JPH10215219A - 移動通信システム送信電力制御方法及びその実施装置 - Google Patents

移動通信システム送信電力制御方法及びその実施装置

Info

Publication number
JPH10215219A
JPH10215219A JP9325096A JP32509697A JPH10215219A JP H10215219 A JPH10215219 A JP H10215219A JP 9325096 A JP9325096 A JP 9325096A JP 32509697 A JP32509697 A JP 32509697A JP H10215219 A JPH10215219 A JP H10215219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power control
transmission power
control information
transmission
mobile terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9325096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3631601B2 (ja
Inventor
Riazu Esumairuzade
リアズ エスマイルザデ
Takashi Yano
隆 矢野
Nobukazu Doi
信数 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP32509697A priority Critical patent/JP3631601B2/ja
Publication of JPH10215219A publication Critical patent/JPH10215219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3631601B2 publication Critical patent/JP3631601B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】CDMA移動通信システムにおいて、送信電力
の浪費と他の局への妨害を防止する。 【解決手段】 基地局と移動端末との間の回線に発生す
る信号強度の変化を補正する送信電力制御の結果として
得られる必要送信電力と所定基準値とを比較し(70
6、716)、必要送信電力が所定基準値より大きいと
きに送信を一時的に停止し、必要送信電力が所定基準値
以下のとき送信を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
の基地局と移動端末との間の送信電力を制御する移動通
信システム送信電力制御方法及び装置に関する。特に、
TDD−SS(Time Division Duplex-Spread Spectrum)
方式の移動通信システム(CDMA/TDD)またはF
DD−SS(Frequency Division Duplex-Spread Spectr
um)方式の移動通信システム(CDMA/FDD)の基
地局と移動端末との間で受信される信号の変動に応じて
送信電力を制御する移動通信システム送信電力制御方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、FDD−SS方式の移動通信シス
テム(CDMA/FDD)において、基地局と移動端末
との間で無線通信によりデータの送受信を行う場合、移
動端末から基地局へ信号を送信する上り回線と基地局か
ら移動端末へ信号を送信する下り回線とでは異なる搬送
周波数が使用されている。
【0003】基地局と移動端末との間で送受信される信
号は、基地局と移動端末との距離や基地局と移動端末と
の間に存在する障害物により減衰すると共に、直接波と
反射波との干渉等により生じるフェージングによって変
動する。このフェージングによる変動を補正するために
FDD−SS方式の移動通信システムでは、閉ループに
よる送信電力の制御が行われている。例えば、IS−9
5規格は端末の送信電力を制御するCDMA/FDD方
式の上り送信電力制御が適用されている。
【0004】これらCDMA/FDD、CDMA/TD
D方式を問わず移動端末と基地局間の伝送路で送信電力
制御を行う場合、次の問題がある。すなわち、ある移動
局との間でフェージングにより一時的に伝送路の減衰量
が大きくなったとき、基地局はその移動局に対して非常
に大きな電力で信号を送信するよう送信電力を制御する
ことにより、他の移動局との交信に妨害を与える。ま
た、逆に移動局の送信電力が法外に大きくなった場合
も、他の基地局と基地局との交信に妨害を与える。
【0005】さらにCDMA/FDD移動通信システム
では、基地局で得られた上り電力制御情報により移動端
末で上り回線の送信電力を制御し、移動端末で得られた
下り電力制御情報により基地局で下り回線の送信電力を
制御するという閉ループによる送信電力の制御を行って
いる為、送信電力の制御に遅延が生じるという問題があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主目的は、送
信電力の浪費と他の局への妨害を防止することが可能な
CDMA移動通信システムの送信電力制御方法及び装置
を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、上り回線、または下
り回線に発生する信号の変化の補正を高速に行うことが
可能なCDMA移動通信システムの送信電力制御方法及
び装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、基地局と移
動局との間で送信される信号の電力を制御するため、基
地局/移動局の一方は、下り回線又は上り回線に発生し
ている信号の変化を検出し、検出した信号の変化から上
り回線又は下り回線に発生する信号の変化を補正する電
力制御情報を生成して他方に通知する。通知された電力
制御情報により上り回線又は下り回線で送信される送信
電力の補正をするが、このとき補正すべき送信電力値と
所定許容補正値を比較し、送信電力値が所定許容値より
も大きい場合には、送信を一時的に停止し、送信電力値
が所定許容値以下を示すとき、送信電力を補正する。か
かる概念は、基地局と移動局間でデータパケットの信号
を送信する場合に特に有用である。この概念は、パケッ
ト移動体通信においては、音声サービスと異なり、パケ
ット信号の送信電力が所定値以上を要求され他に妨害を
与えるときは、その送信を一時停止して、所定遅延後に
送信しても通信は損われず、むしろ全体として通信効率
を上げることができる、との本発明者らの知見に基づく
ものである。
【0009】上記目的を達成するための、代表的な本発
明の態様はつぎのとおりである。
【0010】(1)移動通信システム送信電力制御方法
において、補正すべき送信電力値と最大許容補正値とを
比較し、補正すべき送信電力値が最大許容補正値よりも
大きいときに送信を一時的に停止し、前記生成された電
力制御情報が最大許容補正値以下のときに送信電力の補
正を行う。
【0011】以上の様に、前記移動通信システム送信電
力制御方法によれば、生成された電力制御情報が最大許
