JPH10216976A - レーザ加工装置およびアライメント装置 - Google Patents

レーザ加工装置およびアライメント装置

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JPH10216976A
JPH10216976A JP9195288A JP19528897A JPH10216976A JP H10216976 A JPH10216976 A JP H10216976A JP 9195288 A JP9195288 A JP 9195288A JP 19528897 A JP19528897 A JP 19528897A JP H10216976 A JPH10216976 A JP H10216976A
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Japan
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image
workpiece
alignment
unit
semiconductor substrate
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JP9195288A
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English (en)
Inventor
Hiromasa Shibata
浩匡 柴田
Kenichi Kotaki
健一 小瀧
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アライメントマークを形成せずに正確にアラ
イメントを行う。 【解決手段】 被加工物8がXゴニオテーブル9上に載
置されると、CCDカメラ22により、被加工物8の上
面の所定の領域の表面形状が撮像され、画像処理部33
に供給されて記憶される。被加工物8の上面の加工処理
が終了すると、Xゴニオテーブル9が所定の角度だけ右
側に回転され、被加工物8の左側の面が対物レンズ7に
対向する位置に移動される。画像処理部33は、CCD
カメラ27により、被写体の表面形状を撮像し、前回の
処理において記憶された画像と比較することにより、被
加工物8の位置のずれを算出する。そして、モータ制御
部35は、算出されたずれに応じて各モータを駆動し、
被加工物8が所定の位置にくるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工装置お
よびアライメント装置に関し、特に、被加工物が所定の
位置に来るようにアライメントするレーザ加工装置およ
びアライメント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、被加工物の同一面を複数回にわ
たって加工する場合や、被加工物の異なる複数の面に対
して加工を行う場合は、それぞれのプロセスにより加工
される部分が相互に所定の位置関係を有するように、被
加工物と加工装置との位置関係を制御する必要がある。
【0003】前者の例として、半導体基板上に半導体装
置を形成するプロセスが挙げられる。これは、半導体基
板上にアライメントマークと呼ばれる指標を形成し、そ
のアライメントマークを基準位置として露光処理などを
繰り返すものである。
【0004】また、後者の例として高分子材料のワーク
ピース(Work Piece)のそれぞれの面をレーザ加工装置
により加工することが挙げられる。このような場合にお
いても、アライメントマークを所定の面に形成し、その
アライメントマークを基準位置としてそれぞれの面を加
工していた。
【0005】図11は、後者の一例である、透明な基板
(以下、透明基板という)の表裏面を加工する基板加工
装置の従来例を示している。
【0006】この図において、被加工物である透明基板
200は、基板ホルダ201によって保持されている。
θステージ202は、基板ホルダ201を水平面上にお
いて所望の角度に回転可能とされている。XYステージ
203は、基板ホルダ201を水平面上において、任意
の方向に移動可能とされている。フィデューシャルマー
ク85は、θステージ202上に載置されており、θス
テージ202およびXYステージ203の基準位置を設
定する際に使用される。
【0007】透明基板200、基板ホルダ201、θス
テージ202、および、XYステージ203は、定盤2
04上に載置されている。
【0008】加工対物レンズ76aは、露光光源76b
より射出され、光量制御/ビーム整形光学系76cによ
りその形状と光量が調節され、反射鏡76dにより反射
されたビームを透明基板200の所定の領域に収束させ
る。
【0009】アライメント顕微鏡77a,77bは、透
明基板200上の所定の位置に形成されているアライメ
ントマークを撮像し、対応する画像信号に変換した後、
ITV(Industrial Television)206に供給する。
なお、このアライメント顕微鏡77a,77bは、対物
レンズ、照明ユニット(落射式または斜入射式)、およ
び、CCD(Charge Coupled Device)素子などにより
構成されている。
【0010】ITV206は、アライメント顕微鏡77
a,77bより供給された画像信号に対して標線の画像
を重畳して表示する。
【0011】次に、以上の従来例の動作について説明す
る。
【0012】加工しようとする透明基板200が基板ホ
ルダ201上に載置されると、θステージ202または
XYステージ203が適宜制御され、フィデューシャル
マーク85がアライメント顕微鏡77aの直下に移動さ
れる。
【0013】フィデューシャルマーク85の上面には、
例えば、十字形状をした基準マークが形成されており、
アライメント顕微鏡77aは、この基準マークを撮像し
てITV206に供給する。ITV206は、アライメ
ント顕微鏡77aから供給された画像信号に対して、電
気的または光学的に形成された標線207を含む画像信
号を重畳し、画面上に表示する。図示せぬ制御部は、I
TV206に表示されている画像を参照しながら、θス
テージ202またはXYステージ203を適宜移動させ
ることにより、基準マークと標線207とを一致させ
る。
【0014】そして、図示せぬ制御部は、ステージ系の
位置をモニタしている図示せぬリニアエンコーダとレー
ザ干渉計の出力を参照し、ステージ系が有している座標
系におけるアライメント顕微鏡77aの位置(座標)を
検出する。続いて、同様の動作をアライメント顕微鏡7
7bに対しても実施し、その位置を検出する。アライメ
ント顕微鏡77a,77bと対物レンズ76aとの相対
的な位置関係は不変であるので、このような操作によ
り、対物レンズ76aの光軸とフィデューシャルマーク
85との相対的な位置関係が測定される。
【0015】対物レンズ76aと、フィデューシャルマ
ーク85との相対的な位置関係が決定されると、次に、
透明基板200のアライメント処理が実行される。
【0016】透明基板の加工面には、図12に示すよう
な十字形状を有するアライメントマーク(図12(a)
参照)、または、田の字形状を有するアライメントマー
ク(図12(b)参照)が、アライメント顕微鏡77
