JPH10216275A - ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法 - Google Patents
ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH10216275A JPH10216275A JP9040040A JP4004097A JPH10216275A JP H10216275 A JPH10216275 A JP H10216275A JP 9040040 A JP9040040 A JP 9040040A JP 4004097 A JP4004097 A JP 4004097A JP H10216275 A JPH10216275 A JP H10216275A
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- JP
- Japan
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- golf club
- mirror
- club head
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 打球時のボールバックスピンを低減して飛距
離を増大させる。 【解決手段】 ゴルフクラブヘッドを金属母材により形
成する。ヘッド本体のフェース面を表面最大粗度が１μ
ｍ未満となるように鏡面研磨する。このようなヘッド本
体のフェース面の表面硬度が４５０〜１０００Ｈｖとな
るようにプラズマ浸炭若しくはイオン窒化処理する。表
面にスケールが付着している場合には再度の鏡面仕上げ
をなす。
離を増大させる。 【解決手段】 ゴルフクラブヘッドを金属母材により形
成する。ヘッド本体のフェース面を表面最大粗度が１μ
ｍ未満となるように鏡面研磨する。このようなヘッド本
体のフェース面の表面硬度が４５０〜１０００Ｈｖとな
るようにプラズマ浸炭若しくはイオン窒化処理する。表
面にスケールが付着している場合には再度の鏡面仕上げ
をなす。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はゴルフクラブヘッド
およびその製造方法に係り、特に金属材料の母材により
形成されているゴルフクラブヘッドとその製造方法に関
する。
およびその製造方法に係り、特に金属材料の母材により
形成されているゴルフクラブヘッドとその製造方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】いわゆるメタルヘッドといわれるゴルフ
クラブヘッドはそのボールに対する反発係数が大きいが
故に、打球の飛距離が大きくなり、ドライバー系クラブ
の主流となっている。このようなメタルヘッドはヘッド
本体の中空容積を増大させたり、スイートスポットの調
整などにより、最大飛距離を大きくしようとする試みが
なされている。また、ヘッド母材の材質を改善すること
によって飛距離増大を図ろうとしている。
クラブヘッドはそのボールに対する反発係数が大きいが
故に、打球の飛距離が大きくなり、ドライバー系クラブ
の主流となっている。このようなメタルヘッドはヘッド
本体の中空容積を増大させたり、スイートスポットの調
整などにより、最大飛距離を大きくしようとする試みが
なされている。また、ヘッド母材の材質を改善すること
によって飛距離増大を図ろうとしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メタルヘッ
ド構造のドライバーで、アベレージゴルファーが夫々の
最大飛距離が得られる理想的なボールの弾道を実現する
ためには、打ち出し角：１３．０°〜１６．０°、バッ
クスピン量：２３００〜２８００ｒｐｍぐらいが最適値
とされている。しかしながら、通常、その打ち出し角を
得るためにロフトを設定すると、バックスピン量は最適
値より多くなりすぎ、ボールは吹き上がって飛距離をロ
スしてしまう結果となっている。このような状況は特に
ヘッドスピードが速い程顕著に現れている。
ド構造のドライバーで、アベレージゴルファーが夫々の
最大飛距離が得られる理想的なボールの弾道を実現する
ためには、打ち出し角：１３．０°〜１６．０°、バッ
クスピン量：２３００〜２８００ｒｐｍぐらいが最適値
とされている。しかしながら、通常、その打ち出し角を
得るためにロフトを設定すると、バックスピン量は最適
値より多くなりすぎ、ボールは吹き上がって飛距離をロ
スしてしまう結果となっている。このような状況は特に
ヘッドスピードが速い程顕著に現れている。
【０００４】本発明の目的は、上記従来の問題点に着目
し、最適の打ち出し角とバックスピン量が得られるよう
にすることにより、飛距離の増加が実現できるしたゴル
フクラブヘッドおよびその製造方法を提供することにあ
る。
し、最適の打ち出し角とバックスピン量が得られるよう
にすることにより、飛距離の増加が実現できるしたゴル
フクラブヘッドおよびその製造方法を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、クラブヘッド
