JPH10216845A - フレキシチュ−ブのつば出し工具 - Google Patents

フレキシチュ−ブのつば出し工具

Info

Publication number
JPH10216845A
JPH10216845A JP3710297A JP3710297A JPH10216845A JP H10216845 A JPH10216845 A JP H10216845A JP 3710297 A JP3710297 A JP 3710297A JP 3710297 A JP3710297 A JP 3710297A JP H10216845 A JPH10216845 A JP H10216845A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
punch
pieces
permanent magnet
flexible tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3710297A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Yamazaki
整一 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUTAKA SANSHO KK
Original Assignee
YUTAKA SANSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YUTAKA SANSHO KK filed Critical YUTAKA SANSHO KK
Priority to JP3710297A priority Critical patent/JPH10216845A/ja
Publication of JPH10216845A publication Critical patent/JPH10216845A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロック体の平滑な面全長に半円形直
線溝5を形成し、かつ、その半円形直線溝5の長さ方向
両側の内面に半円凹状空間を形成するように突起6、6
aを周設した同一ホルダ−片7を2個両ホルダ−片7の
半円形直線溝5が平行で、その半円形直線溝5および突
起6、6aがともに左右対称になるように蝶番8で連結
したホルダ−9と、軸10の先端に円柱状頭部11を固
着したポンチ12とから構成された工具において、ホル
ダ−片7の結合とその解放を瞬時に実施できるものを提
供する。 【解決手段】 両ホルダ−片7を非磁性材にするとと
もに、ポンチ12を磁性材にして、両ホルダ−片7のポ
ンチ12が挿入される半円形直線溝5の部分に永久磁石
16を保持させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシチュ−ブの切
断端部を拡大押しつぶして、つばを形成するつば出し工
具の改良に関する。
【0002】
【従来技術】ガス湯沸かし機や風呂釜などを設置すると
き、出口や配管の一部に図3に示すようなリング状の山
1が当間隔に形成されたフレキシチュ−ブ2を使用して
いるが、このフレキシチュ−ブ2は端部から袋ナット3
を外側に挿入して、袋ナット3を出口や配管の一部に螺
合させる方法で接続するが、端部が長尺のものを切断し
たままの状態であると、袋ナット3から抜けてしまう。
そこで、従来より工具で切断端部を拡大押しつぶすこと
によりつば4を形成している。
【0003】この工具として、本発明者は、図4〜図7
に示すものを開発した(実公平2−44893号公
報)。この工具は図4、図5に示すようなブロック体の
平滑な面全長に半円形直線溝5を形成し、かつ、その半
円形直線溝5の長さ方向両側の内面に突起6、6aをそ
の先端が異なった径の半円凹状空間を形成するように周
設した同一ホルダ−片7を2個両ホルダ−片7の半円形
直線溝5が平行で、その半円形直線溝5および同一半円
凹状空間を形成する突起6同士と6a同士がともに左右
対照になるように配置して、蝶番8で片側の縁を連結し
たホルダ−9と、図6に示すような軸10の先端にテ−
パ−状の円柱状頭部11を固着したポンチ12とから構
成されていて、前記ポンチ12の円柱状頭部11は両ホ
ルダ−片7の平滑な面を合わせたとき両ホルダ−片7の
半円形直線溝5により形成される円形穴より小径で、突
起6により形成される円形穴の径の大きい方のものより
大径となっており、かつ、軸10は突起6aにより形成
される円形穴の径が小さい方のものより小径になったも
ので、一方のホルダ−片7はその縁に枢着されたボルト
13を他方のホルダ−片7の縁に設けた窪み14に掛け
た後、蝶ナット15を締め付けることにより開かないよ
うになっている。ここで、突起6と6aを異なる半径の
ものにしたのは、2種の太さのフレキシチュ−ブ2を1
個の工具でつば出しできるようにしたためで、片方だけ
でも目的を達成できる。また、ホルダ−片7やポンチ1
2は強度と価格の点から鉄製にしていた。
【0004】このつば出し工具でフレキシチュ−ブ2の
つば出しを行うには、ホルダ−片7を開いて、まず、ポ
ンチ12の円柱状頭部11の先端が半円形直線溝5内で
突起6を向き、軸10が突起6a側の端部から突出する
ように入れ、次に、フレキシチュ−ブ2の端部が突起6
の内側になるようにその山1の間を突起6に入れて、ホ
ルダ−片7を閉じた後、ボルト13を他方のホルダ−片
7の窪み14に入れて、蝶ナット15の締め付けにより
両ホルダ−片7を図7のように結合させ、ホルダ−9に
する。その後、ホルダ−9を起立させて、ポンチ12の
軸10をハンマ−で打てば、フレキシチュ−ブ2の端部
は円柱状頭部11により押しつぶされて拡大し、つば4
が形成される。ポンチ12とフレキシチュ−ブ2の端部
の向きを逆にすれば、太さの異なるフレキシチュ−ブ2
につば4を形成できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このつば出し
工具では、両ホルダ−片7の結合や解放を蝶ナット15
で行う構造になっているため、その締め付けや緩めに時
間を要するという欠点があった。そこで、本発明は瞬時
に両ホルダ−片7の結合とその解放を行うことのできる
フレキシチュ−ブ2のつば出し工具を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブロック体の
平滑な面全長に半円形直線溝を形成し、かつ、その溝の
長さ方向両側の内面に半円凹状空間を形成するように突
起を周設した同一ホルダ−片2個を両ホルダ−片の半円
形直線溝が平行で、その溝および突起がともに左右対称
になるように蝶番構造で連結したホルダ−と、軸の先端
に円柱状頭部を固着したポンチとから構成された工具に