a,77bに対応する位置に形成されている。
【0017】アライメント処理が実行されると、アライ
メント顕微鏡77aまたは77bから得られた画像信号
は、電気的あるいは光学的に形成された標線207を含
む画像信号と重畳処理され、ITV206に供給されて
表示される。なお、標線207の中心は、アライメント
顕微鏡77aまたは77bの光軸の中心と一致している
ので、標線207とアライメントマーク208の位置関
係を調節することで、アライメントを行うことができ
る。即ち、図示せぬ制御部は、前述のように、アライメ
ント顕微鏡77a,77bから供給される信号を参照し
て、アライメントマーク208と標線207の位置関係
が図11に示すような関係になるように、θステージ2
02またはXYステージ203を制御する。
【0018】アライメントが終了すると、図示せぬ制御
部は、露光光源76bに制御信号を供給し、透明基板の
面Aの加工(露光)処理を開始する。また、このとき、
図示せぬ制御部は、必要に応じてθステージ202また
はXYステージ203を制御し、透明基板200を所望
の位置に移動させる。
【0019】透明基板200の面Aの加工処理が終了す
ると、裏面である面Bのアライメントが行われた後、面
Bの加工処理が行われる。即ち、面Bが上を向いた状態
とされた透明基板200が基板ホルダ201に載置され
ると、アライメント顕微鏡77a,77bは、透明基板
200の面A側から面B側へ透過したアライメントマー
クの光画像を撮像して、ITV206に出力する。そし
て、図示せぬ制御部は、アライメントマークを参照し
て、前述の場合と同様の操作により、対物レンズ76a
と透明基板200の相対的な位置関係を調節(アライメ
ント)する。そして、アライメントが終了すると、加工
処理が開始されることになる。
【0020】このように、透明基板200の面Aを加工
する際には、面Aに形成されているアライメントマーク
を基準として加工処理を行い、また、面Bを加工する際
には、面Aに形成されているアライメントマークを面B
側から透視し、これを基準位置として加工処理を行って
いるので、面Aと面Bに形成されるパターンは、所定の
位置関係を保持することになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アライ
メントマークを使用して被加工物を加工する場合、マー
ク形成プロセスが新たに追加されることになるので、加
工プロセスが煩雑化するという課題があった。
【0022】また、被加工物の表裏面を加工する場合、
被加工物が透明であれば、アライメントマークは1面の
みに形成することで事足りるが、その場合においても、
加工プロセスが煩雑化するという課題があった。また、
被加工物として、不透明な素材を使用することができな
いという課題もあった。
【0023】更に、不透明な被加工物の表裏面に対して
加工処理を施そうとした場合、相対的な位置を正確に制
御したアライメントマークを被加工物の表裏面にそれぞ
れに形成する必要があるので、加工プロセスが一層煩雑
化するという課題があった。
【0024】更にまた、前述の高分子材料を用いたワー
クピースを加工する場合では、射出成形により大まかな
形(例えば、立方体など)を整えた素材を用いることが
多い。その場合、射出成形の雌型にアライメントマーク
の元となる形状を設け、射出成形の際にアライメントマ
ークを素材に形成する方法が用いられることがある。し
かしながら、高分子材料には、素材自体の密度ムラや不
純物または気泡の混入などがあるため、アライメントマ
ークを正確に形成することが困難であるという課題があ
った。
【0025】また、高分子材料の表面に、例えば、レー
ザビームなどによりアライメントマークを形成する場合
においても、前述の素材の不均質性に起因して、正確な
アライメントマークを形成することが困難であり、その
結果、正確にアライメントができないという課題があっ
た。
【0026】本発明は、以上のような状況に鑑みてなさ
れたものであり、被加工物をアライメントする場合に、
加工プロセスを煩雑化することなく、また、被加工物が
高分子材料である場合においても正確なアライメントを
可能とするものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のレーザ
加工装置は、被加工物の任意の領域の表面形状を撮像す
る撮像手段と、撮像手段より出力された任意の領域の表
面形状を位置合わせのための画像として記憶する記憶手
段と、記憶手段に記憶されている画像と、撮像手段によ
り新たに撮像された画像とを比較する比較手段と、比較
手段の比較結果に従って所定の領域にレーザビームが照
射されるようにステージを動作させる制御手段とを備え
ることを特徴とする。
【0028】請求項7に記載のアライメント装置は、被
加工物の所定の領域の表面形状を撮像する撮像手段と、
撮像手段より出力された画像を記憶する記憶手段と、記
憶手段に記憶されている画像と、撮像手段により新たに
撮像された画像とを比較する比較手段と、比較手段の比
較結果に応じて被加工物の位置を制御する制御手段とを
備えることを特徴とする。
【0029】請求項11に記載のアライメント方法は、
被加工物の所定の領域の表面形状を撮像し、撮像された
画像を記憶し、記憶されている画像と、新たに撮像され
た画像とを比較し、比較結果に応じて被加工物の位置を
制御することを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のレーザ加工装置
の一実施の形態の構成例を示す図である。この図におい
て、加工レーザ光源1は、被加工物である高分子材料が
アブレーションを生ずる波長を有するレーザビーム(例
えば、紫外線レーザ)を射出するようになされている。
【0031】アッテネータ2は、加工レーザ光源1より
出射されたレーザビームを適宜減衰して、加工面上で所
望のエネルギ密度となるように調節する。ホモジナイザ
3は、アッテネータ2から出射されたレーザビームの垂
直断面内のエネルギが所定の分布となるように調節す
る。フィールドレンズ4は、ホモジナイザ3より射出さ
れたレーザビームを所定量だけ収束し、光学系の視野を
決定する。アパーチャ5には、加工しようとする形状に
応じた透過部が形成されており、フィールドレンズ4に
より収束されたレーザビームを、この透過部の形状に応
じて透過させるようになされている。
【0032】ダイクロイックミラー6は、アパーチャ5
を透過したレーザビームを、入射方向に対して直角な方
向に反射して、対物レンズ7に入射する。対物レンズ7
は、ダイクロイックミラー6により反射されたレーザビ
ームを、被加工物(ワークピース)の所定の領域に収束
するようになされている。なお、アパーチャ5と被加工
物8は、対物レンズ7に対して共役な位置になるように
配置されている。
【0033】Xゴニオテーブル(Gonio-table)9は、
モータ10により駆動され、紙面に対して垂直な軸を中
心として任意の角度に傾斜することが可能とされてい
る。Yゴニオテーブル11も同様に、モータ12により
駆動され、紙面に平行な軸を中心として任意の角度に傾
斜することが可能とされている。なお、Xゴニオテーブ
ル9は、Yゴニオテーブル11上に載置されており、更