容補正値よりも大きいときに送信を一時的に停止し、電
力制御情報が最大許容補正値以下となったときに送信を
行うので、送信電力の浪費を防止することが可能であ
る。
【0012】(2)基地局との移動端末との間で送信さ
れる信号の電力を制御する移動通信システム送信電力制
御方法において、基地局から移動端末への下り回線に発
生している信号の変化を検出して前記検出した信号の変
化から上り回線に発生する信号の変化を補正する電力制
御情報を生成し、前記生成された電力制御情報により移
動端末から基地局への上り回線で送信される信号の送信
電力を補正し、送信電力を補正した前記送信信号と共に
前記送信電力を補正した電力制御情報を移動端末から基
地局へ送信する。
【0013】これは、検出した下り回線の信号の変化
が、上り回線でも同様に発生するものと推定するもので
あり、CDMA/TDD方式に特に有効な電力制御方法
である。移動端末から基地局への上り回線に発生する信
号の変化の補正を高速に行うことが可能であるという利
点がある。
【0014】
【発明の実施の形態】CDMA/TDD移動通信システ
ムにおいて、基地局と移動端末との間で通信を行う際の
送信電力を制御する第一の実施形態について説明する。
【0015】図1に本実施形態の移動通信システムの概
略構成図をブロック図により示す。本実施形態のCDM
A/TDD移動通信システムは、基地局100と移動端
末110を含み、通信回線120によって交信する。通
信回線120は、上り回線121と下り回線122とを
含み、上り回線121と下り回線122との間には回線
間での混信を防止するためのガードタイム123が設定
されている。通信回線120の搬送周波数124はfc
である。基地局は通信回線120を時分割で上り回線1
21と下り回線122に割り当てる。上り回線121及
び下り回線122により基地局100と移動端末110
とが接続される。
【0016】基地局100は、下り送信電力設定部10
1、下り電力制御情報比較部102、下り電力制御情報
生成部103、電力制御情報受信部104を含む。
【0017】下り送信電力設定部101は、下り電力制
御情報比較部102の比較結果に応じて、下り回線12
2で基地局100が送信する送信電力を設定する。
【0018】下り電力制御情報比較部102は、下り電
力制御情報生成部103によって生成された下り回線1
22の電力制御情報が基地局100の最大許容補正値よ
りも大きいかどうかを比較する。
【0019】下り電力制御情報生成部103は、上り回
線121上の信号(フェージング)情報と、移動端末1
10から送信された電力制御情報とを用いて、下り回線
122の電力制御情報を生成する。上り回線121の信
号は移動端末110によって補正されているので、下り
電力制御情報生成部103では、移動端末110から送
信された電力制御情報を用いて上り回線121の信号の
補正前の値を算出し、下り回線122の電力制御情報を
生成する。
【0020】電力制御情報受信部104は、移動端末1
10から送信された電力制御情報を受信する。
【0021】移動端末110は、上り送信電力設定部1
11、上り電力制御情報比較部112、上り電力制御情
報生成部113、電力制御情報送信部114を含む。
【0022】上り送信電力設定部111は、上り電力制
御情報比較部112の比較結果に応じて、上り回線12
1の送信電力を設定する。設定された上り回線121の
送信電力は移動端末110から上り回線121により送
信される。
【0023】上り電力制御情報比較部112は、上り電
力制御情報生成部113によって生成された上り回線1
21の電力制御情報が移動端末110の最大許容補正値
よりも大きいかどうかを比較する。
【0024】上り電力制御情報生成部113は、下り回
線122上の信号(フェージング)情報を用いて、上り
回線121の電力制御情報を生成する。
【0025】電力制御情報送信部114は、上り送信電
力設定部111によって設定された上り回線121の電
力制御情報を基地局100に送信する。
【0026】図2に、基地局100の概略構成をブロッ
ク図により示す。基地局100は、CPU201と、メ
モリ202と、ディスプレイ装置203と、入出力装置
204と、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)2
05と、移動通信交換局インタフェース部206と、ア
ンテナ210と、パイロットチャネル変調器211と、
応答チャネル変調器212と、伝送チャネル変調器21
3と、予約チャネルマッチドフィルタ214〜215
と、伝送チャネルマッチドフィルタ216〜217と、
擬似雑音符号発生器(PN符号発生器)218と、加算
器220〜221と、乗算器230〜231と、TDD
スイッチ240とを含む。
【0027】基地局全体の動作を制御するCPU201
と、基地局全体の動作を制御する制御プログラムをロー
ドするメモリ202と、基地局の動作状態を表示するデ
ィスプレイ装置203と、基地局への動作の指示等の入
出力処理を行う入出力装置204と、移動端末110と
の通信処理を制御するDSP205と、移動通信交換局
に接続する移動通信交換局インタフェース部206とは
バスを介し接続されている。
【0028】基地局100は、TDD−SSにより移動
端末110との通信を行うため、基地局100と移動端
末110との間には、同一の搬送周波数124を使用す
るパイロットチャネル、予約チャネル、応答チャネル及
び伝送チャネルが形成されている。この様子は図4によ
り後述する。
【0029】DSP205は、下り送信電力設定部10
1、下り電力制御情報比較部102、下り電力制御情報
生成部103及び電力制御情報受信部104を備えてい
る。また、DSP205には、パイロットチャネル変調
器211と、応答チャネル変調器212と、伝送チャネ
ル変調器213と、予約チャネルマッチドフィルタ21
4〜215と、伝送チャネルマッチドフィルタ216〜
217と、PN符号発生器218と、TDDスイッチ2
40とが接続されている。
【0030】パイロットチャネル変調器211は、パイ
ロット信号を送信するパイロットチャネルの変調を行う
変調器であり、応答チャネル変調器212は、移動端末
110から受信した予約パケットへ応答する応答パケッ
トを送信する応答チャネルの変調を行う変調器であり、
伝送チャネル変調器213は、データパケットを送信す
る複数の伝送チャネルの変調を行う変調器である。変調
されたパイロット信号、変調された応答パケット、変調
されたデータパケットは、加算器220、221により
重畳され、乗算器230及びTDDスイッチ240を介
してアンテナ210から移動端末110に送信される。
【0031】予約チャネルマッチドフィルタ214〜2
15は、移動端末110から送信された予約パケットを
受信するフィルタであり、伝送チャネルマッチドフィル
タ216〜217は、移動端末110から送信されたデ
ータパケットを受信するフィルタである。受信された予
約パケット、データパケットは、DSP205で処理さ
れる。
【0032】PN符号発生器218は、パイロットチャ
ネル、予約チャネル、応答チャネル及び伝送チャネルの
各チャネルで使用するPN符号を発生する符号発生器で
ある。
【0033】TDDスイッチ240は、DSP205が
出力するTDDタイミングに従って、上り回線121及
