JPH10217084A - 球状ポット - Google Patents

球状ポット

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JPH10217084A
JPH10217084A JP32808397A JP32808397A JPH10217084A JP H10217084 A JPH10217084 A JP H10217084A JP 32808397 A JP32808397 A JP 32808397A JP 32808397 A JP32808397 A JP 32808397A JP H10217084 A JPH10217084 A JP H10217084A
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rectangular
spherical
pot
spherical pot
thickness
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】周波数が低くコンベックス加工により斜面をと
る必要のある矩形状AT振動子において、再現性あるコ
ンベックス加工方式、コンベックス加工治具を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】球状ポット3に研磨剤2と矩形状AT振動
片1を入れて、球状ポットを自転及び公転することによ
り、再現性、量産性よく、矩形状AT振動片4のXZ´
平面に斜面を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATカットで切断さ
れた矩形状の水晶片を用い、基本波発振を行なわせる矩
形状AT振動子及びその製造方法及び製造治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、数多くある水晶振動子の内で、最
も汎用性の高い振動子はAT振動子である。このAT振
動子は、比較的良好な周波数−温度特性(以下温特と略
す)を有する為に、通信機器クロック等の民生機器に利
用されている。従来、AT振動子は、円板状AT振動子
のみが存在していたが、近年電子機器分野の小型軽量化
が進み、水晶振動子にも小型化が要求されるようになっ
てきた。そこで、X軸を長さl、Z’軸を幅w、Y’軸
を厚みtとして、X軸方向に長い矩形状に加工されたA
T振動子が作成されるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、矩形状AT振
動子のなかで、周波数が低くコンベックス加工により斜
面をとる必要のある矩形状AT振動子には、通常主振動
以外に、主振動の周波数の近傍にスプリアス振動が存在
し、温特に悪影響を及ぼす、また等価直列抵抗(以下C
I値と略す)が高いという課題があった。また図3に、
コンベックス加工の従来例を示した。従来のコンベック
ス加工方法は、図3(a)に示す加工前矩形状AT振動
片llを図3(b)に示す筒13の中に研磨剤12と一
緒に入れ、前記筒13を矢印方向に回転させ図3(c)
に示す矩形状AT振動片l4が作成されていた。しかし
従来のコンベックス加工では、コンベックス加工再現性
がない、コンベックス加工の量産性がないという課題が
あった。本発明は上述の課題を解決することにあり、そ
の目的は、周波数が低くコンベックス加工により斜面を
とる必要のある矩形状AT振動子において、スプリアス
振動による影響を防止する方法、CI値を低くする方
法、再現性のあるコンベックス加工方式、量産性のある
コンベックス加工治具を提供するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(l)本発明の矩形状AT振動片の製造方法は、外形寸
法X軸方向8mm以下、Z’軸方向3mm以下、Y’軸方向
0.5mm以下の矩形状AT振動片で球状のポットに研磨
剤と前記矩形状AT振動片を入れ、前記球状のポットの
球面に添うように前記矩形状AT振動片の少なくとも片
面のXZ’平面の斜面をとるようにしたことを特徴とす
る。
【0005】(2)本発明の矩形状AT振動子は、請求
項l記載の矩形状AT振動片の製造方法を使用して作成
したことを特徴とする。
【0006】(3)本発明の矩形状AT振動片の製造方
法は、請求項l記載の矩形状AT振動片の製造方法にお
いて、最初の球状のポットの径をR、2番目の球状の
ポットの径をRとおくとRとRの間に R<R という関係があり、最初の球状のポットに研磨剤と前記
矩形状AT振動片を入れて前記矩形状AT振動片の角を
加工後、2番目の球状のポットに研磨剤と前記加工後矩
形状AT振動片を入れ、前記球状のポットの球面に添う
ように前記矩形状AT振動片の少なくとも片面のXZ’
平面の斜面をとるようにしたことを特徴とする。
【0007】(4)本発明の矩形状AT振動子は、請求
項3記載の矩形状AT振動片の製造方法を使用して作成
したことを特徴とする。
【0008】(5)本発明の矩形状AT振動子は、請求
項2記載の矩形状AT振動子において前記矩形状AT振
動片のZ’軸を幅w、Y’軸を厚みtとした時幅wと厚
