JPH10218708A - 水田用除草剤組成物 - Google Patents

水田用除草剤組成物

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JPH10218708A
JPH10218708A JP3574697A JP3574697A JPH10218708A JP H10218708 A JPH10218708 A JP H10218708A JP 3574697 A JP3574697 A JP 3574697A JP 3574697 A JP3574697 A JP 3574697A JP H10218708 A JPH10218708 A JP H10218708A
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paddy field
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rice
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JP3574697A
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Kazutomi Yasui
一臣 安井
Toshio Goshima
敏男 五島
Seishi Itou
整志 伊藤
Chieko Ueno
知恵子 上野
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Bayer CropScience KK
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Nihon Bayer Agrochem KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬害軽減された水田用除草剤組成物を提供す
ること。 【解決手段】 2′,5−ジクロロ−4′−ニトロサリ
シルアニリドと除草性スルホンアミド類、除草性オキシ
アセトアミド類及び除草性テトラゾリノン類からなる群
より選ばれる少なくとも1種の化合物を有効成分として
含有することを特徴とする水田用除草剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水田用除草剤組成物
に関する。より詳しくは、本発明は、2′,5−ジクロ
ロ−4′−ニトロサリシルアニリドと、ある種の公知の
除草性化合物とを有効成分として含有する水田用除草剤
組成物及びそれを用いる水田雑草の防除方法に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】我が国における水稲作
は、従来より移植水稲を中心に行なわれてきていること
は周知のとおりであるが、近年、我が国の稲作は価格の
面で国際競争力が極めて弱いことから、生産面からの一
つの対策として、また省力化との兼ね合いからも、移植
水稲作から直播水稲作への可能性が模索されている。そ
して、移植水稲作で使用される除草剤類が同様に直播水
稲作に必らずしも適用できないという問題が、雑草防除
及び稲に対する薬害の点で生じている。
【0003】更に、我が国のほか韓国でも、直播水田の
面積が近い将来増大することが予想されており、また、
東南アジアの各国では、我が国と異なり、従来より直播
水稲作がほとんどを占めており、雑草防除、省力化等の
面から優れた除草剤の開発が強く望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】今回、本発明者等は、下
記に示す組成物が直播水田における雑草防除及び田植時
施用による水田の雑草防除、並びに稲の薬害の点で極め
て優れたそして望ましい効果を現わすことを見い出し
た。
【0005】かくして、本発明は、(a) 2′,5−
ジクロロ−4′−ニトロサリシルアニリドと、(b)
除草性スルホンアミド類、除草性オキシアセトアミド類
及び除草性テトラゾリノン類からなる群より選ばれる少
なくとも1種の化合物を有効成分として含有することを
特徴とする水田用除草剤組成物を提供するものである。
【0006】本発明の上記組成物によれば、驚くべきこ
とに、水田用除草剤として、構成成分の一方の除草性化
合物の単独使用の際に問題になっていた稲の薬害を著る
しく軽減することができると同時に、直播水田における
施用のみならず、田植時施用によっても、水田雑草を的
確に防除することができる。
【0007】本発明の組成物において(a)成分として
