JPH10217238A - 中空円筒状の支持部材を具えるドリル工具 - Google Patents
中空円筒状の支持部材を具えるドリル工具Info
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- JPH10217238A JPH10217238A JP9324871A JP32487197A JPH10217238A JP H10217238 A JPH10217238 A JP H10217238A JP 9324871 A JP9324871 A JP 9324871A JP 32487197 A JP32487197 A JP 32487197A JP H10217238 A JPH10217238 A JP H10217238A
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- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
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- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた作業効率を達成することができ、経済
的に製造可能であると共に高強度で軽量なドリル工具を
提案することにある。 【解決手段】 本発明によるドリル工具は、中空円筒状
の支持部材(2)と、支持部材(2)の加工方向端部か
ら軸線方向に突出するカッター(3)とを具える。支持
部材(2)は、同軸配置されて相互に結合した外側管お
よび内側管からなる二重管(4,5)から形成する。支
持部材(2)の外側には、螺旋状に延在するリブ(6)
を配置する。外側管(4)と、内側管(5)との間でリ
ブ(6)に沿って中空スペース(11)を延在させ、その
中空スペースを経て洗浄水をカッター(3)に供給す
る。
的に製造可能であると共に高強度で軽量なドリル工具を
提案することにある。 【解決手段】 本発明によるドリル工具は、中空円筒状
の支持部材(2)と、支持部材(2)の加工方向端部か
ら軸線方向に突出するカッター(3)とを具える。支持
部材(2)は、同軸配置されて相互に結合した外側管お
よび内側管からなる二重管(4,5)から形成する。支
持部材(2)の外側には、螺旋状に延在するリブ(6)
を配置する。外側管(4)と、内側管(5)との間でリ
ブ(6)に沿って中空スペース(11)を延在させ、その
中空スペースを経て洗浄水をカッター(3)に供給す
る。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、中空円筒状の支持部材と、該支
持部材の加工方向端部から軸線方向に突出する少なくと
も1個のカッターとを具えるドリル工具に関するもので
ある。
持部材の加工方向端部から軸線方向に突出する少なくと
も1個のカッターとを具えるドリル工具に関するもので
ある。
【0002】
【背景技術】コンクリート、岩石、壁等の基盤に穿孔を
設けるため、中空円筒状の支持部材と、支持部材の加工
方向端部から軸線方向に突出する少なくとも1個のカッ
ターとを有するドリル工具を使用することがある。この
ようなドリル工具を使用すると基盤に中空円筒状の空隙
が形成され、残留したコア部分は容易に除去することが
できる。この種のドリル工具を使用する際に達成される
作業効率は、基盤の材質と、ドリル工具を駆動するドリ
ル装置の駆動力と、カッターの半径方向への突出量とに
依存する。
設けるため、中空円筒状の支持部材と、支持部材の加工
方向端部から軸線方向に突出する少なくとも1個のカッ
ターとを有するドリル工具を使用することがある。この
ようなドリル工具を使用すると基盤に中空円筒状の空隙
が形成され、残留したコア部分は容易に除去することが
できる。この種のドリル工具を使用する際に達成される
作業効率は、基盤の材質と、ドリル工具を駆動するドリ
ル装置の駆動力と、カッターの半径方向への突出量とに
依存する。
【0003】ドイツ連邦共和国特許出願公開第 20 31 0
94号公報には、厚肉中空円筒状の支持部材と、支持部材
の加工方向端部に設けた環状切削部材とを有するドリル
工具が開示されている。支持部材の外周面から半径方向
に突出する切削部材は大きな切削面を具え、その切削面
により大きな円形の環状面を有する空隙を形成すること
ができる。 言うまでもなく、特定の基盤を加工する場合
には、大きな切削面が所定の駆動条件下で加工速度に望
ましくない影響を及ぼすため、 この既知のドリル工具で
