JPH10215950A - ブラッシング圧コントロール歯ブラシ - Google Patents

ブラッシング圧コントロール歯ブラシ

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Publication number
JPH10215950A
JPH10215950A JP2073297A JP2073297A JPH10215950A JP H10215950 A JPH10215950 A JP H10215950A JP 2073297 A JP2073297 A JP 2073297A JP 2073297 A JP2073297 A JP 2073297A JP H10215950 A JPH10215950 A JP H10215950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toothbrush
neck
pressure control
brushing pressure
handle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2073297A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Matsumura
達男 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
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Publication of JPH10215950A publication Critical patent/JPH10215950A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラッシング圧コントロール歯ブラシにおい
て、優れた弾力性および耐久性を有すると共に、首部の
変形量の変化に対して略一定の弾力を持たせて、これに
より所望のブラッシング圧を得て歯ブラシの使用性を高
くする。 【解決手段】 棒状のハンドル部2と、ハンドル部2の
先端に首部4を介して設けられると共にブラシ6を有す
るヘッド部8とを備え、ハンドル部2と首部4との連結
部分10を弾性的に変形可能としたブラッシング圧コン
トロール歯ブラシにおいて、ハンドル部2と首部4とを
歯ブラシ幅方向に連結する連結部分10を形成し、連結
部分10のねじり変形により、ハンドル部2に対して首
部4を屈曲可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラッシング圧コ
ントロール歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に歯ブラシは、棒状のハンドル部
と、ブラシ部を有すると共に前記ハンドル部の先端に首
部を介して設けられたヘッド部とを備えている。そし
て、従来より、ハンドル部と首部との連結部分を弾性的
に変形可能としたブラッシング圧コントロール歯ブラシ
が知られている。図13〜図15に従来の歯ブラシの第
1例〜第3例を示す。第1例〜第3例の各歯ブラシはい
ずれも、ハンドル部a、首部b、およびブラシcを有す
るヘッド部dからなる。
【0003】図13に示す第1例は、首部bを細長く形
成し、素材のポリプロピレンそのものの弾性変形(はり
の変形)を利用したものである。図14に示す第2例
は、首部bを細長くし、かつ、首部bの根元部分をエラ
ストマーeで覆い、弾性と共に耐久性も向上させようと
したものである。また、図15に示す第3例は、首部b
を波形に形成し、この波形部分fを弾性変形させると共
に、この波形部分fの形成によって耐久性向上を狙った
ものである。この種の歯ブラシにおいて、ブラシが歯茎
に与える力は通常300〜400(gf)が適してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の歯ブラシの第1例〜第3例には、次のような問題点
がある。すなわち、第1例および第2例においては、あ
まり首部bを細くすると折れたり、へたりが生じたりす
るため、その弾力には限界があり所定のブラッシング圧
を得ることは困難である。また、第3例の波形部分f
は、弾力性を視覚的には強調できるものの、実際には適
度なブラッシング圧を得ることは難しい。
【0005】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、優れた弾力性および耐久性を有する
と共に、歯ブラシの変形量の変化に対して略一定の弾力
を持たせて、これにより、適度なブラッシング圧が得ら
れる使用性の高いブラッシング圧コントロール歯ブラシ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次のような構成を有する。すなわち、請求
項1の発明は、棒状のハンドル部と、該ハンドル部の先
端に首部を介して設けられると共にブラシを有するヘッ
ド部とを備え、ハンドル部と首部との連結部分を弾性的
に変形可能としたブラッシング圧コントロール歯ブラシ
において、前記ハンドル部と前記首部とを歯ブラシ幅方
向に連結する連結部分を形成し、該連結部分のねじり変
形により、ハンドル部に対して首部を屈曲可能としたこ
とを特徴とするブラッシング圧コントロール歯ブラシで
ある。
【0007】請求項2の発明は、前記連結部分を弾性体
で保持したことを特徴とする請求項1記載のブラッシン
グ圧コントロール歯ブラシである。
【0008】請求項1の発明によれば、ハンドル部と首
部との連結部分のねじり変形により、ハンドル部に対し
て首部を屈曲可能としたので、連結部分の弾力が設定し
やすく、また設定した弾力を変形量に対して略一定に維
持しやすくなる。そのため、使用者は適度なブラッシン
グ圧で歯を磨くことができる。
【0009】請求項2の発明によれば、連結部分を弾性
体で保持したので、連結部分の過大な変形を防止でき、
歯ブラシの耐久性を向上させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態(第1実施形態および第2実施形態)を説明す
る。第1実施形態および第2実施形態はいずれも、棒状
のハンドル部2と、このハンドル部2の先端に首部4を
介して設けられると共にブラシ6を有するヘッド部8と
を備え、ハンドル部2と首部4との連結部分10を弾性
的に変形可能としたブラッシング圧コントロール歯ブラ
シである。
【0011】まず、第1実施形態の各部の構成を説明す
る。第1実施形態においては、図1および図2に示すよ
うに、ハンドル部2と首部4とを歯ブラシ幅方向に連結