使用される2′,5−ジクロロ−4′−ニトロサリシル
アニリドは、例えば米国特許第3079297号明細書
に具体的に開示されている公知化合物であり、ヒトに寄
生する住血吸虫及びファスキオラ属の肝吸虫の中間宿主
となる巻貝の1種(fresh-water snails)、並びに東南
アジアの地域で水稲作に甚大な被害を起こす巻貝の1種
(golden apple snails)を防除するための薬剤として
使用されている。
【0008】一方、本発明の組成物において(b)成分
として使用しうる除草性スルホンアミド類の具体例とし
ては、例えば、メチル α−(4,6−ジメトキシピリ
ミジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−o−
トルアート、エチル 5−(4,6−ジメトキシピリミ
ジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−1−メ
チルピラゾール−4−カルボキシラート、1−(2−ク
ロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3−イルスルホ
ニル)−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イ
ル)ウレア、及びN−(2−シクロプロピルカルボニル
フェニルスルファモイル)−N′−(4,6−ジメトキ
シピリミジン−2−イル)ウレアを挙げることができ
る。これらの化合物は、例えば、特開昭57−1123
79号公報、特開昭59−122488号公報、特開平
1−38091号公報、特開平4−224567号公報
等に記載されており、これら公報に記載の方法によって
製造することができる。
【0009】また、本発明の組成物において(b)成分
として使用しうる除草性オキシアセトアミド類の具体例
としては、2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N
−メチルアセトアミリドを例示することができる。この
化合物は当該分野で除草剤としてすでによく知られてい
るものである。
【0010】さらに、本発明の組成物において(b)成
分として使用しうる除草性テトラゾリノン類の具体例と
しては、1−(2−クロロフェニル)−4−(N−シク
ロヘキシル−N−エチルカルバモイル)−5(4H)−
テトラゾリノンを例示することができる。この化合物は
特開平6−306061号公報に記載されており、該公
報に記載の方法によって製造することができる。
【0011】以上に述べた(b)成分の活性化合物はそ
れぞれ単独で又は2種以上組み合わせて用いることがで
きる。
【0012】本発明の組成物において、(a)成分と
(b)成分との混合比は該組成物の適用時期、適用地
域、施用方法等に応じて比較的広い範囲内で変えること
ができるが、一般には、2′,5−ジクロロ−4′−ニ
トロサリシルアニリド1重量部あたり、除草性スルホン
アミド類は0.05〜0.5重量部、好ましくは0.1〜
0.3重量部、除草性オキシアセトアミド類は1〜4重
量部、好ましくは2〜3重量部、そして除草性テトラゾ
リノン類は0.1〜1重量部、好ましくは0.25〜0.
75重量部の割合で使用することができる。
【0013】本発明の組成物は、後記の試験例に示すと
おり、直播水田における雑草防除及び田植時施用による
水田雑草防除において優れた除草効果を現わし、しか
も、水稲に対し薬害を生じさせないという顕著な効果を
奏する。従って、本発明はまた、該組成物を直播水田又
は田植時の水田に散布することを特徴とする水田雑草の
防除方法をも提供するものである。
【0014】本発明の組成物は、水田に発生する各種の
雑草に対して使用することができる。その例としては以
下に述べるものが挙げられる:次の属の双子葉植物 :タデ属(Polygonum)、イヌガラ
シ属(Rorippa)、キカシグサ属(Rotala)、アゼナ属
(Lindernia)、タウコギ属(Bidens)、アブノメ属(D
opatrium)、タカサブロウ属(Eclipta)、ミゾハコベ
属(Elatine)、オオアブノメ属(Gratiola)、アゼト
ウガラシ属(Lindernia)、ミズキンバイ属(Ludwigi
a)、セリ属(Oenanthe)、キンポウゲ属(Ranunculu
s)、サワトウガラシ属(Deinostema)など。
【0015】次の属の単子葉植物:ヒエ属(Echinochlo
a)、キビ属(Panicum)、スズメノカタビラ属(Po
a)、カヤツリグサ属(Cyperus)、ミズアオイ属(Mono
