JPH10216397A - 乾燥機 - Google Patents

乾燥機

Info

Publication number
JPH10216397A
JPH10216397A JP2026297A JP2026297A JPH10216397A JP H10216397 A JPH10216397 A JP H10216397A JP 2026297 A JP2026297 A JP 2026297A JP 2026297 A JP2026297 A JP 2026297A JP H10216397 A JPH10216397 A JP H10216397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
drying chamber
drying
suction port
inside air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2026297A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Ito
栄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2026297A priority Critical patent/JPH10216397A/ja
Publication of JPH10216397A publication Critical patent/JPH10216397A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥させる衣類の量や、乾燥室内での衣類の
納め方の違いに対応して、短時間に良好な乾燥を行うこ
とが可能な乾燥機を提供すること。 【解決手段】 衣類5を収納する略密閉された乾燥室4
と、その乾燥室4内の内気を第一の吸い込み口13から
吸い込んで除湿を行った後、吹き出し口14から前記衣
類5へ送風する風路11と、その風路11内に設けられ
て送風を行う室内ファン8と、前記第一の吸い込み口1
3から前記室内ファン8に至るまでの風路11に設けら
れ、前記乾燥室4の内気を吸い込む第二の吸い込み口1
7と、前記第二の吸い込み口17を開閉する開閉板18
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾燥室内で除湿を
行いながら被乾燥物の乾燥を行う乾燥機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、共働き世帯、一人住まい世帯など
日中が留守になる場合、或いは、日照その他の住宅事
情、花粉などによるアレルギー、プライバシー、天候、
季節、粉塵など多くの理由によって、屋内で洗濯物を乾
燥させるための乾燥機のニーズは高い。そこで、これら
の要望に応える代表的な乾燥機として、洗濯機の上方空
間等に設置するドラム式乾燥機や、ハンガーなどに衣類
を掛けたまま乾燥させる物干型の乾燥機が知られてい
る。
【0003】これらのうち、ドラム式乾燥機は、正面の
扉を開き、円筒状のドラム内に洗濯物を無造作に投入し
て運転を開始させると、ヒータで加熱した空気を送風機
でドラム内へ送風すると共に、ドラムを回転させて、洗
濯物の回転、落下を繰り返して水分の蒸発を行わせるも
のであった。
【0004】ドラム背面には、ドラムと同軸上で高速回
転し、両面とも遠心羽根車として機能する、多数の放射
状凹凸溝が形成された薄肉円盤が装着されている。この
円盤の内側の面上を、ドラム内の空気が通過し、反対側
の面上を外気が通過するように風路が構成され、内気と
外気は円盤の薄肉で隔てられているために、円盤は熱交
換器としても機能する。すなわち、中央の開口部からフ
ィルタを通過して吸い込まれたドラム内の空気は、溝に
沿って円盤上を流れるが、反対側の面上を外気が流れて
いるため、薄肉を隔てて冷却され、円盤上で結露し、除
湿されて機内を循環する。そして、成長した水滴は、遠
心力で円盤から飛散するから、これを集めて排水する。
このようにして蒸発と除湿を並行して行うことにより速
やかに乾燥が行われていた。
【0005】しかしながら、このような従来のドラム式
乾燥機においては、回転と落下の複合運動によって、重
なり合う洗濯物をほぐしながら乾燥を行うため、振動、
騒音が高く、また、長時間に亙る摩擦によって生地の摩
耗、ボタン付け部の弱り、ボタンの外れ、縫い目のほつ
れ等トラブルが発生し易すかった。更には、乾燥終了
後、衣類を取り出すときに静電気による火花放電が生じ
たり、乾燥した衣類は早く取り出さないとシワが取れな
い等の不具合があった。
【0006】また、回転する円盤直径はあまり大きくで
きないため、熱交換面積が小さくなり、除湿能力は低か
った。
【0007】一方、物干型の乾燥機は、洗濯物をハンガ
ー等に掛けた状態で、乾燥室内に納め、温風を洗濯物に
吹き付けて、洗濯物の水分を蒸発させ、その水分を除去
するものである。ドラム式乾燥機と同様に、衣類に温風
を当てて温度を上昇させ、衣類に含まれる水分を蒸発さ
せ、乾燥室内の湿った内気を、熱交換器によって冷却