び下り回線122の送受信タイミングを切り替えるスイ
ッチである。
【0034】移動端末110から送信された電力制御情
報は、予約/伝送チャネルマッチドフィルタ214〜2
15、216〜217を介してDSP205の電力制御
情報受信部104に入力される。また、DSP205の
下り送信電力設定部101により設定された電力制御信
号は、パイロットチャネル変調器211、応答チャネル
変調器212及び伝送チャネル変調器213に入力され
る。
【0035】図3に移動端末110の概略構成をブロッ
ク図により示す。移動端末110は、CPU301と、
メモリ302と、ディスプレイ装置303と、入出力装
置304と、DSP305と、アンテナ310と、予約
チャネル変調器311と、伝送チャネル変調器312
と、パイロットチャネル復調器313と、応答チャネル
復調器314と、伝送チャネル復調器315と、疑似雑
音符号発生器(PN符号発生器)316と、フェージン
グ対電力制御部317と、加算器320と、乗算器33
0及び331とTDDスイッチ340とを有している。
【0036】また、装置全体の動作を制御するCPU3
01と、制御プログラムをロードするメモリ302と、
動作状態を表示するディスプレイ装置303と、送受信
するデータの入出力処理を行う入出力装置304と、移
動端末110との通信処理を制御するDSP305とは
バスを介して接続されている。
【0037】DSP305は、上り送信電力設定部11
1、上り電力制御情報比較部112、上り電力制御情報
生成部113及び電力制御情報送信部114を備えてい
る。
【0038】また、DSP305には、予約チャネル変
調器311と、伝送チャネル変調器312と、パイロッ
トチャネル復調器313と、応答チャネル復調器314
と、伝送チャネル復調器315と、PN符号発生器31
6と、フェージング対電力制御部317と、TDDスイ
ッチ340とがバスを介して接続されている。
【0039】予約チャネル変調器311は、送信するデ
ータパケットがあることを基地局100に知らせて伝送
チャネルを予約するための予約パケットを送信する予約
チャネルの変調を行う変調器であり、伝送チャネル変調
器312は、データパケットを送信する複数の伝送チャ
ネルの変調を行う変調器である。変調された予約パケッ
トとデータパケットは、加算器320で重畳され、乗算
器330、フェージング対電力制御部317及びTDD
スイッチ340を介してアンテナ310から基地局10
0に送信される。
【0040】パイロットチャネルの復調器313は、送
信されたパイロット信号の復調を行う復調器であり、受
信されたパイロット信号の信号強度やパイロット信号が
示すTDDタイミングは、DSP305に入力される。
応答チャネル復調器314は、送信された応答パケット
の復調を行う復調器であり、伝送チャネル復調器315
は、送信されたデータパケットの復調を行う復調器であ
る。
【0041】PN符号発生器316は、パイロットチャ
ネル、予約チャネル、応答チャネル及び伝送チャネルの
各チャネルで使用する複数のPN符号を発生する符号発
生器である。
【0042】フェージング対電力制御部317は、DS
P305で得られたフェージング情報を元に送信電力の
制御を行う制御部であり、TDDスイッチ340は、D
SP305が出力するTDDタイミングに従って、上り
回線121及び下り回線122の送受信タイミングを切
り替えるスイッチである。
【0043】図4に、CDMA/TDD移動通信システ
ムのデータ伝送の概要を模式的に示す。図4において、
401〜403は予約パケット、411〜413は応答
パケット、421〜423はデータパケット、431及
び432はパイロット信号である。予約パケット401
〜403、応答パケット411〜413、データパケッ
ト421〜423及びパイロット信号431及び432
は、それぞれ、予約コード、応答コード、上り/下り伝
送コード及びパイロットコードでスペクトル拡散され
て、上り回線121及び下り回線122共に同一の搬送
周波数124で送信される。搬送周波数124を用いた
通信回線は、時分割により上り回線121及び下り回線
122に分けられている。
【0044】データ送信要求を有する移動端末110
は、上り回線121を使用して基地局100に予約パケ
ット401〜403を送信する。予約パケット401〜
403を受信した基地局100は、各移動端末に割り当
てる伝送チャネルを決定した後、下り回線122を使用
して応答パケット411〜413を移動端末110に送
信する。応答パケット411〜413を受信した移動端
末110では、割り当てられた伝送チャネルによりデー
タパケット421〜423を基地局100に送信する。
パイロット信号431,432は、下り回線122に割
り当てられた時間のみの送信となる。
【0045】図5に基地局100の送信電力制御の処理
手順を示す。基地局100では、移動端末110から送
信された電力制御情報と上り回線121の信号強度(フ
ェージング情報)とに基づき下り回線122の送信電力
を設定する。
【0046】予約チャネルマッチドフィルタ214〜2
15または伝送チャネルマッチドフィルタ216〜21
7から予約チャネルまたは伝送チャネルの信号を入力す
る(ステップ501)。下り電力制御情報生成部103
では、入力された信号のビット毎の信号強度を抽出し
(ステップ502)、抽出された信号強度と電力制御情
報受信部104により受信された移動端末110の電力
制御情報とを使用して上り回線121のフェージングの
推定を行う(ステップ503)。
【0047】すなわち、上り回線121の信号は既に移
動端末110により補正されているので、移動端末11
0から送信された電力制御情報の内のフェージングに関
する情報を使用して前記入力した上り回線121の予約
チャネルまたは伝送チャネルの信号強度を移動端末11
0での補正が行われる前の信号強度に戻した後、上り回
線121のフェージングの推定を行う。
【0048】下り電力制御情報生成部103は、さらに
ステップ503で推定されたフェージングを補正するの
に必要な所要電力(送信電力)の計算を行う(ステップ
504)。
【0049】下り電力制御情報比較部102では、下り
電力制御情報生成部103により算出された所要電力の
値と、基地局100で補正可能な送信電力の最大値であ
る最大許容補正値とを比較する(ステップ505)。ス
テップ505で所要電力値が最大許容補正値よりも大き
い場合には、このスロットでの送信を行わず、次のスロ
ットまで処理を停止し(ステップ506)、次のスロッ
トでステップ502より同様の処理を行う。ステップ5
05で所要電力値が最大許容補正値以下である場合に
は、下り送信電力設定部101では、所要電力値に従っ
て、下り回線122の送信電力の設定を行う(ステップ
507)。
【0050】図6に、移動端末110の送信電力制御の
処理手順を示す。移動端末110では、基地局100か
ら送信されたパイロット信号を受信して上り回線121
の送信電力を設定し、また、送信電力を制御するのに使
用した電力制御情報を基地局100に送信する。
【0051】基地局100から送信されたパイロット信
号をパイロットチャネル復調器313で受信してDSP
305に入力する(ステップ601)。上り電力制御情
報生成部113では、入力したパイロット信号の信号強
度を抽出し(ステップ602)、受信したパイロット信
