JPH10216073A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH10216073A
JPH10216073A JP9023766A JP2376697A JPH10216073A JP H10216073 A JPH10216073 A JP H10216073A JP 9023766 A JP9023766 A JP 9023766A JP 2376697 A JP2376697 A JP 2376697A JP H10216073 A JPH10216073 A JP H10216073A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は1つの穿刺が行われる1つの外套管の
みで患者に対し、コンパクトに複数の器具を挿通するこ
とができて低侵襲でかつ必要に応じて種々の処置や観察
ができる内視鏡装置を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明の内視鏡装置は照明管20と鉗子チ
ャンネル管30と凝固子40の少なくとも1つと、観察
視管10とを、先端部が一致するように挿入軸の方向を
合わせて、束ねた状態で、各器具における略扇型横断面
形状の円弧を含む全体の包絡形状が略円形となるように
構成し、これらの器具を1本の外套管1内に組み込める
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外套管に複数の器具
を装着するようにした内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交通事故などによる腹部の損傷や
突然の腹痛などによって入院した患者に対し、まずX線
や超音波などの画像診断法による最初に検査が行われ
る。しかし、それらの画像診断では必ずしも十分に、腹
部の損傷の状態、病気の状態などは検査する事はできな
いことがある。従って、最近では、硬性鏡を用いた緊急
腹腔鏡検査を行い、手術をするべきかどうかの確定診断
がなされるようになってきた。これらの急性腹症患者に
対する腹腔鏡検査はより低侵襲に行いたい為、この検査
に用いられる内視鏡はより細径化が求められることにな
った。
【0003】また、脳外科の分野においては脳室内や脳
実質の腫瘍、病変に対して硬性鏡で観察または処置が行
われているが、このような場合にも脳実質に対する侵襲
を、より少なくする為に、これに用いられる内視鏡も、
より細径化が望まれている。
【0004】一方、実昭開62−183813号公報で
提案される外套管が知られるが、これは顎関節腔内の軟
組織の切開等の施術時、その外套管内に生理食塩水を流
し込めると共に顎関節腔内の軟組織の切除する内針、鉗
子、光学視管等を挿通するようにしたものであり、さら
に外套管内に内針、鉗子、光学視管等を挿通するとき、
それらの水密を確保するためにその外套管の手元部に水
密機構部を組み込んだものである。また、外套管は、顎
関節腔内の軟組織の切開等の施術を行うときのものであ
るため、本来、太く、また太くて足りるものであり、積
極的に細径化するような構造にはなっていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
(問題点)急性腹症患者に対する腹腔鏡検査の場合、腹
腔内の臓器をどけたり、出血したときの血液の吸引もし
くは簡単な止血等が必要になることがあるが、これまで
はそのような必要性が生じた場合には太い内視鏡を入れ
直し、更に処置用器具を挿入するための別の外套管を新
たに穿刺する必要がある。その為、観察、処置の患者に
対する侵襲がどうしても大きくなってしまうという欠点
があった。また、手技によっては一般的なトラカールと
は異なる特殊な外套管をわざわざ準備する必要とするこ
ともあった。また、脳外科分野においても脳内を処置を
する際には外套管の中に内視鏡、処置具等を入れる必要
がある。これらの従来の機材は基本的に横断面が円形の
挿入部を有している為に、これらの器具を通す外套管自
体も太くなり、結果的に脳実質に与える侵襲が大きくな
ってしまうという欠点があった。 (発明の目的)本発明は前記問題点に着目してなされた
ものであり、その目的とするところは1つの穿刺が行わ
れる1つの外套管のみで患者に対し、コンパクトに複数
の器具を挿通することができて低侵襲でかつ必要に応じ