における表面粗度がバックスピン量に影響するとの観点
から、フェース面の硬度を高くするとともに、鏡面仕上
げを行うことによりバックスピン量を最適値に設定でき
るとの知見を得たものである。そこで、本発明に係るゴ
ルフクラブヘッドは、表面硬化したヘッド本体のフェー
ス面を鏡面仕上げしてなることを特徴としている。ま
た、表面硬化処理が施されたフェース面を表面最大粗度
が１μｍ未満の鏡面としたものである。また、表面硬度
４５０〜１０００Ｈｖで表面最大粗度が１μｍ未満の鏡
面仕上げされているフェース面を有する構造とした。こ
れらの場合において、前記金属母材はチタン若しくはチ
タン合金により形成することが好ましい。
における表面粗度がバックスピン量に影響するとの観点
から、フェース面の硬度を高くするとともに、鏡面仕上
げを行うことによりバックスピン量を最適値に設定でき
るとの知見を得たものである。そこで、本発明に係るゴ
ルフクラブヘッドは、表面硬化したヘッド本体のフェー
ス面を鏡面仕上げしてなることを特徴としている。ま
た、表面硬化処理が施されたフェース面を表面最大粗度
が１μｍ未満の鏡面としたものである。また、表面硬度
４５０〜１０００Ｈｖで表面最大粗度が１μｍ未満の鏡
面仕上げされているフェース面を有する構造とした。こ
れらの場合において、前記金属母材はチタン若しくはチ
タン合金により形成することが好ましい。
【０００６】また、本発明に係るゴルフクラブヘッドの
製造方法は、金属母材からなるヘッド本体のフェース面
を鏡面仕上げした後、当該フェース面を浸炭もしくは窒
化処理することにより表面硬化をなすように構成してい
る。また、金属母材からなるヘッド本体のフェース面を
鏡面仕上げした後、当該フェース面を浸炭もしくは窒化
処理することにより表面硬化をなし、その後に再度鏡面
仕上げをなすようにしてもよい。より具体的には、金属
母材からなるヘッド本体のフェース面を表面最大粗度が
１μｍ未満となるように鏡面研磨し、しかる後に当該フ
ェース面の表面硬度が４５０〜１０００Ｈｖとなるよう
に浸炭若しくは窒化処理して製造する。また、金属母材
からなるヘッド本体のフェース面を表面最大粗度が１μ
ｍ未満となるように鏡面研磨し、しかる後に当該フェー
ス面の表面硬度が４５０〜１０００Ｈｖとなるように浸
炭若しくは窒化処理によって表面硬化させ、この表面硬
化処理により付着したスケールを再度鏡面仕上げにより
除去して製造することで表面粗度を所定の値に保持でき
る。これらの場合においても、前記金属母材をチタンも
しくはチタン合金とすることが好ましい。
製造方法は、金属母材からなるヘッド本体のフェース面
を鏡面仕上げした後、当該フェース面を浸炭もしくは窒
化処理することにより表面硬化をなすように構成してい
る。また、金属母材からなるヘッド本体のフェース面を
鏡面仕上げした後、当該フェース面を浸炭もしくは窒化
処理することにより表面硬化をなし、その後に再度鏡面
仕上げをなすようにしてもよい。より具体的には、金属
母材からなるヘッド本体のフェース面を表面最大粗度が
１μｍ未満となるように鏡面研磨し、しかる後に当該フ
ェース面の表面硬度が４５０〜１０００Ｈｖとなるよう
に浸炭若しくは窒化処理して製造する。また、金属母材
からなるヘッド本体のフェース面を表面最大粗度が１μ
ｍ未満となるように鏡面研磨し、しかる後に当該フェー
ス面の表面硬度が４５０〜１０００Ｈｖとなるように浸
炭若しくは窒化処理によって表面硬化させ、この表面硬
化処理により付着したスケールを再度鏡面仕上げにより
除去して製造することで表面粗度を所定の値に保持でき
る。これらの場合においても、前記金属母材をチタンも
しくはチタン合金とすることが好ましい。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るゴルフクラ
ブヘッドおよびその製造方法の具体的実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。
ブヘッドおよびその製造方法の具体的実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。
【０００８】ゴルフクラブヘッドの製造は図１に示すフ
ローチャートに示すような作業工程で製作する。クラブ
ヘッド本体は、チタンあるいはチタン合金を母材として
ロストワックス製法で作成すればよく、ヘッド本体に相
当する本体ワックスを金型により成形し、本体ワックス
の周囲に耐火物コーティングを形成する。次いで、耐火
物コーティングの内部からワックスを除去してヘッドに
相当するキャビティを形成する。そして、耐火物コーテ
ィングに形成した湯口から注湯をなして固化させた後、
耐火物コーティングを除去することによりヘッド本体を
取り出すことにより、ヘッド本体の成形作業が完了する
（ステップ１００）。ヘッド本体は通常ソール部を開口
させて成形されるので、当該ソール部開口に別途に準備
していたソールを装着して溶接結合することでヘッド本
体が完成することとなる（ステップ１１０）が、このソ