号を送信する特定の時間であるタイムスロット期間又は
パケットを送信する特定の時間であるパケット期間につ
いて、前記抽出された信号強度を積分し(ステップ60
3)、積分値から、距離によるパイロット信号の減衰又
は障害物によるパイロット信号の減衰であるシャドウイ
ング減衰の値を計算する(ステップ604)。ステップ
604で算出された減衰を補正する補正値を計算する
(ステップ605)。
【0052】また、上り電力制御情報生成部113で
は、ステップ602で抽出されたパイロット信号のビッ
ト毎の信号強度からパイロット信号に生じているフェー
ジングを推定し(ステップ606)、推定されたフェー
ジングを補正する補正値を計算する(ステップ60
7)。
【0053】上り電力制御情報比較部112では、上り
電力制御情報生成部113により算出されたフェージン
グの補正に必要な送信電力の値と、移動端末110で補
正可能な送信電力の最大値である最大許容補正値とを比
較する(ステップ608)。上り電力制御情報生成部1
13により算出された所要電力の値が最大許容補正値よ
りも大きい場合には、このスロットでの送信を行わず、
次のスロットまで処理を停止し(ステップ609)、次
のスロットでステップ602より同様の処理を行う。所
要電力値が最大許容補正値以下である場合には、上り送
信電力設定部111では、予め設定された複数の送信電
力のレベルから、上り電力制御情報生成部113により
算出された所要電力に最も近い送信電力のレベルを選択
する(ステップ610)。そして、ステップ605で算
出された距離またはシャドウィングによる減衰を補正す
る補正値及びステップ610で選択された送信電力のレ
ベルに従って、上り回線121の送信電力の設定を行う
(ステップ611)。
【0054】また、上り電力制御情報生成部113で
は、ステップ603で得られたパイロット信号のスロッ
ト又はパケット期間の積分値からC/I(Carrier / Int
erference)の値を求め(ステップ612)、電力制御情
報送信部114は、ステップ611で設定された送信電
力設定値と、ステップ612で得られたC/Iとを電力
制御情報として、基地局100に送信する(ステップ6
13)。
【0055】次に、本発明をCDMA/FDD移動通信
システムに適用した他の実施形態を図7〜9を参照して
説明する。
【0056】CDMA/FDD移動通信システムは、基
地局700と移動端末710とを含み、上り搬送周波数
724により形成される上り回線721と、下り搬送周
波数725により形成される下り回線722により基地
局700と移動端末710とは接続されている。また、
上り/下り搬送周波数には混信を防止するためガード周
波数723が設定されている。
【0057】基地局700は下り回線722によりパイ
ロット信号を送信しており、移動端末710ではパイロ
ット信号を受信し、下り電力制御情報生成部712によ
り下り回線722のパイロット信号の受信強度を測定す
ることにより伝搬路の減衰量及びフェージングの状態を
測定し、下り回線722の送信電力を制御する下り電力
制御情報を生成する。下り電力制御情報送信部711で
は、生成した下り電力制御情報を上り回線721を介し
て基地局700に送信する。
【0058】基地局700の下り電力制御情報受信部7
01は、移動端末710から送信された下り電力制御情
報を受信し、下り送信電力設定部702に渡す。下り送
信電力設定部702では、前記受信した下り電力制御情
報を用いて下り回線722の送信電力を設定する。
【0059】また、基地局700の上り電力制御情報生
成部703は、移動端末710から送信された上り回線
721上の信号を受信すると、上り回線721上の信号
のフェージング等の状態を測定し、上り回線721の送
信電力を制御する上り電力制御情報を生成する。上り電
力制御情報送信部704では、生成した上り電力制御情
報を下り回線722を介して移動端末710に送信す
る。
【0060】移動端末710の上り電力制御情報受信部
714は、基地局700から送信された上り電力制御情
報を受信し、上り送信電力設定部713に渡す。上り送
信電力設定部713は、前記受信した上り電力制御情報
を用いて上り回線721の送信電力を設定する。
【0061】図8に、他の実施形態における基地局70
0の送信電力制御の処理手順を示す。基地局700で
は、移動端末710から送信された下り電力制御情報に
より下り回線722の送信電力を設定し、また、上り回
線721上の信号フェージング等の状態を測定して上り
電力制御情報を生成し、移動端末710に送信してい
る。
【0062】下り電力制御情報受信部701は、移動端
末710から上り回線721によって送信された下り電
力制御情報を受信する(ステップ801)。下り送信電
力算出部705では、移動端末710から送信された下
り電力制御情報を使用して所要の送信電力の計算を行
う。下り電力制御情報比較部706では、下り送信電力
算出部705により生成された送信電力の補正に必要な
所要電力の値と基地局700で補正可能な送信電力の最
大値である最大許容補正値と比較する(ステップ802
A)。
【0063】比較処理802Aの結果、下り電力制御情
報に基づいて計算された所要送信電力値が基地局700
の最大許容補正値より大きいときは、その信号について
は送信を停止し(ステップ802B)、次のスロット又
はパケットの期間での送信を試みる。送信処理を停止し
た後は、ステップ804以降の処理を行う。他方、計算
された所要送信電力が最大許容補正値以下であれば、下
り送信電力設定部702では、所要電力の値により送信
電力を設定する(ステップ803)。
【0064】上り電力制御情報生成部703では、移動
端末710から送信された上り回線721上の信号を入
力し(ステップ804)、入力した上り回線721の信
号ビット毎の信号強度を抽出する(ステップ805)。
さらに、抽出したビット毎の信号強度の変化から、移動
端末710が送信した上り回線721の信号のフェージ
ングを推定し、上り電力制御情報を生成する(ステップ
806)。上り電力制御情報送信部704では、上り電
力制御情報生成部703が生成した上り電力制御情報を
下り回線722を介して移動端末710に送信する(ス
テップ807)。
【0065】図9に、他の実施形態における移動端末7
10の送信電力制御の処理手順を示す。基地局700か
ら送信された上り電力制御情報により上り回線721の
送信電力を設定し、また、下り回線722上の信号のフ
ェージング等の状態を測定して下り電力制御情報を生成
し、基地局700に送信する。
【0066】移動端末710は、基地局700から送信
された下り回線722上のパイロット信号を受信する
(ステップ901)。上り送信電力算出部715では、
前記受信したパイロット信号のビット毎の信号強度を抽
出し(ステップ902)、データを送信する特定の時間
であるタイムスロット期間又はパケットを送信する特定
の時間であるパケット期間について、前記抽出された信
号強度を積分する(ステップ903)。上り送信電力算
出部715では、さらに前記スロット又はパケット期間
で積分された値から、距離によるパイロット信号の減衰
又は障害物によるパイロット信号の減衰であるシャドウ
イング減衰の値を計算する(ステップ904)。
【0067】一方、上り電力制御情報受信部714で