に、Xゴニオテーブル9の上には被加工物8が載置され
ている。
【0034】Zテーブル13は、モータ14により駆動
され、図の上下方向(Z方向)に移動可能とされてい
る。また、Xテーブル15は、モータ16により駆動さ
れ、図の前後方向(X方向)に移動可能とされている。
更に、Yテーブル17は、モータ18により駆動され、
図の左右方向(Y方向)に移動可能とされている。な
お、Zテーブル13は、Xテーブル15上に載置されて
おり、また、Xテーブル15は、Yテーブル17上に載
置されている。
【0035】次に、観察光学系について説明する。
【0036】ハロゲン照明装置19は、内蔵されている
ハロゲンランプにより可視領域の照明光を射出するよう
になされている。ハーフミラー20は、ハロゲンランプ
19より射出された照明光を、入射角に対して直角方向
に反射して、ダイクロイックミラー6に入射するととも
に、被加工物8からの反射光を透過するようになされて
いる。
【0037】フィールドレンズ21は、ハーフミラー2
0を透過した被加工物8からの反射光をCCD(Charge
Coupled Device)カメラ22の所定の領域に収束す
る。CCDカメラ22は、被加工物8からの反射光を画
像信号に変換して出力するようになされている。なお、
ハロゲン照明装置19、ハーフミラー20、フィールド
レンズ21、および、CCDカメラ22により構成され
る第1の観察光学系の光軸は、対物レンズ7の光軸と一
致するように配置されている。
【0038】第2の観察光学系は、ハロゲン照明装置2
3、ハーフミラー24、対物レンズ25、フィールドレ
ンズ26、および、CCDカメラ27により構成されて
おり、基本的な構成は、第1の観察光学系と同様であ
る。なお、第2の観察光学系は、被加工物8を図中右方
向から観察するようになされている。
【0039】第3の観察光学系は、ハロゲン照明装置2
8、ハーフミラー29、対物レンズ30、フィールドレ
ンズ31、および、CCDカメラ32により構成されて
おり、基本的な構成は、第1および第2の観察光学系と
同様である。なお、第3の観察光学系は、被加工物8を
図中左方向から観察するようになされている。
【0040】なお、第2および第3の観察光学系は、対
物レンズ7との位置関係が予め正確に測定されている。
【0041】画像処理部33は、第1乃至第3の観察光
学系のCCDカメラ22,27,32により撮像された
画像信号に対して後述する処理を行うようになされてい
る。マイクロコンピュータ34は、画像処理部33から
の出力を参照して、モータ制御部35に所定の制御信号
を出力するようになされている。モータ制御部35は、
マイクロコンピュータ34からの制御信号に応じて各モ
ータを制御するようになされている。
【0042】図2は、画像処理部33の詳細な構成例を
示すブロック図である。
【0043】アナログ/ディジタル変換器(以下、A/
D変換器と略記する)50は、CCDカメラ22,2
7,32の何れかにより撮像された画像のうち、最初に
撮像されたもの(例えば、CCDカメラ22からの画
像)を基準画像として読み込み、対応するディジタル信
号に変換するようになされている。
【0044】画像メモリ51は、ディジタル信号に変換
された基準画像を記憶するようになされている。特徴抽
出回路52は、画像メモリ51に記憶されている基準画
像を読み出し、その特徴を抽出するようになされてい
る。
【0045】A/D変換器53は、基準画像が撮像され
た後に、CCDカメラ22,27,32の何れかにより
撮像された画像を読み込み、対応するディジタル信号に
変換するようになされている。特徴抽出回路54は、A
/D変換された画像信号から特徴を抽出してサーチ回路
55に出力するようになされている。
【0046】サーチ回路55は、画像メモリ51に記憶
されている画像の所定の領域の特徴データが、特徴抽出
回路54により抽出されたデータの中に含まれているか
サーチし、その結果、対象とする特徴データが含まれて
いる場合には、その部分を基準にして、2つの画像の位
置のずれを算出して出力するようになされている。
【0047】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。
【0048】被加工物8がXゴニオテーブル9上に固定
されると、マイクロコンピュータ34は、予め設定され
ている位置に被加工物8が移動するようにモータ制御部
35に制御信号を送り、各部のモータを駆動する。その
ときの被加工物8の配置状態を図3に示す。即ち、被加
工物8は、面Aが対物レンズ7に対向するようにXゴニ
オテーブル9上に配置される。なお、Xゴニオテーブル
9には、被加工物8の形状に合致するホルダ(図示せ
ず)が形成されており、被加工物8を確実に保持するこ
とが可能とされている。
【0049】被加工物8が所定の位置まで移動される
と、マイクロコンピュータ34は、画像処理部33に制
御信号を送出し、第1の観察光学系であるCCDカメラ
22により撮像された被加工物8の表面形状の画像を基
準画像として処理させる。
【0050】即ち、画像処理部33は、CCDカメラ2
2が撮像した被加工物8の面Aの所定の領域の表面形状
の画像を、A/D変換器50によりディジタル信号に変
換し、画像メモリ51の所定の領域に基準画像として記
憶させる。なお、このとき、撮像する領域は、レーザビ
ームにより加工される領域(図3の面Aにおいて破線で
示される領域)以外の領域とする。
【0051】続いて、マイクロコンピュータ34は、加
工レーザ光源1に制御信号を送出して、レーザビームの
照射を開始させるとともに、モータ制御部35にも制御
信号を送り、加工の進行に伴って、Xテーブル15また
はYテーブル17を適宜移動させ、被加工物8の所定の
部分(図3の破線で示されている部分)が加工されるよ
うに制御する。
【0052】そして、面Aの加工が終了すると、マイク
ロコンピュータ34は、モータ制御部35に制御信号を
送出し、面Bが対物レンズ7と対向するように、Xゴニ
オテーブル9を図中右側に傾斜させる。その結果、Xゴ
ニオテーブル9は、図4に示す状態となり、また、被加
工物8は、図5に示す状態となる。
【0053】Xゴニオテーブル9の動作が終了すると、
マイクロコンピュータ34は、Yテーブル17を図の左
方向に所定の距離だけ移動させる。そして、CCDカメ
ラ27からの画像を参照しながら、Yテーブル17を右
方向に徐々に移動させていく。そして、CCDカメラ2
7のピントが被加工物8の表面に合焦した時点でYテー
ブル17の移動を停止する。なお、CCDカメラ27の
焦点位置は、予め分かっているため、以上のような処理
により、被加工物8の左右方向(Y方向)のアライメン
トを行うことができる。
【0054】続いて、マイクロコンピュータ34は、画
像処理部33に制御信号を送り、面Bの前後および上下
方向(XおよびZ方向)のアライメント処理を実行す
る。
【0055】即ち、基準画像として記憶されている面A
は、このとき、図の右側を向いているので、画像処理部
33は、第2の観察光学系であるCCDカメラ27によ
り、この面Aの所定の領域の表面形状を撮像する。撮像
された画像は、A/D変換器53によりディジタル信号
に変換された後、特徴抽出回路54に供給される。特徴
