JPH10216208A - 自動試験器 - Google Patents

自動試験器

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JPH10216208A
JPH10216208A JP9026700A JP2670097A JPH10216208A JP H10216208 A JPH10216208 A JP H10216208A JP 9026700 A JP9026700 A JP 9026700A JP 2670097 A JP2670097 A JP 2670097A JP H10216208 A JPH10216208 A JP H10216208A
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JP
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door
lock
open
sterilizer
air cylinder
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JP9026700A
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English (en)
Inventor
Kiyoyuki Iwai
清行 岩井
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気機器を自動的に繰り返し運転し、電気機
器の耐久性を自動的に評価可能とすること。 【解決手段】 自動試験器10において、扉1Aのロッ
クを施錠解錠する扉ロック駆動部11と、扉1Aを開閉
する扉開閉駆動部21と、扉ロック駆動11と扉開閉駆
動部21と電気機器の電気的動作とを制御する試験制御
部31とを有してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器の耐久性
評価試験等のための自動試験器に関する。
【0002】
【従来の技術】蒸気滅菌器等の電気機器の耐久性評価試
験は、電気機器の耐久性を検証するために欠かせない試
験である。そして、ロック機構付きの扉を備え、一定の
電気的動作を行なう電気機器の耐久性評価試験項目とし
ては、扉の繰り返し開閉の評価試験と、電気機器の繰り
返し運転の評価試験がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、蒸気滅
菌器等の電気機器の耐久性評価試験を人間の繰り返し操
作によって行なっており、扉の開閉や電気機器の運転の
繰り返し試験を自動化することが望まれる。
【0004】尚、住宅の扉、ドアセットの耐久性試験に
ついては、「JIS A 1525 ドアセットの開閉繰り返し試
験方法」による自動試験器が提案されているが、この自
動試験器は住宅用ドアセットの専用試験器であり、供試
品(試験対象物)に制御信号を送って供試品そのものの
運転を行なうものでもない。
【0005】本発明の課題は、電気機器を自動的に繰り
返し運転し、電気機器の耐久性を自動的に評価可能とす
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、ロック機構付きの扉を備え一定の電気的動作を行な
う電気機器を供試品とし、該供試品の扉の開閉、ロック
の施錠解錠、電気的動作を繰り返し行なわさせる自動試
験器において、扉のロックを旋錠解錠する扉ロック駆動
部と、扉を開閉する扉開閉駆動部と、扉ロック駆動部と
扉開閉駆動部と電気機器の電気的動作とを制御する試験
制御部とを有してなるようにしたものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記扉ロック駆動部が扉ロッ
クエアシリンダにより構成され、前記扉開閉駆動部が扉
開閉エアシリンダにより構成され、前記試験制御部が扉
ロックエアシリンダと扉開閉エアシリンダにより、扉の
ロックを解錠して扉を開け、また扉を閉めて扉のロック
を旋錠するようにしたものである。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記試験制御部が扉の
ロック状態及び開閉状態に応じて電気機器を運転させ、
