JPH10213646A - Ｇｐｓ受信機の状態／アラーム管理及びシステム時間放送方法とその装置 - Google Patents
Ｇｐｓ受信機の状態／アラーム管理及びシステム時間放送方法とその装置Info
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- JPH10213646A JPH10213646A JP711198A JP711198A JPH10213646A JP H10213646 A JPH10213646 A JP H10213646A JP 711198 A JP711198 A JP 711198A JP 711198 A JP711198 A JP 711198A JP H10213646 A JPH10213646 A JP H10213646A
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- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
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- G01S19/01—Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
- G01S19/13—Receivers
- G01S19/23—Testing, monitoring, correcting or calibrating of receiver elements
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- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ＧＰＳ受信機の状態／アラーム管理及びシステ
ム時間放送を詳細で正確に行う方法及びその装置を提供
する。 【解決手段】ＴＦＣＡボードで処理していたクロック発
生と分配をＧＰＳＲ内で処理することにより二重化機能
を補完し、ＴＲＣＡボード内で状態／アラーム処理とＴ
ＯＤデータシステム時間分離及び放送を担当していたソ
フトウエアブロックを、ＢＣＰ内のソフトウエアブロッ
クに移し、ＧＰＳＲ自体の状態／アラーム管理及びシス
テム時間放送を行うように単純化した。
ム時間放送を詳細で正確に行う方法及びその装置を提供
する。 【解決手段】ＴＦＣＡボードで処理していたクロック発
生と分配をＧＰＳＲ内で処理することにより二重化機能
を補完し、ＴＲＣＡボード内で状態／アラーム処理とＴ
ＯＤデータシステム時間分離及び放送を担当していたソ
フトウエアブロックを、ＢＣＰ内のソフトウエアブロッ
クに移し、ＧＰＳＲ自体の状態／アラーム管理及びシス
テム時間放送を行うように単純化した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＰＣＳ(Personal Co
mmunication Service)システムに係り、特に、ＧＰＳ(G
lobal Positioning System)の受信機（ＧＰＳＲ)に関す
る。
mmunication Service)システムに係り、特に、ＧＰＳ(G
lobal Positioning System)の受信機（ＧＰＳＲ)に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図１は、多数のＧＣＩＮ(Gateway Commu
nication Interconnection Network)を運用するＰＣＳ
システムにおけるＭＳＣ−ＭＳＣ(Mobile Switching Ce
nter)間の経路形成について示した説明図である。既存
のＰＣＳシステムでは図１に示すように、多数のＧＣＩ
Ｎを運用するシステムにおけるＧＣＩＮ相互の間のリン
クパス(link path)は連結されていないので、その相互
間のＩＰＣ(Inter Process Communication)は不可能で
あった。したがって、ＧＣＩＮ−ＧＣＩＮ間のハンドオ
フ(hand off)にはやむを得ずＭＳＣ−ＭＳＣ間のハード
ハンドオフパス(hard hand off path)を利用している。
そのため最小でも１００msecの呼短絡が発生するが、現
状ではこれを避ける術はない。
nication Interconnection Network)を運用するＰＣＳ
システムにおけるＭＳＣ−ＭＳＣ(Mobile Switching Ce
nter)間の経路形成について示した説明図である。既存
のＰＣＳシステムでは図１に示すように、多数のＧＣＩ
Ｎを運用するシステムにおけるＧＣＩＮ相互の間のリン
クパス(link path)は連結されていないので、その相互
間のＩＰＣ(Inter Process Communication)は不可能で
あった。したがって、ＧＣＩＮ−ＧＣＩＮ間のハンドオ
フ(hand off)にはやむを得ずＭＳＣ−ＭＳＣ間のハード
ハンドオフパス(hard hand off path)を利用している。