て種々の処置や観察ができる内視鏡装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は照明管とチャン
ネル管と処置具の少なくとも1つと、観察視管とを、先
端部が一致するように挿入軸の方向を合わせて、束ねた
状態で、各器具における略扇型横断面形状の円弧を含む
全体の包絡形状が略円形となるように構成し、これらの
器具を1本の外套管内に組み込めるようにした内視鏡装
置である。1つの穿刺が行われる1つの外套管に複数の
器具をコンパクトに挿通することにより侵襲が少なく、
かつ必要に応じて種々の処置や観察を行う。
【0007】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]図1乃至図7を参照して、本発明の第
1実施形態を説明する。 (構成)図1は、1本の外套管1内に複数の器具を密に
装填したときの内視鏡装置の外観を示している。
【0008】外套管1は円管状の挿入部本体2と円筒状
の手元本体部3を備えてなり、その挿入部本体2と手元
本体部3は同軸的に接続して構成されている。挿入部本
体2から手元本体部3にわたりその内腔4は全長にわた
り等径であり、この内腔4内には複数の器具が使用する
用途に応じて選択的に装填される。前記外套管1の内腔
4は直径が2rの円形であり、外径が2rの部材が挿入
可能である。手元本体部3の側面にはガスポート部5が
設けられている。また、内腔4の基端側には横断面が円
形である一般的な内視鏡を気密状態に保持して挿入可能
とするゴムキャップ6が設けられている。
【0009】外套管1内に装填される器具としては、観
察視管(光学視管)10、照明管20、鉗子チャンネル
管30、処置具の一例としての凝固子40があり、図1
はそれらの器具が密に挿入して装填した状態を示してい
る。次に、それらの器具を順に説明する。まず、図2で
示すように、観察視管10は挿入部本体12とこれの手
元端部に斜めに接続された接眼部13を備えてなり、挿
入部本体12の先端側部分には対物光学系14が設けら
れている。挿入部本体12の内部にはイメージファイバ
ーバンドル(図示せず)が内装されており、このイメー
ジファイバーバンドルの一端が前記対物光学系14に向
き合ってイメージを受光するようになっている。前記イ
メージファイバーバンドルの他端は前記接眼部13の内
部に設けられた接眼レンズ(図示せず)に対向してお
り、その接眼部13を通じてイメージを観察できるよう
になっている。また、挿入部本体12は、半径r、角度
θで示される扇型の横断面形状を有している。ここで、
角度θは90゜であるが、これには限らず、例えば18
0°であってもよく、それらのものが、図示しないが別
に用意されている。
【0010】図3はこの第1実施形態で用いられる照明
管20を示す。この照明管20は、挿入部本体21と、
これの手元端部に斜めに接続されたライトガイド用コネ
クター22からなっている。挿入部本体21の内部には
ライトガイトファイバー(束を含む)23が装填されて
あり、このライトガイトファイバー23の先端は前記挿
入部本体21の先端面部24に達しており、ライトガイ
トファイバー23の基端は前記ライトガイド用コネクタ
ー22に達している。前記ライトガイド用コネクター2
2には既存のライトガイドケーブル(図示せず)が接続
され、既存の光学装置からの照明光を前記先端面部24
に導き、観察視野内に照明光を放射することが可能であ
る。前記挿入部本体21の横断面形状は、半径r、角度
θの扇型の形状を有している。ここで、角度θは90゜
であるが、これには限らず、例えば180°もしくは2
70゜の角度であってもよく、それらのものが、図示し
ないが別に用意されている。尚、ライトガイトファイバ
ー23の横断面形状は円形であるが、後述する図7で示
すようにその挿入部本体21の横断面形状に合わせて扇
型の形状にしてもよい。
【0011】図4はこの第1実施形態で用いられる鉗子
チャンネル管30を示す。鉗子チャンネル管30は挿入
部本体31の先端側に開口部32が開口しており、挿入
部本体31の基端側には前記開口部32と連通したコネ
クター部33が設けられている。前記挿入部本体31の
横断面形状は、半径r、角度θの扇型の断面を有してい
る。ここで、角度θは90゜であるが、これには限ら
ず、例えば180°もしくは270゜であってもよく、
それらのものが、図示しないが別に用意されている。