し、熱交換面で結露させて水滴を回収することにより、
除湿を行いながら衣類の乾燥を行う。乾燥室を回転させ
ないため、上述のドラム式乾燥機のような問題は生じな
い。また、熱交換器を大きくすることにより、除湿能力
を高めることも可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような乾燥機では、乾燥させる衣類の量や、乾燥室内
での衣類の納め方の違いにより、乾燥室内の内気の流れ
が異なっている。そのため、それぞれの状態において乾
燥時間を短くするために必要な条件が異なっていた。す
なわち、乾燥室内で乾燥させる衣類の量が多い場合に
は、乾燥室内の内気の循環が起こり難く、乾燥室上方の
湿った内気を強制的に取り込んで除湿を行わなければ、
良好に乾燥が行われないが、一方、乾燥室内で乾燥させ
る衣類の量が少ない場合には、乾燥室内の内気が循環し
やすいために、送風機の吸い込み口の開口面積を大きく
し、送風量を増加させた方が早く衣類を乾燥させること
ができる。そのため、乾燥させる衣類の量や、乾燥室内
での衣類の納め方の違いによらず、乾燥時間の短い良好
な乾燥を行うことが困難であるといった問題点があっ
た。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、乾燥させる衣類の量や、乾燥室
内での衣類の納め方の違いに対応して、短時間に良好な
乾燥を行うことが可能な乾燥機を提供することを目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の乾燥機は、被乾燥物を収
納する略密閉された乾燥室と、その乾燥室内の内気を第
一の吸い込み口から吸い込んで除湿を行った後、吹き出
し口から前記被乾燥物へ送風する風路と、その風路内に
設けられて送風を行う送風手段とを備え、前記乾燥室内
の内気の除湿を行いながら循環送風することにより前記
被乾燥物の乾燥を行うようにしたものを対象として、特
に、前記第一の吸い込み口から前記送風手段に至るまで
の風路に設けられ、前記乾燥室の内気を吸い込む第二の
吸い込み口と、前記第二の吸い込み口を開閉する開閉手
段とを備えている。従って、前記開閉手段が前記第二の
吸い込み口を閉じると、前記送風手段により前記乾燥室
内の内気は前記第一の吸い込み口からのみ風路内に吸い
込まれる。一方、前記開閉手段が前記第二の吸い込み口
を開くと、前記送風手段により前記乾燥室内の内気は前
記第一の吸い込み口及び前記第二の吸い込み口から風路
内に吸い込まれる。
【0011】また、請求項2に記載の乾燥機は、前記第
一の吸い込み口から前記風路内へ吸い込む内気の吸い込
み量を検出する内気吸い込み量検出手段と、その内気吸
い込み量検出手段により検出された前記内気の吸い込み
量に応じて前記開閉手段の開閉を制御するようにした制
御手段とを備えている。従って、前記内気吸い込み量検
出手段が、前記第一の吸い込み口から前記風路内へ吸い
込む内気の吸い込み量を検出し、前記制御手段は前記内
気吸い込み量検出手段により検出された前記内気の吸い
込み量に応じて前記開閉手段の開閉を制御する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した乾燥機
の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は、本実施の形態の乾燥機1の構成を
示す断面図である。
【0014】防水、断熱処理された板状の合成金属等に
より形成されたハウジング2は、開閉可能な正面扉3、
後述する熱交換部材12と共に乾燥室4を構成してい
る。
【0015】乾燥機1上面には、入力手段として、図示
しないコントロールパネルが設けられている。複数の衣
類5は、それぞれハンガー6に掛けられ、物干し棒7に
吊るされる。尚、衣類5は本発明の被乾燥物を構成する
ものである。
【0016】乾燥室4の下部には、送風手段としての室
内ファン8と、赤熱以下の比較的低温で大きな熱量を放
出するための螺旋状の細長いシーズヒ−タ9とが配置さ
れている。尚、室内ファン8は本発明の送風手段に相当
するものである。
【0017】風路11は、室内ファン8によって乾燥室
4に送り込まれる空気の通路として、一方が隔壁10に
よって、他方が薄いアルミニウム板で作られた熱交換部
材12によってそれぞれ形成されている。
【0018】室内ファン8は、乾燥室4上部空間の空気
を、第一の吸い込み口13から、風路11を通して吸い
込み、シーズヒータ9側へ勢いよく送り出す。この空気
は、シーズヒータ9によって加熱され、吹出口14から
ハンガー6に掛けられた衣類5に直接吹き付け、衣類5
の水分を蒸発させる。この結果、水蒸気を含み高湿度と
なって上昇した空気は、再び乾燥室4上部の第一の吸い
込み口13から取り込まれ、風路11を通過し、室内フ
ァン8に吸い込まれる。
【0019】乾燥室4上部の第一の吸い込み口13近傍
には、乾燥室4内の温度を計測するための温度センサ1
5と、第一の吸い込み口13から取り込まれた内気の風
速を計測するための風速センサ16とが設置されてい