は、受信信号から上り送信電力制御情報を抽出する(ス
テップ905)。上り送信電力算出部715は、ステッ
プ904で計算された距離によるパイロット信号の減衰
または障害物によるパイロット信号の減衰とステップ9
05で抽出された電力制御情報とを使用して、上り回線
721により送信する信号の所要送信電力を計算する
(ステップ906)。上り電力制御情報比較部716で
は、上り送信電力算出部により算出された補正に必要な
送信電力の値を、移動端末710で補正可能な送信電力
の最大値である最大許容補正値と比較する(ステップ9
06A)。ステップ906Aで、上り送信電力算出部7
15により算出された所要電力の値と最大許容補正値と
を比較した結果、所要電力値が、最大許容補正値よりも
大きい場合には、移動端末710は次のスロット又はパ
ケット時間まで送信処理を停止する。ステップ906A
で、所要電力値が最大許容補正値以下であるときは、上
り送信電力設定部713は算出された所要電力値を上り
回線721の送信電力として設定する。
【0068】下り電力制御情報生成部712では、ステ
ップ902で抽出されたパイロット信号のビット毎の信
号強度とステップ904で計算された距離又はシャドウ
イング減衰の値を用いて、下り回線722のフェージン
グを推定し(ステップ908)、ステップ903の処理
で得られたパイロット信号のスロット又はパケット期間
の積分値からC/Iの値を求める(ステップ909)。
【0069】下り電力制御情報送信部711は、ステッ
プ908で推定されたフェージングの情報と、ステップ
909で得られたC/Iとを下り電力制御情報として、
上り回線721を使用して送信する(ステップ91
0)。
【0070】第一の実施の形態、第二の実施の形態にお
ける比較処理における最大許容補正値の設定法として
は、通信路の状態、例えば移動端末の速度に応じて上限
値を動的に設定することができる。また、通信パケット
のデータレートや要求されるサービス品質の違いに応じ
て設定することもできる。上記した各送信電力制御手順
はプログラム化され対応処理プログラム部により、ソフ
トウエア様式でインプリメントすることもできる。
【0071】以上、本発明を前記実施形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定される
ものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることは勿論である。
【0072】
【発明の効果】本発明により、送信電力の浪費と他の局
への妨害を防止することが可能なCDMA移動通信シス
テムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による移動通信システムの
概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の移動通信システムの基地局100
の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態の移動通信システムの移動端末11
0の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態の移動通信システムのデータ伝送の
概要を示す摸式図である。
【図5】本実施形態の移動通信システムの基地局100
の送信電力制御の処理手順を示す図である。
【図6】本実施形態の移動通信システムの移動端末11
0の送信電力制御の処理手順を示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態による移動通信システム
概略構成を示す図である。
【図8】上記他の実施形態による移動通信システムの基
地局700の送信電力制御の処理手順を示す図である。
【図9】上記他の実施形態による従来の移動通信システ
ムの移動端末710の送信電力制御の処理手順を示す図
である。
【符号の説明】
100,700…基地局、110,710…移動端末、
120…通信回線、124…搬送周波数、201,30
1…CPU、202,302…メモリ、203,303
…ディスプレイ装置、204,304…入出力装置、2
05,305…DSP、206…移動通信交換局インタ
フェース部、210,310…アンテナ、218,31
6…PN符号発生器、240…TDDスイッチ、317
…フェージング対電力制御部、340…TDDスイッ
チ。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と移動端末との間で送信される信
    号の電力を制御する移動通信システム送信電力制御方法
    において、 (a)移動端末において、基地局から移動端末への下り
    回線に発生している信号の変化を検出して前記検出した
    信号の変化から上り回線に発生する信号の変化を補正す
    る電力制御情報を生成し、(b)前記生成された電力制
    御情報により移動端末から基地局への上り回線で送信さ
    れる信号の送信電力を補正し、(c)前記送信電力を補
    正した電力制御情報を移動端末から基地局へ送信するこ
    とを特徴とする移動通信システム送信電力制御方法。
  2. 【請求項2】 基地局において、前記移動端末から基地
    局へ送信される電力制御情報を受信し、前記移動端末か
    ら基地局への上り回線に発生している信号の変化を検出
    し、前記検出された信号の変化と前記移動端末から送信
    された電力制御情報とから下り回線に発生する信号の変
    化を補正する電力制御情報を生成し、前記生成された電
    力制御情報により基地局から移動端末への下り回線で送
    信される信号の送信電力の補正を行うことを特徴とする
    請求項1に記載の移動通信システム送信電力制御方法。
  3. 【請求項3】 前記生成された電力制御情報と最大許容
    補正値とを比較し、前記生成された電力制御情報が最大
    許容補正値よりも大きいときに送信を一時的に停止し、
    前記生成された電力制御情報が最大許容補正値以下のと
    きに送信電力の補正を行うことを特徴とする請求項1に
    記載の移動通信システム送信電力制御方法。
  4. 【請求項4】 前記生成された電力制御情報と最大許容
    補正値とを比較し、前記生成された電力制御情報が最大
    許容補正値よりも大きいときに送信を一時的に停止し、
    前記生成された電力制御情報が最大許容補正値以下のと
    きに送信電力の補正を行う請求項2に記載の移動通信シ
    ステム送信電力制御方法。
  5. 【請求項5】 基地局と移動端末との間で送信される信
    号の電力を制御する移動通信システム送信電力制御方法
    において、基地局と移動端末の少なくとも1つは、基地
    局と移動端末との間の回線に発生する信号強度の変化を
    補正する送信電力制御を行い、該送信電力制御の結果と
    して得られる必要送信電力が所定の基準値よりも大きく
    なるとき送信を一時的に停止し、前記必要送信電力が前
    記基準値以下のとき送信を行うことを特徴とする移動通
    信システム送信電力制御方法。
  6. 【請求項6】 前記送信信号は、データパケットの信号
    であることを特徴とする請求項5に記載の移動通信シス
    テム送信電力制御方法。