【0012】図5はこの第1実施形態で用いられる凝固
子40を示す。この凝固子40は電気的絶縁性部材から
なる挿入部本体41を有しており、前記挿入部本体41
の先端側には凝固電極42が設けられており、前記挿入
部本体41の基端側には既存の高周波装置に接続可能な
電極端子43が設けられている。前記凝固電極42と前
記電極端子43は挿入部本体41内に形成した導電通路
(図示せず)を通じて電気的に導通している。前記挿入
部本体41の横断面形状は、半径r、角度θの扇型の断
面を有している。ここで、角度θは90゜であるが、こ
れには限らず、例えば180°もしくは270゜であっ
てもよく、それらのものが、図示しないが別に用意され
ている。
【0013】そして、前述した観察視管10、照明管2
0、鉗子チャンネル管30及び凝固子40は適宜選択さ
れた組み合わせのもの同志が密に隙間なく束ねられた状
態で、その全体の横断面形状が略円形となるようになっ
て外套管1の内腔4に組み込まれる。つまり、通常は、
装填された全ての器具の各先端が一致し、かつそれぞれ
の挿入軸方向を合わせて密に束ねられた、横断面形状が
略円形となるように組み立てられる。例えば図2乃至図
5でそれぞれ図示した観察視管10、照明管20、鉗子
チャンネル管30及び凝固子40はこれらを外套管1の
内腔4に組み込むと図1で示すように密に装填される。
【0014】(作用)まず、この内視鏡装置を用いて腹
腔内観察のみを行う場合、術者は、通常の腹腔鏡検査と
同様、その外套管1に穿刺用内針を装着し、気腹された
患者の腹腔に対し外套管1を刺し込む。そして、この外
套管1の内腔4内に必要とする器具を装着する。例え
ば、前記角度θが90゜の観察視管10と、角度θが2
70°の照明管20の組合わを選択する。そして、図6
で示すようにその2つの器具が密に組み合わせられた束
の横断面形状の外周が真円形状となる状態で前記外套管
1内に挿入して装填する。このとき、観察視管10と照
明管20の両先端が一致し、かつそれぞれの挿入軸方向
を合わせて密に束ねられた各器具の全体の略扇型横断面
形状の円弧を含む全体の包絡形状が略真円形状となるよ
うに組み立てられるために外套管1の内腔4内に密に装
填することができる。この場合には外套管1内に装填さ
れた各器具の円弧部が連なりその全体で真円形状にな
る。
【0015】次に、腹腔内観察時に出血等により吸引が
必要になった場合には前記角度θが270゜の照明管2
0を抜き、その結果、空いた内腔4内の隙間に図7で示
すように、角度90°の照明管20と、θの角度180
°の鉗子チャンネル管30を組み合わせて挿入する。こ
の結果、観察視管10と照明管20と鉗子チャンネル管
30の各先端が一致し、かつそれぞれの挿入軸方向を合
わせて密に束ねられた、それら全体の横断面形状が略円
形となるように組み立てられて外套管1の内腔4内に密
に装填される状態になる。これにより腹腔内観察と同時
に、鉗子チャンネル管30を通じて出血等による血液等
の吸引を行うことができる。このとき、前記鉗子チャン
ネル管30のコネクター部33に既存の吸引装置(図示
せず)からのチューブを接続し、必要に応じて腹腔内の
出血を吸引する。
【0016】更に出血が続き、この吸引だけでは視野が
良好にならない場合には図1で示した組み合わせにす
る。つまり、θが180゜の鉗子チャンネル管30の代
わりに角度90゜の鉗子チャンネル管30及び角度θが
90°の凝固子40を組合せ、これを前記外套管1の内
腔4に挿入する。すると、図1で示すようになり、外套
管1には前述した観察視管10、照明管20、鉗子チャ
ンネル管30及び凝固子40がその外套管1の内腔4内
に密に挿入して装填される。この組合わせた状態では観
察視管10、照明管20、鉗子チャンネル管30及び凝
固子40はそれらの先端が一致し、かつそれぞれの挿入
軸方向を合わせて密に束ねられた、各器具の横断面形状
の円弧部分が連なり略円形となるように組み立てられ
る。
【0017】そして、前記鉗子チャンネル管30による
血液の吸引、及び凝固子40の先端に設けられた凝固電
極42により臓器を必要に応じて動かすことにより出血
部が確認されたならば、前記凝固子40の基端側に設け
られた電極端子43に既存の高周波装置(図示せず)か
らのケーブルを接続し、必要に応じて出血部位を凝固子
40の先端に設けられた凝固電極42により出血部を凝
固して止血する。