抽出回路54は、ディジタル信号に変換された画像の特
徴を数値化し、サーチ回路55に供給する。このとき、
特徴抽出回路52は、画像メモリ51に記憶されている
基準画像(面Aの所定の領域の画像)を読み出し、画像
の特徴を数値化してサーチ回路55に供給する。
【0056】なお、被加工物8の表面形状(例えば、図
6参照)は、素材中に含まれている気泡や不純物、およ
び、材料を融解する際に生じたムラなどの素材の不均質
性に起因して形成される。これらは、アトランダムに生
ずることから、任意に選択した領域が有する表面形状の
パターンはユニークであり、また、無二である。従っ
て、任意に選択された領域をアライメントマークと同様
にみなし、この領域を基準位置としてアライメントを実
行することが可能となる。
【0057】サーチ回路55は、先ず、画像メモリ51
に記憶されている基準画像の所定の領域に対応する特徴
データを読み出す。そして、この基準画像の所定の領域
に対応する特徴データが特徴抽出回路54から出力され
る特徴データの中に含まれているか否かを判定する。
【0058】即ち、特徴抽出回路52は、被加工物8が
図3に示す状態である場合(加工処理を開始する前)に
撮像された画像から、50μm乃至100μm四方程度
の微小領域(図6の破線で囲まれた領域)の画像を切り
出し、この部分の画像の特徴データを抽出してサーチ回
路55に供給する。そして、サーチ回路55は、特徴抽
出回路54より出力された特徴データの中から、前述の
微小領域の特徴データに対応するデータを検索する。そ
の結果、図7に示すように、加工後の面Aにおいて、図
6の破線で囲まれた部分と同一の部分を検出することが
できる。
【0059】以上の検索を行う場合、基準画像と新たに
撮像された画像との間に、照明ムラや光学系のディスト
ーション(Distortion)に起因する差異が生ずる場合が
ある。その場合、全く同じ領域であっても、特徴抽出回
路52,54により抽出されたデータは多少異なること
になる。しかしながら、類似度が最も高い領域を検出す
るようにすることにより、前述のような差異が存在する
場合においても検索処理が可能となる。
【0060】なお、以上のような画像処理は、例えば、
米国コグネックス社のコグネックス5000などの製品
を用いることも可能である。
【0061】検索の結果、特徴抽出回路54から出力さ
れた特徴データの中から、前述の微小領域に対応する特
徴データが検出された場合には、その領域と、前述の微
小領域との位置のずれを算出してマイクロコンピュータ
34に出力する。
【0062】前述のように、第1の観察光学系と対物レ
ンズ7の光軸は一致しており、また、第2の観察光学系
と対物レンズ7の位置関係は正確に分かっているため、
以上のように、基準画像の微小領域と、CCDカメラ2
7からの画像に含まれる微小領域とのずれを算出するこ
とにより、被加工物8の位置を正確に把握することがで
きる。
【0063】例えば、いま、サーチ回路55により検出
された位置のずれがZ方向(図の上下方向)に+Z0
Y方向(図の前後方向)に+Y0であったとする。その
場合、マイクロコンピュータ34は、モータ制御部35
に制御信号を送り、Zテーブル13とYテーブル17と
を、それぞれ、−Z0,−Y0ずつ移動させることによ
り、被加工物8の位置を所定の位置に移動することが可
能となる。また、以上のような操作を繰り返せば、被加
工物8の位置を更に正確に調整することが可能となる。
【0064】なお、Zテーブル13およびYテーブル1
7が位置を検出する機能を有していない場合において
も、画像処理部33より出力されるずれ量が最小となる
ように制御することにより、被加工物8を所定の位置に
移動することが可能となる。
【0065】被加工物8の面Bの加工が終了すると、マ
イクロコンピュータ34は、モータ制御部35に制御信
号を送り、Xゴニオテーブル9を図の左方向に傾斜さ
せ、面Cが対物レンズ7と対向する状態にする。
【0066】そして、マイクロコンピュータ34は、Y
テーブル17を図中右側に所定の距離だけ移動させた
後、徐々に左側に移動しながら、CCDカメラ32の出
力画像のフォーカスが被加工物8の面Aの表面に合焦さ
れるポイントを探す。フォーカスが合焦されるポイント
が検出されると、マイクロコンピュータ34は、Yテー
ブル17の移動を停止させ、画像処理部33に所定の制
御コマンドを送出して、CCDカメラ32から出力され
る画像から前述の場合と同様に微小領域を検索させる。
【0067】微小領域が検出され、画像メモリ51に格
納されている基準画像と、CCDカメラ32により撮像
された画像のずれ量が算出されると、マイクロコンピュ
ータ34は、算出されたずれ量に応じてZテーブル13
とXテーブル15を移動し、被加工物8が所定の位置に
くるように調整する。そして、面Cの加工を開始する。
面Cの加工が終了すると、加工処理を終了する。
【0068】以上のような実施の形態によれば、被加工
物8の素材の不均質性に起因して形成される表面形状を
利用してアライメントを実行するようにしたので、アラ
イメントマークを形成するプロセスを省略することがで
きる。また、アライメントマークの精度に起因する、ア
ライメント精度の低下を防止することが可能となる。更
に、画像処理により位置ずれの量も検出することができ
るので、X,Y,Zテーブル等の機構系に高分解能の測
定器等を搭載する必要がなくなり、その結果、装置をコ
ストダウンすることが可能となる。
【0069】なお、以上の実施の形態においては、被加
工物8として高分子材料を使用し、被加工物8の複数の
面に対して加工を施すようにしたが、例えば、これ以外
の素材(例えば、半導体基板など)の同一面に対して繰
り返して加工を施す場合にも、本発明を適用することが
可能であることは言うまでもない。
【0070】また、以上の実施の形態では、加工面から
微小領域を1カ所だけ切り出すようにしたが、2つ以上
の微小領域を切り出すようにしてもよい、その場合、加
工面に垂直な軸を中心とする回転方向のアライメントを
正確に行うことが可能となる。
【0071】更に、以上の実施例では、第1乃至第3の
観察光学系の撮像時の倍率は固定としたが、例えば、こ
れを可変として倍率の異なる2つの基準画像を記憶して
おき、倍率の低い基準画像を利用して大まかなアライメ
ントを行ったあとで、倍率の高い基準画像により正確に
アライメントを実行するようにしてもよい。
【0072】図8は、本発明の第2の実施の形態の構成
例を示す図である。なお、この図において、図11と対
応する部分には、同一の符号を付してあるので、その説
明は適宜省略する。また、この構成例では、本発明に関
する露光装置の原理を概述するために、マスクを使用し
ない構成とされている。以下、この実施例について説明
を行い、次に、マスクを構成に加えた場合を図10を参
照して説明する。
【0073】この図において、加工しようとする半導体
基板71は、基板ホルダ72により所定の位置に固定さ
れている。基板ホルダ72は、半導体基板71の円周方
向に回転可能なθステージ73上に搭載されている。θ
ステージ73は、XまたはY方向に移動可能なXYステ
ージ74上に搭載されている。また、これらは、装置全
体を支える定盤75上に載置されている。
【0074】なお、θステージ73は、図示せぬエンコ