そのため最小でも１００msecの呼短絡が発生するが、現
状ではこれを避ける術はない。
【０００３】図１においてＧＣＩＮとＬＣＩＮ(Local C
ommunication Interconnection Network)を含むＣＩＮ
(Communication Interconnection Network)は、基地局
のＢＴＳ(Base Station Transceiver Subsystem)と基地
局制御装置のＢＳＣ(Base Station Controller)との間
のパケットデータ転送パスを提供する。つまり、ＣＩＮ
を通じてデータ及び信号がやりとりされる。
ommunication Interconnection Network)を含むＣＩＮ
(Communication Interconnection Network)は、基地局
のＢＴＳ(Base Station Transceiver Subsystem)と基地
局制御装置のＢＳＣ(Base Station Controller)との間
のパケットデータ転送パスを提供する。つまり、ＣＩＮ
を通じてデータ及び信号がやりとりされる。
【０００４】図２は、ＧＰＳＲ(Global Positioning Sy
stem Receiver)から入るＴＯＤ(Time Of Date)メッセー
ジデータを放送(broadcasting)するための構成について
示したブロック図である。既存のＣＤＭＡ(Code Divisi
on Multiple Access)システムにおいては図２に示すよ
うに、ＧＰＳＲ２−１，２−２から入ってくるＴＯＤ(T
ime Of Date)メッセージデータをＴＦＣＡ(Time and Fr
equency Controller Assembly)ボード上のＴＦＰ(Time
and Frequency Processor)４−１，４−２で受信する。
stem Receiver)から入るＴＯＤ(Time Of Date)メッセー
ジデータを放送(broadcasting)するための構成について
示したブロック図である。既存のＣＤＭＡ(Code Divisi
on Multiple Access)システムにおいては図２に示すよ
うに、ＧＰＳＲ２−１，２−２から入ってくるＴＯＤ(T
ime Of Date)メッセージデータをＴＦＣＡ(Time and Fr
equency Controller Assembly)ボード上のＴＦＰ(Time
and Frequency Processor)４−１，４−２で受信する。
【０００５】ＧＰＳＲ２−１，２−２から伝送されるＴ
ＯＤメッセージデータは、システム時間を示す情報(１
１バイト)、状態(status)とアラーム(alarm)を示す情報
(それぞれ１バイト)、リープセカンド(leap second)を
示す情報(２バイト)、メッセージの終わりを知らせる情
報(１バイト)の１６バイトで構成されるのが一般的であ
る。そのシステム時間は年、月、日、時、分、秒単位で
提供される。ＴＦＰ４−１，４−２は、受信したＴＯＤ
メッセージデータに基づいてＧＰＳＲ２−１，２−２の
アラームと状態を管理及び報告(reporting)し、また
年、月、日、分、時、秒単位のシステム時間をシステム
に用いられる時間単位である秒に計算して、ＢＴＳ１０
内の各プロセッサにＨＩＮＡ(High Capacity IPC Node
Board Assembly)を通じて放送する。
ＯＤメッセージデータは、システム時間を示す情報(１
１バイト)、状態(status)とアラーム(alarm)を示す情報
(それぞれ１バイト)、リープセカンド(leap second)を
示す情報(２バイト)、メッセージの終わりを知らせる情
報(１バイト)の１６バイトで構成されるのが一般的であ
る。そのシステム時間は年、月、日、時、分、秒単位で
提供される。ＴＦＰ４−１，４−２は、受信したＴＯＤ
メッセージデータに基づいてＧＰＳＲ２−１，２−２の
アラームと状態を管理及び報告(reporting)し、また
年、月、日、分、時、秒単位のシステム時間をシステム
に用いられる時間単位である秒に計算して、ＢＴＳ１０
内の各プロセッサにＨＩＮＡ(High Capacity IPC Node
Board Assembly)を通じて放送する。
【０００６】なお、図２のＧＰＳＲ２−１，２−２、Ｔ
ＦＰ４−１，４−２、ＢＣＰ６−１，６−２は基地局で
あるＢＴＳ１０に含まれており、そのＢＴＳ１０に連結
されたＣＣＰ(Call Control Processor)８は、各基地局
を制御する基地局制御装置であるＢＳＣに属して呼制御
を担当する。
ＦＰ４−１，４−２、ＢＣＰ６−１，６−２は基地局で
あるＢＴＳ１０に含まれており、そのＢＴＳ１０に連結
されたＣＣＰ(Call Control Processor)８は、各基地局
を制御する基地局制御装置であるＢＳＣに属して呼制御
を担当する。
【０００７】基本的なハードウエア構成が既存のＣＤＭ
Ａシステムから大きく変更されたＰＣＳシステム(図２