【0018】尚、鉗子チャンネル管30を通じて吸引を
行う他、その鉗子チャンネル管30に既存のラパ用鉗子
類を挿入し、処置を行ってもよい。一方、吊り上げ式の
腹腔内観察のように腹腔内の気密を保つ必要のない場合
には、前記角度θが90°の観察視管10と、θが90
°もしくは180°の照明管20を組み合わせた状態で
外套管1に挿入し、残りの空間から従来の腹腔鏡手術用
の鉗子類を挿入しても処置を行うようにしても良い。こ
の場合、外套管1の内腔4内に装填する束ねられた器具
の全てがその各横断面形状の円弧部がつらならないが、
それらの円弧部を含む全体の包絡形状が略真円形状とな
る。
【0019】(効果)腹腔内に穿刺された1つの外套管
1内に、必要に応じて鉗子チャンネル腔もしくは止血用
の電極等を挿入することができるため、他に新たに処置
が必要となった場合に新たな穿刺を行う必要はなく患者
にとって低侵襲であり、また、術者にとっても迅速に患
者に対する観察処置が安心して行うことが可能となる。
さらに内視鏡の挿入部は円筒であるため既存の外套管が
使用でき、コストの面でも術者の負担にならない。
【0020】尚、前記凝固子40の代わりに他の処置
具、例えば圧排子等であってもよい。 [第2実施形態] (構成)第1実施形態での観察視管10、照明管20、
鉗子チャンネル管30、凝固子40の横断面の形状を形
成している扇型の角度は、360/N゜の倍数の角度か
らなっている。
【0021】(作用)第1実施形態と同じである。 (効果)扇型の角度が360/N°おきとなっている
為、第1実施形態と比べ組み合わせる観察視管10、照
明管20、鉗子チャンネル管30、凝固子40を最大N
本まで同時に外套管1に挿入可能なため、組合せのパタ
ーンを増やすことが可能となる。
【0022】[第3実施形態] (構成)観察視管10はその先端側部位に固体撮像素子
等の撮像素子を設け、その挿入部本体12の基端側部位
にはカメラコントロールユニット(図示せず)に接続可
能な電気コネクター部を設けてある。 (作用)第1実施形態と同じある。 (効果)画像伝達系に撮像素子を用いているために、少
ないライトガイド素子(LG)本数の照明管20を用い
ても十分明るく観察することが可能となる。
【0023】尚、前述した実施形態では外套管1の内腔
に挿入される各器具の挿入部本体の横断面形状が、1つ
の円弧と、その円弧の両端を通る半径によって囲まれた
図形である扇型の形状であり、各器具の扇型の円弧の中
心が一致するように配設されるようにしたが、本発明で
の扇型の横断面形状はこれに限定されるものではなく、
円弧とその円弧の両端から延びる各辺の他端が一点で結
ぶ形状であればよい。例えば図8(a)(b)で示すよ
うに各器具50の領域が、円弧の両端を通る辺の交点が
その円弧の中心Pからずれたものでもよい。束ねた各器
具50の個々の横断面形状が円弧を有し互いに補完し合
って束ねた各器具全体の断面形状の円弧部を含む全体の
包絡形状が外套管1の内腔4に見合って、密に嵌まり込
む円形状となるものであればよい。
【0024】<付記>前記説明によれば以下の事項が得
られる。 (1)先端部位に設けられた対物光学系と、この対物光
学系により結像した像を受けてその像を観察するための
手段と、この手段と前記対物光学系を内蔵する、横断面
が略扇型の、挿入部本体とを有する観察視管と、ライト
ガイドケーブルと基端部で接続可能なコネクター部と、
前記コネクター部から入射した光を先端部まで導光する
ライトガイドと、このライトガイドを内蔵する、横断面
が略扇形の、挿入部本体とを有する照明管と、先端部が
開口し、基端部がコネクタ部と連通した管部を内蔵す
る、横断面が略扇型の挿入部本体を有するチャンネル管
と、横断面が略扇型の絶縁部材からなる挿入部本体とを
有する処置具とを具備し、前記照明管と前記チャンネル
管と前記処置具の少なくとも1つと、前記光学視管と
を、先端部が一致するように挿入軸の方向を合わせて、
束ねた状態で、各器具における略扇型横断面形状の円弧
を含む全体の包絡形状が略円形となるように構成し、1
本の外套管内に組み込めるようにしたことを特徴とする
内視鏡装置。
【0025】(2)先端部位に設けられた対物光学系
と、この対物光学系により結像した像を受けてその像を
基端側へ伝達する画像伝達手段と、対物光学系と画像伝
達手段を内蔵する、横断面が略扇型の、挿入部本体とを
有する観察視管と、ライトガイドケーブルと基端部で接