ール結合処理は以下の処理を完了してから行うこともで
きる。
ローチャートに示すような作業工程で製作する。クラブ
ヘッド本体は、チタンあるいはチタン合金を母材として
ロストワックス製法で作成すればよく、ヘッド本体に相
当する本体ワックスを金型により成形し、本体ワックス
の周囲に耐火物コーティングを形成する。次いで、耐火
物コーティングの内部からワックスを除去してヘッドに
相当するキャビティを形成する。そして、耐火物コーテ
ィングに形成した湯口から注湯をなして固化させた後、
耐火物コーティングを除去することによりヘッド本体を
取り出すことにより、ヘッド本体の成形作業が完了する
（ステップ１００）。ヘッド本体は通常ソール部を開口
させて成形されるので、当該ソール部開口に別途に準備
していたソールを装着して溶接結合することでヘッド本
体が完成することとなる（ステップ１１０）が、このソ
ール結合処理は以下の処理を完了してから行うこともで
きる。
【０００９】ヘッド本体の成形後、フェース面をバフ研
磨する（ステップ１２０）ことにより鏡面仕上げをな
す。この鏡面仕上げは、フェース面の表面粗度が最大で
１μｍ未満となるように処理するのである（ステップ１
３０）。フェース表面の粗さは実験データをもとにバフ
研磨時間を設定することによりステップ１３０の処理が
完了したか否かを確認することが可能である。
磨する（ステップ１２０）ことにより鏡面仕上げをな
す。この鏡面仕上げは、フェース面の表面粗度が最大で
１μｍ未満となるように処理するのである（ステップ１
３０）。フェース表面の粗さは実験データをもとにバフ
研磨時間を設定することによりステップ１３０の処理が
完了したか否かを確認することが可能である。
【００１０】次いで、少なくともフェース面の表面硬度
を高くするための浸炭処理を行うが、これに先立って、
予め鏡面仕上げ対象のヘッド本体が浸炭処理済みである
かどうかが判定され、浸炭処理済みであれば作業を終了
する。未処理の場合に、浸炭処理をヘッド本体に施すよ
うにしている（ステップ１４０）。浸炭処理は実施形態
ではプラズマ浸炭によって行うようにしており（ステッ
プ１５０）、これは一般的な装置を用いて行えばよい。
この浸炭処理はＴｉＣの表面硬化層を形成するものであ
るが、これは状況に応じて液体浸炭、ガス浸炭などの各
種方法を実施することができる。また、窒化処理による
ことも可能であり、例えばイオン窒化処理によりＴｉＮ
の表面硬化層を形成するようにしてもよい。このような
表面硬化処理は、フェース面の表面硬さがビッカース硬
さで４００〜１，０００Ｈｖで、層厚が０．１〜０．５
ｍｍとなるまで行われる（ステップ１６０）。もちろ
ん、このような浸炭処理も、表面硬度と深さを個々の製
品単位で測定しなくても、浸炭処理条件を実験的に求め
ておき、温度条件と時間を予め設定することにより実現
することができる。
を高くするための浸炭処理を行うが、これに先立って、
予め鏡面仕上げ対象のヘッド本体が浸炭処理済みである
かどうかが判定され、浸炭処理済みであれば作業を終了
する。未処理の場合に、浸炭処理をヘッド本体に施すよ
うにしている（ステップ１４０）。浸炭処理は実施形態
ではプラズマ浸炭によって行うようにしており（ステッ
プ１５０）、これは一般的な装置を用いて行えばよい。
この浸炭処理はＴｉＣの表面硬化層を形成するものであ
るが、これは状況に応じて液体浸炭、ガス浸炭などの各
種方法を実施することができる。また、窒化処理による
ことも可能であり、例えばイオン窒化処理によりＴｉＮ
の表面硬化層を形成するようにしてもよい。このような
表面硬化処理は、フェース面の表面硬さがビッカース硬
さで４００〜１，０００Ｈｖで、層厚が０．１〜０．５
ｍｍとなるまで行われる（ステップ１６０）。もちろ
ん、このような浸炭処理も、表面硬度と深さを個々の製
品単位で測定しなくても、浸炭処理条件を実験的に求め
ておき、温度条件と時間を予め設定することにより実現
することができる。
【００１１】次いで、浸炭処理によって鏡面仕上げした
フェース面にスケールが付着しているか否かが判定され
（ステップ１７０）、スケール付着が認められれば、ス
テップ１２０に戻り、再度、フェース面の鏡面仕上げ処
理が行われる。これによって所望のゴルフクラブヘッド
が完成するのである。ヘッド母材にＴｉ−６Ａ１４Ｖを
用い、プラズマ浸炭処理のテストを行った結果を表１に
示す。
フェース面にスケールが付着しているか否かが判定され
（ステップ１７０）、スケール付着が認められれば、ス
テップ１２０に戻り、再度、フェース面の鏡面仕上げ処
理が行われる。これによって所望のゴルフクラブヘッド
が完成するのである。ヘッド母材にＴｉ−６Ａ１４Ｖを
用い、プラズマ浸炭処理のテストを行った結果を表１に
示す。
【００１２】
【表１】
【００１３】これは３種類の試料（ＨＶＯ．１〜ＨＶ
Ｏ．３）につき、フェース表面からの深さ方向における
ビッカース硬さを計測したものである。表面から０．０
２〜０．５ｍｍまでの硬度を示している。また、特に試
料ＨＶＯ．１とＨＶＯ．３の浸炭表面硬さと母材硬さの
データを表２に示す。