且つ電気機器の運転回数を設定及びカウントするように
したものである。
【0009】請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3
のいずれかに記載の本発明において更に、前記試験制御
部が扉のロックの旋錠及び閉に連動して電気機器にスタ
ート信号を送信し、電気機器を自動的に運転開始させる
ようにしたものである。
【0010】請求項5に記載の本発明は、請求項2〜4
のいずれかに記載の本発明において更に、前記電気機器
の側傍に設けられる架台と、架台にヒンジ結合される補
助プレートと、架台に支持されて補助プレートを回動可
能とする扉開閉エアシリンダと、補助プレートに支持さ
れて扉のハンドルロックを旋錠解錠可能とする扉ロック
エアシリンダとを有してなるようにしたものである。
【0011】請求項6に記載の本発明は、請求項1〜5
のいずれかに記載の本発明において更に、前記電気機器
が蒸気滅菌器であるようにしたものである。
【0012】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば下記の作用
がある。 扉ロック駆動部と扉開閉駆動部により、自動的に電気
機器の扉のロックを解錠して扉を開く、また扉を閉めて
扉を施錠する。そして、電気機器の電気的動作を制御し
て運転させる。これにより、扉の開閉と電気機器の運転
の繰り返し試験を自動化できる。
【0013】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 扉ロック駆動部を扉ロックエアシリンダにより構成
し、扉開閉駆動部を扉開閉エアシリンダにより構成する
ことにより、扉ロック駆動部と扉開閉駆動部の構成を簡
易化できる。
【0014】請求項3に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 扉のロック状態及び開閉状態に応じて電気機器を自動
的に運転させ、電気機器の運転回数を設定及びカウント
することにより、扉の開閉と電気機器の連続運転の耐久
性を評価できる。
【0015】請求項4に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 扉のロックの施錠及び閉に連動して電気機器にスター
ト信号を送信し、電気機器を自動的に運転開始させるこ
とができる。
【0016】請求項5に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 架台に補助プレートをヒンジ結合し、架台に支持した
扉開閉エアシリンダにより補助プレートを回動し、補助
プレートに支持した扉ロックエアシリンダにより扉のハ
ンドルロックを施錠解錠可能とした。従って、使用者が
電気機器のハンドルロックを操作して扉を手動で開閉す
ると同じように、ハンドルロックを用いて扉を自動的に
施錠解錠、開閉できる。
【0017】請求項6に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 蒸気滅菌器で上記〜の作用を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は自動試験器を示す模式図、
図2は自動試験器の制御回路図、図3は自動試験器の制
御手順を示す流れ図、図4は自動試験器を示す外観図、
図5は自動試験器の試験制御部を示す模式図、図6は自
動試験器の電気回路図である。
【0019】自動試験器10は、図1に示す如く、電気
機器、特に蒸気滅菌器1を供試品とし、この滅菌器1を
繰り返し運転する。滅菌器1は、ロック機構付きの扉1
Aを備え、一定の電気的動作を行なう。
【0020】(蒸気滅菌器1)(図1、図2) 蒸気滅菌器1は、高温高圧の水蒸気により、医療器具等
の被滅菌物に付着した各種菌類を滅菌、殺菌する電気機
器である。滅菌器1は、被滅菌物を水蒸気で滅菌する蒸
気滅菌槽2と、滅菌運転と滅菌後の器具乾燥運転を制御
する制御盤3を有して構成される。尚、滅菌器1は、給
水装置4、水位検出器5等を備える(図2)。
【0021】また、滅菌器1は、高温高圧の水蒸気を圧
力容器である蒸気滅菌槽2に密閉するため、扉1Aにハ
ンドルロック6を備えている。ハンドルロック6はスラ
