JPH10217462A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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Publication number
JPH10217462A
JPH10217462A JP2476397A JP2476397A JPH10217462A JP H10217462 A JPH10217462 A JP H10217462A JP 2476397 A JP2476397 A JP 2476397A JP 2476397 A JP2476397 A JP 2476397A JP H10217462 A JPH10217462 A JP H10217462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
density information
ink
amount
print density
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2476397A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Matsuoka
孝雄 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2476397A priority Critical patent/JPH10217462A/ja
Publication of JPH10217462A publication Critical patent/JPH10217462A/ja
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インクジェットプリンタのノズルから噴射され
るインク滴量が印字濃度情報に応じて変化しても、噴射
されるインク滴の噴射速度(インク滴飛翔速度)の一定
化を図ることで、印刷品質の向上を図る。 【解決手段】圧電素子11への電圧印加・放電により該
圧電素子を変形・復元させて、ノズル内にインクを吸引
後,印刷媒体に対してインク滴を噴射するインクジェッ
トプリンタにおいて、圧電素子11に印加する電圧又は
/及びパルス幅を印刷濃度情報に基づき制御して噴射イ
ンク滴量を制御すると共に、印刷濃度情報が大きいとき
は圧電素子11の放電抵抗を小さくし、印刷濃度情報が
小さいときは圧電素子の放電抵抗を大きくして、圧電素
子の復元速度を噴射インク滴量に応じて変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電素子の変形・復
元を利用してインク滴を噴射し印刷を行うインクジェッ
トプリンタに係り、特に、その圧電素子の駆動制御技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電素子を駆動素子としたインクジェッ
トプリンタは、インク滴噴射指令により圧電素子にパル
ス電圧を印加して圧電素子を変形させ、この変形力を利
用してノズル内にインクを吸引させ、インク吸引後に、
圧電素子を放電により復元させ、この復元力を利用して
ノズル内のインクを印刷媒体に対して噴射して印刷を行
っている。ノズルは印刷媒体に対して相対的に移動す
る。
【0003】インクジェットプリンタにおける噴射イン
ク滴量制御は、インクノズル駆動用の圧電素子に印加す
るエネルギー量、即ち、印加電圧又は印加パルス幅の一
方もしくは両方を変化させることにより、圧電素子の変
形量を変えて行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した如く圧電素子
の変形を利用し、印刷濃度情報に応じて噴射インク滴制
御を行う方法では、印刷濃度情報が大きいほど相対的に
多量のインク滴が噴射され、インク滴重量が増加するた
め、インク飛翔速度が遅くなり、少量のインク滴を噴
射、飛翔させた場合と印刷媒体上の異なる位置にインク
滴が付着し、その結果、印刷品質の低下を招いていた。
【0005】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的は、ノズルから噴射されるインク滴量が印字濃度情報
に応じて変化しても、噴射されるインク滴の噴射速度
(インク滴飛翔速度)の安定化(一定化)を図ること
で、印刷品質の向上を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、圧電素子への電圧印加・放電により該圧電
素子を変形・復元させて、ノズル内にインクを吸引後、
印刷媒体に対してインク滴を噴射するインクジェットプ
リンタにおいて、前記圧電素子に印加する電圧又は/及
びパルス幅を印刷濃度情報に基づき制御して噴射インク
滴量を制御する手段と、前記印刷濃度情報が大きいとき
は前記圧電素子の放電抵抗を小さくし、前記印刷濃度情
報が小さいときは前記圧電素子の放電抵抗を大きくし
て、前記圧電素子の復元速度を噴射インク滴量に応じて
変化させる手段とを、備えて成る。
【0007】上記構成によれば、印刷濃度情報が大きい
とき(換言すれば、圧電素子に印加する電圧又は/及び
パルス幅を大きくして噴射インク滴量が大きいとき)に
は、圧電素子の放電抵抗が小さくなるよう制御され、圧
電素子の放電速度ひいては復元速度が速くなる。逆に印
刷濃度情報が小さいとき(換言すれば、圧電素子に印加
する電圧又は/及びパルス幅を小さくして噴射インク滴
量が小さいとき)には、圧電素子の放電抵抗が大きくな
るよう制御され、圧電素子の放電速度ひいては復元速度
が遅くなる。その結果、噴射インク滴量が大きいときに
は噴射エネルギが大きくなるように、圧電素子の復元速
度が可変制御され、噴射インク滴量が変化してもインク
滴の噴射速度(インク滴飛翔速度)を略一定にする(印
刷指令が送出されてから、インク滴が印刷媒体に付着す
るまでの時間を一定に保つことが可能になる)。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。
【0009】図1は、本実施例に係るインクジェットプ
リンタの駆動系を示す回路ブロック構成図、図2は、そ
の動作を示すタイムチャートである。
【0010】図1において、印刷指令21及び印刷濃度
情報22が図示されていない印刷制御回路より送出され
ると、鋸歯状波発生回路1より鋸歯状波電圧がつくりだ
される。また同時に、減算カウンタ2に印刷濃度情報2
2がラッチされ、図示されていない制御回路より送出さ
れる一定周波数のクロック信号23により減算が開始す
るとともに、アナログスイッチ3を導通状態とする。
【0011】このアナログスイッチ3の導通により、圧