る。隔壁10の下方には、第二の吸い込み口17が設け
られ、開閉板18によって開閉可能に構成されている。
尚、風速センサ16は本発明の内気吸い込み量検出手段
を、開閉板18は開閉手段をそれぞれ構成するものであ
る。ここで、単位時間当たりの内気吸い込み量は、前記
風速センサ16が検出する風速と、風路11の送風方向
とは直交する方向の断面積との積により算出することが
でき、前記断面積は一定であるため、内気吸い込み量は
前記風速センサ16による風速の検出値に比例する。
【0020】熱交換部材12は、乾燥室4内側と乾燥室
4外側とを密閉状態に分離すると共に、その室内側熱交
換面で風路11の一部を形成している。また、図1にお
いて、乾燥機1の左上側部には、室外ファン21が配置
されている。この室外ファン21は、図示しないモータ
により駆動され、乾燥機1の左側下方に設けられた外気
吸入口24より室外側風路23を通して外気を吸い込
み、室外ファン21の上部に設けられた外気吹出口22
から外部へ放出する。
【0021】更に、熱交換部材12の下側には、水平面
に対して少し傾斜した水受け部20が設けられており、
室内側熱交換面で結露して成長した水滴を受け、水受け
部20の最下端部に接続された、図示しない排水タンク
に回収されるように構成されている。
【0022】次に、本実施形態の制御系の構成につい
て、図2に示すブロック図を用いて説明する。
【0023】制御部57は、乾燥機1全体を制御するプ
ログラムが記憶されたROM51と、コントロールパネ
ル41と、そのコントロールパネル41によって入力さ
れたデータを記憶するためのRAM52と、温度センサ
15と、風速センサ16と、室内ファン8を駆動・停止
させるための室内ファン駆動回路53と、室外ファン2
1を駆動・停止させるための室外ファン駆動回路54
と、シーズヒータ9を駆動・停止させるためのヒータ駆
動回路55と、開閉板18を開閉させるための開閉板駆
動回路56とが、これら各構成要素を制御するためのC
PU50に接続されて構成されている。
【0024】ここで、CPU50、ROM51、RAM
52、開閉板駆動回路56が本発明の制御手段を構成す
るものである。
【0025】次に、このように構成された乾燥機1の動
作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
【0026】乾燥させる衣類5をハンガー6に掛け、物
干し棒7に吊るした後、電源を投入し、コントロールパ
ネル41から、乾燥機を運転させる乾燥時間及び乾燥時
の内部温度を設定する(ステップ100、以下、S10
0と表す。尚、他のステップも同様である。)。続い
て、CPU50は、室内ファン8、室外ファン21、シ
ーズヒータ9を駆動するために、室内ファン駆動回路5
3、室外ファン駆動回路54、ヒータ駆動回路55にそ
れぞれ信号を出力するとともに、乾燥時間を計測するた
めの内部タイマを駆動させる(S102)。
【0027】シーズヒータ9によって加熱された空気
は、室内ファン8により、吹出口14から乾燥室4内に
吹き出され、乾燥させる衣類5の下方側から、衣類5に
向かって勢いよく送風される。乾燥室4内は、シーズヒ
ータ9で加熱された空気が、室内ファン8により、多量
に循環し、衣類5の温度が上昇し、水分の蒸発が始ま
る。
【0028】また、乾燥室4内を循環する内気の少なく
とも一部は、第一の吸い込み口13から取り込まれて風
路11を通過するが、風路11の一部を形成する熱交換
部材12の室外側熱交換面は、室外ファン21によって
取り込まれる外気で強制冷却されているために、内気が
室内側熱交換面に沿って流れる間に、その内面に結露を
生じて除湿される。除湿された空気は、室内ファン8に
吸い込まれ、シーズヒータ9によって加熱された後、再
び乾燥室4内を循環する。結露して成長した水滴は、室
内側熱交換面を伝い落ち、下方に配置された水受け部2
0に流れ込み、図示しない排水タンクに回収される。
【0029】一方、乾燥室4内の温度は、温度センサ1
5によって測定されており(S106)、温度センサ1
5で測定した室内温度が、コントロールパネル41から
入力設定された温度以上になったか否かを判断する(S
108)。測定温度が設定温度以上になったと判断した
場合(S108:Yes)、CPU50は、乾燥室4内
の温度が設定温度になるように、シーズヒータ9を停止
させるため、ヒータ駆動回路55に信号を出力する(S
112)。また、乾燥室4内の温度が下降し、測定温度
が設定温度を下回ると、CPU50は、再度シーズヒー
タ9を駆動させるため、ヒータ駆動回路55に信号を出
力する(S110)。この繰り返しにより、乾燥室4内
はほぼ一定の温度に保たれている。
【0030】また、第一の吸い込み口13から取り込ま
れた内気の風速は、風速センサ16によって測定されて
おり(S114)、風速センサ16で測定した風速が、
予めROM51に記憶された設定風速値以上になったか
否かを判断する(S116)。
【0031】測定された風速値が予めROM51に記憶
された設定値以上であると判断された場合(S116:
Yes)、すなわち、乾燥室4内の内気が循環しやすい