Ｏ．３）につき、フェース表面からの深さ方向における
ビッカース硬さを計測したものである。表面から０．０
２〜０．５ｍｍまでの硬度を示している。また、特に試
料ＨＶＯ．１とＨＶＯ．３の浸炭表面硬さと母材硬さの
データを表２に示す。
【００１４】
【表２】
【００１５】これらのデータをグラフにして図２に示し
ている。フェース表面から０．３ｍｍ程度まで浸炭効果
が現れている。
ている。フェース表面から０．３ｍｍ程度まで浸炭効果
が現れている。
【００１６】本実施形態に説明したようにヘッド本体に
表面硬化を施し、フェース面に鏡面仕上げを施したヘッ
ド本体を用いた試作クラブ（Ａ）を製作し、浸炭加工を
施さず塗装仕上げのみを施した試作クラブ（Ｂ）との試
打を行った結果を表３に示す。いずれもヘッド母材はＴ
ｉ−６Ａ１４Ｖである。
表面硬化を施し、フェース面に鏡面仕上げを施したヘッ
ド本体を用いた試作クラブ（Ａ）を製作し、浸炭加工を
施さず塗装仕上げのみを施した試作クラブ（Ｂ）との試
打を行った結果を表３に示す。いずれもヘッド母材はＴ
ｉ−６Ａ１４Ｖである。
【００１７】
【表３】
【００１８】この試打結果に示されるように、ヘッドス
ピードが異なる場合でも必要以上のバックスピン量が減
少していることが明らかであり、特にヘッドスピードが
速くなるにしたがって、バックスピンの低減効果が顕著
に現れており、これが飛距離の増大につながっているこ
とが解る。なお、上記実施形態ではヘッド母材としてチ
タンを用いた例を示しているが、チタン合金の場合はも
ちろん、その他の金属母材を用い、少なくともフェース
面の表面硬化処理を行い、フェース面の鏡面仕上げを行
うことによってもバックスピン低減作用による飛距離増
大効果を得ることができる。
ピードが異なる場合でも必要以上のバックスピン量が減
少していることが明らかであり、特にヘッドスピードが
速くなるにしたがって、バックスピンの低減効果が顕著
に現れており、これが飛距離の増大につながっているこ
とが解る。なお、上記実施形態ではヘッド母材としてチ
タンを用いた例を示しているが、チタン合金の場合はも
ちろん、その他の金属母材を用い、少なくともフェース
面の表面硬化処理を行い、フェース面の鏡面仕上げを行
うことによってもバックスピン低減作用による飛距離増
大効果を得ることができる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
金属母材のヘッド本体の少なくともＦース面の表面硬化
処理と併せて表面の鏡面処理を施したクラブヘッド構造
とすることにより、ゴルフボールのバックスピン量を低
減し、もってボールの吹き上がりを抑制することによ
り、飛距離の増大化を実現できるものとなる。
金属母材のヘッド本体の少なくともＦース面の表面硬化
処理と併せて表面の鏡面処理を施したクラブヘッド構造
とすることにより、ゴルフボールのバックスピン量を低
減し、もってボールの吹き上がりを抑制することによ
り、飛距離の増大化を実現できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施形態に係るゴルフクラブヘッドの製造方法
の工程を示すフローチャートである。
の工程を示すフローチャートである。
【図２】浸炭処理を施したヘッドフェース面の断面硬度
変化を示すグラフである。
変化を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大山 八州男 岡山県玉野市玉３丁目１番１号 三造メタ ル株式会社内 (72)発明者 河本 幸徳 東京都中央区築地５丁目６番４号 三井造 船株式会社内 (72)発明者 田村 行雄 東京都港区虎ノ門１丁目22番17号 マグレ ガーゴルフジャパン株式会社内
Claims (9)
- 【請求項１】 表面硬化したヘッド本体のフェース面を
鏡面仕上げしてなることを特徴とする金属母材のゴルフ
クラブヘッド。 - 【請求項２】 表面硬化処理が施されたフェース面を表
面最大粗度が１μｍ未満の鏡面とされていることを特徴
とする金属母材のゴルフクラブヘッド。 - 【請求項３】 表面硬度４５０〜１０００Ｈｖで表面最
大粗度が１μｍ未満の鏡面仕上げされているフェース面
を有することを特徴とする金属母材のゴルフクラブヘッ
ド。 - 【請求項４】 前記金属母材はチタン若しくはチタン合
金により形成されていることを特徴とする請求項１また
は２に記載のゴルフクラブヘッド。 - 【請求項５】 金属母材からなるヘッド本体のフェース
面を鏡面仕上げした後、当該フェース面を浸炭もしくは
窒化処理することにより表面硬化をなすことを特徴とす
るゴルフクラブヘッドの製造方法。 - 【請求項６】 金属母材からなるヘッド本体のフェース
面を鏡面仕上げした後、当該フェース面を浸炭もしくは
窒化処理することにより表面硬化をなし、その後に再度
鏡面仕上げをなすことを特徴とするゴルフクラブヘッド
の製造方法。 - 【請求項７】 金属母材からなるヘッド本体のフェース
面を表面最大粗度が１μｍ未満となるように鏡面研磨
し、しかる後に当該フェース面の表面硬度が４５０〜１