のＧＰＳＲ２−１，２−２の間を同期させる構成で点線
で示している)においては、ＴＯＤメッセージデータを
受け取って処理するソフトウエアも大きく変更された。
従来では、ＧＰＳＲ２−１，２−２から１ＰＰＳ(Pulse
Per Second)と１０ＭＨｚの基本クロック及びＴＯＤメ
ッセージデータをＴＦＣＡボードのＴＦＰ４−１，４−
２で受け、システムで必要とするクロックを発生させて
各ボードに供給するとともにＴＯＤメッセージデータ処
理もＴＦＣＡボードのＴＰＦ４−１，４−２で行ってい
る。
Ａシステムから大きく変更されたＰＣＳシステム(図２
のＧＰＳＲ２−１，２−２の間を同期させる構成で点線
で示している)においては、ＴＯＤメッセージデータを
受け取って処理するソフトウエアも大きく変更された。
従来では、ＧＰＳＲ２−１，２−２から１ＰＰＳ(Pulse
Per Second)と１０ＭＨｚの基本クロック及びＴＯＤメ
ッセージデータをＴＦＣＡボードのＴＦＰ４−１，４−
２で受け、システムで必要とするクロックを発生させて
各ボードに供給するとともにＴＯＤメッセージデータ処
理もＴＦＣＡボードのＴＰＦ４−１，４−２で行ってい
る。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにしてＴＯ
Ｄメッセージデータを処理する場合、ＧＰＳＲの状態や
アラームに対する詳細な内容は知らせられず、管理方法
が複雑で動作時間も長くかかり、且つＴＯＤメッセージ
データからシステム時間を算出しなければならない。ま
た、従来の技術では、ＴＦＣＡボード内のＴＦＰでＧＰ
ＳＲの状態／アラーム管理をし、関連したクロック情報
やＴＦＣＡボード自体の状態／アラーム管理などを同時
に行わなければならないので、複雑な過程が絡んでく
る。しかも、システム内で必要とするクロックの発生と
管理にＴＦＣＡボードのソフトウエアが関与するので、
効果的な管理と制御が難しい。これは、クロックの発生
と分配はＴＦＣＡボードのハードウエアで処理するのに
対し、同期をとる(初期化時)のはＴＦＣＡボード内ＴＦ
Ｐのソフトウエアで制御するからである。
Ｄメッセージデータを処理する場合、ＧＰＳＲの状態や
アラームに対する詳細な内容は知らせられず、管理方法
が複雑で動作時間も長くかかり、且つＴＯＤメッセージ
データからシステム時間を算出しなければならない。ま
た、従来の技術では、ＴＦＣＡボード内のＴＦＰでＧＰ
ＳＲの状態／アラーム管理をし、関連したクロック情報
やＴＦＣＡボード自体の状態／アラーム管理などを同時
に行わなければならないので、複雑な過程が絡んでく
る。しかも、システム内で必要とするクロックの発生と
管理にＴＦＣＡボードのソフトウエアが関与するので、
効果的な管理と制御が難しい。これは、クロックの発生
と分配はＴＦＣＡボードのハードウエアで処理するのに
対し、同期をとる(初期化時)のはＴＦＣＡボード内ＴＦ
Ｐのソフトウエアで制御するからである。
【０００９】このような課題に着目して本発明では、Ｇ
ＰＳＲ（グローバル測位システム受信機）の状態／アラ
ーム管理とシステム時間放送を高精度で正確に行う方法
及びその装置を提供する。また、基地局のメンテナンス
をより円滑にするＧＰＳＲの状態／アラーム管理とシス
テム時間放送方法及びその装置を提供する。
ＰＳＲ（グローバル測位システム受信機）の状態／アラ
ーム管理とシステム時間放送を高精度で正確に行う方法
及びその装置を提供する。また、基地局のメンテナンス
をより円滑にするＧＰＳＲの状態／アラーム管理とシス
テム時間放送方法及びその装置を提供する。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的のために本発明
は、ＧＰＳＲ（ＧＰＳ受信機）から状態／アラーム管理
及びシステム時間のメッセージデータを基地局制御プロ
セッサ（ＢＣＰ）に直接受け取り、該基地局制御プロセ
ッサにおいて前記メッセージデータ内のシステム時間情
報を分離して基地局の各プロセッサに放送するとともに
状態及びアラーム情報の変化を周期的にチェックして上
位ブロックの基地局制御装置へ報告するようにしたこと
を特徴とするＧＰＳＲの状態／アラーム管理及びシステ
ム時間放送方法を提供する。
は、ＧＰＳＲ（ＧＰＳ受信機）から状態／アラーム管理
及びシステム時間のメッセージデータを基地局制御プロ
セッサ（ＢＣＰ）に直接受け取り、該基地局制御プロセ
ッサにおいて前記メッセージデータ内のシステム時間情
報を分離して基地局の各プロセッサに放送するとともに
状態及びアラーム情報の変化を周期的にチェックして上
位ブロックの基地局制御装置へ報告するようにしたこと
を特徴とするＧＰＳＲの状態／アラーム管理及びシステ
ム時間放送方法を提供する。
【００１１】あるいは、ＧＰＳ衛星から現在時間及び位
置に対する情報を受信し、ＰＣＳ（パーソナル通信サー
ビス）システムに必要な各種クロックを発生させて基地
局の各ブロックに供給するとともに自分の状態／アラー
ム管理及びシステム時間に関するメッセージデータを出
力するＧＰＳＲと、前記メッセージデータを受信し、該