  7. 【請求項7】 前記送信一時停止ステップは、受信パイ
    ロット信号を送信する特定時間を表わすタイムスロット
    期間又はパケットを送信する特定時間を表わすパケット
    期間のそれぞれ次の期間送信停止後、送信可否判断処理
    を再開することを特徴とする請求項5に記載の移動通信
    システム送信電力制御方法。
  8. 【請求項8】 移動端末において、前記送信する信号の
    所要送信電力は、通信路の距離によるパイロット信号の
    減衰又は障害物によるパケット信号の減衰の検出情報
    と、通信路の距離又はシャドウィングによる受信信号の
    減衰の情報に基づいて算出することを特徴とする請求項
    7に記載の移動通信システム送信電力制御方法。
  9. 【請求項9】 基地局と移動端末との間で送信される信
    号の電力を制御する移動通信システム送信電力制御装置
    において、 基地局から移動端末への下り回線に発生している信号の
    変化を検出して前記検出した信号の変化から上り回線に
    発生する信号の変化を補正する電力制御情報を生成する
    上り電力制御情報生成手段と、前記生成された電力制御
    情報により移動端末から基地局への上り回線で送信され
    る信号の送信電力の補正を行う上り送信電力設定手段
    と、前記送信電力を補正した電力制御情報を移動端末か
    ら基地局へ送信する電力制御情報送信手段とを移動端末
    に含むことを特徴とする移動通信システム送信電力制御
    装置。
  10. 【請求項10】 前記移動端末から基地局へ送信される
    電力制御情報を受信する電力制御情報受信手段と、前記
    移動端末から基地局への上り回線に発生している信号の
    変化を検出して前記検出された信号の変化と前記移動端
    末から送信された電力制御情報とから下り回線に発生す
    る信号の変化を補正する電力制御情報を生成する下り電
    力制御情報生成手段と、前記生成された電力制御情報に
    より基地局から移動端末への下り回線で送信される信号
    の送信電力の補正を行う下り送信電力設定手段とを基地
    局に含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信シ
    ステム送信電力制御装置。
  11. 【請求項11】 前記生成された電力制御情報と最大許
    容補正値とを比較して前記生成された電力制御情報が最
    大許容補正値よりも大きいときに送信を一時的に停止
    し、前記生成された電力制御情報が最大許容補正値以下
    のときに送信電力の補正を行う電力制御情報比較手段を
    含むことを特徴とする請求項9に記載の移動通信システ
    ム送信電力制御装置。
  12. 【請求項12】 前記生成された電力制御情報と最大許
    容補正値とを比較して前記生成された電力制御情報が最
    大許容補正値よりも大きいときに送信を一時的に停止
    し、前記生成された電力制御情報が最大許容補正値以下
    のときに送信電力の補正を行う電力制御情報比較手段を
    含むことを特徴とする請求項10に記載の移動通信シス
    テム送信電力制御装置。
  13. 【請求項13】 前記送信信号はデータパケットの信号
    であることを特徴とする請求項11もしくは請求項12
    記載の移動通信システム送信電力制御装置。
  14. 【請求項14】 基地局と移動端末との間で送信される
    信号の電力を制御する移動通信システム送信電力制御装
    置において、基地局と移動端末の少なくとも1つは基地
    局と移動端末との間の回線に発生する信号強度の変化を
    補正する送信電力制御の結果として得られる必要送信電
    力と所定基準値とを比較する比較手段と、該比較の結果
    に基づき、前記必要送信電力が前記基準値より大きいと
    きに送信を一時的に停止する手段とを含むことを特徴と
    する移動通信システム送信電力制御装置。
  15. 【請求項15】 基地局と移動端末との間で送信される
    パケット信号の電力を制御する移動通信システムの送信
    電力制御を実行するためのプログラムをストアするコン
    ピュータ読取可能な記録媒体であって、前記基地局と移
    動局の少なくとも1つに設けられ、該プログラムは、 基地局と移動端末との間の回線に発生する信号強度の変
    化を補正する送信電力制御を行うためのプログラム手段
    と、該電力制御の結果として得られる必要送信電力が所
    定の基準値よりも大きくなるとき送信を一時的に停止す
    るためのプログラム手段と、前記必要送信電力が前記基
    準値以下のとき送信を行わせるプログラム手段とを有す
    ることを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
JP32509697A 1996-11-27 1997-11-27 移動通信システム送信電力制御方法及びその実施装置 Expired - Lifetime JP3631601B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32509697A JP3631601B2 (ja) 1996-11-27 1997-11-27 移動通信システム送信電力制御方法及びその実施装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-316232 1996-11-27
JP31623296 1996-11-27
JP32509697A JP3631601B2 (ja) 1996-11-27 1997-11-27 移動通信システム送信電力制御方法及びその実施装置

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002068405A Division JP3660911B2 (ja) 1996-11-27 2002-03-13 移動通信システム送信電力制御方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2004232129A Division JP3902775B2 (ja) 1996-11-27 2004-08-09 移動通信システムの実施装置及びその処理プログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10215219A true JPH10215219A (ja) 1998-08-11
JP3631601B2 JP3631601B2 (ja) 2005-03-23

Family

ID=26568594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32509697A Expired - Lifetime JP3631601B2 (ja) 1996-11-27 1997-11-27 移動通信システム送信電力制御方法及びその実施装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3631601B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1072102A1 (en) * 1999-02-13 2001-01-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Device and method for controlling transmission on reverse link in mobile communication system
