一旦固定してから、さらに、これを
外囲器の各封止管部内に挿入するので、電極構体の各構
成部品の位置決めを容易に行なうことができると共に、
これら電極構体の位置決め精度を容易に向上させること
ができる。そのために、各封止管部の封止後、電極構体
の位置ずれを修正する工程を省略することができるの
で、ランプ製造の容易性を向上させることができる。
【0082】また、電極主体部の重量が熱容量を増大さ
せるために重い場合でも、封止管部の旋盤回転封止時に
電極構体に発生する遠心力を保持管により支持している
ので、金属箔の切断を防止することができるうえに、電
極構体の各構成部品の位置ずれを防止ないし低減するこ
とができる。
【0083】その結果、電極構体の位置ずれにより外囲
器の放電空間部と封止管部とに楔状凹部が発生するのを
防止ないし低減することができるうえに、ランプ点灯中
の発光金属が凝縮するような低温凹部が生ずるのを防止
ないし低減することができ、ランプの信頼性を向上させ
ることができる。
【0084】請求項2の発明によれば、電極主体部が保
持管よりも小径であるので、この電極主体部を有する電
極構体に保持管を容易に挿入することができ、これらの
組付作業性を向上させることができる。
【0085】請求項3の発明によれば、保持管が直胴円
筒状であるので、保持管を電極構体に容易に外嵌し得る
と共に、外囲器の封止管部内にも容易に挿入し得ること
ができ、これらの組付作業性を向上させることがとでき
る。
【0086】請求項4の発明によれば、電極基部の軸方
向長さを、その半径以上に形成して、電極基部が保持管
に接する面積を拡大させているので、電極基部、ひいて
は電極主体部を保持管により保持する保持力を増強させ
ることができ、その保持の確実性を向上させることがで
きる。その結果、電極主体部の位置精度を向上させるこ
とができる。
【0087】請求項5の発明によれば、帯状金属箔の複
数枚を電極基部,閉塞筒体の一部および外部導体の外周
面に周方向に少なくとも一周以上巻き付けるうえに、保
持管の両端から外方へ延出する金属箔の軸方向両端部を
保持管の両端側へ折り返しているので、この金属箔を保
持管に固定するための固定力を増大させることができ
る。
【0088】また、金属箔として1枚の大形の金属箔を
使用せずに、所定幅の帯状金属箔の複数枚を使用するの
で、既成の帯状金属箔を使用してコスト低減を図ること
ができる。
【0089】請求項6の発明によれば、金属箔が1枚箔
よりなるので、これを電極基部,閉塞筒体の一部および
外部導体の外周に巻き付ける作業の作業性を、複数枚の
金属箔を巻き付ける場合に比して向上させることかでき
るうえに、保持管の両端から外方へ突出する金属箔の各
突出端部を保持管の両端側へ折り返すので、金属箔を保
持管に固定するための固定力を増強させることができ
る。
【0090】請求項7の発明によれば、電極基部と閉塞
筒体と外部導体の各外径を、同径に形成しているので、
これらの外周に保持管を容易に外嵌することができるう
えに、保持管を直胴に形成することができるので、この
保持管を電極構体に外嵌してから外囲器の各封止管部内
へ挿入の際の挿入を容易に行なうことができ、組立性を
向上させることができる。
【0091】請求項8の発明によれば、閉塞筒体の閉塞
端部の肉厚を厚く形成しているので、その胴部の肉厚を
厚くしたり、閉塞筒体の内腔に支持用のコイルを内蔵す
る必要がなく、材料の節約と部品数の削減とを図ること
ができる。
【0092】請求項10の発明によれば、アノード側は
点灯時に高温に昇温するので、このアノード側封止管部
の発生熱を反射鏡を通して外部に効率的に放熱してラン
プ効率を向上させることができる。
【0093】請求項11記載の点灯装置と、請求項12
と13記載の露光装置は、いずれも、請求項1ないし9
のいずれか一記載の高圧放電ランプを具備しているの
で、これら請求項と同様の作用効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る高圧水銀放電ラ
ンプの縦断面図。
【図2】図1の要部の拡大図。
【図3】図1で示す電極構体に保持管を外嵌した状態の
要部縦断面図。
【図4】図3の左側面図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る照射装置の縦断
面図。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る露光装置の全体
構成図。
【図7】従来の直流式大電流用の高圧水銀放電ランプの
縦断面図。
【符号の説明】
11 高圧水銀放電ランプ 12 バルブ(外囲器) 12a バルブの本体部(放電空間部) 12b,12c バルブの封止管部 13a カソード 13b アノード 14a,14b 一対の電極軸 14c,14d 一対の電極基部 16a,16b 一対の閉塞筒体 17a,17b 一対の外部リード棒 18a1 〜18a3 ,18b1 〜18b3 金属箔 19a,19b 電極構体 20a,20b 一対の保持管 31 照射装置 32 反射鏡 35 点灯回路 41 露光装置 42 半導体ウエハ 43 光学系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若山 哲郎 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 川鶴 滋久 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電空間部およびその両端から外側方へ
    それぞれ延出する中空状の封止管部をガラスにより一体