ーダによりその変位角がモニタされている。また、XY
ステージ74は、図示せぬレーザ干渉計により、その位
置(座標)が同様にモニタされている。なお、エンコー
ダは、リニア型でもロータリー型でも構わない。
【0075】光学系は、対物レンズ76a、露光光源7
6b、光量制御/ビーム整形装置76c、および、反射
鏡76dにより構成されている。露光光源76bより照
射された光は、光量制御/ビーム整形装置76cにより
光量やビームの形状が調整された後、反射鏡76dによ
り反射されて対物レンズ76aに入射される。対物レン
ズ76aは、入射された光を半導体基板71上の所定の
領域に収束するようになされている。
【0076】アライメント顕微鏡77a,77bは、半
導体基板71の最初に加工される面(面A)の所定の領
域に対して光を照射し、反射された光を図示せぬCCD
(Charge Coupled Device)などにより画像信号に変換
し、画像処理部82に出力する。画像処理部82は、図
2に示す第1の実施の形態と同様の構成とされているの
で、その構成についての説明は省略する。なお、半導体
基板71の所定の領域に対する照明方法は、例えば、落
射式や斜入射式とされている。
【0077】アライメント顕微鏡77a,77b、露光
光源76b、光量制御/ビーム整形装置76c、反射鏡
76d、および対物レンズ76aは、架台78上に搭載
されている。また、架台78は定盤75上に搭載されて
いる。
【0078】半導体基板71の下側に配置されているア
ライメント顕微鏡77c,77dは、半導体基板71が
反転された場合(面Aを下側にして配置された場合)
に、半導体基板71の面Aの所定の領域からの反射光を
画像信号に変換し、画像処理部82に供給する。
【0079】アライメント顕微鏡77a乃至77dから
出力された画像信号は、画像処理部82に供給され、所
定の処理が施された後、マイクロコンピュータ83に供
給される。マイクロコンピュータ83は、画像処理部8
2から供給された信号に基づき、θステージ73または
XYステージ74をそれぞれ駆動する図示せぬステッピ
ングモータの制御を行う。
【0080】半導体基板収納カセット80は、半導体基
板71を25枚程度収納するようになされている。半導
体基板搬送アーム84は、半導体基板収納カセット80
から半導体基板71を1枚ずつ順に取り出し、搬送した
後、基板ホルダ72の所定の位置に配置するとともに、
露光が終了した半導体基板71を、半導体基板収納カセ
ット80に返却するようになされている。また、面Bを
露光する際は、半導体基板71を反転することも可能と
されている。
【0081】フィデューシャルマーク85は、θステー
ジ73とXYステージ74(以下、ステージ系という)
と対物レンズ76aの光軸との相対的な位置関係を調整
する際の基準とされる。フィデューシャルマーク85の
上側(図の上側)の面には、半導体基板71上に形成さ
れているのと同様のアライメントマークが形成されてお
り、アライメント顕微鏡77a,77bにより、このア
ライメントマークを観察することにより、ステージ系と
対物レンズ76aの光軸の相対的な位置を調整する(即
ち、ステージ系の持つ座標における対物レンズ76aの
光軸の位置(座標)を決定する)。なお、フィデューシ
ャルマーク85の上側の面(アライメントマークが形成
されている側の面)は、アライメント顕微鏡77a,7
7bの焦点距離の調整が不要となるように、半導体基板
71の加工される面と同一の高さになるように設定され
ている。
【0082】また、アライメント顕微鏡77aと77c
は、それぞれの光軸が一致するように調節されている。
また、アライメント顕微鏡77bと77dも同様であ
る。
【0083】なお、アライメント顕微鏡77aと77c
またはアライメント顕微鏡77bと77dの光軸は必ず
しも一致している必要はなく、これらの間のずれが正確
に把握されている場合は、そのずれを考慮してマイクロ
コンピュータ83により制御を行えばよい。なお、アラ
イメント顕微鏡77a乃至77dの光軸のずれを測定す
るためには、例えば、半導体基板71の代わりに、アラ
イメントマークが形成された透明な板を基板ホルダ72
に配置し、このアライメントマークを対向するアライメ
ント顕微鏡(アライメント顕微鏡77aと77cまたは
アライメント顕微鏡77bと77d)により観察し、こ
れらの間の位置のずれを画像処理部82により計測する
ことにより正確に測定することができる。
【0084】図9は、アライメントにおいて使用される
半導体基板71の表面形状を示す図である。図9(A)
に示す半導体基板71の表面の一部を拡大すると、図9
(B)に示すように、微細な凹凸形状が見られる。この
ような形状は梨地形状とよばれており、ある所定の領域
に見られる梨地形状のパターンは、人間の指紋と同様に
ユニークであるので、同様のパターンを他の部分におい
て見いだすことは困難である。従って、半導体基板の所
定の領域の梨地形状パターンをアライメントマークと同
様に用いることにより、アライメントを行うことが可能
となる。
【0085】一般には、半導体基板は、一方の表面が鏡
面研磨され、他方の表面は鏡面にはなされていない。ま
た、両面とも鏡面ではない特殊用途の半導体基板も使用
されることがある。図9は、半導体基板71の鏡面処理
が施されていない面の表面形状を示す図である。
【0086】次に、本実施例の動作について説明する。
【0087】加工しようとする半導体基板71が収納さ
れた半導体基板収納カセット80がセットされると、マ
イクロコンピュータ83は、θステージ73、またはX
Yステージ74に制御信号を送り、フィデューシャルマ
ーク85をアライメント顕微鏡77aの真下に移動させ
る。そして、マイクロコンピュータ83は、画像処理部
82から出力される画像信号を参照し、アライメント顕
微鏡77aの標線42と、フィデューシャルマーク85
の上面に形成されている基準マーク41とが一致するよ
うに制御する。
【0088】そして、マイクロコンピュータ83は、ス
テージ系の位置をモニタしている図示せぬリニアエンコ
ーダとレーザ干渉計の出力を参照し、ステージ系が有し
ている座標系におけるアライメント顕微鏡77aの位置
(座標)を検出する。続いて、同様の動作をアライメン
ト顕微鏡77bに対しても実施し、その位置を検出す
る。アライメント顕微鏡77a,77bと対物レンズ7
6aとの相対的な位置関係は不変であるので、このよう
な動作により、対物レンズ76aの光軸とフィデューシ
ャルマーク85との相対的な位置関係が測定されること
になる。
【0089】以上のような動作は、例えば、半導体基板
収納カセット80が新たにセットされた場合や、半導体
基板収納カセット80に収納されている全ての半導体基
板71の片方の面に対する加工処理が終了した場合に行
われる。
【0090】次に、マイクロコンピュータ83は、半導
体基板搬送アーム84に制御信号を送り、加工処理を開
始する。半導体基板収納カセット80に面Aを上にして
格納されている半導体基板71は、半導体基板搬送アー
ム84によって1枚ずつ取り出され、搬送された後、基
板ホルダ72の所定の位置に配置される。このとき、半
導体基板搬送アーム84は、反転動作を行わないため、