場合、CPU50は、開閉板18を駆動して第二の吸い
込み口17を開けるために、開閉板駆動回路56に信号
を出力する(S120)。第二の吸い込み口17が開け
られると、室内ファン8は、乾燥室4内の内気を第一の
吸い込み口13と第二の吸い込み口17との両側から吸
い込むため、吸い込み側の風路抵抗が減少し、吹出口1
4から吹き出される送風量が増加する。そのため、衣類
5の乾燥が更に促進される。
【0032】一方、測定された風速値が予めROM51
に記憶された設定値より小さいと判断された場合(S1
16:No)、すなわち、乾燥室4内の内気が循環しに
くい場合、CPU50は、開閉板18を駆動して第二の
吸い込み口17を閉じるために、開閉板駆動回路56に
信号を出力する(S118)。第二の吸い込み口17が
閉じられると、室内ファン8は、乾燥室4上方の内気を
第一の吸い込み口13からのみ吸い込むため、乾燥室4
内の内気は強制的に循環されて衣類5の乾燥を行う。
【0033】その後、衣類5の乾燥が進み、入力された
乾燥時間が経過したか否かを判断する(S122)。乾
燥時間が経過したと判断した場合(S122:Ye
s)、シーズヒータ9、室内ファン8、室外ファン21
をそれぞれ停止させ(S124)、動作を終了させる。
また、乾燥時間が経過していないと判断された場合(S
122:No)、更に、現在の状態を維持させるように
処理を前記S106へ移行させる。
【0034】このように、本実施の形態の乾燥機1によ
れば、風速センサ16により第一の吸い込み口13から
取り込まれる内気の風速を検出して、乾燥室4内の内気
の循環が起こり難いために風速値が小さい場合には、第
二の吸い込み口17を閉じて、乾燥室4上方の湿った内
気を強制的に取り込んで良好な乾燥を行い、乾燥室4内
の内気が循環しやすく風速値が大きい場合には、第二の
吸い込み口17を開けて送風量を増加させ、より早く衣
類5を乾燥させることができる。そのため、乾燥させる
衣類5の量や、乾燥室4内での衣類5の納め方の違いに
対応して、常に最適な条件で乾燥を行うことにより乾燥
時間の短縮化を図ることができる。
【0035】尚、本発明は以上詳述した実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々の変更を加えることができる。
【0036】例えば、前記実施の形態においては、第二
の吸い込み口17を一カ所に設けているが、複数個設け
てそれぞれを開閉可能に構成してもよい。このように複
数個の第二の吸い込み口を設けるようにすれば、数段階
に亘って送風量を変化させることができるのでより最適
な条件で乾燥を行うことができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載の乾燥機は、被乾燥物を収納する
略密閉された乾燥室と、その乾燥室内の内気を第一の吸
い込み口から吸い込んで除湿を行った後、吹き出し口か
ら前記被乾燥物へ送風する風路と、その風路内に設けら
れて送風を行う送風手段とを備え、前記乾燥室内の内気
の除湿を行いながら循環送風することにより前記被乾燥
物の乾燥を行うようにしたものを対象として、特に、前
記第一の吸い込み口から前記送風手段に至るまでの風路
に設けられ、前記乾燥室の内気を吸い込む第二の吸い込
み口と、前記第二の吸い込み口を開閉する開閉手段とを
備えている。従って、被乾燥物の量が多い場合等の乾燥
室内の内気の循環が起こり難い場合には、第二の吸い込
み口を閉じて乾燥室上方の湿った内気を強制的に取り込
んで良好な乾燥を行うことができる。一方、被乾燥物の
量が少ない場合等の乾燥室内の内気が循環しやすい場合
には、第二の吸い込み口を開けて風量を増加させ被乾燥
物をより短時間に乾燥させることができる。
【0038】また、請求項2に記載の乾燥機は、前記第
一の吸い込み口から前記風路内へ吸い込む内気の吸い込
み量を検出する内気吸い込み量検出手段と、その内気吸
い込み量検出手段により検出された前記内気の吸い込み
量に応じて前記開閉手段の開閉を制御するようにした制
御手段とを備えている。従って、被乾燥物の量が多い場
合、あるいは少ない場合等の乾燥室内の内気の循環のし
易さの相違にも確実に対応して常に最適な条件で乾燥を
行うことができ、より短時間に被乾燥物の乾燥を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の乾燥機の構成を示す断面
図である。
【図2】乾燥機の電気的回路構成を示すブロック図であ
る。
【図3】乾燥機の動作を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 乾燥機 4 乾燥室 5 衣類 8 室内ファン 13 第一の吸い込み口 14 吹き出し口 16 風速センサ 17 第二の吸い込み口 18 開閉板 50 CPU 51 ROM 52 RAM 56 開閉板駆動回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥物を収納する略密閉された乾燥室
    と、その乾燥室内の内気を第一の吸い込み口から吸い込