おいて、両ホルダ−片を非磁性材にするとともに、ポン
チを磁性材にして、両ホルダ−片のポンチが挿入される
半円形直線溝部分に永久磁石を保持させた。
【0007】
【作用】両ホルダ−片を開いた状態で半円形直線溝内に
フレキシチュ−ブの端部側とポンチを挿入した後、両ホ
ルダ−片を閉じて、結合させると、両ホルダ−片に保持
させてある永久磁石が磁性材のポンチに磁力を作用さ
せ、ポンチを強く吸引する。この吸引は各永久磁石が同
一ポンチに対して行うので、両ホルダ−片は結合状態に
維持される。この状態でポンチをたたけば、フレキシチ
ュ−ブ端部のつば出しを行うことができる。つば出し後
に両ホルダ−片を開いて、結合を解放するには、永久磁
石の吸引強度が大きいので、各ホルダ−片の一部に例え
ば凹部や凸部のように指のかかる部分を設けて、両ホル
ダ−片を手で広げることにより行う。従って、本発明の
つば出し工具は両ホルダ−片の結合とその解放を瞬時に
行うことができる。
【0008】本発明の工具は、一般的な永久磁石のN極
とS極の吸引作用を利用して、両ホルダ−片を結合させ
るのではなく、磁性材のポンチに対する永久磁石の吸引
力を利用して両ホルダ−片を結合させるのである。この
ため、ポンチが非磁性材の金属であると、磁力がポンチ
で弱められ、両ホルダ−片は結合しない。しかし、近年
の永久磁石は磁力が強いので、ポンチが半円形直線溝に
挿入されていなければ、互いに吸引する。このため、保
管中ポンチを外しておいても、両ホルダ−片は結合し、
保管に場所をとらない。両ホルダ−片を強く結合させる
には、両ホルダ−片を結合させた状態で対向部位に保持
させるのが好ましい。
【0009】両ホルダ−片は、材質が非磁性材であるの
で、永久磁石の磁力は工具の保管中に弱まることがな
い。永久磁石の磁力を利用して両ホルダ−片を結合させ
る方法としては、片方のホルダ−片を磁性材にして、他
方のホルダ−片に永久磁石を保持させる方法、両ホルダ
−片の接触する肉厚部分に永久磁石を保持させる方法な
どがあるが、前者の場合は片方のホルダ−片が磁化され
て、永久磁石の磁力が低下してしまう。また、後者の場
合も永久磁石の磁力が低下してしまう。永久磁石の磁力
を長期間弱めないためには、両ホルダ−片を結合させた
場合に永久磁石が半円形直線溝ないのポンチに接触しな
いように半円形直線溝の内面より低くするのが好まし
い。
【0010】
【実施例】図1、図2は、図4に示した従来のつば出し
工具の両ホルダ−片7を非磁性材の真ちゅうにして、従
来縁に枢着した蝶ナット15をなくして、その代わりに
永久磁石16を保持させたもので、永久磁石16は両ホ
ルダ−片7の半円形直線溝5の円周方向中心部に長方形
の穴17を形成して、その中に真ちゅうのスリ−ブ18
を介して嵌め込んである。永久磁石16は半円形直線溝
5の内面より低くなっていて、ポンチ12を半円形直線
溝5に挿入しても、円柱状頭部11と接触しないように
なっており、その強度は両ホルダ−片7を合わせた状態
で相互に磁力が作用する大きさになっている。また、両
ホルダ−片7の縁の一部には窪み19を設けて、つば出
し完了後そこに指を入れることにより両ホルダ−片7を
容易に開くことができるようにしてある。ポンチ12に
は図6に示した従来の鉄製のものを使用してある。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明のつば出し工具
は、永久磁石相互の吸引力を利用して両ホルダ−片を結
合させる構造になっているので、両ホルダ−片の結合、
解放は瞬時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明のつば出し工具を構成するホルダ−の
展開図である。
【図2】は図1のホルダ−を構成するホルダ−片を結合
させ、内部にポンチを挿入した場合の拡大横断面図であ
る。
【図3】はフレキシチュ−ブの側面図である。
【図4】は従来のつば出し工具を構成するホルダ−の展
開図である。
【図5】は図4のA−A線での断面図である。
【図6】は従来のつば出し工具を構成するポンチの側面
図である。
【図7】は従来のつば出し工具によりフレキシチュ−ブ
のつば出しを行う状態を示したものである。
【符号の説明】
1…山、2…フレキシチュ−ブ、3…袋ナット、4…つ
ば、5…半円形直線溝、6、6a…突起、7…ホルダ−
片、8…蝶番、9…ホルダ−、10…軸、11…円柱状
頭部、12…ポンチ、13…ボルト、14…窪み、15
…蝶ナット、16…永久磁石、17…穴、18…スリ−
ブ、19…窪み、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロック体の平滑な面全長に半円形
    直線溝を形成し、かつ、その溝の長さ方向両側の内面に
    半円凹状空間を形成するように突起を周設した同一ホル
    ダ−片2個を両ホルダ−片の半円形直線溝が平行で、そ
    の溝および突起がともに左右対称になるように蝶番構造
    で連結したホルダ−と、軸の先端に円柱状頭部を固着し
    たポンチとから構成された工具において、両ホルダ−片
    を非磁性材にするとともに、ポンチを磁性材にして、両
    ホルダ−片のポンチが挿入される半円形直線溝部分に永
    久磁石を保持させたことを特徴とするフレキシチュ−ブ
    のつば出し工具。
  2. 【請求項2】 ホルダ−片の半円形直線溝の円周方向
    中心部に穴を形成して、その穴内に永久磁石を保持させ
    たことを特徴とする請求項1に記載のフレキシチュ−ブ
    のつば出し工具。
  3. 【請求項3】 永久磁石をホルダ−片の半円形直線溝
    内面より低く保持させたことを特徴とする請求項1に記
    載のフレキシチュ−ブのつば出し工具。
JP3710297A 1997-02-05 1997-02-05 フレキシチュ−ブのつば出し工具 Pending JPH10216845A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3710297A JPH10216845A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 フレキシチュ−ブのつば出し工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3710297A JPH10216845A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 フレキシチュ−ブのつば出し工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10216845A true JPH10216845A (ja) 1998-08-18