は全体として低い作業効率しか達成されない。
94号公報には、厚肉中空円筒状の支持部材と、支持部材
の加工方向端部に設けた環状切削部材とを有するドリル
工具が開示されている。支持部材の外周面から半径方向
に突出する切削部材は大きな切削面を具え、その切削面
により大きな円形の環状面を有する空隙を形成すること
ができる。 言うまでもなく、特定の基盤を加工する場合
には、大きな切削面が所定の駆動条件下で加工速度に望
ましくない影響を及ぼすため、 この既知のドリル工具で
は全体として低い作業効率しか達成されない。
【0004】
【発明の課題】したがって、本発明の課題は、優れた作
業効率を達成することができ、経済的に製造可能である
と共に高強度で軽量なドリル工具を提案することにあ
る。
業効率を達成することができ、経済的に製造可能である
と共に高強度で軽量なドリル工具を提案することにあ
る。
【0005】
【課題の解決手段】この課題を解決するため、本発明
は、中空円筒状の支持部材と、該支持部材の加工方向端
部から軸線方向に突出する少なくとも1個のカッターと
を具えるドリル工具において、支持部材を、同軸配置さ
れた外側管および内側管を相互に結合してなる二重管か
ら形成したことを特徴とするものである。
は、中空円筒状の支持部材と、該支持部材の加工方向端
部から軸線方向に突出する少なくとも1個のカッターと
を具えるドリル工具において、支持部材を、同軸配置さ
れた外側管および内側管を相互に結合してなる二重管か
ら形成したことを特徴とするものである。
【0006】本発明によれば、支持部材の二重管構造が
極めて高い強度を有するため、単管からなる従来の支持
部材に比べて肉厚を非常に薄くすることができる。その
結果、カッターの半径方向突出量及び切削面を低減する
ことが可能となる。 小さな切削面のため、一定条件下で
特定の基盤を加工する場合に高い加工速度が達成され、
ひいては一層良好な作業効率を実現することが可能であ
る。
極めて高い強度を有するため、単管からなる従来の支持
部材に比べて肉厚を非常に薄くすることができる。その
結果、カッターの半径方向突出量及び切削面を低減する
ことが可能となる。 小さな切削面のため、一定条件下で
特定の基盤を加工する場合に高い加工速度が達成され、
ひいては一層良好な作業効率を実現することが可能であ
る。
【0007】カッターの半径方向における突出量を制限
するため、外側管および内側管の肉厚をそれぞれ0. 1
〜0. 2mmとするのが有利である。外側管および内側
管の肉厚を薄くすることにより、ドリル工具の総重量を
顕著に低減することが可能となる。
するため、外側管および内側管の肉厚をそれぞれ0. 1
〜0. 2mmとするのが有利である。外側管および内側
管の肉厚を薄くすることにより、ドリル工具の総重量を
顕著に低減することが可能となる。
【0008】製造技術上の理由により、外側管および内
側管は、例えば、既知の収縮プレス結合法によって相互
結合するのが有利である。収縮プレス結合の場合、外側
管を内側管に接合又は装着するに先立って外側管を加熱
する。外側管は冷却に際して収縮して内側管に圧着され
る。
側管は、例えば、既知の収縮プレス結合法によって相互
結合するのが有利である。収縮プレス結合の場合、外側
管を内側管に接合又は装着するに先立って外側管を加熱
する。外側管は冷却に際して収縮して内側管に圧着され
る。
【0009】プレス結合は、例えば、膨張によっても達
成可能である。膨張結合の場合には内側管を過冷却し、
格別の押込み力を必要とせずに外側管内に挿入すること
が可能となる。なお、内側管は例えば液体窒素を使用し
て−190℃まで過冷却する。
成可能である。膨張結合の場合には内側管を過冷却し、
格別の押込み力を必要とせずに外側管内に挿入すること
が可能となる。なお、内側管は例えば液体窒素を使用し
て−190℃まで過冷却する。
【0010】外側管および内側管は、長手方向の圧縮に
よりプレス結合することも可能であり、組立前における
内側管の外径は外側管の内径を超える値とする。外側管
および内側管の両者を互いに押圧すると、接合面で材料
が圧潰されるために両者間に固着力が作用し、その固着
力によって軸線方向の推力とトルクが伝達可能となる。
よりプレス結合することも可能であり、組立前における
内側管の外径は外側管の内径を超える値とする。外側管
および内側管の両者を互いに押圧すると、接合面で材料
が圧潰されるために両者間に固着力が作用し、その固着
力によって軸線方向の推力とトルクが伝達可能となる。
【0011】組立技術上の理由により、外側管および内