イド軸7をロック部8に対してスライドし、扉1Aのロ
ックを施錠解錠する(図1)。
【0022】滅菌器1の一般的な運転手順は以下の通り
である。 (1) 扉1Aのロックを解錠し、扉1Aを開けて、被滅菌
物を蒸気滅菌槽2に入れる。
【0023】(2) 扉1Aを閉め、扉1Aのロックを施錠
する。
【0024】(3) 一定の滅菌運転時間だけ滅菌運転を行
なう。
【0025】(4) 扉1Aのロックを解錠し、扉1Aを開
ける。
【0026】(5) 一定の乾燥運転時間だけ被滅菌物を乾
燥する。被滅菌物を蒸気滅菌槽2から取り出す、或いは
蒸気滅菌槽2内にそのまま保管する。
【0027】(6) 扉1Aを閉め、扉1Aのロックを施錠
する。
【0028】ここで、制御盤3は上記(3) 、(5) の滅菌
運転時間、乾燥運転時間を任意に設定されて記憶し、滅
菌、乾燥運転を制御する。
【0029】然るに、滅菌器1は、扉1Aの繰り返し開
閉に対する耐久性、蒸気滅菌槽2まわりに設けられるヒ
ータ、電磁弁等の繰り返し運転に対する耐久性を評価す
るため、自動試験器10の試験に供される。
【0030】(自動試験器10)(図1〜図6) 自動試験器10は、扉1Aのロックを施錠解錠する扉ロ
ック駆動部11と、扉1Aを開閉する扉開閉駆動部21
と、扉ロック駆動部11と扉開閉駆動部21と滅菌器1
の電気的動作とを制御する試験制御部31とを有する。
【0031】扉ロック駆動部11は、動力源に圧縮空気
を用いた扉ロックエアシリンダ12により構成される。
また、扉開閉駆動部21は、動力源に圧縮空気を用いた
扉開閉エアシリンダ22により構成される。試験制御部
31は、扉ロックエアシリンダ12と扉開閉エアシリン
ダ22により、扉1Aのロックを解錠して扉1Aを開
け、また扉1Aを閉めて扉1Aのロックを施錠する。
【0032】試験制御部31は、滅菌器1の制御盤3、
給水装置4、水位検出器5等に信号線を接続し、扉1A
のロック状態及び開閉状態に応じて滅菌器1を運転させ
る。即ち、試験制御部31は、扉1Aのロックの施錠及
び閉に連動して滅菌器1にスタート信号を送信し、滅菌
器1を自動的に運転開始させる。また、試験制御部31
は、滅菌器1の運転回数を設定及びカウントする。
【0033】自動試験器10は、具体的には、図4に示
す如く、蒸気滅菌器1の側傍に例えば滅菌器1をまたぐ
ように配置されるフレーム状架台41と、架台41にヒ
ンジ結合されて回動(開閉)される補助プレート42と
を有する。そして、扉開閉エアシリンダ22を架台41
に支持する状態で補助プレート42に結合し、この扉開
閉エアシリンダ22により補助プレート42を回動可能
とする。また、扉ロックエアシリンダ12を補助プレー
ト42に支持する状態で滅菌器1のハンドルロック6に
結合し、この扉ロックエアシリンダ12によりハンドル
ロック6を作動することにて、ハンドルロック6のスラ
イド軸7をロック部8にスライドさせ扉1Aのロックを
施錠解錠可能とする。
【0034】尚、自動試験器10は、図2に示す如く、
扉ロックエアシリンダ12のための電磁制御弁A、扉開
閉エアシリンダ22のための電磁制御弁B、ハンドルロ
ック6の解錠位置設定用の位置センサA、ハンドルロッ
ク6の施錠位置設定用の位置センサB、扉1Aの開位置
設定用の位置センサC、扉1Aの閉位置設定用の位置セ
ンサDを備える。
【0035】また、自動試験器10の試験制御部31
は、図2、図5に示す如く、蒸気滅菌器1の運転を開始
するスタートボタンスイッチ32、蒸気滅菌器1の運転
を停止するストップボタンスイッチ33、扉1Aの閉時
間を設定及びカウントするタイマー34A、扉1Aの開
時間を設定及びカウントするタイマー34B、滅菌器1
の自動運転回数を設定及びカウントするカウンター35
を備える。また、試験制御部31は、ハンドルロック6
の解錠状態を表示するハンドル解錠表示部36A、ハン
ドルロック6の施錠状態を表示するハンドル施錠表示部
36B、扉1Aの開状態を表示する扉開表示部37A、
扉1Aの閉状態を表示する扉閉表示部37Bを備える。
【0036】自動試験器10は、蒸気滅菌器1の自動繰
り返し試験に先立ち、初期値として下記(A) 〜(E) を設
定する。 (A) 位置センサA〜Dの設定 位置センサA:ハンドルロック6の解錠位置 位置センサB:ハンドルロック6の施錠位置 位置センサC:扉1Aの開位置 位置センサD:扉1Aの閉位置