Family

ID=12488232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3710297A Pending JPH10216845A (ja) 1997-02-05 1997-02-05 フレキシチュ−ブのつば出し工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10216845A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131653A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Hajime:Kk つば出し工具
KR20160124000A (ko) * 2015-04-17 2016-10-26 에로바 에이지 분말 프레스 조립체

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131653A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Hajime:Kk つば出し工具
KR20160124000A (ko) * 2015-04-17 2016-10-26 에로바 에이지 분말 프레스 조립체
JP2016203258A (ja) * 2015-04-17 2016-12-08 エロワ アーゲーErowa Ag 粉末プレス機用のアセンブリ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2595787A (en) Retaining ring assembly
US6324731B1 (en) Isolator fan fastener
TW201006625A (en) Tool chuck for screwdriver
US3884282A (en) Screwdriver with integral magnetic screw starter
AU2001290251A1 (en) Friction agitation joining tool, friction agitation joining method and joined member manufacturing method
JP3223008U (ja) 低減された力を用いて雄型ノズルの挿入を可能にする連結部の雌型ノズル
JPH10216845A (ja) フレキシチュ−ブのつば出し工具
US4884782A (en) Means for separably attaching solenoid to valve
US3816902A (en) Method of magnetically shrink-fitting members
JPS61150546U (ja)
US3951560A (en) Magnetostrictive fastener arrangement
GB2297595A (en) Fixing means
JP2780087B2 (ja) スタッド溶接用治具
JPH10184647A (ja) ねじ頭部用カバー
CN217552258U (zh) 拉钉扳手
JPH0329019Y2 (ja)
JPS58106804A (ja) 係合具
JPH091470A (ja) ビットホルダーを備えた複合ねじ回し
JPH0370838U (ja)
JPH071352A (ja) チューブ付きネジ回し
KR100249299B1 (ko) 자력 클립링 조작공구
JPH0244893Y2 (ja)
JP3106285U (ja) ネジ保持治具
USD442666S1 (en) Sharpened nose penetrator
JP2001200982A (ja) インコア