KR20010062635A (ko) * 1999-12-24 2001-07-07 루센트 테크놀러지스 인크 무선 기지국 및 무선 단말기에서의 착신 신호 및 발신신호 처리 방법
US6487192B1 (en) 1998-07-24 2002-11-26 Nec Corporation Frequency control method in a CDMA communication system for preventing deterioration in communication quality despite failure to control of transmission power in a mobile station
WO2004002018A1 (ja) * 2002-06-25 2003-12-31 Fujitsu Limited 電力制御方法及び装置
US7120457B2 (en) 1996-11-27 2006-10-10 Hitachi, Ltd. Transmission control method and apparatus for mobile communication system
WO2006134945A1 (ja) * 2005-06-14 2006-12-21 Ntt Docomo, Inc. 基地局、移動局及び電力制御方法
WO2007001029A1 (ja) * 2005-06-29 2007-01-04 Kyocera Corporation 通信システム、通信装置、及び送信電力制御方法
US7233582B2 (en) 2002-08-23 2007-06-19 Hitachi, Ltd. Wireless communication system and transmission power control method therefor
US7301989B2 (en) 2003-03-03 2007-11-27 Hitachi, Ltd. Wireless communication system and transmit power and data rate control method therefor
US7428264B2 (en) 2001-11-05 2008-09-23 Hitachi, Ltd. Transmission power control method for a wireless communication system
JP2008546285A (ja) * 2005-05-31 2008-12-18 シネラ テクノロジーズ エルエルシー 電力コストに基づいてデータ送信を制御するための方法、システムおよびコンピュータ・プログラム
US7519029B2 (en) 2001-12-28 2009-04-14 Ntt Docomo, Inc. Radio communication system, base station, relay station, mobile station, and packet transmission control method
JP2009111988A (ja) * 2007-09-28 2009-05-21 Ntt Docomo Inc 反復無線フレームにおいて通信相手と通信するためのトランシーバ装置
JP2009278661A (ja) * 2005-06-14 2009-11-26 Ntt Docomo Inc 基地局、移動局及び電力制御方法
US8134929B2 (en) 2003-05-03 2012-03-13 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Communication system
KR20150106905A (ko) * 2013-01-11 2015-09-22 퀄컴 인코포레이티드 모뎀 전력 소모의 관리

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7120457B2 (en) 1996-11-27 2006-10-10 Hitachi, Ltd. Transmission control method and apparatus for mobile communication system
US6487192B1 (en) 1998-07-24 2002-11-26 Nec Corporation Frequency control method in a CDMA communication system for preventing deterioration in communication quality despite failure to control of transmission power in a mobile station
US6904293B2 (en) 1998-07-24 2005-06-07 Nec Corporation Frequency control method in a CDMA communication system for preventing deterioration in communication quality despite failure to control of transmission power in a mobile station
EP1072102A1 (en) * 1999-02-13 2001-01-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Device and method for controlling transmission on reverse link in mobile communication system
EP1072102A4 (en) * 1999-02-13 2006-06-07 Samsung Electronics Co Ltd DEVICE AND METHOD FOR REGULATING THE TRANSMISSION IN THE REVERSE CONNECTION OF A MOBILE MESSAGE TRANSMISSION SYSTEM
KR20010062635A (ko) * 1999-12-24 2001-07-07 루센트 테크놀러지스 인크 무선 기지국 및 무선 단말기에서의 착신 신호 및 발신신호 처리 방법
US8385393B2 (en) 2001-11-05 2013-02-26 Hitachi, Ltd. Transmission power control method for a wireless communication system
US8804802B2 (en) 2001-11-05 2014-08-12 Hitachi, Ltd. Transmission power control method for a wireless communication system