０００Ｈｖとなるように浸炭若しくは窒化処理して製造
することを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。 - 【請求項８】 金属母材からなるヘッド本体のフェース
面を表面最大粗度が１μｍ未満となるように鏡面研磨
し、しかる後に当該フェース面の表面硬度が４５０〜１
０００Ｈｖとなるように浸炭若しくは窒化処理によって
表面硬化させ、この表面硬化処理により付着したスケー
ルを再度鏡面仕上げにより除去して製造することを特徴
とするゴルフクラブヘッドの製造方法。 - 【請求項９】 前記金属母材をチタンもしくはチタン合
金としたことを特徴とする請求項５〜８のいずれか１に
記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9040040A JPH10216275A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9040040A JPH10216275A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10216275A true JPH10216275A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12569808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9040040A Withdrawn JPH10216275A (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10216275A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2826285A1 (fr) | 2001-06-25 | 2002-12-27 | Roger Cleveland Golf Co Inc | Tete de club de golf |
| US6617050B2 (en) * | 2001-10-19 | 2003-09-09 | O-Ta Precision Casting Co., Ltd. | Low density and high ductility alloy steel for a golf club head |
| JP2005319019A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフクラブヘッド |
| US8172699B2 (en) * | 2008-11-05 | 2012-05-08 | Sri Sports Limited | Golf club head and method for manufacturing the same |
| GB2486664A (en) * | 2010-12-21 | 2012-06-27 | David Cameron Galloway Clark | Mirror surface finish golf club driver |
| US20170304687A1 (en) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | Adam C. Sclafani | Method and apparatus for enhancing surface strike performance |
| US20180036606A1 (en) * | 2016-04-20 | 2018-02-08 | Game Changer Industries Llc | Method and apparatus for optimizing launch characteristics of a golf club |
| US11752401B2 (en) | 2016-04-20 | 2023-09-12 | Game Changer Industries Llc | Method for optimizing launch characteristics of a golf club |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP9040040A patent/JPH10216275A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2826285A1 (fr) | 2001-06-25 | 2002-12-27 | Roger Cleveland Golf Co Inc | Tete de club de golf |
| WO2003000352A1 (fr) | 2001-06-25 | 2003-01-03 | Roger Cleveland Golf Company, Inc | Tete de club de golf |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040511 |