    に連成してなる外囲器と;外囲器内に封入される放電媒
    体と;放電空間部内に位置する電極主体部に電極軸によ
    り電気的かつ機械的に接続された、電極軸より大径の電
    極基部、この電極基部の背面側に並設され、この背面側
    端部を閉じる一方、その他端を開口させたガラス製の閉
    塞筒体、この閉塞筒体の開口端側に並設されて、一端を
    封止管部の外端より外方へ突出するように突設した外部
    導体、外部導体に電気的に接続される外部リード線、保
    持管と閉塞筒体との間にて軸方向に沿って配設され、電
    極基部と外部導体とを電気的に接続した金属箔とを有す
    る電極構体と;電極構体の電極基部、閉塞筒体および外
    部導体の外面に金属箔を介して外嵌されて、これらを一
    体的に組み付ける一方、一対の電極主体部同士が放電空
    間部内で対向するように各封止管部内に挿入されて気密
    に封止するガラス製の保持管と;を具備していることを
    特徴とする高圧放電ランプ。
  2. 【請求項2】 電極主体部が保持管の直径よりも小径に
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の高圧放
    電ランプ。
  3. 【請求項3】 保持管が直胴円筒状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の高圧放電ラン
    プ。
  4. 【請求項4】 電極基部の軸方向長さがその半径以上で
    あることを特徴とする請求項3記載の高圧放電ランプ。
  5. 【請求項5】 金属箔は、所定幅の帯状に形成され、こ
    の帯状金属箔の複数枚を電極基部、閉塞筒体の一部およ
    び外部導体の外周面に周方向にそれぞれ少なくとも一周
    以上巻き付けられ、保持管の両端より外方へそれぞれ突
    出する各帯状金属箔の突出端部を保持管の両端面側へ折
    り返していることを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れか一記載の高圧放電ランプ。
  6. 【請求項6】 金属箔は、1枚の箔よりなり、保持管の
    両端より外方へそれぞれ突出する金属箔の各突出端部
    を、保持管の両端面側へ折り返していることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれか一記載の高圧放電ラン
    プ。
  7. 【請求項7】 電極基部と閉塞筒体と外部導体の各外径
    をほぼ同径に形成していることを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれか一記載の高圧放電ランプ。
  8. 【請求項8】 閉塞筒体は、その閉塞端部の肉厚を胴部
    の肉厚よりも厚く形成していることを特徴とする請求項
    7記載の高圧放電ランプ。
  9. 【請求項9】 放電媒体が少なくとも水銀を含むことを
    特徴とする請求項1ないし8のいずれか一記載の高圧放
    電ランプ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか一記載の
    高圧放電ランプと;この高圧放電ランプの一方またはア
    ノード側に装着されて、このランプからの光を反射する
    反射鏡と;を具備していることを特徴とする照射装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし8のいずれか一記載の
    高圧放電ランプと;このランプの一対の電極構体にラン
    プ電力を給電して安定的に点灯させる点灯回路と;を具
    備することを特徴とする点灯装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の照射装置と;この照
    射体からの光を被照射体に照射して露光させる光学系
    と;を具備していることを特徴とする露光装置。
  13. 【請求項13】 放電ランプに電力を給電して安定的に
    点灯させる点灯回路;を具備していることを特徴とする
    請求項12記載の露光装置。
JP8170404A 1996-06-28 1996-06-28 高圧放電ランプ,照射装置,点灯装置および露光装置 Pending JPH1021875A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6849993B2 (en) 2000-05-31 2005-02-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Discharge lamp and lamp unit with caulking member
JP2007157513A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Orc Mfg Co Ltd ショートアーク型放電ランプの封止部構造とその製造方法
KR100822583B1 (ko) 2004-02-27 2008-04-16 우시오덴키 가부시키가이샤 고압 방전 램프
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JP2015065128A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 ウシオ電機株式会社 ショートアーク型放電ランプ

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