メッセージデータ内のシステム時間情報を分離して基地
局の各プロセッサに放送するとともに状態及びアラーム
情報の変化を周期的にチェックして上位ブロックのＢＳ
Ｃ（基地局制御装置）へ報告する基地局制御プロセッサ
と、から構成されることを特徴としたＧＰＳＲの状態／
アラーム管理及びシステム時間放送装置を提供する。
置に対する情報を受信し、ＰＣＳ（パーソナル通信サー
ビス）システムに必要な各種クロックを発生させて基地
局の各ブロックに供給するとともに自分の状態／アラー
ム管理及びシステム時間に関するメッセージデータを出
力するＧＰＳＲと、前記メッセージデータを受信し、該
メッセージデータ内のシステム時間情報を分離して基地
局の各プロセッサに放送するとともに状態及びアラーム
情報の変化を周期的にチェックして上位ブロックのＢＳ
Ｃ（基地局制御装置）へ報告する基地局制御プロセッサ
と、から構成されることを特徴としたＧＰＳＲの状態／
アラーム管理及びシステム時間放送装置を提供する。
【００１２】本発明では、ＴＯＤメッセージデータにＧ
ＰＳＲの状態及びアラームを詳細に表現するようにし、
ＧＰＳＲの状態とアラームの内容を詳しく知らせること
により、容易にシステム時間分離を行え、複雑な計算過
程が簡素化されて時間を短縮し、誤動作の可能性を減ら
すものである。そして、ＴＦＣＡボードをなくし、基地
局制御プロセッサのＢＣＰ(BTS Control Processor)で
直接ＧＰＳＲのメッセージデータを受け取って処理する
ことにより、中間段階を減らしている。
ＰＳＲの状態及びアラームを詳細に表現するようにし、
ＧＰＳＲの状態とアラームの内容を詳しく知らせること
により、容易にシステム時間分離を行え、複雑な計算過
程が簡素化されて時間を短縮し、誤動作の可能性を減ら
すものである。そして、ＴＦＣＡボードをなくし、基地
局制御プロセッサのＢＣＰ(BTS Control Processor)で
直接ＧＰＳＲのメッセージデータを受け取って処理する
ことにより、中間段階を減らしている。
【００１３】また本発明では、ＴＦＣＡボードで処理し
ていたクロック発生と分配をＧＰＳＲ内で処理するよう
にし、これにより二重化機能を補完している。さらに、
ＴＲＣＡボード内で状態及びアラーム処理とＴＯＤメッ
セージデータシステム時間分離及び放送とを担当してい
たソフトウエアブロックはＢＣＰ内のソフトウエアブロ
ックに移され、ＧＰＳＲ自体の状態、アラーム管理、シ
ステム時間放送だけを担当するように単純化されてい
る。
ていたクロック発生と分配をＧＰＳＲ内で処理するよう
にし、これにより二重化機能を補完している。さらに、
ＴＲＣＡボード内で状態及びアラーム処理とＴＯＤメッ
セージデータシステム時間分離及び放送とを担当してい
たソフトウエアブロックはＢＣＰ内のソフトウエアブロ
ックに移され、ＧＰＳＲ自体の状態、アラーム管理、シ
ステム時間放送だけを担当するように単純化されてい
る。
【００１４】そして本発明は、ＴＦＣＡボードをなくし
たことによりメンテナンスが容易になっており、運用時
の障害発生によるＧＰＳＲの切替時にシステムへ及ぶ影
響を大きく減らしている。
たことによりメンテナンスが容易になっており、運用時
の障害発生によるＧＰＳＲの切替時にシステムへ及ぶ影
響を大きく減らしている。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき添
付図面を参照して説明する。
付図面を参照して説明する。
【００１６】図３は、ＢＣＰがＧＰＳＲからＴＯＤメッ
セージデータを受け取ってシステム時間を放送する関係
を説明したブロック図である。ＧＰＳＲ２−１，２−２
は、ＧＰＳ衛星から現在時間と位置に対する情報を受信
してＰＣＳシステムに必要な各種クロック、１０ＭＨ
ｚ、ＰＰ２Ｓ(Pulse Per 2 Second)、１９．６６０８Ｍ
Ｈｚなどを発生させて基地局であるＢＴＳ１０の各ブロ
ックに供給する。また、図６に示すようなＴＯＤメッセ
ージデータを発生させ、ＲＳ−４２２を通じて二重化さ
れたＢＣＰ２０へ送る機能をもつ。
セージデータを受け取ってシステム時間を放送する関係
を説明したブロック図である。ＧＰＳＲ２−１，２−２
は、ＧＰＳ衛星から現在時間と位置に対する情報を受信
してＰＣＳシステムに必要な各種クロック、１０ＭＨ
ｚ、ＰＰ２Ｓ(Pulse Per 2 Second)、１９．６６０８Ｍ
Ｈｚなどを発生させて基地局であるＢＴＳ１０の各ブロ
ックに供給する。また、図６に示すようなＴＯＤメッセ
ージデータを発生させ、ＲＳ−４２２を通じて二重化さ
れたＢＣＰ２０へ送る機能をもつ。
【００１７】図６は、ＧＰＳＲ２−１，２−２からＢＣ
Ｐへ送られるＴＯＤメッセージデータのフォーマット図
である。図示のようにＴＯＤメッセージデータは、ヘッ
ダ(header)、システム時間(system time)情報、リ−プ
セカンド(leap second)情報、状態(status)情報、アラ
ーム(alarm)情報、メッセージ終了(end of message)情