電素子11には鋸歯状波が印加され、電圧の上昇に従
い、圧電素子11の変形量が増加し、図示されていない
ノズル内にインクを吸い込む。
【0012】印刷濃度情報22は印刷指令21が送出さ
れると、ラッチ回路4にも保持される。ラッチ回路4
は、圧電素子11の放電抵抗12,13の通電制御回路
となる。
【0013】減算カウンタ2の値がゼロになると、アナ
ログスイッチ3はオフ状態となり、圧電素子11への電
圧印加が終了する。従って、印刷濃度情報22の値が小
さい、即ち印刷濃度が低い時ほど、圧電素子11に印加
される電圧は低くなるが同時にパルス幅も短くなる。ま
た、この時同時にラッチ回路4は出力可状態となり、放
電抵抗12、13及びトランジスタ14,15を通り圧
電素子11に蓄えられた電気エネルギーの放電を開始す
る。この時、トランジスタ14、15は印刷濃度情報2
2により、選択的に導通状態となるように制御されてい
る。印刷濃度情報22が小さい時は、トランジスタ14
のみが導通状態となり、印刷濃度情報22が最大の時は
トランジスタ14、15の両方が導通状態となる。
【0014】従って、圧電素子11の放電速度(変位復
元速度)は、印刷濃度情報22の値が大きい時に大きく
なるように制御される。
【0015】以上の動作例を図2のタイミングチャート
を用いてさらに説明する。
【0016】図2において、信号21は印刷指令、信号
32は鋸歯状波発生回路1の出力、信号33は減算カウ
ンタ2の出力である。信号34は圧電素子11に印加さ
れる電圧である。
【0017】印刷濃度情報22が小さい時は、圧電素子
11に印加される電圧34及びそのパルス幅T1ともに
小さくなり(この場合、T1が圧電素子が変形する時間
であり、T1後に圧電素子が復元するので、換言すれば
T1は印刷指令21が送出されてから圧電素子の復元が
始まるまでの時間に相当する)、噴射インク滴量も少な
くなる。これに対して、印刷濃度情報22が大きい時
は、圧電素子11に印加される電圧34及びそのパルス
幅T2ともに大きくなり(この場合、T2が圧電素子が
変形する時間であり、T2後に圧電素子が復元するの
で、換言すればT2は印刷指令21が送出されてから圧
電素子の復元が始まるまでの時間に相当する)、噴射イ
ンク滴量も増大する。
【0018】一方、圧電素子11の放電時間は、既述し
たようにラッチ回路4による放電抵抗13、14の一方
或いは双方の導通制御により、印刷濃度情報が小さい時
のT3に比べ印刷濃度情報22が大きい時のT4は小さ
くできる。したがって、圧電素子の復元速度即ちインク
滴飛翔速度は、印刷濃度情報22が大きいとき(インク
滴量が大きいとき)に大きくなり、結果として、印刷濃
度情報22の大きさによらず印刷指令21が送出されて
からインク滴が印刷媒体に付着するまでの時間を一定と
できる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、圧電素子の変形を利用
しノズル内にインクを吸い込んだ後、圧電素子の復元力
によりインク滴を噴射させる方式のインクジェットプリ
ンタで、印刷濃度情報に応じ噴射インク滴量を変化させ
ても(圧電素子に印加する電圧、パルス幅を変えて
も)、インク滴飛翔速度の一定化を図り、その結果、印
刷指令が送出されてからインク滴が印刷媒体に付着する
までの時間を一定に保つことが可能であり、印刷品質の
低下を招くこと無しに、噴射インク滴量制御を可能とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るインクジェットプリ
ンタの圧電素子駆動回路を示すブロック図。
【図2】 図1の回路のタイミングチャート。
【符号の説明】
1…鋸歯状波発生回路、2…減算カウンタ、3…アナロ
グスイッチ、4…ラッチ回路、11…圧電素子、12,
13…放電抵抗、14,15…トランジスタ、21…印
刷指令信号、22…印刷濃度情報、23…クロック信
号。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電素子への電圧印加・放電により該圧電
    素子を変形・復元させて、ノズル内にインクを吸引後、
    印刷媒体に対してインク滴を噴射するインクジェットプ
    リンタにおいて、 前記圧電素子に印加する電圧又は/及びパルス幅を印刷
    濃度情報に基づき制御して噴射インク滴量を制御する手
    段と、前記印刷濃度情報が大きいときは前記圧電素子の
    放電抵抗を小さくし、前記印刷濃度情報が小さいときは
    前記圧電素子の放電抵抗を大きくして、前記圧電素子の
    復元速度を噴射インク滴量に応じて変化させる手段と
    を、備えて成ることを特徴とするインクジェットプリン
    タ。
  2. 【請求項2】前記噴射インク滴量を制御する手段は、前
    記圧電素子に鋸歯状波電圧を印加する回路と、前記圧電
    素子に印加される鋸歯状波電圧のパルス幅を前記印刷濃
    度情報に基づき可変制御する制御回路とを備え、前記圧
    電素子の復元速度を変化させる手段は、前記圧電素子の
    放電抵抗を前記印刷濃度情報に基づき変化させる回路よ
    り成る請求項1記載のインクジェットプリンタ。
JP2476397A 1997-02-07 1997-02-07 インクジェットプリンタ Withdrawn JPH10217462A (ja)

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JP2476397A JPH10217462A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 インクジェットプリンタ

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JP2476397A JPH10217462A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 インクジェットプリンタ

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JPH10217462A true JPH10217462A (ja) 1998-08-18

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JP2476397A Withdrawn JPH10217462A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 インクジェットプリンタ

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Effective date: 20040511