する連結部分10を形成し、この連結部分10のねじり
変形により、ハンドル部2に対して首部4を屈曲可能と
している。具体的には、ハンドル部2の先端に、先方に
開放した略コ字状の切欠き12を設け、この切欠き12
の幅よりも狭い首部4の根元を切欠き12内に形成し、
首部4の根元と切欠き12との対向面同士を左右一対の
連結部分10で連結する。左右の連結部分10は、歯ブ
ラシ長手方向に延び、その前端部10aで切欠き12側
と連なり、かつ、後端部10bで首部4側と連なる。こ
れらハンドル部2、首部4および連結部分10は、ポリ
プロピレン等の合成樹脂により射出成形で一体成形され
る。
【0012】この第1実施形態によれば、荷重Fをヘッ
ド部8に加えると、主に連結部分10の前後両端におけ
るねじり変形により、首部4がハンドル部2に対して容
易に屈曲する。また、図3に示すように、切欠き12に
おける隙間をエラストマー14で二色成形等により埋め
てもよく、そのようにすることで連結部分10の過大な
変形をエラストマー14の弾力により抑制できる。
【0013】なお、図4〜図6に示す歯ブラシは、第1
実施形態の構成においてエラストマー14で形態を整え
ると共に、更に歯ブラシ全体のデザインを考慮した実施
形態である。
【0014】続いて、図7および図8を参照して第2実
施形態を説明する。第2実施形態は、ハンドル部2の先
端に左右一対の腕状の連結部分10を形成し、この左右
の連結部分10の各前端10aを内方に向けて首部4の
左右両側面に連結したものであり、さらに左右の連結部
分10の離間部には棒部16が設けられている。この第
2実施形態においても、連結部分10の各前端10aが
ハンドル部2と首部4とを歯ブラシ幅方向に連結するの
で、荷重Fをヘッド部8に与えると、主に連結部分10
の各前端部10aのねじり変形により、首部4がハンド
ル部2に対して復元可能に屈曲する。この第2実施形態
の場合も、図9および図10に示すように、左右の連結
部分10と棒部16との隙間をエラストマー14で二色
成形等により埋めることができる。その場合は、密着す
るエラストマー14によって棒部16の動きが抑制され
るため、連結部分10の過大な変形が防止でき、歯ブラ
シの耐久性向上が図れる。
【0015】以上のような構成を有する第1実施形態お
よび第2実施形態によれば、連結部分10の端部のねじ
り変形により、ハンドル部2に対して首部4を屈曲可能
としたので、連結部分10の弾力が設定しやすく、か
つ、弾力を連結部分10の変形量に対して略一定に維持
しやすくなる。そのため、使用者は適度なブラッシング
圧で歯を磨くことができる。
【0016】図11は、本実施形態の歯ブラシと従来の
歯ブラシとを比較した、歯ブラシの動きxに対する歯茎
に加わる力fを測定したグラフであり、図12はそのと
きの歯ブラシの使用状態を示している。図11におい
て、実線は本実施形態の歯ブラシによるグラフ、また破
線は弾性変形がほとんど生じない一般的な従来の歯ブラ
シによるグラフであり、さらに一点鎖線は首部を弾性変
形可能とした従来の歯ブラシによるグラフである。
【0017】図11からわかるように、本実施形態の歯
ブラシを使用すれば、ハンドル部2の動きxの広い範囲
において、歯茎に加わる力fが300〜400(gf)
で安定し、使用者は適度なブラッシング圧で歯を磨ける
ことがわかる。これに対して、従来の歯ブラシでは、ハ
ンドル部の動きxによって力fが大きく変わるため、ブ
ラッシング圧が安定しない。
【0018】また、本実施形態によれば、連結部分10
の周囲をエラストマー14で埋めた場合は、長期間使用
してもへたらない耐久性を歯ブラシに具備させることが
できると同時に、ハンドル部10の外形が整い、コンパ
クトで外観もよくなる。
【0019】なお、本実施形態は本発明の好適な実施の
態様であり、本発明の技術的範囲は本実施形態に限定さ
れない。
【0020】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、ハ
ンドル部と首部との連結部分のねじり変形により、ハン
ドル部に対して首部を屈曲可能としたので、連結部分の
弾力が安定し、使用者は適度なブラッシング圧で歯を磨
くことができる。また、連結部分を弾性体で保持したの
で、歯ブラシの耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の歯ブラシの先端部の斜視図であ
る。
【図2】第1実施形態の歯ブラシの要部の正面図であ
る。
【図3】第1実施形態の歯ブラシにエラストマーを成形
した要部の斜視図である。
【図4】デザインを考慮した第1実施形態の歯ブラシの
正面図である。
【図5】デザインを考慮した第1実施形態の歯ブラシの
側面図である。
【図6】デザインを考慮した第1実施形態の歯ブラシの
背面図である。
【図7】第2実施形態の歯ブラシの前部の背面図であ
る。
【図8】第2実施形態の歯ブラシの前部の側面図であ
る。
【図9】第2実施形態の歯ブラシにエラストマーを成形
した前部の背面図である。
【図10】第2実施形態の歯ブラシにエラストマーを成
形した前部の側面図である。
【図11】歯ブラシの動きに対する歯茎に加わる力を示
したグラフである。
【図12】使用状態の歯ブラシを示す歯ブラシの側面図
である。
【図13】従来の歯ブラシの第1例の正面図である。
【図14】従来の歯ブラシの第2例の正面図である。
【図15】従来の歯ブラシの第3例の側面図である。
【符号の説明】
2 ハンドル部 4 首部 6 ブラシ 8 ヘッド部 10 連結部分 14 エラストマー(弾性体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状のハンドル部と、該ハンドル部の先
    端に首部を介して設けられると共にブラシを有するヘッ
    ド部とを備え、ハンドル部と首部との連結部分を弾性的
    に変形可能としたブラッシング圧コントロール歯ブラシ
    において、 前記ハンドル部と前記首部とを歯ブラシ幅方向に連結す
    る連結部分を形成し、該連結部分のねじり変形により、
    ハンドル部に対して首部を屈曲可能としたことを特徴と
    するブラッシング圧コントロール歯ブラシ。
  2. 【請求項2】 前記連結部分を弾性体で保持したことを
    特徴とする請求項1記載のブラッシング圧コントロール
    歯ブラシ。
JP2073297A 1997-02-03 1997-02-03 ブラッシング圧コントロール歯ブラシ Pending JPH10215950A (ja)

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