みtとの辺比w/tを次の範囲 w /t=3.25±0.1 w /t=4.0 ±0.1 w /t=5.8±0.2 w /t=8.8±0.2 w /t=12.85±0.4 w /t=l4.8±0.2 w /t=l7.7±0.3 としたことを特徴とする。
【0009】(6)本発明の矩形状AT振動子は、請求
項4記載の矩形状AT振動子において前記矩形状AT振
動片のZ’軸を幅W、Y’軸を厚みtとした時幅wと厚
みtとの辺比w/tを次の範囲 w /t=3.25±0.l w /t=4.0 ±0.l w /t=5.8±0.2 w /t=8.8±0.2 w /t=l2.85±0.4 w /t=l4.8±0.2 w /t=l7.7±0.3 としたことを特徴とする。
【0010】(7)本発明の矩形状AT振動子は、請求
項2記載の矩形状AT振動子において、XZ’平面とX
Y’平面とのなす角が+X軸方向より見て反時計回り方
向に92°以上でありかつ前記矩形状AT振動片のZ’
軸を幅w、Y’軸を厚みtとした時幅wと厚みtとの辺
比w/tを次の範囲 w /t=3.25±0.l w /t=4.0 ±0.l としたことを特徴とする。
【0011】(8)本発明の球状のポットは、請求項l
記載の球状のポットにおいて、側面を平面にしたことを
特徴とする。
【0012】(9)本発明の球状のポットは、請求項8
記載の球状のポットの平面部分を少なくとも2個並列に
したことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明は以上の構成を有するので、球状のポッ
トの球面に添うように矩形状AT振動片のXZ’平面に
斜面をとりまた前記矩形状AT振動片の幅wと厚みtを
適当に選択することにより、スプリアス振動を抑制する
ことができ、またCI値を低くすることができる。ま
た、最初直径の小さな球状のポットで矩形状AT振動片
の角を加工後、直径の大きな球状のポットで前記球状の
ポットの球面に添うように前記矩形状AT振動片のX
Z’平面の斜面をとるので、コンベックス加工の再現性
があり、量産性もあがることとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明について実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0015】第l図は、本発明の実施例における1製造
工程図である。図1(a)の加工前矩形状AT振動片l
と図1(b)に示す研磨剤2とを半径Rの球状のポット
3に入れ、図1(c)に示すように前記球状のポット3
を半径rの円で矢印方向に回転させ同時に前記球状のポ
ット3は矢印方向に自転するので、前記研磨剤2により
前記球状のポット3の球面に添うように図1(d)の矩
形状AT振動片4のXZ’平面の斜面が形成される。ま
た図2は、本発明の矩形状AT振動子のl実施例を示す
斜視図であり、前記矩形状AT振動子は、蒸着等の方法
により電極5が形成された前記矩形状AT振動片4と、
気密端子6を貫通する2本のリード端子7の一方の端の
インナーリード8と前記電極5の一方の端とを半田9等
の接着剤で固定し、さらにケース10を前記気密端子6
に圧入して構成されている。また図2の前記矩形状AT
振動片4において、Y’軸方向に厚みt、Z’軸方向に
幅wととってある。またこの時幅wと厚みtとの辺比w
/tを w /t=3.25±0.l となるようにw、tを選択してある。
【0016】図4は、辺比w/tを変更した時の温特を
示した図である。図4(a)は、辺比w/tを w /t=3.25−0.l とした場合の温特を示しており、温度の低温側の方にス
プリアスの影響からリップルが生じはじめていることが
分かる。また図4(b)は、辺比w/tを w /t=3.25 とした場合の温特を示しており、スプリアスの影響がな
くリップルが生じていない事が分かる。図4(c)は、
辺比w/tを w /t=3.25+0.l とした場合の温特を示しており、温度の高温側の方にス
プリアスの影響からリップルが生じはじめていることが
分かる。故に、辺比w/tを w /t=3.25±0.l に設定することにより、主振動の周波数の近傍にスプリ
アス振動が存在し、温特に悪影響を及ぼすという欠点を
抑制することができる。また本発明の他の辺比w/tに
ついても同様の効果があり、辺比を次の範囲 w /t=4.0±0.l w /t=5.8±0.2 w /t=8.8±0.2 w /t=l2.85±0.4 w /t=l4.8±0.2 w /t=l7.7±0.3 に設定することにより、主振動の周波数の近傍にスプリ
アス振動が存在し、温特に悪影響を及ぼすという欠点を
抑制することができる。また図5は、本発明の実施例に
おけるl製造工程図である。図5(a)の加工前矩形状
AT振動片15と図5(b)に示す研磨剤l6とを半径
の球状のポットal7に入れ図5(c)に示すよう
に前記球状のポットal7を半経rの円で矢印方向に回
転させ同時に前記球状のポットa17は矢印方向に自転
し、図5(d)に示すように一次加工矩形状AT振動片
l8は、角が加工されることになる。次に前記一次加工
矩形状AT振動片l8と図5(e)に示す研磨剤19と
を R<R の関係がある半径Rの球状のポットb20に入れ図5
(f)に示すように前記球状のポットb20を半径rの