choria)、テンツキ属(Fimbristylis)、クワイ属(Sa
gittaria)、ハリイ属(Eleocharis)、ホタルイ属(Sc
irpus)、ヘラオモダカ属(Alisma)、イボクサ属(Ane
ilema)、スブタ属(Blyxa)、ホシクサ属(Eriocaulo
n)、ヒルムシロ属(Potamogeton)など。
【0016】本発明の組成物は、具体的に、例えば次の
代表的な水田雑草に関して使用することができる。
【0017】 植物名 ラテン名 双子葉植物 キカシグサ Rotala indica Koehne アゼナ Lindernia Procumbens Philcox チヨウジタデ Ludwigia prostrata Roxburgh ヒルムシロ Potamogeton distinctus A. Benn ミゾハコベ Elatine triandra Schk セリ Oenanthe javanica 単子葉植物 タイヌビエ Echinochloa oryzicola vasing コナギ Monochoria vaginalis Presl マツバイ Eleocharis acicularis L. クログワイ Eleocharis Kuroguwai Ohwi タマガヤツリ Cyperus difformis L. ミズガヤツリ Cyperus serotinus Rottboel ウリカワ Sagittaria pygmaea Miq ヘラオモダカ Alisma canaliculatum A. Br. et Bouche ホタルイ Scirpus juncoides Roxburgh しかしながら、本発明の組成物の使用はこれら雑草に何
ら限定されるものではなく、他の雑草に対しても同じよ
うに適用することができる。
【0018】本発明の組成物は、水田雑草の防除のため
に使用するに際して、通常の製剤形態にすることができ
る。その製剤形態としては、例えば、液剤、エマルジョ
ン、水和剤、懸濁剤、粉剤、可溶性粉剤、粒剤、懸濁エ
マルジョン濃厚物、固型剤(ジャンボ剤)、浮遊性粒
剤、重合体物質中のマイクロカプセル等を挙げることが
できる。
【0019】これらの製剤はそれ自体既知の方法によっ
て調製することができる。例えば、前記の(a)成分及
び(b)成分を、拡展剤、即ち、液体希釈剤及び/又は
固体希釈剤、必要な場合には、界面活性剤、即ち、乳化
剤及び/又は分散剤及び/又は泡沫形成剤を用いて、混
合することによって本発明に従う製剤を調製することが
できる。
【0020】拡展剤として水を用いる場合には、例えば
有機溶媒を補助溶媒として使用することができる。液体
希釈剤としては、例えば、芳香族炭化水素類(例えば、
キシレン、トルエン又はアルキルナフタレン等)、クロ
ル化芳香族又はクロル化脂肪族炭化水素類(例えば、ク
ロロベンゼン類、塩化エチレン類又は塩化メチレン
等)、脂肪族炭化水素類[例えば、シクロヘキサン等又
はパラフィン類(例えば鉱油留分、鉱物及び植物油
等)]、アルコール類(例えば、ブタノール、グリコー
ル及びそれらのエーテル及びエステル等)、ケトン類
(例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン又はシクロヘキサノン等)、強極性溶媒
(例えば、ジメチルホルムアミド及びジメチルスルホキ
シド等)などの有機溶媒及び水を挙げることができる。
【0021】固体希釈剤としては、例えば、アンモニウ
ム塩及び土壌天然鉱物(例えば、カオリン、クレー、タ
ルク、チョーク、石英、アタパルガイト、モンモリロナ
イト、珪藻土等)、土壌合成鉱物(例えば、高分散ケイ
酸、アルミナ、ケイ酸塩等)などを挙げることができ
る。また、粒剤のための固体担体としては、例えば、粉
砕且つ分別された岩石(例えば、方解石、大理石、軽
石、海泡石、白雲石等)、無機及び有機物粉の合成粒、
有機物質細粒体(例えば、おがくず、ココやしの実のか
ら、とうもろこしの穂軸、タバコの茎等)などを使用す
ることもできる。
【0022】乳化剤及び/又は泡沫剤としては、非イオ
ン及び陰イオン乳化剤[例えば、ポリオキシエチレン脂
肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエ
ーテル類(例えば、アルキルアリールポリグリコールエ
ーテル類、アルキルスルホン酸塩類、アルキル硫酸塩
類、アリールスルホン酸塩類等)]、アルブミン加水分
解生成物等を挙げることができる。
【0023】分散剤としては、例えば、リグニンサルフ
ァイト廃液及びメチルセルロースが適当である。