側管は、溶着、接着、リベット固定、溶接等により恒久
的に結合するのが有利である。
側管は、溶着、接着、リベット固定、溶接等により恒久
的に結合するのが有利である。
【0012】また、管状支持部材の強度を高めるため、
外側管の外周面に、その全長の少なくとも一部に亙って
螺旋状に延在する少なくとも1個のリブを設けるのが有
利であり、その際に外周輪郭は半径方向でカッターの外
周輪郭から突出しない配置とする。
外側管の外周面に、その全長の少なくとも一部に亙って
螺旋状に延在する少なくとも1個のリブを設けるのが有
利であり、その際に外周輪郭は半径方向でカッターの外
周輪郭から突出しない配置とする。
【0013】中空円筒状の空隙からドリル屑及びドリル
スラッジを容易かつ確実に搬出可能とするため、螺旋状
に延在するリブのピッチは、支持部材の外径の0. 1〜
1倍とするのが有利である。支持部材の周速が一定であ
れば、大きなピッチの場合、ドリル屑及びスラッジが極
めて迅速に空隙から搬出される。定量の搬出を確実に達
成するため、リブは、例えば、一定のピッチを有するも
のとする。
スラッジを容易かつ確実に搬出可能とするため、螺旋状
に延在するリブのピッチは、支持部材の外径の0. 1〜
1倍とするのが有利である。支持部材の周速が一定であ
れば、大きなピッチの場合、ドリル屑及びスラッジが極
めて迅速に空隙から搬出される。定量の搬出を確実に達
成するため、リブは、例えば、一定のピッチを有するも
のとする。
【0014】外側管の外側にリブを配置したにも拘わら
ず総重量を低減するため、リブの領域において、内側管
の全長の少なくとも一部に亙って螺旋状に延在する凹部
を外側管の内側に配置するのが有利である。
ず総重量を低減するため、リブの領域において、内側管
の全長の少なくとも一部に亙って螺旋状に延在する凹部
を外側管の内側に配置するのが有利である。
【0015】特定のドリル工程で必要となる冷却水及び
洗浄水は、例えば、ドリル工具を通過してカッターに供
給される。外側管における螺旋状の凹部と内側管の外周
輪郭とにより限定される中空スペースは、支持部材の全
体を通過してカッターまで延在する。
洗浄水は、例えば、ドリル工具を通過してカッターに供
給される。外側管における螺旋状の凹部と内側管の外周
輪郭とにより限定される中空スペースは、支持部材の全
体を通過してカッターまで延在する。
【0016】管状支持部材の加工方向端部からカッター
及び加工領域に冷却水及び洗浄水を供給するため、例え
ば、環状に形成したカッターに、管状支持部材の長手方
向と平行に延在するスリット又は半径方向に延在する穿
孔を設けることができる。スリットは、カッターの全長
の少なくとも一部に亙って延在し、穿孔において開放す
る形状に形成することができる。例えば、カッターを円
周方向で互いに離間した複数のセグメントから形成する
場合には、セグメント間の中空スペースから冷却水及び
洗浄水を排出することができる。
及び加工領域に冷却水及び洗浄水を供給するため、例え
ば、環状に形成したカッターに、管状支持部材の長手方
向と平行に延在するスリット又は半径方向に延在する穿
孔を設けることができる。スリットは、カッターの全長
の少なくとも一部に亙って延在し、穿孔において開放す
る形状に形成することができる。例えば、カッターを円
周方向で互いに離間した複数のセグメントから形成する
場合には、セグメント間の中空スペースから冷却水及び
洗浄水を排出することができる。
【0017】カッターは、中空円筒状とした支持部材と
カッターとの間に配置された環状部材によって容易かつ
迅速に交換可能とするのが有利である。支持部材の半径
方向突出量は、最大でもカッターの半径方向突出量以下
とする。環状部材は、溶着によって支持部材およびカッ
ターに結合することが可能である。
カッターとの間に配置された環状部材によって容易かつ
迅速に交換可能とするのが有利である。支持部材の半径
方向突出量は、最大でもカッターの半径方向突出量以下
とする。環状部材は、溶着によって支持部材およびカッ
ターに結合することが可能である。
【0018】
【実施の形態】以下、本発明を図示実施例について一層
具体的に詳述する。
具体的に詳述する。
【0019】図1に示したドリル工具は、装着端部1
と、中空円筒状の支持部材2と、環状部材8と、複数の
セグメントからなるカッター3とを具えている。平坦な
底部13に形成した円筒状の装着端部1に、ドリル工具の
長手方向延長部に対して平行に延在すると共に両端部で
閉鎖した係止溝14を設ける。この係止溝14により、ドリ