報、チェックサム(check sum)を含む２０バイト(Ｄ１９
〜Ｄ０)で構成されている。Ｄ１９〜Ｄ１８の２バイト
がヘッダで、当該メッセージがＴＯＤメッセージである
ことを示す。Ｄ１７〜Ｄ７の１１バイトがシステム時間
情報で、システムが直ちに処置し得る秒単位でシステム
時間をもっている。そして、Ｄ６〜Ｄ５の２バイトがリ
ープセカンド情報、Ｄ４の１バイトが状態情報、Ｄ３の
１バイトがアラーム情報である。Ｄ２の１バイトはメッ
セージの終わりを知らせる情報であり、Ｄ１〜Ｄ０がチ
ェックサムである。
Ｐへ送られるＴＯＤメッセージデータのフォーマット図
である。図示のようにＴＯＤメッセージデータは、ヘッ
ダ(header)、システム時間(system time)情報、リ−プ
セカンド(leap second)情報、状態(status)情報、アラ
ーム(alarm)情報、メッセージ終了(end of message)情
報、チェックサム(check sum)を含む２０バイト(Ｄ１９
〜Ｄ０)で構成されている。Ｄ１９〜Ｄ１８の２バイト
がヘッダで、当該メッセージがＴＯＤメッセージである
ことを示す。Ｄ１７〜Ｄ７の１１バイトがシステム時間
情報で、システムが直ちに処置し得る秒単位でシステム
時間をもっている。そして、Ｄ６〜Ｄ５の２バイトがリ
ープセカンド情報、Ｄ４の１バイトが状態情報、Ｄ３の
１バイトがアラーム情報である。Ｄ２の１バイトはメッ
セージの終わりを知らせる情報であり、Ｄ１〜Ｄ０がチ
ェックサムである。
【００１８】状態情報の１バイトはすなわち８ビット
（Ｂ７〜Ｂ０)で、そのＢ７は応答(response)、Ｂ６は
ＴＯＤメッセージデータのシステム時間が秒単位である
か否か、Ｂ５はＧＰＳＲ２−１，２−２が動作状態であ
るか否かを示す。そして、Ｂ４はＧＰＳ衛星から受け取
ったシステム時間が２４時間以上持続されたか否か、Ｂ
３はＧＰＳＲ２−１，２−２が動作状態であるか否かを
示し、Ｂ２，Ｂ１はリープセカンドである。Ｂ０は、Ｇ
ＰＳＲ２−１，２−２が互いに同期しているか否かを示
す。
（Ｂ７〜Ｂ０)で、そのＢ７は応答(response)、Ｂ６は
ＴＯＤメッセージデータのシステム時間が秒単位である
か否か、Ｂ５はＧＰＳＲ２−１，２−２が動作状態であ
るか否かを示す。そして、Ｂ４はＧＰＳ衛星から受け取
ったシステム時間が２４時間以上持続されたか否か、Ｂ
３はＧＰＳＲ２−１，２−２が動作状態であるか否かを
示し、Ｂ２，Ｂ１はリープセカンドである。Ｂ０は、Ｇ
ＰＳＲ２−１，２−２が互いに同期しているか否かを示
す。
【００１９】アラーム情報の１バイトもすなわち８ビッ
ト（Ｂ７〜Ｂ０)で、Ｂ７はクロックが安定しているか
否かを示し、Ｂ６はＧＰＳＲ２−１，２−２の動作／待
機状態切替時にセットされる。また、Ｂ５はＧＰＳ衛星
から受け取ったシステム時間が２４時間以上持続された
ものか否か、Ｂ４は電子周波数制御の可否、Ｂ３はアン
テナフェイルの有無を示し、Ｂ２は未使用である。Ｂ１
はＧＰＳＲ２−１，２−２のフェイルの有無を示し、Ｂ
０はＧＰＳＲ２−１，２−２の実装位置を示す。
ト（Ｂ７〜Ｂ０)で、Ｂ７はクロックが安定しているか
否かを示し、Ｂ６はＧＰＳＲ２−１，２−２の動作／待
機状態切替時にセットされる。また、Ｂ５はＧＰＳ衛星
から受け取ったシステム時間が２４時間以上持続された
ものか否か、Ｂ４は電子周波数制御の可否、Ｂ３はアン
テナフェイルの有無を示し、Ｂ２は未使用である。Ｂ１
はＧＰＳＲ２−１，２−２のフェイルの有無を示し、Ｂ
０はＧＰＳＲ２−１，２−２の実装位置を示す。
【００２０】この図６のようなＴＯＤメッセージデータ
は、図５に示すようなタイミングに従い２秒ごとにＧＰ
ＳＲ２−１，２−２からＢＣＰ２０へ送られる。
は、図５に示すようなタイミングに従い２秒ごとにＧＰ
ＳＲ２−１，２−２からＢＣＰ２０へ送られる。
【００２１】ＢＣＰ２０は、ＰＣＳ移動通信システムの
基地局であるＢＴＳのメインプロセッサボードであっ
て、図６のようなフォーマットのＴＯＤメッセージデー
タをＧＰＳＲ２−１，２−２から受け取り、状態管理、
アラーム管理、報告、制御機能を行う。ＢＣＰ２０内に
は各種機能を果たす個別的ソフトウエアブロックが多数
存在し、これらがＲＭＯＳ(Real Time Multitasking Op
erating System)環境で同時にラン(run)し、それぞれの
機能を実行する。
基地局であるＢＴＳのメインプロセッサボードであっ
て、図６のようなフォーマットのＴＯＤメッセージデー
タをＧＰＳＲ２−１，２−２から受け取り、状態管理、
アラーム管理、報告、制御機能を行う。ＢＣＰ２０内に
は各種機能を果たす個別的ソフトウエアブロックが多数
存在し、これらがＲＭＯＳ(Real Time Multitasking Op
erating System)環境で同時にラン(run)し、それぞれの
機能を実行する。
【００２２】図４は、そのＢＣＰ２０を具体的に示して
いる。すなわち、ハードウエアブロックであるＳＣＣ(S
erial Communication Controller)３０、ＣＰＵ内に具