【0024】固着剤も、製剤(粉剤、粒剤、乳剤)に使
用することができ、該固着剤としては、例えば、カルボ
キシメチルセルロース、天然及び合成ポリマー(例え
ば、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリビニル
アセテート類等)、天然燐脂質類(例えば、セファリン
類及びレシチン類)及び合成燐脂質類等を挙げることが
できる。更に、添加剤として鉱物油及び植物油類も使用
することができる。
【0025】着色剤を使用することもでき、該着色剤と
しては、無機顔料類(例えば、酸化鉄、酸化チタン、プ
ルシアンブルー等)、アリザリン染料、アゾ染料又は金
属フタロシアニン染料のような有機染料類、そして更
に、鉄、マンガン、ボロン、銅、コバルト、モリブデン
及び亜鉛の塩のような微量要素を挙げることができる。
製剤は一般に(a)成分と(b)成分を合計で0.1乃
至95重量%、好ましくは0.5乃至90重量%の濃度
で含有することができる。
【0026】本発明の組成物は雑草を防除するためにそ
のままあるいはその製剤の形態で使用することができ、
また、使用時にタンク混合することも可能であり、更に
他の公知の活性化合物、特に通常水田に使用される活性
化合物、例えば、殺菌剤、殺虫剤、植物生長調整剤、植
物栄養剤、土壌改良剤、薬害軽減剤及び他の除草剤を配
合することも可能である。その好適例として、本発明の
組成物に、除草性スルホンアミド類1重量部あたり、薬
害軽減剤として、例えば1−(α,α−ジメチルベンジ
ル)−3−p−トリルウレアを1〜200重量部、好ま
しくは、2〜100重量部加えることができる。
【0027】本発明の組成物は、そのまま、あるいはそ
れら製剤の形態で、又は該製剤から更に希釈して調製し
た施用形態、例えば、散布用調製液(ready-to-use sol
ution)、乳剤、懸濁剤、粉剤、水和剤又は粒剤の形態
で使用することができる。これらの形態のものは通常の
方法、例えば、液剤散布(watering)、噴霧(sprayin
g, atomizing)、散粉又は散粒等の方法で水田に施用す
ることができる。
【0028】本発明の組成物は、前述したとおり、水稲
に対する薬害が極めて少ないという点に大きな特徴があ
り、従って、直播水田においては、水稲の播種後の大体
3葉期までの薬害の生じやすい幼苗の頃の水田に施用す
るのに特に適しており、また、移植水田の場合には、薬
害が最も生じやすい田植時に施用するのが効果的であ
る。
【0029】しかし、本発明の組成物の施用は、上記の
時期又は期間のみに限られるものではなく、播種前又は
田植前の水田に施用することも可能であり、また、上記
の時期又は期間の経過後に施用しても、充分な除草防除
効果を期待することができる。
【0030】施用する該組成物の量は実質的な範囲で変
えることができる。その施用量は、例えば、(a)成分
と(b)成分の合計量として0.1〜2kg/ha、好
ましくは0.2〜1.5kg/haの範囲内とすることが
できる。
【0031】本発明による組成物の優れた効果を以下の
実施例によりさらに具体的に説明する。しかし、本発明
はこれのみに限定されるべきものではない。
【0032】
【実施例】
生物試験例及び製剤例:− 活性化合物(成分) A:2′,5−ジクロロ−4′−ニトロサリシルアニリ
ド B:メチル α−(4,6−ジメトキシピリミジン−2
−イルカルバモイルスルファモイル)−o−トルアート C:N−(2−シクロプロピルカルボニルフェニルスル
ファモイル)−N′−(4,6−ジメトキシピリミジン
−2−イル)ウレア D:2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N−メチ
ルアセトアニリド E:1−(2−クロロフェニル)−4−(N−シクロヘ
キシル−N−エチルカルバモイル)−5(4H)−テト
ラゾリノン 供試薬剤の調製 担体:アセトン5重量部 界面活性剤:ベンジルオキシポリグリコールエーテル1
重量部 上記の担体及び界面活性剤と1重量部の活性化合物とを
混合し、得られる製剤を水で希釈して所定薬量の供試薬
剤を調製する。
【0033】試験例:除草効果及び直播水稲薬害試験 1/2000アールの試験用ポット(25×20×9c
m)に水田土壌を充てんし、給水後、よくかきまぜた。
泥水状態で、各ポットの表面に水稲の種子(品種:日本
晴)並びに、タイヌビエ、コナギ、広葉雑草(アゼナ、
キカシグサ等)、ホタルイ、タマガヤツリの各種子及び
ウリカワの塊茎を均等に播種した。水稲苗が1.5〜2.