半導体基板71は、半導体基板収納カセット80に格納
されている状態、即ち、面Aを上にした状態で基板ホル
ダ72上に配置されることになる。
【0091】次に、マイクロコンピュータ83は、画像
処理部82から出力される信号を参照して、θステージ
73とXYステージ74をそれぞれ駆動するステッピン
グモータを制御し、半導体基板71と対物レンズ76a
の相対的な位置関係を調整(アライメント)する。
【0092】即ち、マイクロコンピュータ83は、画像
処理部82に対して制御信号を送り、アライメント顕微
鏡77a,77bにより撮像された、半導体基板71の
面Aの表面形状(梨地形状)の画像を、それぞれ、A/
D変換によりディジタル信号に変換した後、所定の閾値
により2値化する。その結果得られる画像は、図9に示
すように、半導体基板71の表面の凹凸形状が黒色領域
90と白色領域91とに標識化されたものとなる。
【0093】そして、画像処理部82は、2値化された
2つの画像から所定の領域をそれぞれ切り出して、各領
域の特徴点を抽出する。続いて、画像処理部82は、切
り出した2つの領域のそれぞれの中心点を求め、求めた
中心点がそれぞれの画像の中央に位置するように、マイ
クロコンピュータ83に要求信号を供給する。その結
果、マイクロコンピュータ83は、θテーブル73およ
びXYテーブル74を制御して、2つの中心点がアライ
メント顕微鏡77a,77bからそれぞれ出力される画
像の中央に位置するように半導体基板71を移動させ
る。
【0094】次に、画像処理部82は、抽出された特徴
点データを半導体基板71の番号(1乃至n)とともに
内蔵されている画像メモリに格納する。そして、面Aの
アライメント処理を終了する。その結果、加工処理の進
行に伴って画像メモリには、各半導体基板71の特徴点
データが格納されていくことになる。
【0095】なお、面Aをアライメントする場合、半導
体基板71上には、基準位置を示すアライメントマーク
が形成されていないので、形成されるパターンの絶対的
な位置(半導体基板71上の位置)の制御を行うことは
困難となる。しかし、ステージ系と対物レンズ76aの
光軸の相対的な位置はフィデューシャルマーク85によ
り正確に調整されており、また、基板ホルダ72が半導
体基板71を保持する際の誤差(ずれ)は、充分に小さ
い(数十ミクロン程度)ので、大きな問題とはならな
い。
【0096】面Aのアライメントが終了すると、マイク
ロコンピュータ83は、露光光源76bに対して制御信
号を送り、露光を開始させるとともに、θステージ73
およびXYステージ74を適宜移動させて、面Aの加工
処理を行う。
【0097】面Aの加工処理が終了すると、マイクロコ
ンピュータ83は、半導体基板搬送アーム84を制御
し、半導体基板71を半導体基板収納カセット80の以
前収納されていた場所に返却させる。以上の動作によ
り、1枚目の半導体基板71の加工処理が終了する。
【0098】このような処理は、半導体基板収納カセッ
ト80に格納されている全ての半導体基板71に対して
行われる。そして、処理が終了すると、前述した、フィ
デューシャルマーク85とアライメント顕微鏡77a,
bの位置合わせが再び実施される。
【0099】なお、面Aの処理が実行されている場合に
は、マイクロコンピュータ83は、半導体基板71の番
号(1乃至n)と、それぞれの半導体基板71の面Aの
XYθアライメント位置座標測定値(X1,Y1,θ1
乃至(Xn,Yn,θn)のデータとを内蔵されているメ
モリに逐次格納する。そして、この面Aに関するデータ
は、マイクロコンピュータ83により、裏面座標データ
(X1’,Y1’,θ1’)乃至(Xn’,Yn’,θn’)
に変換された後、内蔵されているメモリに格納される。
【0100】引き続き、面Bを露光するならば、面Bを
面Aと同様に露光する。即ち、マイクロコンピュータ8
3は、半導体基板搬送アーム84を制御し、半導体基板
収納カセット80から半導体基板71を取り出させる。
そして、半導体基板71を反転させ(面Bを上に向
け)、基板ホルダ72の所定の位置に配置させる。
【0101】半導体基板71が所定の位置に載置される
と、アライメント顕微鏡77c,77dは、下方を向い
ている面Aの所定の領域、即ち、アライメント顕微鏡7
7a,77bにより撮影された領域を撮像して、画像処
理部82に供給する。
【0102】画像処理部82は、アライメント顕微鏡7
7c,77dから出力された画像信号をA/D変換によ
りディジタル信号にそれぞれ変換した後、所定の閾値に
より2値化する。そして、画像処理部82は、2値化さ
れた画像データから特徴点を抽出する。次いで、画像処
理部82は、面Aに対する処理において撮像され、所定
の処理を経た後、画像メモリに格納されている特徴点デ
ータのなかから、同一の半導体基板71に対するものを
読み出す。そして、画像処理部82は、読み出した特徴
点データと同一の特徴点を含む領域を、新たに生成され
た特徴点データのなかから検索する。検索の結果、同一
の特徴点を有する領域が検出された場合には、画像処理
部82は、その領域の中心点を求めた後、その中心点の
座標を算出する。
【0103】マイクロコンピュータ83は、以上のよう
にして求めた中心点が、裏面座標データ(X1’,
1’,θ1’)乃至(Xn’,Yn’,θn’)の位置に
来るようにθテーブル73およびXYテーブル74を制
御することにより、アライメントを行う。
【0104】以上のアライメント動作により、面Aに形
成されているパターンと、面Bに形成されるパターンの
相対的な位置が正確に制御される。
【0105】面Bのアライメントが終了すると、マイク
ロコンピュータ83は、露光光源76bに対して制御信
号を出力し、面Bに対する加工処理を開始させる。加工
処理が終了すると、半導体基板71は、半導体基板搬送
アーム84により半導体基板収納カセット80の元の位
置に返却される。
【0106】以上の動作は、半導体基板収納カセット8
0に格納されている全ての半導体基板71に対して繰り
返し実行される。そして、全ての半導体基板71に対す
る両面(面Aおよび面B)の処理が終了することにな
る。
【0107】以上のような実施の形態によれば、半導体
基板71の表面形状である梨地形状を用いてアライメン
トを行うようにしたので、アライメントマークを形成す
るプロセスを省略することが可能となる。
【0108】図10は、本発明の第3の実施の形態の構
成例を示す図である。なお、この図において、図8に示
す部分と対応する部分には同一の符号が付してあるの
で、その説明は適宜省略する。
【0109】この実施の形態では、対物レンズ76a、
露光光源76b、光量制御/ビーム整形装置76c、お
よび、反射鏡76dが除外され、露光光源90、照明光
学系91、マスク92、縮小投影レンズ93、およびマ
スクアライメント装置94が新たに付加されている。な
お、その他の構成は図8に示す場合と同様である。
【0110】露光光源90は、水銀ランプや反射鏡など
により構成され、マイクロコンピュータ83の制御に応
じて光ビームを照射するようになされている。また、照
明光学系91は、露光光源90より照射された光ビーム
の光量を制御するとともに、光ビームを均一化するよう
になされている。マスク92は、露光しようとするパタ