現されたソフトウエアブロックである管理及び放送制御
ブロック３２、状態及びアラーム管理ブロック３６、そ
してメモリ３４から構成される。
いる。すなわち、ハードウエアブロックであるＳＣＣ(S
erial Communication Controller)３０、ＣＰＵ内に具
現されたソフトウエアブロックである管理及び放送制御
ブロック３２、状態及びアラーム管理ブロック３６、そ
してメモリ３４から構成される。
【００２３】管理及び放送制御ブロック３２は、状態管
理タスク４０、アラーム管理タスク４２、及びシステム
時間放送タスク４４を含み、ＧＰＳＲ２−１，２−２か
ら入ってくるＴＯＤメッセージデータに対し状態／アラ
ーム管理及び報告をし、システム時間放送をする。この
管理及び放送制御ブロック３２で報告するアラーム及び
状態メッセージは、状態及びアラーム管理ブロック３６
を通じて基地局制御装置のＢＳＣに属するＣＣＰ８へ報
告される。また、管理及び放送制御ブロック３２で放送
するシステム時間メッセージは、ＢＴＳ１０内のすべて
のプロセッサ２２、つまりプロセッサ２２1〜２２N（図
３）に伝達される。したがって、現在時間関連情報の必
要なＢＴＳ１０内のプロセッサはいずれもこのデータを
受け取ることかできる。
理タスク４０、アラーム管理タスク４２、及びシステム
時間放送タスク４４を含み、ＧＰＳＲ２−１，２−２か
ら入ってくるＴＯＤメッセージデータに対し状態／アラ
ーム管理及び報告をし、システム時間放送をする。この
管理及び放送制御ブロック３２で報告するアラーム及び
状態メッセージは、状態及びアラーム管理ブロック３６
を通じて基地局制御装置のＢＳＣに属するＣＣＰ８へ報
告される。また、管理及び放送制御ブロック３２で放送
するシステム時間メッセージは、ＢＴＳ１０内のすべて
のプロセッサ２２、つまりプロセッサ２２1〜２２N（図
３）に伝達される。したがって、現在時間関連情報の必
要なＢＴＳ１０内のプロセッサはいずれもこのデータを
受け取ることかできる。
【００２４】以下、ＧＰＳＲ２−１，２−２から図６の
ようなＴＯＤメッセージデータが伝送されるときのＢＣ
Ｐ２０における動作を図７を参照して詳細に説明する。
ようなＴＯＤメッセージデータが伝送されるときのＢＣ
Ｐ２０における動作を図７を参照して詳細に説明する。
【００２５】ＢＣＰ２０内の管理及び放送制御ブロック
３２がランすると、図７の１００段階でまず、ＳＣＣ３
０が初期化される。そしてこれ以後の管理及び放送制御
ブロック３２は、２秒ごとにＧＰＳＲ２−１，２−２か
ら入ってくるＴＯＤメッセージデータをＳＣＣ３０を通
じて受信し処理する。すなわち、まず管理及び放送制御
ブロック３２は、１０２段階でＴＯＤメッセージデータ
の受信をチェックし、受信すると１０４段階へ進みＴＯ
Ｄメッセージデータをメモリ３４に貯蔵する。次いで１
０６段階で、ＴＯＤメッセージデータが正しいものかど
うかをＴＯＤメッセージデータのヘッダ情報Ｄ１９〜Ｄ
１８を参照して確認し、正しければ１０８段階へ進んで
ＴＯＤメッセージからシステム時間情報を分離し、ＨＩ
ＮＡを通じてＢＴＳ１０内各プロセッサに放送する。
３２がランすると、図７の１００段階でまず、ＳＣＣ３
０が初期化される。そしてこれ以後の管理及び放送制御
ブロック３２は、２秒ごとにＧＰＳＲ２−１，２−２か
ら入ってくるＴＯＤメッセージデータをＳＣＣ３０を通
じて受信し処理する。すなわち、まず管理及び放送制御
ブロック３２は、１０２段階でＴＯＤメッセージデータ
の受信をチェックし、受信すると１０４段階へ進みＴＯ
Ｄメッセージデータをメモリ３４に貯蔵する。次いで１
０６段階で、ＴＯＤメッセージデータが正しいものかど
うかをＴＯＤメッセージデータのヘッダ情報Ｄ１９〜Ｄ
１８を参照して確認し、正しければ１０８段階へ進んで
ＴＯＤメッセージからシステム時間情報を分離し、ＨＩ
ＮＡを通じてＢＴＳ１０内各プロセッサに放送する。
【００２６】図４の状態管理タスク４０、アラーム管理
タスク４２は周期的に動作するが、これはＲＭＯＳで支
援する。その状態管理タスク４０とアラーム管理タスク
４２の周期的な動作によって管理及び放送制御部３２
は、１１０段階へ進行し、受信されたＴＯＤメッセージ
データの状態情報及びアラーム情報に変化が発生したか
把握し、変化が発生したときに１１２段階へ進行する。
１１２段階では、ＧＰＳＲ２−１，２−２の状態及びア
ラーム情報をアップデートし、変化発生状態を状態及び
アラーム管理ブロック３６を通じてＣＣＰ８に報告す
る。
タスク４２は周期的に動作するが、これはＲＭＯＳで支
援する。その状態管理タスク４０とアラーム管理タスク
４２の周期的な動作によって管理及び放送制御部３２
は、１１０段階へ進行し、受信されたＴＯＤメッセージ
データの状態情報及びアラーム情報に変化が発生したか
把握し、変化が発生したときに１１２段階へ進行する。
１１２段階では、ＧＰＳＲ２−１，２−２の状態及びア
ラーム情報をアップデートし、変化発生状態を状態及び
アラーム管理ブロック３６を通じてＣＣＰ８に報告す
る。
【００２７】図７のフローチャートにおいては、システ