0葉期に成長した時、各ポットを約3cmの深さに湛水
した。そして予め調製した所定薬量の各々の試験薬剤を
各々の試験ポットに水面施用処理した。試験の間、各ポ
ットは約3cmの深さの湛水条件に保った。
【0034】薬剤処理2週間後、除草効果及び水稲薬害
の程度を評価した。評価は%表示で行ない、100%は
完全枯死を、0%は効果なし又は薬害なしを示す。
【0035】効果は90%以上、薬害は10%以下がそ
れぞれ有効であることを示す。特に、薬害軽減効果につ
いては下記のコルビーの式を用いて判定を行なった。
【0036】結果を第1表に示す。
【0037】コルビーの式
【0038】
【数1】
【0039】ここで、E:薬害の予想値(期待値)
(%) X、Y、Z:各活性成分の単独使用時の薬害の実測値
(%) 第1表の「防除効果%」の欄のW1〜W6は次の意味を有
する。
【0040】W1:タイヌビエ W2:コナギ W3:広葉雑草 W4:ホタルイ W5:ウリカワ W6:タマガヤツリ
【0041】
【表1】
【0042】製剤例1 活性化合物A 6部、活性化合物E 3部、ベントナイト
(モンモリロナイト)30部、タルク(滑石) 58部
及びリグニンスルホン酸塩 3部の混合物に、水25部
を加えて良く捏化し、押し出し式造粒機により10〜4
0メッシュの粒状とし、40〜50℃で乾燥して粒剤と
する。
【0043】製剤例2 0.2〜2mmに粒径分布を有する粘土鉱物粒96部を
回転混合機に入れ、回転下に液体希釈剤とともに活性化
合物A 3部及び活性化合物E 1部を噴霧し均等にしめ
らせた後、40〜50℃で乾燥して粒剤とする。
【0044】製剤例3 活性化合物A 20部、活性化合物E 10部、キシレン
55部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル 8部及びアルキルベンゼンスルホン酸カルシウム 7
部を混合撹拌して乳剤とする。
【0045】
【発明の効果】本発明の水田用除草剤組成物は、試験例
に示したとおり、水稲に対する薬害を軽減させると共
に、各種の水田雑草に対して的確な防除効果を現わす。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 2′,5−ジクロロ−4′−ニ
    トロサリシルアニリドと、(b) 除草性スルホンアミ
    ド類、除草性オキシアセトアミド類及び除草性テトラゾ
    リノン類からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合
    物を有効成分として含有することを特徴とする水田用除
    草剤組成物。
  2. 【請求項2】 除草性スルホンアミド類が、 メチル α−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イ
    ルカルバモイルスルファモイル)−o−トルアート、 エチル 5−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イ
    ルカルバモイルスルファモイル)−1−メチルピラゾー
    ル−4−カルボキシラート、 1−(2−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−3
    −イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリミ
    ジン−2−イル)ウレア、又はN−(2−シクロプロピ
    ルカルボニルフェニルスルファモイル)−N′−(4,
    6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ウレアである請
    求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 除草性オキシアセトアミド類が2−ベン
    ゾチアゾール−2−イルオキシ−N−メチルアセトアニ
    リドである請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】 除草性テトラゾリノン類が1−(2−ク
    ロロフェニル)−4−(N−シクロヘキシル−N−エチ
    ルカルバモイル)−5(4H)−テトラゾリノンである
    請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 2′,5−ジクロロ−4′−ニトロサリ
    シルアニリド1重量部に対し、 除草性スルホンアミド類0.05〜0.5重量部、 除草性オキシアセトアミド類1〜4重量部、又は除草性
    テトラゾリノン類0.1〜1重量部を含有する請求項1
    記載の組成物。
  6. 【請求項6】 (a) 2′,5−ジクロロ−4′−ニ
    トロサリシルアニリドと、(b) 除草性スルホンアミ
    ド類、除草性オキシアセトアミド類及び除草性テトラゾ
    リノン類からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合
    物を有効成分として含有する除草剤組成物を直播水田又
    は田植時の水田に散布することを特徴とする水田雑草の
    防除方法。
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