US7760795B2 (en) 2001-11-05 2010-07-20 Hitachi, Ltd. Transmission power control method for a wireless communication system
US7769081B2 (en) 2001-11-05 2010-08-03 Hitachi, Ltd. Transmission power control method for a wireless communication system
US7428264B2 (en) 2001-11-05 2008-09-23 Hitachi, Ltd. Transmission power control method for a wireless communication system
US7519029B2 (en) 2001-12-28 2009-04-14 Ntt Docomo, Inc. Radio communication system, base station, relay station, mobile station, and packet transmission control method
WO2004002018A1 (ja) * 2002-06-25 2003-12-31 Fujitsu Limited 電力制御方法及び装置
US7233582B2 (en) 2002-08-23 2007-06-19 Hitachi, Ltd. Wireless communication system and transmission power control method therefor
US7301989B2 (en) 2003-03-03 2007-11-27 Hitachi, Ltd. Wireless communication system and transmit power and data rate control method therefor
US8134929B2 (en) 2003-05-03 2012-03-13 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Communication system
JP2008546285A (ja) * 2005-05-31 2008-12-18 シネラ テクノロジーズ エルエルシー 電力コストに基づいてデータ送信を制御するための方法、システムおよびコンピュータ・プログラム
JP2009278661A (ja) * 2005-06-14 2009-11-26 Ntt Docomo Inc 基地局、移動局及び電力制御方法
JP2007028568A (ja) * 2005-06-14 2007-02-01 Ntt Docomo Inc 基地局、移動局及び電力制御方法
US8290528B2 (en) 2005-06-14 2012-10-16 Ntt Docomo, Inc. Base station, mobile station, and power control method
US8498663B2 (en) 2005-06-14 2013-07-30 Ntt Docomo, Inc. Base station, mobile station, and power control method
WO2006134945A1 (ja) * 2005-06-14 2006-12-21 Ntt Docomo, Inc. 基地局、移動局及び電力制御方法
JP2007013489A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Kyocera Corp 通信システム、通信装置、送信電力制御方法、及びプログラム
WO2007001029A1 (ja) * 2005-06-29 2007-01-04 Kyocera Corporation 通信システム、通信装置、及び送信電力制御方法
JP2009111988A (ja) * 2007-09-28 2009-05-21 Ntt Docomo Inc 反復無線フレームにおいて通信相手と通信するためのトランシーバ装置
JP4674249B2 (ja) * 2007-09-28 2011-04-20 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 反復無線フレームにおいて通信相手と通信するためのトランシーバ装置
KR20150106905A (ko) * 2013-01-11 2015-09-22 퀄컴 인코포레이티드 모뎀 전력 소모의 관리
JP2016503273A (ja) * 2013-01-11 2016-02-01 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated モデム電力消費量の管理

Also Published As

Publication number Publication date
JP3631601B2 (ja) 2005-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100496528B1 (ko) 이동통신시스템송신전력제어방법및장치
JP3631601B2 (ja) 移動通信システム送信電力制御方法及びその実施装置
US6137789A (en) Mobile station employing selective discontinuous transmission for high speed data services in CDMA multi-channel reverse link configuration
JP2762965B2 (ja) 基地局送信電力制御方式
JP4200180B2 (ja) 無線cdmaシステムにおいて送信電力立上りを短符号の利用により制御するシステム
CN104869657A (zh) 用于处理电信网络中的不可靠调度许可的方法和布置
JPH09233051A (ja) Cdma移動通信システムにおけるマルチアクセス方法および移動局ならびに基地局
JP2003209515A (ja) 無線通信端末の送信電力制御方法及びそのための基地局
JP3902775B2 (ja) 移動通信システムの実施装置及びその処理プログラムを記録した記録媒体
JP3660911B2 (ja) 移動通信システム送信電力制御方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
CA2324039A1 (en) Method for equalizing the propagation delays and optimizing the power level in a radio communication system
JP2003009222A (ja) 移動局装置及び異なる移動体通信システム間の信号干渉削減方法
JP3811377B2 (ja) 送信電力制御方法及び制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 6

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 6

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term