ム時間放送は時間関係が重要なのでＧＰＳＲからインタ
ラプトで受け取るとすぐ放送処理し、状態とアラームに
対する管理はインタラプト時に処理せずに周期的に点検
して処理している。
ム時間放送は時間関係が重要なのでＧＰＳＲからインタ
ラプトで受け取るとすぐ放送処理し、状態とアラームに
対する管理はインタラプト時に処理せずに周期的に点検
して処理している。
【００２８】
【発明の効果】本発明によれば、ＢＴＳ内の安定したク
ロックの供給と正確なシステム時間の供給によって基地
局システムを円滑に動作させることができる。また、Ｇ
ＰＳＲの状態とアラームが詳細且つ正確に報告されるこ
とにより、基地局のメンテナンスが容易である。さらに
本発明によれば、ＴＦＰボードをなくすことができるの
で、性能改善と経済性向上に寄与する。加えて本発明に
よれば、システム運用時に発生し得る障害を減らし、た
とえ障害が発生しても復旧時間を短縮させられるように
なる。
ロックの供給と正確なシステム時間の供給によって基地
局システムを円滑に動作させることができる。また、Ｇ
ＰＳＲの状態とアラームが詳細且つ正確に報告されるこ
とにより、基地局のメンテナンスが容易である。さらに
本発明によれば、ＴＦＰボードをなくすことができるの
で、性能改善と経済性向上に寄与する。加えて本発明に
よれば、システム運用時に発生し得る障害を減らし、た
とえ障害が発生しても復旧時間を短縮させられるように
なる。
【図１】多数のＧＣＩＮを運用するＰＣＳシステムにお
けるＭＳＣ−ＭＳＣ間の経路形成についての説明図。
けるＭＳＣ−ＭＳＣ間の経路形成についての説明図。
【図２】ＧＰＳＲから入ってくるＴＯＤメッセージデー
タを放送する従来技術のブロック図。
タを放送する従来技術のブロック図。
【図３】本発明に係るＢＣＰがＧＰＳＲからＴＯＤメッ
セージデータを受けてシステム時間を放送する関係を説
明したブロック図。
セージデータを受けてシステム時間を放送する関係を説
明したブロック図。
【図４】ＢＣＰの具体的構成のブロック図。
【図５】ＧＰＳＲからＢＣＰへ送られるＴＯＤメッセー
ジデータのタイミング図。
ジデータのタイミング図。
【図６】ＴＯＤメッセージデータのフォーマット図。
【図７】ＢＣＰにおける動作を説明したフローチャー
ト。
ト。
２−１，２−２ ＧＰＳＲ（ＧＰＳ受信機） １０ ＢＴＳ（基地局） ２０ ＢＣＰ（基地局制御プロセッサ）
Claims (5)
- 【請求項１】 ＧＰＳ受信機から状態／アラーム管理及
びシステム時間のメッセージデータを基地局制御プロセ
ッサに直接受け取り、該基地局制御プロセッサにおいて
前記メッセージデータ内のシステム時間情報を分離して
基地局の各プロセッサに放送するとともに状態及びアラ
ーム情報の変化を周期的にチェックして上位ブロックの
基地局制御装置へ報告するようにしたことを特徴とする
ＧＰＳ受信機の状態／アラーム管理及びシステム時間放
送方法。 - 【請求項２】 状態／アラーム管理及びシステム時間の
メッセージデータ内のシステム時間は秒単位である請求
項１記載のＧＰＳ受信機の状態／アラーム管理及びシス
テム時間放送方法。 - 【請求項３】 基地局制御プロセッサを二重化してある
請求項１又は請求項２記載のＧＰＳ受信機の状態／アラ
ーム管理及びシステム時間放送方法。 - 【請求項４】 ＧＰＳ衛星から現在時間及び位置に対す
る情報を受信し、ＰＣＳシステムに必要な各種クロック
を発生させて基地局の各ブロックに供給するとともに自
分の状態／アラーム管理及びシステム時間に関するメッ
セージデータを出力するＧＰＳ受信機と、前記メッセー
ジデータを受信し、該メッセージデータ内のシステム時
間情報を分離して基地局の各プロセッサに放送するとと
もに状態及びアラーム情報の変化を周期的にチェックし
て上位ブロックの基地局制御装置へ報告する基地局制御
プロセッサと、から構成されることを特徴とするＧＰＳ
受信機の状態／アラーム管理及びシステム時間放送装
置。 - 【請求項５】 ＧＰＳ受信機は、２秒周期で状態／アラ
ーム管理及びシステム時間に関するメッセージデータを
出力する請求項４記載のＧＰＳ受信機の状態／アラーム
管理及びシステム時間放送装置。
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| KR1997P1238 | 1997-01-17 |
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|---|---|
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| JP2914941B2 JP2914941B2 (ja) | 1999-07-05 |
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Family Applications (1)
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| KR (1) | KR100206310B1 (ja) |