【0037】各扉ロックエアシリンダ12、扉開閉エア
シリンダ22の作動停止位置を位置センサA〜Dの検出
位置にて設定する。
【0038】(B) エアシリンダ12、22の空気圧の設
定 扉ロックエアシリンダ12の解錠空気圧と施錠空気圧
は減圧弁にて設定する。それらの空気圧は 0.2〜 2.0kg
/cm2とする。
【0039】扉開閉エアシリンダ22の開空気圧はハ
ンドルロック6を解錠できる空気圧に設定する。扉開閉
エアシリンダ22の閉空気圧はハンドルロック6を施錠
できる空気圧に設定する。
【0040】(C) エアシリンダ12、22の作動時間の
設定 扉ロックエアシリンダ12の解錠作動時間と施錠作動
時間は、シリンダ空気回路部のスピードコントローラに
て、エアシリンダ12への空気流入量を制御し、作動時
間を任意に設定する。
【0041】扉開閉エアシリンダ22の開作動時間と
閉作動時間も、シリンダ空気回路部のスピードコントロ
ーラにて、エアシリンダ22への空気流入量を制御し、
作動時間を任意に設定する。
【0042】(D) 電気的制御項目 運転回数:滅菌器1の自動繰り返し運転回数を設定
し、この設定値をカウンター35に表示する。
【0043】扉開時間:滅菌器1の自動運転時の扉開
時間を任意に設定し、この設定値をタイマー34Bに表
示する。この扉開時間は乾燥運転時間に余裕時間を加え
て同期させる。
【0044】扉閉時間:滅菌器1の自動運転時の扉閉
時間を任意に設定し、この設定値をタイマー34Aに表
示する。この扉閉時間は滅菌運転時間に余裕時間を加え
て同期させる。
【0045】(E) 滅菌器1の運転条件設定 滅菌器1の滅菌運転時間、乾燥運転時間を、滅菌器1の
制御盤3に入力し、記憶させる。
【0046】然るに、自動試験器10は、滅菌器1の自
動繰り返し試験を下記(1) 〜(11)により行なう(図3、
図6)。尚、自動試験器10の下記(1) 〜(11)の試験運
転動作は例えば図6の電気回路にてなされる。 (1) 自動試験器10の試験制御部31の電源をオンす
る。このとき、制御部31のシーケンサーは初期化さ
れ、電気的制御項目の初期設定値を認識する。
【0047】(2) カウンター35の運転回数カウント数
が設定値以内であるとき、次に進む。運転回数カウント
数が設定値に達している場合は運転しない。
【0048】(3) 次に、位置センサB、Dによって、ハ
ンドルロック6及び扉1Aの位置を検出する。ハンドル
ロック6が施錠、扉1Aが閉の状態にあるとき、次に進
む。これ以外の位置状態では運転開始しない。
【0049】(4) 次に、滅菌器1の制御盤3に自動試験
器10の試験制御部31からスタート信号を送信する。
これによって、滅菌器1は予めプログラムされた滅菌運
転時間、乾燥運転時間で運転を開始する。
【0050】(5) スタート信号送信にて、扉閉時間タイ
マー34Aがカウントを開始する。タイマー34Aの扉
閉時間カウントがカウントに従って増える。この間、滅
菌器1は滅菌運転を行なう。滅菌運転が終了する時間が
くる、即ち、扉開時間に近付く。
【0051】(6) 次に、扉閉時間タイマー34Aが設定
した扉閉時間のカウント数に達すると、制御弁Bを閉作
動させ、ハンドルロック6を解錠できる状態になるよう
に扉開閉エアシリンダ22により扉1Aを閉める。これ
は、扉1Aを強く閉める方向に押さないとハンドルロッ
ク6が解除できない構造になっているためである。制御
弁Aを解錠作動させ、扉ロックエアシリンダ12により
扉1Aを解錠し、扉開閉エアシリンダ22により扉1A
を開ける。
【0052】(7) 位置センサA、Dにてハンドルロック
6の解錠、扉1Aの閉を確認の後、制御弁Aを停止しハ
ンドルロック6の解錠作動を停止する。そして、制御弁
Bを作動させ、扉ロックエアシリンダ12により扉1A
を開ける。
【0053】(8) 次に、位置センサCにて扉1Aの開を
確認後、制御弁Bを停止し扉1Aの開作動を停止する。
【0054】(9) 扉1Aの開を確認後、扉開時間タイマ
ー34Bがカウントを開始する。扉開時間タイマー34
Bの扉開時間カウントがカウントに従って増える。滅菌
運転終了誤、扉1A開の状態で、滅菌器1は乾燥運転を
行なう。乾燥運転が終了する時間がくる、即ち、扉閉時