ーンが形成されており、マスクアライメント装置94に
保持されている。縮小投影レンズ93は、マスク92を
透過した光ビームを、半導体基板71の所定の領域に収
束させる。また、マスクアライメント装置94は、マス
ク92が所定の位置に配置されるように制御するととも
に、フィデューシャルマーク85から照射される光ビー
ムを基準にして、マスク92と半導体基板71との相対
的な位置を微調整するようになされている。
【0111】次に、この実施例の動作について説明す
る。
【0112】半導体基板71が収納された半導体基板収
納カセット80が所定の場所にセットされると、マイク
ロコンピュータ83は、ステージ系を駆動する図示せぬ
ステッピングモータを制御し、第2の実施の形態の場合
と同様に、アライメント顕微鏡77a,77bによりフ
ィデューシャルマーク85を観察し、縮小投影レンズ9
3の光軸とフィデューシャルマーク85との位置関係を
測定する。
【0113】続いて、マスクアライメント装置94は、
図示せぬマスクアライメント用光学系により、マスク9
2が所定の位置になるようにアライメントを行う。そし
て、マスク92のアライメントが終了すると、マイクロ
コンピュータ83は、ステージ系を制御する図示せぬス
テップモータを制御し、フィデューシャルマーク85を
所定の場所に移動させる。
【0114】所定の位置に移動されたフィデューシャル
マーク85は、内蔵されている光源により光ビーム(直
進性の高い光ビーム)の照射を開始する。フィデューシ
ャルマーク85より照射された光ビームは、マスクアラ
イメント装置94に入射される。マスクアライメント装
置94は、入射された光ビームを基準にして、マスク9
2とフィデューシャルマーク85との位置関係を較正す
る。これにより、ステージ系の基準位置を示すフィデュ
ーシャルマーク85とマスク92の相対的な位置関係が
較正される。
【0115】次に、マイクロコンピュータ83は、半導
体基板搬送アーム84を制御し、半導体基板71を基板
ホルダ72の所定の場所に配置する。そして、第2の実
施の形態の場合と同様に、アライメント顕微鏡77a,
77bからの画像がディジタル化および2値化された
後、所定の領域が切り出されて特徴点が抽出され、その
中心座標が求められる。また、抽出された特徴点は、画
像メモリに半導体基板71の番号とともに格納されるこ
とになる。
【0116】アライメントが終了すると、マイクロコン
ピュータ83は、露光光源90を制御し、アライメント
処理時に得られたフィデューシャルマーク85と半導体
基板71の相対的な位置関係に基づいて露光処理を行
う。このとき、マイクロコンピュータ83は、θステー
ジ73またはXYステージ74を制御し、半導体基板7
1を必要に応じて移動させる。
【0117】そして、露光処理が終了すると、マイクロ
コンピュータ83は、半導体基板搬送アーム84を制御
し、半導体基板71を半導体基板収納カセット80に返
却させる。このような処理は、全ての半導体基板71に
対して繰り返し実行される。
【0118】なお、このとき、マイクロコンピュータ8
3は、半導体基板71の番号(1乃至n)と、それぞれ
の半導体基板71の中心座標測定値(X1,Y1,θ1
乃至(Xn,Yn,θn)を内蔵されているメモリに格納
するとともに、これらを元にして、半導体基板71の裏
面における中心座標(X1’,Y1’,θ1’)乃至
(Xn’,Yn’,θn’)を算出して、同様に、内蔵さ
れているメモリに格納する。
【0119】以上の処理により、全ての半導体基板71
の面Aの露光が終了すると、次に面Bの露光が実行され
る。このとき、例えば、面Aと面Bに形成しようとする
パターンが異なる場合は、マスク92を交換する必要が
生ずる。マスク92を交換した場合は、新たなマスク9
2とフィデューシャルマーク85との相対的な位置を調
整するため、前述の場合と同様に、マスク92のアライ
メント処理が実行される。
【0120】次に、マイクロコンピュータ83は、半導
体基板搬送アーム84を制御し、半導体基板収納カセッ
ト80から半導体基板71を取り出させ、反転させた後
(面Bを上にした後)、基板ホルダ72の所定の位置に
配置する。
【0121】続いて、画像処理部82は、第2の実施の
形態の場合と同様に、アライメント顕微鏡77c,77
dから出力される画像信号をディジタル化した後、所定
の閾値により2値化する。そして、特徴点を抽出して、
画像メモリに格納されている特徴点データと比較して、
同一の領域を求める。そして、求めた領域の中心座標を
算出し、マイクロコンピュータ83に内蔵されているメ
モリに格納されている裏面における中心座標(X1’,
1’,θ1’)乃至(Xn’,Yn’,θn’)を参照し
て、アライメントを行う。そして、アライメントが終了
すると、半導体基板71とフィデューシャルマーク85
との相対的な位置関係に基づき、露光光源90により露
光処理を実施する。
【0122】露光が完了すると、マイクロコンピュータ
83は、半導体基板搬送アーム84を制御し、半導体基
板71を半導体基板収納カセット80に返却させる。
【0123】以上の動作は、半導体基板収納カセット8
0に格納されている全ての半導体基板71に対して繰り
返し実行される。そして、表裏面双方の露光処理が完了
する。
【0124】以上の実施の形態によれば、半導体基板7
1の表面の梨地形状によりアライメントを行うようにし
たので、アライメントマークを形成するプロセスを省略
することができるので、作成プロセスを簡略化すること
が可能となる。
【0125】なお、以上の実施の形態においては、被加
工物の上下にそれぞれ2本ずつアライメント顕微鏡を配
置して、アライメントを実行するようにしたが、被加工
物の上下にそれぞれ1本、または、3本以上のアライメ
ント顕微鏡を配置するようにしてもよい。
【0126】また、以上の実施の形態においては、半導
体基板71の両面を加工するようにしたが、例えば、同
一の面に対して繰り返し加工を行う場合においても、本
発明を適用することが可能である。その場合において
は、アライメント顕微鏡は、被加工物の上下に配置する
必要はなく、例えば、上面に1本以上配置すればよい。
【0127】更に、以上の実施の形態においては、高分
子材料および半導体基板を被加工物として用いる場合に
ついて説明したが、本発明は、これらの材料のみに限定
されるものではなく、ガラス基板やプリント基板など、
表面にランダムな凹凸、または、グレイン等のパターン
を有する種々な材料を使用することも可能であることは
いうまでもない。
【0128】更にまた、以上の実施の形態においては、
半導体基板の両面を露光するようにしたが、片面を繰り
返し露光する場合にも本発明を適用することが可能であ
る。即ち、片面を露光した後、エッチング処理、拡散処
理、酸化処理等を施し、梨地形状を使用して再度アライ
メントを行い、別のパターンを同一面に露光するように
してもよい。
【0129】
【発明の効果】請求項1に記載のレーザ加工装置によれ
ば、被加工物の任意の領域の表面形状を撮像手段により
撮像し、撮像手段より出力された任意の領域の表面形状
を位置合わせのための画像として記憶手段として記憶
し、記憶手段に記憶されている画像と、撮像手段により
新たに撮像された画像とを比較手段が比較し、比較手段