ル工具を、図示しないドリル装置における工具ホルダ内
で軸線方向に固定可能である。平坦な底部13は、溶着に
より中空円筒状の支持部材2と一体的に結合する。支持
部材2は、同軸配置された一対の薄肉管4,5からなる
二重管として形成し、これらの管はプレス結合によって
相互に一体的に結合されている。外側管4および内側5
は、例えば、リベット固定、接着、溶接、溶着、クラン
プ等によって恒久的に一体結合されている。
と、中空円筒状の支持部材2と、環状部材8と、複数の
セグメントからなるカッター3とを具えている。平坦な
底部13に形成した円筒状の装着端部1に、ドリル工具の
長手方向延長部に対して平行に延在すると共に両端部で
閉鎖した係止溝14を設ける。この係止溝14により、ドリ
ル工具を、図示しないドリル装置における工具ホルダ内
で軸線方向に固定可能である。平坦な底部13は、溶着に
より中空円筒状の支持部材2と一体的に結合する。支持
部材2は、同軸配置された一対の薄肉管4,5からなる
二重管として形成し、これらの管はプレス結合によって
相互に一体的に結合されている。外側管4および内側5
は、例えば、リベット固定、接着、溶接、溶着、クラン
プ等によって恒久的に一体結合されている。
【0020】二重管4,5の加工方向端部に環状部材8
を溶着固定し、セグメント18が配置された交換部分とし
て機能させる。セグメント18が閉塞すると、 環状部材8
は閉塞したセグメント18と共に、新たなセグメント18を
有する別の支持部材8に交換する。環状部材8は、ドリ
ル方向とは反対側に延在するフランジと共に、支持部材
2及び内側管5の内部に突出する。図示の実施形態にお
いて、環状部材8は支持部材8の外周面から半径方向に
突出する。環状部材8の内径は、支持部材2の内径より
も小とする。フランジ12の外径は、 支持部材2または内
側管5の内径とほぼ一致させる。環状部材8を溶着固定
により支持部材2に結合する。環状部材8の穿孔端面に
は、カッター3を形成するセグメント18が円周方向で互
いに離間して配置され、端面に溶着される。
を溶着固定し、セグメント18が配置された交換部分とし
て機能させる。セグメント18が閉塞すると、 環状部材8
は閉塞したセグメント18と共に、新たなセグメント18を
有する別の支持部材8に交換する。環状部材8は、ドリ
ル方向とは反対側に延在するフランジと共に、支持部材
2及び内側管5の内部に突出する。図示の実施形態にお
いて、環状部材8は支持部材8の外周面から半径方向に
突出する。環状部材8の内径は、支持部材2の内径より
も小とする。フランジ12の外径は、 支持部材2または内
側管5の内径とほぼ一致させる。環状部材8を溶着固定
により支持部材2に結合する。環状部材8の穿孔端面に
は、カッター3を形成するセグメント18が円周方向で互
いに離間して配置され、端面に溶着される。
【0021】環状部材8のフランジ12は、 例えば、 部分
的に外側管4に沿って延在させることも可能であり、フ
ランジ12の内径は、支持部材2または外側管4の外径D
にほぼ一致する。フランジ12の代わりに、環状部材8に
例えばスリットを設けることも可能である。このスリッ
トには、支持部材2または二重管4,5の穿孔端を挿入
可能であるため、環状部材8は部分的に外側管4と内側
管5との内面に沿って延在する。
的に外側管4に沿って延在させることも可能であり、フ
ランジ12の内径は、支持部材2または外側管4の外径D
にほぼ一致する。フランジ12の代わりに、環状部材8に
例えばスリットを設けることも可能である。このスリッ
トには、支持部材2または二重管4,5の穿孔端を挿入
可能であるため、環状部材8は部分的に外側管4と内側
管5との内面に沿って延在する。
【0022】カッター3またはセグメント18は、例え
ば、環状部材8を使用せずに個別的に支持部材2に配置
可能であり、支持部材2に容易に取り付けるために環状
部材8と同一の結合位置を占める。
ば、環状部材8を使用せずに個別的に支持部材2に配置
可能であり、支持部材2に容易に取り付けるために環状
部材8と同一の結合位置を占める。
【0023】管状支持部材2の強度を高めるため、外側
管4は、その全長の少なくとも一部に亙って螺旋状に延
在するリブ6を外周面に具える。セグメント18の外周は
外側管4の外周面から半径方向に突出するが、リブは外
側管4の外側から半径方向に最大でも前記突出量しか突
出しない。
管4は、その全長の少なくとも一部に亙って螺旋状に延
在するリブ6を外周面に具える。セグメント18の外周は
外側管4の外周面から半径方向に突出するが、リブは外
側管4の外側から半径方向に最大でも前記突出量しか突