間に近付く。
【0055】(10)次に、タイマー34Bが設定した扉開
時間のカウント数に達すると、制御弁Bを作動させ、扉
開閉エアシリンダ22により扉1Aを閉める。位置セン
サDにて、扉1Aの閉を確認後、制御弁Aを作動させ、
扉ロックエアシリンダ12によりハンドルロック6を施
錠する。位置センサBにて、ハンドルロック6の施錠を
確認後、制御弁A、Bの作動を停止する。
【0056】(11)最後に、滅菌器1の運転回数のカウン
トを行なう。 以上で1回の運転を終了する。
【0057】上記(1) 〜(11)以外に割り込み処理とし
て、滅菌器1からのエラー信号(蒸気温度以上、蒸気圧
力以上、扉開閉不能等)を受け、試験器10の運転を停
止するルーチンも持つ。
【0058】従って、自動試験器10によれば、下記
〜を実現できる。 扉ロック駆動部11及び扉開閉駆動部21により、自
動的に蒸気滅菌器1のハンドルロック6を解錠し、扉1
Aを開く、また、扉1Aを閉め、ハンドルロック6を施
錠する。そして、試験供試品である蒸気滅菌器1の制御
盤3に自動試験器10の試験制御部31から信号線を接
続し、扉1Aの開閉と連動して自動試験器10から蒸気
滅菌器1の制御盤3にスタート信号を送信し、自動的に
蒸気滅菌器1を運転させ、運転回数を制御及びカウント
する自動運転繰り返し試験器10により、蒸気滅菌器1
の自動繰り返し試験が実現できる。
【0059】扉ロック駆動部11及び扉開閉駆動部2
1として、動力源に圧縮空気を用いた扉ロックエアシリ
ンダ12及び扉開閉エアシリンダ22を用い、自動的に
蒸気滅菌器1のハンドルロック6を解錠し、扉1Aを開
く、また、扉1Aを閉め、ハンドルロック6を施錠す
る。そして、試験開閉回数を制御及びカウントする自動
扉開閉繰り返し試験器10によって、蒸気滅菌器1の自
動扉開閉繰り返し試験が実現できる。
【0060】動力源に圧縮空気を用いた扉ロックエア
シリンダ12及び扉開閉エアシリンダ22によって、自
動的に蒸気滅菌器1のハンドルロック6を解錠し、扉1
Aを開く、また、扉1Aを閉め、ハンドルロック6を施
錠する。そして、試験供試品である蒸気滅菌器1の制御
盤3に自動試験器10の試験制御部31から信号線を接
続し、扉1Aの開閉と連動して、自動試験器10から蒸
気滅菌器1の制御盤3にスタート信号を送信し、自動的
に蒸気滅菌器1を運転させ、運転回数を制御及びカウン
トする自動運転繰り返し試験器10によって、蒸気滅菌
器1の自動繰り返し試験が実現できる。
【0061】即ち、本実施形態によれば、以下の作用が
ある。 扉ロック駆動部11と扉開閉駆動部21により、自動
的に滅菌器1の扉のロックを解錠して扉を開く、また扉
を閉めて扉を施錠する。そして、滅菌器1の電気的動作
を制御して運転させる。これにより、扉の開閉と滅菌器
1の運転の繰り返し試験を自動化できる。
【0062】扉ロック駆動部11を扉ロックエアシリ
ンダ12により構成し、扉開閉駆動部21を扉開閉エア
シリンダ22により構成することにより、扉ロック駆動
部11と扉開閉駆動部21の構成を簡易化できる。
【0063】扉のロック状態及び開閉状態に応じて滅
菌器1を自動的に運転させ、滅菌器1の運転回数を設定
及びカウントすることにより、扉の開閉と滅菌器1の連
続運転の耐久性を評価できる。
【0064】扉のロックの施錠及び閉に連動して滅菌
器1にスタート信号を送信し、滅菌器1を自動的に運転
開始させることができる。
【0065】架台41に補助プレート42をヒンジ結
合し、架台41に支持した扉開閉エアシリンダ22によ
り補助プレート42を回動し、補助プレート42に支持
した扉ロックエアシリンダ12により扉のハンドルロッ
ク6を施錠解錠可能とした。従って、使用者が滅菌器1
のハンドルロック6を操作して扉を手動で開閉すると同
じように、ハンドルロック6を用いて扉を自動的に施錠
解錠、開閉できる。
【0066】蒸気滅菌器1で上記〜の作用を得る
ことができる。
【0067】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、扉
ロック駆動部、扉開閉駆動部の駆動方式はエアシリンダ
によるものに限らず、広く一般の駆動方式を採用でき
る。
【0068】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電気機器