円で矢印方向に回転させ同時に前記球状のポットb20
は矢印方向に自転するので、前記研磨剤l9により前記
球状のポットb20の球面に添うように図5(g)の矩
形状AT振動片2lのXZ’平面の斜面が形成される。
このような工程をとることにより、矩形状AT振動片の
斜面の形状が不均一になったり、前記矩形状AT振動片
のXZ’面とXY’面とのりょう線にチッピングまたは
欠けができることを予防する効果があり、特性も安定す
る。またこの時幅wと厚みtとの辺比w/tを w /t=3.25±0.l となるようにw、tを選択してあり、前述したことと同
様に、主振動の周波数の近傍にスプリアス振動が存在
し、温特に悪影響を及ぼすという欠点を抑制することが
できる。また、この時辺比を次の範囲 w /t=4.0±0.l w /t=5.8±0.2 w /t=8.8±0.2 w /t=l2.85±0.4 w /t=l4.8±0.2 w /t=l7.7±0.3 に設定することにより、前述したように主振動の周波数
の近傍にスプリアス振動が存在し、温特に悪影響を及ぼ
すという欠点を抑制することができ同様の効果を有す
る。図6は、本発明の矩形状AT振動片のl実施例を示
す斜視図であり、XZ’平面とXY’平面とのなす角θ
が+X軸方向より見て反時計回り方向に92°以上であ
りかつ前記矩形状AT振動片のZ’軸を幅w、Y’軸を
厚みt,とした時幅wと厚みtとの辺比w/tをw /
t=3.25±0.lとなるようにw、tを選択してあ
る。図7は、図6で説明した角度θを変更した時のCI
値の変化を示した図である。同図を見れば分かるように
θは92°以上にした方がCI値が下がることが分か
る。また本発明の他の辺比w/tについても同様の効果
があり、辺比を次の範圏 w /t=4.0 ±0.l に設定しても良い。
【0017】図8は、本発明の球状のポットのl実施例
を示す斜視図であり、図8(a)は、球状のポットにお
いて研磨面として使用していない側面を平面にしてあ
る。
【0018】また図8(b)は、側面を平面にした球状
のポットを数個並べてある。このような球ポットを使用
することにより、コンベックス加工の量産性が上がる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、球状
のポットの球面に添うように矩形状AT振動片のXZ’
平面に斜面をとりまた前記矩形状AT振動片の幅wと厚
みtを適当に選択することにより、スプリアス振動を抑
制し、CI値を低くすることができるという効果を有す
る。また、最初直径の小さな球状のポットで矩形状AT
振動片の角を加工後、直径の大きな球状のポットで前記
球状のポットの球面に添うように前記矩形状AT振動片
のXZ’平面の斜面をとるのでコンベックス加工の再現
性があり、量産性もあがるという効果を有する。また、
辺比の小さな領域で、θを92°以上にすることにより
Cl値を低くすることができるという効果を有する。ま
た、使用していない側面を平面にした球状のポットを使
用することによリコンベックス加工の量産性が上がると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)〜(d)は、本発明の実施例におけ
るl製造工程図。
【図2】図2は、本発明の矩形状AT振動子のl実施例
を示す斜視図。
【図3】図3(a)〜(c) は、コンベックス加工の
従来例を示した図。
【図4】図4(a)〜(c) は、辺比w/tを変更し
た時の温度特性を示した図。
【図5】図5(a)〜(g)は、本発明の実施例におけ
る1製造工程図。
【図6】図6(a)、(b)は、本発明の矩形状AT振
動片のl実施例を示す斜視図。
【図7】図7は、角度θを変更した時のCI値の変化を
示した図。
【図8】図8(a)、(b)は、本発明の球状のポット
のl実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
1・・・加工前矩形状AT振動片 2・・・研磨剤 3・・・球状のポット 4・・・矩形状AT振動片 5・・・電極 6・・・気密端子 7・・・リード端子 8・・・インナーリード 9・・・半田 l0・・・ケース ll・・・加工前矩形状AT振動片 l2・・・研磨剤 l3・・・筒 l4・・・矩形状AT振動片 l5・・・加工前矩形状AT振動片 l6・・・研磨剤 l7・・・球状のポットa 18・・・一次加工矩形状AT振動片 l9・・・研磨剤 20・・・球状のポットb 2l・・・矩形状AT振動片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 球状ポット
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】 (1)本発明の球状ポットは、球面状研摩面の中心を通
る軸のまわりに回転するコンベックス加工治具におい
て、前記軸の方向の部分を除いて前記球面状研磨面を形
成したことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】(2)また、前記軸の方向の部分が平面で
あることを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】(3)さらに、球面状研摩面の中心を通る