出しない。
【0024】空隙からドリル屑及びドリルスラッジを搬
出する機能を発揮する螺旋状のリブ6は、一定ピッチh
を有する。
出する機能を発揮する螺旋状のリブ6は、一定ピッチh
を有する。
【0025】外側管4の外周面にリブ6を配置したにも
拘わらず総重量を低減可能とするため、リブ6の領域に
おける外側管4の内側9には、内側管5の全長の少なく
とも一部に亙って螺旋状に延在させた凹部7を配置す
る。この凹部7は、内側管5の外側10と共に中空スペー
ス11を限定し、この中空スペース11は支持部材2の全長
に亙って延在する。
拘わらず総重量を低減可能とするため、リブ6の領域に
おける外側管4の内側9には、内側管5の全長の少なく
とも一部に亙って螺旋状に延在させた凹部7を配置す
る。この凹部7は、内側管5の外側10と共に中空スペー
ス11を限定し、この中空スペース11は支持部材2の全長
に亙って延在する。
【0026】ドリル加工に際して必要となるセグメント
18に対する冷却水及び洗浄水は、中空スペース11を経て
供給し、 その中空スペース11は装着端部1の領域におい
て、平坦な底部13に設けた連通孔15を経て装着端部1の
中心孔16と連通させる。環状部材8の領域では、一対の
セグメント18の間に配置した貫通孔17に中空スペース11
を連通させる。
18に対する冷却水及び洗浄水は、中空スペース11を経て
供給し、 その中空スペース11は装着端部1の領域におい
て、平坦な底部13に設けた連通孔15を経て装着端部1の
中心孔16と連通させる。環状部材8の領域では、一対の
セグメント18の間に配置した貫通孔17に中空スペース11
を連通させる。
【0027】本発明によるドリル工具は、例えば、装着
端部がなくとも内側管又は支持部材の外側管を介して工
具ホルダ(図示せず)と結合可能である。
端部がなくとも内側管又は支持部材の外側管を介して工
具ホルダ(図示せず)と結合可能である。
【図1】図1は本発明の好適な実施形態によるドリル工
具を示す正面図である。
具を示す正面図である。
2 支持部材 3 カッター 4 外側管 5 内側管 6 リブ 7 凹部 8 環状部材 9 外側管の内側 10 内側管の外側 11 中空スペース 12 フランジ 13 底部 15 連結孔 16 中心孔 17 貫通孔 18 セグメント
Claims (8)
- 【請求項1】 中空円筒状の支持部材(2)と、該支持
部材(2)の加工方向端部から軸線方向に突出する少な
くとも1個のカッター(3)とを具えるドリル工具にお
いて、支持部材(2)を、同軸配置された外側管(4)
および内側管(5)を相互に結合してなる二重管から形
成したことを特徴とするドリル工具。 - 【請求項2】 請求項1記載のドリル工具において、外
側管(4)および内側管(5)の肉厚を、それぞれ0.
1mm〜2mmとしたことを特徴とするドリル工具。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のドリル工具にお
いて、外側管(4)および内側管(5)を、相互にプレ
ス結合したことを特徴とするドリル工具。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載のドリル工具にお
いて、外側管(4)および内側管(5)を、溶着、接
着、リベット固定、溶接等により恒久的に相互結合した
ことを特徴とするドリル工具。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載のド
リル工具において、外側管(4)の外周面に、その全長
の少なくとも一部に亙って螺旋状に延在する少なくとも
1個のリブ(6)を設けたことを特徴とするドリル工
具。 - 【請求項6】 請求項5記載のドリル工具において、前
記リブ(6)のピッチ(h)を、支持部材(2)の外径
(D)の0. 1〜1倍としたことを特徴とするドリル工
具。 - 【請求項7】 請求項5又は6に記載のドリル工具にお
いて、前記リブ(6)の領域における外側管(4)の内
側(9)に、内側管(5)の全長の少なくとも一部に亙
って螺旋状に延在する凹部(7)を配置したことを特徴
とするドリル工具。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項に記載のド
リル工具において、中空円筒状の支持部材(2)とカッ
ター(3)との間に環状部材(8)を配置したことを特
徴とするドリル工具。
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