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| CN103686619B (zh) * | 2012-09-17 | 2017-02-01 | 华为技术有限公司 | 一种集群业务快速建立方法及相关设备、系统 |
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| JPH0738606B2 (ja) * | 1992-10-30 | 1995-04-26 | 日本電気株式会社 | 衛星通信方式 |
| US5398263A (en) * | 1993-01-14 | 1995-03-14 | Motorola, Inc. | Autonomous pulse train timing controls for time-mark alignment |
| US5510797A (en) * | 1993-04-15 | 1996-04-23 | Trimble Navigation Limited | Provision of SPS timing signals |
| US5440313A (en) * | 1993-05-27 | 1995-08-08 | Stellar Gps Corporation | GPS synchronized frequency/time source |
| DE69431984T2 (de) * | 1993-07-12 | 2003-08-28 | Nippon Telegraph & Telephone | Phasensynchronisationssystem für ortsvermittlungen |
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| US5525999A (en) * | 1994-11-28 | 1996-06-11 | Motorola, Inc. | Multi-receiver master control station for differential GPS and method |
| JPH08251094A (ja) * | 1995-03-15 | 1996-09-27 | Hitachi Ltd | 衛星通信システム及び方法 |
| US5508708A (en) * | 1995-05-08 | 1996-04-16 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for location finding in a CDMA system |
| US5732076A (en) * | 1995-10-26 | 1998-03-24 | Omnipoint Corporation | Coexisting communication systems |
| US5786773A (en) * | 1996-10-02 | 1998-07-28 | The Boeing Company | Local-area augmentation system for satellite navigation precision-approach system |
-
1997
- 1997-01-17 KR KR1019970001238A patent/KR100206310B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1997-10-10 DE DE19744835A patent/DE19744835C2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-10-23 GB GB9722341A patent/GB2321367B/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-10-23 CN CN97121216A patent/CN1097364C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1997-10-24 FR FR9713357A patent/FR2758680B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1997-10-24 US US08/957,114 patent/US5973640A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-10-24 RU RU97117440A patent/RU2145773C1/ru active
-
1998
- 1998-01-19 JP JP711198A patent/JP2914941B2/ja not_active Expired - Fee Related
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