を自動的に繰り返し運転し、電気機器の耐久性を自動的
に評価可能とすることができる。これにより、電気機器
の繰り返し試験時間を大幅に短縮でき、また正確な試験
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は自動試験器を示す模式図である。
【図2】図2は自動試験器の制御回路図である。
【図3】図3は自動試験器の制御手順を示す流れ図であ
る。
【図4】図4は自動試験器を示す外観図である。
【図5】図5は自動試験器の試験制御部を示す模式図で
ある。
【図6】図6は自動試験器の電気回路図である。
【符号の説明】 1 蒸気滅菌器(電気器具) 1A 扉 6 ハンドルロック 10 自動試験器 11 扉ロック駆動部 12 扉ロックエアシリンダ 21 扉開閉駆動部 22 扉開閉エアシリンダ 31 試験制御部 41 架台 42 補助プレート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック機構付きの扉を備え一定の電気的
    動作を行なう電気機器を供試品とし、該供試品の扉の開
    閉、ロックの施錠解錠、電気的動作を繰り返し行なわさ
    せる自動試験器において、 扉のロックを旋錠解錠する扉ロック駆動部と、 扉を開閉する扉開閉駆動部と、 扉ロック駆動部と扉開閉駆動部と電気機器の電気的動作
    とを制御する試験制御部とを有してなることを特徴とす
    る自動試験器。
  2. 【請求項2】 前記扉ロック駆動部が扉ロックエアシリ
    ンダにより構成され、前記扉開閉駆動部が扉開閉エアシ
    リンダにより構成され、 前記試験制御部が扉ロックエアシリンダと扉開閉エアシ
    リンダにより、扉のロックを解錠して扉を開け、また扉
    を閉めて扉のロックを旋錠する請求項1記載の自動試験
    器。
  3. 【請求項3】 前記試験制御部が扉のロック状態及び開
    閉状態に応じて電気機器を運転させ、且つ電気機器の運
    転回数を設定及びカウントする請求項1又は2記載の自
    動試験器。
  4. 【請求項4】 前記試験制御部が扉のロックの旋錠及び
    閉に連動して電気機器にスタート信号を送信し、電気機
    器を自動的に運転開始させる請求項1〜3のいずれかに
    記載の自動試験器。
  5. 【請求項5】 前記電気機器の側傍に設けられる架台
    と、架台にヒンジ結合される補助プレートと、架台に支
    持されて補助プレートを回動可能とする扉開閉エアシリ
    ンダと、補助プレートに支持されて扉のハンドルロック
    を旋錠解錠可能とする扉ロックエアシリンダとを有して
    なる請求項2〜4のいずれかに記載の自動試験器。
  6. 【請求項6】 前記電気機器が蒸気滅菌器である請求項
    1〜5のいずれかに記載の自動試験器。
JP9026700A 1997-02-10 1997-02-10 自動試験器 Pending JPH10216208A (ja)

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JP9026700A JPH10216208A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 自動試験器

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JP9026700A JPH10216208A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 自動試験器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005160771A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Sanyo Electric Co Ltd 高圧蒸気滅菌器
CN110657967A (zh) * 2019-09-16 2020-01-07 上海钧正网络科技有限公司 一种锁具测试装置及其测试方法

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