続可能なコネクター部と、前記コネクター部から入射し
た光を先端部まで導光するライトガイドと、このライト
ガイドを内蔵する、横断面が略扇形の、挿入部本体とを
有する照明管と、先端部が開口し、基端部がコネクタ部
と連通した管部を内蔵する、横断面が略扇型の挿入部本
体を有するチャンネル管と、基端部位に設けられ高周波
電源に接続可能な端子と、前記端子と導通して先端部位
に設けられた凝固電極と、前記端子及び前記凝固電極と
を内蔵する、横断面が略扇型の電気的絶縁部材からなる
挿入部本体とを有する凝固子とを具備し、前記照明管と
前記チャンネル管と前記凝固子の少なくとも1つと、前
記光学視管とを、先端部が一致するように挿入軸の方向
を合わせて、束ねた状態で、各器具全体の横断面が略円
形となるように構成し、1本の外套管内に組み込めるよ
うにしたことを特徴とする内視鏡装置。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、観
察視管、照明管、鉗子チャンネル管、凝固子等の器具か
ら必要な複数のものを選択して束ねた状態でそれらの器
具全体の横断面外周の包絡線が円形になり、外套管に挿
入可能としたことで、1本の外套管内で目的に応じて効
率よく、観察、照明、処置等に振り分けて使用すること
ができるために、患者に対して低侵襲で、かつその場の
状況、目的に応じて早急に観察や処置が可能となった。
また、個別のものの挿入部本体が特に太くしたい場合で
も外套管を太くする必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態においての、外套管内に複数の器
具を装填したときの内視鏡装置の外観斜視図。
【図2】第1実施形態においての観察視管の外観斜視
図。
【図3】第1実施形態においての照明管の外観斜視図。
【図4】第1実施形態においての鉗子チャンネル管の外
観斜視図。
【図5】第1実施形態においての凝固子の外観斜視図。
【図6】第1実施形態においての、外套管内に別の複数
の器具を外套管に装填したときの内視鏡装置の外観斜視
図。
【図7】第1実施形態においての、外套管内にさらに別
の複数の器具を外套管に装填したときの内視鏡装置の外
観斜視図。
【図8】他の複数の器具を外套管に装填したときの配置
形態を示す説明図。
【符号の説明】
1…外套管、2…挿入部本体、3…手元本体部、4…内
腔、6…ゴムキャップ10…観察視管、20…照明管、
30…鉗子チャンネル管、40…凝固子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部位に設けられた対物光学系と、この
    対物光学系により結像した像を受けてその像を観察する
    ための手段と、この手段と前記対物光学系を内蔵する、
    横断面が略扇型の、挿入部本体とを有する観察視管と、 ライトガイドケーブルと基端部で接続可能なコネクター
    部と、前記コネクター部から入射した光を先端部まで導
    光するライトガイドと、このライトガイドを内蔵する、
    横断面が略扇形の挿入部本体とを有する照明管と、 先端部が開口し、基端部がコネクタ部と連通した管部を
    内蔵する、横断面が略扇型の挿入部本体を有するチャン
    ネル管と、 横断面が略扇型の部材からなる挿入部本体とを有する処
    置具とを具備し、 前記照明管と前記チャンネル管と前記処置具の少なくと
    も1つと、前記光学視管とを、先端部が一致するように
    挿入軸の方向を合わせて、束ねた状態で、各器具におけ
    る略扇型横断面形状の円弧を含む全体の包絡形状が略円
    形となるように構成し、1本の外套管内に組み込めるよ
    うにしたことを特徴とする内視鏡装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012032935A1 (ja) * 2010-09-09 2012-03-15 オリンパス株式会社 撮像装置、該撮像装置を具備する内視鏡先端部、内視鏡の先端ユニット
JP2013169276A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Fujifilm Corp 硬性内視鏡装置の連結固定具及び硬性内視鏡装置

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