軸のまわりに回転するコンベックス加工治具において、
前記軸の方向の部分を除いて前記球面状研磨面が形成さ
れており、複数の前記コンベックス加工治具を前記軸の
方向に並べたことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】(4)あるいは、球面状研摩面を備えたコ
ンベックス加工治具において、研摩面として使用しない
面を平面としたことを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の球状ポット
は球面状研磨面を有しておりこの研磨面が自転軸の周り
に回転することにより、複数の振動片を効率的に加工す
ることができる。これらの振動片は球状ポットの球面に
沿うように加工されるので、そのXZ´平面に斜面が形
成される。また、矩形状振動片の幅wと厚みtを適当に
選択してXZ´平面に斜面を形成することにより、スプ
リアス振動を抑制しCI値を低くすることができるの
で、優れた特性の振動子を量産できるという効果を奏す
る。さらに、これらの球状ポットを数個並べて使用する
ことにより更に量産性を向上させることができる。ま
た、球状ポットの研磨面を球面とし、研磨面として使用
しない面を平面にした球状ポットにおいても、同様の効
果を奏するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03H 3/02 H03H 3/02 B 9/19 9/19 E

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外形寸法X軸方向8mm以下、Z’軸方向
    3mm以下、Y’軸方向0.5mm以下の矩形状AT振動片
    で球状のポットに研磨剤と前記矩形状AT振動片を入
    れ、前記球状のポットの球面に添うように前記矩形状A
    T振動片の少なくとも片面のXZ’平面の斜面をとるよ
    うにしたことを特徴とする矩形状AT振動片の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項l記載の矩形状AT振動片の製造
    方法を使用して作成したことを特徴とする矩形状AT振
    動子。
  3. 【請求項3】 請求項l記載の矩形状AT振動片の製造
    方法において、最初の球状のポットの径をR、2番目
    の球状のポットの径をRとおくとRとRの間に R<R という関係があり、最初の球状のポットに研磨剤と前記
    矩形状AT振動片を入れて前記矩形状AT振動片の角を
    加工後、2番目の球状のポットに研磨剤と前記加工後矩
    形状AT振動片を入れ、前記球状のポットの球面に添う
    ように前記加工後矩形状AT振動片の少なくとも片面の
    XZ’平面の斜面をとるようにしたことを特徴とする矩
    形状AT振動片の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の矩形状AT振動片の製造
    方法を使用して作成したことを特徴とする矩形状AT振
    動子。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の矩形状AT振動子におい
    て前記矩形状AT振動片のZ’軸を幅w、Y’軸を厚み
    tとした時幅wと厚みtとの辺比w/tを次の範囲 w /t=3.25±0.1 w /t=4.0±0.1 w /t=5.8±0.2 w /t=8.8±0.2 w /t=l2.85±0.4 w /t=l4.8±0.2 w /t=l7.7±0.3 としたことを特徴とする矩形状AT振動子。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の矩形状AT振動子におい
    て前記矩形状AT振動片のZ’軸を幅w、Y’軸を厚み
    tとした時幅wと厚みtとの辺比w/tを次の範囲 w /t=3.25±0.l w /t=4.0 ±0.l w /t=5.8±0.2 w /t=8.8±0.2 w /t=l2.85±0.4 w /t=l4.8±0.2 w /t=l7.7±0.3 としたことを特徴とする矩形状AT振動子。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の矩形状AT振動子におい
    て、XZ’平面とXY’平面とのなす角が+X軸方向よ
    り見て反時計回り方向に92°以上でありかつ前記矩形
    状AT振動片のZ’軸を幅w、Y’軸を厚みtとした時
    幅wと厚みtとの辺比w/tを次の範園 w /t=3.25±0.l w /t=4.0 ±0.l としたことを特徴とする矩形状AT振動子。
  8. 【請求項8】 請求項l記載の球状のポットにおいて、
    側面を平面にしたことを特徴とする球状のポット。
  9. 【請求項9】 前記請求項8記載の球状のポットの平面
    部分を少なくとも2個並列にしたことを特徴とする球状
    のポット。
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