    んで除湿を行った後、吹き出し口から前記被乾燥物へ送
    風する風路と、その風路内に設けられて送風を行う送風
    手段とを備え、前記乾燥室内の内気の除湿を行いながら
    循環送風することにより前記被乾燥物の乾燥を行うよう
    にした乾燥機において、 前記第一の吸い込み口から前記送風手段に至るまでの風
    路に設けられ、前記乾燥室の内気を吸い込む第二の吸い
    込み口と、 前記第二の吸い込み口を開閉する開閉手段とを備えたこ
    とを特徴とする乾燥機。
  2. 【請求項2】 前記第一の吸い込み口から前記風路内へ
    吸い込む内気の吸い込み量を検出する内気吸い込み量検
    出手段と、 その内気吸い込み量検出手段により検出された前記内気
    の吸い込み量に応じて前記開閉手段の開閉を制御するよ
    うにした制御手段とを更に備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の乾燥機。
JP2026297A 1997-02-03 1997-02-03 乾燥機 Pending JPH10216397A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2026297A JPH10216397A (ja) 1997-02-03 1997-02-03 乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2026297A JPH10216397A (ja) 1997-02-03 1997-02-03 乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10216397A true JPH10216397A (ja) 1998-08-18

Family

ID=12022295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2026297A Pending JPH10216397A (ja) 1997-02-03 1997-02-03 乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10216397A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108914510A (zh) * 2018-09-25 2018-11-30 南京英维尔科技服务有限公司 一种智能晾衣架
CN109853201A (zh) * 2017-11-30 2019-06-07 无锡小天鹅股份有限公司 干衣机以及干衣机用风道组件

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109853201A (zh) * 2017-11-30 2019-06-07 无锡小天鹅股份有限公司 干衣机以及干衣机用风道组件
CN108914510A (zh) * 2018-09-25 2018-11-30 南京英维尔科技服务有限公司 一种智能晾衣架

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6868621B1 (en) Clothes drying apparatus and method of drying clothes
US8137440B2 (en) Dryer having structure for enhanced drying and method of use
EP4276237A2 (en) Clothes care apparatus and control method thereof
US7785398B2 (en) Dryer and drying apparatus with enhanced moisture removal
JP3600106B2 (ja) 衣類乾燥機
US20060272173A1 (en) Laundry dryer
JPS6353839B2 (ja)
JPH1199299A (ja) 衣類乾燥機および衣類乾燥法
JPH10216397A (ja) 乾燥機
JPH1033896A (ja) 衣類乾燥機
JP2002159774A (ja) 洗濯乾燥機
JP2005230322A (ja) 衣類乾燥機
JPH10277292A (ja) 衣類乾燥機
JPH09276598A (ja) 衣類乾燥機
JPH03289999A (ja) 衣類乾燥機
JPH0984996A (ja) 衣類乾燥機
JPH09108497A (ja) 衣類乾燥機
JPH08257295A (ja) 衣類乾燥機
JP2001000789A (ja) 衣類乾燥機
JPH03207399A (ja) 衣類乾燥機
JPH07308499A (ja) 衣類乾燥機
JP2015027397A (ja) ドラム式洗濯乾燥機
US11319662B2 (en) Drying apparatus and drum
JPH1076100A (ja) 衣類乾燥機
JPS6359356B2 (ja)