の比較結果に従って所定の領域にレーザビームが照射さ
れるようにステージを制御手段が動作させるようにした
ので、被加工物の材質に拘わらずに正確なアライメント
を実行することが可能となる。
【0130】請求項7に記載のアライメント装置および
請求項11に記載のアライメント方法によれば、被加工
物の所定の領域の表面形状を撮像し、撮像された画像を
記憶し、記憶されている画像と、新たに撮像された画像
とを比較し、比較結果に応じて被加工物の位置を制御す
るようにしたので、被加工物にアライメントマークを形
成するプロセスを省略することができるとともに、被加
工物の位置を正確に検出する装置を省略することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ加工装置の一実施の形態の構成
例を示す図である。
【図2】図1に示す画像処理部の詳細な構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】加工が開始される前の被加工物の状態を示す図
である。
【図4】図3に示す被加工物の面Bを加工する際のレー
ザ加工装置の状態を示す図である。
【図5】図4に示すレーザ加工装置に載置されている被
加工物の状態を示す図である。
【図6】加工される前に撮像された面Aの画像の一例を
示す図である。
【図7】図4に示す状態において、撮像された面Aの画
像の一例を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の構成例を示す図で
ある。
【図9】半導体基板71の表面形状を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態の構成例を示す図
である。
【図11】従来のアライメント装置の構成例を示す図で
ある。
【図12】従来のアライメントマークの例を示す図であ
る。
【符号の説明】
21,26,31 フィールドレンズ(拡大手段) 22,25,27 CCDカメラ(撮像手段、第2の撮
像手段) 34 マイクロコンピュータ(制御手段) 35 モータ制御部(制御手段) 51 画像メモリ(記憶手段) 55 サーチ回路(比較手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源から射出されるレーザビーム
    をステージ上に載置されている被加工物の所定の領域に
    照射して加工するレーザ加工装置において、 前記被加工物の任意の領域の表面形状を撮像する撮像手
    段と、 前記撮像手段より出力された前記任意の領域の表面形状
    を位置合わせのための画像として記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記画像と、前記撮像手
    段により新たに撮像された画像とを比較する比較手段
    と、 前記比較手段の比較結果に従って前記所定の領域に前記
    レーザビームが照射されるように前記ステージを動作さ
    せる制御手段とを備えることを特徴とするレーザ加工装
    置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段は、前記被加工物の素材の
    不均質性に起因して生じた前記表面形状を撮像すること
    を特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段とは異なる少なくとも1つ
    以上の方向から、前記被加工物の所定の領域の表面形状
    を撮像する第2の撮像手段と、 前記被加工物を所定の方向に回転させる少なくとも1つ
    以上のゴニオテーブルとを更に備え、 前記ゴニオテーブルが前記被加工物を回転した場合に
    は、回転前に前記撮像手段により撮像されて前記記憶手
    段に記憶されている画像と、前記第2の撮像手段により
    新たに撮像された画像とを前記比較手段が比較し、その
    比較結果に応じて前記制御手段が新たに加工する面が所
    定の位置に来るように制御することを特徴とする請求項
    1または2に記載のレーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 前記ゴニオテーブルにより前記被加工物
    が回転された場合には、前記撮像手段または前記第2の
    撮像手段の焦点位置を基準として、加工面が所定の位置
    に来るように前記被加工物が移動されることを特徴とす
    る請求項3に記載のレーザ加工装置。
  5. 【請求項5】 前記比較手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れている画像の特徴を抽出し、前記撮像手段または前記
    第2の撮像手段により撮像された画像内に同一の特徴を
    有する領域が存在するか否かを比較判定することを特徴
    とする請求項1乃至4の何れかに記載のレーザ加工装
    置。
  6. 【請求項6】 前記撮像手段または前記第2の撮像手段
    は、前記被加工物の所定の領域を所定の倍率で拡大する
    拡大手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5
    の何れかに記載のレーザ加工装置。
  7. 【請求項7】 被加工物が所定の位置に来るようにアラ
    イメントするアライメント装置において、 前記被加工物の所定の領域の表面形状を撮像する撮像手
    段と、 前記撮像手段より出力された画像を記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶されている前記画像と、前記撮像手
    段により新たに撮像された画像とを比較する比較手段
    と、 前記比較手段の比較結果に応じて前記被加工物の位置を
    制御する制御手段とを備えることを特徴とするアライメ
    ント装置。
  8. 【請求項8】 第2の撮像手段を更に備え、 前記比較手段は、前記記憶手段に記憶されている画像
    と、前記第2の撮像手段により撮像された画像とを比較
    することを特徴とする請求項7に記載のアライメント装
    置。
  9. 【請求項9】 前記被加工物は半導体基板であり、 前記撮像手段および前記第2の撮像手段は、前記半導体
    基板の表面の梨地形状を撮像することを特徴とする請求
    項7または8に記載のアライメント装置。
  10. 【請求項10】 前記被加工物の位置を測定する測定手
    段を更に備え、 前記制御手段は、前記測定手段の測定結果に応じて、前
    記被加工物の位置を制御することを特徴とする請求項7
    乃至9の何れかに記載のアライメント装置。
  11. 【請求項11】 被加工物が所定の位置に来るようにア
    ライメントするアライメント方法において、 前記被加工物の所定の領域の表面形状を撮像し、 撮像された画像を記憶し、 記憶されている前記画像と、新たに撮像された画像とを
    比較し、 比較結果に応じて前記被加工物の位置を制御することを
    特徴とするアライメント方法。
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